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No.27D
戦いの意味は

【シナリオデモ開始】
ドロシー「いかがでしたリリーナ様、話しあいはうまくいきまして? 財団は完全平和主義を理解してくださったかしら?」
リリーナ「たった一度の話し合いで全てが解決されるとは思っていません 大切なことは、あきらめずに理想を説き続けることです」
ドロシー「すばらしいお考えですわ。でも、明日に戦争が始まるかもしれなくってよ? その時は、やはり戦ってこの国を守らなくてはなりませんわね」
リリーナ「いいえ、完全平和主義の国には、いかなる争いもあってはならないのです」
ドロシー「そうかしら。マーチウィンドのみなさんも、そうお考え?」
リリーナ「…………」
ドロシー(ふふふ。がんばって、リリーナ様。理想を守って、死をも恐れず戦う人々……これほど美しいものはこの世にありはしないわ あなたのまわりには、そんな人たちがいっぱいいます だから私もここにいるのよ、リリーナ様)

ブライト「OZ同士が戦闘を? どういうことです?」
ノイン「トレーズ閣下がOZ総帥を解任され幽閉されているのはご存知でしょう。閣下を信奉している兵士たちがトレーズ派を名乗り、OZ主流派……いうなればロームフェラ財団派に対して反乱を起こしたというのです」
デビッド「はあ。あのおっさんて人望厚いんだなあ わけのわかんないところが、いいのかね」
ブライト「それで、現状は?」
ノイン「トレーズ派は苦戦しています。もともと物量で圧倒されている上に、かんじんのトレーズはいまだに姿を現さない 組織の面でも不利といわざるをえません」
アラン「それでは、鎮圧は時間の問題だと?」
ノイン「それが、そうともいえないのです。仮に一部が鎮圧されてもまた別の場所で反乱が起こっている。トレーズの影響はOZの隅々にまで及んでいるということですね」
ケンジ「我々にとってはありがたいんじゃないか? こちらへの対応が鈍くなる」
アムロ「いや、一概にはいえないな。敵のあせりが、こちらへの強攻策となって出てくる可能性もある」
ハヤト「なるほど。ジャミトフの野郎の性格からして案外そっちのほうがありうるかもな」
ノイン「とにかく、目を離さずにいましょう。奴らがここを狙っているのは確かなのですから」

アストナージ「……というわけだ。しばらくマジンガーZは出撃できないな」
甲児「なんとかしてくれよ。ゲッターやガンダムが出撃してるっていうのに、マジンガーが出られないってんじゃカッコがつかないぜ」
アストナージ「目には見えないだろうが、かなりのダメージなんだ。装甲が弱くなっている部分もあるし、なによりエネルギーもれが見つかっている 今まで、だましだまし使ってきたが、もう限界だ。ここらで完全にオーバーホールした方がいい」
甲児「そんなこといってもよぉ……」
アストナージ「そんなに出撃したければ、ボスボロットにでも乗ってみるか?」
甲児「……それだけはカンベンしてくれ」
ボス「兜ぉ、ボスボロットのどこが気に入らないっていうのさ?」
甲児「ヘン! あんなの、オレのマジンガーZにくらべりゃ、ただのポンコツスクラップだ!」
ボス「な、なんだって!」
甲児「おっ、ひさしぶりにやろうってのか! 上等だ、かかってこい!」
アストナージ「2人ともやめろって! …………わかったよ、マジンガーZのオーバーホールはとりやめる。ただし、エネルギーもれだけは直させてくれよ 戦闘中にエネルギーがきれて動けなくなったんじゃ、それこそカッコつかないだろ」
甲児「わ、わかったよ……それでいいよ」

〔機銃音〕
〔爆発音〕

バスク「右翼、展開して囲い込め! MD部隊を全面に出して攻撃! 反乱分子どもを根絶やしにしろ」
スペシャルズ「特佐殿、反乱軍は南に逃走を続けています。このままではサンクキングダムの国境に接してしまいますが……」
バスク「それがどうしたというのだ! 非戦闘区域だろうとかまうものか……ふむ、なるほど。それも面白いな。右翼部隊 攻撃一時中止!」
スペシャルズ「特佐殿!? それでは敵に退路を与えてしまいますが……」
バスク「その通りだ、逃がしてやるのよ。ただし、サンクキングダムの中にな その上で、改めて攻撃する。完全平和主義国家の中で公明正大にな。ふはははは!」

銀鈴「国境周辺で戦闘が激化しています。このままではいつ、ここに飛び火してくるか……」
ハヤト「動かなくていいのかい、パーガンさんよ」
パーガン「……今しばらくお待ち下さい。まだ我が国が直接攻められているわけでは……」
アラン「それも時間の問題だ。覚悟は決めておくんですな」
パーガン「それはリリーナ様もご承知です。ですが、最後まであきらめずに戦闘を回避する道を探そうとなさっておられる どうか、今しばらく……」
ベルトーチカ「ブライト艦長、ノインさんから入電! トレーズ派部隊がロームフェラ派の追撃を受け、国境内に追い込まれたと……」
ブライト「……まずいな。奴らの思うつぼだ」
クワトロ「ああ。奴らの意図はわかりきっている リリーナ王女がどう動くかで我々の出方も決まるぞ」

〔通信のコール音〕
スペシャルズ「特佐殿、サンクキングダムから通信が入っております!」
バスク「ほおっておけ」
スペシャルズ「はっ、それが……。国家代表、リリーナ・ピースクラフト王女から直接……」
バスク「ほほう? あの小娘か。ふん、国家元首から直接の通信とあらば無視するわけにもいかんな。つなげ」
リリーナ「私はサンクキングダム代表、リリーナ・ピースクラフトです OZ戦闘部隊の指揮官に、ただちに非戦闘区域でのいっさいの軍事行動を停止するよう勧告します」
バスク「これはリリーナ王女、小官はOZ反乱軍鎮圧部隊司令バスク・オム特佐であります。遺憾ながら、その勧告は受け入れかねますな」
リリーナ「あなた方は、我が国の国境内で戦闘を行っているのですよ このサンクキングダムは、完全平和主義の国です いかなる争いも、持ち込むことは許しません」
バスク「反乱軍が、我が隊を攻撃しながらここに移動してきたのです 小官としては、このまま放置するわけにはいきませんな それともあなた方が反乱軍を鎮圧し、我々にお引渡しくださいますかな? 完全平和主義国家ご自慢の、あのマーチウィンドを使って」
リリーナ「……あなた方が、意図的に彼らをここに追いこんだことはわかっています いずれにせよ、我が国に入った以上はOZの反乱軍といえども私たちの敵ではありません」
バスク「ほう。それはすなわち、OZへの敵対と受けとってよろしいか?」
リリーナ「サンクキングダムにおいては、敵という存在はありません 彼らは難民として保護します」
バスク「……そのようなざれごとが通用するとお思いか!」
リリーナ「もう一度いいます、このような無法は許しません ただちに戦闘を停止し、この国から退去なさい!」

ブライト「無茶だ! 反乱兵を受け入れるなどと……」
ハヤト「ああ。家事を目の前にして、爆弾を抱えこむようなもんだぜ」
タケル「ノインさん、どうするんですか!?」
ノイン「傷ついた者を見殺しにできないというリリーナ様のお気持ちは良くわかる。しかし……」
エイジ「彼らに退去してもらうしかない。せめて安全に逃げてもらうしか……」
アムロ「無理だ。国境周辺は完全に囲まれている 逃亡を手助けした事が知られたら、同じことだ」
カミーユ「だからといって!」
ノイン「とにかく、一時的にせよ彼らを保護しろとのことです マーチウィンドの皆さん、お願いする。現地に行ってもらいたい」
ブライト「……了解しました。みんな、とにかく急ごう。考えるのはあとまわしだ!」

スペシャルズ「……攻撃が弱まったな」
スペシャルズ「今のうちだ。サンクキングダムから退去しよう 完全平和の理想国に俺たちがいてはいけない」
スペシャルズ「だめだ、動けん。部隊の大半は負傷兵だ 機動部隊も被弾して使い物にならん……」
スペシャルズ「くそっ、初めから俺たちをここに誘導して動けなくするつもりだったんだ。バスクの奴め……まんまとはめられちまった」「……残るは投降するか、自爆するかだ 今さら投降するより、いっそ……」
スペシャルズ「まて、通信が入っている。これは……マーチウィンドからだと!?」
スペシャルズ「あ、あれか! 接近してくる……間違いない あれはマーチウィンドだ!」
ブライト「サンクキングダム代表、リリーナ・ピースクラフト王女の要請を受けてやって来た。諸君らを保護する」
スペシャルズ「保護? ……逮捕ではないのか!?」
ブライト「リリーナ代表は諸君らを難民として受け入れるといっている ただし武装は解除させていただく」
スペシャルズ「難民として……。いや、ありがたいが、それはできない。我々はバスクの罠にかかってここに追いこまれた。我々がこの国にいることは、連中の介入の口実になる。これ以上の迷惑はかけられない」
デビッド「……もう充分に迷惑かけてるって。それじゃあ、いったいどうするつもりなんだよ!?」
スペシャルズ「MSを爆破し、自決する。そうするしかない」
ショウ「馬鹿なことを!」
ルー「そんなことはリリーナ代表が喜ばないわ 何より、この私が許しません!」
スペシャルズ「しかし……」
ベルトーチカ「待って。ブライト艦長、飛行部隊が接近してきます OZじゃないわ……まさか、これは!」
ブライト「どうした!」
ベルトーチカ「百鬼軍とミケーネ軍です!」
リョウ「何だって!? ちくしょう、こんな時に!」
ハヤト「よりによって問答無用の連中とはな いちばん来てほしくねえ奴らが来やがったか!」
ブライト「くっ……! やむをえん、総員戦闘配置! 諸君、話はあとだ。いいか、つまらん気は起こすなよ!」

スペシャルズ「バスク特佐、帝国残党軍です! まっすく当該地域に向かっております!」
バスク「ははははは、絶好のきっかけが思わぬところから現れたぞ 総員に告ぐ、目標変更! MD部隊はそのまま前進し百鬼・ミケーネ軍を攻撃せよ! ……ただし、邪魔になるものは何であれ排除してかまわんぞ!」
〔通信のコール音〕
リリーナ「バスク特佐、退去を申し入れたはずです なぜMDを前進させるのですか!」
バスク「これは遺憾ですなあ。百鬼やミケーネは人類の敵でありますぞ 当然、自国を守る戦力のないサンクキングダムのためにも我々が戦わねばならん。感謝していただきたいですな」
リリーナ「要請した覚えはありません。さがりなさい!」
バスク「抗議はあとでうけたまわろう。失礼」
リリーナ「バスク特佐! 恥知らずな真似はおよしなさい! バスク特佐!」
バスク「切れ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「戦いの意味は」


【戦闘マップ開始】
〔第3軍ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

グラー博士「なんとしてもゲッター線を奪い取るのだ!」
〈出撃戦艦選択〉
ブライト「総員、出撃準備はいいのか!?」
甲児「待ってくれ! あと少しなんだ! あと少しでマジンガーの修理が終わるんだ」
ブライト「わかった。マジンガーZは修理が終わりしだい出ろ! 他の者はただちに出撃だ!」
甲児「みんな、オレがいくまでがんばってくれよ」
〈出撃ユニット選択〉
スペシャルズ「我々も戦います!」
ブライト「その状態では戦闘は無理だ。いいから早く脱出しろ!」
デビッド「こいつらは俺たちが引き受ける」
<戦闘開始>

<3PP>

デビッド「いいかげんに逃げろよ!」
スペシャルズ「……わかりました!」
〔カーソル、グリーンエリアを指定〕

<敵8機以下・味方援軍1&敵増援1出現>
〔味方ユニット出現〕
甲児「おまたせ、マジンガーZがやってきたぜ!」
〔敵ユニット出現〕
さやか「マジンガーZにそっくりね、あのロボット。なーんかやな感じ」
ボス「まるで女みたいなロボットだわさ」
ヤヌス侯爵「見よ! これぞ地獄大元帥よりあずかった、ミネルバXだ!」
弓教授「……ミネルバX!? まさか、完成していたのか!?」
さやか「お父様、何か知ってるの?」
弓教授「ああ、あれは兜博士がマジンガーZのパートナーロボットとして設計されていたものだったんだ」
甲児「おじいちゃんが……」
弓教授「だが設計図の段階までで、実際にはつくられなかったはずだ」
ヤヌス侯爵「兜博士の設計図を盗んで、我らミケーネの科学力でつくりあげたのよ」
甲児「なんだってぇ!」
弓教授「設計図どおりにつくられているならばパートナー回路もあるはずだ」
さやか「パートナー回路って?」
弓教授「……それがあれば、ミネルバXはマジンガーZのコンピュータ回路からの特殊な電波でZのパートナーとして起動する仕組みなのだ」
ヤヌス侯爵「なに!? そんな回路があったのか? ・・・そうか、設計図でどうしてもわからない謎の回路が合ったが……そのことだったのか!」
弓教授「うまくいけば敵のコントロールを解除することができるかもしれない」
甲児「じゃあ味方にできるかもしれないってわけですね」
弓教授「うむ、やってみたまえ。甲児くん」
甲児「ミネルバXはマジンガーZの恋人みたいなもんだ。このまま奴らのいいなりにさせてたまるかってんだよ! 待ってろよ、ミネルバX……いまいくぜ!」

<甲児がミネルバXを説得(1回目)>
甲児「目を覚ましてくれ! ミネルバX」
AI「…………!?」

<甲児がミネルバXを説得(2回目)>
甲児「きみはオレのパートナーロボットなんだ! 思い出してくれ!」
AI「…………!!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵8機以下・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
<<マナミ>>
アイシャ「マナミさん……わたくしは疲れましたわ そろそろ、決着をつけましょう」
マナミ「アイシャ……どうして……」


<マナミがアイシャを説得>
マナミ「アイシャ!」
アイシャ「マナミさん、ここは戦場ですのよ! 何をやっているのです!」
マナミ「お願い、もうやめて。あたしたちが戦ったって何の意味もないのよ!?」
アイシャ「意味……いいえ、意味ならありますわ あなたを倒さなければ、わたくしは、いえリッジモンドの家はロームフェラでの立場をなくすわ」
マナミ「わかってアイシャ、もうそんなことを言っているときではないのよ ロームフェラの、OZのやり方は間違ってるわ! あなただってそれはわかっているでしょうに!」
アイシャ「……それでも、それでも、わたくしには……他の道は選べない 選ぶわけにはいかないのです!」
マナミ「アイシャ!?」
アイシャ「お話はもうおしまい。お互いのなすべきことをしましょう マナミさん」
マナミ「アイシャーッ!!」

<アイシャ撃破>
アイシャ「ああ……これでもう……終わりですのね……」
〔敵ユニット撃破〕
マナミ「アイシャ!?」
ローレンス「大丈夫です、お嬢様。アイシャ様は無事脱出されたようです」
マナミ「……よかった……アイシャ。ありがとう、ローレンス」
ローレンス「とんでもございません」

<敵14機以下・敵増援3出現>
カーツ「フン、いたなブラッド。勝負だ!」
ブラッド「カーツ……いいだろう、ここでケリをつけてやる!」

<カーツ撃破(ブラッド)>
カーツ「ばかな……ばかなばかなばかなぁ!! この俺が、奴よりも劣っているというのかぁぁぁーっ! 認めん! 認められるものかぁっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ブラッド「カーツッ!?」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

≪ミネルバXフラグ成立≫

甲児「ミネルバXを見つけたんだって!?」
さやか「アストナージさんたちが回収してきたのよ。整備ハンガーの方らしいわ」
甲児「へへっ、恋人の顔でも見てくるか。それじゃあな、さやかさん」
〔走る足音〕
さやか「あ、ちょ、ちょっと待ってよぉ、甲児くんったら! ……何が恋人よ、フン! もう知らないんだから!」

アストナージ「……というわけで、機能停止して動けなくなっていたミネルバXを運んでくることができたんだ」
甲児「動けなくなっていた?」
弓教授「おそらくミネルバXのパートナー回路が原因じゃないのかな」
甲児「それって……?」
弓教授「もともとはマジンガーZの良きパートナーとして動くように設計されてはいた だが、敵の手先としてZに敵対するようAIが埋め込まれた。戦場でZと会ったことにより本来持っていたパートナー回路が目覚めた……」
アストナージ「……そこでマジンガーZに協力しようとするパートナー回路と敵対しようとするAIの間で衝突があったってわけですね」
弓教授「そうだね。結局ミネルバXは協力、敵対のどちらの行動をとることもできず自ら機能停止してしまったのではないのかな」
甲児「ミネルバX……」
アストナージ「そう心配そうな顔をするな、甲児 改修が終われば、すぐにでも一緒に戦うことができるって」
甲児「それじゃあ……!」
アストナージ「奴らが取りつけたAIさえ解除できれば、あとはなんとかなるさ」
甲児「お願いします、アストナージさん」
アストナージ「おっ、いつもと違って素直じゃないかよ。まぁ、まかせておけよ」

デルマイユ「……我々OZが派遣した治安維持部隊に対してあろうことかサンクキングダムから行われた攻撃はOZの統治によって世界平和を実現しようという我々の理想に対する挑戦である。我々は、彼らの完全平和主義をぎまんと見なし、サンクキングダムの即刻解体を勧告するものである むろん拒否した場合は、いかなる実力行使をもってしても……」
アラン「くそっ、勝手なことを!」
ノイン「やはりこうなってしまったか……。避けられないことなのだろうな……」
クワトロ「強引だな。やはり奴らもあせっている」
エイジ「……例の内紛のことですか?」
クワトロ「それもある。さらにロームフェラ財団内部にも戦いに対して否定的な意見が出始めてもいた それらが強攻策をとらせたのだろう」
ブライト「アムロの予感が当たってしまったか。リリーナ代表にとってはつらいところだな……」
パーガン「リリーナ様……」
リリーナ「……この国をつぶすわけには、まいりません。完全平和主義は今の世界の人たちにとって、唯一の希望なのです」
パーガン「リリーナ様……。このような時に、ジュリア様がいて下さったら……」
リリーナ「あの方も、いくつもの困難なお仕事を抱えておられます ここは、私ひとりで決断しなければなりません」
ドロシー「誰にも相談なさらずに、たったおひとりで試練に立ち向かわれるのですね。何てりりしいのでしょう。リリーナ様 何か力になれることがあったら、遠慮なくこのドロシーにおっしゃって下さいな」
パーガン「…………」
リリーナ「ありがとう、ドロシー。でも大丈夫。私は決して絶望したりはしません」
ドロシー「そうでしょうとも。私の大好きなリリーナ様は、こんなことでくじけたりはなさいませんわ。たとえどんな軍団が攻めてこようとも……でもリリーナ様、ご安心なさって。あなたのために戦う勇敢な騎士たちが、きっとあなたを守ってくださるわ。命に代えても……ああ、私考えただけでわくわくしちゃう」
リリーナ「…………」
ドロシー(ふふふ、ご自分で戦うのが、おイヤなら何も変わりはしなくってよ リリーナ様)

ブライト「いずれにせよ、我々の立場はますますむずかしくなるな」
カミーユ「そんなこといってられないでしょう。むしろ、僕たちが必要とされるのは今からじゃないんですか?」
タケル「俺もそう思う。仮に俺たちが出ていったところでもはや状況は変わらない。かえって悪くなるだけだ」
デビッド「戦うしかないってか。なんかそれじゃあ、結局いつもと同じなんじゃねえか?」
<<セレイン>>
セレイン「そうかもしれないな。だが、このままサンクキングダムをデルマイユやバスクたちにつぶされるわけにはいかない。もしも連中が攻め込んでくるというのなら、戦うだけだ。たとえ、リリーナ王女がそれを望んでいないとしてもだ」
<<ブラッド>>
ブラッド「そうかもしれねぇが、このままサンクキングダムをデルマイユやバスクどもにつぶさせちゃいけねぇ。もしも奴らが攻めこんでくるっていうんなら、戦ってやろうじゃねぇか。たとえ、リリーナ王女がそれを望んでいなかったとしてもな」
<<マナミ>>
マナミ「そうかもしれないわ。でも、このままサンクキングダムをデルマイユやバスクたちにつぶさせてはいけない。もしも彼らが攻めこんでくるなら あたしたちが戦うしかないわ。たとえ、リリーナさんがそれを望んでいなかったとしてもね」

アムロ「そうだな、○○○。俺たちの守るものは、はっきりしている 完全平和への希望を消してしまってはいけないんだ」

ノイン(……ヒイロとカトルらしき人物がいるというのか……リリーナ様のためにも彼らを探しにいくべきなのか……)
※※スーパーアースゲイン入手フラグ成立の場合、セリフ追加※※
ブラッド「師匠……俺は、俺はどうしたらいいのですか……教えてください師匠……」
甲児「……あんまり気にするなよ」
ブラッド「甲児……」
さやか「彼だって、こうなる可能性は考えてたでしょう あなたが悪いんじゃないんだから」
ブラッド「さやか……」
甲児「元気だせよな」
ブラッド「ああ……戦闘になれば、そんなこと考えているヒマはないからな」
ルー「ならいいんだけど。あ、そうそう、アストナージさんが回収したヴァイローズの件で話があるっていってたわよ」


≪スーパーアースゲイン入手フラグ成立≫
ブラッド「アストナージ、何の用だ?」
アストナージ「おう、来たな。ちょっとこれを見てくれないか」
ブラッド「こ、これは……アストナージ、こいつはいったい……」
アストナージ「ヴァイローズを調べてたら、このデータが出てきたんだ。どうやら、お前のアースゲインとヴァイローズは、もとは1つだったらしくてな」
ブラッド「俺のアースゲインと、カーツのヴァイローズが……」
アストナージ「スーパー・アースゲインといったところかな かなりパワーアップするようだ 操縦関連のシステムはいじらなくてすむから、俺たちでもなんとかできるが、どうする?」
ブラッド「…………」
※※ブラッドでカーツを撃墜した場合、セリフ追加※※
カーツ「俺のことは気にするな、ブラッド」
ブラッド「カーツ! お前……」
アストナージ「アースゲインとヴァイローズを1つにしてくれっていいだしたのはカーツさ」
ブラッド「…………」
カーツ「ま、いろいろあったがお前たちと戦ったことで、俺も自分の弱さってもんがわかったとでもいうのかな……今までの罪ほろぼしってわけじゃないが俺のヴァイローズを使ってくれよ」
ブラッド「カーツ……」

アストナージ「おい、ブラッド」
ブラッド「……やってくれ、頼む」
アストナージ「よし、それじゃさっそくとりかかるとするか」
※※ブラッド以外でカーツを撃墜した場合、セリフ追加※※
ブラッド(カーツ……お前はそれを知っていたんだな……。だからなのか? だからあんなにも俺を……。師匠……どうしてです。どうして……)


〔通信のコール音〕
万丈「……なるほどね。そっちもそっちで大変らしいな」
アラン「各地のOZの動きはあいかわらずか?」
万丈「ああ。どんどん支配地域を広げているよ 手向かうの者には、容赦なしだ」
アラン「ムゲ帝国と何ら変わりはない……か カラバとしては今後はどうするんだ?」
万丈「さあてね。とにかく、奴らの野望は阻止しなくては、トレーズ派との連携も考えているんだが、そっちはまだこれからだな。近いうちにまだ協力を要請するかも知れない 手いっぱいでなければ、よろしくたのむよ」
アラン「ああ、ブライト艦長にもそう伝えておく。OZの野望はサンクキングダムだけの問題ではないからな……」
【シナリオエンドデモ終了】


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