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No.47A
決戦宙域 後編

【シナリオデモ開始】
銀鈴「艦長! アクシズ軍が接近してきます!」
アムロ「……来たか……ハマーン・カーン……」
ハマーン「聞こえるか、マーチウィンド。異星人の兵士どもの降伏を受け入れるなど、勝手なことをされては、困るな」
ブライト「なんだと?」
ギシン星兵「!? ま、待ってくれ、俺たちは……」
〔ビームの発射音×3〕
ギシン星兵「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」
〔画面、発光〕
〔爆発音〕

アンナ「ひどい……」
ブライト「なんということを……」
ハマーン「戦意を失った異星人どもなど、恐れるに足りん。お前たちのおかげで銀河帝国軍のせん滅も時間の問題だな どうせ連中が地球圏に残留してもろくなことにはならん ならばせめて楽に死なせてやるのが連中のためであろう?」
アンナ「そんな……そんなことはないわ!」
アムロ「ハマーンめ、最初からそのつもりだったんだな」
ハマーン「さて、マーチウィンドの諸君。もはや銀河帝国軍はないに等しい。これでこの地球圏に残るのは、我がアクシズ軍とお前たちだけということになる」
アムロ「だから、ここで決着をつけるというのか?」
ハマーン「そう結論を急ぐこともあるまい。もしも私とともにくるというのであればサイドの1つもまかせてもやろう。どうだ?」
万丈「あいにくだが、僕たちはそんなもののために戦ってきたわけじゃないんでね 丁重にお断り申しあげよう、ハマーン」
ハマーン「そうか。ならばズールのあとを追って、お前たちもここで死ぬがいい」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「決戦宙域」後編


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〈出撃戦艦選択〉
〈出撃ユニット選択〉

アムロ「キャラ・スーンにマシュマー・セロもいるのか」
ジュドー「いま一緒に戦ったばかりで、もうやりあおうっての!?」
キャラ「あんたたちが仲間になってくれればよかったんだけどね 残念だけど、逃がしゃしないよ」
マシュマー「先ほどまでともに戦った者たちとやりあうのは、私とて気がすすまぬ だが、お前たちがハマーン様のお心づかいを理解できぬというのであればしかたあるまい。マシュマー・セロ、まいる!」
プルツー「こいつらをやればいいのか? ずいぶんと簡単そうじゃないか」
カミーユ「あれは……サイコガンダムmkII!?」
※※フォウが仲間にいる場合、セリフ追加※※
フォウ「あ……あぁ……いや、カミーユ……」
カミーユ「フォウ!? しっかりするんだ、フォウ。あのマシンの波動に、とりこまれちゃいけない」

プル「なに……この感触……サイコガンダム……?」
ジュドー「くっ、なんなんだよ、これは!」
プルツー「な……なんだ!? この感じ、このざらつきは!? 貴様か!」
プル「……!? なんであたしのことがわかるの!?」
ジュドー「プル、どうした!?」
プル「……そっか……そういうことなんだ……」
ジュドー「プル?」
プル「ジュドー、わかったよ、サイコガンダムのパイロットが」
プルツー「くっ……不愉快な奴が!!」
プル「当たり前だよ、不愉快なのは」
プルツー「な、なんだと!? なんだ、何をいう!?」
プル「人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ。でもね、どんなに不愉快でも、どんなに憎くっても、自分をやめることはできないのよ!」
プルツー「な……何をいってるんだ、お前は!?」
プル「あたしはあなたよ。あなたはあたしなのよ! あなたはあたしのいっとう激しいところだけを持った人でしょ!? あたしは、エルピー・プル!」
プルツー「私はプルツーだ……私は、プルツーだ!!」
ジュドー「プルツー……? まるで……プルそっくりじゃないか……」
<戦闘開始>

<ジュドーvsプルツー>

ジュドー「くっ、プルと同じ顔でもさ!!」
プルツー「邪魔だ!!」

<ジュドーがプルツーを説得>
ジュドー「プルツー!!」
プルツー「くっ……なんだ、なんでこんなに気持ちが悪い!? お前か お前がいけないのか!」
ジュドー「やめろプルツー! そんなことをしてるから気持ち悪いんだって、なぜわからない!?」
プルツー「うるさい! お前たちを倒せば、こんなのはすぐに治る!」
ジュドー「強がりをいうな、プルツー! プルを見ろ 自分の心を見つめればお前だって苦しまずに……」
プルツー「苦しくなんかあるものか!!」

<ハマーン撃破orHP50%以下・敵増援1出現>
ハマーン「くっ……さすがについでで片づけられる相手ではなかったか……ここは出直すとしよう」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
ベルトーチカ「……アクシズ軍の撤退を確認」
ブライト「ふう……いってくれたか……」
???(ジェイ=レン)「なるほど……これが例の地球人たちか……」
ブライト「なんだ? まだいるのか!?」
〔敵ユニット出現〕
ジェイ=レン「……まさかとは思ったが……あのズールがやられるとは、我らの予測を上まわる知性体か。アヴィ=ルーのいうとおり確かに面白いかもしれぬ……」
<<アーク>>
アーク「あいつはまさか……竜馬、あいつは……」
<<セレイン>>
セレイン「なんだ? あれは……あの時の奴に似ているが……」
<<ブラッド>>
ブラッド「なんだ奴は!? まさか……あん時の奴の仲間か!?」
<<マナミ>>
マナミ「あれはもしかして…… ローレンス、データ検索」
〔モニターの開く音〕
ローレンス「……類似データの登録がありますな」
マナミ「やっぱり、あのときの敵の仲間なんだわ」

リョウ「ああ……間違いない」
ハヤト「あの時の奴と同様の奴だ。ムサシが死んだあの時と」
甲児「ちっきしょう! てめぇらいったいなんなんだよ!?」
ジェイ=レン「我らは“アル=イー=クイス”。大銀河の意思でありそれを体現するもの」
鉄也「けっ、わけのわかんねぇことばっかりいいやがって いったい何が目的だ!?」
ジェイ=レン「永遠の存続を」
鉄也「なんだと?」
ジェイ=レン「……そろそろ確かめさせてもらうとしようか」
リョウ「くっ……やはりやるしかないのか!?

<ジェイ=レン、HP70%以下>
ジェイ=レン「……確かに、強いな。だがこの程度では……」
〔ジェイ=レン、精神コマンド「ド根性」使用〕
ジェイ=レン「我を倒すにはいたらぬぞ」

<ジェイ=レン撃破・勝利条件達成>
ジェイ=レン「なるほど……この力か……」
〔敵ユニット撃破〕
ベルトーチカ「反応、消えました。右舷に敵影なし」
レイカ「左舷もよ」
ブライト「ふぅ……どうやら今回は再生しないようだな。みんな、よくがんばってくれた 帰還してくれ。我々はサイド2の宙域にいる、ラビアンローズとの合流に向かう」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔ネェル・アーガマ、サイド2方面へ移動〕
ケンジ「…………」
カトル「…………」
ロアン「…………」
デュオ「なんだかなぁ~この雰囲気は。問題多いのはわかっちゃいるがもうちょっとなんとかなんねぇかな」
甲児「まったくだぜ。オレたちはズールを倒して とてもかないやしないって思ってた銀河帝国軍だってもうほとんど敵じゃないんだぜ?」
チャム「そうよ、すごいじゃない」
ショウ「しかしな……」
ガラリア「敵がいなくなったわけではない」
カミーユ「ああ……“アル=イー=クイス”と名のる謎の敵に、アクシズか……」
マーベル「大銀河の意思といっていたわねムゲゾルバドスや銀河帝国とは関係ないのかしら」
ショウ「わからないな。永遠の存続っていったって、何を存続させるんだかさ」
マリア「……ねぇ兄さん、あたし“アル=イー=クイス”ってどこかで聞いたことがあるような気がするんだけど……」
大介「マリアが? ふむ……………そういえば……」
甲児「何か知ってるのか、大介さん?」
大介「マリアにいわれて思いだしたが、確かに僕もその言葉を聞いたことがある。フリード星の古い伝説だ」
※※ナイーダが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ナイーダ「あたしも聞いたことがあるわ」

マリア「ああっ、そうそう! やっと思い出したわ」
デュオ「へぇ、それってどういうやつなんだ?」
大介「我々フリード星やギシン星、グラドス星などに文明が生まれるよりも遙かな昔、銀河全域をも支配したという銀河先史文明の伝説の中に確かその言葉があった “アル=イー=クイス”、銀河をたばね護りし者……」
カトル「銀河をたばね……護る……?」
大介「あくまでも伝説だ。それに伝説では銀河先史文明を築いたのはあれほど人間に近い外見の生物ではなかったはずだ 奴らも伝説を知っているというだけのことかもしれない」

サイド2
エマリー「ブライト艦長ーッ!!」
ブライト「エ、エマリー……」
エマリー「よく……よくご無事で……あたし、心配で心配で……」
ジュドー「艦長さん、こんなところで女性を泣かすなんて、よくないんじゃないの?」
ブライト「な、何をいってるんだジュドー」
ケーラ「ちょっと、落ち着きなよエマリー」
エマリー「そ、そうね。あたしったらブライト艦長のお顔を見たらうれしくってつい……」
忍「ちっ、まったくやってらんねぇぜ。それよかエマリーさんよ 状況はどうなってんだい」
エマリー「あ、ああ、そうだったわ。艦長、ロームフェラ財団がアクシズを受け入れる決定をしたそうです。これ以上戦乱が続くのを避けるためというのが名目ですが、OZのレディ・アンによれば彼らはアクシズ軍との和平が成立すると考えているようです マーチウィンドにもアクシズに対して降伏するよう要請がありました」
忍「冗談じゃねぇぜ。あのハマーンがそんなタマかよ ロームフェラなんざ真っ先に片づけられるに決まってるじゃねぇか」
アラン「地上の物事しか見る必要がなかった時代をひきずっている過去の遺物どもだ。そんなこともわからんのさ しかし、OZはどうするのだ?」
エマリー「OZは武装を治安維持に必要な最低レベルにとどめ都市機能の回復や難民救助を目的とした組織とするそうです」
亮「それだけは立派なものだ」
カミーユ「だけど、ハマーンが地上の正常化に興味があるとは思えないな」
雅人「それもそうだけど……オレ、なんだか疲れちゃったな……」
沙羅「雅人……あんた何いってんだい。まさか降伏したほうがいいっていうのかい!? じゃあいったい、あたしらは何のためにあの時OZにまで戦いを挑んだっていうのさ!」
雅人「そりゃ、わかってるけどさ……」
ロザミア「お兄ちゃん、あたしも疲れちゃったよぉ」
カミーユ「わかってるよ、ロザミィ」
ギャリソン「みなさん相当お疲れのようですな。少しお休みになられてはいかがですかな」
ハサン「その意見には賛成だ。疲労がたまっていると思考もにぶる いい状態とはいいがたいだろう」
ブライト「そう思います。みんな、ハマーンがどう動くかもわからん 今のうちに少しでも多く休んでおくことにしよう。話はそのあとだ」

≪「ザンボット3」とリンクしている≫
サイド2
勝平「やれやれ、ようやく休めるってか」
恵子「とはいってもね……ぐっすり眠れるって感じじゃないわね」
宇宙太「まだ敵が残ってるっていうことだからな」
勝平「アルイー……なんとかってのとアクシズだろ 気にするなよ、そんなの」
恵子「そうはいってもね、勝平。ブライト艦長やみんなが、あれだけ心配してるんだから、少しは気にかけてもいいんじゃないの」
勝平「でもよぉ、俺たちがいくら考えたって、どうにかなるってもんじゃないだろ」
宇宙太「奴らが立ち向かってきたら、戦わなきゃいけないってことだけはハッキリしてるな」
勝平「そういうこと! いまのところ俺たちにできるのは戦うことだけさ……そんじゃ、おやすみ…………」
恵子「ま、勝平ったら、もう寝ちゃってるわ」
宇宙太「いまは勝平のいう通りかもな。俺たちも休めるだけ休んでおこうぜ」

サイド2
五飛「う……なんだここは? 貴様、俺に何をした!」
キャス「ひゃっ、なによいきなり。危ないじゃない」
サリィ「落ち着きなさい、五飛」
五飛「……サリィ・ポオか。ここはどこだ」
サリィ「ここはネェル・アーガマの、メディカル・ルームよ あなたはマーチウィンドに救助されたの」
五飛「なんだと? この俺が……」
アムロ「気がついたようだね、五飛」
カトル「五飛、大丈夫なんですか!?」
デュオ「なんだよ、じゅうぶん元気そうじゃないか」
五飛「貴様たちか……」
デュオ「なぁ五飛、一つ聞いておきたいんだけどよ。お前、いまの地球圏で悪ってのは誰だと思う?」
五飛「くだらん質問だ。銀河帝国のズールと、アクシズのハマーン・カーンだ 奴らが悪だ」
カトル「五飛……洗脳がとけたんだ……よかった……」
五飛「洗脳? なんの話だ」
デュオ「あ~あ、これだもんなぁ」

五飛「なんだと!? ……くっ、ズールめ! まさかこの俺が、悪のために戦わされていたとは……くそぉっ!!」
アムロ「落ち着いてくれ、五飛。ズールは倒れた。いま俺たちが考えるべき問題は、アクシズのハマーンなんだ」
五飛「…………」
カトル「五飛、僕たちと一緒に、戦おう」
五飛「……必要ならば、俺は一人でも戦う。ハマーンは悪だ。悪は、俺が倒す。だが、お前たちに正義があるのかどうか、俺はまだ確かめていない」
アムロ「しかし、アクシズ軍と戦わねばならないことには、かわりがない」
五飛「……いいだろう。助けられた礼はする。その上で、お前たちが正しいのか俺が確かめてやる」
サリィ「五飛……」
【シナリオエンドデモ終了】


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