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No.34C
登場!超電磁ロボ

【シナリオデモ開始】
ヘンケン「物資の運び出しは終わったようだな」
アストナージ「そうですね。本当ならどこかで船体の修復もしたいところですがねぇ」
ヘンケン「今はどこも無理だな。ブライト艦長やクワトロ大尉には伝達してあるが、宇宙では新造戦艦のネェル・アーガマが完成したと聞く。いずれはそちらに移ることになるだろう」
ジュドー「ねぇるあーがま? どういう意味?」
ヘンケン「アーガマに近いものということらしいがな」
カミーユ「しかし宇宙で新造戦艦って、なんでそんなことが可能なんです?」
ヘンケン「OZにはもともと地球圏全体を見張れるような戦力はない。月のフォン・ブラウン市にだって反OZはいるし、アナハイムの協力もある」
ショウ「それで、OZは兵員不足を補うために無人機を導入したってことか」
カミーユ「でもアナハイム、あまりいい気はしませんね。死の承認の実験台ですか 僕らは」
ヘンケン「OZに対抗するにはそんなものにもすがらにゃならん。それが現実だ 連中だって、OZが完全に支配するとなるとロームフェラの影響下に入ることになる。それは避けたいのだろう」
カミーユ「やりきれませんね」
ヘンケン「そうだな……あ、特尉、お茶でもどうかな」
エマ「だめです。忙しいですから」
ヘンケン「そ、そうか。ならいいんだ」
ジュドー「タイミング悪いんだよな」
ヘンケン「お前ら、さっさと仕事をせんか!」

万丈「ギャリソン、本当にこんなところにいるのかい?」
ギャリソン「間違いございません。ただ……私の調べましたところによりますと少々問題がございますが……」
万丈「なんだい?」
ギャリソン「その方はこの数年はずっと酒びたりであるとか。あまり期待できるとは思えません」
万丈「それでも、彼がだめならもう、どうにもならないさ」
〔通信のコール音〕
万丈「こちら万丈」
レイカ「レイカよ。例のものは確認したわ。操縦者たちにも接触。いまビューティーが話をしているところよ。博士の死後、彼らが隠していたらしんだけど、情報通り今のままでは使い物にならないわね。動かせるようにできれば、彼らも戦ってくれるはずよ」
万丈「ご苦労さん。こっちは今からそれをなんとかしてくれる人物に接触する予定」
レイカ「了解。うまくいくことを祈ってるわ」
万丈「失礼、四谷博士とお見うけいたしますが?」
四谷博士「ここには博士などおらん。お前たちはなんだ?」
万丈「僕の名は破嵐万丈。博士はいらっしゃらないとおっしゃるが、あなたは博士によく似ておられる」
四谷博士「ふん、いけすかん奴だな。いかにもわしが四谷だ。だがお前たちには用はない わしが用のあるのは酒だけだ」
万丈「ところがこちらはそういうわけにはいかないんですよ。南原博士はご存知ですね」
四谷博士「……南原か。もう何年も会っておらん」
万丈「南原博士は亡くなられた。彼がその卓抜した先見の明で建造した戦闘ロボットも、その時から動かないままです」
四谷博士「そうか……南原が死んだか」
万丈「南原博士は自分にもしものことがあれば、四谷博士を頼るようにと言い残された。探しましたよ、あなたを。このような廃墟にお隠れになっているとは、思いもよらなかった」
四谷博士「……わしは何もできんし、するつもりもない。お引き取り願おう」
万丈「博士! いま地球は再び異星人の攻撃にさらされている。OZとは違うんだ。地球人が滅亡してもかまわないというつもりですか!?」
四谷博士「その通りだな。わしは地球を愛しこそすれ、人間などどうなってもかまうものではない。いや、地球のことを考えれば人間など第一に滅びてしまうべき生き物だろう」
万丈「なんだって? いったいなぜそこまで……いや、あなたがどう思おうとかまわない 博士、僕がつかんでいる情報では今度の敵、銀河帝国は人間を殺すだけじゃない。この地球そのものを破壊してもおかしくない連中だ」
四谷博士「…………なんだと?」
万丈「この地球を愛するというのなら、人間のためでなくてもいい この母なる大地のために力を貸してください。博士」
四谷博士「……万丈とかいったな。君の名前は聞いたことがある ゾルバドズがいた頃から戦い続けているそうだな」
万丈「それが、僕が自らに課した使命だからね」
四谷博士「……わかった。それで、わしは何をすればいい」
万丈「南原博士の残した戦闘ロボ、コン・バトラーVを動かしてください」
四谷博士「コン・バトラーV……できるかはわからんがやってみよう」

≪ブラッド≫
カーツ「ブラッド」
ブラッド「カーツ、もういいのか?」
カーツ「ああ。それほどヤワな体はしていない。しかし、しばらく見ない間にここのメンツもずいぶんと変わったな。それに、かなり増えたようだ」
ブラッド「お前、何度も俺たちと戦ってたじゃないか。気がつかなかったのか」
カーツ「俺が戦場に出ていたのはあくまでも貴様と戦うためだった。他の奴のことなど、覚えていない」
ブラッド「それは直せよ、カーツ。それじゃあ戦いには勝てない」
カーツ「なに? それはどういう意味だ」
ブラッド「俺がここの奴らと一緒にやってきて学んだことの1つだ。戦場では四方に敵がいる。その動きを把握すればするほど戦いは有利になる」
カーツ「目の前にあらわれた敵を倒すだけでは、ダメだというのか」
ブラッド「そうだ」
カーツ「なるほど……次の機会には試してみることにしよう」
ブラッド「それがいい。“武機覇拳流”はまだまだ強くなる。そうだ、お前も1度ドモンたちとやってみるといい。あの連中の戦い方は、面白い 参考になるぜ」
カーツ「そうか……俺が貴様に勝てなかったのもそのせいかもしれんな」
ブラッド「なにがだ?」
カーツ「前にいったことがあったな。仲間ごっこは気にいらんと。俺はその言葉どおり、これまで常にひとりで戦ってきた。だが貴様はその間にもそういった連中としのぎをけずり、己を高めていたというわけだ 俺が勝てぬ道理だな」
ブラッド「これからはお前も仲間だ。っとそういう言い方は嫌いだったな」
カーツ「いや、いい。貴様を見ていて、それも悪くないかもしれんと思っている ここの連中にも興味がわいた」
ブラッド「1つだけ忠告しておく。ヴァイローズでドモンたちと訓練するのはいい が、生身はやめておけ。奴らは素手でMSを壊せる」
カーツ「フッ、冗談はよせ。貴様らしくもない」
亮「いや、残念ながら本当だ。恐ろしいことにな」
カーツ「お前、司馬亮といったか。俺はこいつを倒すためにどんな手でも使ったが、嘘だけはつかなかった。嘘はよくない」
亮「嘘だったらよかったんだがな。俺も体術には自信があるがあれは別ものだ」
カーツ「……本当……なのか?」
ブラッド「俺も嘘はつかん。師匠の教えだ」
カーツ「…………ああ……わかった、気をつけるとしよう」

≪マナミ≫
甲児「おいマナミ、お前のいとこ、なんとかしてくれよ」
マナミ「どうしたの?」
甲児「それが、もー大変なんだよ。わがままっていうかなんていうかさ やれ、こんな食事は食えないだとか、ガサツだ、無教養だ、短絡バカだとか、言いたい放題」
マナミ「最後のは、いつも言われてるでしょ」
甲児「と、とにかくオレだけじゃないんだぜ、被害にあってんのは。たまにさやかさんも怒りくるってるぜ」
ボス「お前なんかまだいいぜ、兜。俺なんか声かけても無視されるだわさ」
雅人「でもあれだけ美人だったら俺は許せるなぁ」
甲児「いくら美人だって、性格の悪いのはごめんだい。それにローレンスだってかわいそうだぜ。最近あっちのお嬢様につきっきりじゃないか」
マナミ「でも、アイシャはローレンスには無茶はいわないわよ。ローレンスのことはよくわかってるもの」
雅人「それってどういう意味さ?」
マナミ「うーん、確かにちょっときつい性格だけど、アイシャは本当はとってもやさしい子なのよ」
甲児「ちょっとぉ? かなりの間違いだろ」
マナミ「でも半分くらいは演技よ。ああやって、まわりの反応を見て他の人たちとどういうふうに接するのがいいのか、見てるのよ。もしかしたら照れかくしも入ってるのかも」
甲児「ちぇっ、迷惑な話だな」
雅人「いいじゃない、その話を聞いたらかわいく思えるじゃん」
甲児「そおかぁ?」
ボス「……じゃあ、俺はどうなのよ」
マナミ「え? ボ、ボスは……さぁ……どうかしら。きっと、ボスのよさがまだよくわからないんじゃないかしら?」
ボス「なるほど。よっしゃ、じゃあこれから俺さまのすばらしさをたっぷりとアピールしてくるだわさ」
〔歩く足音〕
甲児「おい、ボスのやつマジで行っちまっだぞ。いいのかよ」
マナミ「い、いいんじゃない? たぶん……」
甲児「ひどいことにならなきゃいいけど」

〔衝撃音〕
〔画面、振動〕

ブライト「な、なんだ、どうした!?」
〔通信のコール音〕
ミカ「艦長、大変です! タケルが!」
アムロ「落ち着くんだ、ミカ。何があった?」
ミカ「たぶん、ギシン星の超能力者です! お兄さんがさらわれて、タケルがそれを追ってガイヤーで……」
ベルトーチカ「アムロ、ガイヤーが飛んでいくわ」
アムロ「タケルの奴め。ブライト、誰かにあとを追わせるんだ」
ブライト「そうだな。よし、ゲッターチームと藤原忍にガイヤーを追わせる 大尉、残りの連中に艦内に敵がいないか調べさせてくれ」
クワトロ「わかった」
タケル「くっ……待て!」
???(ズール皇帝)「フハハハハハッ」
タケル「お、お前はッ!」
ズール皇帝「よく来たな、マーズ」
タケル「マーグをどうした!?」
ズール皇帝「幼い頃に地球に送られたせいか、皇帝への礼儀を知らぬようだな」
タケル「お前に礼儀など無用だ!」
ズール皇帝「マーズ、我が銀河帝国に戻れ。宇宙は広大だ。お前にはまだまだやらねばならぬことがある。地球などにいつまでもかかわっているヒマはないのだ マーズ、地球を破壊して帰って来い」
タケル「黙れマーズ! 俺の父などといってだまそうとしたくせに! 俺はお前の思い通りにはならないぞ!」
ズール皇帝「愚かな奴」
〔衝撃音〕
タケル「ぐうぅぅ……おのれぇっ!!」
〔拳の応酬〕
〔衝撃音〕

タケル「くっ……オレは……勝ったのか……。マーグ! 兄さん、どこだ!?」
リョウ「いたぞ!」
ベンケイ「おいタケル、ひどいありさまだたいったい何があったんだ?」
タケル「兄さんを追っていて、俺はズールと戦ったんだ」
忍「ズール!? おい、そいつは銀河帝国の皇帝って奴じゃないのかよ なんだってそんな奴がこんなところにいるんだ!?」
タケル「わからない……オレは確かにズールと戦って……そうだ、兄さんを探してくれ!」
ハヤト「探せといわれてもな。俺たちは上空から見たが、それらしい人物は見当たらなかったぞ」
タケル「そ、そんなことは……」
〔衝撃音〕
タケル「うわあぁぁっ!?」
忍「くそっ! どっからの攻撃だ!?」
リョウ「みんな、マシンへ戻れ!」
ベンケイ「おい、なんだありゃあ!?」
〔衝撃音〕
ズール皇帝「ハハハハハッ!」
タケル「ズール!? ばかな……?」
ズール皇帝「マーズよ、お前はワシと対等に戦えたと思っておろうが、あれはワシの影にすぎん。無駄なことをしたな。ワハハハハハハハッ」
〔素早く動く音〕
タケル「くっ……兄さぁぁぁぁぁぁーんっっ!!」

甲児「快調快調っと! このダブルスペイザーってのはなかなかいいじゃないか」
大介「はははっ、あまり無茶な飛ばし方はしないでくれよ」
甲児「大丈夫だって。それっ!!」
ジュン「あっ、待ちなよ甲児!」
マリア「ふう、まったくどこもかしこもひどい状態ね。あっ、何かくる!? 隠れなきゃ」
〔機体の飛行音〕
マリア「あ……あれは……まさかグレンダイザー!? あの悪魔たちがフリード星の守り神を奪ってこの地球まで来たというの!? 許せない! グレンダイザーはあたしが取りもどしてみせるわ!」「……たしかこの辺にきたはずなんだけど……あっ、戦艦だわ。そうか あそこにいるのね。よーし、見てなさいよ悪魔どもめ」

ヘンケン「そうか、それは大変だったな」
ブライト「ああ、どうやったのか知らないが、その皇帝ズールという奴はギシン星にいるはずだそうだ。まったく、恐ろしい力だよ」
ヘンケン「そんな連中と戦っていかなきゃならんとはな」
クワトロ「中佐、何か用件があったのでは?」
ヘンケン「そうだった。君たちの宇宙行きの件だが例のクラッシャー隊基地はもう使えんそうだ。万丈くんからの情報では他にいくつか使えそうな施設があるが、どこも敵がいるそうだ」
ブライト「そうか……結局、戦闘は避けられんか」
ヘンケン「そういうことになる。そこでだ、1つ、提案があるんだが」
ブライト「なにか?」
ヘンケン「うむ、実はそのうちの1つにミケーネの残党がいることがわかっている 可能なら君たちにそれを叩いてもらいたい」
鉄也「ミケーネが!? 艦長、そいつは放ってはおけない話だ」
ブライト「そうだな。わかった、その件は検討してみよう」
ヘンケン「よろしく頼む。ああ……それと……その」
ブライト「まだなにか?」
ヘンケン「いや……なんだ、エマ中尉は元気でやっているかな」
クワトロ「特に問題はないようだが……用があるなら呼んでこようか」
ヘンケン「ああ、いや、いいんだ。それじゃあな」
バニー「プッ」
ベルトーチカ「ヘンケン中佐も何か適当な用事をつくってしまえばいいのにね」
ブライト「まぁ、そういうな。それよりアムロ、みんなを集めてくれ。今の話を検討したい。ベルトーチカ、データはブリーフィングルームにまわしてくれ」
ベルトーチカ「はい」

ブライト「というわけなんだが、どうだ?」
甲児「なんだよ、また宇宙に出るのか。ってことは、銀河帝国って奴と戦うってことか」
クワトロ「そうだ。現状ではまず銀河帝国軍にあたらねばならん。これはOZでも同じことだろう」
忍「ああ、これで人類が滅びるとなりゃ地球圏の支配も地球の再生もへったくれもねぇからな。そうでなきゃこまるぜ」
エイジ「そう考えると、確かにムゲゾルバドスのときとは違うということか。グレスコやル・カインは地球を帝国に組み込もうとしていただけだったからな」
クワトロ「そういうことだ。マーグやデュークの言葉を信じるならば、すでに多くの星々が滅ぼされている。この地球圏をその二のまいにするわけにはいかん」
デュオ「そうと決まったら、さっさと宇宙へあがろうぜ」
ブライト「そのことだが、現在我々が使用できる施設は存在しない。どこを使うにしても、そこにいる敵と交戦する必要がある。ほとんどはOZだが1箇所だけ違う所があるらしい」
甲児「じゃ誰がいるってんです、艦長? もったいぶらないで早くいってくれよ」
鉄也「お前にも無関係じゃない。ミケーネの残党がいるんだ」
甲児「ミケーネだって!? 奴ら、散りぢりになったんじゃなかったのか」
鉄也「どうやらそうじゃなかったようだ。かつてゾルバドス軍が使っていた地下施設を占拠しているという話だ」
デュオ「ってことは、OZとやるか、ミケーネとやるかってことだろ。なら、答えは決まってんじゃねぇか」
鉄也「ああ、俺もそう思うぜ」
ドモン「フッ、当然ミケーネだな」
大作「そうですよね、やっぱり」
アムロ「ということだ、ブライト」
ブライト「そうだな、それが妥当だろう。よし、では我々はこれからミケーネの占拠している旧帝国軍基地へ向かう」

マリア(ここにグレンダイザーがある……見つけたわ、悪魔どもめ!)
〔走る足音〕
甲児「ん? あんな子いたっけ……? いや様子がおかしい。おい待て!」
マリア「見つかった!? えい!」
〔ビーム銃の発射音〕
甲児「くっ!」
エリカ「どうしたの!? 甲児さん!」
大介「甲児くん!?」
甲児「気をつけろ! かわいい顔しちゃいるがそいつは敵だ!」
マリア「悪魔どもっ、覚悟ぉぉーっ!」
〔攻撃が空振りする音×2〕
大介「くっ……!? 待て、そのペンダントは!」
マリア「やぁっ!!」
〔攻撃が空振りする音×3〕
大介「君は誰だ!? 君はいったい……!?」
マリア「フリード王の娘、グレース・マリア・フリード! グレンダイザーを取りもどしに来た!」
大介「フリード王の娘……マリア!?」
マリア「たあっ!」
〔攻撃が空振りする音×2〕
〔殴打音〕

大介「ぐっ……!!」
甲児「大介さん!?」
マリア「う、腕で止めるなんて!?」
大介「マリア……これを……」
マリア「!! 同じペンダント……まさか」
大介「そうだ、僕がデューク・フリードだ」
マリア「お兄ちゃん……!? 本当にあたしのお兄ちゃんなのね?」
大介「ああ」
マリア「お兄ちゃん、生きてたのね!?」
大介「マリア、お前こそよく……」
マリア「あの時、あたしは侍従に連れられてフリード星を脱出して地球まで来たのよ」
大介「そうか……マリア、会えてよかった。お前にも苦労をかけたな。これからはずっと一緒だ」
マリア「お兄ちゃんッ!」
さやか「ちょっと甲児くん、なに涙ぐんでるのよ」
甲児「だってよ……大介さんが……大介さんが……」
アラン「なんだ、どうしたんだ?」
甲児「チクショウ、オレにはうまく言えねぇや。あの夕陽にでも聞いてくださいよ」

さやか「……へぇ、生き別れの妹との劇的な再会かぁ。いい話だわ アランさん、妹さんも一緒に行ってもいいんでしょ?」
アラン「ああ、別に問題はないだろう。その子も銀河帝国の犠牲者さ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「登場!超電磁ロボ」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
豹馬「それで俺たちはどこへ向かうってんだ?」
万丈「マーチウィンドの所さ。彼らはこれから宇宙に上がるそうなんでね その前に合流しておきたい」
ギャリソン「万丈さま、こちらは問題ありません」
万丈「よし、では出発するとしようか」
レイカ「待って、万丈。何か来るわ!」
〔敵ユニット出現〕
万丈「あれは……OZか」
豹馬「あんな奴ら、やっちまおうぜ」
万丈「あまり時間を無駄にしたくないな。間に合わなくなると困る」
四谷博士「ならば、コン・バトラーVでやればよかろう 豹馬、コンバインじゃ!」
豹馬「オッケーッ! いくぜ、みんな!」
ちずる「ええ!」
ロペット「コンバインオッケー、コンバインオッケー!」
豹馬「よぉし! レェェェェッツ・コンバイン!!」
[イベントデモ「コン・バトラーV合体」]
〔豹馬、合体〕
豹馬「コォォォォォンバトラァァァー・ブイッ!」
万丈「よし、いくぞ君たち!」
豹馬「まっかせとけ!」
〔万丈、エアリーズへ隣接〕
〔エアリーズにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕
〔豹馬、前進〕
〔豹馬、気力上昇〕
〔エアリーズ隊にダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕

万丈「終わったようだな。よし、これ以上時間を無駄にしていられない みんな、急ごう」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃ユニット選択〉
ヤヌス侯爵「なに? 人間どもが攻めてきただと!? おのれ わがミケーネ闇の帝国の復活、邪魔はさせぬぞ! 返り討ちにしてくれるわ!!」
<戦闘開始>

<敵5機以下・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方ユニット出現〕
アラン「あれはダイターン3! 万丈か!?」
万丈「やぁアラン。君だけにずいぶん無理をさせて悪かった。これからは僕も合流させてもらう。さぁこい、ミケーネ! この日輪の輝きを、恐れぬのならばかかってこい!」
<<ブラッド>>
ブラッド「フッ、あいかわらず決めてくれるな、万丈。俺の戦いは、そもそもお前との出会いから始まった。また一緒にやれるとはうれしいぜ ところで、そっちの奴はなんなんだ?」
<<マナミ>>
マナミ「ウフフ、あいかわらずですね。またご一緒できてうれしいわ」
ローレンス「ところで万丈様、そちらのロボットはどちら様で?」

万丈「南原博士の建造したコン・バトラーVだ。これから一緒に戦ってくれる仲間さ」
クワトロ「コン・バトラーVだと?」
さやか「クワトロ大尉、知っているんですか?」
クワトロ「うむ、南原博士の提案で建造された、対異星人用の戦闘ロボットだったはずだ。しかし信じられん まさか無傷で残っていたとは」
豹馬「はん、俺たちがずっと守ってたんだ。あったりまえだぜ」
ちずる「ちょっと豹馬! すみませんマーチウィンドのみなさん 私は南原ちずるです。これからよろしくお願いします」
豹馬「ちぇっ、ちずるのやつ、ひとりでいい格好しやがって 葵豹馬だ。ま、ひとつよろしく頼むぜ」
十三「わいは浪花十三や。よろしゅうたのむわ」
小介「北小介です。メカのことならボクにまかせてください」
大作「おいは西川大作ですたい。よろしくたのむばい」
万丈「さぁさぁ、自己紹介はあとだ。敵さんお待ちかねのご様子だぞ さっさと片づけて宇宙旅行としゃれこもうじゃないか」
ヤヌス侯爵「おのれ、ふざけおって。奴らを生かして帰すな!!」
〔敵ユニット出現〕

<ヤヌス侯爵撃破>
ヤヌス侯爵「こ、こんな…………」

<敵全滅・敵増援1出現>
ブライト「よし、準備を急ごう」
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕

アラン「ブースターとカタパルトの準備は完了したようだ」
ブライト「よし、全員引きあげさせろ。上部ハッチはどうした?」
銀鈴「それが……開かないようです。ここからじゃコントロールをうけつけません」
ギャリソン「ふむ、故障ですかな。他の場所から試してみてはいかがでしょう」
〔警報〕
万丈「おっと、まだ残ってたのか?」
ベルトーチカ「違うわ、これは……OZです!」
ブライト「なんだと!?」
〔敵ユニット出現〕
ジェリド「残念だったな。すでにコントロールはおさえてある。そうそう貴様らの好きにさせてたまるかよ」
万丈「しまった、僕らがつけられたのか!?」
カミーユ「あいつ……ジェリドか!」
ジェリド「カミーユ、ここを貴様らの墓場にしてやる。宇宙にあがれぬまま死んでいけ!」
カミーユ「ばかな、今がどういうときかわかっているのか!? 地球そのものがなくなるかもしれないんだぞ!」
ジェリド「そんなことはさせんさ。OZは力だ! この力があってこそすべてを制することができる!」
カミーユ「勝手なことを!」
ブライト「総員戦闘配置! 敵を近づけるな!」
クワトロ「艦長、コントロールをおさえてハッチを開けなくては危険すぎる」
万丈「そう思う。ギャリソン頼む、どこから開けられるか調べてみてくれ」
ギャリソン「そのようなこともあろうかとすでに調べておきました」
甲児「へぇ、やるじゃないか」
ギャリソン「このくらい当然でございます」
〔カーソル、制御室を指定〕
ギャリソン「この位置にある制御室ですな。しかし敵の指揮官の言葉によればOZが占拠しているものと思われます」
万丈「これはロボットじゃ制圧できないか……ビューティー、レイカ、頼めるかい」
ビューティ「まっかせて、万丈」
レイカ「了解よ万丈。うまくやってみせるわ」

<ジェリド撃破・敵増援2出現>
ジェリド「なぜだ!? なぜこういつもいつもっ!! だが貴様らはここから逃がさんぞ 爆発にまきこまれて死ぬがいい!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ブライト「なんだ、どういうことだ? 奴は何をした!?」
ギャリソン「これはいけません。どうやらOZはこの基地の自爆コードを知っていたようですな」
万丈「なんだって!? じゃギャリソン、ここが爆発するっていうんだな?」
ギャリソン「さようでございます」
ブライト「全機、急いで帰投しろ! 上部ハッチはまだ開かんのか!? ブースター点火の用意もしておけよ!」
万丈「レイカ、そっちはどうなっているんだ!?」
レイカ「大丈夫よ万丈。いま終わったわ でも、あとどれくらい時間があるの? ここから艦までけっこう時間がかかるのよ」
ベルトーチカ「艦長、ハッチ開き始めました」
ブライト「やったか。よし、誰かふたりを連れに行ってくれ。でなければ間に合わんだろう。10分以内にふたりと合流しろ」
レイカ「誰か迎えにきてくれるの? なら……」
〔カーソル、制御室の手前の地点を指定〕
レイカ「ここで待ってるわ。お願いね」

<敵増援出現の6ターン後PP>
ブライト「あと4分だ、急げ!」

<敵増援出現の7ターン後PP>
ブライト「あと3分だ、急げ!」

<敵増援出現の8ターン後PP>
ブライト「あと2分だ、急げ!」

<敵増援出現の9ターン後PP>
ブライト「あと1分だ、急げ!」

<敵増援出現の10ターン後PP>
ブライト「くっ……しまった」
(→ GAME OVER

<味方が制御室の手前へ移動・勝利条件達成>
ビューティ「はやくはやくっ!」
レイカ「爆発まであまり時間がないわ。お願い、急いで」
【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】

アムロ「ブライト、いま全機収容を終えた 急いで出発しよう」
ブライト「よし、ブースターを点火しろ。各員、大気圏離脱の衝撃にそなえろ!」
【戦闘マップ4終了】

【シナリオエンドデモ開始】

大介「一段落ついたようだな。みんな、紹介しよう 僕の妹、グレース・マリア・フリードだ」
ひかる「大介さんの妹ということは、やっぱりフリード星の生き残りなのね」
大介「そうだ。あわただしかったので乗っているのを知らなかった人もいると思う 僕とひかるさんを仲間として迎えてくれた時と同じように、妹も同行することを許してほしい。マリア」
マリア「うん。グレース・マリア・フリードです。あたしも兄さんや皆さんと一緒にあの悪魔たちと戦わせて。お願い」
甲児「大丈夫だって、マリアちゃん。ここには戦う意志のある人間を追い出すような奴はいないよ。苦しい戦いだけど、これからよろしくな」
マリア「ありがとう、甲児。あたしがんばるわ。あっ、そういえば甲児、あの時の傷 大丈夫だった?」
甲児「大丈夫、大丈夫。あんなのケガのうちに入らないさ」
ボス「あららら、なんだからいきなり仲良しな雰囲気だわさ。どーなってるのよ」
さやか「……甲児くん、ちょっと」
甲児「なんだよ、さやかさん。用事ならあとにしてくれよ」
さやか「いいから、いらっしゃい!」
※※エリカが仲間にいる場合、セリフ追加※※
エリカ「さやかさん、ちょっと待って……」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔扉の開閉音〕
リョウ「はっはっはっ、甲児くんも災難だな」
※※「ゴーショーグン」とリンクしている場合、セリフ追加※※
キリー「もてる男はつらいねぇ」
真吾「まるで俺みたい」

マリア「なぁに? どうしたの?」
雅人「なんでもない、なんでもない。俺、式部雅人、ランドライガーのパイロットなんだ。よろしくね、マリア。わからないことがあったらなんでも聞いてよ」
マリア「ちょっと、甲児をどこへ連れていくのよ」
〔扉の開閉音〕
ルー「ププッ」
雅人「なんだよルー、その笑いは」
忍「へっ、雅人、お前は眼中にねぇとさ」
雅人「ちぇっ、ちょっとタイミングが悪かっただけさ」
万丈「どうしたんだい、クワトロ大尉。スウィートウォーターと連絡をとってから、うかない顔をしているが」
クワトロ「ああ……問題が増えた」
ギャリソン「と申されますと?」
クワトロ「アクシズから発した艦艇が地球圏に来ているのだ」
ブライト「そうか……アクシズはジオンの残党がつくった宇宙要塞だといったな?」
クワトロ「ああ。それがOZと接触したらしい」
万丈「しかし、それは当たり前じゃないか? 協力して銀河帝国軍にあたろうってことだろう」
クワトロ「そう思うが、アクシズの指導者ハマーン・カーンは何を考えているのかわからん。私がアクシズを離れて、だいぶたつ」
アムロ「アクシズか……どの程度の規模なんだ……?」
クワトロ「私にも今のアクシズはわからんよ。だから問題なのだ」

ロアン「みんな、大変ですよ!」
シモーヌ「どうしたの、ロアン?」
忍「なんだ、ムゲ野郎でも戻ってきたってのか?」
ロアン「そんなことじゃありませんよ。コロニーで武装集団が決起してOZの駐留部隊と交戦しているそうです」
リョウ「なんだって!? そんなバカな」
ロアン「本当ですよ。OZに志願したコロニー市民の中にもその仲間がいたらしくて、完成間近だった宇宙戦艦リーブラでは争奪戦をしているそうです」
雅人「それって正気とは思えないよ。どうかしてるんじゃないの!?」
ハヤト「まったくだな。銀河帝国軍が目の前にいるのにOZの戦力を減らすとは。自殺に近い」
リョウ「落ち着いている場合か、ハヤト。そいつらが自殺するのはいいが 地球圏までまきぞえになるのはごめんだぜ」
〔扉の開閉音〕
アラン「その様子ではお前たちも聞いたようだな」
忍「ああ。いってぇどういうことだ!?」
アラン「わからん。ひとるだけ確かなことは、我々はますます窮地に追いこまれつつあるということだ」
デュオ(まさか……まさか、あいつらが……)
【シナリオエンドデモ終了】


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