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No.28C-1
OZ分裂 前編

【シナリオデモ開始】
スウィートウォーター
<<セレイン>>
セレイン「それで、どうするおつもりで?」
<<ブラッド>>
ブラッド「で、結局どうするか決まったのかよ」
<<マナミ>>
マナミ「今後の行動については、決まったのですか?」

ブライト「ああ……地球へ降りようかと考えている」
リョウ「地球へ? しかし、地上へ降りてどうするっていうんです」
ブライト「それなんだが……ジャブローヘの降下作戦を検討している」
<<セレイン>>
セレイン「ジャブロー? ずいぶんと思い切ったことを考えますね」
<<ブラッド>>
ブラッド「あそこか。だがOZが占拠してんだろ? ちょっと大胆すぎやしないか」
<<マナミ>>
マナミ「ジャブローですって? どうしてですか?」

ブライト「理由はいくつかある。まずジャブローはOZが制圧して以来 比較的少数の兵士か配備されていないこと 次に、帝国軍が司令部を設営していたときの物資がほぼそのまま残されていること。そして、我々の存在を人々に知ってもらうことだ」
ルー「どういうことです?」
ブライト「帝国がいなくなってから、OZは敵対者や暴動に対しての武力行使を示威的に行いはじめている 完全平和主義を掲げるサンクキングダムの存在もあってOZの支配体制に懐疑的になっている人々も出始めているらしい」
甲児「ちぇっ、いまさら遅せぇんだってーの」
ブライト「だが我々が戦ってみせることで、反OZ感情を高めることができる」
エイジ「反帝国の時と同じことをやるわけですね」
ブライト「そうだ」
ルー「だけど艦長、よくそんな詳しく知ってますね」
ブライト「ああ、地上の万丈くんたちからの情報だ。それと……ドモンたちにも関連のある情報もある」
ドモン「俺たちに?」
ブライト「例のデスアーミータイプのMSがジャブロー付近で目撃されたらしい」
ドモン「なんだって!? デビルガンダムがジャブローにいるというのか」
シュバルツ「慌てるなドモン。落ち着いて話を聞くのだ」
ブライト「ああ、いや、そういうわけではないらしいんだがな デスアーミーの件は不確定情報だからそういうこともあり得ると考えておいてもらえればいい」
ドモン「それだけで十分だ。そういうことなら話しは別だ。艦長、地球へ急いでくれ! マスターアジア、それに、デビルガンダム! 今度こそこの俺が倒してやる!」
チボデー「おいドモーン。俺たちもいるのを忘れんじゃねぇぜ」
ジョルジュ「そうです。我々とてデビルガンダムには因縁がありますからね」
サイ・サイシー「そういうことさ、アニキ。あいつは俺たちで倒すんだ」
アルゴ「うむ」
シュバルツ「フフフフフ、ハーッハハハハハ。果たして本当にできるかな?」
ドモン「どういうことだ、シュバルツ!?」
シュバルツ「それは己の胸に聞いてみるのだな。武闘家たるもの まず己を律することが出来ずば、戦いに勝つなどとてもとても」
レイン「待ってシュバルツ。さっきのはどういう意味なの?」
シュバルツ「フフフ、気になるか、ドモンのことが」
レイン「べ、別に私はそういう意味で言ったんじゃ……」
シュバルツ「ハハハハハッ。ムキになっても勝てぬものは勝てぬということだ 腕も、心もまだまだ未熟よ。人よりわずかに抜きんでたおのが腕におぼれているようでは、マスターアジアに勝つことなど夢のまた夢。それにデビルガンダムの幻影に脅えているようではな」
レイン「脅えている? あの人たちが?」
シュバルツ「その通り。口ではいくら否定しようともこの私の目はごまかせん。それを克服せんかぎりは。どうにもならん」
レイン「……でも……あなたはドモンたちにそれを気づかせ、克服させようとしているシュバルツ、あなたは一体何者なの? 私はときどきあなたが私よりもドモンのことを知っているようなきがすることがあるわ」
シュバルツ「私の正体などどうでもいい。レイン、地上へ降りたらさりげなくドモンに修行をするよううながすのだ。よいな」

レディ「ガンダムがあらわれただと!?」
スペシャルズ「はい。迎撃に向かった部隊は全滅、またこのガンダムはコロニーを破壊しつつここへ向かっています」
レディ「コロニーを? 妙だな……あの連中ならばそんな真似はしないはずだ。……メリクリウスとヴァイエイトはどうか」
スペシャルズ「テスト待ちと聞いています」
レディ「よし、トロワ特士を呼べ。それとツバロフにメリクリウスとヴィエイトのテストはこちらでやると伝えておけ」
トロワ「ガンダムが出たそうだな」
レディ「そうだ。しかしこのガンダムはコロニーを破壊しているらしい 新型のテストをかねて出てもらいたい」
トロワ「了解だ。だが、新型に耐えうるパイロットが俺の他にいるかな」
レディ「先日捕らえたガンダムパイロットを使え」
トロワ「ほう? なかなか大胆な策だ」
レディ「フフ、褒め言葉と思っておこう。それと、特士」
トロワ「なんだ?」
レディ「接触してから後の行動はお前にまかせる。好きにするがいい」
トロワ「……ああ……了解した、特佐」
レディ(さてと……残るは2人か。うまく脱出して彼らと合流してくれればいいのだがな。私は、お前たちに時代を動かす力があると信じよう……)
〔設備の稼働音〕
レディ「これでよし……」
〔扉の開閉音〕
ツバロフ「何をなさっているのですかな、レディ・アン特佐」
レディ「ツバロフか……」
デュオ「おい、ドアが開いたみたいだぜ?」
五飛「そうか、ならば行くか」
デュオ「おいちょっと待てよ。罠だったらどうするんだよ」
五飛「殺すならとっくにやっている。こんな回りくどい真似はしない 行かないのなら一人で残るがいい」
デュオ「冷たいやつだな、誰が行かないって言ったんだよ 生きて出られるのが不思議なくらいだ 俺だって文句はねぇぜ。それじゃさっさと行きますか」
五飛「借りを返してからな」
ツバロフ「捕虜を逃がすとは……これは明白な反逆行為ですな 何か申し開きでもありますかな?」
レディ「いや……ないな、ツバロフ技師長」
ツバロフ「ではレディ・アン嬢、OZへの反逆罪であなたを処刑します」
レディ「好きにしろ。トレーズ様は人を愛された そして、人の死も愛された。死は人の感情に強烈に訴える 死者が与える感情、戦うことに対する肯定と否定 高ぶる感情は人を極論の選択へと導く それこそがあるべきものの姿であり、その中からこそ未来が生まれるのだ」
ツバロフ「私には理解できないことですな」
レディ「だから敵となるのだ。お前と私は。OZでの過ちは死に値する過去であった。さぁ、撃てツバロフ。己を肯定するために」
ツバロフ「レディ・アン嬢、あなたは甘すぎる」
レディ「兵士としてはな。しかし、この最後の刻を私は人として厳しく生きたつもりだ」
〔画面、フラッシュ〕
〔銃声〕


スウィートウォーター
ルー「聞いたわよ。あたしたちと来てくれるんだって?」
ジュドー「ああ……コロニーに毒ガスなんて冗談じゃないし、食わせてもらったメシの分は働くさ。あんたは何だって戦争なんかやってるんだ?」
ルー「あたしは反帝国のレジスタンスに自分から参加したわ。当時はそれが正しいことだって信じたから。ムゲ帝国がいなくなった今でも同じ あたしは、OZに正義はないと信じているわ」
ジュドー「ご立派なことで」

スウィートウォーター
ショウ「沙羅はまだ、だめなのか?」
チャム「もう出発よ」
忍「わかってる。だがよ」
亮「沙羅はおいていくしかないな。ダンクーガが使えないのは痛いが……」
〔扉の開閉音×2〕
マーベル「沙羅?」
沙羅「冗談じゃないよ。なに勝手なこと言ってんのさ あたしを抜きにしてそんなこと決めないでおくれ」
雅人「沙羅、無理しちゃだめだよ」
沙羅「だまんな! あたしも行くよ、行かせてもらうよ」
忍「沙羅……お前……。わかった、獣戦機隊が3人じゃサマにならねぇからな」
沙羅「フン、礼は言わないよ、忍。あんたがいなかったときも同じことを言ってたんだからね」

スウィートウォーター
銀鈴「艦長、準備完了です」
ブライト「よし、これよりマーチウィンドは地球へ向かう」
〔アーガマ、地球近海へ移動〕

≪セレイン≫
バルジ
リッシュ「グリスウェル一級特尉、入ります」
バスク「来たか。どのような用件か、わかっておろうな」
リッシュ「は……いえ、自分にはわかりかねます」
バスク「フン、貴様の指揮能力に対する評価は、このところいちじるしく低下しておる。我々OZもあまり余裕のある状況ではない これ以上の失敗は、容認できん」
リッシュ「はっ、それはよくわかっております」
バスク「汚名返上のチャンスをやる。マーチウインドの連中がどうやら地球へ降りるようだ。ヤザン特尉とともに、これを阻止しろ ここでやってみせねば、最後だと思え」
リッシュ「は……了解であります」

≪マナミ≫
バルジ
バスク「来たか」
アイシャ「何かご用でしょうか?」
バスク「マーチウィンドが地球へ降下するという情報をつかんだ。これを阻止するヤザンの部隊に加われ」
アイシャ「はい……わかりました」
バスク「貴公は、財団を裏切ったハミルの小娘を叩くという名目で、特例としてOZの1級特尉待遇で迎えておる 目的を果たせなければ、財団への立場がなかろう せいぜいやってみせるのだな」
アイシャ「…………」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「OZ分裂」前編


【戦闘マップ1開始】
〔第3軍ユニット出現〕
トロワ「あれは……恐らくカトルか誰かだろう。合流するぞ、ヒイロ」
ヒイロ「どうかな……奴はコロニーを破壊している」
〔第3軍ユニット出現〕
〔トロワ、カトルへ接近〕
〔ヒイロ、カトルへ接近〕

トロワ「間違いない、あれはカトルだ。カトル、こちらトロワだ 聞こえているか、カトル?」
〔カトル、トロワへ接近〕
カトル「聞こえているよ。それ以上近寄らないでよ、トロワ」
トロワ「カトル? ……どういうことだ?」
カトル「僕はこの狂った地球圏のすべてを破壊する 争いを望む者すべてを消し去るのが僕のやるべきことなんだ コロニーにもそういう人はいるよね。だから僕はコロニーを破壊するんだ」
トロワ「どうしたんだカトル? お前らしくないじゃないか」
カトル「狂ってるんだよ、この地球圏は。やさしい人の涙を誰もわからないんだ 僕は決して忘れない。忘れさせないよ このウイングゼロですべてを消し去るまでは」
トロワ「ウィナー家の資源衛星のことか お前はそれほど弱くはなかったはずだ」
カトル「あの人たちにも伝えてほしい。もう僕の前に現れないで でないと、みんなを殺すことになる」
トロワ「カトル……」
ヒイロ「言いたいことは、それだけか。すべてが狂っているのなら俺は自分を信じて戦う。カトル……お前を殺す」
〔ヒイロ、カトルへ接近〕
〔ビームの発射音〕
〔カトルにダメージ〕

カトル「ヒイロォォォォーッ!!」
〔強力ビームの発射音〕
〔ヒイロにダメージ×3〕

ヒイロ「ぐぅぅぅぅっ!」
トロワ「やめろカトル!!」
〔ブースターの噴出音〕
〔トロワ、カトルへ接近〕

カトル「近寄らないでっていってるだろぉぉ!?」
〔カトル、マップ兵器「ツインバスターライフル」使用〕
〔ヒイロにダメージ〕
〔トロワにダメージ×2〕

カトル「……ヒイロ、コロニーはOZと手を組んだんだ コロニーは敵になったんだよ。せっかく異星人を追い出したのに地球圏は狂ってしまったんだ。だから僕はすべてを破壊する 破壊して正す。そうだろう? ヒイロ」
ヒイロ「……言いたいことはそれだけか……うっ……」
カトル「死ぬよ、ヒイロ。でも僕は仲間を殺したくない 逃げてヒイロ。ねぇ聞いているの、ヒイロ?」
ヒイロ「カトル……俺は逃げない。俺の後ろにはコロニーがある」
カトル「そう……さようなら、ヒイロ」
〔カトル、マップ兵器「ツインバスターライフル」使用〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

トロワ「……カトル……」
カトル「……トロワ?」
〔ノイズ〕
〔トロワにダメージ〕

トロワ「カトル、俺はお前が過ちを犯していると思う。コロニーのためと信じて戦ってきた俺たちには、この結果は確かに残念なことだ だがこれが現実だ。受け入れるしかない。そして残るのは俺たちの心の中の問題だけだ……」
カトル「…………」
トロワ「真剣に未来を信じて戦ってきたがゆえに、自分一人でも歴史の流れを変えられるかもしれないと考えてしまう。それはお前だけじゃない。だがその心は、想いの強い者ほど、やさしい者ほどつらく追い込んでいく……」
〔ノイズ〕
〔トロワにダメージ〕

トロワ「くっ……」
〔ノイズ〕
トロワ「カトル、俺たちの心の問題は、俺たち自身が戦い結論を見出さなければならない。己を信じて戦う者たちがいる 銃を持たずに戦う者たちもいる。俺たちはまだいらなくなった兵士ではないんだ」
カトル「トロワ……」
トロワ「だからカトル、まだ目を閉ざさないでくれ 時代の流れを受け入れよう。やさしいカトルに戻ってくれないか……」
〔ノイズ〕
〔トロワにダメージ×2〕

トロワ「ぐ……だめか……」
カトル「トロワッ!」
〔ヒイロ、カトルへ隣接〕
〔機体の拘束音〕

カトル「ヒイロ!?」「離してヒイロ! トロワが死んでしまう!!」
ヒイロ「ああ……お前が殺した」
〔トロワにダメージ〕
〔第3軍ユニット撃破〕

カトル「トロワ……トロワァァァァーッ!!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〈出撃戦艦選択〉

〔敵ユニット出現〕
ベルトーチカ「敵です!」
ブライト「いいか、目標はジャブローだ。このエリアへ入れば地球へ降下できる」
〔カーソル、グリーンエリアを指定〕
ブライト「可能な限り交戦を避け、地上への降下を優先させろ! カミーユ、降下時にはウェイブライダーで先に降下しろ」
カミーユ「了解。カミーユ・ビダン、Zガンダム、出ます!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ヤザン「いいかお前ら、連中を地球へ降ろさせるな!」
ラムサス「了解です、ヤザン隊長」
※※主人公がセレインの場合、セリフ追加※※
リッシュ(けっ、そろそろ俺の豪運も尽きかけてきたかよ ここいらでしまいにするのもいいかもな……)
※※リッシュフラグ成立の場合、セリフ追加※※
リッシュ「セレイン、聞こえるか」
セレイン「……なんだ」
リッシュ「こいつで最後にするぜ。だからよ、最後に一つ聞いてくれないか」
セレイン「何が言いたい」
リッシュ「何度も言うが、俺がお前に惚れてるってのは、こりゃマジだぜ 俺もこれまでかなり好きに生きてきたがよ おかげでずいぶん、妙なことになってきちまった。俺としたことがな」
セレイン「……それで?」
リッシュ「ま、俺はお前の敵だった。だから、どんな結果でもそりゃあ仕方ねぇ だけどな、俺がお前に惚れてた男だったってことだけは覚えておいてくれ」
セレイン「……いいだろう、覚えておいてやる」
リッシュ「フッ、そいつを聞いて安心したぜ。それじゃま、いくかい」
※※主人公がマナミの場合、セリフ追加※※
ヤザン「聞こえたな、女!? 俺はてめぇの面倒を見る気はねぇ やるなら、勝手にやってみせな!」
アイシャ(……なんて野蛮な男。バスクといいこの男といい これではOZがだめになってしまうのではなくて? トレーズ閣下が目指されたものは、こんなものではなかったはずなのに……)「マナミさん……わたくしは疲れましたわ そろそろ、決着をつけましょう」
マナミ「アイシャ……どうして……」

<戦闘開始>

<敵18機以下or3PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
デュオ「待たせたな! 死神が地獄から舞い戻ってきたぜッ!」
<<セレイン>>
セレイン「デュオか? 新しい機体のようだな」
<<ブラッド>>
ブラッド「デュオ!? 久しぶりじゃねぇかよ! その機体はどうしたんだ?」
<<マナミ>>
マナミ「デュオなの!? 来てくれたのね!」

デュオ「ああ、どっかのバカな技術者が、俺のデスサイズを新調してくれたのさ そいつを、ありがたくいただいてきた」
ブライト「よく来てくれた、デュオ。それで、の4人は?」
デュオ「いや、残念だが俺は知らない。五飛とは途中まで一緒だったんだが、あいつは俺と違って1人が好きだからな」
※※まだヒルデ健在の場合、セリフ追加※※
ヒルデ「デュオ!? どうして……」
デュオ「ヒルデか……」


<セレインがリッシュを説得>
セレイン「おい、聞こえるか」
リッシュ「ああ、いい声だ、よ~く聞こえるぜ」
セレイン「いい加減ふざけるのはよせ! いいか、一度しか言わないぞ お前にその気があるなら、マーチウィンドに来い」
リッシュ「おっ? なんだお前も俺に惚れてたのかよ」
セレイン「違う」
リッシュ「ちっ、そんなにあっさり否定するこたぁないじゃねぇか」
セレイン「お前は、少なくとも連中とは違うと思った。だから言っている 我々は戦いつづけるために戦力が必要だ」
リッシュ「お前の口からそれが聞けるとは涙が出るほどうれしいねぇ が、まだ俺はOZの士官だ。また生き残れたらそうさせてもらうぜ」
セレイン「どういうことだ、リッシュ=グリスウェル?」
リッシュ「悪いな。俺にも一応、俺なりのこだわりってもんがあるのさ なに、俺も“不死人”と呼ばれた男だ。そう簡単にゃくたばらねぇよ」
セレイン「そうか……ならば撃破する」

<マナミがアイシャを説得>
マナミ「アイシャ!」
アイシャ「マナミさん、ここは戦場ですのよ! 何をやっているのです!」
マナミ「お願い、もうやめて。あたしたちが戦ったって何の意味もないのよ!?」
アイシャ「意味……いいえ、意味ならありますわ あなたを倒さなければ、わたくしは、いえリッジモンドの家はロームフェラでの立場をなくすわ」
マナミ「わかってアイシャ、もうそんなことを言っているときではないのよ ロームフェラの、OZのやり方は間違ってるわ! あなただってそれはわかっているでしょうに!」
アイシャ「……それでも、それでも、わたくしには……他の道は選べない 選ぶわけにはいかないのです!」
マナミ「アイシャ!?」
アイシャ「お話はもうおしまい。お互いのなすべきことをしましょう、マナミさん」
マナミ「アイシャーッ!!」

<デュオがヒルデを説得>
デュオ「よぅ、ヒルデ。もうやめとこうや。お前には似合わないぜ」
ヒルデ「デュオ! どうして撃たないの!? どうして私を敵とみなさないの!?」
デュオ「いっちゃ悪いが、お前の力じゃ俺たちの敵にならない。そんな奴が命をかけて立ち向かってくるなんて、馬鹿げたことだ。でもな、なんか俺がたった一人で、ゾルバドス軍に占領された地球へ降りた時に似てるなって思ったのさ」
ヒルデ「馬鹿にしないで!」
デュオ「俺たち馬鹿なんだぜ、きっと。兵士はいつ死んでもおかしくない コロニーの仲間だって、これからどんどん死んでいく。せめてお互い自分の信じられる道で精一杯生きようぜ」
ヒルデ「デュオ……」
〔ヒルデ、敵から味方へ〕
デュオ「馬鹿! OZの識別信号を出せ! やられるぞ!」
ヒルデ「……出せないよ。誰が味方か、わからなくなったのだもの」

<セレインがリッシュを説得>
セレイン「おい、聞こえるか」
リッシュ「ああ、いい声だ、よ~く聞こえるぜ」
セレイン「いい加減ふざけるのはよせ! いいか、一度しか言わないぞ お前にその気があるなら、マーチウィンドに来い」
リッシュ「おっ? なんだお前も俺に惚れてたのかよ」
セレイン「違う」
リッシュ「ちっ、そんなにあっさり否定するこたぁないじゃねぇか」
セレイン「お前は、少なくとも連中とは違うと思った。だから言っている 我々は戦いつづけるために戦力が必要だ」
リッシュ「お前の口からそれが聞けるとは涙が出るほどうれしいねぇ が、まだ俺はOZの士官だ。また生き残れたらそうさせてもらうぜ」
セレイン「どういうことだ、リッシュ=グリスウェル?」
リッシュ「悪いな。俺にも一応、俺なりのこだわりってもんがあるのさ なに、俺も“不死人”と呼ばれた男だ。そう簡単にゃくたばらねぇよ」
セレイン「そうか……ならば撃破する」

<リッシュ撃破>
※※リッシュフラグ成立の場合のセリフ※※
リッシュ「くっ……やられちまったか……へっ、生きてたらまた会おうぜ セレイン。じゃあな……」
〔敵ユニット撃破〕
セレイン「……ばかな……奴だな。……まったく……」
※※リッシュフラグ未成立の場合のセリフ※※
リッシュ「やーれやれ、女神に嫌われちまっちゃさすがの俺の豪運も尽きるしかねぇか。別にどこで死んでもよかったがよ……まったく、しまらねぇ死に方だぜ……」


<アイシャ撃破>
アイシャ「ああ……これでもう……終わりですのね……」
〔敵ユニット撃破〕
マナミ「アイシャ!?」
ローレンス「大丈夫です、お嬢様。アイシャ様は無事脱出されたようです」
マナミ「……よかった……アイシャ。ありがとう、ローレンス」
ローレンス「とんでもございません」

<ヒルデ撃破>
※※ヒルデが味方にいる場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット撃破〕
ヒルデ「デュオ……私も、私もあなたの信じているものを見てみたかったな……」
デュオ「ヒルデッ!? ばっかやろぉぉぉーっ! てめぇら一人も生かしちゃおかねぇ!」

ヒルデ「きゃあぁぁぁぁぁーっ!!」
※※デュオがマップ上にいる場合、セリフ追加※※
デュオ「ヒルデッ!? くっ、ばっかやろぉぉーっ!」


<敵全滅or全味方機がグリーンエリアへ移動・勝利条件達成>
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「よし、全機降下開始したな。機を抜くなよ。目標はジャブローだ」
※※ヒルデが味方にいる場合、セリフ追加※※
ヒルデ「デュオ、私も自分の思ったことを精一杯やってみる 私もあなたたちと一緒に行かせて」
デュオ「まったく……馬鹿だな、お前も」


≪フォウフラグ成立≫
カミーユ「くっ……みんなは敵の攻撃で降下地点を変えられてしまったのか……?」
【シナリオエンドデモ終了】


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