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No.14
衝撃のビクトリア

【シナリオデモ開始】
〔アルビオン、中東へ移動〕
リョウ「しかし、まいったな」
さやか「ええ……ほとんどの拠点はつぶされてしまったみたいね」
アンナ「こんなに一度にやられてしまったなんて……信じられないわ」
ルー「確かにちょっと変よね。あまりにも、いきなりすぎたし」
アンナ「地球人が……レジスタンスの拠点を通報したのかしら……」
デビッド「間違いない。帝国のイヌ野郎どもが、もぐりこんでやがったのさ ロアンみたいな、な」
<<アーク>>
アーク「しかたないことかもしれない。帝国につくか、何もしないか、帝国と戦うか。この3つしかないんだ。地球人のとるべき道は」
<<セレイン>>
セレイン「しかたないだろう。戦えないもの、その気力のない者は帝国につくしか生き延びるすべはない。今の地球の本当の姿がそれだ」
<<ブラッド>>
ブラッド「俺にはわからねぇよ。なんだって異星人どもにつくような連中がいるのか」
リョウ「生きるためには、そうするしかない者だっているのさ。認めたくはないけどな」
<<マナミ>>
マナミ「みんながみんな、あたしたちみたいに戦えるわけじゃないもの。いってもしかたないわ 許せないのは、そういう人たちを利用する帝国だし、自分たちのことしか考えないロームフェラだわ」

デビッド「まったく、イヤな時代になっちまったもんだぜ」

デュオ「よ、あんたら聞いたかい? なんでもいま北米あたりじゃ今度のレジスタンス掃討作戦に反発して、“クスコの聖女隊”ってのが不戦運動をしてるんだってさ。よく殺されないもんだよな」
アンナ「すごいわ、噂は本当だったのね」
エマ「なんなの、その、“クスコの聖女隊”って?」
アンナ「うちひしがれた人々から、聖女と呼ばれて支持者を増やしている女の人がいるの。南米のクスコから噂が広がったからそう呼ばれているらしいわ」
デュオ「ま、無抵抗主義者って奴だな 武器も持たずにグレスコの政策を批判しているって話だ。俺みたいな奴には信じられないけどな」
アンナ「だから、すごいのよ。帝国の兵士にだって共感する人たちが出てるらしいって」
エイジ「その人の名前は?」
デュオ「さあ? 確か顔写真ならデータが来てたと思ったけどね ちょっと待っててくれよ…………ほい、出たぜ」
エイジ「!! ……これは……」
アンナ「エイジ、どうしたの!?」
〔走る足音〕

銀鈴「艦長、レイズナーがカタパルトデッキに出ていますが?」
ブライト「エイジ・アスカだろう? 私が許可した。行かせてやれ」
アムロ「どうしたんだ?」
ブライト「例の“聖女”がな、実の姉かもしれんらしい。あのままでは戦力にならんから、確認に行くのを許可したんだ」

〔アルビオン、マグアナック隊基地へ移動〕
シロー「…………アイナ……」
デビッド「お? めずらしい時計だな。ちょっと見せてくれよ」
シロー「あっ、おい!」
デビッド「へぇ、おかしな形だな」
シロー「こら、返せ!!」
デビッド「うわっ!?」「あ、壊れた……」
シロー「なに!?」
デビッド「あ、いや、開いただけだった。あ~、びっくりしたぜ」
シロー「いいから、もう触るな!」
デビッド「なんだよ、そんなに怒ることはないだろうに」
シロー(ん……? 中に写真が入ってたのか 男と一緒に写真!? アイナ・サハリン……恋人がいたのか。……いたって……おかしくないよな)

カトル「ラシード、みんな、元気そうでよかった」
ラシード「カトル様こそ、よくご無事で。皆さんもどうぞ休んでください。戦艦の補修もきっちりやっておきます。ついでに機体の整備もしておきましょう」
カトル「いいですよね?」
ブライト「こちらには是非もない。よろしく頼みます」
ラシード「まかせてください。あなた方の活躍は我々にとっても希望なのです 皆、協力できることを喜んでおりますよ お前たち、さっさと取りかかれよ!」
マグアナック兵「おおーっ!!」

ラシード「各地のレジスタンスをほぼ掃討したことで帝国の動きが活発になってきています。今回の作戦での貢献があったとして、スペシャルズは宇宙での活動権限を得ました」
シモーヌ「とんでもない連中。あたしたちは連中の出世の道具ってわけね」
ラシード「それに関連して、現在アフリカのレイク・ビクトリア基地で宇宙戦用機体の打ち上げ準備をしているとの情報もあります」
クワトロ「ふむ。可能なら叩いておきたいところだが……どうする、艦長」
ブライト「今の状況では、うかつには動けない が、黙って見ているだけでは帝国がより支配力を強めるだけか……」
リョウ「やりましょう、艦長。どのみち待っていれば我々に不利になるだけです それではいずれは逃げ切れなくなる」
弓教授「私もその方がいいと思う。まだ我々は負けたわけではない カラバでも、おそらく逃げ延びた他の研究者たちが新たな戦力を開発しているだろう。時間が必要なのだ」
さやか「お父さま……」
甲児「いこうぜ艦長。奴らが好き勝手やるのを放ってなんかおけるもんか」
ブライト「わかった。我々の次の目標はレイク・ビクトリア基地だ 全員に通達しておいてくれ」
甲児「そうこなくっちゃ!」
ラシード「そういうことなら我々マグアナック隊も行きましょう」

〔警報〕
ラシード「帝国軍か!? やはり発見されていたか」
クワトロ「我々が入港したときだな」
ラシード「そうでしょう。しかしそれも承知の上ですよ」
ブライト「すまない。アストナージ、艦の修理は?」
アストナージ「終わっています。いつでも出れますよ」
甲児「よーし! いっちょ、ひと暴れしてやるか!」
ラシード「いや、あなた方はこのままレイク・ビクトリアへ向かってください」
アムロ「しかし、それでは……」
ラシード「ここは我々マグアナック隊が引き受けます。あなた方が最大の希望です。それをお忘れなく。ともに戦える日もいずれ来るでしょう この星の未来のために」
ブライト「わかりました。頼みます」
カトル「ラシード、無理はしないでください」
ラシード「カトル様も。それでは私は迎撃の指揮をとります。ご武運を」
〔走る足音〕
ブライト「我々も出航するぞ!」

〔アルビオン、レイク・ビクトリアへ移動〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「衝撃のビクトリア」


【戦闘マップ1開始】
五飛「弱いくせに、なぜついてくる」
サリィ「やらなくてはならない戦いだからよ」
五飛「誰かに命令されたのか」
サリィ「いいえ、自分の意思でここにいるわ あなたも、あなたの正義があるから戦っているのでしょう?」
五飛「おかしな奴だ。ふん……好きにするがいい」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔基地に爆発〕
バスク「なにごとか!?」
ノイン「レジスタンスの破壊工作と思われます!」
バスク「なんだと!? ならば貴様はこんな所で何をしておる! さっさと行け!」
ノイン「はっ!」
〔敵ユニット出現〕
ノイン「どこだ、敵は? あれか!」
五飛「発見されたな……お前は向こうへ逃げろ」
サリィ「わかったわ!」
〔走る足音〕
〔カーソル、基地の外へ移動〕

ノイン「とまれ! とまらねば撃つ!」
五飛「フン」
ノイン「……子供だと!?」
五飛「女か……だから甘い」
〔ノインにダメージ〕
ノイン「くっ……しまった、コントロールがきかん!」
〔カーソル、基地の外へ移動〕
〔第3軍ユニット出現〕
〔エアリーズ隊、五飛へ隣接〕

ノイン「あれは……ガンダム!? いかん!」
〔エアリーズ隊にダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕

バスク「ばかどもが。敵はたった1機ではないか! ノイン特尉、何をやっているか」
〔敵ユニット出現〕
〔五飛、マップ端へ接近〕

ノイン「ま、待て!」
五飛「女、聞こえるか。子供だと思って、油断したお前がつまらぬ兵士だということだ。弱い者と女を、俺は殺さない」
ノイン「くぅっ……」
〔味方戦艦出現〕
ベルトーチカ「艦長、戦闘中のようです。敵基地が破壊されています」
ブライト「誰だかわからんが、ちょうどいい。よし、出撃だ 我々も敵基地を叩くぞ!」
〈出撃ユニット選択〉
五飛「レジスタンスか……あとはまかせるとしよう」
〔五飛、マップ端へ移動〕
〔第3軍ユニット離脱〕

バスク「ばかな! トレーズなどにまかせておくからこんなことになったのだ。迎撃せい!!」
〔敵ユニット出現〕
ノイン「くそっ、だめか。機体を放棄するしかない……」
〔敵ユニット離脱〕
<戦闘開始>

<敵8機以下or5PP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
※※既にバスク撃破の場合のセリフ※※
ゼクス「くっ……遅かったか」
ライラ「奴らの動きが早かったってことさ。ライトニングバロンのお手並み見せてもらおう」
ゼクス「あの敵を相手に、そう簡単にいくとも思えんが……やってみるさ」
※※まだバスク健在の場合のセリフ※※
バスク「今ごろ来おって、ゼクスめ」
ゼクス「バスク特佐、戦況は不利です。お引きください」
バスク「貴様が引き受けるというのか。いいだろう、あとはまかせる。やってみせい」
〔敵ユニット離脱〕
ライラ「ごますりかい? おもしろくないね」
ゼクス「ムダに戦艦を失うよりは、ご退場願った方がよかろう?」
ライラ「ああ……そういうことなら、了解だよ」

エマ「あれはライラ特尉!? ジェリドにカクリコンも来たの!?」
ライラ「裏切り者のエマ・シーンがいるのか? よくもぬけぬけと」
※※カミーユ出撃の場合、セリフ追加※※
ジェリド「カミーユ、今度こそ仕留めてやる!」
カミーユ「この感じ…… ジェリド・メサ特尉か!」



<敵10機以下・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
アイナ「これは……」
スペシャルズ「修理と補給をする予定の基地が攻撃を受けているようです どうしますか?」
アイナ「このまま去るわけにはいかないでしょう。レジスタンスの迎撃に加わります」
スペシャルズ「よろしいのですか? ミノフスキークラフトの不調は……」
アイナ「もうしばらくはもちます」
スペシャルズ「わかりました」
シロー「あ、あれは……アイナのアプサラス!?」

<シローがアイナを説得>
シロー「アイナ!!」
アイナ「シロー……シロー・アマダ!? 離れてください!」
シロー「アイナ……好きだ!」
アイナ「えっ!?」
シロー「……俺は帝国とスペシャルズが憎い 奴らは絶対に許せない」
アイナ「シロー…………」
シロー「なのに、最初にあったときから、君のことが忘れられないんだ。たとえ……君がスペシャルズで、たとえ……恋人がいたとしても」
アイナ「恋人? 恋人などいません。そしてあなたが敵だとしても、私の答えは
〔画面、振動〕
アイナ「うっ……!? もう出力が落ちている!?」
シロー「アイナ、大丈夫か!? ここは危険だ、すぐに退避してくれ!」
アイナ「だ、だめです。そんなわけには……」
シロー「頼む! 俺は君に死んでほしくないんだ! 俺は、俺は君と一緒に
アイナ「シロー……。わかりました。シロー・アマダ……無事でいてください……」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・敵増援3出現>
銀鈴「敵は沈黙したようです」
ブライト「よし、急いでここをはなれるぞ」
ベルトーチカ「待って下さい、艦長! 敵部隊が接近中……百鬼と思われます!」
〔敵ユニット出現〕
リョウ「お前はあの時の……百鬼一族の鉄甲鬼か!」
鉄甲鬼「久しぶりだな! あの時の戦いでは邪魔が入ったが、今度こそ正々堂々と戦える! さあ、人間ども! 俺と勝負だ!」

<リョウvs鉄甲鬼>
鉄甲鬼「いくぞゲッターロボ! 勝負だ!」
リョウ「望むところだ! いくぞぉっ!!」

<ハヤトvs鉄甲鬼>
鉄甲鬼「ゲッターロボなど、この俺のメカ鉄甲鬼で!」
ハヤト「強がりはよすんだな! さっさと帰ったほうがいいぜ!」

<ムサシvs鉄甲鬼>
鉄甲鬼「それでこのメカ鉄甲鬼に勝てるつもりでいるのか!」
ムサシ「おおっ!」

<鉄甲鬼撃破>
鉄甲鬼「うおぉぉぉぉっ!? お、俺の負けだぁ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「終わったか……よし、離脱するぞ」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

サリィ「もと地球連邦軍少佐、サリィ・ポォです。ひろっていただいて感謝します」
クワトロ「構わんよ。君たちの工作のおかげでずいぶんやりやすくなった」
カトル「あの、彼はどこへ行ったんですか?」
サリィ「彼? ああ、五飛のことね。さぁ、わからないわ。あの子とあったのも偶然だっただけだし……」
カトル「そう……ですか」
サリィ「役に立てなくて悪いわね」
ルー「あらあら。カトルくんは、まだ残り3人も仲間にしたいようね?」
カトル「ちゃかさないでください。でも……彼らは過激だけど、いい人たちなんだ」
沙羅「あたしの知ってる過激な連中は、とてもじゃないけど、いい人なんていえないけどね」
亮「おい、いわれてるぞ忍」
さやか「あら、甲児くんのことじゃないの?」
忍「ちっ、つきあってらんねぇぜ。メシ食いに行こうぜ、甲児」
甲児「そうするか」
〔歩く足音〕
〔扉の開閉音〕

雅人「あんまり、いじめちゃだめだよ。それなりに少しは気にしてるんだから」
亮「あくまでそれなりに、だがな」

エイジ「やはり姉さんだったのか……生きていたんだね」
ジュリア「エイジ……」
エイジ「……姉さん……なぜ姉さんが……」
ジュリア「エイジ……すべては過ぎたこと。私にはやらなくてはならないことがあるのです 人々がそれを望んでいる限り」
エイジ「姉さん……」
ジュリア「エイジ……私のこと、ずいぶん変わったと思っているんでしょう? どうしてなのか、いずれあなたにもわかるわ もうお行きなさい。あなたにはあなたのするべきことがあるはずです。それが正しいかどうかは別としても」
エイジ「…………」
ジュリア「私は大丈夫です。さぁ、お行きなさい、エイジ」
リリーナ「ジュリア様は、わたくしたちがお守りします 完全平和は武器を持っては成し得ないものです これが、わたくしたちの戦い方なのですから」
エイジ「君は?」
リリーナ「リリーナ・ドーリアンと申します。ジュリア様のお考えに賛同し、ともに活動させていただいている者です。どうかお見知りおきくださいな」
エイジ「そうか……姉さんを頼む」
リリーナ「ええ。さぁ、まいりましょう、ジュリア様 グレスコ総督にお会いしていただかなくては」
ジュリア「ええ、リリーナ」
リリーナ(ヒイロ……あなたは今もきっと戦っているのでしょう わたくしも、自分の戦場で戦ってみせます)

ル・カイン「私も聞いている。“クスコの聖女”とその信奉者たちのことはな。それがこの地へ来るというのか? なんのためだ?」
ギウラ「は、おそらくグレスコ閣下に直訴するためと思われます」
ル・カイン「地球人と我々は共存しなければならん そんなたわごとを、いうためにか!?」
ギウラ「は、はぁ……そのようで……」
ル・カイン「ばか者!! 人心をたぶらかす、その聖女とやらをなぜ今まで放っておいたのだ! すぐに捕らえてこい!」
ギウラ「は、はい!」
〔扉の開閉音〕
ル・カイン「ロアン・デミトリッヒ」
ロアン「ここにおります」
ル・カイン「先のレジスタンス掃討作戦の際 もれるはずのない極秘情報が奴らに入手された。そのためレジスタンスどもの重要人物を捕らえることができなかった上に、奴らの中でもっとも戦闘力の高い部隊を撃破することもできなかった。これはどういうことだ?」
ロアン「おそらく内部に敵のスパイがいるのではないかと思われます」
ル・カイン「スパイ……スパイか。貴様は確か3年前にはエイジとともに我が帝国に敵対していたな?」
ロアン「私をお疑いでしたら、この場で処刑していただいても構いません」
ル・カイン「…………」
〔銃声〕
ロアン「…………」
ル・カイン「フ……身動きひとつせんか。貴様がスパイなら、恐ろしい存在だな もうよい、さがれ」
ロアン「はい。失礼いたします」

〔アルビオン、北西へ移動〕
ルー「あら? ……ねえ、あそこ、何か見えない?」
デビッド「あん? どこだって?」
ルー「あそこよ。あの山の影の中」
デュオ「あれか。なんかが落ちたみたいだな。墜落か不時着かってとこだろ」
カトル「あれは……さっきのザク頭じゃないですか?」
デビッド「ああ、ホントだ。確かにあんときの奴だな。結局落ちちまったのか」
シロー「なんだって!? どこだ!?」
ルー「だから、あそこだってば。ほら」
シロー「間違いない、アプサラスだ。艦長、艦を降ろしてください! 艦長! くそっ、アイナ……無事でいてくれ……」

シロー「アイナ!! アイナ、無事か!?」
アイナ「あ……シロー……」
シロー「アイナ……良かった……本当に……」
アイナ「シロー!」

アイナ「助けていただいて、感謝します」
クワトロ「いや……礼ならばアマダ少尉にいってくれ。彼の強い要望がなければ我々はそのまま通りすぎていた。それに、問題もある。君はスペシャルズのパイロットだからな。我々としては君とあのマシーンを敵に返すことに、抵抗がある」
シロー「クワトロ大尉!?」
アイナ「いいのです、シロー。大尉のおっしゃることは、もっともです」
クワトロ「一応、君の希望は考慮するが……」
アイナ「……私はあなた方と戦うことをせず、退避しました。恐らく、脱走兵として処罰されることになるでしょう」
シロー「そんなバカな!」
アイナ「それは、いいのです。でも……このところのスペシャルズや財団の動きには疑問を感じてもいます」
ブライト「ニューエドワーズの件からか……」
アイナ「はい。噂は私も聞いていますので」
クワトロ「いまの話を聞く限りでは、君は他にいくあてがあれば、スペシャルズには戻りたくないと受け取れるが……」
アイナ「私は……信じられるものを探したい。最近ずっと、そう思っていました」
シロー「なら、ここにいればいい。俺たちと一緒にいこう、アイナ」
アイナ「シロー……」「あなたといると、不思議です、シロー 張り詰めていたものが、まるですっかり消えてしまったみたい。私は、ここにいさせていただいてもよろしいのでしょうか?」
ブライト「かまわんよ。君がそうしたいと望むのなら。この集団は、そうしてできたようなものだからな」
クワトロ「そういうことだ。アマダ少尉、彼女を部屋へ案内してやってくれ」
シロー「はい、大尉!」

〔扉の開閉音〕
シロー「アイナ……その、恋人はいないって……いってたけど……」
アイナ「ええ。シロー……どうして、私に恋人がいると、思ったのですか?」
シロー「いや……あの時計に入っている写真に、君と一緒に写っている男性は……」
アイナ「ああ、あれですか。あれは……兄です」
シロー「兄? ……兄さん!? そうだったのかぁ!」

ハヤト「ナスカ? そんなところに、いったい何があると?」
ブライト「知らないのも無理はない。連邦が極秘に建設していた地下備蓄基地だ。終戦前に破壊されたことになっているが建設途中で放棄しただけでな」
アムロ「それを解放戦線が密かに建設を続行したってわけか」
リョウ「では、そこはまだ無事なんですね?」
クワトロ「確証はない。だが、カラバの万丈くんの情報では、南米で武装市民による反帝国運動が再び起こりつつあるらしい 武器の供給がなされなければ、ありえない話だ」
※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
アポリー「では我々の次の目的地は南米ですか」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
甲児「じゃあオレたちはこれから南米に向かうってわけか」

ブライト「そういうことだ。今のうちによく休んでおけ」
【シナリオエンドデモ終了】


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