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No.37
ゲストとインスペクター

【シナリオデモ開始】
カミーユ「何事もなく宇宙に出られて、よかったですね」
万丈「ああ、敵の目はすべて、ブライト艦長の方に向いていたようだからね。こっちはそのすきに、さっさとシャトルの準備ができたわけだ」
ショウ「で、これからどこへ向かうんです?」
万丈「サイド1のコロニー、ロンデニオンだ。エゥーゴの本拠地で補給を受け、戦力を整える」
ナナ「ブライト艦長から通信です」
万丈「お、どうやらティターンズとの一戦、カタがついたようだな」
ブライト「こちらは何とかカタがついたよ。ティターンズとドレイク軍は壊滅した。ジャミトフもハマーンの手の者に暗殺された」
万丈「暗殺? ・・・あまり気持ちのいい方法じゃないな、ハマーンめ」
ブライト「とは言っても、おかげでジャミトフを取り逃がさずにすんだのだから、助かった事にはなるが」
万丈「確かに。我々はこれから、サイド1、ロンデニオンに向かうつもりだ。ついたら、こちらからまた連絡しよう。では、そちらも気をつけて」「ハマーン=カーンか・・・いつかは戦わねばならない相手だろうな・・・」
〔カーソル、ロンデニオン方面へ移動〕
ナナ「前方で戦闘が発生している模様です!」
万丈「誰と誰が戦ってるって?」
ナナ「わかんない・・・じゃなかった。わかりません」
甲児「どうしたんだ、一体?」
万丈「とにかく、行って見よう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ゲストとインスペクター」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

ハマーン「く・・・まさか、これほどの力を持っているとは・・・」
ガトー「我々では、歯が立たぬというのか!?」
デラーズ「・・・ハマーン殿、ガトー、二人はミネバ様をお連れして、ここから脱出されよ! ここは、私が引き止めてみせる!」
ハマーン「デラーズ・・・すまぬ」
〔第3軍ユニット離脱〕
ガトー「閣下、私しも残ります」
デラーズ「ガトーよ、お前には、私の意志を継いでもらわねばならん。ここは退くのだ」
ガトー「・・・」
デラーズ「ガトー、ハマーンには気を許すなよ。あれは、恐ろしい女だ。もし、ミネバ様の名を借り、自らが独裁を行うようなら・・・斬れ」「そのためにも、お前には生きてもらわねばならんのだ。より良き、未来のためにも・・・私のしかばねを乗り越えて行け!」
ガトー「・・・は、閣下・・・」
〔第3軍ユニット離脱〕
ゼブ「へえ、逃ーげていった。ま、いーか。これでノイエDCの部隊は、ほーぼ壊滅したってわけだし、オレの首もなーんとかつながったわけだ」「のーこるは一機だけ・・・ありゃ? なーんかへんだぞ」
デラーズ「行くぞ!」
〔デラーズ、敵の中心へ移動〕
ゼブ「わっ!? 突っこんで来た!?」
デラーズ「地獄で会おうぞ、ガトーよ! うおおおっ!!」
〔デラーズ、精神コマンド「自爆」使用〕
〔敵ユニット撃破〕

ゼブ「な、なーんて、ムチャしやがる・・・まったく、とんでもなーいね、地球人てのは」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
万丈「相手はゲストか!」
シーブック「しかし、一体誰が戦ってたんだろう?」
さやか「あの破片の紋章は、ノイエDCのものよ」
万丈「どうやら、ノイエDCがゲストと戦って、敗れたようだな・・・」
ゼブ「あーらら、ロンド=ベルか・・・こいつはヤバイね、どうも。あーいつらは苦手だよ」
<戦闘開始>

<2EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
※※まだゼブ健在の場合、セリフ追加※※
ゼブ「まーあ、こーんな事もあろうかと思って、ふーく兵を用意しといたんだけどね」


<3PP>
〔第3軍ユニット出現〕
※※既にゼブ撃破の場合のセリフ※※
メキボス「なんだ、ゼブめ、もうやられているのか、あっけない・・・しかし、これはどうしたものかな・・・司令官がおらねば、バイオロイドどもの命令は変更できんし・・・」「ロンド=ベル、聞こえるか? 久しぶりだな。オレだ、メキボスだ」
万丈「メキボスだと!? まさか!? 生きていたのか!?」
メキボス「ああ、おかげ様でこのとおりさ」
カミーユ「どういう事だ?メキボスと言えば、第3次大戦の時の、インスペクターの司令官だ・・・それがなぜこんなところに・・・」
メキボス「オレは、上の方の命令で、この戦いを止めに来たんだが・・・ゼブがやられているとなると、オレにもどうする事もできんな」「しかたがない、こいつらはお前達で何とかしろ。オレは、ゼゼーナンに直接かけあってくる」
待て、まだ話は終わっていない!」
メキボス「あとでゆっくり話してやるさ。じゃあな」
※※まだゼブ健在の場合のセリフ※※
メキボス「そこまでだ。双方とも、軍をひけ!」
ゼブ「おんや、なーつかしや、メキちゃんじゃないの」
メキボス「その呼び方はよせ、ゼブリース=フルシュワ」
ゼブ「なーんだよ、昔みたいに、『ゼブちゃん』って呼んでくーれてもいーじゃないか」
万丈「メキボスだと!? まさか!? 生きていたのか!?」
万丈「メキボスだと!? まさか!? 生きていたのか!?」
メキボス「久しぶりだな、ロンド=ベル」
カミーユ「一体・・・どういう事だ? メキボスと言えば、インスペクターの・・・それが、何でゲストと知り合いなんだ・・・」
メキボス「くわしい話は後にして、まずは、軍を引け、ゼブ。これは、枢密院からの命令だ」
ゼブ「枢密院かーら!? 直接か? ゼゼーナン卿には、そーの事を伝えたのか?」
メキボス「いや、それはまだだ」
ゼブ「なら、わーるいが軍はひーけないね。オーレの直接の上司は、ゼゼーナン卿だ。ゼゼーナン卿の命令以外は聞ーけんよ。まーずはゼゼーナン卿に、話を通すんだな」
メキボス「・・・相変わらず、妙なところで律儀なヤツ・・・まあいい、確かにお前の言う事の方が、筋は通っている。まずは、ゼゼーナンに当たるか・・・」
ゼブ「はいよ、いーってらっしゃい。そーのスキに、オレはこいつらと、けーっちゃくをつけといてやるよ」
メキボス「・・・ゼブ、お前は戦いはきらいじゃなかったのか?」
ゼブ「いーまでもそうさ。けど、こーれは仕事。個人的感情はナシね。さーっさと行きな、メキちゃん」
メキボス「・・・わかった。ロンド=ベル、うまく生き延びる事ができたなら、また会おう」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔第3軍ユニット出現〕

<3EP・中立増援1出現>
カミーユ「何だ!? フォウ!? ・・・いや・・・ロザミアか!?」
〔第3軍ユニット出現〕
ジャマイカン「ラサで戦った部隊とは別部隊のようだが、間違いなくロンド=ベル! ジャミトフ閣下の無念、ここではらさせてもらう!」
※※まだゼブ健在の場合、セリフ追加※※
ゼブ「ティターンズ!? おんやあ、ティターンズは壊滅しーたはずじゃなかったっけ?」

ジェリド「どうする、ジャマイカン艦長。ゲストのやつらもいるぜ」
ジャマイカン「やつらにはかまうな! ロンド=ベルだけ狙えばいい!」
ジェリド「了解!」
ジャマイカン「ロザミアのサイコガンダムmkIIを出せ!」
ティターンズ「は、しかし、まだ最終調整が・・・」
ジャマイカン「かまわん! これが最後のチャンスなのだ! 戦力の出しおしみはできん!」
ティターンズ「はっ!」
〔第3軍ユニット出現〕
ロザミア「ロンド=ベル・・・空を落とす、悪いやつ・・・」
カミーユ「ロザミー!?」
ジャマイカン「ゲーツ=キャパ、ロザミアのコントロール、しっかりやって見せろ」
ゲーツ「はっ」
ゼブ「ふーん、こっちには手ー出しして来ないみたいだな。なら、こっちから仕ー掛ける事もないか」
ジェリド「ようやく出会えたな、カミーユ!!」
カミーユ「ジェリド=メサ!?」
ジェリド「ティターンズは壊滅しちまったが、まだ貴様との決着はついていないっ!!」

<カミーユがロザミアを説得>
カミーユ「ロザミー、ロザミーだろ!? やめるんだ!」
ロザミア「うるさいっ!! う・・・ううっ!!」
カミーユ「ロザミー、お兄ちゃんだ! わかるだろ!?」
※※既にゲーツ撃破の場合のセリフ※※
ロザミー「お兄・・・ちゃん? カミーユお兄ちゃん!!」
カミーユ「そのモビルアーマーから出るんだ!」
ロザミー「どうして?」
カミーユ「それが、君に悪い夢を見せている! そんなのに乗ってちゃいけない!」
ロザミー「うん、わかった。お兄ちゃんがそういうなら、乗らない」
カミーユ「さあ、こっちへ」
ロザミー「うん」
〔敵ユニット離脱〕
※※まだゲーツ健在の場合のセリフ※※
ゲーツ「だまされるな、ロザミア=バダム! そいつは敵だ!」
ロザミア「敵? ・・・敵!? カミーユ=ビダンは憎むべき敵!」
カミーユ「ロザミー!!」
ロザミア「私は、ロザミア=バダムだ!」


<ジェリド撃破>
ジェリド「なんだと?!」

<マウアー撃破>
マウアー「しまった! 脱出します!」

<ロザミア撃破>
ロザミア「きゃああああっ!! お、お兄ちゃん!?」

<ジャマイカン撃破>
ジャマイカン「おのれっ!! おぼえておれよ!」

<ゼブ撃破>
ゼブ「いやあ、さーすが、さすが。強いねこりゃ、どうも。出ーなおしてくるぜ」

<敵全滅・勝利条件達成>
〔第3軍ユニット出現〕
メキボス「ほう、うまいタイミングでもどって来れたものだ。ちょうど終わったところだったようだな」
万丈「メキボスか! お前には聞きたい事が山ほどある」
メキボス「まあ、そうあせるなって。ゆっくり話してやるからよ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

メキボス「さて、何から話したものか・・・」
万丈「大体、お前が生きているって事自体が不思議だ。お前は、ウェンドロと戦って倒れたと思っていたぞ」
メキボス「ああ、ひん死の重傷だったがね。おかげで、両足、右腕、左目はサイバネティクスさ」
万丈「へえ、費用は600万ドルってとこかい、スティーブ=オースティン大佐? それとも、ジェミー=ソマーズかな?」
ミオ「おい、スティーブ!! コショウくらい、ちゃんと用意しとけよ」
メキボス「? 何の話だ?」
ミオ「だから、世界の○理ショーでしょ?」
マサキ「・・・お前、どっからそんなネタ、仕入れて来るんだ?」
メキボス「・・・先を続けてもいいか?」
マサキ「あ、わりい、わりい。気にせず続けてくれ」
メキボス「何とか息をふきかえしたオレは、枢密院直属の特使になった。『ゾヴォーク』の監視役もかねて」
万丈「なんだ? その・・・『ゾヴォーク』っていうのは?」
メキボス「お前達の戦っていた相手の事だよ。ゼゼーナンとか、ゼブリーズとか。お前達は、あいつらの事を、なんて呼んでいるんだ?」
万丈「『ゲスト』だ。ついでにいうなら、お前達の事は『インスペクター』と呼んでいる」
メキボス「『お客さん』に『監査官』? どうも、翻訳機の調子が良くないのか?」
万丈「いや、それでいい。そいつは、固有名詞として登録しておけ。意味は、そのままだ」
メキボス「ふうん、変なネーミングセンスだな。まあいい。お前達は誤解しているようだが、実はゲストとインスペクターは、同じ政治組織に属している」「平たくいやあ、同じ国だな。星系が違うからそう、しょっちゅう交渉があるわけでもないが、元は同じ星から移住した人種だよ」
万丈「なんと・・・」
ギャリソン「なるほど、それでなっとくがいきますな。今回のゲストのやり方は、確かにインスペクターと、良く似ておりましたからな」
ハヤト「確かに。地球の軍事技術を、利用しようとしていたってのは、以前、ウェンドロが言っていた事だったな」
メキボス「ああ、何度もくりかえす様だが、軍事利用の才能と、闘争本能にかけては、地球人てのは異常に発達してるんだよ」「で、ゲストとインスペクターの双方を統括する、最高意志決定機関が、枢密院だ。オレは、以前の経験を買われて、そこの特使になったのさ」「だが、ゲストとインスペクターは、おたがいの距離が離れているせいか、どうも、最近うまくかみ合っていない」「オレが昔、ウェンドロの指令で地球にちょっかい出したのも、そのせいさ。ゲストに対して、有利に立つために、地球を利用しようとした」
マサキ「ちょっと待て。先に地球に手を出したのは、ゲストの方だろ?」
メキボス「『グランゾン事件』の事か? よく知ってるな。確かに、あれがひとつのきっかけだった。ゲストに先をこされてたってのは、痛かったからな」「しかし、結局あの『第3次大戦』は、インスペクター側の、全面撤退となった。ところが、それを見て、ゲスト側の急進派・・・」「つまり、ゼゼーナンのヤツだな。あいつが、それにつけこんで、また地球にたいして、ちょっかいをかけて来たってわけだ。わかったか?」
マサキ「よーするに、てめえらのごたごたに、地球がまきこまれてるって事か!?」
メキボス「まあ、そういう事だ」
リョウ「ゲストとインスペクターは、どうして同じ異星人同士で、争ったりすんだ?」
メキボス「・・・本気で、それ、言ってるのか? だとしたらおめでたいとしか言い様がないぜ。あんたら地球人だって、連邦やら、DCやらに別れて戦ってるじゃないか」
リョウ「あ・・・」
メキボス「生物が3体集まりゃ、派閥はできる。それが生きてるって事だからな。だが、ゼゼーナンのやり方は、ムチャなのさ」「ゲストの本国でも、ヤツにたいする批判は多い。大体、あいつは偏見のかたまりだからな。で、枢密院としては、あいつをほうっておくわけには、いかなくなった」「地球と、これ以上争っても、無意味だからな。ゼゼーナンを止めるために、枢密院は停戦命令を出した。で、オレはそれを伝えにきたわけなんだが・・・」「だめだった。とりつく島もない。あいつは、DCと手を組んで、力を手に入れたおかげで、恐いもの知らずになってやがる」「本国から離れてるってのも、ひとつの原因だな。あいつを止めるには、実力行使しかない」
マサキ「なんでえ、つまり、てめえは、何の役にも立ってねえわけじゃねえか」
メキボス「まあ、そういわれてもしかたないな」
万丈「結局、あのゼゼーナンとは、決着をつけねばならんという事か・・・」
メキボス「ま、オレも少しは力を貸すぜ。条約違反になるから、直接戦闘はできないが、情報なら、いくらでも提供する」「一応、特使としての責任てものがあるからな」
万丈「なら、教えてくれ。ゲストの本拠地はどこだ?」
メキボス「お前達も、いいかげん見当がついてるんじゃないのか? 火星だよ。ゼゼーナンは火星で、コロス、ドン・ザウサーと共にいる」
万丈「やはりな・・・地球圏にいる気配はなかったからな」
メキボス「ただし、オレ達の時と違って、ゼゼーナンのヤツはすでにいくつか、地球の軍事技術を利用している」「オレの使ってるライグ=ゲイオスも、もとはと言えば、あいつらのものだ。戦力はでかいぞ」
マサキ「なーに、だいじょうぶ。あいつら、戦力の逐次投入なんていう、大ポカをやってるからな。こっちはひとつずつつぶしていきゃあいいのさ」
メキボス「ふ、そう言えば、以前の戦いでは、オレ達はそれでやられたんだったな・・・」
万丈「それにしても、事態は深刻だな・・・あとで、ブライト艦長にも相談しておかないと」 

≪ロザミアが仲間にいる≫
ロザミー「あ、お兄ちゃん!」
カミーユ「わっ!? ロ、ロザミー・・・あ、あのさ、上着くらい着ておいてもらえないかな」
ロザミー「どうして?」
カミーユ「いいから、着るの! ハサン先生、どうですか、ロザミーの検査の結果は?」
ハサン「間違いないな。記憶を操作されている。しかし、今の所、それによる弊害の心配は、もうなさそうだ」
カミーユ「そうですか、よかった」
ハサン「それと、認識票でわかったんだが、彼女の本名はロザミア=バダム。君より年上だよ」
カミーユ「そうでしょうね」
ロザミー「何話してんの、お兄ちゃん?」
カミーユ「いや、大した事じゃないよ。それよりロザミー、君はモビルスーツの操縦、できるよな?」
ロザミー「ええ、得意なんだから」
ハサン「まさかカミーユ、彼女にパイロットをやらせるつもりかね?」
はい
いいえ

≪「はい」を選択≫

カミーユ「ええ、今は少しでも戦力が必要なんです」
ハサン「しかし・・・」
ロザミー「だいじょうぶよ、あたし、うまいんだから」

≪「いいえ」を選択≫
カミーユ「まさか。ただ、いざという時のために聞いただけですよ」
ハサン「それならいいが・・・」
【シナリオエンドデモ終了】


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