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No.33A
怒りの日輪
メガノイドの野望

【シナリオデモ開始】
ナデシコ ブリッジ

ナデシコ ブリッジ
リリーナ「これはどういう事ですか、説明してください!」
エリナ「見ての通り、火星までボソンジャンプしたのよ。ナデシコごと、ね」
リョウ「僕たちが聞いているのはそういう事じゃない」
ハヤト「俺たちに…いや、艦長にすら一言の断りもなく実行したのはどういう事かと聞いているんだ」
ユリカ「…アカツキさん!?」
アカツキ「それについては謝るよ。艦長、修正だろうが独房入りだろうが好きにしてくれ」「ただ、事前に断ったら、テンカワくんなんか絶対に協力してくれないからねえ」
アキト「そういう事かよ! 勝手に人を生体実験に利用しやがって!」
イネス「説明しましょう。今回の生体ボソンジャンプでその本質はほとんど理解できたわ」「やはり…この星のどこかにある…アレね」
万丈「なるほどね。…木連があっさりと退いた理由、わかったよ」
リョーコ「?」
エリナ「そう、木連は火星遺跡を完全に押さえていると考えられるわ」
アクセル「古代遺跡…和平などせずともこちらに勝てる力を得た、という事だな、これが」
九十九「十分に戦争ができる装備があっても、相手の正義、勇気を踏みにじっていいはずがない…!」
ベンケイ「おいおい! 起きてきて大丈夫なのかよ!」
ミナト「白鳥さん! まだ安静にしてなくちゃ…!」
アキト「白鳥さん、やりましょう。古代の遺跡ひとつで、俺たちの正義、俺たちの戦争がねじ曲げられるなんて…俺は許せない」
ユリカ「アキト…素敵ぃ…」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「男だぜっ、テンカワァァ!」

九十九「そう、今こそ熱血の時…! 皆さん! 和平の決裂…あれは、我が木連全体の正義ではありません! 皆さんの力を…お力をお借りしたい…!」
ジョルジュ「ムッシュ・白鳥は政治家の方が向いているかもしれませんね」
チボデー「へっ、言われるまでもねえ。意地でも和平を成功させてやろうじゃねえか!」
ドモン「ああ、このまま引き下がるわけにはいかん」
アカツキ(まずいねえ…おかしな方向に火がついてしまったかぁ…?)
勝平「へへへ、そうこなくっちゃ!」
宇宙太「そうだな、奴らにとっちゃ、白鳥の兄ちゃんを殺しそこねたのは大失敗だぜ」
カトル「そうですね、しかし、彼らがこの事を知ったら…」
ヒイロ「熱血で任務遂行ができるなら俺だって叫ぶ。…だが、そううまくはいかない」
アクセル「まったくだ。ロンド・ベル隊の悪い所だな」(ま、嫌いじゃないがな)
クワトロ「展開を予測しておくべきだろう…。まず…」
ジョルジュ「ムッシュ・白鳥をスパイに仕立てる…。これは当然やってくるでしょうね」
バニング「間違いあるまい。白鳥九十九は実は地球のスパイだった…奴の言葉に耳を傾けるな、とな」
九十九「……」
メグミ「それ、ひどいです!」
バニング「残念ながら、これはもう感情論の問題ではない」
メグミ「でも…」
リリーナ「しかし、それであきらめるわけにはいきません」
アキト「連中の目的は、俺たちにそう思わせる事なんですよ!」
ノイン「和平をあきらめさせ、相手に対する憎しみと絶望を植えつける…確かに常套手段ではあるな」
リョウ「その手に引っかかって戦争になったのが…地球とバーム星なんだ」
バニング「その二の舞になるわけにはいかん」
リリーナ「それでも、私はあきらめません…!」「彼らが99の絶望を突きつけるなら、我々は100の希望を持って立ち向かうだけです」
アルゴ「すんなりといかないというのは、最初からわかっていた事だ」
万丈「アカツキ会長もそれを見越して、僕たちをここまでジャンプさせたんじゃないかい?」
アカツキ「う…ま、まあね」
ギャリソン「ありがたいですな。さすがでございます」
アキト「いいとこあるじゃん! 見直したよ! よし…やるぞ…!」
万丈「よし、その好意を無にしないようにしないとね」
アカツキ(破嵐万丈…どこまで気づいているんだ…?)
クワトロ「偵察を出すべきだな…ミスマル艦長。…艦長?」
ユリカ「そうよ、熱血なの! アキト!」
クワトロ「…どうするかな?」
アクセル「ここのところ、安定してたと思うんだがな」「…ルリーン!」
ルリ「もしかして…わざとやってます?」
アクセル「記憶が戻る前、そんな風に呼んでいた覚えがあるのさ」「…艦長に代わって、偵察部隊の出撃命令を」
ルリ(たしか…ルリリン…)「わかりました。メグミさん、Dチームの人たちに」
メグミ「了解。…こちら、ブリッジです。ワカバ准尉?」

かぐらづき 司令室

かぐらづき 司令室
草壁「なんだと? 古代遺跡が…敵に奪われただと…!?」
源八郎「防衛に当たっていた優人部隊は全滅したとの事です」
草壁「いったい、どの組織が…」
元一朗「草壁中将、新たな敵が現れました」
草壁「古代遺跡を奪った連中か?」
元一朗「いえ、跳躍反応がありました。…敵は機動戦艦ナデシコ…!」
源八郎「跳躍してきたのか!?」
草壁「これからという時に…!」
三郎太「報告します! 遺跡を占拠した軍の事がわかりました!」
源八郎「どこだ!」
三郎太「…メガノイドです!」

ナデシコ ブリッジ

ナデシコ ブリッジ
ケーン「ドラグナーチーム、戻ったぜ!」
タップ「どうして偵察となると、いつも俺たちなんだ?」
ライト「仕方ないだろ、エステバリスは単独行動には向いてないんだ」
リンダ「お帰りなさい」
ユリカ「お疲れさまです! で、どうでした?」
ライト「とにかく、これを見てくれ。遠距離からの撮影だが」
リョーコ「な、なんだぁ!? 木連のメカが…」
ヒカル「全部壊されてる?」
エリナ「この中央にあるのは、古代遺跡!?」
プロスペクター「そうです、火星極冠にある古代遺跡。ネルガルが確認した中では最大のものです」
アカツキ「こいつさえ確保すれば、ボソンジャンプ技術の解明と実用化は一気に進むだろうな」
ドモン「お前ら、この遺跡の事を最初から知っていたな」
エリナ「ええ、でも、調査しようって時に木連の攻撃が始まって、そのまま放棄」「この機会にぜひ取り戻したいわね」
万丈「…そう簡単にはいかないようだ、これを見たまえ」
リョウ「これは、コマンダー・ミレーヌ!?」
ハヤト「はるほど、メガノイドか」
ケーン「そ、この遺跡はメガノイドに占領されているみたいなんだ」
タップ「まわりの木連の残骸は、メガノイドにやられたんじゃねえか?」
万丈「そうだね。以前は地球にもいたが、最近はさっぱり姿を見せないんで気になっていたんだ」
レイン「アクセルさん、シャドウミラー隊はメガノイド側には潜入していなかったの?」
アクセル「潜入を試みたが…戻ってきた者はいない」
ミナト「失敗したの?」
アクセル「わからん。興味がなくてな」
万丈「連中は、人間を信用しない」「おそらく捕まって処刑されたか、メガノイドに改造されてしまったんだろう」
宇宙太「ちょっと待ってくれよ、シャドウミラーがスパイで使ってるのは、なんとかっていうロボットなんだろ?」
アクセル「Wナンバーだな。材質的な部分を除けば、限りなくロボットに近い」
万丈「ならば前言を撤回しよう。メガノイドは自分たち以外を信用しない」「…つまり結論は同じだよ」
アクセル(…W17、潜入したのがお前ならばうまくいっていたのか…?)
九十九「本題に入りましょう。なぜメガノイドは?」
〔警報〕
万丈「…む、どうやら教えてくれるらしい」
ユキナ「え?」
ルリ「敵襲です。…識別コードはメガノイド」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「怒りの日輪」
「メガノイドの野望」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

カミーユ「来たぞ!」
勝平「ギッタギタにしてやる。覚悟しろ!」
トーレス「ナデシコめ、この前来た時には逃げられたが、今回は逃がさないぞ!」「お前を倒して、ボクの手柄にするんだ!」
ミレーヌ「トーレス、おやめなさい」
トーレス「なんでだ。ボクに手柄を横取りされるのがイヤなのか!」
ミレーヌ「大切な実験体を殺すわけにもいきませんでしょう?」
アキト「実験だって?」
ミレーヌ「その通り。私の任務は人間の利用法をあらゆる角度から知る事です」
リョウ「利用法だと?」
ミレーヌ「そうです。…人間の脳や筋肉には、普段は使われていない未知な部分がたくさんあります」「それを引き出し、利用するのです」「あなたたちは、いい実験材料になるでしょう」
万丈「勝手な事を! コマンダー・ミレーヌ…!」「地球での決着を、ここでつけさせてもらう!」
ミレーヌ「破嵐万丈、お前もいたのですか」
万丈「メガノイドの陰謀渦巻く所、破嵐万丈の姿ありさ」
ミレーヌ「ホホホ、ちょうどいい…。お前に見せたいものがあります」「コマンダー・リサー!」
〔敵ユニット出現〕
ビューティ「あの二人、生きていたの?」
万丈「アイサー!?」
アイサー「ああ、万丈様。もう私は以前の私ではないのです!」「ためらわずに…今度こそ私を撃って!」
万丈「ミレーヌ! アイサーに何をしたっ!」
ミレーヌ「コントロール装置を埋め込んだ。今やアイサーは、ただの操り人形…」「ただし、意識はある」
リサー「自分の意思とは無関係に、破嵐万丈! お前を狙う!」
トーレス「ドンを裏切った者の当然の報いだもんね」
ジョルジュ「なんという事を」
ドモン「胸クソの悪い連中だ!」
アキト「お前ら、それでも人間…いや、人間じゃなかったな」
ミレーヌ「いいえ、人間ですよ。私たちは人間を超えるスーパー人間、メガノイド」「お前たちとはレベルが違う存在なのよ」
万丈「言うな、ミレーヌ! お前のようなガラクタが人間などとっ!」「ムシズが走るのさ!」
ミレーヌ「なにいっ!」
アイサー「万丈様!」
万丈「すまない、アイサー。せめて…せめて君を悪魔の呪縛から解き放とう…!」
〔味方ユニット出現〕
万丈「見ろぉぉぉッ! 世のため人のため、そしてこの宇宙に平和をもたらすため! メガノイドの野望を打ち砕くダイターン3ッ! 薄汚いコマンダーども…」「この日輪の輝きを恐れぬのなら、かかってこいッ!」
ユリカ「各機出撃! 攻撃を開始してくださいっ!」
〈出撃準備〉
<戦闘開始>

<敵7機以下・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
トーレス「ハッハッハッハッハァ!」
コウ「またメガノイドか!」
サイ・サイシー「なにしようってんだ!?」
万丈「新手のメガボーグか!」
トーレス「ボクのかわいいトーレス軍団、みごと受けてみるか、破嵐万丈!」
万丈「軍団だと? メガノイドごときの軍団がいかほどのものか!」
トーレス「言ったなあぁっ!」
〔敵ユニット出現〕
万丈「なんだ!? ダイターン3のニセ物か!?」
トーレス「その通り! ボクの自慢の玩具コレクション!」「受けてみろ!」
ハヤト「ずいぶん子供っぽい野郎だ」
ギャリソン「ですが、その力は大人以上でございます。我々を全滅させようという意志も、ですな」
トーレス「いけ、僕のトーレス軍団! 地球のメカをやっつけろ!」
万丈「なめるなよ! いつの世も、ニセ物が本物に勝った試しはない!」

<万丈vsリサー(メガボーグ・リサー搭乗)>
万丈「よくもアイサーを、許さん!」
リサー「アイサーをあんな風にしたのはお前だよ、破嵐万丈!」
万丈「心の弱い者に限って、自分のせいでないと弁明する!」「なにがスーパー人間かっ! 笑わせるな!」
リサー「万丈ぉぉぉぉッ!」

<万丈vsアイサー>
アイサー「万丈様、私はもう何も言いません。私をただの戦闘ロボットとして破壊してください」
万丈「アイサー…必ず、必ずメガノイドは僕が倒す…!」

<リサー(メガボーグ・リサー搭乗)orアイサー撃破・敵増援2出現>
※※リサー(メガボーグ・リサー搭乗)撃破の場合のセリフ※※
〔敵ユニット撃破〕
リサー「こしゃくな! メガツイン・ゴー!!」
アイサー「やめてぇっ! ああああああ!」
※※アイサー撃破の場合のセリフ※※
アイサー「きゃあああああ!」
〔敵ユニット撃破〕
リサー「うう…まだ負けてないわ! メガツイン・ゴー!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕

レイカ「アイサーとリサーが合体して、別のメガボーグに変わった!?」
ビューティ「前に地球で戦った時と同じ…!」
リサー「ホホホホホホ! 以前と同じままと思わぬ事だ!」「今の私はコマンダー・リサー! アイサーの自我など、押しつぶしてやったわ!」
万丈「なに…!?」
リサー「これが完全体という事だ! 万丈!」
万丈「…なるほど、いいものを見せてもらった。見物料はお前の命で支払おう…」「ゆくぞ、合体巨大メガボーグ! いやさ、メガボーグ・リサー!!」
リサー「望むところ!」
万丈(アイサー…! 僕はためらいはしないぞ。それが僕の戦争だ…!)

<万丈vsミレーヌ>
ミレーヌ「万丈、おとなしくメガノイドにおなりなさい! 言う事さえ聞いていれば幸せな一生がおくれますよ」
万丈「断るね、お前…いや、お前たちのしもべになるくらいなら、いさぎよく死を選ぶさ…!」

<ミレーヌ撃破orHP30%以下>
ミレーヌ「うう…貴様ら、この勝負は預けたぞ!」
〔敵ユニット離脱〕

<トーレス撃破orHP30%以下>
トーレス「うああっ! ボクの愛する息子たちばかりでなく、ボク本体にまで…!」「心の灯火よ、安らかに眠れ」
万丈「芝居がかった演技も程々にしたらどうだ、メガボーグ・トーレス」
トーレス「黙れ黙れ黙れ!」「ウソ八百の世界を実現するのは、お前が思っているほど簡単なものではない!」
ケーン「勝手な理屈ばかり並べてんじゃねえや!」
トーレス「うるさい! それはメガノイドの力を借りてこそ、実現可能な世界なのだ!」
万丈「安易な力に頼ったか! 嘘の世界は、しょせん嘘の世界にすぎん!」
ウリバタケ「そうそう。リアルと現実…折り合いをつけられねえ奴は子供って事だ」
トーレス「覚えていろっ!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ナデシコ ブリッジ

ナデシコ ブリッジ
メグミ「あれがメガノイドの本性なんですか?」
万丈「…そうだ」
エリナ「冗談じゃないわ! あんな連中に、古代遺跡の技術を取られてなるものですか!」
ノイン「ネルガルになら良いかは別にして、確かにメガノイドに渡すわけにはいかない」
クワトロ「遺跡を押さえられれば…木連に対しても優位に立てる」
ユリカ「わかりました。ナデシコは古代遺跡へ向かいます!」
万丈(コロス、そしてドン・ザウサー…決着をつけよう…!)
【シナリオエンドデモ終了】


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