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No.20
あの忘れえぬ日々
ツヴァイザーゲイン

【シナリオデモ開始】
ナデシコ ブリッジ
ギャリソン「皆様方、お休みになられないので?」
メグミ「あ、ギャリソンさん!? いつ、ランタオ島から戻られたんですか?」
ミナト「あら、お帰りなさい。なんで気づかなかったのかしら? あ、ランタオ島の方はどうだったんですか?」
ギャリソン「回収はてこずっておられたようですな。ミカムラ様も、一週間で合流できればよいのですが・・・」
ミナト「大変ねえ。・・・それにしても、ギャリソンさんの乗った飛行機・・・その接近に気づかなかった、っていうのは問題じゃない?」
ルリ「・・・・・・」
メグミ「そうですねえ。ルリちゃんは気づかなかったの?」
ルリ「・・・ここ最近、オモイカネがぐずってるんです。今まではなんとか言うことを聞いてくれていたんですけど・・・今回は認識してくれなかったみたいです」
ギャリソン「それはいけませんな。私がもし敵ならば、マシンガン1丁でナデシコのブリッジを占拠できますぞ? ほっほっほ」
ミナト「あらん、ギャリソンさん、無理ちゃお体に触るわよ?」
ギャリソン「なにをおっしゃいますか。まだまだ若いものには負けませんぞ。こう見えても昔は、ワイアット・ワープかギャリソンか、と言われたくらいですぞ?」
メグミ「ええ~?」
ミナト「私はギャリソンさんよりも、夜ふかしでお肌が荒れる方が怖いもの。じゃ、上がりま~す」
ギャリソン「ああ、食堂の方にお夜食のご用意をしておきましたので、よろしければどうぞ」
ミナト「あら。・・・やっぱり怖いより、気のきくギャリソンさんの方が好きよ。じゃ、おやすみ~」
メグミ「食べて寝ると太るんだけど、いただいちゃおうかな? じゃ、ギャリソンさん、おやすみなさい」
ギャリソン「おやすみなさいませ」
ルリ「・・・オモイカネ、どうしたの?」
ギャリソン「ホシノ様はお休みになられないので?」
ルリ「もう少し起きてます。オモイカネのようすが気になるんです」
ギャリソン「そうですか。・・・なら、お夜食はここにお持ちしましょう」
ルリ「委員ですか? ・・・じゃ、ラーメン」
ギャリソン「かしこまりました、お持ちいたします。なにかご注文はありますかな?」
ルリ「・・・メンマ多めで」

???
???「リリーナ・ドーリアンの誘拐、デビルガンダムの敗北・・・そして木星トカゲか。・・・機は熟した、といったところか」
<<アクセル>>
レモン「そうね。そろそろ・・・彼を呼び戻した方がいいのではなくて? 人手不足は解消されていないのよ?」
<<ラミア>>
レモン「そうね。そろそろ・・・あの娘を呼び戻した方がいいのではなくて? 人手不足は解消されていないのよ?」

???「奴には、もう少しロンド・ベルにいてもらわなければならない。まだ、ロンド・ベルの処置が未定である以上はな」
レモン「仲間にできないのかしら? ロンド・ベル隊を」
???「今はむずかしいだろう。・・・だが、状況を整え、現状と未来を理解させられれば・・・あるいは」
レモン「自分たちが勝つと考えているうちは・・・ということね」
???「勝利への道を自ら踏み外す者はいまい」
レモン「了解。そうそう、あなた・・・地球に降りるそうね?」
???「・・・そうだ」
レモン「まさか・・・あれがもう完成したの?」
???「試作は、な。実戦テストもふまえ・・・連中の力を肌で感じておきたい」
レモン「一人で大丈夫なのかしら? 私もつきあうけど?」
???「お前にはお前の仕事があるはずだ。・・・ランタオ島の件、どうした?」
レモン「仕込み中よ。・・・もうしばらくかかるわね」
???「・・・そちらは任せる。□□□を呼べ。出るぞ」
レモン「ロンド・ベル隊の戦力は以前よりも増強されているわ。いくら少数精鋭とはいえ、大丈夫なのかしら?」
???「・・・ガイゾックを使う」
レモン「彼らを? ・・・どうも好きになれないのよね、私は」
???「戦争は好きか嫌いかで行うものではない。それに、私は嫌いではない」
レモン「どうして?」
???「目的を達成するためだけに創られていながら、それがさも自分の意志のように自覚し、行動する・・・風体の問題ではなく、そのコンセプトはむしろ美しいとさえ言えるだろう。お前のWシリーズも・・・そうではないのか?」
レモン「私は反対なのよ・・・感情や判断力を個々に持たせるのは、ね。それによって引き出せる力は大きいけど・・・ひどく不安定だもの」
<<アクセル>>
アクセル「今のところW17は役に立っている。役に立っているうちは、問題ない」
<<ラミア>>
???「・・・潜入しているW17にもその心配が? ・・・だが、今のところ指令通りに事は片づいている。コロニー落としの失敗は、指令がいっていなかったからだろう」

レモン「・・・・・・」
???「立ち話はここまでだ。・・・行ってくる」
レモン「・・・いってらっしゃい、ヴィンデル・マウザー様。・・・向こうでは、この段階でしくじった。こちらでは・・・今度こそは・・・」
ヴィンデル「・・・私もそのつもりだ」

ネェル・アーガマ ブリッジ
リンダ「あと3時間でヨコスカに到着します」
ケーン「ブライト艦長、本当ですか!? D兵器の登録解除ができるって」
ブライト「ああ、長い間ご苦労だったな」
バニング「まだわからんぞ。トリントン基地の例もあるしな」
ノイン「向こうに着いたとたん、敵の攻撃で解除なし・・・ということもあり得る。ゆめゆめ、油断しないことだな」
ライト「お、脅かさないでくださいよ」
タップ「油断しないことって・・・仕掛けてくるのは敵の方からなんだから、油断もへったくれもないですよ!」
アムロ「バニング大尉と、ノイン特尉は別れがつらいのさ」
ケーン(俺は早いとこ別れてえ・・・)
ブライト「ん? ナデシコが遅れているな。プラートくん、回線を」
メグミ「こちら、ナデシコです」
ブライト「ミスマル艦長を頼む。・・・遅れているようだが、なにかトラブルでも?」
ユリカ「すみません、ちょっと制御システムの調子が悪いとかで。対処しながら進んでます」
ブライト「ヨコスカの基地までもう少しだ。そこまではもたせてくれ」
ミナト「は~い。ルリルリ、オモイカネのごきげんをとっといてね」
ルリ「わかりました」

ネェル・アーガマ MSデッキ
ドモン「・・・・・・」
アストナージ「どうした? ゴッドガンダムなら心配するな。メンテ用のデータをレインさんからもらってる。彼女ほどのスピードは出ないが、整備の心配はしなくてもいいぞ?」
ドモン「いや・・・違うんだ」
一矢「ドモン、気を落とすな」
ドモン「竜崎か。・・・フッ、地球人類滅亡を企んだ悪党が、たまたま俺の拳の師匠だっただけだ」
甲児「しかし、やりきれねえな。お師匠さん、最期には・・・」
ドモン「もういいんだ。俺はキング・オブ・ハートをあの人から受け継いだ。・・・師匠は俺の拳の中に生きているんだからな」
鉄也「はじめの頃は、ケンカっ早い乱暴者だと思っていたが・・・いい顔になったもんだな」
ドモン「フッ・・・いつまでも今のままではいられん」
ジュン「ケンカっ早い乱暴者? 誰のこと? 鉄也」
甲児「なあ」
鉄也「なんだと? どういう意味だ、ジュン」
ボス「台無しだわさ」
<<アクセル>>
アクセル(なんか・・・複雑だな。指令通りになって、誰が得するわけでもなかった。いったいありゃなんだったんだ?)
<<ラミア>>
ラミア(死んだ者が拳に宿る? ・・・死んだ者は死体にすぎん。しかし・・・)

〔警報〕
ハヤト「敵襲か!?」
リョウ「もう少しでヨコスカだというのに・・・!」
チボデー「へっ、ちょうどいいぜ・・・!」
ジョルジュ「少し・・・暴れたい気分ですからね」
ドモン「よぉぉぉぉぉし、いくぞっ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「あの忘れえぬ日々」
「ツヴァイザーゲイン」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

ブッチャー「ホ~ッホッホッホッホ! 来おった来おった!」
ブライト「あれは・・・ガイゾック!?」
勝平「しばらくおとなしいと思ったら! いくぞ、宇宙太! 恵子ぉっ!」
宇宙太「よっしゃあっ!」
恵子「いいわよ! 勝平!」
勝平「ザンボット・コンビネーション!」
〔味方ユニット出現〕
ブッチャー「さあ~て、前回の落とし前、つけさせてもらおうかのォ~!」
ブライト「各機、出撃して・・・ん!?」
???「・・・・・・」
アムロ「あれは・・・!?」
シロー「ゲシュペンスト・・・!?」
万丈「なぜゲシュペンストを・・・ガイゾックが!?」
勝平「へっ! 盗んだんじゃねえのか? ガイゾックなら、それくらいやるだろ」
<<アクセル>>
アクセル「ゲシュペンスト・・・ゲシュペンストが・・・ここに? ううう・・・」
ケーン「どうした?」
アクセル「ゲシュペンスト・・・ということは・・・」
<<ラミア>>
ラミア「ゲシュペンスト・・・だと!?」
タップ「おい、どうした?」
ラミア「いや、なんでもない。・・・だが、ここにあのパーソナルトルーパーがいるということは・・・!」

宇宙太「このガイゾック野郎! そのロボット、どっから持ってきやがった!」
ブッチャー「どこから持ってこようが、わしの勝手よ! そうじゃの、強いて言えば・・・バンドックの格納庫からかのォ~? ホォ~ッホッホッホ!」
豹馬「ふざけたこと言いやがって、ちきしょう!」
健一「言いたくなければそれでいい! 叩きつぶすだけだ!」
クワトロ「艦長、今はとやかく言っても始まるまい。出撃命令を」
ブライト「・・・うむ。プラートくん、ナデシコの到着は!?」
リンダ「あの・・・2~3分です!」
ブライト「よし! ここは我々で抑える! 各機出撃!」
<<アクセル>>
アクセル「くっ・・・!」
<<ラミア>>
ラミア(私の予感が当たっていれば・・・)

〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>

<2EP・敵増援1出現>

リンダ「ナデシコ、来ます!」
コウ「よし、これで・・・!」
〔味方戦艦出現〕
ユリカ「お待たせっ!」
ブライト「ミスマル艦長! ナデシコは大丈夫なのか!?」
ユリカ「だましだましですけど、1回くらいなら戦闘できます!」
ルリ「エステバリス隊、全機発進してください」
リョーコ「了解っ! いくぜえっ!」
ヒカル「ぶっとばすぞおっ!」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「おっしゃあ! 出撃!」

アカツキ「やれやれ、トラブルが続くね、どうも」
イズミ「青い百獣の王・・・虎、ブルー」
アキト「・・・百獣の王はライオン。・・・っとと、テンカワ・アキト、出るぞ!」
〔味方ユニット出現〕
ブッチャー「面倒くさいのォ~!」
ケーン「へへっ、俺たちの引退記念になるんだぜ? 派手にいこうぜ!」
ライト「賛成だね」
タップ「よっしゃ、一気にやろうぜ!」
オモイカネ「・・・・・・」
ルリ「・・・え・・・!? だめ・・・オモイカネ・・・それは敵じゃない・・・」
オモイカネ「・・・」
ルリ「ダメ!」
ミナト「どうしたの。ルリルリ?」
ルリ「艦長、ロンド・ベルに離れるように言ってください!」
ユリカ「どうしたの、何かあったの?」
ルリ「オモイカネが・・・!」
〔ユリカ&エステバリス隊、味方から敵へ〕
リョーコ「な、なんだ、コントロールが効がねえ!」
アキト「勝手に動く!」
アカツキ「おいおい、どうなってるんだい?」
ルリ「オモイカネがロンド・ベルを敵として認識しています」
ユリカ「ちょっとぉ! 何でそうなるんですかあ!?」
ブライト「どうした!?」
ユリカ「みんな逃げて! ナデシコ、コントロール不能です!」
アムロ「なんだって!?」

<3PP>
京四郎「どういうこった!? なんでナデシコとエステバリスが俺たちを狙う!?」
ブライト「ミスマル艦長、どういうことだ!?」
アキト「ユリカ! どうなってんだよ、こりゃあ!」
ユリカ「こっちが聞きたいです! ルリちゃん、どうなっているの?」
ルリ「オモイカネがロンド・ベル隊を敵と認識・・・ナデシコとエステバリスをコントロールしています」
アムロ「そんなことが!?」
ニナ「エステバリスの制御系も、ナデシコが掌握している・・・ちょっとエリナさん! なんとかならないの!?」
エリナ「なんとかなるならやってるわよ!」
ブライト「全機散開、今のナデシコとエステバリスは敵だ!」
甲児「『昨日の友は今日の敵』ってやつかよ」
タップ「引退記念は派手な方がいいって言ったけど、こりゃ派手すぎだぜ!?」
<<アクセル>>
アクセル「ブライトさん! ほんとに攻撃してもいいのか!?」
<<ラミア>>
ラミア「ブライト艦長、攻撃してもよろしいんでございましょうですか!?」

ブライト「ガイゾックも残っている! 戦闘不能にできればいい! 迷うな!」
ブッチャー「ほっほっほっほ! なかなか面白いことになっとるのォ!」

<3EP・敵増援2出現>
〔空間転移現象〕
〔敵ユニット出現〕

<<アクセル>>
アクセル「あ・・・あれは!?」
<<ラミア>>
ラミア「この機体・・・まさか・・・!?」

ヴィンデル「・・・ほう、あれがロンド・ベル隊か。なるほど・・・我々の世界よりも戦力は充実しているか」
ブライト「なんだ!? どこから現れた!?」
クワトロ「突然出現したように見えたが?」
アムロ「なんだ!? まさか・・・フレサンジュさん!」
イネス「説明・・・といきたいところだけど、大尉の思っている事とはおそらく違うわね。あれは・・・ボソンジャンプではない・・・独自の技術の可能性があります」
アキト「木星トカゲの技術!?」
ルリ「確かに、あの敵は木星トカゲと戦った時に現れました」
勝平「木星トカゲとガイゾックが手を組んだってのかよ!」
恵子「可能性は!?」
万丈「なんとも言えんね。ただ・・・敵だということは、はっきりしている・・・!」
ヴィンデル「面倒食らっているようだな。・・・通常転移は安定している。あとは・・・」
<<アクセル>>
アクセル「あの中央のでかい奴・・・どこかで・・・どこかで・・・」
ラミア「・・・あれは・・・アクセル隊長か。・・・ヴィンデル様」
ヴィンデル「うむ。機密通信回路の修理は済んでいるのだったな。・・・アクセル」
<<アクセル>>
アクセル「なんだ・・・通信? この前、敵からもらった通信回路・・・直通?」
ヴィンデル「・・・アクセル。私だ。任務とはいえ・・・ご苦労だな」
アクセル「は? 悪いけど、あんた誰だ?」
ヴィンデル「この通信が傍受される恐れはない。・・・見ての通りだ。ツヴァイザーゲインにあの装置を組み込むことに成功した。通常転移は安定している。次は・・・」
アクセル「ちょ、ちょっと待ってくれ! 人違いをしているんじゃないか? なんだかわけがわからないんだな、これが」
ラミア「アクセル隊長・・・おそらく自己暗示などで、完全に別人格となっているのだと思われます」
ヴィンデル「なるほど。奴は半端は嫌いな男だからな」
アクセル「な、なんだ?」
ヴィンデル(とはいえ、口調まで変わるものか・・・?)
<<ラミア>>
ラミア「ツヴァイ・・・ザーゲインだと!?」
アクセル「・・・あれはW17か。ヴィンデル」
ヴィンデル「ああ。機密通信回路の修理は済んでいるのだったな。・・・ラミア」
ラミア「ヴィンデル様・・・その機体・・・まさか完成しちゃってたりするのでございましょうか?」
ヴィンデル「なに・・・?」
アクセル「そうだったな。・・・奴の言語回路はイカれている。W17、普通にしゃべれ」
ラミア「わかった。・・・見たところ・・・安定しているようだが?」
ヴィンデル「・・・見ての通りだ。ツヴァイザーゲインにあの装置を組み込むことに成功した。通常転移は安定している。次は・・・」
ラミア「いよいよ・・・動くというのか?」
アクセル「そうだ。これから指令も多くなるだろう。・・・よかったな、指令がなければ何もできん貴様も、これで安心できるというものだろうが」
ラミア「・・・ああ」(だが・・・なぜ安心感がわかない? もしかしたら・・・情緒を司る感情中枢も破損しているのか・・・?)

ライト「ん・・・?」
ケーン「ライト、どうした?」
ライト「・・・いや、D-3がおかしな周波数の電波を拾った。・・・なんだ?」
シロー「○○○の様子が・・・!? おい! ○○○!」
<<アクセル>>
アクセル「・・・・・・」
ヴィンデル「まいい。実戦テストもかねて、ここまでやってきたのだ。アクセル・・・つきあってもらうぞ」
アクセル「ヴィンデル! なにを言っているのか、俺にはわからん! 空間転移装置が、その機体に装備されているなん・・・ううっ!?」(ヴィンデル・・・ヴィンデル・マウザー・・・空間転移・・・シャドウミラー・・・! 俺は・・・俺・・・は・・・!!)
<<ラミア>>
ラミア「これ以上は怪しまれる。・・・どうすればいい?」
ヴィンデル「実戦テストもかねて、ここまでやってきた。W17・・・つきあってもらうぞ。それに、しかたないとはいえ、人形ごときに不遜な口のきき方をされるのは不愉快でな」
ラミア「・・・すまん」
アクセル「フッ・・・」

十三「なにボサッとしとんのや! いくでえっ!」
鉄也「敵だということはわかっている! ナデシコの件もあるっ! ボヤボヤしているヒマはないぞ!」
甲児「おおよ! ブライトさん、かまわねえよな!?」
ブライト「・・・態勢を立て直せ! 正体不明の軍を攻撃する!」
ヴィンデル「この装置の復元によって、我々はいよいよもって動き出すことができる・・・こちら側では・・・あの時のような不覚はとらんぞ、ロンド・ベルよ!」
<<アクセル>>
ラミア「私が先に仕掛けます・・・アクセル隊長、本気で・・・いきます」
アクセル(俺は・・・地球連邦軍・・・特別任務実行部隊シャドウミラーの・・・!)
<<ラミア>>
アクセル「俺が先に仕掛けよう。・・・W17、本気でいくぞ。ここでバラバラにならんよう、気をつけるのだな・・・!」
ラミア「地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー・・・特殊処理班隊長アクセル。・・・こい。なぜか私は機嫌が悪い。なにかあっても恨まないでもらう・・・!」
ヴィンデル「面白い、面白いぞ、W17!」


<ユリカorエステバリス隊のいずれかが戦闘(1回目)>
ブライト「おい、本当に何とかならないのか」
ルリ「なりません。こちらのコントロールを拒否しています」

<ユリカorエステバリス隊のいずれかが戦闘(2回目)>
ブライト「やむをえん。敵を前に黙っているわけにはいかない。こちらも攻撃するぞ!」
ミナト「ちょっ、ちょっと。ブライト艦長ぉ!?」
鉄也「やるしかないか」
豹馬「超電磁スピンで・・・あのなんとかフィールドをぶち抜いて・・・」
一平「健一! 天空剣ならどうだ!?」
健一「あのフィールドは斬り裂けるはずだ!」
ドモン「ゴッドフィンガーで・・・」
プロスペクター「みなさんやる気満々ですな。頼もしい」
ユリカ「ちょっとぉ! やさしく! やさしくお願いしまぁすッ!」
ブライト「対ショックと脱出を忘れるな!」
ユリカ「なんでこうなるのぉ!? ルリちゃん!」
ルリ「今やってますけど・・・ここは素直に墜ちといた方がいいと思います」
リョーコ「冗談じゃねえぞ!」
アキト「くっそお! ええと、脱出装置は!?」
アカツキ「こうなっちゃ、しかたない・・・お手柔らかに頼むよ」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「おのれ、悪の異星人め、こしゃくな手を使いおって!」
ルリ「異星人は何もしてません・・・」

イズミ「・・・楽しかった思い出・・・あの夏の日・・・おばあちゃん・・・」
ヒカル「イズミちゃん! 早い早い!」

<アクセルvsヴィンデル>
ヴィンデル「お前とも久しくやりあっていなかったな! 遠慮はいらんぞ! この機体を破壊するつもりでかかってこい!」
アクセル「・・・ヴィンデル・・・! やっと思い出した・・・お前は・・・!」

<ラミアvsヴィンデル>
ヴィンデル「W17・・・レモンはお前のことを気に入っているようだが、私は自分で確かめたことしか信じないのでな。・・・最新型の性能、見せてもらおう」
ラミア「・・・その最新型も・・・どうやらおかしくなり始めたらしい」
ヴィンデル「・・・?」

<ヴィンデル撃破orHP30%以下or6EP>
ヴィンデル「なるほど・・・ロンド・ベル・・・やはり、こちらでも、我々の前に立ちふさがるのはこいつらか。試運転としては上々か」
<<アクセル>>
アクセル「ヴィンデル・・・俺は」
<<ラミア>>
ラミア「私は・・・」

ヴィンデル「・・・待つがいい。もう少しだ。我々の世界でなし得なかったこと・・・こちらでは可能にしてみせよう。・・・次の指示を待て。レモンも動いている」
<<アクセル>>
アクセル「レモン・・・レモン・ブロウニング。あいつが・・・」
<<ラミア>>
ラミア「レモン様が?」

〔空間転移現象〕
〔敵ユニット離脱〕

ドモン「また・・・かき消えた!?」
コウ「新しい・・・敵・・・!」
バニング「まったく見当がつかんな。ただ・・・ゲシュペンスト・・・ということは、地球人なのか?」
<<アクセル>>
アクセル(地球人・・・そう、地球人だ)
<<ラミア>>
ラミア(その通り・・・地球人だ。私は・・・違うがな)


<アキト撃破>
アキト「味方にやられるなんて! 脱出!」

<ガイ撃破>
ガイ「これは戦術的後退だ! 脱出装置ィッ、オォーーーーンッ!」

<リョーコ撃破>
リョーコ「ったく、どうしてこうなるんだよ。ちきしょう!」

<ヒカル撃破>
ヒカル「脱出脱出脱出ーっ」

<イズミ撃破>
イズミ「それではみなさん、また会いましょう」

<アカツキ撃破>
アカツキ「やれやれ、とりあえずは解放されるか。・・・脱出する!」

<ユリカ撃破>
ルリ「相転移エンジン被弾、出力急速低下!」
ユリカ「ミナトさん! 手動でコントロールできますか!?」
ミナト「やるしかないわね。・・・ちょぉっと揺れるわよぉ!」
メグミ「ブリッジより各ブロックに連絡します! 総員、対ショック用意してくださいっ!」
〔敵ユニット撃破〕
ブライト「ミスマル艦長、無事か!?」
ユリカ「は、はぁ、なんとか・・・」
プロスペクター「いやはや、なんとも」
ブライト「よし、残った敵を掃討する! ナデシコの救助はそのあとだ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ナデシコ ブリッジ
ブライト「ミスマル艦長、ナデシコは大丈夫か?」
ユリカ「何とか・・・今は動けませんけど」
ウリバタケ「何とか応急修理して、ヨコスカまでは飛ばせるようにしないとなあ」
ニナ「私も行くわ。コウ、あなたもお願い」
コウ「わかった」
アストナージ「こりゃ総動員だな」
ケーラ「あたしも手伝うよ、アストナージ」
プロスペクター「申し訳ありませんねえ」
アカツキ「やれやれ」
アキト「撃墜されたエステバリスの回収もしないと」
万丈「でかい機体で対処しようか。ダイターンと、ザンボット、それからコン・バトラーにボルテスあたりか」
勝平「了解。よっしゃ、拾いにいこうぜ、宇宙太、恵子!」
大作「急ぐたい、豹馬」
豹馬「よっしゃ、ひとっ走り行ってくらあ」
めぐみ「健一!」
健一「よし、行こう」
ユリカ「踏みつぶさないようにお願いしまぁ~す!」
クワトロ「これで目処が立つといいが・・・」
ルリ「まだです。・・・問題はオモイカネです。まだネェル・アーガマを敵として捕捉したままなんです」
リョウ「え? どういうことだい?」
イネス「説明しましょう。ナデシコは以前、ロンド・ベルと敵対関係にあったのはみなさんご存じね。その時の記録がオモイカネに、まだ残っているのです」
アムロ「それで僕たちを敵と認識して攻撃してきたのか」
チボデー「ぶっそうな話だぜ。緊急停止も受けつけねえなんて、そんなプログラム、どうしてさっさとデリートしなかったんだ?」
ルリ「オモイカネは学習型コンピュータです。過去の出来事を学習し、レベルアップします」
ノイン「うかつにリセットはできないというわけか」
甲児「けどよ、今までは何ともなかったじゃねえか?」
鉄也「そうだ。なぜ今になって急にそのデータがこんな形で現れたんだ?」
プロスペクター「これは私の勝手な推測ですが・・・連邦軍の再編成が原因ではないかと」
シロー「どうして再編成とこれが関係あるんだ?」
ギャリソン「よろしいですかな? ホシノ様のお言葉ですと、オモイカネはナデシコのコンピュータとして、乗員を守ろうとしたのでございましょう」
ライト「なるほどね。自律型のコンピュータなら当然だろうが・・・今までは大丈夫だったぞ?」
ケーン「そうだぜ。なんで今になって、しかもこんなタイミングで?」
ルリ「関係があるのか、わかりませんけど・・・ガイゾック軍の中にいた、ゲシュペンスト・・・あれを認識してから、完全にこちらの制御を離れてしまったような気がします」
カミーユ「ゲシュペンスト・・・そうですよ、あのパーソナル・トルーパーが、なぜ異星人に使われているのか・・・それも解決していない」
ハヤト「待てよ。あれはギガノスの基地を攻撃した時にも・・・出てきたぜ?」
※※ムサシが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ムサシ「う~ん」

ベンケイ「どういうことなんだ?」
ルリ「ゲシュペンスト・・・オモイカネはあれを連邦軍の兵器として認識しているんです」
ノイン「連邦の正式採用機はD兵器量産型・・・ドラグーンだ。ゲシュペンストは試作が3機のみ。登録は行われていないが?」
タップ「それを言っちゃあ、どう考えても、今まで戦った数は3機じゃきかないぜ?」
リンダ「わからないわね・・・」
ブライト「ともかく、今はナデシコの復帰が最優先だ。その制御プログラム・・・オモイカネはどうなりそうだ?」
ドモン「言うことをきかないようなコンピュータならば、ぶち壊してしまえばいい」
エリナ「むちゃなこと言わないで、ナデシコの全システムはオモイカネが統括しているのよ」
ジョルジュ「おだやかではありませんね、ドモン。ならば、プログラムを書き換えるという方法はどうなのです? マドモアゼル・ルリ?」
ルリ「・・・反対です。今までの学習データが失われることになります
ブライト「しかし、今のままでは、攻撃手段が修復次第、ナデシコはまた我々を攻撃する」
京四郎「俺たちが敵であるというデータを完全に抹消しなければ話にならねえぜ?」
ルリ「・・・都合の悪いことは忘れてしまえ・・・大人ってずるい」
クワトロ「忘れられるならば、その方がいい場合もある。都合の良し悪しはあまり関係がない。ホシノくん・・・それをずるいと感じるかは、個人の感情にすぎん」
アムロ「・・・・・・」
ルリ(やっぱり・・・この人・・・怖い)
アルゴ「・・・敵意をもって銃口を向けているものを、そのままにしておくことの方が問題だ」
ユリカ「ルリちゃんだって、このままオモイカネがロンド・ベルを攻撃するのがいいと思っているわけじゃないでしょう? なんとかしないと・・・」
ルリ「・・・説得します。正しくは、オモイカネの自我意識を修正して問題をなくします」
ブライト「できるのか?」
ルリ「やってみます」
ロペット「私モオ手伝イシマス」
一矢「ロペット!?」
ロペット「私モコンピュータデス。コンピュータ同士、話ガ通ジルカモ知レマセン」

ネェル・アーガマ ブリッジ
〔通信のコール音〕
リンダ「三輪長官から通信です」
三輪「なにをやっておるかっ! 予定の時刻はとっくに過ぎておるのだぞ! いつになったらヨコスカに到着するッ!」
ブライト「申し訳ありません。途中でガイゾックと交戦、敵の攻撃により、ナデシコが一時航行不能におちいりました」
ノイン「現在修理中です」
三輪「たるんどる! そんなことだからガイゾックなどにやられるのだ! とにかく修理が終わり次第、ヨコスカまでこい! 以上、通信終わり!」
ブライト「・・・これはナデシコの問題を解決しなければ、とてもヨコスカまでは行けんな」
アムロ「オモイカネの説得はまだ終わらないのか?」
バニング「もう・・・かれこれ3時間か」
クワトロ「艦の修理は?」
万丈「今日いっぱいでなんとかなりそうだよ、大尉」
ギャリソン「メカマルを多めに持ってきておいてよかったですな」
ブライト「あとは・・・オモイカネか」

ナデシコ ブリッジ
オモイカネ「・・・私は覚えている。ロンド・ベルと戦った日のことを」「・・・私は忘れない。あの日のことを」
ルリ「でも、大人はみんな忘れてしまえと言っている・・・今の自分たちには都合が悪いから、忘れてしまえ、と」
ロペット「ルリサン、ソレハ違イマス。忘レロトハ言ッテイマセン。縛ラレルナト言ッテイルノデス」
ルリ「縛られる・・・?」
ロペット「私ハ脳波測定用ロボットデス。コン・バトラーチームノ脳波ヲ常時計測シテイマス」
オモイカネ「・・・」
ロペット「人間ハメッタナコトデハ忘レマセン。シカシ、その記憶ヲ元ニ新タナ力ヲ生ミマス」
ルリ「新たな力・・・?」
ロペット「失敗ヲ元ニ成功ニツナゲ、ケンカノ果テニ、ヨリ強イ友情ヲ培ウ。人間ハ、悪イ記憶ヲ、ソレヲ超エル良イ記憶デ包ミ込ム」
イネス「失敗は成功のもと、過去は未来の糧となり、未知なる未来を現実のものとする・・・ということね」
オモイカネ「・・・」
ロペット「オモイカネサン、アナタノデータハ記憶デス。アナタガ次ナルレベルニ達スルタメニモ忘レテハイケナイ」
ルリ「・・・・・・」
ロペット「デモ、ソノデータヲソノママ使ウコトシカデキナケレバ・・・アナタハコンピュータデハナク、タダノデータベースニナッテシマイマス」
ウリバタケ「・・・こいつ、本当にロボットか!? 中に人が入ってんじゃねえのか?」
小介「ロペットは間違いなくロボットですよ」
ロペット「ルリサン、オモイカネノ端末ニ、私ヲツナイデクダサイ」
ルリ「どうするの?」
ウリバタケ「そうか、直接プログラムと話そうってのか」
エリナ「そんなことができるの?」
ロペット「マカセテクダサイ」
イネス「説明しましょう。ロペットくんは直接人間の脳波を測定し続けている。そのため、彼のプログラムもまた、その影響を強く受けていると考えられます」
小介「正しくはコン・バトラーチームの心の影響ですけどね」
ニナ「昔、人の心は電気信号で表せる・・・・って本で読んだことがあるけど」
エリナ「だとすると、彼のプログラムは限りなく人間の心に近いのかもね」
ロペット「ホメ言葉ト受ケトッテオキマス」
ウリバタケ「頼むぞ。ナデシコにきてからずっとオモイカネとつきあってきたルリちゃんと、ロペットが一緒になって説得するんだ」
小介「これで説得されなかったら、オモイカネは宇宙一頑固なコンピュータだよ!」
ウリバタケ「接続・・・完了っと。頼むぜ、コンバインくらいすんなりといってくれよ・・・!」
ロペット「ルリサン、オ願イシマス。・・・オソラク、最後ノ要ニナルノハアナタデス。オモイカネヲ・・・ズット想ッテイタ、アナタデス・・・」
ルリ「・・・・・・」

ネェル・アーガマ MSデッキ
○○○「・・・・・・」
ベンケイ「あれ、どうしたんだ、○○○のやつ」
アストナージ「戦闘が終わってから、ずっとコクピットに閉じこもりっきりなんだ」
甲児「なんだか・・・あれ以来、ようすがおかしいんだよな」
さやか「あれ以来って?」
甲児「ほら、ガイゾックとかと一緒にいた、謎の敵のことさ」
コウ「なにか関係があるんだろうか」
ライト「・・・俺も引っかかってるんだよな」
ケーン「なにが? おいおい、ライト、除隊前にゴタゴタはごめんだぜ?」
ライト「ああ。D-3が拾ったんだが、周波数不明の電波を・・・△△△△△△が受信してたようなんだ」
鉄也「どういうことだ?」
ライト「詳しいことはわからない。ただ・・・」
<<アクセル>>
シロー「彼の記憶に関係があるのかもしれないな」
アイナ「そういえば彼は記憶喪失なんですよね。そんなそぶりが見えないから、忘れてました」
<<ラミア>>
シロー「彼女には不明な部分が多い・・・もしかしたら・・・」
アイナ「シロー、彼女はよくやってくれています。疑うなんて・・・」

タップ「お~い!」
ジュン「どうしたの?」
タップ「ナデシコのコンピュータ・・・オモイカネの修正が無事済んだってよ! これでヨコスカに行けるぜ!」
京四郎「ふう、よかったぜ。あんな状態のナデシコ見せたら、三輪の野郎、その場で撃ち落とせなんて言いかねないからな」
一矢「まったくだ。・・・よし、これで艦の補修さえ終われば出発できそうだな」

ネェル・アーガマ MSデッキ
<<アクセル>>
アクセル「・・・地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー・・・特殊処理班隊長・・・アクセル・アルマー。そうだ・・・俺は・・・そうだったのだ・・・」
<<ラミア>>
ラミア「・・・長かったな。あとは指令を待ち、任務をこなすだけだ。・・・なぜ、いつものように待つだけなのに、焦りを感じている? なぜ・・・情緒が安定しない・・・? 私の身体は・・・どうなってしまったのだ・・・」

【シナリオエンドデモ終了】


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