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No.7
大胆不敵!ル・カインの挑戦

【シナリオデモ開始】
〔アウドムラ、東南東へ移動〕
万丈「新司令官のル・カインか。一体、どんな人物なんだ?」
ギャリソン「さて。個人情報は入って来ておりませんが……アラン様のお話ですと、我々に合流していただく方々がよくご存じとか」
<<ブラッド>>
ブラッド「あんたもつかめないような情報を、なんだってそいつらが知ってるんだ どういう連中なんだよ?」
<<マナミ>>
マナミ「どういう人たちなの?」

ギャリソン「なんでも3年前地球が侵略を受けた際にも帝国と戦った方々だとか」
甲児「だけど連邦軍ってわけじゃないんだろう」
ギャリソン「左様で 当時、地球側について戦った帝国の方とそのお仲間の方々とうかがっております」
万丈「あのとき地球についた帝国人……聞いたことがある」
ギャリソン「軍の機密扱いでございましたな」
<<ブラッド>>
ブラッド「3年もか。いまだに戦い続けているんだ。期待できそうじゃないか」
万丈「そう思うね」
<<マナミ>>
シモーヌ「……まさか……」
マナミ「どうしたの?」
シモーヌ「前に、火星の生き残りだって話はしたわよね?」
マナミ「ええ」
シモーヌ「そのときアタシたちが助かった理由はエイジが、いてくれたからなの アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ…… 地球と帝国領のグラドスとの混血の」
マナミ「地球と帝国の……」
シモーヌ「たぶん、その仲間っていうのもアタシの知り合いだと思う アタシたちはみんな、エイジがいなかったら、生きてはいなかった」
万丈「へえ、それは頼もしいな」


ル・カイン(地球か……。私が来たからには、帝国に刃を向ける者たちも私の足もとに血まみれの体を投げ出すことになろう)
〔歩く足音〕
〔扉の開く音〕

ギウラ「ご苦労様です、ル・カイン閣下」
ル・カイン「そいつらか、使える地球人というのは」
ギウラ「はっ、ロアン・デミトリッヒとトレーズ・クシュリナーダです」
ロアン「お呼びいただき光栄です。私にできますことは、なんなりとお申し付けください」
トレーズ「スペシャルズを代表し、閣下の就任をお喜び申し上げます」
ル・カイン「フッ、こういう地球人もいるか。よかろう。貴様たちはギウラとともに私の就任パレードの準備をしろ」
トレーズ「閣下、ゲリラの間では不穏な動きがあると聞いております」
ル・カイン「私が、それを知らないとでも思ったか 貴様らのするべきことは、そやつらを引きずり出すことだ 就任パレードの間にな」
ロアン「すばらしいお考えです、閣下。彼らは、きわめて短絡的です 必ずや出てくることでしょう」

ギャリソン「ふむ……これは、しかし……」
万丈「どうしたんだ?」
ギャリソン「実は新司令官の就任パレードの情報を入手したのですが……」
<<ブラッド>>
ブラッド「わかった。そこを襲撃するっていうわけだな?」
<<マナミ>>
マナミ「ですが?」

ギャリソン「それが、どうもワナではないかと」
万丈「何故だい?」
ギャリソン「まず各方面から一斉に情報が入り始めたことといい また警備情報までもがそっくり流れている点といい 不な点が多すぎるのですよ。さらに警備がこうも手薄とあっては……」
万丈「なるほど、クサイな。どう思う?」
<<ブラッド>>
ブラッド「どうもこうもない。もしそれが本当ならそいつは俺たちが襲撃するつもりなのを知っててワザとそうしてるってことだろ? こいつは明らかに俺たち地球人に対する挑戦だぜ」
甲児「やれるもんなら、やってみろってわけか。っきしょう、なんて奴だ」
さやか「それなら、やめておいたほうがいいわね」
甲児「なにいってんだい、さやかさん。そこまでされて黙ってみてろってのか?」
ブラッド「そうだ。こいつは受けて立つべきだ」
<<マナミ>>
シモーヌ「明らかにワナだけど、露骨すぎるのも気になるわ」
マナミ「あからさまにワナと見せておいて 襲撃を避けるつもりなのか あるいは……」
ローレンス「挑戦……でございますな」
マナミ「そうね。やれるものならやってみろ、というわけね」
甲児「どうするんだ? だからって、はいそうですかと黙ってみてろっていうのかよ」

万丈「ル・カインか……大胆なことをする。だが、僕たちがこれから戦っていく上で、彼の出端をくじくのは重要な意味がある。アランもいっていたが、彼を倒すことができれば帝国に与える打撃は計り知れない」
レイカ「じゃあ……」
万丈「ル・カインの挑戦を受けよう。旧ニューヨーク方面へ向かうぞ」
〔カーソル、旧ニューヨークへ移動〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「大胆不敵!ル・カインの挑戦」


【戦闘マップ開始】
ギャリソン「そろそろ時間でございますな」
〔敵ユニット出現〕
〔ル・カイン、前進〕

万丈「来たぞ。みんな、準備はいいな」
〔ル・カイン、前進〕
万丈「よし、いまだ!」
〔味方ユニット出現〕
ル・カイン「なに!? ゲリラか、おのれッ! 迎撃せよ!」
<戦闘開始>

<ル・カイン撃破・味方援軍1&敵増援1出現>

ル・カイン「うわあぁぁぁぁーっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ルー「あっけなさすぎる……やっぱり、おとりだわ」
ギャリソン「そのようですな すっかり囲まれてしまっておりますぞ」
〔敵ユニット出現〕
甲児「ちっ、うじゃうじゃいるぜ!?」
万丈「ああ、どうやら本物が出てきたようだね」
ル・カイン「なるほど、ワナと知りつつあえて出てきたというのか 地球人ごときが、こざかしい真似をする だが、その浅はかさを身をもって知ることになる」「地球人どもよ、聞け! 私に立ち向かうことが、いかに愚かな行為であるか、今から見せてやる 我々に逆らおうとするな。お前たち地球人の幸せは、我々に支配されることにあるのだ。支配するものと、されるもの、およそ宇宙にはその原理しかない。よりよき支配、無垢なる従順 これこそが理想なる世を現出するただ一つの真理だ」「私が地球に来たのはその原理に基づいて真の平和を確立するためだ。地球的なるものは一切捨てよ! 我を信じよ 帝国を信じよ!」
万丈「黙れ! この地球に僕たちがいるかぎり かならず帝国の支配を打ち砕いてみせる!」
ル・カイン「フフフ、なかなか楽しませてくれそうだな ならばまず、ここでそれを見せてもらおうか」
〔味方ユニット出現〕
<<ブラッド>>
エイジ「カラバの方、遅れてすまない」
万丈「いや、悪くないタイミングだ」
<<マナミ>>
万丈「おっと、どうらこっちの増援も到着したようだね」
シモーヌ「あれは……レイズナー! エイジ、やっぱりエイジなのね!?」
エイジ「シモーヌ? まさかレジスタンスに君がいるとは……」
デビッド「シモーヌだって!? エイジだけじゃねぇ、俺もいるぜ!?」
シモーヌ「あらデビッド、よく生きてたわね」
デビッド「ちぇっ、それだけかよ」

ル・カイン「貴様……エイジ・アスカ……帝国の裏切り者 フッ、貴様とは必ず会えると思っていたぞ」
デビッド「おっと、あいつがル・カインか」
エイジ「ああ。自信とうぬぼれの区別のつかない男だ 俺は、貴様とグレスコ総督は必ず地球から追い出してみせる!」
ル・カイン「あいにくだが私は、血の濁った男の世迷いごとを聞く耳は持ち合わせておらん」
ゴステロ「エイジ……エイジだとぉぉぉぉぉぉーっ!?」
エイジ「この声……まさかゴステロか!?」
ゴステロ「エイジィィーッ、貴様が生きていてくれて、うれしいぜぇ これで貴様をぶっ殺してやる楽しみができたからなぁ!!」
エイジ「生きていたのか、ゴステロ」
ゴステロ「さぁてなぁ。この体のどこからどこまでが生きているのやら 甘ちゃんのクセにゲイルを殺し、自分の姉まで殺しておいてよくも生きていられたもんだなぁ、エイジィ」
エイジ「俺は……」
ゴステロ「まぁいい、貴様はここで死ぬんだぁ ぐぅぅ、の、脳がいてぇ」

<エイジvsル・カイン>
エイジ「ル・カイン、覚悟!」
ル・カイン「フッ、面白い。相手をしてやろう」

<エイジvsゴステロ>
ゴステロ「エイジィィ、貴様だけはこの俺の手でぶち殺してやる!」
エイジ「ゴステロ! お前にやられるわけにはいかない!」

<ル・カイン撃破orHP50%以下・勝利条件達成>
※※撃破の場合、セリフ追加※※
ル・カイン「なに!? フッフフフフフ、なるほど口だけではないようだな だがこの程度で帝国に逆らおうなど、片腹痛いわ」
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
レイカ「なんて数なの!?」
ギャリソン「これはいけません。皆様方、ここは撤退いたしましょう」
万丈「くっ、確かにここは一旦ひくしかないようだね みんな、ひきあげるぞ!」
エイジ「ル・カイン、誇りのためだけに戦うこともできるのが地球人だということを、よく覚えておけ!」
〔味方ニット離脱〕
ル・カイン「フフフ、おもしろい。この星は刺激に満ちている 気に入った! ハーッハッハッハッハッ!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔アウドムラ、北東へ移動〕
<<ブラッド>>
万丈「よくきてくれたね。カラバの破嵐万丈だ」
エイジ「エイジ・アスカです。それから、デビッドとシモーヌとアンナ」
デビッド「デビッド・ラザフォードだ。よろしく頼むぜ」
アンナ「お世話になります。アンナ・ステファニーです」
シモーヌ「シモーヌ・ルフランよ。よろしく」
万丈「シモーヌ……ルフラン侯爵家のご令嬢かな?」
デビッド「なんだ、知り合いか?」
シモーヌ「違うわよ。アタシはこっちに来る前はロームフェラの情報をカラバに流してたのよ。直接お会いするのは初めてだわ」
万丈「君の情報には、ずいぶんと助けられた あらためて、お礼を言おう」
<<マナミ>>
デビッド「シモーヌ……シモーヌ!」
シモーヌ「…………」
〔頬を叩く音〕
デビッド「シモーヌ、一体……!?」
シモーヌ「奪われた唇の、おかえしよ。3年間ずーっと考えてたんだから」
アンナ「ウフフフフフ」
万丈「よくきてくれたね。カラバの破嵐万丈だ」
エイジ「エイジ・アスカです。彼がデビッドで……」
アンナ「アンナ・ステファニーです。よろしくお願いします」
万丈「こちらこそ、お嬢さん」
シモーヌ「エイジ……顔さわらせて。エイジ、本当に生きてたのね ……もう二度と会えないかもしれないって思ってた…… うぅっ……ごめんなさい……やだ、みっともないわ」
デビッド「あーあ、全然ちがうでやんの 俺なんかいきなりバシーッだもんな」


グレスコ「だいぶ派手に、やったそうだな?」
ル・カイン「もうお耳に入りましたか」
グレスコ「お前を呼び寄せた理由は、わかっておろうな」
ル・カイン「心得ております、父上」
グレスコ「意味のない殺戮と破壊は、民心を離反させるだけだ」
ル・カイン「……!? 父上もかわられましたな。やはり3年も地球におられると、地球病とやらにかかるのですかな」
グレスコ「地球病?」
ル・カイン「将軍どもが噂しております。父上、政策の不徹底や不必要な甘さは、地球人どもに軽んぜられることになります」
グレスコ「…………お前はまだ若い。わからぬことも多い」
〔歩く足音〕
ル・カイン「わかろうとも思いません。父上、いいかげんに目をさまされたらどうです」
〔扉の開く音〕
ル・カイン「父上!? ……そうか、そういうことなのか 父上はご自分が地球の空気に感傷的になっていることをご存じなのだ。ですから私を招いたのですね ……父上」

レディ「お呼びでしょうか」
トレーズ「レディ、ル・カイン閣下が就任されたことで我々はこれまで以上に動きやすくなる」
レディ「すでに例の計画を閣下にご提案申し上げる用意が整っております」
トレーズ「さすがだね。そのまま進めてくれ。ところで、レディ・アン」
レディ「はい」
トレーズ「ドーリアン氏なのだが、地球人の自治権獲得やコロニーの再建について、ずいぶんと精力的に活動されているようだね」
レディ「承知いたしました。次のバスタイムにはバラのエッセンスをご用意いたします」
トレーズ「頼む」
【シナリオエンドデモ終了】


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