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No.27C
スウィートウォーター防衛戦

【シナリオデモ開始】
スウィートウォーター
クワトロ「そうか……帝国軍は去ったか」
ブライト「ああ。これで、残るは我々地球人同士の問題だ」
クワトロ「監視衛星の件は了解した。手配しておこう それと一応このことについてはOZにも情報を流しておいたほうがいいな」
チェーン「アムロ大尉」
ベルトーチカ「なによ」
チェーン「あなたには用事はないわ」
アムロ「どうしたんだ、チェーン」
チェーン「私、月へ行ってアナハイムのオクトバー詩と会ってきます クワトロ大尉が今後のことで話をつけたそうなので」
アムロ「月へ? しかし、危険じゃないのか?」
チェーン「それはそうですけど……アムロ大尉のためなら、平気です」
ベルトーチカ「行くんなら、さっさといっちゃいなさいよ」
エマ「どう思います? あの、カミーユの連れてきた娘」
クワトロ「わからんな。恐らくは強化人間だろうとは思うが……」
アムロ「ああ、俺たちと、いやカミーユと接触する理由がわからないな 戦場でのシンパシーというなら理解はできるが」
エマ「でも、危険な気がします。カミーユって意外ともろい部分があるから……」
クワトロ「……そうだな」
サリィ「ハサン先生、お久しぶりです」
ハサン「おお、サリィくんか。君がアーガマに乗っているとはな」
サリィ「色々とありましたからね。それで、どうですか?」
ハサン「うむ、葉月博士に連絡はついた 沙羅の方はあまり問題はないようだな。しばらく休ませてやれば、あとは本人とまわりのケアの問題だ」
サリィ「そうですか。ではロザミィのほうは?」
ハサン「薬物反応が出た。詳しい事はDNA鑑定まで待つ必要があるが……」
カミーユ「ロザミィが強化人間だってうんですか?」
ハサン「可能性は否定できないな」
カミーユ「……強化人間なんてつくって、どうしようってうんです」
ハサン「私をせめられても困る。もっとも医者として興味がないといえばウソになるがね。こんな時代ではなかったらここまでにはならなかっただろうが……」
サリィ「ハサン先生、ちょっと」
カミーユ「戦争のためなら、人間の身体をいじるのも許されるってうんですか!?」
ハサン「一概にそうとはえんが、戦争のおかげで飛躍的に発展を遂げた技術はいくらでもある。医術だってそうだ」
カミーユ「納得できませんね、そんなこと」
ハサン「平和になれば戦争中の技術も還元できるよ」
カミーユ「それは……悲しい副産物ですよ。認めたくありません!」
ロザミア「あ、お兄ちゃん!」
カミーユ「ロザミィ、どこか……おかしな所はないか?」
ロザミア「ぜんぜん。お兄ちゃん、アメたべる?」
カミーユ「いや、いいよ」(ロザミィが強化人間だって……ここにいれば、戦いに出なくてすむんだ)

スウィートウォーター
ジュドー「よし、アーガマが入港してるってのはここだな」
イーノ「ねぇ、本当にやるつもりなの?」
エル「あったり前じゃない。あんたいまさら何言ってんのよ」
ビーチャ「いやならやめろよ。そうすりゃ分け前も増える」
モンド「そうそう」
ジュドー「しっ、静かにしろ」
〔歩く足音〕
ジュドー「…………よし、いいぞ」
イーノ「ジュドー……」
ジュドー「イーノ、早くしろ。うまくいきゃ、俺たち大金持ちなんだぞ」
エル「急がないと、見つかっちゃうよ」
イーノ「わ、わかったよ」

トレーズ「レディ、どういうことだ?」
レディ「閣下はずるうございます。閣下は世界の頂点に立たなければならないお方。なのに、世界を混乱のまま放っておいでになる 私は閣下のお手伝いのために宇宙へ上がりました そして、閣下の未来をご用意しました」
トレーズ「レディ、世界から戦いはなくならない ならば、常に強者が世界を治めればいい。人々は強い者に支配されることに喜びすら感じる 世界は戦ってこそ自然なのだ」
レディ「それには無駄な血が流れすぎます。閣下はすべての人々を愛せるお方。宇宙から地球圏の平和を築けるお方です」
トレーズ「レディ、君は自分の理想で未来を見ている」
レディ「閣下がお望みになったことです」
トレーズ「私の理想など、人間一人の妄想でしかない。歴史は日々の積み重ねでつくられる。個人の未来などに意味はない」
レディ「閣下の未来は決まっております。宇宙にこそ閣下の未来は存在します」
トレーズ「レディ、私はそれほど強くない。ゼクスが、そしてあの反逆の翼を持つ彼らが、命をかけて未来への道を見出そうとしている」
レディ「閣下……」
トレーズ「急ぐ必要はない。時代は繰り返されるのだ レディ、戻ってきておくれ、私の大好きだったレディ・アン」

スウィートウォーター
アストナージ「おい、そこの奴。ちょっとこのクレーンを動かしてくれって、なんだお前ら!?」
モンド「動くなっ! こっちいは人質だっているんだからな」
アストナージ「なんなんだよ、お前たちは!?」
エル「動かないでっていってるでしょ! 人質がどうなってもいいの?」
アンナ「ん…………」
アストナージ「アンナ……お前ら一体……」
エル「悪いけど、おじさんも人質になってもらうよ」
ジュドー「おいビーチャ、早くしろ」
ビーチャ「わかってるよ! えー、アーガマの皆さん 大変お忙しいところを失礼します 実はわたくしたちはぁ……」
ジュドー「選挙演説じゃないんだぞ!」
ビーチャ「うっせぇな! 我々は人質をとっている モビルスーツを渡さないと、人質の命は保証できない!」
ベンケイ「なんだよ、なんの騒ぎだ?」
デビッド「あ、アンナ!」
忍「なんだてめぇら、何やってやがる! 俺たちが誰だか知っててやってんだろうな」
ジュドー「そんなのあったり前でしょ。あんたたちのモビルスーツなら高く売れるってもんだぜ」
イーノ「わっ、ジュドー、どんどん人が集まってくるよ」
ビーチャ「おい、こっちにゃ人質がいるんだぞ! ケガさせたくなかったら動くんじゃない! ジュドー、早くしろ」
ジュドー「おうっ」
〔走る足音〕
チボデー「ちっ、ガキどもがよ。お前ら、俺たちを知っててやってんならそれなりの覚悟はできてんだろうな」
モンド「動くなっての!」
チボデー「やーれやれ、バカなガキどもだぜ」
ジョルジュ「まったく、婦女子を人質にとるなど、どのような理由があっても許せませんね」
アラン「あまり手荒な真似はするなよ、お前たち」
サイ・サイシー「わかってるって、アランのあんちゃん」
ビーチャ「なななな、なんだよ、この銃が見えないのかよ!? 俺は本気だぞ!」
〔走る足音〕
〔銃声×2〕
〔殴打音〕

ビーチャ「ぐえっ!」
〔頬を叩く音〕
エル「「きゃあぁっ!」
〔殴打音〕
モンド「ひいっ!」
〔銃声〕
〔殴打音〕

ジョルジュ「……さぁ、お嬢さん、もう終わりにしましょう」
エル「わ、わかったわよ! なんなのよあんたたち!」
シュバルツ「フフフフ、ハハハハッ。修行が足りなかったようだな、少年たち」
モンド「ひっ、また出た! もう勘弁してくれぇ」
エイジ「アンナ、大丈夫か?」
アンナ「ええ、私は大丈夫。……あ、あの子!?」
アストナージ「ばか、何やってんだ。あいつを止めろ!!」
ジュドー「へへっ、もう遅いぜ。っと、こいつでいいのかな。さすがにプチモビルとは違うな」
〔轟音〕
ジュドー「うおっと。ちっ、どうなってやがんだよ」
ブライト「Zが盗まれただと!? 一体なにをやってるんだ! アムロ、カミーユ、頼む。取り押さえてくれ」
ベルトーチカ「アムロ、Zが外へ出るわ」
アムロ「急がないとまずいな。カミーユ、mkIIで出てくれ」
カミーユ「了解!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「スウィートウォーター防衛戦」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
ジュドー「うわっ、外に出ちまったのか。この、ちゃんと動けっての!」
〔味方ユニット出現〕
アムロ「何をやっている。それでは外壁にぶつかるぞ!」
カミーユ「そこのお前! おとなしくZを返せ! そうすればケガはしなくてすむ!」
ジュドー「冗談じゃないっての。せっかく苦労して手に入れたんだ はいそうですかって返せるかよ!」
〔ジュドー、前進〕
アムロ「仕方がない。カミーユ、下からまわれ。取り押さえるぞ」
カミーユ「了解」
〔アムロ、ジュドーへ隣接〕
〔カミーユ、ジュドーへ隣接〕
〔機体の拘束音〕

ジュドー「うわっ、なんだよ、離せって……な、なんだ……?」
〔アムロ、ニュータイプの共振〕
〔カミーユ、ニュータイプの共振〕
〔ジュドー、ニュータイプの共振〕

アムロ「これは……」
カミーユ「ア、アムロさん……」
ジュドー「……消えた……なんだったんだ……今のは……?」
アムロ(この少年……)
〔警報〕
カミーユ「なに!?」
アムロ「どうした、ベルトーチカ!?」
ベルトーチカ「アムロ、敵が接近中よ。気をつけて!」
アムロ「なんだって!?」
〔敵ユニット出現〕
バスク「ここが奴らが根城にしているコロニーか 我々OZに刃向かうとどういうことになるか、教えてやる」「コロニーに潜伏する賊軍マーチウィンドに告ぐ いまから我々はコロニーを攻撃する 武器を持って我々OZの統治に反抗する者どもは排除されねばならん」「コロニーは貴様らの巻き添えで攻撃されるのだ」
ヤザン(ちっ、バスクめ。つまらん仕事をやらせおって)
クワトロ「バスクめ……」
アムロ「あれはまさか……ブライト、連中はガスを使うつもりだ!」
ブライト「なんだと!? G3だというのか、OZめ! 総員、OZ部隊を迎撃しろ! 敵をコロニーに近づけるな!!」
ジュドー「なんだよ、おい、どういうことだ? あいつらなんなんだよ!?」
カミーユ「奴らはガスでこの辺りのコロニーを、全滅させるつもりなんだ」
ジュドー「ウソだろ!? コロニーにはエルたちや、俺の妹だっているんだぞ!」
カミーユ「やらせはしない! お前は早く戻って機体を渡せ!」
アムロ「いやカミーユ、彼にやらせてみよう」
カミーユ「アムロさん?」
アムロ「君も、さっきのは見たはずだ」
カミーユ「……わかりました。まかせます」
ジュドー「なにやってんの! あんたら、早くしないと……」
アムロ「君、聞こえるな。コロニーを守りたければ、君も戦え 守るべきものがあるなら、できるはずだ」
ジュドー「俺が!? ……わかったよ。くそっ、やってやろうじゃないの!」
〈出撃戦艦選択〉
〈出撃ユニット選択〉

ゴステロ「や、奴ら、奴ら、奴らぁぁぁーっ!」
バスク「ゴステロ、貴様を生かしておいてやった上 再戦の機会まで与えてやったのだ その恩を忘れるな」
ゴステロ「バ、バスク特佐ぁぁ、わたくしめをお助けいただいたご恩はここでたっぷりと返させていただきますぅぅ」
バスク「その言葉、忘れるなよ」
エイジ「ゴステロ!? まさか!」
甲児「ちっ、まーだ死んでなかったのかよ。節操のない奴だぜ」
<戦闘開始>

<3PP・第3軍援軍1出現>

〔第3軍ユニット出現〕
ブライト「なんだ!?」
ミリアルド「こちらは、サンクキングダムのミリアルド・ピースクラフト これより諸君らを援護する」
クワトロ「トールギスだと? ゼクス・マーキス……そういうことか」

<敵全滅or5PP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
バスク「ウォンがよこした実験部隊か。遅いぞ!」
ゲーツ「申し訳ありません。サイコミュの調整に手間取りました」「さて、ロザミアはどうか……」
ロザミア「……うぅ……頭が……お兄ちゃん……」
アストナージ「あ、おい何やってんの。やめろ!」
ロザミア「邪魔をするな! あたしは……お兄ちゃんを助けにいくんだ」
アストナージ「なんだって? お前、ロザミィか? 待て!」
〔味方ユニット出現〕
ロザミア「見つけた、お兄ちゃん!」
カミーユ「ロザミィ!? どうして……」
ロザミア「お兄ちゃんを助けに来たのよ」
ゲーツ「あれか……くっ、なんだこれは。ロザミア特尉 聞こえるか、ロザミア特尉」
ロザミア「うぅぅ……頭が痛い……あうぅ」
カミーユ「ロザミィ? どうしたんだロザミィ!?」
ロザミア「お……お兄ちゃん……くぅ……」
ゲーツ「刷り込みが強力すぎたか……? 出力を上げるしかないな」
〔機械の共鳴音〕
ロザミア「ああぁぁぁーっ!!」
カミーユ「ロザミィ! ロザミィ!!」
ロザミア「くっ……ここは……敵だと!? 敵だ……この敵は、空を落とす」
カミーユ「どうしたんだロザミィ? 大丈夫か!?」
ロザミア「敵ならば……撃破する!」
カミーユ「なに!?」
クワトロ「カミーユ! そいつは敵の強化人間だ。撃墜しろ!」
カミーユ「やめてください! ロザミィなんですよ!」

<ロザミア撃破>
ロザミア「くっ……離脱する」
〔敵ユニット撃破〕
ゲーツ「ロザミア! これ以上は無理か……」
〔敵ユニット離脱〕

<ヤザン撃破>
ヤザン「ちっ、撤退するぞ!」

<ゲーツ撃破>
ゲーツ「くっ、しまった。ロザミア、撤退だ」
〔敵ユニット撃破〕
ロザミア「了解、撤退します」
〔敵ユニット離脱〕

<ゴステロ撃破>
ゴステロ「俺は死にたくねぇぇぇーっ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔通信のコール音〕
ミリアルド「ん? ……なんだ」
???(トレーズ)「…………聞こえるか、ゼクス」
ミリアルド「トレーズ?」
トレーズ「ゼクス・マーキス、いや我が永遠の友、ミリアルド・ピースクラフト 君が宇宙に現れたと聞いて、うれしく思う。OZが変わっていく 私の力が不足していた。ロームフェラが、いや人類が進む道はあまりにも気ままだ。膨れ上がる力がこれほどまでに人の心を置き去りにしていくとはな」
ミリアルド「支配するために戦うのではなく、異星人の侵略にあらがう誇り高き心を、戦う心を持つ兵士を育てるのがOZの仕事と考えておりました。しかし戦いは混迷を極め人の心さえゆがめていきます」
トレーズ「ミリアルド、ロームフェラの選んだ道を変える力は、今の私にはない 心の理解者と話せて幸せに思う。ミリアルド、もう1人、私の理解者がいる。私を思うあまり2つの心をもった女性だ。一番身近なところを不安にしてしまうとは、私に未来を語る資格はない。もしも可能であったなら ミリアルド、彼女を助けてやってくれ」
ミリアルド「トレーズ、私こそ力がない。この混迷の戦いの中でいまだ成すべきことを見出せずにいるのだからな……」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

スウィートウォーター
カミーユ「ロザミィ……どうしてなんだ……」
ファ「あなたのせいじゃないわ。ロザミィは敵の強化人間だったんだもの、仕方がないわよ」
カミーユ「強化人間だって、普通の人間に変わりはないんだ! それを、あんな……」
ファ「カミーユ……」
ブライト「今回はなんとか持ちこたえたが、G3まで持ち出してくるとなると……」
クワトロ「ああ、連中は本気で我々をつぶそうとしているな いや、我々だけでなく、OZに従わないすべて、か」
甲児「どうすんだよ。コロニーを守りながら戦うなんて真似、いつまでも続けられるわきゃないぜ」
亮「そうだな。ここに俺たちがいるかぎり、OZにコロニー攻撃の口実を与えていることにもなる」
リョウ「俺たちとOZに批判的なコロニー、敵にとっては一挙両得ってわけか」
アムロ「悔しいが、OZの動きが早すぎた。このまま後手にまわっていてはどうにもならないか……」
アラン「うむ。どのみち兜たちの言うようにここにとどまるわけにもいかんな」
〔扉の開閉音〕
ジュドー「放せよ!」
エル「ちょっと! 変なトコ触んないでよ!!」
鉄也「おとなしくしてろ。艦長、ガキどもを連れてきた」
ブライト「すまない。ジュドーとったな。自分たちが何をしたのかは、わかっているな?」
ジュドー「ああ、わかってるさ。だけどね 俺たちだって好きでこんなことをしてるんじゃないんだよ」
ブライト「そうか……ならお前たち、我々と一緒にこないか?」
忍「おいおい、正気かよ艦長さん」
アラン「口をはさむな、藤原」
ジュドー「あんたら、子供に戦争やらせようっていうのかよ」
ビーチャ「そうだぜ。異星人はいなくなったんだろ。俺たちには関係ないじゃないか」
ルー「関係ない!? 関係ないわけじゃない! あんたたちだってさっきの戦いを見たでしょ。あいつらはコロニーだって簡単につぶそうとした そんな連中が地球圏を支配しようっていうのよ どうなるかなんて、ちょっと考えればわかるでしょ」
モンド「べ、別に俺たち、OZに悪いことなんてしてないしさ……」
ルー「あのねぇ!」
デビッド「やめとけよ、ルー。こんな連中には何を言ってもムダだ スウィートウォーターにさえこんな連中がいるんだ 他のコロニーがOZを受け入れるのも当たり前だぜ」
アムロ「ジュドー、いますぐに決めろとは言わない。考えてみてくれないか 我々は少しでも多くの力を必要としているんだ」

クワトロ「それで、どういうことかな? ゼクス・マーキス 説明は聞かせてもらえるのだろうな?」
ミリアルド「ゼクス・マーキスは死んだよ。私はミリアルド・ピースクラフト 地球圏の未来を憂える者の一人として、戦わせてもらっただけだ それ以上の意味はない」
クワトロ「では、我々に加わるつもりで来たのではない、というのだな」
ミリアルド「少なくとも、今のところは。私も、私なりにとるべき道を探しているのだ」

???(ズール皇帝)「マーズ……マーズよ」
タケル「う……うぅ……」
???(ズール皇帝)「目覚めよマーズ」
タケル「う……な、なんだ?」
???(ズール皇帝)「マース、この時のために地球に送られたマーズよ」
タケル「……マーズ……!? 俺は明神タケルだ マーズなんて名前じゃない!」
???(ズール皇帝)「……違う、お前はマーズだ。だが多少の手違いがあったようだな もう少し時間をかけねばならぬか……」
〔画面、フラッシュ〕
タケル「……はっ!? ……夢……か。なんだったんだ……マーズって……」

ヒイロ「ここを破壊すれば月面基地は当分機能しなくなる……」
スペシャルズ「こっちだ!」
スペシャルズ「いたぞ! 捕まえろ!!」
ヒイロ「フン、遅いな……」
〔殴打音〕
ヒイロ「なに!?」
???(トロワ)そこまでだ」
ヒイロ「「お前は……」
トロワ「残念だったな。俺は、OZの特士トロワ・バートン これ以上抵抗するならば貴様を殺す」
ヒイロ「…………」
バスク「ツバロフ技師長、まずは急いで数をそろえろとデルマイユ公の命令だ」
ツバロフ「どういうことですかな?」
バスク「ロームフェラ内部に不穏な動きがあるらしい ともかく、貴様は言われた通りにしておればよい」
ツバロフ「わかりました。では私は工場のほうへいきます」
レディ「歴史の流れは誰にも止められぬらしい たとえトレーズ様でも……。だが私はトレーズ様の理想へ歴史を運べばよいのだ。私はそのために命を捨てることができる 戦って勝ち取ることができる。トレーズ様の未来……そして私の未来を」
【シナリオエンドデモ終了】


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