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No.4A
少女が見た流星

【シナリオデモ開始】
ルー「コロニーのM作戦、本当だったんですか?」
クワトロ「そのようだ。宇宙にも我々のように抵抗運動をする者たちがいても不思議ではない しかし……」
ブライト「何か気になることでも?」
クワトロ「それを実施する組織についてはよくわかっていないのだ いくつかのコロニーの過激派だということだが、どうもな」
ブライト「味方につけるのは、むずかしいと?」
クワトロ「わからん。が、准将のように楽観することはできんな」
セレイン「M作戦……どういうのです?」
アポリー「俺たちも実態はつかんでいない。わかっているのは流星に偽装した兵器を地球に落とそうとしているってことだけだ」
セレイン「あまり効率的な方法とは思えませんが どれだけの戦力だというのです?」
クワトロ「それをこれから確認しようというのだ 帝国軍もでてくる。整備を急げよ」

グラドス兵「大気圏に到達すると思われる質量の移動を確認」
グラドス兵「1つではないな」
グラドス兵「ミノフスキー粒子濃度の関係ではっきりとはわかりませんが 6つほどの金属反応があります」
グラドス兵「捕捉できそうな部隊は展開しているのか?」
グラドス兵「待ってください……あります スペシャルズのゼクス特尉の部隊です」
グラドス兵「スペシャルズか。まぁいい、一応ゼクスに知らせておけ どうせ3年前の大戦時の衛星の破片かなにかだろうがな」

スペシャルズ「ゼクス特尉、監視衛星は隕石か衛星の破片の落下と報告しています」
ゼクス「隕石や衛星が大気圏突入のウェーブコースを通ると思うか?」
スペシャルズ「では……」
ゼクス「うむ、コロニーのM作戦に間違いないな いくつ、とらえられるか」
スペシャルズ「北米の大西洋岸に落下すると思われる、1つだけです」
ゼクス「ふむ……1つでも十分とするか 帝国軍にとっては我々もしょせんは、よそ者だ 功をあせるものではないな」
スペシャルズ「ずいぶん表向きな発言をなさいますな」
ゼクス「私は、軍人なのだよ」

ルー「ブレックス准将より通信です」
ブライト「つないでくれ。……准将、なにか?」
ブレックス「たった今、例の作戦が発動したとの連絡がはいった 大気圏に突入してくるのは6つのようだな」
クワトロ「我々で捕捉できるものは?」
ブレックス「北米の大西洋岸に落下すると思われるものが捕捉できるだろう」
ブライト「了解しました では我々はM作戦の調査に向かいます」
〔ミデア、南東へ移動〕
ルー「先行しているレイズナーより連絡! スペシャルズの部隊が展開しているそうです!」
クワトロ「目標の空域にスペシャルズがいるだと? はやいな、間に合わんかもしれん。すぐに出るぞ」

リリーナ「あら? なにかしら、あれは。……流星……?」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「少女が見た流星」


【戦闘マップ1開始】
〔第3軍ユニット出現〕
〔ヒイロ、前進〕

ヒイロ「……ついに来た……これが地球なのか」
〔敵ユニット出現〕
ゼクス「あれか。戦闘機なのか?」
スペシャルズ「威嚇しますか?」
ゼクス「通用するとは思えん。撃墜しろ レジスタンスへの新兵器の輸送が目的だと思っていたが 乗っているのはそれを操縦する戦闘パイロットだ」
〔エアリーズ隊、前進〕
ヒイロ「帝国にかぎつけられている……当然か」
〔通信のコール音〕
ヒイロ「……スペシャルズ部隊を迎撃せよ……任務変更了解」
〔ヒイロ、前進〕
〔エアリーズ隊、前進〕
〔ヒイロにダメージ×2〕
〔ヒイロに爆発〕

ヒイロ「左推進システムに異常発生……やるな」
ゼクス「なんだと、あれで落とせんというのか!?」
〔ヒイロ、変形〕
ゼクス「変形をした!? モビルスーツだったのか!」
ヒイロ「…………」
〔ヒイロ、移動〕
ゼクス「!? あの武器……いかん! 退避しろ!!」
〔ゼクス、前進〕
〔ヒイロ、マップ兵器「バスターライフル」使用〕
〔敵ユニット撃破〕

ヒイロ「フ……ハハハハハハッ」
ゼクス「バカな、なんという威力だ。機体の性能差がありすぎる……ならばっ!」
〔ゼクス、ヒイロへ隣接〕
〔衝撃音〕

ヒイロ「なに!?」
ゼクス「これで動けまい。特士、脱出する。拾ってくれ」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

アポリー「間に合いませんよ、こりゃ」
クワトロ「相手にとりついて関節をロック、そして自分は脱出するとは思い切りのよいパイロットだ。できるな」
セレイン「あの高度からの落下では、機体は無事でもパイロットは助かるまい」
〔敵ユニット離脱〕
〔第3軍ユニット離脱〕

ゼクス「こんなものか……」
スペシャルズ「特尉、レジスタンスです」
ゼクス「我々の任務ではない。報告はまわしておけ 我々は引き上げる」
〔通信のコール音〕
スペシャルズ「ゼクス特尉、治安部隊のゲイル中尉からレジスタンスの足止め要請です。どうしますか」
ゼクス「ゲイル中尉か……正規軍の要請では、従うほかあるまい 残りの機体をすべて出せ。私にも1機まわしてくれ」
〔敵ユニット出現〕
セレイン「こちらに来るか……当然だな」
クワトロ「やはり見逃してはもらえないようだ。やむを得ん、迎撃するぞ」
<戦闘開始>

<3EPor敵全滅・敵増援1出現>

※※既にゼクス撃破の場合のセリフ※※
ゲイル「スペシャルズのゼクスは撃墜されてしまったか が、そのおかげでレジスタンスを捕捉できた 感謝せねばならんな」
カルラ「全機、レジスタンスを囲い込め!」
※※まだゼクス健在の場合のセリフ※※
ゲイル「ご苦労だった、ゼクス特尉。あとは我々にまかせてくれていい」
ゼクス「は、では我々は撤収します」(アーマス・ゲイル……よい軍人のようだな)
〔敵ユニット離脱〕
ゲイル(ジュリア……弟の血にぬれた手で君を抱くことは許されない……さようなら)


<エイジがゲイルを説得>
エイジ「ゲイル先輩!」
ゲイル「エイジ。もう私はお前を連れ戻そうとは思わん 敵となるならば撃破するのみ。だが一つだけ聞かせてくれ なぜそうまでして地球のために戦おうというのだ」
エイジ「地球人も俺たちと同じ人間です 彼らはこの惑星に誇りを抱いて生きている。俺も同じです この地球を、もう一つの俺の故郷をグラドスと同様、愛しているんです」
ゲイル「そうか……」
エイジ「お願いです、ゲイル先輩 帝国のやり方は違っているんです」
ゲイル「エイジ……覚悟を決めろ!」
〔エイジにダメージ×2〕
エイジ「くっ、ゲイル先輩!!」
ゲイル「どうしたエイジ! この地球の重みを背負って攻めてこい!」
〔エイジにダメージ×2〕
ゲイル「次で終わらせるぞ、エイジッ!!」
エイジ「ゲイル先輩!? うわあぁぁぁーっ!!」
〔エイジ、気力+30〕
〔エイジ、マップ兵器「V-MAX」使用〕

ゲイル「くっ……見事だ。お前の覚悟、確かに見せてもらった……強くなったな、エイジ……」
エイジ「先輩……」
ゲイル「さらばだ、エイジ……生きのびろよ」
エイジ「ゲイル先輩ッ!?」
ゲイル「…………あぁ……ジュリア……」
〔敵ユニット撃破〕
エイジ「くっ……先輩……。さようなら……ゲイル先輩……」
※※まだカルラ健在の場合、セリフ追加※※
カルラ「ゲイル中尉ッ!? おのれ、よくも! 許さん!!」

〔カルラ、精神コマンド「集中」「熱血」「気合」使用〕

<ゲイル撃破・敵増援2出現>
ゲイル「くっ……ここまでか……ジュリア……」
エイジ「ゲイル先輩ッ!? う…………さようなら……ゲイル先輩……」
※※まだカルラ健在の場合、セリフ追加※※
カルラ「ゲイル中尉ッ!? おのれ、よくも! 許さん!!」
〔カルラ、精神コマンド「集中」「熱血」「気合」使用〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
リッシュ「へっ、ビンゴだ。いやがったぜ」
セレイン「あれは……ヤツか」
リッシュ「よぅセレイン、おとなしくそいつを返しちゃくれねぇか お前みたいな、いい女を殺したくないんだ」
セレイン「貴様、なれなれしいぞ! 私は貴様に、この前のカリを返す!」
リッシュ「この前のカリったってお前、あんときゃこっちが撤退したんだぜ おかげで始末書の山と格闘だ 俺のほうこそカリがあると思うがな」
セレイン「貴様のことなど知ったものか! こっちは仲間をすべてやられた!」
リッシュ「俺にも任務ってもんがあるんだ、しかたないだろ」
セレイン「貴様は、私が落とす!」
リッシュ「おいセレイン、ちょっと待てって……。ちっ」

<リッシュ撃破>
リッシュ「ちっ、やられちまったか……。まったく気の強ぇ女だ どうやらマジで惚れそうだぜ じゃあな、また会いに来るぜ、セレインちゃん」
セレイン「ふざけた奴だ……」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

エイジ「ゲイル先輩………」
デビッド「エイジ、おいエイジ! 大丈夫か!?」
エイジ「……あ、ああ、機体が強制冷却にはいっただけだ」
クワトロ「M作戦のパイロット……あれでは助からんな」
アポリー「そう思います。ひきあげましょう 我々では機体の回収は無理です」
クワトロ「そうだな。ぐずぐずしていると帝国の回収部隊もでてくる エイジくん?」
エイジ「……大丈夫です。動きます」
クワトロ「……これは、戦争だ 君の事情を知らぬわけでもないが……」
エイジ「わかっている……つもりです」
クワトロ「そうか……」

ゴステロ「ひゃーっはっはっはぁ ゲイルのやつが小僧どもにやられちまったかぁ そいつは残念だ。もっともヤツの甘ちゃんぶりではこうなることは、わかっていたがなぁ」
カルラ「くっ……」(ゲイル中尉、あなたのためなら自分は……)

トレーズ「聞いたか、ゼクス。ゲイル中尉が戦死したそうだ」
ゼクス「アーマス・ゲイルが? 帝国軍にしてはよい士官だっただけに残念です」
トレーズ「そう思う。しかし、こちらもずいぶんと損害が出たな。君ほどの男が不始末をした。M作戦の1つをつぶしたことを差し引いても財団のうるさがたを黙らすのにひと苦労だ」
ゼクス「はい。しかし、やはりM作戦がレジスタンスと結びつくとかなりの脅威になると推測されます 機体の回収は、いかがいたしますか」
トレーズ「帝国軍にまかせておきたまえ わかっているだろうが今は大事の前だ 帝国を刺激するような真似はしたくない」
ゼクス「了解しております」
トレーズ「ああそれと、君のいっていたモビルスーツ トールギスの件だが修復作業を急がせている あれは、たいした機体だよ」
ゼクス「ありがとうございます」
トレーズ「なに、”ライトニング・バロン”にふさわしい機体を用意できて私もうれしい」

クワトロ「それで、今度はなんだというのだ?」
ブライト「スペシャルズが新型をテスト中らしい 解放戦線としてはそのデータ 可能ならば機体そのものを入手したいということのようだ」
クワトロ「無茶をいう が、スペシャルズの施設へ攻撃をしかける、というのはそれなりに意味のある行動だということか」
ブライト「そういうことだ 我々の活動を広く示す必要もある。来てくれ 作戦を検討しよう」

リリーナ「あんなところに人が……」「パイロットスーツみたいだけど……まだ子供!?」
ヒイロ「う……、お、お前!?」
リリーナ「え!?」
ヒイロ「見たのか!?」
〔銃声〕
リリーナ「えっ、なに!?」
ヒイロ「!? 不発かッ!」
〔走る足音〕
リリーナ「いってしまった……。わたしは……わたしはリリーナ・ドーリアン……あなたは?」
【シナリオエンドデモ終了】


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