TOP PAGEへ

プロローグ

 第3次スーパーロボット大戦
より3ヶ月後・・・
相次ぐ戦乱により、地球経済は
深刻な打撃を被っていた。
 凶悪化するテロ行為に手を焼
いた連邦政府は、ひとつの決断
を示した。
それは、地球至上主義であり、
宇宙移民者の切り捨てである。
 地球圏の安全を確保するため
という名目で、ジャミトフ准将
は秘密警察ともいうべき特殊部
隊「ティターンズ」を結成、テ
ロ、ゲリラなどのLIC(LOW
INTENSICY CONFLIOT)鎮圧に
功績をあげ中将に昇進、連邦軍
内での足場を着々と固めていっ
た。
 元DCのメンバーで構成され
たティターンズは、ロンド=ベ
ルに代わり、連邦軍の中で重要
な位置を占めるにいたった。

 そうした流れの中で、連邦軍
特別外部部隊ロンド=ベルは、
「ラ・ギアス事件」での一ヶ月
におよぶ長期不在を理由に、そ
の権利を奪われ、規模を縮小さ
れた。
 コーウェン中将の後押しによ
り、何とか完全な解散だけは免
れたものの、ロンド=ベルには
かつての様な戦力はもう残って
いない。

 また、地球連邦の宇宙に対す
る監視が遠のいた事により、D
C残党であるハマーンは、ドズ
ル=ザビの忘れ形見ミネバを旗
頭に、資源採掘用であった小惑
星、アクシズにおいてノイエD
Cの結成準備を着々と進めてい
た。
 従来のDCとは異なり、あく
まで独裁による地球圏の経済救
済を旗印にするノイエDCは、
連邦の政策に不満を持っていた
宇宙移民者の協力を得、かつて
のDCに近い力を持つほどにい
たった。

 宇宙での活動力をノイエDC
に奪われたとはいえ、DCは短
期間に驚くべき復興を遂げてい
た。
 その裏には、新しい総帥代理
となったドン・ザウサーとコロ
スの影があった。火星を本拠に
置くドン・ザウサーは、驚異的
な新技術と豊富な資金を元に再
びDCを強大な組織へと復興さ
せた。
 DCの三度の復活である。

 一方、追い出される形で連邦
を離れたクワトロ=バジーナ大
尉は、サイド1ロンデニオンに
おいて、何者かの資金援助によ
り反地球連邦組織「エゥーゴ」
を結成、そこを拠点とし、連邦
政府に対して反旗を翻した。


● リアル系主人公 → No1A「接触」 へ進む

  スーパー系主人公 → No1B「接触」 へ進む


◆ 「第4次スーパーロボット大戦S」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。