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No.13B-1
その名は草間大作

【シナリオデモ開始】
〔アルビオン、北京へ移動〕
ハヤト「見事なまでの廃墟だな、これは」
リョウ「ああ。だが、住んでいる人はいるようだぞ」
甲児「ホントかよ。ま、こんなところなら帝国もあんまり、こないんだろうけどな」
さやか「ちょっと、甲児くんたち、こんなところで遊んでないで少し手伝ったら、どうなのよ」
ボス「さやかぁ、俺さまが手伝ってやるわよ 兜なんかより、ずっと役にたつぜ」
さやか「ありがとう、ボス。まったく、甲児くんたら、気がきかないんだから」
〔歩く足音〕
甲児「ちょ、ちょっと待ってくれよ、さやかさん」
〔走る足音〕
ムサシ「……しかし、ここの女性は気が強いなぁ」
デビッド「まったくだ。あんなのばっかりじゃたまらないぜ」
忍「ばぁか、レジスタンスで戦闘パイロットやってるような女がおとなしいわけがねぇだろう」
シモーヌ「へぇ? それはいったい、どういう意味かしら」
沙羅「聞かせてもらいたいもんだね」
ルー「そうね、ぜひとも教えていただきたいものだわ」
忍「げっ」
リョウ「お、俺たちは何もいってないぜ」
雅人「墓穴ほっちゃったね、忍」
〔走る足音〕
沙羅「ちょっとあんたたち、お待ちよ!」
エイジ「どうしたんだ?」
シモーヌ「エイジ、そいつらつかまえて!」
アストナージ「お前たち、騒ぐなら外でやってくれ!」

ハヤト「………………」
リョウ「どうしたんだ、隼人」
ハヤト「いや……この荒れ果てた街並みを見ていたら、ふと昔のことを思い出してな」
リョウ「昔の?」
ハヤト「ああ……友達のことをな。いつかでっかいことをやってやるんだってな いつもいってたよ」
リョウ「そいつはいまどこに?」
ハヤト「いや……知らん。俺がゲッターチームに入ってから、会っていない」
リョウ「そうか……」
ハヤト「なに、あいつのことだ。どこかでうまいことやって、生き延びてるさ」

≪ブラッド≫
ドモン「お前のあの機体、格闘戦用だったな。MTSもないのにまともに戦えるのか?」
ブラッド「当然だ。俺の師匠がつくりあげたロボットによる格闘術“武機覇拳流”の専用機だからな 格闘戦では右に出るものはない。ガンダムモドキなどと比べてほしくないね」
ドモン「なんだと!? 貴様っ」
ブラッド「なんなら試してみてもいいんだぜ?」
ドモン「よかろう。キング・オブ・ハートの名にかけて、その挑戦、受けてやる!」
レイン「ちょ、ちょっとあなたたち、なにいってるの 今が、どんなときか忘れちゃったの!?」
ドモン「黙っていろ、レイン! 男の勝負に口出しは無用だ!」
ブラッド「その通りだ。いくぞドモン・カッシュ」
ベルトーチカ「あら? 艦長、アースゲインとシャイニングガンダムが発進しました」
ブライト「なんだと? そんな命令は出していないぞ」
〔扉の開閉音〕
〔扉の開閉音〕

ブライト「レインか? どういうことだ!?」
レイン「すみません、あの2人どうしても勝負するといって……」
ブライト「ばかどもが。やめさせろ! 誰か、あの連中を連れ戻してこい」
アムロ「いいじゃないか、ブライト。あれもレクリエーションのうちさ」
ブライト「今は待機中だぞ。……まったく、俺には、ああいう連中がなにを考えているのか、理解できんよ」
レイン「あの……いっておきますが、私も理解できませんので」(もぅ、こんなことでシャイニングガンダムを壊したりしたら、絶交なんだから)

≪マナミ≫
アンナ「どうしたの、マナミ? 考えごと?」
マナミ「ん……ちょっとね」
アンナ「アイシャさんのこと?」
マナミ「……そう。どうしてこうなってしまったのかなぁって思って」
アンナ「そのうちきっと、わかってくれると思うわ そんなに悪い人には思えなかったもの」
アイシャ「でもね……アイシャは昔から人のいうこと聞かなかったから 今は、お金のこととか、家系のこととかいってる場合じゃないって自分で気づいてくれればいいんだけど……でも、ありがとう、アンナ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「その名は草間大作」


【戦闘マップ1開始】
※※主人公がブラッドの場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット出現〕
ブラッド「いくぞ、ドモン!」
ドモン「来い!」
〔ブラッド、ドモンへ隣接〕
[イベント戦闘「ブラッドvsドモン」]
[イベント戦闘「ブラッドvsドモン」]

ブラッド「ちょっと待て!」
ドモン「どうした、この程度でおしまいか!?」
ブラッド「違う、あれを見ろ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
銀鈴「くっ、だめ、追いつかれる!?」
Qボス「フフフ、いまさらどこへ逃げようというのかな。さぁ、おとなしく教授とそのケースを渡してもらおう」
弓教授「ぎ、銀鈴くん、君だけでも先に逃げてくれ」
銀鈴「いけません、弓教授! もうすぐ合流地点ですから!」
〔走る足音〕
Qボス「ほう? まだ逃げようというのですか。わたしはそのケースだけでも手に入ればいいのですがねぇ」
〔轟音〕
〔Qボス、前進〕

銀鈴「こ、こんなことで!」
〔走る足音〕
???(大作)「走って、もっと早く! そのまま、まっすぐ!」
銀鈴「えっ!? ええ!」
〔走る足音〕
〔轟音〕
〔Qボス、前進〕
〔走る足音〕
〔轟音〕
〔Qボス、前進〕
〔走る足音〕
〔味方ユニット出現〕

Qボス「な、なんだ!?」
大作「銀鈴さんたちは、そのまま逃げてください やれ! ジャイアントロボ!」
〔Gロボの咆哮〕
〔Qボスにダメージ〕

銀鈴「大作くん! それにジャイアント・ロボ!」
Qボス「こ、これは、ジャイアント・ロボ!?」
〔大作、Qボスへ隣接〕
〔Qボスにダメージ〕
〔Qボス、後退〕

Qボス「えぇーい!」
〔轟音〕
〔Qボス、大作へ隣接〕

<戦闘開始>

<Qボス撃破・敵増援1出現>

大作「移動します。銀鈴さん、教授、しっかりつかまっててください」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕

ブライト「まだ他にもいるかもしれん。索敵おこたるなよ」
〔味方ユニット出現〕
甲児「なんだよ、あれは」
さやか「あれは……お父さま!?」
万丈「弓教授だって? いったいどうして……」
雅人「おっ、降りてきたよ。うっひゃぁ、すっごい美人じゃん」
沙羅「ちょっと雅人、みっともないマネはおよしよ」
銀鈴「もと国際警察機構の銀鈴です。中条長官にいわれてまいりました」
万丈「ご苦労さま、きれいなお嬢さん。しかし、なぜ弓教授が?」
弓教授「おお、万丈くん。実は研究施設が何者かの襲撃を受けてね ジャイアント・ロボの調整のために来ていた銀鈴くんたちに助けられたんだよ」
さやか「お父さま、大丈夫なの!?」
弓教授「さやか、元気そうだね。私は大丈夫だ。施設も破壊されてしまったが、超合金Zと光子力に関するデータはすべて持ち出すことができたからね」
ギャリソン「それはようございましたな」
アムロ「あれがジャイアント・ロボ……ではあの子が?」
銀鈴「はい、ジャイアント・ロボの操縦を担当しています。大作くん」
大作「草間大作です! よろしくお願いします!」
甲児「なんだよ、ただのガキじゃねぇか」
大作「ただのガキじゃありません。だいたいなんですか、初対面の人間にいきなりそんなことをいうなんて、失礼じゃないですか?」
甲児「な……なにをぉ」
さやか「やめなさいよ、甲児くん。みっともないわよ。ごめんね、大作くん」
大作「いえ、そんな……」
甲児(くそっ、なんだよこのガキ……)
〔警報〕
ベルトーチカ「敵接近。迎撃準備、急いでください」
万丈「銀鈴、教授をアルビオンへ!」
銀鈴「はいっ!」
〔敵ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
暴竜鬼「ふふふ、俺はついているな。奴らを追ってきて正解だったようだ」
リョウ「百鬼一族か!?」
暴竜鬼「そうだ。俺の名は暴竜鬼!」
ハヤト「この声は……」
暴竜鬼「やれっ! 奴らをたたきつぶせ!」
ハヤト「間違いない……イサム、お前はイサムじゃないのか!?」
暴竜鬼「お前……隼人か!?」
ハヤト「やはりイサムか。なぜお前がこんなことを!?」
暴竜鬼「オレはもうイサムじゃない。暴竜鬼だ。オレは自ら望んで暴竜鬼になったのだ!」
ハヤト「本当に鬼になったというのか!?」
暴竜鬼「そうだ! 人には、それぞれの生き方がある。こんな時代だ。誰にも文句などいわせない!」
ハヤト「イサム!」
暴竜鬼「隼人、お前にはお前の生き方があるように、俺には俺の道がある! 邪魔だてするというのなら、お前も倒す!」
ハヤト「イサム、自分のしていることが、悪いことかの判断を間違えないでくれ!」
暴竜鬼「それは戦いが決めてくれる。勝った者が正義で負けた者が邪悪になるのだ。いくぞ!」

<ゲッターチームvs暴竜鬼>
ハヤト「イサム、やめるんだ、イサム!!」
暴竜鬼「邪魔をするな! 俺は勝つ! 勝ってすべてを手に入れる!」

<暴竜鬼撃破>
暴竜鬼「うおぉぉぉぉっ!? い、いやだ、俺は負けたくない……」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ハヤト「イサム……イサム!!」
暴竜鬼「は……隼人か。俺が、ばかだったんだ 奴ら、A級市民への登録や金をエサに、俺たちみたいなのを集めて、改造手術で鬼兵士にしていやがった」
ハヤト「もうしゃべるな」
暴竜鬼「俺は……金と力がほしかった……そうすれば帝国軍にだって好きにやられずにすむ……」
ハヤト「イサム、しっかりしろ!」
暴竜鬼「い……いやだ、鬼なんて。せめて……人間に戻って死にたかった……」
ハヤト「お前は人間だ。おれの友達だ、イサム」
暴竜鬼「は……隼人……だけど……つ、角が……」
ハヤト「バカだな、角なんてどこにもないぜ、イサム。お前は正真正銘の……人間だ」
暴竜鬼「は……やと……俺は……」
〔画面、発光〕
ハヤト「くっ……イサム……。帝国、そして百鬼一族め。おれは絶対に貴様らを許さんぞ!」

≪ブラッド≫
ブラッド「やーれやれ、やっと終わったか」
ドモン「フッ……ブラッド・スカイウィンド、ナイスガイ」
ブラッド「あんたもな、ドモン・カッシュ。気に入ったぜ」
ブライト「貴様ら、自分たちのおかれている状況を理解しているのか!? 今後、あんな勝手なマネは許さんぞ!」
ブラッド「ちっ、わかったよ。だがよ、艦長さん……」
ドモン「やめとけ、ブラッド。しょせん拳の心が、わからぬ者にはいってもムダだ」
ブライト「なんだと、貴様!」
レイン「やめなさいドモン!! すみませんブライト艦長 私がよくいって聞かせますから。ドモン、デビルガンダムを見つける前に帝国にやられちゃってもいいの!?」
ドモン「……わかったよ、レイン」
ブライト「……とにかく我々のまわりは敵ばかりなのだということは、覚えておけ」

甲児「ちっ、こんな地道なことは他の奴にやらせりゃいいんだ。なんで俺がこんなガレキの中を走りまわらなけりゃならないんだ、まったく」
???(エリカ)「キャーッ!!」
甲児「なんだぁ? ありゃ帝国の奴らじゃねぇか。こんなところでふざけやがって よーし、このやろうっ!」
〔銃声×3〕
ムゲ兵「うわっ退け、退けーっ!!」
甲児「なんでぇ、あっさり逃げちまいやがんの。君、ケガはないかい?」
エリカ「ええ……ありがとう」
甲児「それで、なんで奴らに追われてたんだ?」
エリカ「……わかりません」
甲児「……名前は?」
エリカ「確か……エリカです」
甲児「確か? どういうことなんだ?」
エリカ「私……なにもかも忘れてしまったの。なにもかも……」

ボス「おーい、さやか、ビッグニュースだぜ」
さやか「なんだ、ボスじゃないの。何なの、いったい?」
ボス「ボスじゃないのぉなんてひでえや、さやか。それがよ、兜のやつが美人の娘を連れてきたんだよ」
さやか「娘? 美人!?」
リョウ「へぇ、甲児くんもなかなかやるもんだな」
さやか「まさか。甲児くんは、およそ美人には縁のない顔よ この私が相手にしないのが、なによりの証拠でーす」
ボス「それがなぜか、そうではないのでーす」
〔殴打音〕
ボス「な、なにするんだよ、さやかぁ」
さやか「フン!」
【シナリオエンドデモ終了】


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