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No.12B
星の屑の記憶
スターダスト・メモリー

【シナリオデモ開始】
アーガマ ブリッジ
ブライト「時間は!?」
ノイン「おそらく、阻止限界点ギリギリです」
コウ「接触できても、止める時間がないのでは!?」
シロー「ああ・・・厳しいな」
ブライト「方法を考えなければならんな」
アムロ「パルスエンジンは生きているのか?」
ニナ「おそらくは。落下地点の誤差修正のためのものが残っているはずですが・・・」
コウ「ですが? ニナ」
ニナ「阻止限界点にさしかかったコロニーの軌道をずらす・・・それだけの事ができるパルスエンジンの数が残っているかどうかとなると、疑問です」
カミーユ「仮にコロニーに追いつけても、何の意味もない可能性がある・・・ということですか? その場合、どうするんです?」
ブライト「考えている。・・・ミスマル艦長」
ユリカ「は、はい?」
ブライト「ソロモンに貴艦が現れた時の移動はできないのか」
バニング「そうか、火星からやってきたのなら、コロニーまで一瞬で行けるはず」
ユリカ「・・・それは無理です」
ノイン「なぜだ?」
ユリカ「別にケチっているわけじゃなくてですねえ」
イネス「説明しましょう。あれは、木星トカゲが利用しているシステムを使ったものです。私たちはボソンジャンプと呼んでいます」
ブライト「ボソンジャンプ?」
イネス「概念的には違いますが、ワープとかテレポートとか言われているものと考えてけっこうです」
ユリカ「私たちは、木星トカゲのボソンジャンプシステムを利用して・・・逃げてきたんです」
ブライト「・・・そうそう、うまくはいかんか。ノイン、地上の状況は?」
ノイン「ボアザン星人、ガイゾックの攻撃を退けたあと、ギガノスの地上基地を攻撃中です」
メグミ「ボアザン星人・・・?」
アムロ「異星人か。・・・地球から出るにせよ、降りるにせよ、連邦の監視下から逃れるのは難しい。だが、ガイゾックやボアザン星人・・・彼らは誰にも気づかれず、突然現れた」
ユリカ「どっかに隠れてたんですかねえ?」
ルリ「可能性として、異星人は宇宙から攻めてきてるわけではなく・・・」
アムロ「そう、地球に前線基地を持っている可能性が高い・・・万丈くんはそれを気にしているのだろう」
プロスペクター「その過程で見つけたのがギガノスの地上基地ですか・・・心が休まりませんなあ」
ブライト「とりあえず、コロニーにとりつくのが先だ。内部からパルスエンジンを操る方法にかけるしかあるまい」

ナデシコ 一室
エリナ「なるほど・・・わかりました。イネス・フレサンジュさん、地球に着くまでゆっくり休んでください。再就職先はことらで用意しましょう」
イネス「ありがとう。助かりますわ。ところで・・・
エリナ「なにかしら?」
イネス「あなた、火星の避難民については何も聞かないのね」
エリナ「聞いたら答えられて?」
イネス「いいえ」
エリナ「だったらいいじゃない。無駄な時間は省くものよ」
イネス「説明を聞きたいものね。・・・避難民救出に来た艦、それを用意したネルガル本社が、避難民のことをまったく聞かない。聞いたのは・・・」
エリナ「説明はあなたの専売特許ではなくて? イネスさん、せっかく助かった命・・・大切にしなきゃダメよ」
イネス「・・・・・・」(避難民救出は単なる名目・・・やはり、ネルガルの狙いは間違いない、か)

アーガマ ブリッジ
ファ「阻止限界点まで、あと60分」
ブライト「敵の迎撃が予想される。総員戦闘配置!」
ニナ「本当に止められるの?」
アムロ「やるしかない。・・・出撃の準備は? アストナージ!」
アストナージ「もう待機に入ってる! ガンダムも出れるぞ!」
アムロ「わかった。ナデシコの方は? ミスマル艦長」
ユリカ「は~い! 準備整ってます!」
ブライト「どうなるかわからん。気を抜くな!」
コウ「ガトー・・・!」

グワデン ブリッジ
ジオン兵「戦艦が2隻、我が軍後方から追ってきています! 識別コード・・・」
デラーズ「聞かんでもわかる。・・・連邦のアーガマと、ネルガルの新造艦ナデシコか」
ガトー「やはり、要はこの部隊ですな」
デラース「・・・ガトー、行ってくれるな」
ガトー「ここで出ずして、いつ出るというのですか」
カリウス「ガトー少佐、お供いたします」
ガイア「少佐ばかりに良い格好はさせませんぜ」
デラーズ「うむ。・・・シャア大佐、陣頭指揮を頼みたい」
シャア「はっ、もとよりそのつもりです」
ララァ「大佐・・・」
シャア「ララァ、奴との決着は・・・つけなければならん」
ララァ「・・・・・・」
デラーズ「健闘を祈る。スペースノイドの独立とジオンの栄光のために・・・ジーク・ジオン」
ガトー「ジーク・ジオン・・・!」
シャア(シーマ・ガラハウの姿が見えんな。・・・嫌な予感がするが)

プリベンター本部
レディ「こちらプリベンター本部、ロンド・ベル隊応答願います! プリベンター・ファイア! ノイン! ・・・ダメか。コロニーが迫っている・・・だが、地上部隊はこれからギガノスの基地攻略へ向かわねばならない・・・援軍をだそうにも・・・」
???「失礼します」
レディ「・・・お前は・・・!?」
???「私にもコードネームをいただきたいのです。・・・さしずめ火消しの風・・・『ウインド』とでも名乗らせていただきましょうか」
レディ「・・・生きていたのか・・・」
???「・・・今からコロニーを止めようと思えば・・・内部から分断、軽くなったところで進入角度調整用のパルスエンジンで落下軌道をずらすしかないはず。ですが・・・」
レディ「ロンド・ベル隊には優秀なパイロット、メカニックは数多く集まっているが、工作員はいない」
???「ならばその者を連れて行きます」
レディ「そうか、彼らか」
???「はい。彼らとともに、私も向かいます。・・・平和になじめない男も、少しはお役に立てるでしょう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「星の屑の記憶」
「スターダスト・メモリー」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

デラーズ「来たか」
コウ「ガトー!」
ガトー「・・・少尉か。決着をつける時が来たようだな」
ケリィ「・・・・・・」
バニング「盛大なお出迎えだな」
アムロ「迎撃部隊を抜かなければ、コロニーにたどり着けない・・・!」
ルリ「爆破準備の作業時間シミュレートから逆算すると・・・あと9分でコロニーに到着できなければどうやってもコロニー落下を阻止できません」
アキト「9分!?」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「全然ねえじゃねえか!」

甲児「ルリちゃん、嘘じゃねえだろうか!? 時間なさすぎだろ!」
ルリ「嘘をつく意味がありません。つべこべ言ってるうちに、時間はたつ一方です」
プロスペクター「艦長!」
ユリカ「わわわ、発進してください!」
ブライト「各機出撃! ホシノくん、タイムカウントを頼む!」
ルリ「了解です」
〈出撃ユニット選択〉
デラーズ「誰であろうと、星の屑作戦は邪魔させん」
コウ「コロニーは落とさせやしない!」
ガトー「歴史が変わる。・・・その流れには逆らえん!」
コウ「なにがっ!」
アクセル「歴史が・・・変わるだと・・・!? ・・・って、あら? コロニー落下って阻止されなかったか? ん・・・? これってデジャヴュってやつなのか?」
アムロ「シャア! なぜ再びコロニーを地球に落とす!?」
シャア「ガトー少佐の言ったとおりだ、アムロ」
アムロ「ララァ! 君も同じなのか! シャアと!」
ララァ「・・・・・・」
ヒカル「こんなもの、どこに落とすつもりなのかなあ?」
リョーコ「連邦の本部があるのは南米のジャブロー・・・おおかた、そのあたりだろ」
ガトー「違うな。北米・・・地球きっての穀倉地帯だ」
アキト「え・・・穀倉地帯?」
ユリカ「じゃあ被害は意外と・・・」
プロスペクター「そんな簡単な話ではないと思いますが・・・?」
ニナ「違うわ! 狙いは・・・!」
イネス「説明しましょう。そこが焦土となれば、地球では、自給自足が困難になる」
シロー「そうか・・・! コロニーに依存しなければならなくなる・・・!」
アイナ「つまり、コロニーなしでは生活を維持できなくなる・・・と!?」
ガトー「これが何を意味するか・・・わからぬ貴様ではあるまい・・・!」
アキト「・・・地球はコロニーから食べ物を分けてもらえなくては生きていけなくなる・・・」
デラーズ「地球にしがみつき、スペースノイドを掌握したつもりになっている地球連邦を形骸化できよう。・・・その時、初めてスペースノイドは真の自治権を得る・・・!」
アムロ「バカな。そんなことをすれば、連邦のコロニーへの締めつけはますますひどくなる!」
ケリィ「そうなれば、ますますコロニーの反発を買うだけ。それは連邦にとって己の首を絞めることだ!」
カミーユ「そんな・・・そんなことをして、いったい、何になるというんだ!?」
ガトー「ジオン公国・・・ジオン・ダイクンが掲げた、スペースノイドの自立のために。連邦の呪縛と解き放つためにだ・・・!」
シャア「・・・・・・」
アムロ「・・・ん?」
ララァ(・・・大佐・・・?)
アカツキ「こりゃダメだね。思想ほど、くい違ったらどうしようもならないものはない。・・・戦うしかなさそうだよ」
アクセル「思想の違いねえ・・・なんか、これも引っかかるな。・・・なんだ?」
ブライト「思想云々など関係ない! コロニー落としなどさせるわけにはいかん! 各個撃破だ!」
ルリ「カウントダウン、いきます。・・・あと9分」
<戦闘開始>

<2PP>

〔コロニー、前進〕
ルリ「あと8分です」
一矢「・・・まだ随分残っているな・・・くっ」
ルリ「・・・12時の方向から、機影多数。ミノフスキー粒子の濃度が高いため、識別コードはわかりません」
ユリカ「敵の増援ですか!?」
ブライト「・・・それともルナツーからの援軍が間に合ったのか・・・!? 接触は!」
ルリ「1分後です」
アキト「援軍であってくれよ・・・」

<3PP・第3軍増援1出現>
〔コロニー、前進〕
ルリ「あと7分です。それからモビルスーツとメタルアーマーと思われる機影、来ます」
ブライト「メタルアーマーだと!?」
ユリカ「ルリちゃん、識別急いで!」
〔第3軍ユニット出現〕
シーマ「フフフ、やってるねぇ」
シャア「ギガノスのメタルアーマーだと!?」
デラーズ「シーマ、なぜギガノス軍を連れている! コロニーはどうした・・・?」
シーマ「フフフ・・・大丈夫さね。コロニーはちゃんと落ちる・・・ギガノスに守られてだけどねぇ」
ガトー「ギガノスだと? シーマ、どういうことだ?」
シーマ「ジオンの仕事はここまでだってことさ。あとはギガノスにおまかせさね。・・・星の屑も、スペースノイドの独立もね」
デラーズ「ギガノスのギルトール元帥もスペースノイドの独立を理想とするもののはずだ」
シーマ「ギガノスも理想家ばかりじゃないってことさ。ジオンにもあたしみたいなのがいるみたいにね」
デラーズ「シーマ、何がお前をそうさせた。お前は1年戦争の頃からジオンのために働いてきたはずだ」
シーマ「そうさ。ジオンのために働いてきた。汚れ役でね。主な仕事は毒ガス部隊・・・。あたしのすべては真っ黒に汚れちまった」
デラーズ「そこまでしたお前がなぜ!」
シーマ「ジオンがあたしを見捨てたからさ!」
デラーズ「・・・・・・」
シーマ「ジオンのために、危険で汚いことを、永遠に歴史の舞台に出ることのない仕事をあたしはやってきた。それなのに・・・ジオンはあたしたちを平気で見捨てやがった!」
ガトー「見捨てた・・・だと!? 説明しろ!」
シーマ「あたしの存在が表に出ることを恐れたジオンの高官たちは、1年戦争で敗北が決まった途端、手のひらを返すようにあたしたちを見捨てた!」「あたしは生き延びた・・・あたしを汚すだけ汚して見捨てたジオンに、あんたたちに復讐するためにね!」「そうとも知らず、デラーズ・・・あんたはあたしに声をかけてきたのさ」
デラーズ「なんと・・・!」
ガトー「シーマ中佐! いや・・・シーマ! 閣下のお心がわからんのかっ!」
デラーズ「ガトー・・・かまわん。・・・志を持たぬ者を導こうとした・・・我が身の不覚よ」
一矢「なんだ!? 何が起こっている!? あれは敵の援軍じゃないのか!?」
ノイン「D-3でもあれば傍受も可能かもしれんが・・・レイナード、ナデシコの方で傍受は!?」
メグミ「だめです!」
アクセル「ひとつだけ確実なのは・・・味方じゃないってことなんだな、これが・・・!」
シーマ「安心おしよ。ジオンの理想とやらはちゃんと実現させてやるさね。・・・ジオンの手によってじゃないけどねぇ。ハハハハハハ!」
ガトー「・・・シーマ・・・貴様ァッ!」

<4PP・味方援軍1出現>
〔コロニー、前進〕
ルリ「艦長、地球方面から機影を確認。数は3。識別コードは・・・わかりません。新型の可能性があります」
ユリカ「ええ~!?」
アキト「そんなに倒してる時間ないぞ!」
ヒカル「うえ~ん、まずいよぉ! どうすんの!?」
ノイン「弱音を吐くな! 迎撃勢にうつれ!」
〔味方ユニット出現〕
ゼクス「・・・あいかわらずのようだな」
ノイン「え・・・!? そ、その声は・・・」
カミーユ「なんだ・・・!? ガンダム・・・!?」
ブライト「誰だ! 所属と姓名を!」
ゼクス「・・・こちら、プリベンター・ウインド。コロニー落としの阻止を手伝わせてもらう!」
デュオ「へへ、そういうこと。じっとしてもいられないんでね」
カトル「まだ間に合うはずです! 早く!」
ノイン「デュオに・・・カトルか!?」
京四郎「味方なんだな!?」
ノイン「・・・ああ、これ以上ないくらい心強い味方だ。・・・それに・・・あなたは・・・」
ゼクス「私はプリベンター・ウインドだ。よろしく頼む、プリベンター・ファイア」
ノイン「・・・よし、全機、敵のせん滅にあたれ!」
ルリ「あと6分です」
ノイン「急げ! 時間がない!」

<5PP>
〔コロニー、前進〕
ルリ「あと5分切りました」
甲児「くそ、まだ敵がいるのかよ!」

<6PP>
〔コロニー、前進〕
ルリ「急いでください、あと4分」
アムロ「ちいっ・・・」

<7PP>
〔コロニー、前進〕
ルリ「あと3分です」
甲児「へっ、まだラーメンが作れるぜ・・・!」
ルリ「食べる時間が入ってませんけど」
甲児「コロニーを止めてゆっくり食うさ!」

<8PP>
〔コロニー、前進〕
ルリ「あと・・・2分」
イズミ「死神の出迎えかもね・・・」
デュオ「いえてるな・・・」

<9PP>
〔コロニー、前進〕
ルリ「あと・・・1分」
コウ「くっ・・・時間が・・・!」

<アムロvsシャア>
アムロ「シャア、どこまでララァを苦しませれば気がすむんだ!」
シャア「私がララァを苦しめているだと」
アムロ「わかっているはずだ。核やコロニー落とし・・・その結果が何を生むか、お前がわかってないとは言わせん!」
シャア「逆に聞く! お前に何がわかるか! アムロッ!」

<アムロvsララァ>
アムロ「ララァ、どうして僕たちはいつも!」
ララァ「あなたの力がいけないの。あなたを倒さなければ・・・シャアが死ぬ!」

<セイラvsシャア>
セイラ「兄さん、覚悟!」
シャア「アルテイシアか!」

<コウvsガトー>
コウ「ガトー・・・!」
ガトー「ここまで追いすがってくるとは・・・正直思わなかったぞ、少尉・・・!」
コウ「言ったはずだ、俺はお前を追い続けると!」
ガトー「だがここまでだ! コロニーは間違いなく地上に落ちる!」
コウ「なぜここまでやれる! ガトーッ!」
ガトー「我々の後に続く者のためだ!」

<コウvsケリィ>
ケリィ「ウラキ少尉か! ここで決着だな!」
コウ「ケリィさん・・・」
ケリィ「ここが俺の居場所、俺の戦いだと言ったはずだぞ! ウラキ!」
コウ「ケリィさん! ならば俺は・・・!」

<ボスvsケリィ>
ケリィ「ボスか。さがっていろ。お前では俺には勝てん」
ボス「やってみなけりゃわかんねぇわさ!」

<デラーズvsシーマ>
シーマ「裏切られた者の気持ち、とくと味わいな!」
デラーズ「シーマ!」

<アムロがララァを説得>
アムロ「ララァ、もうやめるんだ! コロニーを落として何になる! 多くの人々が犠牲になるんだぞ!」
ララァ「アムロ・・・」
※※既にシャア撃破の場合のセリフ※※
アムロ「ララァ、行こう・・・! みんなを助けたいんだ」
ララァ「・・・ええ」
〔ララァ、敵から味方へ〕
※※まだシャア健在の場合、セリフ追加※※
シャア「ララァ! 敵と戯れるな!」


<ララァ撃破>
ララァ「ああ、あああーっ!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだシャア健在の場合、セリフ追加※※
シャア「ララァ!」
アムロ「シャア・・・! 彼女は・・・ララァは戦いをする人ではなかったのに・・・! シャア!」
シャア「言うな! アムロッ!」(ララァ・・・私を・・・導いてほしかった・・・)


<ケリィ撃破>
ケリィ「む、ぐうう・・・」
※※まだガトー健在の場合、セリフ追加※※
ガトー「レズナー!」

コウ「ケリィさんっ!」
ケリィ「コウ・ウラキ、聞こえるか。・・・俺は後悔していないぞ!」
ボス「ケリィ!」
コウ「ケリィさん! 脱出を!」
リョーコ「脱出しろ、おっさん!」
ケリィ「ネルガルの娘か・・・自分の居場所、戦いの中で死ねることは・・・戦士にとって最も幸福なことなのかもしれん」
〔敵ユニット撃破〕
リョーコ「死ぬことが幸福なのかよ! ケリィのおっさん!」
コウ「ケリィさぁぁぁぁぁん!」
※※まだガトー健在の場合、セリフ追加※※
ガトー「見事だった・・・大尉、貴公の魂・・・私が引き継ぐ・・・!」

〔ガトー、気力+30〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ルリ「敵の撤退、確認しました。この空域には私たちしかいません」
ブライト「よし! コロニーに乗り込む! あきらめるな!」
カトル「ボクが外壁に穴を開けます! デュオ!」
ゼクス「頼むぞ、デュオ・マックスウェル。・・・工作員としての腕前、期待している」
デュオ「へいへい。まったく、人使いの荒い話だぜ。・・・嫌われるぞ、いい人によ」
ゼクス「あとでフォローしておくさ」
デュオ「大人だねえ」
ノイン「・・・・・・」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

コロニー 外壁
ブライト「コロニーの制御室に向かえ! デュオくん、まかせていいのか?」
デュオ「5人の中では、潜入工作は俺が専門でね。何人かアシスタントは、ほしいな」
ニナ「私が行くわ。エンジニアがいた方がいいでしょ?」
コウ「ニナ、危険だ!」
デュオ「ほらぁ! 時間ねえんだから! オペレーター、エンジニア系の専門があと2~3人いりゃいいよ!」
一矢「ウラキ少尉、パープルトンさんに行ってもらおう。・・・俺と京四郎が護衛につく」
京四郎「そういうこと」
コウ「俺も行くよ、ニナ」
デュオ「あともう1人、2人、技術屋を頼むぜ。・・・できりゃムサい男よりもカワイコちゃんがいいな」
ルリ「あたしが行きます」
ミナト「そうか、ルリルリもオペレーターだもんね」
デュオ「・・・いや、あの、カワイコちゃんなのはいいとして・・・ちょっと若すぎるんですけど」
プロスペクター「ちょ、ちょっと待ってください! 彼女が抜けたらナデシコは・・・」
ガイ「そんなこと言ってる場合か! 時間ねえんだぞ!}
アキト「俺も行く。ルリちゃんだけじゃ心配だよ」
ユリカ「アキトォ!? ちょ、ちょっとまって! あたしも! あたしも行きま~す!」
ブライト「・・・ミスマル艦長」
ユリカ「あ、・・・嘘です! ル、ルリちゃん? アキトをよろしくね」
デュオ「よ~し、行くぜ! カトル! コロニー外殻につける爆薬の段取りはわかってるな!?」
カトル「大丈夫! こちらも何機か借ります! ブライト艦長」
アクセル「よっしゃ、俺はこっちを手伝おうかね」
シロー「こっちは俺が見る。アイナ、手伝ってくれ」
アイナ「はい!」
ブライト「頼むぞ・・・!」

コロニー 制御室
アキト「ここが制御室か!」
ジオン兵「うおおっ!」
デュオ「なに・・・!? しまった! 敵が入り・・・」
一矢「せいいっ!」
〔殴打音〕
ジオン兵「ぐわっ・・・」
デュオ「ひゅう。すまねえ、いくぜ!」
ガトー「むう・・・!?」
コウ「ガトー・・・! 貴様も・・・!」
ガトー「ロンド・ベル・・・! これ以上、邪魔はさせん!」
ニナ「ガトー! もうやめて!!」
コウ「な・・・!? ニナ!?」
ガトー「やはり・・・君は・・・!」
京四郎「なんだかしらねが、邪魔をするなら刀のサビだ!」
シャア「少佐、これ以上粘れば、コロニーの落下に巻き込まれる。・・・デラーズ閣下も本意ではあるまい
ガトー「・・・く・・・わかりました」
コウ「まて! ガトーッ!」
ニナ「コウ! やめて!」
コウ「ニナ・・・?」
ニナ「・・・もう・・・やめて・・・もう・・・いいの・・・よ・・・」
デュオ「な、なんだあ?」
ルリ「・・・どうしますか? ニナさんの分は私がフォローします・・・」
デュオ「おおっと、そうだった。・・・よし、ここのパルスエンジンをだな・・・」
〔画面、発光〕
〔爆発音〕


脱出シャトル
カリウス「ガトー少佐! コロニーに爆発を確認!」
ガトー「なに!? まさか・・・」
カリウス「・・・少佐・・・コロニー・・・分断。・・・2つとも、地球重力圏から外れます・・・」
ガトー「ば・・・馬鹿な・・・!」
カリウス「それから・・・シャア大佐は、脱出に遅れ、おそらく、コロニーの爆発で・・・」
ガトー「・・・星の屑・・・成就せず・・・か」
ガイア「少佐・・・我々は・・・」
オルテガ「・・・デラーズ艦隊は全滅・・・帰るところがねえな」
ガトー「アクシズ・・・ハマーン様のもとへ向かう・・・」
カリスウ「は・・・」
ガトー「・・・レズナーが死に、赤い彗星も地に墜ちた・・・だが、ジオンの魂は死なん。・・・そして、シーマ・・・この屈辱、忘れん・・・!」

アーガマ ブリッジ
ブライト「みんな、厳しいところをよくやってくれた」
バニング「最悪の事態は避けられたか」
コウ「・・・ですが・・・ガトーを逃がしました」
アムロ(シャアのモビルスーツの脱出が確認されていない・・・まさかな)
一矢「これからの動きは? 艦長」
ブライト「一度地球に戻り、地上で別れた連中と合流する」
ユリカ「あの、ナデシコはどうなるんでしょう」
ブライト「次の命令があるまで、現状維持・・・つまり、我々と行動を共にしてもらう」
ノイン「今度の件で、宇宙での連邦軍の指揮系統は混乱しているだろうからな。ナデシコの処置も先送りだ」
京四郎「やれやれ、また三輪長官の顔を見るはめになりそうだぜ」
ユリカ「三輪長官?」
ナナ「ああ、ナデシコの人たちは初対面かもしれないわね。覚悟しといた方がいいわよ」
ミナト「どういう意味?」
メグミ「厳しい人なんじゃないんですか?」
アクセル(核を撃ち込む気満々だったことは話さない方が良さそうだな、こりゃ)

アーガマ MSデッキ
ノイン「ゼクス・・・行ってしまうのですか・・・?」
ゼクス「私は表舞台に出るべきではない」
ノイン「しかし・・・私は・・・」
ゼクス「リリーナが無茶をやろうとしているらしい。・・・私はそrを裏でサポートしようと思う」
ノイン「・・・・・・」
ゼクス「ロンド・ベル・・・いい部隊だ。力になってやれ、ノイン」
ノイン「・・・ええ」
デュオ「お~い、いい雰囲気のとこ悪いけどよ! 行こうぜ、ゼクスのおっさんよ!」
ノイン「デュオ! おっさんとはなんだっ!」
デュオ「おお、怖わ。怒るとシワが増えるぜ? へへ」
カトル「デュオ、よしなよ。・・・じゃあノインさん、また」
ゼクス「ああ、戻るぞ」
ノイン(近いうちに・・・また会えるかも知れない。この戦い・・・我々だけでどうこうできるものではない気がする・・・)

アーガマ 一室
コウ「ニナ、ガトーを見た時、君は・・・。君は奴を知っているのか!?」
ニナ「・・・・・・」
コウ「ニナ!」
ニナ「コウ・・・ごめんなさい・・・今は・・・」
コウ「ニナ・・・?」

???
???「・・・・・・」
???「あらまあ・・・コロニー・・・外されちゃったわねえ」
???「奴は何をしていた?」
???「・・・何かあったか・・・それとも・・・」
???「もう待てん。・・・直接、出向くしかあるまい」
???「わかったわ。・・・W17」
ラミア「ここに」
???「出てもらうわよ」
ラミア「・・・すでに準備は整っています。任務の内容は?」
???「・・・先に潜入したアクセルの様子を探れ。通信機が故障しているようだ。修理用のパーツも持って行け」
???「あと、これからの動きを指示したディスクもね」
ラミア「・・・わかりました。アクセル隊長の様子がおかしい場合・・・いかがいたしましょう」
???「消せ」
ラミア「フフ・・・フフフフ・・・・御意・・・」
???「嫌だわ、あの無表情なW17が笑うなんて」
???「放っておけ。・・・我々は我々でやることがある。手駒をそろえる時期だろう」
???「もう少しだけれどもね。調べたんだけど・・・こちらの世界で連邦に正式採用されたのは・・・D兵器の量産タイプよ」
???「・・・なるほど。我らに苦汁をなめさせた、あのシリーズがないと・・・フフ・・・フフフフ」
???「そう・・・あのゲシュペンストは、ね」

アーガマ ブリッジ
ユリカ「ブライト艦長、合流地点は?」
ブライト「シン・ザ・シティ・・・破嵐邸だ」
アカツキ「噂の破嵐ばんじょうね。・・・世界、いや宇宙でも指折りの大富豪だ」
バニング「富豪とはいえ、民間の邸宅だろう? 戦艦2隻も乗り入れられるのか?」
ノイン「心配はいりません、大尉。万丈邸の地下には、アーガマが5隻は入る格納施設があります」
アムロ「破嵐万丈・・・不思議な男だよ。快男児、という言葉は彼のためにあるのかも知れないな」
カミーユ「アムロさん、知っているんですか?」
アムロ「僕が軍に復帰するために、裏から手を回してくれたのが彼さ」
甲児「その富豪に、ゲッターチームとDチーム・・・連中、元気にやってるかな」
さやか「ギガノスの地上基地を潰したらしいわよ」
ノイン「ああ。まあ、彼にはドモン・カッシュをはじめとするシャッフル同盟も協力してくれている。そうそうひけはとるまい」
ボス「シャッフル同盟・・・?」
ヒカル「は~い、あたし知ってま~す! コロニー格闘技を代表する5人の格闘家のことでしょう!? すっご~いい、あとでサインもらっちゃおっと」
一矢「ドモンみたいなのが4人もいるのか。・・・すごいな」
ナナ「だめよ、お兄ちゃん。殴り合ったりしちゃ」
ルリ「オモイカネ、データ照合・・・シャッフル同盟。コロニー格闘技を主とする格闘集団という肩書きは表向きのもので、その実体は4000年以上前から、有事の際、歴史の影で暗躍してきた組織の総称です」
アクセル「歴史の影からねえ。・・・ドモンを見てると目立ってしょうがない気がするけどなあ」
アムロ「しかし、カッシュくんとは別れたはずではなかったか?」
ノイン「デビルガンダムの黒幕が彼の師匠であることが判明したのです・・・ギガノスがデビルガンダムを狙っていることもあり、また同行しているとのことなのです」
一矢「自分の・・・師匠が・・・!?」
ノイン「それから前大戦時・・・地球圏に飛来したガイゾックと呼称される侵略軍を撃退したスーパーロボットが協力をしてくれている」
甲児「ああ! 何とかファミリーの」
さやか「確か・・・神ファミリーよ。ハヤトくんと名字が一緒だったから、覚えてるわ」
アキト「そんな味方がいるんだ。・・・くそ、火星に行った時・・・それくらい強いロボットがたくさんいたら・・・」
ユリカ「・・・アキト・・・」
プロスペクター「時間がかかりそうですねえ・・・あの時の心の傷は」

アーガマ 一室
アムロ「セイラさん、アーガマを降りると・・・?」
セイラ「ええ。・・・兄が死んだ以上、私がここにとどまる理由はないわ、アムロ」
ブライト「しかしセイラ、彼の死亡は確認されていない。なんのために・・・」
セイラ「時代を待っている・・・そう思います。・・・兄らしい。概念だけのニュータイプなど哀しいだけでしょうにね・・・」
ブライト「だから彼はそれを嫌って、具体的な行動に移る用意をしているように思える」
セイラ「そんな兄は見たくないわ。・・・いっそ死んでいてくれれば。野心なのよ」
アムロ「野心?」
セイラ「兄はなにか宇宙の意志のようなものに従わなければならないという妄想にとらわれているような気がするの・・・」
※※ララァが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ララァ「・・・・・・」


万丈邸
さやか「わぁ、すごい家」
甲児「なるほどな、この敷地だけで光子力研究所くらいあるぜ」
万丈「お久しぶりだな、ブライト艦長」
ブライト「あいかわらずだな、万丈くん。この度は部下が世話になった。礼を言う」
万丈「いやいや、僕の方が彼らに助けられたぐらいですよ。ゆっくりと骨休めしてくれ・・・と言いたいが、そうもいかないようだね?」
アムロ「ああ。だが休める時には休んでおくべきだ。ロボットが増えたために、メカニックはほとんど寝ずの作業になっている」
ギャリソン「本日は整備ロボットのメカマルたちに任せていただくのはいかがでしょう? 各機体のメンテナンス用データはございますかな?」
アストナージ「ああ、すべてあるが・・・あなたは?」
万丈「ああ、紹介しよう。執事のギャリソンだ」
ギャリソン「ギャリソン時田と申します。よろしくお願いいたします」
万丈「それから、アシスタントをしてくれているビューティとレイカ」
ビューティ「ビューティフル・タチバナよ。ビューティでいいわ、よろしくね」
レイカ「三条レイカです」
ボス「くそぉ、こんな美人を二人も連れやがって。これだから金持ちは嫌いなんだわさ」
万丈「いやいや、そちらも若い娘さんが多くてうらやましい。・・・君がナデシコの?」
ユリカ「はい、ミスマル・ユリカです。噂の破嵐万丈さん、お世話になります」
万丈「いやいや、照れるな。ははは」
ビューティ「もう、万丈!」
ギャリソン「みなさま、簡単なものですがお食事も用意いたしました。どうぞ」
京四郎「お、いいねえ」
シロー「とりあえず一息入れられそうだな」
アイナ「はい」
ナナ「ごはんごはん!」
一矢「ナナ、あんまりみっともない食べ方はするなよ?」
ギャリソン「ほっほっほ、バンキング形式にしましたので、お気になさらず召し上がってください」
イズミ「清潔でもバイ菌、グー・・・おそまつ」
ギャリソン「もう少しですな。これは二人の王が自分の実力を見せつけるために生み出した形式なのです。・・・倍・キングなどと申しまして」
イズミ「・・・できる」
ギャリソン「ほっほっほ」

万丈邸 食堂
ケーン「来た来た。おーい!」
タップ「みんな無事みたいだな。・・・それどころか見知らぬ顔もちらほらあるぜ」
ライト「バニング大尉も無事だな」
バニング「なんか言ったか?」
ノイン「羽を伸ばしていたらしいな。・・・安心しろ、それもこれまでだ」
ケーン「あ~あ、久しぶりに合流したら、これかよ」
ハヤト「へっ、いつもの感じに戻ったな」
ムサシ「遅かったじゃねえか」
ジャック「元気してましたカ!? 宇宙ではビッグバトル、オツカレサマネ!」
甲児「へへ、ジャックのへんてこ日本語が、今日ばかりは懐かしく感じるぜ」
リンダ「あたしたちもよ。一時は、これっきり会えないんじゃないかって思ったもの」
一矢「やめてくれよ、縁起でもない」
ライト「へえ、本当にナデシコの連中がいるよ。最初に聞いたときは信じれらなかったけどな」
タップ「まあいいじゃねえか。カワイコちゃんは多いほどいいってね」
勝平「役に立つのかよ? 人数多いのはいいけどさあ」
京四郎「なんだ? この小僧」
ナナ「あなたは?」
勝平「おれ? 俺はザンボット3のメインパイロット、神勝平さまよ。で、ついでに紹介すると、こっちが一緒にザンボットに乗り込む宇宙太と恵子」
宇宙太「なんだよ勝平、まるで俺たちがお前のオマケみたいじゃねえか」
勝平「そうじゃねえか。ザンボットを動かしているのはこの俺なんだぜ」
宇宙太「なんだと!」
恵子「二人ともやめなさいよ。はじめまして、神北恵子といいます」
宇宙太「俺は神江宇宙太だ。よろしく」
千代錦「ワンワン」
アクセル「あれ、どこから紛れ込んだんだ、この犬?」
勝平「ちょっと、こいつは千代錦っていって、俺の家族なんだぜ?」
アクセル「こりゃ失礼。よろしくな、千代錦」
千代錦「ワン!」
プロスペクター「ザンボット3の存在は聞いていましたが、こんなに若いパイロットとは・・・驚きましたな」
甲児「ルリちゃんはいいのかよ」
プロスペクター「・・・我が社も人のこえは言えませんでしたな。そういえば、ガイゾック・・・我々は出会いませんでしたね」
コウ「ガイゾック? ・・・かつて侵略をしてきた?」
宇宙太「ああ、性悪の侵略者だよ。俺たちの先祖の星、ビアルも連中に滅ぼされたらしい」
ボス「過去の大戦で勝ったんじゃなかったのか?」
恵子「正確には追い払っただけです。・・・まさか、再び襲撃があるなんて・・・」
リョウ「何度来てもその度に叩きのめしてやるだけだ。・・・それくらいの気持ちでなくてはいけないな」
ハヤト「へっ、ブライの野郎もしつこいからな」
ムサシ「よそうぜ、イヤな話はよ。・・・お、またメシがきたぜ」
サイ・サイシー「はいよ、お待ちい!」
ギャリソン「サイ・サイシー様、申し訳ございません。お客様に料理の手伝いなどをさせてしまいまして」
サイ・サイシー「いいって、いいって。おいらの腕前を大勢の人に見てもらえるしさ」
アキト「中華料理だ。・・・うまそうだな」
さやか「あの子は?」
ミチル「ドモンさんたちシャッフル同盟の一人よ。なりは小さいけど、拳法の達人よ。中華料理もうまいけど」
アキト「強くて・・・料理もできるのか」
ウリバタケ「ウジウジ悩むのもバカバカしいってことだ、テンカワ。両立している奴だってちゃんといる」
アキト「うん・・・」
ヒカル「わ! わ! 本物のシャッフルの人?」
ジョルジュ「ナデシコのお嬢様がた、お初にお目にかかります。・・・私、シャッフルの一員でジョルジュ・ド・サンドと申します。以後お見知りおきを」
チボデー「なぁんでえジョルジュ、さっそく色目を使い始めたのかぁ?」
ジョルジュ「失礼ですよ、チボデー。あなたのような粗野な男と一緒にしないでいただきたいですね」
リョーコ「チボデー・・・って、コロニー格闘技のボクシングチャンプの!?」
チボデー「粗野で悪かったな、おぼっちゃんよ。・・・ん? ああ、シャッフル同盟、クイーン・ザ・スペードのチボデー・クロケットだ。あとでデートでもどうだい、ベイビー?」
ニナ「ナンパはやめてください・・・って、あら・・・? あの大きい人は・・・」
アルゴ「・・・・・・」
コウ「ニナ、知っているのか?」
ニナ「アルゴ・ガルスキー・・・元宇宙海賊」
バニング「やはりな。名前を聞いた時、まさかとは思ったが・・・」
アクセル「いわく付きってやつか?」
ニナ「アナハイム社の船が何度か彼に襲われているの」
ヒカル「宇宙のワルなのね! しびれるぅ!」
ニナ「ただ、絶対に人殺しはしない、金品以外は奪わない・・・分別のある海賊ね」
アルゴ「・・・昔の話だ。今の俺はブラック・ジョーカーのアルゴ・ガルスキーだ」
リョーコ「ありゃ? 全部で5人なんだろ、シャッフル同盟って。・・・あと1人は?」
一矢「ドモンか。・・・どこに行ったんだ?」
サイ・サイシー「ドモンの兄貴とレイン姉ちゃんなら、さっきすれ違ったぜ? ブライト艦長に呼ばれたんだってさ」

万丈邸 一室
ブライト「バーサーカーシステム・・・!?」
カミーユ「それにサイコガンダムが?」
万丈「話したとおりだよ、ブライト艦長。・・・ギガノスの秘密基地内で、サイコガンダム2機と、モビルファイター・ノーベルガンダムと戦った」
カミーユ「サイコ・・・ガンダムが? 誰が乗っていたんです!?」
ドモン「わからん。・・・ただ、『空を落とす』とか、『記憶』がどうだとかいう言葉は通信で聞き取れたがな」
カミーユ「・・・・・・!!」
アムロ「カミーユ・・・まさか」
カミーユ「・・・はい、彼女たちの・・・死亡は確認されていません」
シロー「8小隊にいた時、資料で見たことがある。・・・ムラサメ研究所の?」
カミーユ「・・・・・・」
ファ「カミーユ・・・」
ブライト「だが、ギガノス軍がなぜそんなものを・・・」
万丈「おそらくは・・・実験だ」
ユリカ「実験って、なんのです?」
万丈「詳しいことはわからないが、おそらく精神波によるコントロール・システムだと思う。サイコガンダム、ノーベルガンダムに続いて、最後にあらわれた大型メタルアーマー・・・あれが本命だろう」
アムロ「精神波によるコントロール・システム・・・フレサンジュさん」
イネス「お心遣い感謝しますわ、大尉。では説明しましょう。サイコガンダムは火器管制、操縦にサイコミュ・・・サイコ・コミュニケーションを用いた機体・・・サイコミュはパイロットの思念、いわば感応波によって機体を制御するシステムなの」
ユリカ「考えるだけで、その通りに動かせるってことですか?」
イネス「ちょっと違うけど、概念はその方がわかりやすいわね」
レイン「・・・バーサーカーシステムは、外部からパイロットの能力を引き出すシステム・・・まったく別物では?」
カミーユ「・・・いや、サイコガンダムはフォウを苦しめていた。つまり・・・」
アムロ「そうだ。ニュータイプ研究所のサイコミュは、強制力を持っている・・・それが共通点だ」
ブライト「それらの技術を取り入れたメタルアーマーを・・・」
ユリカ「・・・はあ、地球も宇宙も火星も・・・大騒ぎですねえ。疲れた・・・」
万丈「火星・・・メガノイドの話は伝わっているかい、艦長」
ブライト「ああ」
メグミ「メガノイドって、火星開拓で生みだされたサイボーグでしょう? どうして襲ってくるんですか?」
万丈「メガノイドの真の目的は・・・全人類のメガノイド化さ」
ミナト「は? ・・・そんな話、聞いてないわ」
万丈「連邦でも、一部の幹部しか知らない。火星開拓の最大の功労者が、人類に牙をむいていることは、あまり表沙汰にはしたくないだろうしね」
ルリ「メガノイドを造ったのは、破嵐創造博士です。・・・万丈さん、あなたは・・・」
万丈「そういうことさ」
アムロ「木星トカゲとのつながりは? 万丈くん・・・手を組んでいるのか、敵対しているのか・・・」
万丈「・・・そこまでは。ただ、地上でコマンダーと戦った時、それらしい敵も、話も出なかった・・・」
ビューティ「火星に乗り込むしかないわね」
レイカ「簡単に言わないの。ノコノコ行ったらナデシコの二の舞よ」
万丈「しかし、いつかは行かなきゃならない・・・ドン・ザウサーと決着をつけるためにも」
ドモン「やるべき事は山積みだ。ギガノスとデビルガンダムの関係も、話を聞けば聞くほど無視できん」
レイン「じゃあ、ロンド・ベル隊と一緒に行動しなくちゃね、ドモン」
ドモン「・・・うむ。ブライト艦長、部隊を抜けるという話だが・・・」
ブライト「かまわんさ。こちらとしても力を貸してほしい」
万丈「では、食事にしようか。他のパイロットはもう始めているよ」
【シナリオエンドデモ終了】


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