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No.17Ｃ
我が心、明鏡止水
されどこの掌は烈火のごとく

【シナリオデモ開始】
海底城　司令室
アイザム「そうか、エリカは死んだのか」
リヒテル「馬鹿な妹と笑ってくれ、アイザム」
アイザム「では、あの報告は間違いか・・・？」
リヒテル「報告だと？　何かあったというのか？」
アイザム「・・・・・・」
リヒテル「かまわん。教えてくれ、アイザム」
アイザム「うむ・・・小バームから、お前の妹・・・エリカらしき人物を見たという報告が来てな」
リヒテル「馬鹿な。地球で死んだエリカが、小バームにいるはずがなかろう」
アイザム「うむ、彼女は心やさしい子だ。いかに我らバーム星人を裏切った敵とはいえ・・・地球人が死んでいくのを見るに耐えられず、戻ったのだとばかり思っていたが・・・」
バルバス「リヒテル様！　ご報告申し上げます！　ロンド・ベルが三手に別れました！」
リヒテル「なに、どういうことだ？」
ライザ「おそらく個々の戦力増強のためと思われますが」
リヒテル「なるほど・・・これぞ好機！　バルバス、出撃の用意をいたせ！　ダイモス・・・我が妹、エリカをたぶらかし、結果、死に追いやることになってしまった、竜崎一矢を・・・殺すのだ！」
バルバス「ははっ！　すぐに出撃の準備を！」
アイザム「リヒテル・・・」
リヒテル「アイザム、我が妹、エリカは死んだのだ。仮に生き延びていようと・・・地球人ごときに心を奪われたエリカを・・・余は妹だとは思わぬ・・・！」
アイザム「・・・リヒテル・・・」
リヒテル「これより出撃する！　・・・アイザム、お前の力も借りたい」
アイザム「ああ、この命、存分に使ってくれ。・・・う・・・！」
リヒテル「アイザム、どうした？」
アイザム「う・・・うう」
リヒテル「アイザム！？　どうしたというのだ！？　ライザ！　ライザはおらぬか！　医療班を呼べっ！」

ギアナ高地
万丈「ギアナ高地か・・・地球にも、こんなに豊かな自然がまだ残っているんだな」
ビューティ「ほんと、バカンスには最適よね」
サイ・サイシー「おいらは苦しかった思い出しかないけどね」
アクセル「なんで？」
ジョルジュ「ここ、ギアナ高地は我々シャッフル同盟の修行の地なのですよ」
レイン「そしてドモンが・・・幼い頃、東方不敗マスターアジアと修行した場所・・・」
ドモン「・・・・・・」
チボデー「どういうわけか、いまは敵味方か・・・なにがあったんだ？」
アルゴ「・・・真実は東方不敗本人しか知らん・・・」
レイカ「みんな集まって！　調査を開始するわ！」
一矢「さて、どこから手をつけるか・・・」
ジョルジュ「あてもなく飛び回るのでは効率が悪いですね。・・・マドモアゼル・レイン、怪しい地点というのは？」
レイン「待ってね・・・このモニターを見て。地下の熱量が異常に高まっているの」
タップ「地下？」
ケーン「溶岩かなんかじゃねえの？」
万丈「だといいがね。・・・とにかく、人数を分けて各ポイントを調査しよう」
ライト「なにもなければそれでよし、ってね」
アクセル「こういう時、なにもなかったためしがないんだな、これが」
バニング「よし、メンバーを分割するぞ。俺とＤチーム、ビダン、ユイリィは北東部のＡポイントへ。竜崎、夕月、和泉とシャッフル同盟は南東部のＢポイント、残りは西部のＣポイントだ」
チボデー「よし、チャッチャと済ませようぜ」
ドモン「・・・・・・」
サイ・サイシー「兄貴？」
ドモン「アレンビーは確かにギアナ・・・ギアナ高地と言った。そして、それを追ってきたデスアーミー・・・」
アルゴ「バーサーカーシステムが発動したのも・・・その直後だ」
カミーユ「デビルガンダムとバーサーカーシステム・・・そしてギガノス帝国軍・・・いったい、どういうつながりが？」
バニング「それも調査してみなければわからん」
ケーン「じゃ、おっぱじめようぜ」
シュバルツ「待て！！」
ナナ「わっ」
京四郎「なんだ？　どこに隠れていやがった！」
ドモン「シュバルツ・ブルーダー！？」
シュバルツ「いかにも。・・・サウス・バニング大尉、この実行部隊のリーダーとお見受けする。・・・ドモン・カッシュと話をしたい」
チボデー「何の用だよ、シュバルツ」
バニング「カッシュさえよければ、俺はかまわん」
タップ「およ？　あっさりと」
バニング「シュバルツ・ブルーダーは信頼のおける人物だ。それに・・・こうしている間も時間が惜しい」
万丈「なにもなかったらなかったで、早いところ合流しないとね」
シュバルツ「ドモン、来い」
ドモン「・・・？」

海底城　医務室
アイザム「うう・・・リ、リヒテル？　・・・心配をかけたな」
リヒテル「おお、目が覚めたか、アイザム。・・・どうして余に知らせてくれなかった。お前の体は・・・」
アイザム「そんな顔をするな。実験中の事故でな・・・果たしてあと３日もつか・・・」
リヒテル「そんな体で、地球に来たのか！？　余の力になるために・・・？」
アイザム「フフ・・・どうせ死ぬ身なら・・・友のために使いたかった」
リヒテル「いいや、死なせはせぬぞ。この海底城のすべての医療技術を尽くし、お前を助けてみせる・・・！」
アイザム（・・・リヒテル、無駄だ。・・・俺自身、あらゆる手段を試したのだ・・・）

海底城　司令室
ライザ「大変でございます！　リヒテル様！　アイザム様が・・・アイザム様が出撃を！」
リヒテル「なんだと！？　馬鹿者！　なぜ出撃させたっ！　すぐに追うぞ！　アイザム、余はそなたを死なせたくはない！」

移動中
アイザム「・・・メカ戦士ギメリア、俺の命をかけるにふさわしいできだ。リヒテル、今の俺にはロンド・ベルを全滅させるだけの余裕はない」「だが、お前から最愛の妹・・・エリカを奪ったというダイモス・・・いや、竜崎一矢だけは倒してみせよう・・・！」

ギアナ高地
ドモン「座禅を組めだと！？　どういうつもりだ、シュバルツ！」
シュバルツ「やるのか、やらんのか！」
ドモン「俺は理由を聞いているんだ！」
シュバルツ「・・・ネオホンコンのウォンが、なにかを企んでいる。はじめは関係ないと思っていたが・・・おそらく、デビルガンダムとも関係がある」
ドモン「なに！？」
シュバルツ「・・・決戦は近いかもしれん。その時・・・今のお前ではデビルガンダムには勝てん！　だから座禅を組めといっている！」
ドモン「俺がデビルガンダムに勝てないだと！？　それと座禅となにが関係あるっ！」
一矢「・・・座禅を組んだら教えてくれるというなら、素直にすればいいだろう？」
ドモン「竜崎・・・？」
数ｙあ「気になったんだ。それに大尉からも、もし敵が現れたりしたら２人ではきついだろうから、こっちに回れといわれた」
シュバルツ「・・・竜崎一矢、お前も座禅を組んでみろ」
一矢「え・・・？」
ドモン「いいかげんいしろ！　シュバルツ！　俺にはスーパーモードがあるっ！　シャイニングガンダム・スーパーモードがあれば、デビルガンダムだろうが・・・たとえ師匠だろうが・・・！」
シュバルツ「お前のスーパーモードでは・・・いや、今のスーパーモードでは勝てんと言っておるのだっ！」
一矢「座禅を組めば、その理由を教えてもらえるのか？」
シュバルツ「うむ・・・教えるよりも早い。・・・わかるからだ！」
ドモン「シュバルツ・・・なにが言いたい！」（いったい何者なんだ？　俺のスーパーモードのなにが悪い・・・！）

南原コネクション　管制室
マスター「・・・どうしても良い返事はもらえぬと言うのか？」
四谷「・・・勘違いをするな。即答するにはデータが足りん。・・・それに懸念も多いのだ。時間をくれと言うておる」
マスター「今決断せずに、いつ決断するというのだ！　四谷、貴様にもわかっているはずだ！　このままではどういうことになるか！」
四谷「わかっておる。・・・特にコロニーへの移住が始まってからは、加速度的に・・・」
マスター「それがわかっていながら、貴様・・・なぜ迷う！　・・・これだから科学者というのは肝心な時に間に合わんのだ！」
四谷「その時間が生むひらめきもある。もし、しくじれば次はないというのならば、なおさらじゃ」
マスター「・・・ふん、まあよい。四谷、もしよい返事をもらえるならば・・・わしは少しバカ弟子どもと遊んでから、あの島に向かう」
四谷「わかった」
マスター「時間がないのだ・・・この意味・・・忘れるでないぞ、四谷」

ギアナ高地
ドモン「・・・・・・」
一矢「・・・・・・」
シュバルツ「・・・ほう」
一矢「・・・・・・」
シュバルツ（試してみるか）
一矢「・・・むっ・・・」
ドモン「・・・・・・」
一矢「・・・なにをするつもりなんだ、シュバルツ・ブルーダー。その振り上げた手刀は・・・？」
ドモン「なに・・・？」
シュバルツ「私は気配も、殺気すらも殺していたはず・・・なぜわかった？　竜崎一矢」
一矢「感じたのさ」
シュバルツ「その感覚、どこで身につけた？」
一矢「・・・俺は数年前、宇宙飛行士訓練施設で・・・事故にあった」
ドモン「事故・・・だと？」
一矢「ああ、脊椎をやられ・・・全身がマヒして指一本動かせなくなっていた」
シュバルツ「どうやって回復した？」
一矢「ただただ・・・リハビリさ。身体の感覚がすべて自分のものになるまで・・・ただ立ち上がる努力をし、ただ階段をはいあがった。くやしかったんだ。宇宙飛行士になる俺の夢・・・それがたった１回の事故でダメになるなんて・・・」
シュバルツ「後悔の念と、自分自身に対する怒り、事故を起こした訓練施設への恨み・・・最後にはすべてが水に溶けるように消えた・・・違うか？」
一矢「え・・・？　なぜわかる？　・・・身体が少し動くようになってからは・・・もうどうでもよかった。ただ、自分の感覚が自分のものになる事だけを考えた。そうしたら・・・」
ドモン「・・・・・・」
一矢「自分のまわりで起こること・・・額から流れ落ちた汗の粒が、床に落ちる音までわかるようになった。その音がもっとよく聞こえるようにリハビリを続けていたような気がするよ」
シュバルツ「明鏡止水」
一矢「メイキョウシスイ・・・？」
シュバルツ「・・・その字の通り、怒りも、憎しみも越えた、曇りのない鏡のごとく、静かにたたえた水の心。・・・ドモン、お前に足りないのはそれだ！」
ドモン「汗の粒が落ちる音に・・・俺が気づかないだと！？」
シュバルツ「今のお前はそうだ。今のお前では、水一滴どころか、巨石が落ちても気がつくまい！」
ドモン「なんだと！？　それがどうしたというんだ！　竜崎の努力は認める！　だがな、シュバルツ、その感覚と、俺のスーパーモードは関係ないっ！」
シュバルツ「怒りのスーパーモードでは勝てんと言っておるのだ！」
ドモン「試してみなければわからん！」
シュバルツ「馬鹿者が！　怒りは人間から冷静な心を奪い去る・・・それは敵に多くの隙を与えてしまうことになるのだ！」
ドモン「それでも、俺はやる。マスターアジアを倒し、アレンビーを救い出す！」
シュバルツ「・・・わかった。もう何も言わん。戦いたければ勝手に戦うがいい！　いくぞ、竜崎」
一矢「あ、ああ・・・」
ドモン（明鏡止水・・・竜崎にあって、俺にないもの・・・だと？）
【シナリオデモ終了】

サブタイトル
「我が心、明鏡止水」
「されどこの掌は烈火のごとく」

【戦闘マップ開始】
ドモン「あれから考えたが・・・わからん。拳を交えた竜崎の力はわかる・・・だが、俺が奴に圧倒的に劣るとは思えない。シュバルツ・・・何が言いたい？　俺のスーパーモードに何の問題がある・・・！」
〔味方ユニット出現〕
ドモン「シュバルツ！」
シュバルツ「ドモン・カッシュ！　・・・死んでもらう！」
ドモン「どういうことだ、シュバルツ！」
シュバルツ「明鏡止水を会得できないお前は足手まといにしかならぬ。そんなみじめな思いをさせるぐらいなら・・・いっそのこと！」
ドモン「勝手なことを！　出ろぉぉっ！　ガンッダァァァァムッ！」
〔指パッチン〕
〔味方ユニット出現〕
ドモン「やめろ、お前とファイトする気はない！」
シュバルツ「問答無用っ！」
〔味方ユニット出現〕
一矢「ドモン！　シュバルツ！　様子がおかしいので来てみれば・・・どういうことなんだ！」
ドモン「竜崎！？」
シュバルツ「竜崎一矢！　邪魔をするかぁっ！」
〔一矢、ドモンへ隣接〕
[イベント戦闘「ドモンvsシュバルツ」]
ドモン「竜崎！」
一矢「・・・く、つ、強い・・・！」
シュバルツ「もう竜崎も邪魔はできまいっ！　覚悟しろ、ドモンッ！」
[イベント戦闘「ドモンvsシュバルツ」]
ドモン「うおおっ！」
シュバルツ「とどめだ・・・！　ドモン、心静かに・・・死ねい！」
ドモン「死ぬ、俺が・・・死ぬ・・・！？」
一矢「うう・・・ドモン・・・！」
ドモン「竜崎、俺は・・・！　な、なんだ、この気分は・・・兄さん、父さん、母さん・・・師匠・・・一切が過ぎ去っていく」「もう、怒りも憎しみもどうでもいい。あるのは目の前の死・・・レイン・・・！？」
〔水の滴る音〕
ドモン「見える！」
〔ドモン、真のスーパーモード発動〕
一矢「うう！？　ガ、ガンダムが！？」
ドモン「な、なんだ！？　この光は？」
シュバルツ「・・・明鏡止水の心よ。わだかまりや、やましさのない澄んだ心・・・それが明鏡止水！　それが人に己を超えた力をもたせることができる！　全身マヒだった男が、空手の達人にまで登りつめるほどの・・・！」
ドモン「それが、俺のスーパーモード・・・！」
シュバルツ「さぁ、今は技を完成させることに集中しろ！　・・・すまなかった、竜崎一矢。お前を傷つけたくはなかったが・・・」
一矢「いいさ。これくらいの傷で、ドモンが新たな力を得られるのなら、安いもんだ」
ドモン「竜崎・・・」
シュバルツ「すまん。・・・さぁ、ドモン、調査隊がもう間もなく戻ってくる！　それまでに真のスーパーモードを完成させることに集中しろ！」
〔ドモンたちの周囲に爆発〕
ドモン「うわっ、何だこれは？」
〔敵ユニット出現〕
一矢「あのガンダムは・・・！」
ドモン「師匠！」
シュバルツ「ええぃ、あと一歩で修業が完成したものを」
マスター「ドモンよ、いくら修業したところで、このわしを倒せるとでも思っておるのか！」
ドモン「ああ、俺はもう容赦はせん！　必ずあんたを倒してみせる・・・！」
シュバルツ「まて、ドモン！　まだお前の修行は終わっていない！」
マスター「どうしたドモン、おまえの得意なスーパーモードは出さんのか。それとも出し惜しみしているのか？」
ドモン「なんだと！」
シュバルツ「こらえるんだドモン！　怒ってはならんっ！　やつはお前を挑発して、怒りのスーパーモードを使わせようとしているのだ！」
マスター「いや、怒るのだ。お前はわしが憎いはず、怒れ、怒れ、怒れ怒れ怒れい！　怒って、怒り狂え！」
一矢「ドモン！　落ち着け！　あからさまな挑発に乗るんじゃない！」
シュバルツ「怒りに惑わされているうちは、真のファイターにはなれんぞ！」
マスター「その通りだ。お前は真のファイターなどではない！　あのお方を見ろぉっ！」
ドモン「あの・・・お方！？」
〔敵ユニット出現〕
キョウジ「・・・・・・」
ドモン「キョウジ！」
一矢「デビルガンダム・・・だと！？」
マスター「お前と同じ血を引きながら、その力は天と地の差。己の未熟を悟って、あのお方の前にひれ伏すがいい」
キョウジ「・・・フッ」
ドモン「・・・キョウジ・・・何が・・・何がおかしい・・・！」
キョウジ「フフフ・・・クククク・・・ふはははははははは！」
ドモン「何がおかしいーーーッ！」「お前のおかげで母は死に、父は冷凍刑、お前を追ってきた俺はこのざまだ！　みんな、みんなお前が悪いんだーーーーっっっ！！！！！」
シュバルツ「待てっ！　怒りのスーパーモードはならんと言ったはずだ！」
ドモン「うおぉぉぉぉぉぉっ！」
〔ドモン、ＨＰ回復〕
〔ドモン、気力＋３０〕
〔ドモン、変形〕
マスター「ついにだしおったか、スーパーモード！」
シュバルツ「ば、馬鹿者がぁぁっ！」
マスター「やはりわしの目に狂いはない・・・奴は怒りに取りつかれ、いたずらにエネルギーを消耗させているだけだ。狙うは・・・今か！」
〔味方ユニット出現〕
京四郎「一矢の姿が見えなくなっていたが、やはりここか！」
ナナ「お兄ちゃん！」
チボデー「ジーザス・・・！　反応通りだ！　・・・デビルガンダム！」
ジョルジュ「マスターもいます！」
サイ・サイシー「あ、兄貴が危ない！」
アルゴ「いかん、間にあわん！」
マスター「ドモン、これで最後よ！」
〔ドモンにダメージ〕
〔シュバルツ、ドモンへ隣接〕
〔シュバルツにダメージ〕
〔シュバルツに爆発〕
ドモン「シュバルツ！」
マスター「うむうっ！　またしても貴様か！　シュバルツ・ブルーダー！」「シュバルツッ！　何度、邪魔すれば気が済む！」
ドモン「シュバルツ・・・」
シュバルツ「ドモン、わかったか・・・怒りの・・・スーパーモード・・・では・・・」
ドモン「すまない、俺は、なっちゃいない！　修行が足りなかった・・・！」
マスター「なっちゃいない、本当になっちゃいないぞ、ドモンッ！」
ドモン「東方不敗・・・！　貴様・・・！」
一矢「ドモン！　シュバルツの行為・・・無にするな！」
シュバルツ「思い出せ、あの一瞬を、明鏡止水の一瞬を！」
〔画面、発光〕
ドモン「・・・・・・」
マスター「死ねえいっ！」
ドモン「見えた、見えたぞっ！」「水の一滴！」
〔ドモン、真のスーパーモード発動〕
マスター「なにぃ？」
チボデー「あれは？」
サイ・サイシー「うう、シャッフルの紋章が」
ジョルジュ「・・・うずく」
アルゴ「・・・ドモン」
一矢「ドモン・・・ついにやったな・・・！」
マスター「何だ、この気迫は・・・今までの奴のものとは違う！？」
シュバルツ「ドモン、できたぞ・・・！　それこそ・・・まさしく・・・真のスーパー・・・モード・・・！」
ドモン「これが・・・」
マスター「少しは利口になったか。・・・だが、つけあがるなドモン！　それしきのことで、弟子が師匠に勝てるはずがあるまいっ！」
シュバルツ「ドモン・・・お前は明鏡止水を会得し・・・真のスーパーモードに目覚めた。これ・・・で・・・」
〔味方ユニット撃破〕
ドモン「シュバルツ！」
一矢「マスターアジア、よくもシュバルツを！」
マスター「ふふふふ、ドモン、もうシュバルツはおらんぞ。もはやお前に勝ち目は万に一つもないわ！」
チボデー「やってみなけりゃわからねえだろうが！」
マスター「いい度胸だ、かかってこい！　お前たちシャッフル同盟すべてを倒し・・・この東方不敗、新たに生まれ変わってくれる！」
サイ・サイシー「生まれ変わる・・・だって！？」
マスター「そう東西南北・・・中央不敗としてなっ！」
ジョルジュ「東西南北・・・」
アルゴ「中央不敗・・・！」
京四郎「へっ、すべてに死角なしってことかよ。言ってくれるぜ」
ドモン「・・・くぅぅ、おのれぇ・・・！　東方不敗！　俺は・・・お前を倒す！」
＜戦闘開始＞

＜３ＥＰ・第３軍増援１出現＞
ナナ「一矢お兄ちゃん！　敵が・・・！」
一矢「なに！？　デスアーミーの増援か！？」
京四郎「違うぜ、一矢・・・この識別コードは！」
〔第３軍ユニット出現〕
アイザム「見つけたぞ、ダイモス！」
一矢「バーム星人！？」
京四郎「よりによって、こんな時に！」
アイザム「リヒテル！　これが地球攻撃司令官アイザムの、最初で最後の戦いだ！」
マスター「ええぃ、目ざわりなやつ。ザコはひっこんでおれ！」
アイザム「攻撃開始！」
一矢「こいっ！」

＜４ＰＰ・味方援軍１出現＞
〈出撃ユニット選択〉
バニング「遅れたか！」
カミーユ「シャッフル同盟のみんなは！？」
チボデー「遅い到着だな！　こっちは始めてるぜ！」
ライト「地下の熱源はダミーだったんだ！　まんまとだまされちまった！」
ジョルジュ「では、名誉を挽回していただきたいものですね」
ケーン「あったぼうよ！　行くぜ！」
アクセル「帳尻は合わせるんだな、これが！」
タップ「バーム星人も来てやがるのか！？　くそったれ！」
マスター「ええい、戦力が分散しているうちに倒すつもりだったが・・・！」
アイザム「う・・・ゴホッ・・・まだだ・・・まとめて片づけてくれる、ロンド・ベル・・・！」

＜ドモンvsマスター＞
ドモン「師匠、いや、東方不敗マスターアジアッ！　これで終わりにさせてもらうっ！」
マスター「こ、こやつ。わしを超えるつもりか！　だが・・・それでいい、フフ、明鏡止水を会得したお前が・・・！」
ドモン「・・・！？」

＜ドモンvsキョウジ＞
ドモン「キョウジ！　・・・いや、兄さん・・・！　もう、終わらせるよ！」
キョウジ「・・・・・・」

＜チボデーvsマスター＞
チボデー「へへへ、マスターアジア。あんたとはいっぺん戦ってみたかったんだ」
マスター「ほざくなザコが！」

＜サイ・サイシーvsマスター＞
サイ・サイシー「ドモンの兄貴の師匠か！　どれほどのものか見せてみな！」
マスター「なめるな小僧！」

＜ジョルジュvsマスター＞
ジョルジュ「マスター・アジア、覚悟！」
マスター「どけぃ、目ざわりだ！」

＜アルゴvsマスター＞
アルゴ「うおぉぉぉぉぉぉぉっっっ！」
マスター「こ、こやつめ！」

＜一矢vsアイザム＞
アイザム「竜崎一矢！　我が友リヒテルのためにも、お前だけは倒す！」
一矢「リヒテル！？　こいつ・・・ただ者じゃない！」

＜キョウジ撃破＞
ドモン「消える・・・俺の怒りと悲しみ・・・復讐が消えていく・・・」
マスター「わしの、わしのデビルガンダムが・・・」「まだだ、まだわしがいるぞ！　まだ終わってはおらん！」
ドモン「いや・・・貴様の負けだ、東方不敗・・・！」

＜アイザム撃破＞
〔第３軍ユニット出現〕
リヒテル「アイザム！　間に合わなかったか！」
アイザム「許せリヒテル、俺は何の役にも立たなかったな・・・」
リヒテル「アイザム・・・おお、アイザム！　早く脱出するのだ！」
アイザム「・・・リヒテル・・・俺は敗れたが・・・このメカ戦士・・・ギメリア・・・！　俺の・・・最後の・・・そして・・・最高傑作だ。ラボに・・・設計データを・・・残してある・・・これからの戦い・・・役立てて・・・くれ・・・」
〔第３軍ユニット撃破〕
リヒテル「アイザム、アイザムゥゥゥゥーーーーーーーッ！」
一矢「リヒテル・・・」
リヒテル「アイザム・・・！　最期まで・・・最期まで余のことを・・・っ！」
ジョルジュ「・・・敵ながら・・・あっぱれな男です・・・」
リヒテル「地球人どもよ。よく聞けいっ！　今は退く！　アイザムを、余のかけがえのない友を丁重に葬らねばならん・・・！」
万丈「友か・・・。バーム星人にも情けはあるらしい」
リヒテル「だが、アイザムの仇は必ずとる・・・このリヒテルがとる！　我がバーム星地球方面軍の総力をあげて、貴様らロンド・ベルを倒してくれる！」
一矢「望むところだ・・・！　俺のエリカのこと・・・忘れてはいないっ！」
ナナ「お兄ちゃん・・・」
リヒテル「エリカのことは言うなっ！　竜崎一矢！　お前さえ・・・お前さえおらなんだら、エリカも・・・アイザムも散ることはなかっただろうにっ！」
〔第３軍ユニット離脱〕
一矢「リヒテル・・・」

＜敵全滅・勝利条件達成＞
ドモン「終わった・・・終わったぞ。・・・父さん、俺は・・・ついにデビルガンダムを倒したよ」
万丈「だが、こちらも犠牲が出た」
ドモン「ああ。・・・シュバルツ！」
ギャリソン「大丈夫でございます。死んではおりません。・・・しかし、戦うのは無理でございましょうな」
ナナ「よかった」
万丈「ギャリソン、シュバルツを病院に連れていってくれ。僕たちは仲間と合流するため、ネオホンコンに向かう」
ギャリソン「かしこまりました」
ドモン「頼む、何としてでも助けてくれ」
ギャリソン「カッシュ様、ご安心を。この方はお強い」
ケーン「そうそう。そう簡単には死なねえよ」
万丈「さぁ、ネオホンコンへ行こう」
ドモン「ああ。・・・ん？　レイン・・・レインの姿が見えないが？」
カミーユ「レインさんは途中で離脱した」
サイ・サイシー「へ？　なんで？」
ファ「連絡を受けてたわよ？　なんでも新しいモビルファイターがどうだ、とか言っていたけど・・・」
京四郎「結局こっちの戦いには間に合わなかったか」
ライト「ま、なんとかなったし、いいんじゃないの？」
バニング「よし、ミカムラには途中で連絡、ネオホンコンに向かってもらおう。・・・いくぞ」
ドモン「・・・・・・」
一矢「ドモン・・・？」
ドモン「先に行ってくれ。・・・すぐに追う」
チボデー「おいおい、ドモン、なんだってんだ？」
ドモン「やり残したことがある」
アルゴ「俺たちにも・・・言えないことか？」
ドモン「・・・ああ。すぐに行く」
バニング「説明しろ、カッシュ」
万丈「まあまあ、バニング大尉。修行でもしていくんだろう？」
ドモン「・・・そんなところだ」
一矢「バニング大尉、ドモンのやりたいようにやらせてもらえませんか？　彼が抜けた穴は僕がなんとかします」
アクセル「そうそう。ブライト艦長やミスマルの姉ちゃんなら、即答だろうな、これが」
バニング「しかし・・・」
カミーユ「行きましょう、大尉」
バニング「しかたあるまい。艦長には機体不備で遅れると伝えておく。・・・カッシュ、合流時間には遅れるなよ」
ドモン「わかった」
〔味方ユニット離脱〕
ドモン「・・・・・・」「・・・・・・」「・・・もういいだろう。おい、出てきたらどうだ！」
〔敵ユニット離脱〕
マスター「フフフ・・・明鏡止水に目覚め、少しは鋭くなったか、ドモン！　・・・逃がしはせんぞ。まさか無事にここから出られるとでも思っていたか。このバカ弟子がぁ！」
ドモン「そんなガンダムでまだ動けるとは・・・！」
マスター「当たり前だ。わしの名を忘れたか。いまだ負けを知らぬは、東方不敗よ！」
[イベント戦闘「ドモンvsマスター」]
マスター「そうだ、この名に賭けても、貴様だけは許さん！」
ドモン「もうやめろ、あんたに勝ち目はないっ！」
マスター「何を言う、弟子の分際で！」
ドモン「なぜだ、なぜこうまでして戦う！　なぜ、俺を倒さなければならないっ！」
マスター「うるさい、貴様などにわかってたまるか！　わしが何のために戦うかだと？　・・・そんなことを貴様に話して何になるっ！」
ドモン「なんだと！？」
マスター「わしも哀れよな。まさか自分の育てた弟子に、こうまで逆らわれるとは思ってもみなんだわ！」
ドモン「うるさい！　俺はいつまでもあんたの弟子でもなければ、おもちゃでもない！　言いたいことがあったら、はっきり言ってみろッ！」
マスター「よぉし、言ってやるっ！　だからお前はアホなのだぁぁぁぁぁぁっ！！」
[イベント戦闘「ドモンvsマスター」]
ドモン「なにっ！？　うわあああっ！」
マスター「動けなくなったか！　死ねいっ！　ドモン！！」
ドモン「く、くそぉぉっ！」
〔味方ユニット出現〕
レイン「ドモン！」
ドモン「レイン！　そのガンダムは？　新しいガンダムか！？」
レイン「そう、レディ・アンが用意してくれたゴッドガンダムよ！　早くこっちに！」
ドモン「よし！」
〔ドモン、ゴッドガンダムへ隣接〕
〔味方ユニット撃破〕
マスター「このマスターガンダムの前で、生身で飛び出しおったわ」
レイン「じゃまさせるもんですか！　あたしだって、このライジングガンダムさえあれば！」
〔レイン、前進〕
マスター「そうはいかん。ものごとは、そう簡単にはいかんと言うことを、このわしが身を持って教えてくれるわ！」
[イベント戦闘「ドモンvsレイン」]
レイン「きゃぁぁぁぁぁっっ！」
マスター「小娘が、わしの相手など１００年早いわ！」
ドモン「レイーーーーーーーーーン！！！」
レイン「ドモン・・・」
ドモン「レイン・・・」
〔ドモン、マスターへ隣接〕
ドモン「いくぞ、東方不敗！」
ドモン「十年早いわ！」
〔水の滴る音〕
〔ドモン、変形〕
[イベント戦闘「ドモンvsマスター」]
マスター「この馬鹿者！　馬鹿者！　馬鹿者ぉっ！　もう少しで、もう少しでデビルガンダムでこの地球を、この地球をぉぉぉぉぉぉっ！」
ドモン「うるさいっ！　あんたの都合なんか聞いていられるか！」「東方不敗、そこで寝ていろぉぉぉっ！」
[イベント戦闘「ドモンvsマスター」]
マスター「ば、馬鹿なぁーーーっ！」
〔敵ユニット撃破〕
レイン「やった・・・の・・・」
ドモン「ああ、大丈夫か。レイン」
レイン「ええ」
ドモン「さぁ、ネオホンコンへ行こう。みんなが待っている」
レイン「ええ・・・」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】
海底城　管制室
リヒテル「皆の者、これより海底城の総力をあげてロンド・ベルに決戦を挑む！　小バーム１０億の民のため、命を燃やした我が友アイザムのため！　ロンド・ベルを倒すのだ！」
ライザ「た、大変です！　リヒテル様！」
リヒテル「どうした、ライザ？」
ライザ「それが・・・本国から小バームに戻れとの命令が！」
バルバス「何だと！？」
リヒテル「馬鹿なことを申すな！　確かに遅れているとはいえ、地球侵略はバーム１０億の民の願いであるぞ！」
ライザ「しかし、リヒテル様・・・オルバン大元帥の勅命のようです・・・！」
リヒテル「なに、オルバン大元帥の？　・・・本当なのか！？」
ライザ「はい、確認いたしました」
リヒテル「くっ・・・余はアイザムの仇も討てず・・・このまま、おめおめと小バームに帰らねばならんのか・・・っ！」

ネェル・アーガマ　ブリッジ
ブライト「ミスマル艦長、ご苦労だった。そちらでも敵の攻撃があったと聞いたが、大丈夫だったか？」
ユリカ「はい、無事、コン・バトラーチームと合流しました。ご紹介します。コンバトラーチームの５人と１体です」
豹馬「葵豹馬だ、コン・バトラーの操縦は俺がやってる」
十三「なにいうてけつかる！　コンバインできるのは、わいらがいるからやで。・・・おっと、わいは浪花十三や。射撃の腕なら誰にも負けへんで」
大作「おいどんは西川大作でごわす」
ちずる「私は南原ちずるです」
小介「僕は北小介です。コネクションを離れている間は、僕がコン・バトラーの整備をやります」
プロスペクター「これはこれは、よろしくお願いしますよ」
アムロ「脳波コントロールシステムの一種を使用しているという話を聞いたが？」
プロスペクター「彼ですな。ロペットくん」
ロペット「ロペットデス。ヨロシクオ願イシマス」
コウ「なんだ、整備ロボット・・・？」
ユリカ「ロペットくんはコン・バトラーチームの脳波測定ロボットであり、いわばコンバインの要なんです」
ヒカル「やーん、かわいい！」
ロペット「ソンナコト言ワレルト、照レマスネ」
ニナ「か、感情プログラム・・・？」
ブライト「こちらで合流したメンバーを紹介する。ボルテスチームの面々だ」
健一「ボルテスＶのメインパイロットをしております、剛健一です」
ユリカ「ナデシコ艦長、ミスマル・ユリカです」
大次郎「はじめまして、剛大次郎ですたい」
日吉「剛日吉です」
ユリカ「あら、もしかして３人は」
健一「はい、兄弟です」
一平「俺は峰一平、ま、よろしくたのまぁ。・・・にしても、べっぴんだね、姉ちゃん」
ユリカ「え？」
めぐみ「一平！　艦長に姉ちゃんはないでしょ！　あたしは岡めぐみです。よろしくお願いします」
ブライト彼らの乗るボルテスＶも、コン・バトラーＶ同様５機の合体タイプ、つまり５人乗りだ」
リョーコ「超電磁力をエネルギーとするスーパーロボット揃いぶみだな」
アキト「超電磁同士で連携攻撃とか・・・できるのかな？」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「うおおっ！？　も、燃える・・・！」
豹馬「試してみるか？　へへ、ボルテスがコン・バトラーの動きについてこれればな！」
健一「言ったな？　やってみようぜ」
ユリカ「う～ん、いい感じ！　・・・あれ？　ギアナ高地へ行った人たちの姿が見えませんけど？」
アムロ「バニング大尉から連絡があって、あと１時間もすれば到着するそうだ。なんでも、彼らも敵の攻撃を受けたらいい。デビルガンダムとバーム星人だ」
ユリカ「やっぱりデビルガンダム・・・！　大丈夫だったんですか？」
ブライト「あまり大丈夫ではないな。・・・陰ながらシャッフル同盟を支えてくれていた、シュバルツ・ブルーダーが負傷して入院するそうだ」
アムロ「それに、機体のトラブルでドモンくん、レインくんの両名が遅れる」
ブライト「我々はここで、彼らとの合流を待ちながら、補給と修理を行うことにする」
ユリカ「了解です」
【シナリオエンドデモ終了】


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