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No.6B
漢の意地!?決別の時

【シナリオデモ開始】
〔アウドムラ、北東へ移動〕
ブラッド「あーあ、対空監視ってのはたまんねぇな。これじゃ寝ちまうぜ まったく、なんだってこんなことしなくちゃならないんだよ」
ルー「ミノフスキー粒子のおかげでレーダーが、きかないからでしょう」
ブラッド「おっと、脅かすなよ」
ルー「聞いてはいたけど、ほんとに世捨て人だったのね、あなたたち 大体そのおかげでレジスタンスもこれだけ組織を大きくできるし あちこちで活動できるんじゃないの」「じゃなかったら、すぐ発見されて、ミサイル打ち込まれて終わっちゃうでしょ」
ブラッド「そうなのか?」
ルー「そうなのかって、あなたねぇ」
ブラッド「ああ、わかったわかった。で、なんだ?」
ルー「なんだって……交代よ もう数時間ここにいたいんなら、私は、かまわないけど」
ブラッド「冗談はやめてくれ……ん? なんか変な音がしないか?」
ルー「音? ……あらやだ、これってエンジンじゃないの!?」
ブラッド「なんだと! おい、まてよ、墜落なんて、ごめんだぜ!?」
ルー「まぁ、いきなり墜落なんてしないと思うけど……」
〔通信のコール音〕
ビューティ「みんな聞こえる? 当機はエンジントラブルのため50キロほど北にある廃空港へ緊急着陸します 大丈夫とは思うけど、念のため衝撃にそなえておいてね」
ルー「あらら。さい先いいとはいえないわね」

甲児「まったく、ひやっとしたぜ」
万丈「様子はどうだい?」
ギャリソン「1日もあれば、修理は可能と思われますな」
万丈「1日か……余裕を見てあるからタイムスケジュールは問題ないが敵に発見される可能性はあるか……」
レイカ「万丈、ちょっとここの配線を確認したいの。手伝ってよ」
万丈「いまいく。甲児くん、悪いがみんなに対空監視を強化するように伝えてくれ」
甲児「あいよ」

ブラッド「カーツ、どうしたんだ 最近おかしいぞ」
カーツ「貴様に、いわれたくはないな ……ブラッド 貴様は現状をどう思っている」
ブラッド「どうって、別に 万丈たちと一緒にムゲ野郎と戦うのは師匠の遺言にもあってるしな 実戦を通して修行も出来る 問題ないだろう」
カーツ「フッ……フハハハハハッ、そうか。やはり貴様と……」
〔警報〕
ブラッド「敵か!? いくぞカーツ」
カーツ「……やはり貴様と共に来るべきではなかったのだ……ブラッド」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「漢の意地!?決別の時」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

万丈「たいした数じゃない。偵察部隊だな 一気にせん滅するぞ」
ブラッド「了解だ、いくぞアースゲイン」
<戦闘開始>

<敵全滅・敵増援1出現>
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現〕
ブラッド「カーツ、撤収するぞ」
カーツ「……やはり、このままでは、いられん……」
ブラッド「なんだって? おいカーツ、聞いているのか!?」
カーツ「ブラッド」
ブラッド「なんだ?」
カーツ「俺と戦え」
ブラッド「な……なんだと!?」
カーツ「聞こえなかったのか? 俺と戦え、と言ったのだ」
ブラッド「今戦ったばかりなのに組み手か? いいだろう、久々にやるか」
カーツ「ク、クハハハハッ、ばかか、貴様は。俺が言っているのは俺と貴様どちらが上か、優劣を決しようということだ どちらかが、死んだとしてもな」
ブラッド「なに!? カーツ、一体、どうしたというんだ!?」
カーツ「貴様は甘くなった もっとも最初から甘ちゃんだったがな 俺は貴様と違って仲間ごっこなど趣味ではない 貴様の、その甘ちゃんヅラを見ているとヘドがでる」「もっと腹立たしいのはそんな貴様と、この俺が同列だと思われることだ 貴様ごときと並んで称されるは我慢ならん!!」
ブラッド「カーツ、貴様ぁぁーっ!」
カーツ「そうだ、来い! 今ここで貴様に引導を渡してくれる! “武機覇拳流”の正当なる伝承者がこの俺であるということを、貴様の体に叩き込んでやる!!」
ブラッド「ぬうぅぅ…………」
カーツ「さぁどうした この俺が“仲間”だから戦えん、とでもいうか!? 来いブラッド!! 俺と戦え!!」
ブラッド「……断る!」
カーツ「なんだと!? 貴様そこまでふぬけになったというのか!?」
ブラッド「今の俺は、師匠の遺言を受け正義を、この地球を守るために戦ってる。まだ先は長く、敵は強大だ こんなところでムダな戦いをしているヒマはない!」「カーツ、貴様は師匠の最期の言葉を忘れたのか!?」
カーツ「……いいだろう」
ブラッド「なに?」
カーツ「貴様が戦えん、というならそれもよかろう だが、忘れるなブラッド。いずれ必ず、俺と戦ってもらう 必ずだ。この次に会うときは俺は手段を選ばん!」
〔カーツ、味方から敵へ〕
〔カーツ、マップ端へ移動〕
ブラッド「カーツ、待て!」
カーツ「忘れるなよブラッド。次に会うときは……」
〔敵ユニット離脱〕
ブラッド「カーツ!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

万丈「修理も終わった。出発しよう」
ビューティー「でも」
万丈「彼は、戻ってはこないさ」
ビューティー「ブラッド、かわいそう……」
ギャリソン「やはり、こうなってしまいましたか。最初から気になってはおりました あの若者のまなざしは険しく、そして心は、激しすぎたのですな」「自分を常に、ギリギリのところへと追いやっていなければ気がすまぬ そういう若者なのでしょう あの激しさが、いずれは彼自身をやきつくしてしまうやもしれませんが」
万丈「彼らは独自の道を歩いてきたがゆえに彼らなりの生き方がある 僕たちがそれに、口を差し挟む必要はない」
ギャリソン「さようでございますな、確かに」
万丈「さぁ、出発だ。僕達には、まだまだやらなければならない事がある」

ブラッド「カーツ……なぜお前は……」
【シナリオエンドデモ終了】


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