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No.10B
舞えよ白鳥!我が胸に
メガノイドの賭け

【シナリオデモ開始】
輸送機
レディ「まもなく合流ポイントです」
タップ「楽しみだな。破嵐万丈って大金持ちなんだろ? 盛大な出迎えが期待できるじゃん」
ジョルジュ「いえ、彼の家に使用人は、ほとんどいないはずです。なんでも完全なコンピュータセキュリティシステムがあるとかで」
レディ「ええ、確か一緒に住んでいるのは執事と数名のアシスタントだけです」
チボデー「優秀なスタッフが数人いてくれりゃ、あとはジャマなだけさ」
レディ「まったくその通りですね。・・・言い忘れましたが、合流地点は破嵐邸から変更になります」
勝平「え!? 違うのか。せっかく、いいもんが食えると思ったのに」
恵子「勝平、いやしいわよ」
レディ「彼はいま、正体不明のサイボーグと戦っています」
アルゴ「正体不明・・・?」
レイン「もしかして・・・また新たな敵なんですか?」
レディ「いえ・・・正体不明のサイボーグ・・・それは建前にすぎません」
ラミア「・・・メガノイド」
ケーン「ほんとかよ!」
レディ「・・・・・・」
リンダ「メガノイドって、火星開拓で生みだされたサイボーグでしょ? どうして彼らと戦うの?」
レディ「メガノイドの真の目的は・・・全人類のメガノイド化です」
ミチル「は? ・・・そんな話、聞いてないわ」
レディ「連邦でも、一部の幹部しか知りません。火星開拓の最大の功労者が、人類に牙をむいていることは、あまり表沙汰にはしたくないのでしょう」
リョウ「それでは、もしかして火星との連絡がつかないというのは・・・」
レディ「メガノイドの仕業と見ています。ただ、どうもメガノイド以外の戦力が絡んでいるようなのですが・・・」
ムサシ「やっぱ、異星人かな?」
レディ「ナデシコを覚えていますか? あれを作ったネルガル社の情報を探ったところ、ある奇妙な存在が確認されました」
リンダ「奇妙な存在?」
レディ「木星トカゲ・・・と呼称されるものです。これが何を指すのかはまだわかりません」
ハヤト「木星トカゲ? やっぱりネルガルの奴ら、何か隠してやがるな」
ケーン「ナデシコが単独で火星に行こうとしたのも、それ関係なのか? 避難民救助だとか言ってたけどよ」
リョウ「・・・あの女艦長と、ロボットのパイロットは嘘をついているようには見えなかったけどな」
レディ「ナデシコクルーの大半が真実を知らされていない可能性があります。この事件、根が深そうです」
リンダ「そろそろ目的地に着くみたいよ」
ラミア(破嵐万丈・・・こちら側では・・・戻ってきているというのか・・・?)

合流地点
ギャリソン「おお、これは、これは・・・プリベンターのレディ・アン様。遠路はるばる、よくお越しくださいました」
レディ「紹介しましょう、破嵐万丈氏の執事、ギャリソン時田さんです」
ケーン「へえ~、執事だってさ」
タップ「さすが金持ち」
ドモン「その本人の姿が見えんようだが?」
ギャリソン「・・・それが、少々やっかいなことになっておりまして。できれば皆様のお力をお貸しいただけるとおりがたいのですが・・・」
レディ「やっかいなこと・・・? 私どもで、できることならば」
ギャリソン「実は、万丈さまがアシスタントの方ともども、敵に捕まってしまいまして」
ライト「はあ?」
※※ミユキが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ミユキ「捕まった!?」

チボデー「話が違うじゃねえかよ」
サイ・サイシー「なんか、おいら不安になってきちゃったよ」
ギャリソン「本当に面目ありません。万丈様のことですから、お夕食までにはご自分で脱出されるとは思いますが・・・万が一ということもございますので」
勝平「なあ、ほんとに心配してるのか?」
恵子「散歩に出てった・・・みたいな言い方よね」
ギャリソン「万丈様は心配するな、と申されましたが・・・私、気が気ではございません。・・・もしも脱出が遅れるようであれば、せっかくのカキが傷んでしまいます」
ラミア「あきれた話でございますことねえ・・・」(ギャリソン時田・・・食えん男だ。注意せねばな)
ジョルジュ「それだけ主のことを信頼されているということでしょう。無用の心配をされるよりも、その方が気が楽です」
ギャリソン「左様でございます。よく万丈様に言われておりまして」
〔衝撃音〕
アルゴ「むうっ!?」
リョウ「なんだ!? ロボット!?」
レイン「ちょ、ちょっと、なにあれ?」
タップ「でけえロボット・・・ドラグナーの何倍あるんだ?」
ギャリソン「おお! あれこそ、ダイターン3でございます!」
宇宙太「もう脱出してきたのかよ! 俺たち意味ねえじゃん!」
ギャリソン「ほっほっほ。そういうことも・・・おや?」
ドモン「・・・気配がおかしい。俺たちが来たのもムダではなさそうだ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「舞えよ白鳥!我が胸に」
「メガノイドの賭け」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ビューティ「・・・・・・」
ギャリソン「この反応は・・・ビューティ様? これは・・・どうしたことですかな?」
ケーン「まわりの取り巻きはなんだ? 見たことねえけど」
ギャリソン「メガノイドの戦闘ロボットですな。はて、追われているようにも見えませんが・・・」
サイ・サイシー「考えるまでもないじゃん!」
ラミア「敵に使われているってことじゃございませんですこと?」
〔敵ユニット出現〕
ミレーヌ「ホホホホ・・・ご名答」
タップ「うわっ! でかっ!」
レイン「な、なんなの・・・ダイターン3と同じくらいの大きさが・・・」
ギャリソン「メガノイドがマイクロマシンで巨大化した姿・・・メガボーグでございますな」
レディ「いつの間に・・・地球まで! それにそんな技術をどこから!?」
ミレーヌ「お前たち、このままおとなしく捕まり、私のしもべになるか、ダイターン3に踏みつぶされるか・・・どちらかを選ばせてあげましょう」
勝平「ふざけんな、ザンボット3で・・・」
宇宙太「輸送機まで・・・ちっ、意外と距離があるな」
ギャリソン「あの方ですな。万丈さまを捕まえられましたのは。選ぶ前に、お名前くらい聞かせていただきたいですな」
ミレーヌ「いいでしょう。私は誇り高きメガノイド、コマンダー・ミレーヌ。万丈は捕らえました。ダイターンもこの通り・・・無駄な抵抗はやめ、私の・・・」
ドモン「断るっ!」
ミレーヌ「・・・む?」
チボデー「輸送機まで走れえっ!」
ハヤト「どうするんだ! いくら格闘チャンピオンとはいえ・・・」
ジョルジュ「私たちは戻る必要がないもので」
サイ・サイシー「そういうこと。ほらっ、早く!」
アルゴ「・・・協力する気があるなら走れ」
ミレーヌ「愚かな。まとめて踏みつぶしてあげなさい、ビューティ」
ビューティ「はい・・・ミレーヌ・・・様」
ドモン「そうはいかんっ! 出ろぉぉぉぉぉッ! シャァァァイニング・ガンダァァァァムッ!」
〔指パッチン〕
〔味方ユニット出現〕

ミレーヌ「どこから・・・!?」
レディ「今のうちです! パイロットは輸送機まで戻ってください!」
ドモン「大きさだけで勝てると思うな! いくぞぉぉぉぉっ!」
ギャリソン「気合いが入ったところで申し訳ないのですが・・・できればダイターン3は攻撃しないでいただけますかな。そのうち万丈さまが脱出なさると思いますので」
ドモン「なに?」
ギャリソン「アシスタントのビューティ様もお乗りになっているようですし、ここはひとつ穏便に」
チボデー「向こうから攻撃してきた場合はどうすんだよ」
ギャリソン「回避か防御に専念してください」
サイ・サイシー「ひでぇ話」
ドモン「ふざけるなっ! そんなことを聞いていられるか!」
ジョルジュ「ドモン、これからお世話になる方々です。邪険に扱うのもどうかと思いますが?」
アルゴ「破嵐万丈が脱出するまで、ダイターン以外の敵を相手にするしかないだろう」
ドモン「ええい!」
ギャリソン「なにとぞ、よしなにお願いいたします」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

メガノイド兵「大変です。ミレーヌさま。万丈に逃げられました!」
ミレーヌ「なんですって!? あの牢を・・・どうやってです!?」
メガノイド「それが、コマンダー・アイサーが牢屋の鍵を!」
ミレーヌ「コマンダー・アイサーが!?」
万丈「いいのか? アイサー・・・君は姉さんを裏切ることになるんだぞ」
アイサー「だって、あたし・・・。万丈、ここから早く・・・」
レイカ「ちょっと万丈、あたしを忘れないでよ。もう、ビューティは連れていかれちゃうし・・・」
アイサー「万丈さま、私・・・今、万丈さまと一緒にいられて最高に幸せ・・・私、万丈さまを心の底から・・・」
万丈「・・・アイサー・・・」
リサー「その先を言うんじゃありません! 私の妹ともあろうものが・・・汚らわしい!」
アイサー「姉さん!」
万丈「コマンダー・リサーか!」
〈出撃ユニット選択〉
ケーン「おまたせ!」
ミレーヌ「しまった・・・!」
リョウ「すまない、シャッフル同盟!」
ハヤト「さて、サボった分は働くとするか」
タップ「どうせなら、もっとサボりたかったけどな」
ラミア「休息をとるならば、もう少し落ち着いた場所がいいがな」
ライト「お姉さまのおっしゃるとおりで」
チボデー「冗談! キリキリ働いてもらうぜ!」
ジャック「イエス、了解ネ」
ミレーヌ「こしゃくな! こちらも援軍を呼べ!」
ギャリソン「う~ん、万丈様、意外と遅いですな」

<4PP・敵増援1出現>
リサー「アイサー、イタズラはいいかげんにおし! 私のところに戻っておいで」
アイサー「あたし・・・いつまでも万丈さまと一緒にいたい・・・」
リサー「アイサー、万丈はしょせん人間。私たちのように選ばれたメガノイドにはつりあわない!」
レイカ「え・・・!? 万丈、アイサーさんは!?」
万丈「・・・・・・」
アイサー「でも、万丈さまと一緒にいると・・・感じるの。あたしが白鳥、万丈様が王子様だって」
万丈「ああ。・・・悪魔の呪いが解ければ、二人は結ばれる。さあ!」
リサー「まだわからないの! さあ、私と一緒にメガボーグになるのよ! 人間の男がどんなに弱くて醜いものか・・・自分の目で確かめてごらん!」
アイサー「いや、やめて! お姉さま!」
リサー「あなたは夢を見ているのよ。それも・・・見てはいけない悪夢を・・・! それを今、姉さんが覚まさせてあげるわ!」
万丈「むっ!」
〔敵ユニット出現〕
ミチル「みて、新手よ!」
ライト「おい、新手の近くに人間がいるぞ!」
リサー「姉さんと力を合わせて、私たちの幸せをつかむのよ! さぁ、今度はあなたの番!」
アイサー「ああ、やめて、姉さん! ああああああっ!!」
万丈「やめろぉっ! アイサー!」
レイカ「これは・・・メガノイドのマイクロマシン! アイサーさんが!」
万丈「レイカ! さがれ!」
〔敵ユニット出現〕
アルゴ「どうなっている・・・!? また援軍だと?」
リサー「アイサー、あなたがいやでもメインコントロールは私の方にある・・・! あたしと一緒の行動からは逃れられないのよ」
アイサー「ああ、体が勝手に!」
リサー「さぁ、あたしと一緒に万丈を、人間どもを倒すのよ!」
アイサー「ああ・・・万丈様・・・!」
万丈「アイサー・・・メガボーグに・・・! くっ、レイカ! 近くに隠れていろっ!」
レイカ「万丈!?」
〔味方ユニット出現〕
万丈「うおおおおおっ!」
〔万丈、ダイターン3へ搭乗〕
ケーン「なんだあいつは、この戦いの中を一人で!」
ミレーヌ「くっ、万丈め! 死ね!」
〔万丈の周囲に爆発〕
ギャリソン「お戻りになったようですな」
サイ・サイシー「すげえ、すげえ! 爆発をよけて走ってる!」
ジョルジュ「なるほど、あの方が噂の・・・」
ラミア「破嵐万丈・・・!」
万丈「よろしく!」
ミレーヌ「おのれ万丈!」
万丈「ミレーヌ、ダイターンは返してもらうぞ!」
ミレーヌ「残念ながらそうはいきません!」
ビューティ「・・・・・・」
万丈「ビューティ、こんなところにいたのか! さあ、どいてくれ」
ミレーヌ「ビューティ、万丈は敵です。倒してしまいなさい!」
ビューティ「・・・万丈・・・は・・・敵・・・」
万丈「ビューティ・・・!? しまった、敵の術にかかっているのか・・・! ギャリソン! もう少しかかるよ!」
ギャリソン「かしこまりました。・・・みなさま、お聞きの通りです。がんばってください」
タップ「ちょっとぉ~!」
ドモン「気安く言ってくれる!」

<5PP・味方援軍2&敵増援2出現>
万丈「ビューティ、ごめんよ! はっ!」
〔殴打音〕
ビューティ「うっ・・・!」
万丈「これでよし、と。・・・お待たせ! 破嵐万丈、ダイターン3ただいま参上!」
ギャリソン「万丈様、思っていたより遅いお帰りで」
万丈「すまんね、ギャリソン。それにロンド・ベル隊のみんなも申し訳ない」
レイン「もう、なんか緊張感のない人ねえ」
勝平「大丈夫なのかよ、あの人」
宇宙太「さあな」
恵子「ちょっと勝平、宇宙太! 失礼よ!」
レディ「破嵐様」
万丈「プリベンター、レディ・アン嬢ですね。話は聞いていますよ・・・敵を片づけてからゆっくりと」
ラミア「賛成でございますわ」
ミレーヌ「おのれ・・・万丈・・・! 増援を!」
〔敵ユニット出現〕
リョウ「まだ隠れていたのか!?」
リサー「さぁ、アイサー、万丈を、ダイターン3を倒すのよ! そして、私たちはメガノイドとして、永遠に美しいまま、なに不自由なく暮らすのよ・・・!」
アイサー「・・・万丈様・・・」
万丈「アイサー・・・」
ミレーヌ「よくぞ申した、コマンダー・リサー。・・・そう、メガノイドこそ・・・」
万丈「言うなッ! ミレーヌ! ・・・世のため、人のため、メガノイドの野望をうち砕くダイターン3! この日輪の輝きを恐れぬなら・・・かかってこいっ!」

<万丈vsリサー>
リサー「万丈、よくもリサーをたぶらかしたな!」
万丈「たぶらかしたのは君じゃないのか! メガノイドになるようにな! 彼女は・・・!」

<万丈vsアイサー>
万丈「アイサー、やめるんだ」
アイサー「だめ、体が勝手に!」
リサー「さぁ、アイサー。万丈を殺すのよ!」

<リサー撃破orアイサー撃破・敵増援3出現>
※※リサー撃破の場合のセリフ※※
リサー「ああああっっっっ!」
〔敵ユニット撃破〕
万丈「よし、これでアイサーのコントロールも消えるだろう」
レイカ「待って万丈・・・まだ生きているわ!」
リサー「アイサー! おのれ、よくも! こうなったら、私たちの本当の力を見せてやるわ」
〔敵ユニット離脱〕
ミチル「何をする気なのかしら?」
リサー「メガツイン・ゴー!!」
〔敵ユニット出現〕
レイカ「リサーとアイサーが合体して、別のメガボーグに変わった?」
※※アイサー撃破の場合のセリフ※※
アイサー「きゃあああああ!」
〔敵ユニット撃破〕
リサー「アイサー! おのれ、よくも! こうなったら、私たちの本当の力を見せてやるわ」
〔敵ユニット離脱〕
リサー「メガツイン・ゴー!!」
〔敵ユニット出現〕
レイカ「アイサーと合体して、別のメガボーグに変わった?」

サイ・サイシー「でかい・・・!」
リサー「ハハハハハ! 万丈! そして人間ども! メガノイドの力を持ってすれば、この程度造作もないっ! 思い知るがいい!」
チボデー「ジーザス・・・! ウェイトが違いすぎるぜ!」
万丈「でかければいいというものではないぞ・・・コマンダー・リサー!」
アイサー「万丈さま、あたしを撃って。倒して!」

<ラミアvsミレーヌ>
ミレーヌ「見慣れぬ機体ですこと。・・・しかし、しょせんは人間!」
ラミア「人間? ・・・そう思うか?」

<万丈vsミレーヌ>
ミレーヌ「万丈、覚悟!」
万丈「好き勝手やってくれた礼はさせてもらうぞ、ミレーヌ!」

<万丈vsリサー(巨大合体メガボーグ)>
リサー「万丈、この私に、巨大合体メガボーグに勝つつもりか!」
万丈「勝つさ。必ずな・・・!」
アイサー「万丈様・・・」

<ミレーヌ撃破orHP30%以下>
ミレーヌ「なに・・・!? ええい、万丈め・・・ここは退きます。次はそう簡単にいくと思わないことです・・・!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<リサー(巨大合体メガボーグ)撃破>
アイサー「万丈さま、あたしは賭けてみたの。メガノイドでも心は通じ合えると・・・」
万丈「ああ・・・知っていたさ、アイサー」
ギャリソン「万丈様が・・・?」
アイサー「・・・そうよね、あなたは・・・メガボーグを・・・」
万丈「・・・・・・」
アイサー「さよなら・・・万丈様・・・私は・・・」
〔敵ユニット撃破〕
万丈「・・・アイサー、賭けは・・・見事に君の勝ちだ・・・」

<敵全滅・勝利条件達成>
万丈「・・・アイサー」
ギャリソン「万丈様、ロンド・ベルのみなさま方が」
万丈「・・・ああ。わかった、ギャリソン。・・・いやぁ、心配かけたね。僕が噂の破嵐万丈だ!」
勝平「自分で言うなよな」
レディ「それでは万丈さん、彼らをよろしくお願いします」
ライト「あれ、よろしくって・・・レディさんは?」
レディ「私にもやらなければならない仕事がございますので。・・・ですが、引き続き連絡はいたします」
万丈「そういうこと。ブライト艦長たち、本隊が戻るまで、僕が責任をもって君たちを預かる」
レイカ「あら、預かるだけなの?」
万丈「まさか、せっかくこれだけの戦力があるんだ。有効利用させてもらうさ」
ハヤト「つまり、地上の敵戦力を叩いておくというわけか」
万丈「まぁ、そういうことだ。働かざるもの食うべからずってね」
ドモン「食いぶちは自分で稼げということか。ふん」
アルゴ「したたかな男だ。気に入った」
万丈「光栄だね」
サイ・サイシー「ところでさ、どうして捕まっちまったのさ?」
万丈「・・・それは・・・と、とにかく僕の家に行って休もうじゃないか」
レイカ「そりゃあ言いにくいわよね。メガボーグ・アイサーに魅かれて、まんまと敵の基地に連れ込まれたなんて」
ビューティ「まったくよ。・・・まあ、あたしはあんまり人のこと言えないけど」
万丈「・・・まあいいじゃないか。ダイターンも無事に取り返せたことだし。ははは」
ケーン「大丈夫なのかね。こんな人をリーダーにして」
タップ「三輪長官よりは、なあ」
万丈「まいったな、ははは」
ギャリソン「万丈様・・・」
万丈「・・・いいんだ、ギャリソン」
ラミア(なんだ・・・? なぜ敵を倒して・・・哀しそうな目をする・・・?)
万丈(アイサー・・・メガノイドと人間に・・・可能性はないのかもしれない。僕が父を許せない限りは)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

メガノイド基地 司令室
ミレーヌ「万丈・・・この屈辱、忘れません・・・!」
〔通信のコール音〕
コロス「・・・コマンダー・ミレーヌ」
ミレーヌ「コ、コロス様・・・!? 申し訳ございません、ただちに次の作戦を開始いたします・・・」
コロス「その必要はありません。いったん火星にお戻りなさい」
ミレーヌ「火星に・・・? なぜでございます」
コロス「先ほど、地球の戦艦がやってまいりました・・・名は・・・確かナデシコと。交戦こそしませんでしたが、守りを固める必要があります」
ミレーヌ「それでは、研究中の・・・」
ドン・ザウサー「・・・・・・」
コロス「その研究は火星で行うように・・・と、申しております。お戻りなさい、コマンダー・ミレーヌ」
ミレーヌ「オーラ、コロス・・・」

万丈邸 一室
万丈「さぁ、ついた。ここが僕の家だ。そしてブライト艦長が戻ってくるまで、地上の活動の拠点となる」
サイ・サイシー「ひゃあ、でっけえなぁ」
ジョルジュ「これは・・・すばらしい。庭もよく手入れされていますね」
レイン「あの・・・破嵐さん、拠点といわれましても、必要な設備はあるんですか? 大きなお屋敷ですけど、シャイニングガンダムの修理や整備が行えるとは・・・」
恵子「大きいといっても、民間の家なんでしょう?」
ギャリソン「ほっほっほ、ダイターンの整備や修理を行う都合上、設備は地下に一通りそろえております。人手が足りない場合はお申し付けくだされば、メカマルをご用意いたします」
宇宙太「メカマル・・・?」
万丈「メカマルとうのは人工知能制御の整備ロボットのことさ」

万丈邸 一室
ギャリソン「それでは、私はお食事のご用意をいたしますので・・・それまで、どうかおくつろぎください」
万丈「部屋は来客用のがたくさんあるから、好きなのを使ってくれて結構。それぞれにシャワーとバス、トイレがついている」
チボデー「ヒュウ。ホテル顔負けだな」
アルゴ「使わせてもらおう」
ケーン「リンダちゃんと相部屋を希望するね、俺は」
リンダ「・・・え?」
タップ「うるせえ、ケーン。お前は俺たちとタコ部屋だぜ!」
ライト「そうそう。それに少しは行儀よくしろ、笑われるぞ、ケーン」
ビューティ「あら・・・? ちょっといい? ええと・・・ライト・ニューマンくん? あなた、もしかしてバーモント卿ゆかりの人?」
ライト「ん・・・? あんたは・・・」
ビューティ「紹介がまだだったわね。あたしは万丈のアシスタントでビューティフル・タチバナ・・・ビューティでいいわ」
レイカ「じゃあ、私も自己紹介しておくわね。三条レイカ、同じく万丈のアシスタントよ」
タップ「う~ん、やっぱり、金持ちには美人の秘書がついているんだなぁ」
ライト「バーモント卿は・・・俺の爺さんだよ」
ビューティ「そっかぁ。どっかで見たことあると思ってたのよね」
ライト「関係ない・・・俺は俺だ。バーモント卿の孫でもなければ、地球連邦理事の息子でもない・・・!」
ケーン「・・・え!?」
ビューティ「あらら」
レイカ「ビューティ、よけいなこと言っちゃったみたいね」

万丈邸 地下ドック
ラミア(なんということだ・・・機密通信回路がショートしている・・・先ほどの戦いでか? これでは本隊との連絡ができない・・・ここの部品では修理は無理となると・・・あとはこちらの判断で動くしかないというのか?)
【シナリオエンドデモ終了】


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