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No.10
哀・戦士たち

【シナリオデモ開始】
〔通信のコール音〕
※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
ルー「艦長、イゴール将軍から通信が入っています」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
ビューティ「艦長、ライフのイゴール将軍から通信よ」

ブライト「イゴール将軍から? まわしてくれ」
※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
イゴール「おお、ブライト中佐。そちらもなかなか、大変なようだな」
ブライト「はい。連中の策略に、はまってしまいました」
イゴール「その件の影響については我々の方で多少押さえてはいるがな」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
イゴール「おお、中佐。万丈くんもいるのか」
万丈「ごぶさたしております、将軍」

イゴール「カラバも苦労しているようだな」
ブライト「それで、どのようなご用件です?」
イゴール「うむ。実はカンザスシティで武装市民が占領軍に反発して一斉蜂起したのだ。しかし占領軍の鎮圧部隊によって、街が攻撃を受けているらしい そこで、君たちに市民の救援に向かってほしいのだ」
クワトロ「しかし、我々も補給をしませんと」
イゴール「わかっている。すでにカラバとも連絡をとって手配してある 補充の人員もまわしてある。もうじき、そちらに合流できるはずだ」
※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
ブライト「わかりました。では我々は補給物資を受け取ったのちカンザスシティに向かいます」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
万丈「蜂起した市民が攻撃されているとあれば放ってはおけないな わかりました。我々はカンザスシティに向かいましょう」

イゴール「頼んだぞ」

≪リアル系主人公≫
カミーユ「アムロさん、もうすぐ補給部隊と合流だそうですよ」
アムロ「……わかっている。あとで行く」「……シャアもブライトも、俺にあてつけているんだ ガンダムを若い奴に使わせて……」

沙羅「もと地球連邦軍第13特殊機甲部隊所属、結城沙羅、司馬亮、式部雅人、着任いたしました」
ブライト「ご苦労。まさか獣戦機隊が無事だったとはな。よく来てくれた」
沙羅「イゴール将軍の指示で、一旦解散して身を隠してましたから」
ブライト「そうか……獣戦機隊は4名ではなかったか? 1人たりないようだが」
雅人「忍は見つからないんですよね、どっかいっちゃったまま 沙羅が寂しがっちゃって大変なんですから」
沙羅「うっさいんだよ、雅人。居場所は大体見当ついてんだ 首に縄つけてでも、ひっぱってきてやるさ」
亮「まったくあのバカはな。獣戦機隊も4機そろわなけりゃ、さまにならん」
ブライト「……そうか。それで、補給物資の方はどうなっている?」
雅人「それなら、カラバのベルトーチカっていう美人さんがやってくれてますよ」
沙羅「あんた、相変わらずそればっかりだね」
雅人「人生楽しく生きなきゃ ここは美人が多くて、やりがいがありそうだよ」

〔歩く足音〕
〔扉の開閉音〕
〔扉の開閉音〕

ベルトーチカ「艦長、搬入した物資のチェック終了しました」
ブライト「ああ、ご苦労さま。少し休んでくれ アムロも来たな、紹介しよう」
ベルトーチカ「カラバのベルトーチカ・イルマです」
アムロ「よろしく。アムロ・レイです」
ベルトーチカ「アムロ……あなたが。あら? この香り……ヘレンヘレンでしょ」
アムロ「え?」
ベルトーチカ「あたしの好きなセッケン」
アムロ(……なんでアウドムラにヘレンヘレンがあるんだ?)
ブライト(俺は知らんよ)
ベルトーチカ「……あなたがアムロ・レイ? ふぅん、ニュータイプっていっても普通の人ね」
アムロ「すいませんね」
ベルトーチカ「あたしね、アムロ・レイってもっと好戦的なタイプと思っていたの 安心したわ。あたし、ライフとかカラバが帝国と同じように ううん、スペシャルズみたいに、大義名分を隠れみのに平気で同じ地球人を殺すような集団だったらどうしようって怖かったの」
アムロ「それなのに、カラバに?」
ベルトーチカ「町はゲリラ狩りで焼かれてしまったし占領軍も嫌いだったから」
〔扉の開閉音〕
クワトロ「艦長、時間が押している。作業を急がせてくるが」
ブライト「ああ、頼む」
〔扉の開閉音〕
ベルトーチカ「あの人、誰?」
アムロ「解放戦線の、クワトロ大尉だよ」
ベルトーチカ「……恐い感じの人ね。あの人には、平和なインテリジェンスを感じないわ」
アムロ「クワトロ大尉はそんな人じゃない。本質的にはやさしい人だ」
〔歩く足音〕
〔扉の開閉音〕
〔扉の開閉音〕

ベルトーチカ「……あたし、何か悪いこといいました?」
ブライト「いや、気にすることはない」
ベルトーチカ「……ウソよ」

レイン「バランサー、パワーバランスシステム……OK。オープンゲージ……誤差ゼロコンマ+2。変形システム……正常。よしっと」
アストナージ「すまない、それが終わったらこっちも見てやってくれないか」
レイン「はい、構いませんよ。ちょっと待ってください」
アストナージ「助かるよ。なにしろ人手不足でね」
〔カーソル、南東へ移動〕
ブライト「そろそろだな。総員、第一戦闘配備のまま待機!」
※※スーパー系主人公でエマを説得した場合、セリフ追加※※
クワトロ「万丈くん、エマ特尉の保護観察をとくが、いいか」
万丈「いいでしょう。彼女なら大丈夫」

【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「哀・戦士たち」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔マラサイ隊、町へ移動〕
〔町に爆発
〔第3軍ユニット出現〕
〔ヒイロ、町へ移動〕
〔ヒイロ、変形〕

ヒイロ「……みじめな仕事だ……くそっ」
〔マラサイにダメージ〕
〔マラサイ、ヒイロへ隣接〕
〔マラサイにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕

ヒイロ「ん……? あれは……」
リリーナ「早く、みなさん避難してください! ヒイロ……? ヒイロが戦っている」
ヒイロ「……リリーナ・ドーリアンか」
〔敵ユニット出現〕
〔ヒイロ、前進〕
〔町に爆発〕

スペシャルズ「いたぞ、リリーナ・ドーリアンだ」
リリーナ「スペシャルズ……お父さまを殺して……」
〔エアリーズ隊、リリーナのいる地点へ接近〕
リリーナ「あぁ……ヒイロ……」
〔エアリーズ隊、リリーナのいる地点へ接近〕
スペシャルズ「やれ」
〔エアリーズ隊、リリーナのいる地点へ接近〕
〔マラサイにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ヒイロ、エアリーズ隊へ接近〕
〔ヒイロ、マップ兵器「バスターライフル」使用〕
〔敵ユニット撃破〕

リリーナ「……ヒイロ!? ヒイロがわたくしを助けてくれたの……?」
ヒイロ「……くっ、何をしているんだ、俺は」
スペシャルズ「だ、だめだっ! 退却しろ!」
〔敵ユニット離脱〕
リリーナ「ヒイロ…ヒイロ、聞こえているのでしょう? なぜわたくしを助けたの? 殺すのではなくって? 答えて、ヒイロ!」
ヒイロ「…………くっ」
〔ヒイロ、変形〕
〔ヒイロ、マップ端へ接近〕
〔第3軍ユニット離脱〕

リリーナ「逃げないで! お願い、ヒイロ!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔敵ユニット出現〕
グラー博士「たくさん生け捕りにするのだ。改造して我らの兵士にしてくれる」
暗黒大将軍「百鬼一族め。……む、レジスタンスか!?」
グラー博士「おぉ!? この反応は……間違いない きゃつらめ、ゲッターロボが混じっておるぞ」
〔味方戦艦出現〕
※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
ブライト「くっ、あれはミケーネと百鬼か。帝国についた悪魔め 総員、戦闘開始だ! 出撃しろ!」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
万丈「ミケーネと百鬼一族か! 悪魔め 帝国と手を組んで人類を滅ぼすつもりか。みんな、いくぞ!」

アムロ「くっ……」
〔走る足音〕
ブライト「ん? やめておけ! 3年間もモビルスーツは、いじってないんだろう!?」
ベルトーチカ「機銃座でしょ?」
アムロ「俺は、ガンダムのパイロットだったんだ」
ベルトーチカ(アムロ……レイ……やっぱりこの人もパイロットだった 戦う人だったんだわ……)
ブライト「各パイロットは出撃しろ!」
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>

<1EP>

アムロ「くそ……」
ベルトーチカ(なぜ? いま口では戦うといっていた人が、怖がっているなんて あれがニュータイプといわれた人なの? ……違う、あたしが空が落ちてくるのが怖いように、この人も戦うことが怖いんだわ……だけど!)「機銃座に案内して!」

<2EP>
クワトロ(どうしたのだ、アムロ君……こうして若者たちも戦っている あのときの血の騒ぎはなくなったのか?)

<敵8機以下・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
※※まだグラー健在の場合のセリフ※※
鉄甲鬼「ひけ、グラー。あとは俺にまかせてもらおう。地球人ども、俺は百鬼一族の鉄甲鬼だ。さぁ、この俺と正々堂々、戦え!」
ムサシ「貴様らが正々堂々だと? 笑わせるな」
グラー博士(奴のいうことを真に受けておっては我が百鬼一族の野望は達成されぬわ)
〔敵ユニット出現〕
鉄甲鬼「なに!? グラー、手を出すな! 約束を忘れたのか!?」
グラー博士「だまれ。ここで、きゃつらを倒してゲッター線増幅炉を手にいれれば我らの野望は大きく前進するのじゃ!」
<<セレイン>>
セレイン「……この数では、不利か……」
<<ブラッド>>
ブラッド「ケッ、どれだけこようと構いやしないぜ。片っ端から、ぶっつぶしてやる!」
<<マナミ>>
マナミ「なんて数……でも、ここで負けるわけにはいかないわ!」
ローレンス「はい、お嬢様」

鉄甲鬼「クソッ、グラーめ! こんな戦いは俺のプライドが許さん 貴様ら、勝負は、おあずけだ。また会おう」
〔敵ユニット離脱〕
グラー博士「なに!? おのれ、鉄甲鬼め……!」
リョウ「ふぅ、なんだか知らないが助かったな」
※※既にグラー撃破の場合のセリフ※※
鉄甲鬼「グラーはやられたか。まぁいい、あとは俺にまかせてもらおう。地球人ども 俺は百鬼一族の鉄甲鬼だ。さぁ、この俺と正々堂々、戦え!」
ムサシ「貴様らが正々堂々だと? 笑わせるな」
〔敵ユニット出現〕
鉄甲鬼「なに!? くっ、グラーめ、まだこれだけの戦力を隠していたのか」
リョウ「ちっ、まだこんなにくるのか。おい、鉄甲鬼とかいったな。帝国の無人機までつれてきて、どこが正々堂々だというんだ!」
鉄甲鬼「クソッ、こんな戦いは俺のプライドが許さん! 貴様ら、勝負はおあずけだ。また会おう」
〔敵ユニット離脱〕
リョウ「おい、待て!!」

ハヤト「フッ、百鬼一族にもあんな奴がいるとはな。」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方戦艦出現済み〕
※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
ブライト「どうやら終わったようだな。よし、負傷者の救助にあたれ!」
レラ「う……うぅ……」
セレイン「お前、ひどいケガをしているな。来い、手当てが必要だろう」
レラ「ほ……ほっといてよ!」
セレイン「そうしても構わないが、このまま死にでもされたら寝覚めが悪い いいから来い」
レラ「アタシは1人で大丈夫だ! あんたたちの世話になんかならない 恩着せがましいんだよ!」
セレイン「しょうがないガキだな。格好からすればお前もゲリラの一員だろう お前が死んでも喜ぶのは帝国軍だけだぞ」
レラ「くっ……わかったよ。さわんないで! 1人で行けるよ」
セレイン「ならば早く来い」
レラ「行って……やるよ…………あうぅっ……」
セレイン「おい」
レラ「……う……」
セレイン「ふん」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
万丈「よし、みんな、負傷者の救助を急ごう」

【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
ブライト「せっかく補給した物資も、カンザスシティで放出してしまったな」
ベルトーチカ「ええ。現在の状態では、このあたりでこれ以上の補給は無理でしょう。ネオホンコンのルオ商会なら手配してくれるはずだと聞いています」
ブライト「ホンコンか……どう思う、大尉」
クワトロ「現在の状態が長びけば士気にかかわる。行くしかないだろう」
ブライト「そうだな……。よし、アウドムラはホンコンに向かう」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
万丈「ギャリソン、物資の状況はどうだい?」
ギャリソン「はい、先だっての補給で武器弾薬、パーツ類は十分なのですが、食料、医療品などはカンザスシティで放出してしまいましたので、ほとんど残っておりません」
甲児「なんだって!? じゃあオレたちの食べるものがないってことか?」
デビッド「そりゃ冗談じゃないぜ!」
シモーヌ「あーったく、いやしいのね、あんたたちは」
甲児「だけどよ、メシも食わずに戦えやしないぜ?」
ギャリソン「ほほぅ、めずらしく正論でございますな」
甲児「めずらしいは余計だい」
万丈「しかたがないな。艦長、ホンコンへ行こう」
ブライト「ホンコン? ずいぶんと遠いな」
万丈「しかし、あそこのルオ商会ならなんとか手配してくれるはずさ」
ブライト「やむをえんということか。よし、アウドムラはホンコンに向かおう」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔アウドムラ、ホンコン方面へ移動〕
雅人「ちょっと沙羅 今勝手に出ちゃまずいんじゃない?」
沙羅「すぐに戻ってくるよ。ちょっと寄らなきゃならないところがあるんだ」
雅人「いくらランドクーガーは、置いていくからって……ちょっと沙羅ってば」
亮「行かせてやれ、雅人。どこに行くつもりなのかはお前もわかっているだろう」
雅人「ちぇっ、俺1人悪者かい。わかりましたよ、ほっときゃいいんでしょ」
デュオ「よっと。連絡艇で出るんだろ? キーカード持ってきてやったぜ」
沙羅「サンキュ。気がきくじゃないか」
デュオ「へへっ、お礼はいらないぜ」

≪リアル系主人公≫
レラ「う……ん……」
セレイン「気づいたようだな」
レラ「ここは……」
セレイン「地球解放戦線機構のガルダ アウドムラの中だ 死なずにすんでよかったな……どこへ行くつもりだ?」
レラ「アタシは街に戻る。またいつ、奴らが来るかもしれないんだ」
セレイン「無理だな。今はホンコンに向かっている。空の上だ」
レラ「な……なんだって!? どうしてなのさ!」
セレイン「お前の都合で動くわけじゃない。そういうことだ」
レラ「冗談じゃない! 今すぐおろしてよ。そうすりゃ自分で帰るから。うぅっ」
セレイン「もうわかったと思うが、お前はまともに動ける状態じゃない。そんなに嫌ならば治ってからなら好きにするがいい。それくらいは手配してやる」
レラ「くぅ……」
セレイン「痛むのか? いっておくが私は別にお前に親切にしてやっているわけじゃない。動けるものなら放り出していただろうからな」
レラ「なら、礼はいわなくていいね」
セレイン「ああ、好きにするがいい。しかし当分はここにいるんだ 不便だから名前くらいは聞いておこうか」
レラ「……レラ」
セレイン「私は、セレイン・メネスだ」

〔扉の開閉音〕
〔歩く足音〕

沙羅「やっぱりこんなトコにいたんだね……忍。うすぎたなくて、あんたにピッタリだよ」
忍「…………沙羅……か」
沙羅「召集命令は聞いてるんでしょ、忍。亮も雅人も、もう戻ってムゲ野郎と戦ってるよ。なのにあんたは、なんだってこんなトコでウダウダやってんのさ」
忍「…………」
沙羅「黙ってないで、なんとかお言いよ!」
忍「…………うるせぇな……帰れよ」
沙羅「忍!? どうしたっていうのさ? ふぬけになっちまったっていうのかい!?」
忍「俺は……もうじゅうぶん戦った」
沙羅「忍……あんた……。そうだね、長い長い戦いだったさ とっても長いね。失うものばっかりで、気がついてみれば裸同然にされてたよ。いったいなんのために戦ってきたのか……ってね、そう思ったよ」
忍「沙羅…………」
沙羅「だけどさ……信じられるものだって、手に入れたんだよね。違うかい、忍?」
忍「…………」
沙羅「あたしは……あんたを信じてる。じゃあね忍、久しぶりに会えて、よかったよ」
〔歩く足音〕
〔扉の開閉音〕

忍「…………くそ……」

<<セレイン>>
セレイン「ん? デュオ・マックスウェル、こんなところで何をしている?」
<<ブラッド>>
ブラッド「お? デュオじゃないか。何やってんだよ」
<<マナミ>>
マナミ「あらデュオ。こんなところでどうしたの?」

デュオ「あんたか……いや、地球で見る月はキレイだなと思ってさ コロニーじゃ月がはっきり見えすぎて、まるで墓場みたいだった 帝国の基地もあったしな。俺はいつまでこの月を見ていられるのかなぁ ……あいつは月なんか見やしないだろうけどな……」
【シナリオエンドデモ終了】


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