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No.46A
決戦宙域 前編

【シナリオデモ開始】
サイド7
忍「で、ハマーンは何ていってきやがったんだよ?」
アラン「ハマーンの作戦がうまく運べば敵の艦隊はいくつかに分断され ズールがいると思われる艦隊の守りが手うすになる。そこを突くとのことだ」
大介「しかし、そううまくいくのだろうか?」
ブライト「わからんな……信じるしかあるまい。で、我々の役割は?」
アラン「分断された敵艦隊を突破し、敵中央へ進軍する ハマーンによれば、その時点までにはズールがいると思われる艦隊を特定できるだろうとのことだ」
アムロ「ずいぶん無茶な作戦だな。ズールがいる艦隊が特定できなければ我々も逆に敵に包囲される可能性があるぞ」
アラン「ああ、ハマーンもそれはわかっていた。長期戦をやりたくなければそのくらいの無茶はしなければならんともな」
ギャリソン「ふむ、それはもっともなお話です」
リョウ「だいたい、いまさらもう是も非もないでしょう。やるしかない」
大介「うむ、僕もそう思う。それに一刻も早くズールを倒さなくては無駄な犠牲が増えるばかりだ」
ブライト「わかっている。それで、作戦の開始時刻は?」
アラン「6時間後だ」
忍「なんだよ、もう余裕がないじゃねぇか」
アムロ「そうだな……交代で仮眠をとっておくことにしよう」

アクシズ
ハマーン「少佐、もう体のほうはよいのか?」
ガトー「は、おかげで万全です」
ハマーン「そうか、それは良かった。月面が異星人からOZの手に戻ったとき月にいたそうだな?」
ガトー「面目ない。地球圏の動向を調査するはずが、異星人の虜囚と成り果て……」
ハマーン「いや、あの状況ではやむを得まい。よくも生きて戻れたものだと感心していたのだ。さすがは“ソロモンの悪夢”と呼ばれたアナベル・ガトー少佐だとな」
ガトー「しかしその時の負傷がもとで、これまで戦いに参加できずにおりました 申しわけなく思っております」
ハマーン「いや、戦いはこれからだよ、少佐。こちらへこられよ。よいものをお見せしよう」
ガトー「おおっ、これは! すばらいい……なんとすばらしい機体だ まるでジオンの精神が、形となったかのようだ……」
ハマーン「モビルアーマー、ノイエジールだ。少佐に使ってもらおうと思ったのだが、どうかな」
ガトー「この機体を私に? 是も非もない 感謝します、ハマーン殿」
ハマーン「そういってもらえると、うれしい」
ガトー「このアナベル・ガトー、この機体に恥じぬ戦いをしてご覧にいれましょう」

アクシズ
グレミー「ハマーン様、お呼びですか」
ハマーン「グレミーか。面白いものを手にいれたが、使える者がいなくてな」
グレミー「面白いもの?」
ハマーン「OZが使っていたものでな、サイコガンダムという ニュータイプ用のマシーンだ」
グレミー「は……私のところにも使える者がおりませんが……」
ハマーン「お前が組織しているというニュータイプ部隊ならば、どうだ? プルだけではないのだろう?」
グレミー「……それはくちさがない連中の噂です」
ハマーン「隠さずともよい。私は知っているのだ、グレミー 別に責めているわけではない」
グレミー「はっ……」
〔歩く足音〕
〔扉の開閉音〕

ハマーン「グレミー・トト……ザビ家の血をひくというが……」

アクシズ
〔機械室の駆動音〕
グレミー「いましばらくはやってみせねばならんか……プルツー、目覚めよプルツー」
プルツー「…………グレミーか。もう私が出ねばならないのか?」
グレミー「サイコガンダムというマシーンだ。できるな」
プルツー「あたり前だ。体ならしにはちょうどいい」

サイド7
ブライト「時間だな……作戦を開始する。我が艦隊は目標宙域に対し第3象限から侵入するコースをとる」
〔ネェル・アーガマ、敵艦隊のいる地点へ移動〕
ベルトーチカ「敵接近」
ブライト「敵の展開は予想通りだな、アムロ」
アムロ「ああ、アクシズ軍はうまくやってくれているようだ だがまずはこいつを突破しなくては、敵の本陣と思われる艦隊に攻撃を仕掛けられない」
ブライト「よし、総員、戦闘配置につけ」
レイカ「進路クリア。パイロット各員は順次発進してください」

アムロ「ブライト、戦闘は終了した。残存する敵はない これより全機帰投する」
ブライト「ご苦労、アムロ。……被害報告はまだか? 各機の着艦、急がせろ。アストナージ 収容次第整備を始めてくれ。またすぐに出ることになるかもしれん」
アストナージ「了解。できる限りはやりますよ」
ベルトーチカ「艦長、アクシズのMSが接近中です」
ブライト「なんだと?」
バニー「通信入ります」
ブライト「よし、出せ」
マシュマー「こちらはアクシズのマシュマー・セロ。マーチウィンド、応答願いたい」
ビューティ「あら、あの時の……」
ブライト「こちらマーチウィンド、ブライト・ノアだ」
マシュマー「我々はハマーン様の命により、諸君らと同行するために参上した。ハマーン様よりのことづても預かっている 着艦を許可願いたい」
ブライト「……同行だと? 我々を監視するつもりか……?」
マシュマー「そのような汚い真似はせん。ハマーン様の申し出を受けられた以上、諸君らは私の同志である ともに戦うために参上し、何の不都合があろうか」
キャラ「あ~もう! マシュマー、お前はごちゃごちゃうるさいんだよ! いいから早く着艦させなよ マーチウィンド! こっちだって好きでやってんじゃないんだ!」
ギャリソン「艦長、ここで問答をして時間を無駄にするわけにはまいりますまい」
ブライト「しかたがないか……わかった、着艦を許可する ただし、こちらの部隊の収容が終了してからだ」
マシュマー「了解した」

マシュマー「むう、話には聞いていたがまさかこれほど年少者ばかりとは……」
キャラ「いいじゃないか。あたしは嫌いじゃないよ こういうのはさ」
ルー「ルー・ルカよ。案内するからついてきて ただし、武器は預からせてもらうわ」
マシュマー「なに? それではまるで捕虜ではないか 我々は同志としてここにいるのだぞ!」
キャラ「おやめよマシュマー。そんなことぐらいどうだっていいじゃないか それよりあんた、ルーっていったね」
ルー「そうよ」
キャラ「グレミーの坊やが、よろしくってさ」
ルー「はぁ? なんであたしがよろしくしてやんなきゃならないのよ」
キャラ「知らないよ。あたしは伝えてくれっていわれただけだからね」
雅人「ルー、何やってんの。急がないと怒られるぜ」
ルー「わかってるわよ!」「艦長、マシュマー・セロとキャラ・スーンを連れてまいりました」
ブライト「よし、入れ」

万丈「なるほど、敵の親玉がいると思われる艦隊がふたつあるってわけか」
マシュマー「そうだ。ハマーン様ご自身が一方へ向かわれた マーチウィンドは残った方へ向かってもらいたい」
ジュドー「本当にハマーンがやってるのかどうか信じられたもんじゃないぜ 俺たちだけにやらせようってんじゃないだろうな?」
マシュマー「小僧、ハマーン様を侮辱するつもりか!?」
キャラ「いいかげんいしな、マシュマー。話がちっとも進みゃしない」
大介「ジュドーくんも、落ち着いてくれ」
ブライト「わかった、それは了承した。しかし君たちが一緒にくるというのは……」
キャラ「気にしなさんな。お優しいハマーン様のお心づかいさ あたしらだって異星人どもをやっちまうまではあんたらとやりあうつもりなんてないんだからね」
アムロ「ブライト、彼らのいう通りだ。それよりも今は急ごう 時間があけば敵を分断したハマーンの作戦が無駄になる」
マシュマー「ふむ、さすがは英湯と呼ばれた男は話がわかるようだな」

ブライト「あれか……総員、第一戦闘配置!」
マシュマー「我らもいくぞ、キャラ!」
ジュドー「あんたら、頼むから俺たちの足をひっぱらないでくれよ」
キャラ「あっははははっ、いいねぇ、気にいったよジュドー」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「決戦宙域」前編


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〈出撃戦艦選択〉
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ジャネラ「あれは……まさか地球人どもか!? おのれ、このようなところまで!!」
ワール「陛下!」
ズール皇帝「うろたえるでない。このワシが負けるなどありえんのだ。返り討ちにしてくれるわ」
タケル「ズールだ! 間違いない。……ズール、今度こそ倒す!」
デューク「ああ……フリード星の仇をうつんだ」
マリア「ええ、兄さん!」
ブライト「どうやら我々のほうが本陣だったようだな ズールを倒せばいい、全力を出しつくせ!!」
<戦闘開始>

<味方が敵へ接近・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ゴーマン「ここから先へは進ません!」
ダンゲル「ウッハッハッハッハッ!! 貴様らはここで倒してくれる!!」
五飛「…………」
デュオ「アルトロンだと!? まさか、五飛か!?」
カトル「なんだって!? そんな、どうして五飛がズールのところに……」
デュオ「五飛、おい五飛、いったいどういうことだ!? まさか俺たちと戦おうってのかよ!?」
五飛「そうだ。それはお前たちが悪だからだ」
カトル「五飛……?」
サイ・サイシー「はぁ? お前どうしちまったんだよ!?」
五飛「ズール皇帝こそが正義だ! ズール皇帝に逆らうような悪は俺が倒す!」
デュオ「あっちゃあ。さてはあいつ、まぁたひとりで突っ込んで洗脳されちまいやがったな」
亮「ありうる話だな」
甲児「おいおい、冗談じゃないぜ」
カトル「五飛! やめてください、五飛!」
五飛「黙れ! 俺の敵は貴様らだ。貴様らを倒す それが俺の正義だ!」
ヒイロ「……五飛、自爆スイッチを押せ。それがお前のためだ」
五飛「フンッ、何故俺がそんな真似をしなければならん! 貴様らが正しいというのならば、俺に勝てるはずだ!」
カトル「五飛ッ!!」

<敵10機以下・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ガンダル「ここで奴らをくい止めるのだ!」
ワルキメデス「皇帝陛下! 我々におまかせを!!」

<ズール皇帝(ワール大型宇宙船搭乗)撃破・敵増援3出現>
ズール皇帝「ぬうっ! おのれ地球人どもめ! よくもやってくれおったな!!」
〔敵ユニット出現〕
ズール皇帝「おのれ、恐れを知らぬ奴らめ! ワシの力を思い知るがいい!!」
〔ズール皇帝、気力+30〕
タケル「ズール! 貴様はもう終わりだ。銀河帝国軍もいずれは敗退する。ギシン星にも、もどれない 貴様はそれでも戦いをやめないというのか!?」
ズール皇帝「かまわん。ワシは生き続け地球を第2のギシン星とするのだ 宇宙に生きる命はワシあっての命 ワシが死ぬなどありえぬわ! ワーッハハハハハッ!!」

<タケルvsズール皇帝(ワール大型宇宙船orズール皇帝搭乗)>
タケル「今度は逃さんぞ、ズール!」
ズール皇帝「ワーッハハハハッ! 死にに来たか、マーズ!!」

<五飛撃破>
五飛「うっ……なんだ!? ナタク、俺たちはいったい……」

<ガンダル撃破>
ガンダル「ぐわぁぁぁぁっ! バ、バカな!? ズール皇帝陛下ぁぁぁーっ!!」

<ブラッキー撃破>
ブラッキー「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」

<ゴーマン撃破>
ゴーマン「お、おのれ……うおぉぉぉぉぉぉーっ!!」

<ジャネラ撃破>
ジャネラ「な、なんということじゃ!? こんなところで……おのれぇっ!!」

<ワルキメデス撃破>
ワルキメデス「おおぉぉっ!? だ、脱出できんのかぁっ!!」

<ダンゲル撃破>
ダンゲル「なんだと!? うおぉぉぉぉっ! ジャ、ジャネラ様ぁぁっ!!」

<ワール撃破>
ワール「うおぉぉっ!? くっ、こんな……」

<ズール皇帝(ズール皇帝搭乗)撃破(1回目)>
ズール皇帝「ぬうぅぅぅっ!?」
〔敵ユニット撃破〕
タケル「やった……?」
〔敵ユニット出現〕
※※タケルが撃破の場合のセリフ※※
ズール皇帝「ワーッハハハハハッ!! ムダなことだ! しょせんムシケラにすぎぬお前たちにこのワシを倒すことなどできん!!」
タケル「くっ……ダメなのか……!? オレたちでは本当にズールを倒せないのか!?」
〔画面、発光〕
マーグ(マーズ……マーズよ。お前はいま、ズールを倒し、生き抜くことだけを考えている。だが、生きるということは 死を知るということ、命をかけるということなのだ。マーズ、広大無辺の宇宙のために戦え 命をかけて。そのときこそ、奇跡はおこる!)
タケル「マーグ……兄さん!? いや……それだけではない……まさか、父か!? 俺の……本当の父……? そうだズールを倒さねば、平和はない ガイヤーの反陽子爆弾ならば、いかにズールでも……」
〔タケル、ズール皇帝がいる地点へ移動〕
〔機体の拘束音〕

ズール皇帝「なんだ、何をするつもりだ、マーズ!」
タケル「ズール、いかにお前でも、反陽子爆弾の爆発をくらってそれでも生き延びられるか!?」
ズール皇帝「なに!? まさか貴様……やめろ、マーズ! そんなことをしても無駄だ!!」
〔タケルにダメージ〕
〔機体の拘束音〕

タケル「くっ……ズール!! オレと一緒に死ねぇ!」
ズール皇帝「うおぉぉぉぉっ!? おのれ、マーズ!!」
タケル「おおおぉぉぉぉぉーっ!!」
ズール皇帝「マーズ!! ワシは死なんぞ、マーズ!! たとえこの体が滅びても ワシの細胞の1つ1つは宇宙へと広がり、そこでまた姿を変えて支配者となるのだ! ギシン星のズールも、ワシの細胞の1つがその体を借りただけだ! ワシは決して滅びはせぬぞ! マーズ!!」
〔タケルに爆発〕
〔画面、発光〕
〔爆発音〕
〔敵ユニット消失〕

ブライト「なんだ、何が起こった!?」
レイカ「ズール皇帝の反応、消えました!!」
ブライト「やったのか!?」
タケル「なんだ……オレは、死んでいない? ……生きているのか!?」
ケンジ「タケル、いったいどうしたんだ!?」
タケル「隊長……オレは……反陽子爆弾で、ズールもろとも死ぬはずだったのに……」
ケンジ「なんだと!? タケル、お前……いや……よくやったな、タケル」
タケル「隊長……」
※※タケル以外が撃破の場合のセリフ※※
ズール皇帝「ワーッハハハハハッ!! ムダなことだ! しょせんムシケラにすぎぬお前たちにこのワシを倒すことなどできん!! まだそれがわからぬようだな!」
タケル「くっ……ダメなのか……!? オレたちでは本当にズールを倒せないのか!?」


<ズール皇帝(ズール皇帝搭乗)撃破(2回目)>
ズール皇帝「うおぉぉぉっ!? なんだ、これは!? おのれ、ワシは死なんぞ!! たとえこの体が滅びても、ワシの細胞の一つ一つは宇宙へと広がり、そこでまた姿を変えて支配者となるのだ! ワシは決して滅びはせぬぞぉぉぉーっ!」
〔画面、振動〕
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、発光〕

レイカ「……ズール皇帝の反応、消えました!!」
ブライト「やったか!?」

<ボス系ユニット全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ベルトーチカ「……艦長! 敵です!」
レイカ「しつこいわね、まだやるつもりなの!?」
ブライト「くっ、甘かったか……迎撃用意!」
バニー「艦長、通信入ります!」
ブライト「なに?」
ギシン星兵「待ってくれ、俺たちは降伏する! 攻撃はしないでくれ」
ギシン星兵「俺たちはズール皇帝が怖くて、しかたなく戦ってたんだ! 投降する! 助けてくれ!」
ギャリソン「これは……予想以上でございますな」
ブライト「ああ……よし、投降を受け入れる。武装解除して待て」
ギシン星兵「あ、ありがたい。これ以上無駄な戦いをしないために俺たちで他の連中の説得もさせてほしい」
万丈「やれやれ、なんとか終わりにできそうだね」
【シナリオエンドデモ終了】


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