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No.20
オペレーション・デイブレイク

【シナリオデモ開始】
〔アルビオン、ハワイへ移動〕
ブライト「諸君、すでに気づいていることだとは思うが、現在我々は次の目的地へ向けて航行している」
エマ「目的地はどこなのでしょう?」
ブライト「ジャブローだ」
エマ「ジャブロー!? 敵の警戒エリアの真っ只中へ、我々は向かっているのですか!?」
ブライト「そういうことになる」
リョウ「どういうことですか、艦長?」
クワトロ「我々はこのままジャブローにある旧地球連邦軍基地を攻略する」
カミーユ「そんな、無茶ですよ!」
ハヤト「ああ、いくら機能の大半を失っているとはいえ、場所が場所だ なんだってそんなことになったのか、聞かせてもらえるんでしょうね でなけりゃ納得できませんよ」
クワトロ「わかっている。ジャブローにはどうやら帝国軍が一時的ではあるが新司令部をおくことになったという情報をつかんだ。完全に整備される前にこれを叩くのが今回の作戦の目的だ」
忍「ちょっと待ってくれよ大尉。それじゃよけいに危険じゃねぇかよ」
ムサシ「まったくだ」
アムロ「帝国軍の組織再編はかなり進んでいる。それに指令系統の混乱も収まりつつある。いまここで先手をうっておかなければ近いうちに我々は動きがとれなくなるだろう」
トロワ「なるほど、そうなればいまの俺たちが状況をくつがえすなど絶望的だな そう考えれば確かに正しい行動だ」
カトル「そう……ですね。僕もそう思います。ここは、賭けてみるしかないでしょう」
甲児「まぁいわれてみりゃそうかもな。だいたい、ここんとこ逃げてばっかでいやになってたとこだ。たまにはこっちから攻めてやんないとな」
忍「そいつは同感だぜ。わかった、やってやろうじゃねぇか」
さやか「もう、ふたりとも調子いいんだから」
<<セレイン>>
セレイン「艦長たちには多少は勝算があってのことだとみましたが」
ブライト「するどいな、セレイン」
<<ブラッド>>
ブラッド「そりゃいいけどよ、もっと期待の持てそうな話を聞かせてもらいたいね」
ブライト「多少は勝算があるんだよ」
<<マナミ>>
ローレンス「これはこれは、みなさん頼もしいかぎりですな」
マナミ「でも、あたしたちはなんとしても勝たなくちゃならないのね。何かいい作戦でもあるんですか?」
ブライト「いい作戦とまではいかないが、勝算がないわけじゃない」

ブライト「帝国軍の動きをさぐっている工作員が、そのままジャブローへ潜入して破壊発動を行う手はずになっている 非常に優秀な男だということだ。十分期待できるだろう」
鉄也「ほう、そんな奴がいたとはね。なんて奴なんです?」
ブライト「うむ、もと国際警察機構のエキスパートで銀鈴くんの知り合いだということだったが……なんといったかな……」
銀鈴「私の知り合い……? まさか、健二さん!?」
ブライト「ああ、そうだ。村雨健二という名前だったな」
大作「村雨さん!? でも村雨さんは……」
アムロ「どうした、大作くん?」
大作「村雨さんは昔、僕を助けるために……」
ヒイロ「死んだはずだ、か? “不死身”の村雨ならありうることだ」
大作「ヒイロさん、知ってるんですか!?」
銀鈴「あら、君が知ってるなんて意外だわ」
ヒイロ「一度だけ会ったことがある」
甲児「銀鈴さん、知り合いってまさか恋人ってわけじゃ……」
銀鈴「それは……秘密よ。でも健二さんなら、きっとうまくやってくれるわ」

※※シーラが仲間にいる場合のセリフ※※
シーラ「しかし状況はかなり厳しいようですね」
※※エレが仲間にいる場合のセリフ※※
エレ「しかし状況はかなり厳しいようですね」

ブライト「ええ。ドレイク軍の動きについても情報があります。シャピロの手びきによって、地上での足場固めを進めているようです。それとウィル・ウィプスと小型のオーラシップが、合流したらしいと」
ショウ「ショットのスプリガンだ」
※※シーラが仲間にいる場合のセリフ※※
シーラ「ええ、間違いないでしょう。いよいよ我々も退くわけにはいかなくなってまいりました」
ブライト「シーラ女王、クルーのバイストンウェルの方々のこともあるとは思うのですが ここは……」
シーラ「そのようなご心配は無用です。我らにはなすべき大義があります それを果たすまでは、あなた方が必要と感じた行動に我らも従いましょう」
マーベル「シーラ様……」
※※エレが仲間にいる場合のセリフ※※
エレ「間違いありません。急がねばならないようですね」
ブライト「エレ女王、クルーのバイストンウェルの方々のこともあるとは思うのですが ここは……」
エレ「大丈夫です。我が民は我々のなすべき義務を理解してくれています。悪意のオーラ力が地上をおおうのを見過ごすわけにはいかないのです」
マーベル「エレ様……」

ブライト「……わかりました。よろしく頼みます」

デスガイヤー「シャピロ、状況はどうなっているのだ」
シャピロ「地上の占領軍の再編はまもなく終わる。あとはおふたりしだい もっとも反乱勢力もいちばんやっかいな連中が残ってはいるが……」
デスガイヤー「ふん、図にのるなよシャピロ。ムゲゾルバドス帝王じきじきのお言葉だからこそ、貴様にやらせたまで。貴様の立場が我々と対等などとは、思わないことだ」
シャピロ「…………」
デスガイヤー「地球の反乱軍ごときはこの俺がひねりつぶしてくれるわ ル・カインのような小僧とは違うということを、見せてやる」
シャピロ「そうであってほしいものですな」
ギルドローム「口がすぎるぞシャピロ。我々が来た以上は、貴様は黙ってみておればよいのだ」
デスガイヤー「そもそもはグレスコとル・カインが地球人どもに好きにさせておくからこうなったのだ。同じ地球人としてどうだ、シャピロ。ル・カインは地球人の裏切りで敗れたというではないか」
シャピロ「…………」
ルーナ「ロームフェラ財団とスペシャルズのことが気になるというのですか?」
デスガイヤー「そうだ。奴らなど必要ない。しょうせんは地球人どもよ。さっさと解体してしまえばいいのだ」
ルーナ「しかし、いまとなってはそう簡単にもまいりません。権限を奪うにしてもうかつなことをして敵にまわすのもやっかいです」
ギルドローム「それをなんとかするのは貴様の役目だろう、シャピロ。それで奴らが敵にまわるというのなら、一緒に叩きつぶしてしまえばよいのだ」
シャピロ「……ならばまず、ル・カインがスペシャルズに与えた権限の一部をうばい規模を縮小させる。確かにあのトレーズという男は放置できない」
デスガイヤー「まだあるぞ、シャピロ。百鬼とミケーネのことはどうだ」
シャピロ「そちらは問題ない」

ブライ大帝「グレスコとル・カインが死に、あの将軍どもが来たか。人間どものおかげで帝国も問題を山ほどかかえこんでおるわ」
グラー博士「はい。これは我々にとってもよい機会と思われます」
ブライ大帝「うむ。人間と帝国軍兵士の鬼兵士への改造はどうなってるか」
グラー博士「着々と進んでおります。しかしこれ以上数を増やすとすればかなりにエネルギー源がなくては思うようにはなりません」
ブライ大帝「我らが帝国をも従えるほどの兵力を得るには、やはりゲッター線か光子力エネルギーが必要か。人間どもの研究施設はどうなのだ?」
グラー博士「帝国の攻撃が激しくなってから、やつらは施設を放棄して移動を繰り返しているようで、なかなか発見できません」
ブライ大帝「では、やはりマジンガーZやゲッターロボをおさえるしかないということか」
グラー博士「はい」
〔扉の開閉音〕
ヤヌス侯爵「ほほほほほ、なるほどそういうことですか」
ブライ大帝「来たかミケーネの」
地獄大元帥「ブライ大帝、協力の申し入れをうけよう。この機会を逃すのはワシらとしても望むところではない。だが地球を征服したあかつきには……」
ブライ大帝「わかっておる。わが百鬼一族と貴様らミケーネとで地球を支配しようではないか。このままでは異星人どもに好きにされる」
暗黒大将軍「いいだろう。我らが闇の帝王のためにも、わが帝国のためにも異星人と人間どもは排除しなければならんからな」

※※リアル系主人公の場合のセリフ※※
沙羅「どうしたんだいセレイン、しけたツラしちゃって」
セレイン「……いや……いったい、いつまで戦いを続ければいいのかってね ちょっと、思っただけだ」
ルー「なによ突然。あなたらしくないじゃない」
セレイン「別に、前から考えることはあったさ。私たちはずっと戦い続けてきた。だが状況が好転しているとはいいがたい」
甲児「いまさら何いってるんだよ。それにオレたちはル・カインも倒したじゃねえか……どのみちオレたちにはこれしかないんだ 大丈夫だって、そのうちなんとかなる」
セレイン「あいかわらず気楽な奴だな、お前は」
甲児「まあね。それに、あんまり考えすぎるのもどうかと思うぜ? セレインはまじめすぎるんだよ。たまには楽にしてないと息がつまっちゃうんじゃないか」
ファ「へぇ、あなたもたまには、いいこというのね」
ハヤト「ああ、まったくだ」
甲児「なんだよ、それじゃまるでオレがバカみたいじゃないか」
鉄也「……違ったのか?」
甲児「あのなあ……」
デュオ「まぁまぁ。それよりあんたら、リリーナ・ドーリアンの噂を知ってるかい?」
※※スーパー系主人公の場合のセリフ※※
<<ブラッド>>
ブラッド「どうしたカミーユ?」
<<マナミ>>
マナミ「どうしたの、カミーユ?」

カミーユ「いや……ちょっと考えごとをしていただけだ。いったい、いつまでこんな戦いを続けなくてはならないのかってね」
<<ブラッド>>
ブラッド「そんなのは決まってる。ムゲ野郎どもを地球圏から追いだし、地球を俺たちの手にとりもどすまでだ」
<<マナミ>>
忍「そんなのは決まってる。ムゲ野郎どもを地球圏から追いだし、地球を俺たちの手にとりもどすまでだ」

カミーユ「俺がいってるのはそんなことじゃない」
アムロ「君のいいたいことは、わかるつもりだ。しかしいまの俺たちには、この戦いを続ける以外に選択肢はない。たとえそれが……先のみえない戦いでも」
カミーユ「アムロさん……」
リョウ「そうだカミーユ。俺たちにできることは、しょせん、ただ信じることだけだ 俺たちの、この地球の未来をな。だが、それは俺たちに戦う力を与えてくれる」
<<ブラッド>>
ブラッド「地球の未来を信じる、か。いい言葉だぜ」
ルー「なにいってんのよ、この短絡バカ」
<<マナミ>>
マナミ「地球の未来を信じる、か。うん、あたしも、そうだと思うわ。確かにあたしたちには、つらい状況だけどそう思えば希望だってみえてくるもの」
ローレンス「さようでございますな。竜馬様のお言葉は実によい響きをもっておられる」
沙羅「忍のは単に短絡的だけ、だけどね」

鉄也「甲児、いわれてるぞ」
甲児「なにぃッ!」
ジュン「まぁた、もう。鉄也も甲児につっかかるのは、やめなって」
アンナ「でも……私も信じたい。想いはきっと力になるって。本当は……争わずにすむ方法があれば、いいんだけど……」
デュオ「争わずにっていえばリリーナ・ドーリアンの噂を知ってるか?」

エイジ「リリーナ?」
アンナ「知ってるの? エイジ」
エイジ「ああ、前に姉さんと一緒にいた女性だ あのドーリアン氏の娘という……」
ヒイロ「…………」
デュオ「そう、それがさ、最近じゃピースクラフトって名のってるらしいぜ」
アムロ「ピースクラフト? サンクキングダムにゆかりの者なのか?」
<<セレイン>>
レラ「……ねえ、サンクキングダムって何?」
アムロ「北欧の小国だよ。連邦の政策に反発し完全平和主義というのを提唱していた国だ。10年ほど前にピースクラフト王が死んでから政情が不安定になって連邦が武力介入したんだ 今はもう、国として残っていない」
レラ「へぇ、そんなことがあったんだ」
デュオ「なんでもピースクラフト王の娘だったとかで、その完全平和主義を広めようとしているらしいぜ。例のクスコの聖女隊とかと一緒にさ」
<<ブラッド>>
ブラッド「……何だ、そのサンクダムってのは」
アムロ「サンクキングダム。北欧の小国だよ 連邦の政策に反発して完全平和主義というのを提唱していた国だ。10年ほど前にピースクラフト王が死んでから政情が不安定になって連邦が武力介入したんだ。今は、もう国として残っていない」
シモーヌ「あんたは、もうちょっと頭の修行もしないとダメね」
ブラッド「フン、よけいなお世話だ」
デュオ「なんでもピースクラフト王の娘ったとかで、その完全平和主義を広めようとしているらしいぜ。例のクスコの聖女隊とかと一緒にさ」
<<マナミ>>
マナミ「サンクキングダム……あの完全平和主義の?」
大作「なんですか、そのサンクキングダムって?」
ローレンス「北欧の小国だよ 連邦の政策に反発し完全平和主義というのを提唱していた国です。10年ほど前にピースクラフト王が死んでから政情が不安定になり連邦が武力介入したのです 今は、もう国として残っておりません」
マナミ「そう……ロームフェラがそう仕向けたんじゃないかって、お父様は疑っていたわ」
ローレンス「はい。そのために先代は財団幹部から、うとまれておりました」
シモーヌ「ロームフェラ財団のやり方に真っ向から、ぶつかる思想だものね やりそうなことだわ」
デュオ「で、リリーナ嬢がなんでもピースクラフト王の娘だったとかで その完全平和主義を広めようとしているらしいぜ。例のクスコの聖女隊とかと一緒にさ」

エイジ「姉さんが……」
※※主人公がマナミの場合、セリフ追加※※
マナミ「本当に!? サンクキングダムの王女が生きていたなんて」

五飛「“完全平和”などこの時代には弱者のたわごとにすぎん 女の考えそうなことだ」
ジュン「ちょっと、それはいったいどういうこと? 聞き捨てならないね」
<<セレイン>>
シモーヌ「そうねぇ、説明してほしいものだわ
セレイン「ああ……私もそう思う」
<<ブラッド>>
シモーヌ「そうねぇ、説明してほしいものだわ」
<<マナミ>>
マナミ「そうね、“女の考えそうなこと”って部分を詳しく 聞かせてもらいたいわ」
シモーヌ「ええ、説明してほしいわね」

五飛「なっ……」
トロワ「五飛、この部隊には女も多い。言葉には気をつけた方がいい」
沙羅「もう遅いよ。たいだいあたしは前からこいつはなまいきすぎると思ってたんだよ 今日はそのへんをたっぷりと教えてやろうじゃん」
ルー「賛成ーっ!」
五飛「お……俺は……」

レディ「トレーズ様! シャピロ将軍より通達が、きております」
トレーズ「わかっているよ、レディ。せっかくここまできたものをな。ロアン・デミトリッヒの行動で、こちらまで危険視されたということか」
レディ「どうなさるおつもりですか?」
トレーズ「素直に受け入れるわけにはいかないね。財団の幹部会の意向はどうですかな、ジャミトフ閣下」
ジャミトフ「例の計画を早めねばならんな。デルマイユ公もその線で進めることを望んでいる。できぬとはいわせんぞ、トレーズ。貴公にはそのためにOZをまかせてきたのだからな」
トレーズ「なるほど、それもいいでしょう。しかし宇宙はどうするおつもりです?」
ジャミトフ「それはこちらで手をうってある。バスクにやらせている」
レディ「ジャミトフ閣下、我々はそのような話は聞いておりませんが」
トレーズ「レディ、ジャミトフ閣下は私の失敗をフォローしてっくださったのだ 君が口出しするべきことではないよ」
レディ「は……はい、申しわけありません、トレーズ様」
ジャミトフ「……今回の作戦では失敗は許されんぞ、トレーズ。作戦の失敗はロームフェラ財団だけでなく地球の行く末にも影響する」
トレーズ「はい、それは肝にめいじております」
〔通信のコール音〕
レディ「ゼクスか、なんだ?」
ゼクス「例のレジスタンスたちの動きをキャッチしました」
トレーズ「君がそれだけのことで連絡してくるとは思えない。なにかあるのか?」
ゼクス「はい。彼らは南米に向かっていると思われます」
レディ「南米だと? 奴らも追いつめられて気でも違ったか」
ゼクス「レディ・アン特佐、彼らはそんなことにはならん。わざわざ帝国の警戒エリアに向かっているということは何かあるのだ。そう例えばジャブローを攻める、などのな」
レディ「バカなことを」
トレーズ「いや……間違いないだろう。彼らの目標はジャブローだよ フフフ、彼らは戦士なのだ。戦わずしてあきらめることなどあるはずがない それでこそ私の……」
ジャミトフ「トレーズ、レジスタンスに干渉しているという報告は受けている。遊びがすぎるようだな。貴公はOZの真の目的のために行動すればよいのだ」
トレーズ「もちろんわかっております」

≪リアル系主人公≫
〔扉の開閉音〕
○○○「ん? レラか……」
レラに声をかける
放っておく


※※「レラに声をかける」を選択した場合のセリフ※※
※※No17で「レラと話をする」を選んだ場合のセリフ※※
レラ「ねぇ、さっきのってどういうことさ」
セレイン「さっきの? ああ……どうもこうもない。いった通りの事だ それがどうかしたのか?」
レラ「アンタからあんな弱気な言葉がでるなんて、思わなかった」
セレイン「弱気? 違うな。落ち着いて状況を考えれば誰でもわかることだ」
レラ「だけどさ。アタシは絶対にイヤだ。あんな連中のいいなりになるなんて そんなことになるくらいなら戦って、戦ってそして死んだってしかたないんだ」
セレイン「……そうだな。どのみち、私には戦うことしか出来ないのだからな 前にお前がいった通りだ。それよりマシな生き方は選べなかった」
レラ「…………そう、ならいいんだ。ちょっと気になっただけだからさ。じゃ、アタシは整備を手伝ってくるから」
〔歩く足音〕
〔扉の開閉音〕

セレイン(……そう、しょせんはその程度のことだ たとえその結果どこで果てようとも他に選ぶ道はなかったのだから。お前は私と似ているよ、レラ)
※※No17で「無視する」を選択した場合のセリフ※※
セレイン「こんなところで何をやっている?」
レラ「別に。アンタには関係ないだろ」
そうか……邪魔をしたな
それはそうだが


※※「そうか……邪魔をしたな」を選択した場合のセリフ※※
セレイン「そうか……邪魔をしたな」
レラ「フン」
※※「それはそうだが」を選択した場合のセリフ※※
セレイン「それはそうだが……」
レラ「なんだよ」
セレイン「……ジャブロー攻めは、かなりきついことになる。サポートも重要だ。お前もこの部隊の一員なら、しっかりやるんだな」
レラ「そんなこと! いわれなくったってわかってるよ!」
セレイン「ならばいい。それだけだ」
〔歩く足音〕
レラ「……ちょっと待って」
セレイン「なんだ?」
レラ「アタシたちは、これがやらなきゃならない戦いだから、やってるはずだ。なのにアンタは弱気になってる。なんでさ」
セレイン「さっきの話か。違うな、別に弱気になっているわけではない 状況を考えれば誰でもわかることだ」
レラ「だけどさ。アタシは、たとえ他にどうしようもなくったって、あいつらのいいなりになるくらいなら、戦って死ぬ方を選ぶ。他に誰もいなくなったとしても」
セレイン「どのみち私もそうだろう。それ以外にマシな生き方は見つけられなかったからな」
レラ「…………」
※※「放っておく」を選択した場合のセリフ※※
セレイン「ジャブローに入る前に、整備を終わらせておくとするか……」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔アルビオン、ジャブローへ移動〕
銀鈴「発見されたようです。敵の迎撃部隊が来ます!」
クワトロ「さすがに早いな。艦長、ここで戦闘になるのはまずい」
ブライト「強行突破だ。なんとしてもジャブローにとりつくんだ それしか我々に勝機はない」
ベルトーチカ「そんな、無理です!」
ブライト「無理でもやるんだよ!」

※※シーラが仲間にいる場合のセリフ※※
アムロ「なんとか振り切ったようだな。グラン・ガランは……」
シーラ「こちらも大丈夫です。このままいけます」
※※エレが仲間にいる場合のセリフ※※
アムロ「なんとか振り切ったようだな。ゴラオンは……」
エレ「こちらも大丈夫です。このままいけます」

ブライト「よし、いよいよジャブローだ」
アムロ「こんな形で戻ってくることになるとはな」
ブライト「ああ……」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「オペレーション・デイブレイク」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〈出撃戦艦選択〉
〈出撃ユニット選択〉

デスガイヤー「奴らか。向こうからやってくるとは都合がよいわ。ここで奴らを倒せばル・カインとシャピロが、いかに無能であったかを示せるというものだ」
〔ゼイファー隊にダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕

デスガイヤー「なんだと!?」
〔基地に爆発〕
ギルドローム「なんだ、なにが起こったのだ!」
〔走る足音〕
ムゲ兵「ば、爆弾がしかけられていたようです!」
ギルドローム「敵に潜入されていたというのか! ばかものどもめ!! 探せ、生かして帰すな!」
ムゲ兵「はっ!!」
クワトロ「やってくれたようだな。よし、いくぞ」
<戦闘開始>

<2PP>

ギルドローム「まだ見つからんのか!」
ムゲ兵「はっ! 侵入者はすでに基地外へ脱出したものと思われます!」
ギルドローム「貴様の意見など聞いておらん! ……いや、待て」
ムゲ兵「は、なんでありましょう」
ギルドローム「貴様……兵士ではないな!」
〔銃声〕
村雨「クッ……さすがは帝国の将軍か。だが、そんなものでは俺は殺せないな」
ギルドローム「レジスタンスか。よくもこの基地に侵入したものよ」
村雨「フフフフフ、人呼んで、“不死身”の村雨健二 だが俺の役目はここまでだ。さらばだギルドローム将軍!」
〔素早く立ち去る音〕
ギルドローム「逃げたか……ギルバウアーを出せ! おろかな地球人どもよ このギルドロームが、貴様らに悪夢を見せてやろう」

<3PP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ギルドローム「地球人どもめ、なかなかやるようだな しかし、このギルドローム、それほど甘くはないぞ! さぁ、悪夢を見るがよい!!」
〔画面、フラッシュ〕
ブライト「どうした!? なにが起こったんだ!? くっ……力が入らん」
銀鈴「わかりません! 恐らく精神攻撃の類いだと思われますが……」
ベルトーチカ「どうやら、全機が敵の攻撃の影響下にあるようです 気力が低下しています!」
ブライト「くそっ、なんという奴だ……」

<敵8機以下・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ショット「帝国軍も意外にふがいないな。だが、ここで戦果をあげれば……ミュージィ、頼むぞ」
ミュージィ「はい、ショット様」
ショウ「ショット・ウェポン!? こんなときにっ!」
チャム「ショットなんかやっつけちゃえ!!」

<敵7機以下・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
暗黒大将軍「どうやら間に合ったようだな、百鬼の」
グラー博士「うむ。なんとしても奴らを倒し、エネルギー源を手に入れるのだ!」
鉄也「チッ、ミケーネと百鬼まで来やがったのか!」

<忍vsデスガイヤー>
忍「くたばりやがれ! この化け物め!」
デスガイヤー「地球人ごときが、この俺に勝負を挑むつもりか!」

<忍vsギルドローム>
忍「くっそぉっ! くらえ一つ目野郎!」
ギルドローム「愚か者め!」

<暗黒大将軍撃破>
暗黒大将軍「グワッ! く、くそっ……」

<グラー博士>
グラー博士「ええぃ、なんとしたことじゃ!」

<ミュージィ撃破>
ミュージィ「申し訳ありません、ショット様!」

<ショット撃破>
ショット「クッ……撤退する!」

<デスガイヤー撃破>
デスガイヤー「これだ! これこそ宇宙を駆け巡り捜し求めていた、俺のライバルだ! ついに見つけたぞ!!」

<ギルドローム撃破>
ギルドローム「な……なんということだ……ええい、撤退する!」

<敵全滅・勝利条件達成>
アムロ「……終わったか」
ブライト「そのようだな。よし、ジャブローに降下するぞ」
銀鈴「待ってください艦長、まだ敵が来ます! すごい数です!」
ブライト「ばかな! このエリアにはもう、それほどの戦力は残っていないはずだぞ どういうことだ!?」
銀鈴「わかりません。……来ます!」
〔敵ユニット出現〕
リョウ「あれは……スペシャルズか!」
ゼクス「レジスタンスの諸君、無益な抵抗はやめたまえ。我々は、ひとりでも多くの同志を必要としている。おなじ地球人として無駄な争いは避けたいのだ」
甲児「なんだって!? そりゃいったいどういうことだよ!」
<<セレイン>>
セレイン「そうだな、納得できん。反帝国活動に身を投じた、その同じ地球人たちを苦しめてきたのが、お前たちスペシャルズだろう おかげで、どれだけの地球人が無念の想いを抱いて死んでいったと思っている?」
リッシュ「ハッハッハッ、お前ならそういうだろうと思ってたぜ、セレイン。しかしなぁ俺たちが、そういう汚れ仕事を引き受けてきたからこそ、この程度ですんだんだってのは事実だぜ。でなけりゃ死人の数はこんなもんじゃなかったろうさ」
セレイン「貴様よくもそんなことがいえたものだな反帝国活動をつぶしてまわった理由がそれだとでも?」
リッシュ「ま、確かにな。言い訳じみたことは、俺の性にはあわん。やっちまったことを否定するつもりはねぇよ。あとはたのむわ、ゼクス」
ゼクス「反帝国運動に関しては、その活動が活発になればなるほど地球にとってはより危険なものとなった。我々にとってもな。それは避けなければならなかったのだ」
<<ブラッド>>
ブラッド「ケッ、いままでさんざん俺たちに攻撃をしかけときながら今さらどのツラさげてそんなことがいえるんだ?」
ゼクス「そういわれても、しかたがないが……我々が動かなければレジスタンスとは無関係な民衆に、もっと多くの犠牲がでていただろう それを考えてもらいたいな」
ブラッド「ふざけんなよ、仮面の兄ちゃん。ならムゲ野郎に抵抗する人間ならいくら死んでもよかったってことかよ」
ゼクス「レジスタンスの活動が活発になればなるほど地球にとってはより危険なものとなった。我々にとってもな。それは、避けなければならなかったのだ」
<<マナミ>>
マナミ「帝国につき、その同じ地球人を苦しめてきたのがあなたたちスペシャルズ いえ、ロームフェラだったのでしょう!? そのおかげで、罪もない人たちが大勢死んだわ! よくもそんなことがいえたものね!!」
ゼクス「そういわれても、しかたがないが……我々が動かなければレジスタンスとは無関係な民衆に、もっと多くの犠牲がでていただろう それを考えてもらいたいな」
マナミ「ばかにしないで! それにあなたたちは帝国のために、帝国に取りいるために反帝国組織をつぶしてまわった。許せることではないわ!!」
ゼクス「そういわれても、しかたがないが……我々が動かなければレジスタンスとは無関係な民衆に、もっと多くの犠牲がでていただろう それを考えてもらいたいな。お嬢さん」

クワトロ「それは聞けんな。放置すれば地球圏に未来はないと感じたからこそ人々は戦ったのだ。それを貴様らに否定されるいわれはない」
ゼクス「否定などしていないよ、クワトロ・バジーナ大尉。なぜなら我々スペシャルズ、いや、もはやOZといった方がいいな。スペシャルズは帝国軍の一部として機能した我々の仮の名にすぎん 我々OZもまた、その目的のためにこそ存在しているのだから そしてもはや我々と諸君らが戦う理由もない」
クワトロ「なんだと?」
ゼクス「我々OZは本日、ムゲゾルバドス帝国に対する反抗作戦“オペレーション・デイブレイク”を発動した。世界中でOZによる帝国軍基地への奇襲攻撃が始まっている」
エイジ「まさか!?」
ゼクス「我々もまた帝国軍の管理下にあったジャブローを制圧するためにここに来たのだ。帝国の支配は今日をもって終わりなのだ 新たなる地球は我々OZがこの手で生み出さねばならない この地球圏の新たなる秩序を、ともに築こうではないか」
ブライト「ぬけぬけとよくいう。そんな言葉で、我々が、はいそうですかと納得するとでも思っているのか? お前たちと手をとりあうと?」
ゼクス「いや……その返答は予想していた。いいだろう、では諸君らには考える時間を与えよう。が、ジャブローは我々が制圧せねばならん。ひとまずこの場は退いてもらいたい」
アムロ「……ブライト、ここはいったん、退くしかない。彼らのいうことがもし本当なら准将らとも相談しなければ。それにいまの我々では、彼らとまともには戦えない」
ブライト「くっ……しかたがないか……」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔アルビオン、大西洋上へ移動〕

ノイン「この基地は制圧された。降伏せよ。これ以上の戦いは無意味である。我々は異星人の捕虜に対しても寛大な処置をとる」
ムゲ兵「おのれ、帝国のおかげで生き長らえていたくせに、この反逆者め!!」
ノイン「馬鹿な。ここはもともと我々の世界だ。それともうひとつ、革命の気配は己で察しろ」
〔銃声〕

ノイン(作りあげることは、すばらしい。だが侵略者が相手とはいえ平和への足場づくりにしては、血なまぐさすぎはしないのか……)
スペシャルズ「特尉、どうかなさいましたか?」
ノイン「いや……なんでもない。抵抗する者は容赦するな。ジェリドたちに、おくれをとるわけにはいかんぞ」

ジェリド「邪魔だっていってんだよ!」
〔ビームの発射音×2〕
〔爆発音〕

ジェリド「マウアー、こっちは終わったぞ」
マウアー「こちらも終わったわ。ライラ特尉たちと合流しましょう」
ジェリド「了解だ」

ライラ「調子はいいようだね、ジェリド」
ジェリド「ああ、いまの俺なら、カミーユだって倒してみせる」
マウアー「ジェリド……気負いすぎではなくって?」
ジェリド「そんなことはないさ」
ライラ「過信は足元をすくうよ。司令部に連絡、この基地の制圧は終了した。これより帰投する」

アレックス「はっはっはぁ! 降伏など認めんよ! お前らムゲ野郎どもは、我々が処刑してやる」
〔ビームの発射音〕
〔爆発音〕

ミューラー「そうとも。いままで好きにやって来た報いを、貴様らは受けるのだよ! ヒャーハッハッハッ!」
〔ビームの発射音〕
〔爆発音〕

アレックス「終わったなミューラー。帰ったらさっそく、ノイン教官に報告といくか」

サリィ「彼らのいっていたことは嘘ではなかった……地上の帝国軍の拠点は次々とOZ軍によって制圧されているらしいわ」
忍「冗談じゃねぇ! じゃあ俺たちがしてきたことは、いったいなんだったんだよ!? ええ!?」
亮「落ち着け、忍。今は、そんなことをいってもはじまらん」
忍「なんだと亮。じゃあ、お前は奴らのやり方を認めるってのか!?」
亮「少なくとも、連中がムゲゾルバドス帝国の支配から、地球圏を解放しようとしていることは事実だろう」
ハヤト「ああ……そうだな」
甲児「だけどよ、やっぱり納得いかねぇよ」
大作「僕も……僕も納得できません。僕の父さんは、いってました 時代は不幸なしには越えることはできないのか、幸せは犠牲なしには得ることはできないのかって。その答え僕には、まだわかりません。わかりませんけど、OZのやってきたことは、やっぱり間違ってると思います!」
銀鈴「大作くん……」
〔扉の開閉音〕
ボス「みんな、大ニュースだわさ!」
ファ「どうしたの、ボス?」
ボス「それがよ、いま艦長たちに聞いたんだけど、トレーズがくるっていうんだよ」
ルー「ちょっと、それ本当なの!?」
ボス「本当だってばよ。なぁジュン」
ジュン「ええ」
忍「噂のOZの総帥がじきじきにおでましかよ。いったい俺たちはこれからどうなっちまうんだ?」

クワトロ(トレーズ……クシュリナーダと……レディ・アンか)
トレーズ「会見の申し入れをこころよく受け入れてもらって、感謝する」
ブライト「いや……我々も迷っているのです」
トレーズ「私はその迷いをなくすためにここに来た。我々は地球の未来のために戦う同志だ。君たちは、OZにくればいい」
クワトロ「ばかなことを。自分たちがこれまでしてきたことを、よく考えてみるがいい」
トレーズ「私はそれが、それほど重要なこととは思わない。我々がともに求めるものは、帝国の支配からの脱却、そして地球圏の平和だ そのための戦いだったはずだ。至るべき場所は、最初から同じだったのだ」
アムロ「しかしそれでは納得できない者が、ここには大勢いる」
トレーズ「感情がこの事実を受け入れるのを拒否するというのならば君たちは君たちとして戦い、時代の流れを見ればいい。かつて敵として戦った者たちとともに戦うのが無理ならば、君たちは私だけにしたがってくれればいい。OZの中の君たちだけの独立した部隊として それがいまこの地球に示されている平和への道だ」
<<セレイン>>
セレイン「わからない話ではないが、我々はスペシャルズに多くの仲間を殺されてきた。それを忘れることなど、できるはずがない」
<<ブラッド>>
ブラッド「そんなことで、ごまかされるかよ! お前たちに正義はない。これまでの戦いがそれを証明しているんだ!」
<<マナミ>>
マナミ「それでも……それでもロームフェラ財団の行いはやはり許せるものではないわ!」

トレーズ「君が○○○○・○○○○○だね 噂は聞いている。では○○○○ 君たちに聞こう。我々OZは遠からず帝国を排除し、地球圏の再建に取りかかるだろう。君たちはそれを否定し何をしようというのだ?」
<<セレイン>>
セレイン「私は……」
<<ブラッド>>
ブラッド「知れたことだ! ムゲ帝国も、お前らOZも、ぶっつぶすだけだ それが平和への道だ!」
<<マナミ>>
マナミ「それは……わからない。いまのあたしには。でも、あたしにはロームフェラ財団が地球圏を平和にできるとは思えないわ」

甲児「ああ、そうだぜ! 全部ぶっ倒したあとで、また考えりゃいいんだ」
トレーズ「それは素敵だ。そして人々は荒廃した地球の上で、温かいミルク1杯、パンのひと切れのために争いを始めるかもしれない。コロニーはそれぞれが独立して、争いはじめるかもしれない。誰がそれをとめ、秩序を保つことができるのだね? 君たちにはそれはできまい」
リョウ「そんなことは……やってみなければわからないだろう」
さやか「それに、そんなことになるって決まってるわけじゃ……」
レディ「バカな。貴様らは何もわかっておらん 人間とはそういうものだ。お前たちは昔話の勇者にでもなったつもりか? 自分たちが世界を救えると? お笑いぐさだ。理念だけでは平和など、しょせんはただの夢にしかすぎぬ 力があってこそ初めてそれは現実のものとなるのだ」
トレーズ「レディ、そういういい方をするものではないよ。彼らもまた、地球の未来のために必死に戦ってきたのだ。その意思、その姿勢は賞賛すべきものだ」
ブライト「よくわかるお話ですが……」
トレーズ「わかっている。しかし我々もまだ帝国軍と交戦中だ。それほど待っている余裕もない。可能な限り早急に、君たちが歩む道を決めてほしい。我々はそろそろ失礼しよう。よい返事を待っている」

<<セレイン>>
セレイン「准将たちはなんと?」
<<ブラッド>>
ブラッド「で、どうなんだい?」
<<マナミ>>
マナミ「どうでしたか?」

ブライト「うむ……やはりOZからの誘いがあるそうだ。解放戦線もカラバもなくなるだろう」
ルー「しかたありませんね。もともと反帝国の組織だったわけですから」
ブライト「そういうことだ」
カミーユ「そんな!? じゃあ、僕らはどうすればいいんです!?」
クワトロ「ブレックス准将やイゴール将軍らも判断しかねているようだ しばらく様子をみたいところだがそうもいかん。この件は我々が決定しなければならない」
※※「F91」とリンクしている場合、セリフ追加※※
セシリー「そんな……」
シーブック「我々だけで……決めるんですか?」

ブライト「そうだ。選択肢はふたつ。トレーズの申し入れを受け、我々もOZに入るか、それとも……。それをいまこの場で決めたいと思う」
OZに入り、秩序回復に努める
OZの行いを認めるわけにはいかない

≪「OZに入り、秩序回復に努める」を選択≫

鉄也「まずはムゲゾルバドス帝国を地球圏から排除し、平和をとりもどすことだろう。なら考えるまでもない。俺たちはOZにつくべきだ トレーズのいう通り、キレイごとだけでは平和は遠すぎる」
カトル「そんな! 相手は、あのロームフェラなんですよ!?」
デュオ「そうだ。寝首をかくのを得意とする連中がまともなことをするわきゃないぜ」
ショウ「だが、OZが攻勢をかけているとはいえ まだ帝国軍も、ドレイク軍も百鬼もミケーネもいる。納得はできないが、いちばん現実的ではあると思うな」
沙羅「あたしはシャピロの奴を、とめられるならなんでもいいさ」
アンナ「それに、いまの地球のことを考えたら私たちがOZと戦っても、失うものばかりかもしれない……私は地球人同士が戦わずに平和を求めることができるのなら、OZに入ります。それに、トレーズさんは信じられると……思うから」
エイジ「ああ。今は戦いを終わらせることが大事だ。それを理想とする平和ではないかもしれない。しかし少なくともこのまま戦いが続くよりは、ましだろう」
ヒイロ「…………」
忍「チッ、OZにゃいけすかねぇ連中も多いが、しかたねぇってことかよ」
甲児「でもよぉ……」
リョウ「ああ……ちょっとな……」
アムロ「こう考えたらどうだ? OZがこのまま帝国を排除するにしても帝国との戦争状態が続くにしても、俺たちがOZに入ることでいつかはOZの、ロームフェラ財団のあり方だって変えられるかもしれない」
ハヤト「そんなこと、本当にできるのかね?」
クワトロ「わからんな。可能性の問題だろう ○○○、君はどう思う?」
<<セレイン>>
セレイン「最初の目的を考えれば、OZにつくことが現状ではもっとも妥当でしょう。納得はできませんが個人の思惑で争乱を拡大することはできません」
<<ブラッド>>
ブラッド「どうもこうもねぇや。トレーズの言葉にのっているのもいいだろうさ。だがあくまで平和のためだ。連中の動き方によっちゃ、俺はいつでも敵になるぜ」
<<マナミ>>
マナミ「あたしは財団を裏切った身です。いまでも、財団の考えには賛同できません。でも……それが平和への道ならば、あたしは……」
ローレンス「お嬢様……なんとご立派になられたことか。先代もさぞ、お喜びでしょう」

甲児「……お前もOZにつくのに賛成ってわけかよ」
さやか「いろいろ問題はあるけど、今はそれがもっとも妥当だと思うからってことじゃない。甲児くんもはっきりしなさいよ」
甲児「わかったよ、さやかさん。オレだって別に無意味な戦いがしたいわけじゃないんだ」
ブライト「ふむ……どうかな、みんな。重大な選択だが、ひとつ賭けてみないか?」
リョウ「……今はどうなら、その方がいいようですね」
ブライト「他の者はどうだ?」「では……我々はOZにつくことにする。ベルトーチカ、トレーズ特佐に連絡をとってくれ」
ベルトーチカ「……はい」
※※シーラが仲間にいる場合のセリフ※※
ブライト「シーラ女王、お聞きの通りですが、あなた方はどうされますか」
シーラ「かまいません、艦長。ドレイクもいまだ地上にある以上、我らは戦いをやめるわけには、まいりません。これまで通りご協力いたしましょう」
※※エレが仲間にいる場合のセリフ※※
ブライト「エレ女王、お聞きの通りですが、あなた方はどうされますか」
エレ「悪しきオーラはいまだ、この地上に渦巻いています。ドレイクのウィル・ウィプスも健在である以上私たちも戦いをやめるわけには、いかないのです。」
ブライト「では……」
エレ「これまで通り、お手伝いいたします」

ブライト「助かります」
五飛「俺は認めん! 俺たちは正しかったはずだ! 俺は、ひとりでも戦う 帝国も、トレーズも、ロームフェラも、俺が倒す。たとえ、お前たちが敵になったとしても、それはしかたのないことだ」
〔走る足音〕
カトル「五飛っ!?」
〔扉の開閉音〕
カトル「待ってください!」
トロワ「やめておけ。追うのは無駄だ、カトル」
カトル「だけどっ!」
トロワ「あいつの気持ちも、わからないわけじゃあるまい」
カトル「…………」

≪「OZの行いを認めるわけにはいかない」を選択≫
甲児「オレはOZにつくのは反対だぜ。奴ら絶対、まともなことはしないって気がする。あのトレーズって奴はともかくよ、ロームフェラは信用できない」
忍「俺もそう思うぜ。確かに奴らなら帝国を追い出せるかもしれねぇ だがよ、それで地球が平和になるとはかぎらねぇってことだ」
リョウ「まったくだ。あんな連中に地球をまかせるわけにはいかないな」
沙羅「まったくあんたたちは。あたしは、シャピロの奴をとめられるならなんでもいいさ」
亮「だがな、こいつは難しい問題だ。俺たちが悪になる可能性もある」
シモーヌ「戦力的にも、ちょっと厳しいわね。いったい、いつまで戦い続けていられるのか、疑問だわ」
カミーユ「そうかもしれないけど……だからといってOZを認めるわけにはいかないな」
ファ「カミーユ……あたしたち、勝てる見こみなんてないかもしれないのよ? それに、帝国だけを相手にしていたときとは違うわ 地球人同士の戦いになるのよ!?」
カミーユ「連中とはこれまでだって戦ってきたじゃないか」
ファ「でも……」
デビッド「それにな、俺たちが最初に帝国に対してゲリラ活動を始めたときだって、勝てるかもしれないなら始めたわけじゃないんだぜ」
アンナ「でもデビッド、それは帝国の支配が一方的で、ひどすぎたせいよ。もし帝国の侵略がなく地球連邦が、ひどい政策をとったからといって私たちは同じことをしたのかしら」
デビッド「そりゃ……しなかっただろうけどな」
アムロ「これでは、らちがあかないな。○○○、君の意見を聞かせてくれ」
<<セレイン>>
セレイン「私はOZのやり方は許せない。確かに連中にまかせれば、帝国は排除できるかもしれない。しかし、それだけですむとは思えません 我々だけでどこまで戦えるかわかりませんが、OZに対抗する力はいずれ必要となるでしょう」
ブラッド>>
ブラッド「俺か? 俺は……連中は気にいらねぇ。帝国も、OZもたたく 今はそれがいちばん正しい選択だって気がするぜ」
<<マナミ>>
マナミ「あたしは、ロームフェラ財団の行いを許せません。帝国を排除するためというのは本当かもしれない。でも、財団の支配する世界に未来があるとは思えない。あたしは、彼らがどういう人たちかよく知っているんです」
ローレンス「お嬢様……なんとご立派になられたことか。先代もさぞ、お喜びでしょう」

クワトロ「ふむ……○○○の見方は正しいな デルマイユやジャミトフといった連中がいるかぎり、財団もOZも信用はできない。下手をすれば帝国とOZが入れ替わっただけともなりかねん」
甲児「ならもういいじゃねぇか、決めちまおうぜブライト艦長」
ブライト「……わかった。我々はOZには属さず独自の判断で戦いを継続する」
デュオ「へへっ、そうこなくっちゃな」
※※シーラが仲間にいる場合のセリフ※※
ブライト「シーラ女王、お聞きの通りですが、あなた方はどうされますか」
シーラ「かまいません、艦長。ドレイクもいまだ地上にある以上、我らは戦いをやめるわけには、まいりません。これまで通りご協力いたしましょう」
※※エレが仲間にいる場合のセリフ※※
ブライト「エレ女王、お聞きの通りですが、あなた方はどうされますか」
エレ「悪しきオーラはいまだ、この地上に渦巻いています。ドレイクのウィル・ウィプスも健在である以上私たちも戦いをやめるわけには、いかないのです。」
ブライト「では……」
エレ「これまで通り、お手伝いいたします」

ブライト「助かります」
忍「そうときまりゃ、とりあえず休んどこうぜ これから、もっと大変になるんだからよ」
【シナリオエンドデモ終了】


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