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No.37A
獣戦機基地 総攻撃

【シナリオデモ開始】
ワール「戦況は順調なようだな」
ジャネラ「当然じゃ。我らに比しては地球側の勢力などとるに足りぬ 愚かなことにそれがさらに分裂しておるのじゃからな して、これからどうするのじゃ」
ワール「ガイヤーの反陽子爆弾で地球を破壊できない以上は、地球を制圧するほか、なかろう。降下部隊を用意させる。それに陛下のおっしゃられたこともある」
ジャネラ「しかしな、ワール司令。4万年の昔ものこと、地球人どもは誰1人知る者はおるまいに。皇帝陛下もずいぶんと慎重なことじゃ」
ワール「念のためだ。陛下の御前でたかが地球ごときを相手に万が一にも負けることは許されぬ。すでに地上では協力を申し入れてきた奴らに探させている」
ジャネラ「ホホホ、まこと地球人は愚かよな」

サイド2
ブライト「状況はどうだ?」
カミーユ「やはり抑えられませんでしたね。銀河帝国軍は地球に降下しているようです」
ジュドー「くそっ、奴ら何だって地球に降りやがったんだ!?」
エル「そんなこといったって、しょうがないでしょ」
忍「どうするんだよ、ここで手をこまねいて見てるってのか?」
ブライト「しかしな……敵の数が多すぎる。どう戦えばいいのか、わからんのだ」
甲児「オレたちも地球へ降りようぜ。とにかく少しでも敵を叩くんだ 地上にゃ助けなきゃならない人だって多いんだ」
アラン「確かにな。どのみち動かないままでいるわけにはいかん」
〔通信のコール音〕
ブライト「ブライトだ」
バニー「艦長、地上の葉月博士から緊急通信です」
ブライト「まわしてくれ」
葉月博士「ブライト艦長、何者かが獣戦機基地を探っていることがわかった。今ここを攻撃されてはまずい。すぐ来てもらいたい」
ブライト「獣戦機基地に!?」
忍「博士、ろくに機能してない獣戦機基地なんて、どうだっていいじゃねぇか。たいだい今はかなりの数の敵が地上に降りてるんだ それどころじゃねぇだろう。とっとと逃げて他の連中と合流しといてくれよ」
葉月博士「そういうわけにはいかん。我々は今、ここを離れるわけにはいかんのだ」
忍「なんでだよ。あんたら、いったい何をやってるんだ!?」
葉月博士「藤原、お前と問答している時間はない。艦長、頼む ことは急を要するのだ」
アラン「……獣戦機基地に向かおう、ブライト艦長。どっちにしろ地上には降下した方がよかったのだ」
ブライト「そうだな……わかりました、葉月博士。我々はこれより地球へ降下し、旧獣戦機基地に向かいます」
葉月博士「すまない、頼む」
ブライト「聞いた通りだ。我々はこれより地球へ降りる」
カミーユ「なら、急ぎましょう。時間がたてば銀河帝国軍と接触する可能性が高くなります」
〔ネェル・アーガマ、地球近海へ移動〕
ベルトーチカ「大気圏突入準備終了。付近に敵部隊ありません」
ブライト「よし、全員所定の位置に待機して衝撃にそなえろ バリュートを展開し、大気圏へ突入する」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「獣戦機基地 総攻撃」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
イワン「アルベルト様、ここが候補地の1つというわけでございますか」
アルベルト「そうだ。一見何の役にも、たたん半壊した基地のようだが実際にはかなり多くの人間がおる 地下に何かあるのは間違いない」
イワン「なるほど……しかし、この程度ならば我々だけでも十分ではありませんか」
アルベルト「ワシもそう思うがな。孔明のやつが新たにやってきた異星人に協力しろとぬかしおった。例のものを探すというのも、そのためなのだとな」
イワン「異星人? しかし噂では今度の連中は地球を滅ぼそうとしていると……」
アルベルト「なぁイワン、少し変だとは思わぬか なぜ我々のボス、ビッグファイアーは異星人に協力などするのか。これは我々BF団にとっても危険なことではないのか?」
イワン「アルベルト様、十傑集ともあろうお方が何ということを! そのようなお考えはボスへの反逆に……」
アルベルト「ムッ!?」
イワン「失礼いたしました。私ごときが意見するなど……」
アルベルト「いや……邪魔が入ったようだな」
〔味方ユニット出現〕
ゲリラ1「動くな、怪しい奴らめ!」
ゲリラ2「基地を探っているのはお前たちだな。おとなしく一緒に来て貰おう!」
アルベルト「バカ共が。貴様らごときに、この衝撃のアルベルトがやれるとでも思っているのか?」
イワン「アルベルト様、ここは私に」
アルベルト「下がっておれ、イワン」
ゲリラ1「こ、こいつ、MS相手に生身でどうするつもりだ!? バカは貴様だ!」
アルベルト「ふん……どうやら先に死にたいらしいな」
ゲリラ1「なんだと!?」
ゲリラ2「あっ!?」
〔アルベルト、ザクIIへ隣接〕
[イベント戦闘「ザクIIvsアルベルト」]
〔味方ユニット撃破〕
ゲリラ「そ、そんな……バカな!?」
アルベルト「相手が悪かったな」
〔アルベルト、ジェガンへ隣接〕
ゲリラ「き、聞いたことがある。素手でMSを破壊する奴がいると……」
アルベルト「ふん、貴様ごときでもわしの名をしっておるか。それに免じて楽に死なせてやろう」
ゲリラ「確か……あのドモン・カッシュの師匠……東方不敗、マスター・アジア!」
アルベルト「なんだとぅっ!? 貴様、楽には死なさんぞ!!」
ゲリラ「き、緊急連絡! イゴール将軍に敵が来たと……くっ!」
[イベント戦闘「ジェガンvsアルベルト」]
〔味方ユニット撃破〕
アルベルト「ふん、バカにしおって」
イワン「さすがはアルベルト様。あいかわらず、お見事ですな」
アルベルト「この程度、準備運動にもならぬわ。……ム? 来たようだな」
〔敵ユニット出現〕
Qボス「アルベルト様、例の者たちを連れて参りました!」
アルベルト「うむ」
〔敵ユニット出現〕
ワルキメデス「ふむ、まずはここからというわけか。ではさっそく例のものを確認するとしよう」
アルベルト「ふん……では見物させてもらうとするか」
〔敵ユニット離脱〕
葉月博士「基地が囲まれましたな」
イゴール「マーチウィンドは間にあわなかったのか……もはや、やむをえん」
葉月博士「将軍、まさか!?」
イゴール「湖の底深く眠る竜も、時がくれば雲を呼び天に昇るという 今がその時なのかもしれん」
葉月博士「しかし……」
イゴール「彼らならば、この竜とともに、きっと地球の未来を守れるはずだ 葉月博士、竜を!」
葉月博士「将軍、今の状態では竜の命が短いのは、ご存じですね?」
イゴール「竜は、彼らの手に渡さねばならん」
葉月博士「……キーワード、ロック解除。ナンバーTHX1139」
コンピュータ「キーワードをインプットしてください」
葉月博士「飛・竜・昇・雲」
コンピュータ「キーワード了解。THX1139発動」
〔轟音〕
イゴール「……いよいよか……」
コンピュータ「炉心稼働確認。プラズマ発生 臨界プラズマ温度の5%」
〔味方ユニット出現〕
忍「ちっ、敵がウジャウジャいやがるぜ」
アラン「先に出てきて、正解だったようだな」
亮「ああ。タケルとマリアの予知能力はたいしたものだ」
雅人「くそーっ! でもこんなんじゃ、長くはもたないよ!」
亮「あせるなよ雅人、あせるな」
アラン「そうだ。すぐにあとの連中もくる」
葉月博士「将軍! ダンクーガです。それとあれは……」
イゴール「ああ……彼らは私など、とうの昔に越えてしまっていたのかもしれんな……」
葉月博士「聞こえるか、藤原。もうしばらくの間、基地に敵を近づけるな」
忍「わかったよ、博士! だが、あとできっちり理由を説明してもらうぜ!」
葉月博士「好きにしろ。とにかく、頼む」
忍「よーし、やってやるぜッ!!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

コンピュータ「臨界プラズマ温度の35%」
忍「くそっ、援軍はまだかよ!?」
沙羅「……ようやくおいでだよ、忍!」
〈出撃戦艦選択〉
ブライト「どうやら間にあったようだな」
銀鈴「あれはまさか……BF団!? いったいどうして……」
ブライト「なんだと!? いや、詮索はあとだ。パイロット各員は発進急げ!」
〈出撃ユニット選択〉
※※既にワルキメデス撃破の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット出現〕
ゴーマン「ワルキメデスのバカめが。もうやられてしまったのか。キリカ、やれるのだろうな」
※※まだワルキメデス健在の場合のセリフ※※
ワルキメデス「地球人の増援か!? しかたない予備兵力を投入しろ!」
〔敵ユニット出現〕
ワルキメデス「ゴーマン大尉、基地を占拠するのだ。地下を調べるのはそのあとでよい」
ゴーマン「了解した。キリカ、やれるのだろうな」

キリカ(兄さん……やっと、兄さんの夢だった冷凍光線が完成するというのに 平和利用ではなく、地球を攻撃することになるなんて……)
ゴーマン「キリカ、どうした」
キリカ「は、はい、大丈夫です」「あれがグレンダイザー……あれを倒せば……」
葉月博士「艦長、もうしばらく、もうしばらくだけ敵を近づけないでもらいたい」
ブライト「保証はできませんよ」

<6PP>
コンピュータ「臨界プラズマ温度の65%」
葉月博士「もう少しだ……もう少し……」

<8PP>
コンピュータ「臨界プラズマ温度の85%」
ブライト「博士、まだですか!?」
葉月博士「もうまもなくだ。もう少しだけもたせてくれ!」

<9PP>
コンピュータ「臨界プラズマ温度の90%」
イゴール「博士」
葉月博士「ええ……ガンドール、発動スタンバイ!」
〔暗転〕
アルベルト「ふん、何があるのか知らんが、このワシが直接、確認してくれるわ」
〔カーソル、基地へ移動〕
〔基地に爆発〕

葉月博士「なんだ!?」
ゲリラ「何者かが、基地内に侵入しました!」
イゴール「何だと!? おのれ、やらせはせんぞ!」
〔走る足音〕
葉月博士「将軍!?」
アラン「む!? いかん、基地が襲われたか!?」
〔味方ユニット離脱〕
アルベルト「ハハハハッ、たわいもない。たいした抵抗もできんとは。……むう これは……アレではないが……いかんな、これは破壊しておかねばならん」
〔機関銃の銃声〕
イゴール「うおおぉぉぉぉっ!!」
アルベルト「なに!? フン、旧連邦の生き残りか。くだらんな」
イゴール「貴様らに竜はやらせはせん!」
〔銃声×2〕
アルベルト「こしゃくな。それほど死にたいのならば殺してやろう。ちぇあぁぁぁぁーっ!!」
〔殴打音×3〕
イゴール「がはっ!! こ、これしきのことで……や、やらせはせん、やらせは……」
アルベルト「その闘志だけは見事なものよ」
???(シュバルツ)「そこまでだッ!」
〔殴打音〕
アルベルト「ぐぅっ、なにやつ!?」
シュバルツ「フフフフフフッ、ハーッハハハハハッ!!」
アルベルト「ムッ!? 貴様、あの時の……」
ゲリラ「いたぞ! こっちだ!!」
シュバルツ「さぁ、どうする、どうする、アルベルト!?」
アルベルト「貴様のことは奴から聞いたわ。ここで貴様と戦うのは賢いやり方ではない。さらばだ!」
シュバルツ(行ってくれたか。……この体も、もはや限界だ あの男と戦わずに済んだのは幸いだったな……)

<10PP>
アラン「シュバルツ・ブルーダー!? なぜここに……いや、それよりも将軍は!?」
シュバルツ「…………ここだ」
アラン「…………イゴール将軍」
イゴール「アランか……わずかな間に、よくそこまで成長したな……もはや、この父を乗り越えてしまった……。結局……お前の戦いもまた正しかったということか……」
アラン「やめてくれ! あんたの口から、そんな弱気な言葉は聞きたくない!」
イゴール「アラン、ほかの多くの子供たちとともに、この世界を、地球を守ってくれ……地球の未来を……く……」
〔画面、発光〕
シュバルツ「……すまぬ、私がもう少し早ければよかったのだが」
アラン「いや……さらば、最後の将軍ロス・イゴール……さらば……親父 あなたの遺志は若者たちが引き継ぎ、戦っていくでしょう……」
忍「アラン! どうした!?」
アラン「基地は無事だ。安心しろ」
忍「将軍は!?」
アラン「……俺たちの親父は、親父らしい立派な最期だった。本望だろう」
忍「なっ……」
沙羅「なんだって!?」
忍「くっ……ちっきしょおおぉぉぉーっ!!」

<敵10機以下・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
以下、敵10機以下になるたび敵増援2出現)

<デュークがキリカを説得>
デューク「なぜ君は僕を狙う!?」
キリカ「ズール皇帝はグレンダイザーを倒せば私の好きにさせてくれるといったわ 私はあなたを倒して兄の遺志を継ぐ!」
デューク「やめるんだ! 君は連中に利用されているだけだ。死ぬぞ!」
キリカ「……私はちっとも、こわくなんかないんだから!」
デューク「ばかな、命を粗末にするな!」
キリカ「…………」

<マリアがキリカを説得>
マリア「兄さんをねらうなら、許さないわ!」
キリカ「兄……兄さん? デューク・フリードはあなたのお兄さんなの?」
マリア「そうよ。あたしはマリア・フリード。デュークは、あたしのたった1人の大事な兄さんだわ!」
キリカ「そう……そうなの……」(ああ、兄さん……ごめんなさい。私にはこれ以上はできないわ)「いいわ……マリア。私を撃って。それで私は兄さんのところへ行ける 私にも……私にも素敵な兄さんがいたのよ」
マリア「あなた……だめ、そんなことできないわ」
キリカ「だけど、私はグレンダイザーを倒さなければ……」
マリア「もどれないなら、一緒に行きましょう あなたのことは、あたしと兄さんでなんとかする。心配しないで」
キリカ「マリア……ありがとう」
マリア「墜落したフリをして、そこにいてね。あとで迎えにくるから。きっとよ」
キリカ「ええ……わかったわ」
〔キリカにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕


<敵全滅or11PP・勝利条件達成>
※※敵全滅の場合、セリフ追加※※
レイカ「……敵の攻撃が止まりました」
ブライト「なんとかしのぎきったか……」

コンピュータ「97%……98%……99%……プラズマ温度臨界!」
葉月博士「よし……頼むぞ、竜よ。ガンドール、発動!」
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕

ブライト「な、なんだこれは……博士!?」
雅人「ひょっとして基地に事故でも!?」
レイカ「これは……! 気をつけて、敵のエネルギーを上まわる何かが浮上してくるわ!」
万丈「なんだって!?」
〔画面、振動〕
〔味方戦艦出現〕

葉月博士「みんな、よく守ってくれた。すぐに、この獣戦機基地から離れてくれ! ガンドール砲、発射スタンバイ」
アラン「これが親父の遺産か……」
忍「基地? これが俺たちの獣戦機基地だてのか!?」
ブライト「……よし、撤退する!」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕

ベガ兵「奴ら引きあげるぞ。よし、一気にあの要塞を攻撃だ!」
葉月博士「……ガンドール砲、発射!」
〔葉月博士、マップ兵器「ガンドール砲」使用〕
ベガ兵「だ、だめだ、逃げろーッ!!」
〔画面、発光〕
〔敵ユニット消失〕

葉月博士「イゴール将軍……あなたの竜は天に昇りましたよ……」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

クワトロ「そうか……イゴール将軍もなくなられたか……」
アラン「ああ……だが、悲しんでいるヒマはない。我々にできるのは、彼の遺志を胸に抱き、戦い続けることだけだ。このガンドールとともに」
ブライト「葉月博士、この移動要塞は完全ではないといっていたようだが……?」
葉月博士「うむ……現状では、このガンドールのエネルギーは180日と3日しかもたないのだ」
ギャリソン「約半年でございますな」
葉月博士「しかし、戦闘消費はかなり大きい 実際には、その半分程度と見ていた方がいいだろう」
万丈「いまのところはそれで十分さ。今を乗り越えられなければ半年が一年でも変わりはない」
ブライト「そうだな」

葉月博士「どうして、藤原」
忍「別に……なんでもねぇよ」
葉月博士「いつまでも落ち込んでいては、将軍に顔むけできんぞ せっかくダンクーガにも新しい武器が追加されるというのに。しっかりしろ」
忍「ダンクーガの新しい武器? 博士、それはいったい……」
葉月博士「うむ、ガンドール砲のエネルギーを利用するものだ。断空剣をパワーアップしたものと考えればいい」
雅人「断空剣をパワーアップ!?」
忍「そいつはすごそうだな。それも……将軍が俺たちに残してくれたものってわけか」
葉月博士「そうだ」
忍「わかったよ、博士。将軍の死をムダにしないために、そいつで片っ端から敵をぶった切ってやるぜ」
〔扉の開閉音〕
※※キリカが仲間にいる場合、セリフ追加※※
万丈「ああ、おつかれさま、デューク、マリアも。ん? どうかしたのか?」
マリア「ほら、キリカ」
キリカ「…………」
クワトロ「その娘は……?」
大介「頼みがあります。彼女も一緒に連れて行ってほしいのです。いろいろと複雑な事情で攻撃隊に加わっていたようですが平和を望む優しい娘です」
クワトロ「ふむ……」
万丈「いいじゃないか。ようこそマーチウィンドへお嬢さん。僕は万丈、破嵐万丈だ」
マリア「じゃあ、いいのね!? やったぁ!」
アラン「おい、万丈」
万丈「大丈夫さ。いちおう、みんなにも確認してみるが 誰も、反対はしないだろう」
ブライト「それはそうかもしれんが……まぁいい。マリア、面倒は君が見てやってくれ」
マリア「はい! いこっ、キリカ」
キリカ「あの……よろしくお願いします」

サイ・サイシー「覆面のあんちゃん、ひさしぶりじゃん。生きてるとは思わなかったぜ」
ドモン「シュバルツ……生きていたなら、なぜ今まで出てこなかったんだ!?」
シュバルツ「私にも事情というものがあるのだ、ドモン。だが、そんなことはどうでもいい ドモン、デビルガンダムが再び目覚めようとしている 止めなければならん」
ドモン「な……なんだと!?」
リョウ「そんな! デビルガンダムはドモンたちが倒したはずじゃなかったのか!?」
※※No29Bを通っている場合、セリフ追加※※
<<アーク>>
アーク「そうだ。確かに俺たちはあの時、 デビルガンダムを倒したはずだ」
<<セレイン>>
セレイン「ああ。確かにあの時、あの化け物は倒したはずだったがな」
<<ブラッド>>
ブラッド「間違いねぇ。あんときゃ、確かに奴を倒したはずだ」
<<マナミ>>
マナミ「そうよ。確かにあの時、あたしたちはデビルガンダムを倒したはずだわ」ブラッド「間違いねぇ。あんときゃ、確かに奴を倒したはずだ」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

シュバルツ「相当のダメージは与えたようだが、機能停止まで至らなかったということだ。どうやら自己再生したようだな」
ジョルジュ「ちょっと待ってください。なぜ、あなたはそれを知っているのです。これまでもそうでしたが、デビルガンダムが出る時には、いつもあなたがいる 偶然では通りませんよ」
ベンケイ「そういやそうだな。どうしてなんだ?」
ドモン「はっきりさせてもらおう、シュバルツ。あんたは俺の恩人だ 疑いたくはないが……」
シュバルツ「ドモン……すまぬ、今はいえんのだ。だが私は君たちの敵ではない。それだけは信じてくれ。いずれ必ず事情は話す」
ドモン「……わかったよ。あんたを信じよう。いまは保留にしておく。それでいいんだな?」
シュバルツ「うむ」
レイン(なんて悲しい、そして優しい瞳をしているのかしら……あの瞳……確かどこかで……)
ジョルジュ「しかたありませんね。まあ、私もあなたが敵だといっているわけではないのです いずれ事情を話していただけるのならば、それでいいでしょう」
レイン(シュバルツ・ブルーダー……もしかして、あの人は……でもそんなことありうるの……?)

≪「ゴーショーグン」とリンクしている≫
キリー「……キリー・ギャグレー作、『ブロンクスの狼』、第1章……俺には何もなかった。親の兄弟も友だちも何もなかった……んー、……えーい、ダメだ! 書き直しだ!」
真吾「なんだ、全然進んでいないじゃないか。確か、マーチウィンドに合流する前にも同じようなことをいっていたぞ」
レミー「ホントにもう……外に出て少し気分転換でもしてきたら 戦闘が終わるたびに続きを書くんだとかいって、結局はいっつも書き直しだ、書き直しだっていってるんだもの。それを聞かされているこっちの身にもなってよ」
キリー「……そうか、気分転換もいいな。ここにはナイスなレディがたくさんいるしな 彼女らと素敵な時間を過ごすのも悪くない」
真吾「おっ、それなら俺もつきあうぜ」
キリー「ついてくるのはかまわんが、さびしい思いをするのはそっちだぞ」
レミー「ふたりとも好きにすればいいんじゃない こっちは静かになってたすかるわ」

カトル「怪物……ですか?」
十三「せや。ほんまの話やで。なんでも避難民が襲われとるゆう話や」
デュオ「ああ、それなら俺も聞いたぜ。なんでもライオンみたいな奴だって話だけどな かなりの数の人間が襲われてるそうだ」
エル「なんなのよ、それ。なんだって地球にそんな奴がいるわけ?」
ちずる「問題はそこなのよ」
小介「僕が聞いた話を分析した結果では、地球のものではないというのがいちばん有力です」
豹馬「ってことは……まさか異星人がらみってことか?」
小介「地上のあちこちに銀河帝国軍がいることを考えればほぼ間違いないですよ」
豹馬「なんて奴らだ。そういや奴らに負けたら、モルモットとかって話もあったな 何か、おかしなことをやってやがるんだ」
ちずる「いやな話だわ。その怪物をなんとかできないかしら」
十三「よっしゃ。ほな、わいが艦長たちに聞いてきたるわ」

ブライト「トレーズ・クシュリナーダから通信だと!?」
万丈「ほう、そいつは興味深いね」
バニー「どうします?」
ブライト「出してくれ」
トレーズ「ひさしぶりだね、マーチウィンドの諸君。君たちが健在でうれしく思う」
ブライト「……何か?」
トレーズ「旧獣戦機基地が銀河帝国軍に攻撃されロス・イゴール将軍が戦死されたと聞いた。まことに遺憾なことだ」
アムロ「別に将軍の死を悼むためにわざわざ、連絡をつけてきたわけではないのだろう? 用件をいってくれないか」
トレーズ「君たちも現状は正しく認識していることだと思う。OZは私が再び指揮しているとはいえ、かつてほどの力はない。そして銀河帝国軍は地上から我々を一掃できるほどの戦力を投入している ロームフェラの本拠であり、貴族たちが守ってきた欧州もすでに戦火に焼かれている」
ブライト「何がいいたい」
トレーズ「いまOZは戦線を縮小し、どうにか戦いを維持している。が このままでは、やはりどうにもならないだろう。そうなる前に、私は最後の戦いを試みるつもりでいる。その前にもしも君たちが何か反抗作戦をするのであれば、こちらには協力する意思がある。それを伝えたかったのだ」
万丈「当然だな」
トレーズ「そうだ。君たちとは敵対していたこともあったが、求めるものの姿はそれほど異なるものではない。ことに、人類の滅亡が、かかっているとあっては」
ブライト「了解した。残念ながら今は我々にも有効な手段は思いつかない。だが何かあれば協力を頼もう」
トレーズ「それでいい。宇宙でもミリアルドとアクシズ軍が、銀河帝国軍に対し、交戦を続けている。いましばらくは、もちこたえるだろう それでは諸君、健闘を祈る」
エイジ「トレーズか……」
甲児「まったく、こんな状態だってのに、あいかわらずスカした奴だぜ」
さやか「でも……思っていたよりも、きっとひどう状態なのね……」
アラン「ああ……地上はボロボロだな。たとえ万が一、銀河帝国軍を排除できたとしても、そのあとも楽ではあるまい」
クワトロ「…………」
アムロ「どうした、クワトロ大尉?」
クワトロ「いや、なんでもない。それで、我々はこれからどうするのだ」
カミーユ「梁山泊どうなんです?」
万丈「いや、ギャリソンがつかんだ情報では、どうやら梁山泊も攻撃されたらしい」
銀鈴「梁山泊まで!? では……」
万丈「中条長官たちは無事、脱出されたようだ。推測だが、おそらく博士たちや大塚長官たちも一緒だろう」
銀鈴「そうですね。エキスパートたちがいれば、連絡はつけられたでしょう 気になるのはBF団の動きですね」
レイカ「なぜ異星人たちと一緒だったかはこの際おいておきましょう 気になるのは、何かを探しているらしいという点よ。梁山泊もそれで攻撃された可能性があるわ」
ボス「何かったって、想像もつかないだわさ」
ビューティ「そうよねぇ」
万丈「確かに、それを考えていてもしかたがない。どうだろう艦長、脱出した博士たちと合流できないか試してみるというのは?」
クワトロ「確かに彼らと合流できれば運用は楽になるが、探しまわっているうちに敵に攻撃されるぞ」
銀鈴「……梁山泊へ行ってみてください。もしかしたら、何か、符丁が残されているかもしれません」
ブライト「そうだな……みんなどうだ、それでいいか?」
アムロ「ブライト、ドモンや豹馬たちの件はどうするんだ?」
ブライト「そうか、そうだったな」
エイジ「なんの話です?」
ブライト「いや、シュバルツがいうにはあのデビルガンダムが、また復活しているらしい。ドモンたちはそれを倒しに行くといっている 豹馬たちは避難民を襲っているという怪物をなんとかしたいとな」
アラン「どちらも我々全員で動くほどではないと思うが……気にはなるな」
万丈「いま、この近辺には帝国軍は展開していないようだ。本隊はこのまま梁山泊へ向かい、そっちに分隊を向かわせるのがいいんじゃないか? 全部まわっている余裕もない」
クワトロ「私もその意見には賛成だな。あまり手間はかけられん」
ブライト「よし、ではそうしよう」
<<アーク>>
カミーユ「アーク、どうするんだ?」
<<セレイン>>
アムロ「セレイン、分隊のメンバーを決めているんだが、君はどうする?」
<<ブラッド>>
チボデー「ようブラッド、お前はどうするんだ? 俺たちと一緒にくるのか?」
<<マナミ>>
シモーヌ「マナミ、あんたはどうするの? アタシはこのまま残るつもりだけど」

本隊といく
ドモンたちといく
豹馬たちといく

≪「本隊といく」を選択≫

<<アーク>>
アーク「そうだな……このまま残って梁山泊に向かうよ。少し休まないと」
カミーユ「そりゃそうだ。ドモンたちと一緒じゃ体がもたないしな」
<<セレイン>>
セレイン「私は残ります。今は銀河帝国軍と戦うのが最優先です 無駄はしたくありませんから」
アムロ「そうだな……いつまた敵と遭遇するかわからない。少し休んでおいた方がいいかもな」
<<ブラッド>>
ブラッド「悪いが今回はパスだ。デビルガンダム 今回こそきっちりカタつけてきてくれよ」
チボデー「ああ、まかせな」
<<マナミ>>
マナミ「そうね。あたしもそうするわ。これからの銀河帝国軍との戦いのことを考えるとね。今のうちに休んでおいた方がいいもの」
シモーヌ「そういうこと。そうときまったらローレンスにお茶でも入れてもらいましょ」

【シナリオエンドデモ終了】

≪「ドモンたちといく」を選択≫

<<アーク>>
アーク「ドモンたちと一緒に行くことにするよ デビルガンダムはやはり放置できないし ここまで関わった以上はさ」
カミーユ「そうか。あの連中につられて無茶はするなよ」
アーク「それは、わかってる」
<<セレイン>>
セレイン「そうですね……ドモンたちと一緒に行きましょう」
アムロ「デビルガンダムか……ドモンたちだけだと暴走する心配もあった 君が行ってくれるなら大丈夫だな」
セレイン「どうでしょうか。頭に血がのぼると人のいうことを聞きませんからね、彼らは」
アムロ「はははっ、まかせるよ。無理はしないでくれ」
セレイン「はい」
<<ブラッド>>
ブラッド「フッ、当然だ。今度こそ、ケリをつけてやろうぜ」
チボデー「ああ。奴がいる限り、異星人との戦いに集中できないからな」
<<マナミ>>
マナミ「あたしは……ドモンたちと行くことにするわ」
シモーヌ「ちょっと、本気? ま、しかたないわね あんな連中と一緒で、あんまり無茶はしないでちょうだい」
マナミ「わかってるわ、大丈夫よ」
シモーヌ「ホントにそうだといいんだけど……」

【シナリオエンドデモ終了】

≪「豹馬たちといく」を選択≫

<<アーク>>
アーク「豹馬たちと一緒に行くよ。 避難民をねらって襲うのは許せないし。それに、それほど大変なことにもならないだろう」
カミーユ「そうか。気をつけてな」
アーク「わかってるさ」
<<セレイン>>
セレイン「そうですね……豹馬たちと一緒に行きましょう。異星人がいったい何をやっているのか、興味があります」
アムロ「そうか。わかった、気をつけてな」
セレイン「はい」
<<ブラッド>>
ブラッド「いや、俺は豹馬たちと一緒に行く。異星人どもが何を企んでやがるのか知らんが、それぐらいは邪魔してやるさ デビルガンダムも気にはなるがな」
チボデー「なるほどな。わかった。デビルガンダムは俺たちが倒す。安心しな」
ブラッド「フッ、そっちはまかせるぜ、チボデー・クロケット」
<<マナミ>>
マナミ「そうね…あたしは豹馬たちと行くわ 避難民をねらって襲うなんて 絶対、許せないもの」
シモーヌ「フフ、あなたがそういう時は何をいっても無駄だわね。わかったわ 気をつけてね」
マナミ「ありがとう、シモーヌ」

【シナリオエンドデモ終了】


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  「本隊といく」を選択 → No40A「決死の突破作戦」前編 へ進む


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