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No.26B
永遠への回帰
リターン・トゥ・フォーエヴァー

【シナリオデモ開始】
ナデシコ ブリッジ
ルリ「資源衛星MO-III・・・もう少しかかります」
ユリカ「ごめんね、ルリちゃん。艦の操縦から通信まで、全部やらせちゃって・・・」
ルリ「仕方ないです。ミナトさんとメグミさんが戻ってきてないので」
プロスペクター「・・・お二人は無事ですかねえ・・・。アクセルさんも敵のスパイだったなんてことがわかったわけですし・・・まったく先行き不安ですなあ」
アムロ「だが、最後は僕たちの味方をしてくれた・・・ひとつ、ひとつ片づけていくしかない」
カミーユ「同感です。・・・特にシャドウミラーですか? あんなふざけた連中を野放しにしておいちゃいけない・・・!」
リョーコ「戦い続けるのがバランスのとれた、理想の世界か」
エリナ「戦いのたびに技術は進歩していった・・・間違ってはいないわね」
アカツキ「・・・ま、それでネルガルは社員を食べさせているわけだし、君らパイロットも仕事にあぶれることはないわけだ。・・・そう言われれば理想的な世界と言えるのかもね」
ヒカル「そうなの? あたしはそうは思わないけど・・・」
マリア「あたしも。・・・兄さん、こんなのって理想の世界なんかじゃないわよね」
大介「・・・難しい質問だな、マリア」
プロスペクター「誰にとって理想か、という点につきますな」
大介「ええ。戦争を望む者にとっては理想かもしれないが・・・そうでない者たちにとっては、地獄でしかない」
アムロ「シャドウミラー・・・彼らはそれがわかっていない」
アカツキ「共感できるところはあったがね。理想も正義も、しょせんは個人的なものさ。人や組織によって無数にあるんだからね」
ちずる「冷めてるのね」
豹馬「気にいらねえな」
アカツキ「気に入られなくて結構。冷めてるというより、より現実的な見方をしていると言ってほしいね」
大介「・・・・・・」
アキト「宇門さん、あなたは俺と初めて会った時・・・自分の正義、と言いましたよね? あれも・・・」
大介「テンカワくん、それはね・・・」
ルリ「レーダーに反応。資源衛星MO-IIIに動きがありました。ナデシコ接触まで、あと4分30秒」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「永遠への回帰」
「リターン・トゥ・フォーエヴァー」


【戦闘マップ開始】
マリーメイア兵「ナデシコがこちらに向かっています」
デキム「やっと気づいたか。だが、もう遅い。やつらがこの資源衛星に来た時は、地球の支配者はわっているのだ。サーペント部隊出撃!」
マリーメイア兵「了解、地球側ゲート・オープン!」
〔敵ユニット出現〕
マリーメイア「それではリリーナさん、参りましょう」
リリーナ「・・・・・・」
マリーメイア兵「前方に、未確認モビルスーツ!」
デキム「なんだと!? ロンド・ベル隊が間に合うはずがない!」
〔味方ユニット出現〕
ゼクス「・・・そこまでだ!」
デキム「トールギス・・・!}
リリーナ「・・・!!」
ゼクス「こちらはプリベンター・ウインドだ。・・・ここは簡単に通してやるわけにはいかん・・・!」
デキム「ゼクス・マーキス! 生きているという噂は聞いていたが・・・まさかこんな時に・・・!」
リリーナ「お兄さま!?」
ゼクス「最近まわりが騒がしい・・・特に身内が関わっているとなれば、おとなしく棺桶で眠っているわけにもいかんのでな。デキム・バートン、今すぐ降伏し、武装を解除しろ!」
デキム「フン、撃てるものなら撃ってみるがいい。我々の切り札が、このサーペントだけではないことを思い知ることになる」
ゼクス「なに?」
デキム「我々は、ギガノスの機動要塞を地球に落とす準備がある」
ゼクス「コロニーに比べれば小物だ」
デキム「そうかな。あれには、10発の核が積んである。落下と同時にすべて爆発するようにしてある」
ゼクス「なんだと!?」
デキム「落下場所は、デラーズがいい場所を教えてくれた」
ゼクス「・・・星の屑作戦当初の目標・・・北米の穀倉地帯か」
デキム「その通りだ。機動要塞の落下と核の汚染により地球最大の穀倉地帯が死の大地と化すのだ」
ゼクス「正気か・・・貴様・・・!」
リリーナ「地球に核を満載した軍事要塞を落とす? 今すぐやめなさい。そんなことをしてやダメよ」
マリーメイア「リリーナさん、落ち着きになって。・・・すべての人類が私にひざまづけば、こんなことしなくてもすむのです」
リリーナ「そんなことが、本当に実現できると思っているの?」
マリーメイア「もちろん」
デキム「さぁ、どいてもらおう、ゼクス」
ゼクス「ギガノス機動要塞をロンド・ベル隊が攻撃しているのは知っている。彼らならやってくれるだろう」
マリーメイア「ならば・・・これでも撃てますか!?」
〔敵ユニット出現〕
リリーナ「お兄さま!」
ゼクス「・・・リリーナ!?」
デキム「撃てるか! ゼクス・マーキス!」
ゼクス「・・・リリーナ・・・! しかし・・・ここでデキムを行かせるわけには・・・!」
デキム「・・・今だ! サーペント部隊、出ろ!」
〔敵ユニット出現〕
ゼクス「しまった!」
デキム「よし! 迎撃部隊を残し、降下部隊は地球降下を開始しろ!」
マリーメイア「ゼクス・マーキス・・・こちらでゆっくりとしていらしてください・・・」
〔デキム、地球方面へ移動〕
ゼクス「待てっ!」
リリーナお兄さま! ・・・ヒイロ・・・!」
〔敵ユニット離脱〕
〔サーペント部隊、地球へ降下〕

ゼクス「くっ・・・だが、これ以上はいかせん・・・!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
ゼクス「む・・・!? ヒイロか!」
ヒイロ「・・・・・・」
デュオ「よう、ゼクスのダンナ!」
カトル「抑えていてくれたんですか!?」
ゼクス「ああ・・・と、言いたいところだが、主力の降下を防げなかった。・・・人質をとられ、不覚をとってしまった・・・」
ヒイロ「・・・人質? まさか・・・リリーナか?」
ゼクス「そうだ」
ヒイロ「・・・・・・」
トロワ「ヒイロ、追う前にやらねばならないことがある。・・・リリーナ・ドーリアンは奴らにとっては切り札だ。そう簡単には始末すまい」
ヒイロ「・・・・・・」
ゼクス「・・・その通りだ。資源衛星MO-IIIに残った残存勢力を一掃する!」
カトル「降下状況は連邦地上軍がキャッチしているはずです。大丈夫だと思いますが・・・」
デュオ「そういうことなら、せっかくのパーティだ! ・・・ハデにやろうぜ!」

<3PP・敵増援1出現>
トロワ「敵の増援だ・・・思った以上に敵戦力は残っているようだな」
〔敵ユニット出現〕
デュオ「へっ! まとめて面倒見てやるぜ!」
カトル「ちょっと待ってください! あれは!?」
シャドウミラー兵「・・・・・・」
ヒイロ「・・・シャドウミラーといったか」
ゼクス「ああ、これだけの戦力・・・単に降下のための時間稼ぎのつもりではないようだな」
トロワ「関係ない。こいつらを倒し、地球へ降下する」
ヒイロ「どいてもらうぞ・・・!」
カトル「すぐにロンド・ベル隊の機動戦艦ナデシコが到着します! 無茶はしないで!」

<4PP・味方援軍2出現>
〔味方戦艦出現〕
アムロ「間に合ったか?」
カトル「あれは・・・ナデシコですか!」
勝平「お、やってるやってる!」
宇宙太「地球に降りようって連中はなんとかできたみてえだな」
ゼクス「こちら、プリベンター・ウインドだ。残念ながら、主力部隊の降下を許してしまった」
豹馬「マジかよ!」
ちずる「じゃあ、ここにいるのは・・・主力じゃないの!?」
デュオ「らしい。そんなわけで、早いところ主力を追っかけてえんだ」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「かあ~、やってられねえぜ」

ヒカル「文句言ったって、敵が減るわけじゃないよぉ」
リョーコ「んじゃま、とっとと片づけるか!」
コウ「出撃します!」
アキト「やるしかないか・・・! ルリちゃん、降下部隊はどうなってる?」
ルリ「・・・ミノフスキー粒子の濃度が濃く、細かい部分はわかりませんが・・・降下ポイントから見て、間違いなく狙いは南米、ジャブローです」
万丈「頭を抑えに来たか。・・・よし、いくぞ!」
〈出撃ユニット選択〉
ゼクス「感謝する、ロンド・ベル隊」
デュオ「足引っぱるんじゃねえぞ!」
リョウ「そのつもりはない。君たちこそ、な」
ヒイロ「・・・無駄口を叩いている暇はない。攻撃を続行する」
???「・・・・・・」
アムロ「・・・ん?」(なんだ? これは・・・悪意? いや、もっと複雑な感情が入り乱れている・・・誰なんだ?)

<4EP・敵増援2出現>
ラミア「やはり・・・この部隊は強い・・・よし、そろそろ出番だ」
五飛「ああ。もとよりそのつもりだ・・・!」
〔空間転移現象〕
〔敵ユニット出現〕

カミーユ「・・・シャドウミラー! そして・・・ガンダム!?」
ラミア「ここまでは指令通りだ。邪魔をするならば排除する」
トロワ「・・・残っていたのか」
ヒイロ「・・・五飛・・・!」
五飛「貴様らを地球に行かすわけにはいかん!」
ヒイロ「五飛、そこをどけ」
ノイン「五飛・・・なぜ敵に加担する!」
五飛「・・・俺は、犠牲の上に成り立つ、平和という名の正義が、本当に正しいか確かめたいだけだ! そのために、俺は悪になる!」
アキト「平和という名の正義・・・だって!?」
五飛「貴様らは、正しいのか!?」
ヒイロ「・・・なに?」
五飛「貴様らは、正しいのかと聞いているッ!」
リョウ「みんなが平和な世界を望んでいる! そのために戦っているんだ!」
万丈「漠然とした言い方しかできないが、僕たちはいつもそういう気持ちさ」
十三「それが正しい考え方とちゃうんかい!」
五飛「俺は平和を認めない・・・! ましてやリリーナの唱える平和など! 兵器を捨て、戦いを捨てればそれが平和という考えは、間違っている!」
ヒイロ「お前が戦えば戦うほど、平和の威勢が無駄になっていく・・・! もう気づいているはずだ、五飛!」
五飛「だから戦士はいらんのか!? 戦争のためだけに生きた兵士は切り捨てるのか! かつて、英雄とまで呼ばれながら、戦争が終わったあとは危険人物として扱われた者を俺は知っている!」
アムロ「・・・・・・」
リョーコ「・・・だけど、戦争を恐れて、コロニーを力で押さえつけようとした連邦は・・・結果、グリプス戦役の火種をつくっちまった・・・なるほどな」
五飛「そうだ、俺もシャドウミラーも、兵器として扱われた人間たちの代弁者だ! 俺たちは貴様らを含む兵士・・・すべてのために戦っている! 俺たちは貴様らを含む兵士・・・すべてのために戦っている!」
ユリカ「違います! あなたの考え、間違ってます。おかしいです!」
ラミア「くだらん。なぜ正しいのか、誤っているかなどにこだわる・・・?」
ヒイロ「・・・貴様になど聞いていない。五飛・・・それが、お前の言う、せいぎなのか・・・!」
五飛「そうだ、ヒイロ・ユイ・・・! いくぞロンド・ベル、俺に本当の正義を見せてみろ!」

<ヒイロvs五飛>
ヒイロ「五飛、自爆スイッチを押せ」
五飛「俺と貴様はこうして戦っている。戦っている時こそ、貴様も俺も充実してるのではないのか? 自爆はそれを否定することだ!」

<ライバルHP40%以下>
ラミア「ここまでだな。機体ダメージ40%オーバー・・・足止めはできた。アクセル隊長さえまともであれば、こんな事もなかったろうが・・・任務はとりあえず成功と言ったところか」
〔敵ユニット離脱〕
ヒカル「逃げたぁ!」
ジャック「エスケープネ
万丈「できることなら捕らえて、アクセルくんのことを聞きたかったが・・・」
アムロ「必ず、また会うことになるだろう・・・今あせても仕方がない・・・!」

<五飛撃破orHP30%以下>
五飛「うおおおっ、ナタク・・・! まだ落ちるな!」
ヒイロ「お前が戦えば戦うほど、平和の犠牲が無駄になっていく・・・! もう気づいているはずだ、五飛!」
五飛「だから戦士はいらんのか!? 戦争のためだけに生きた兵士は切り捨てるのか!」
リョウ「戦争が終われば、元の生活に戻ればいいだけだ!」
五飛「違うな! 俺たちは、いや、ここにいる兵は皆、同類だ! 戦場でしか、己の存在意義を見いだすことができんのだ!」
アキト「勝手なことを言うな! 誰が好き好んで戦争なんかするもんか! 俺は地球を救うために・・・もう火星都市のみんなみたいな人たちを出さないために戦ってるんだ!」
五飛「それが戦う者の意志、存在意義だ! 侵略するために戦う、平和のために戦う・・・戦争であることになんの変わりもないっ!」
アムロ「・・・それがシャドウミラーの考え方か。意志や理想に関係なく、戦争が起こるのなら・・・絶えず戦争をしていればいい・・・」
アキト「そんな! そんなことは間違ってる!」
五飛「間違っていると考えるのは個人の意志に過ぎないっ! 真実はひとつだ!」
デューク「・・・そうだ。正義とは結局、個人の思想に過ぎない・・・!」
アキト「え!?」
アカツキ「・・・ほう」
デューク「テンカワくん、出撃前の君の質問に答えよう。アカツキくんが言うように・・・正義は、個人や組織、それぞれに無数に存在する。そして、そのほとんどが、どれも正しい」
ヒイロ「・・・・・・」
デューク「そのガンダムに乗ったパイロットの言っていることもだ」
マリア「兄さん!?」
アキト「でも・・・それじゃあ・・・」
デューク「だが、僕の信じる正義はこうだ。戦うことによって悲しむ人々が生まれる戦争・・・それだけはしてはならない。だが、敗れることによって、悲しむ人々が生まれるならば・・・どんな戦争であっても戦い、そして勝たなければならない・・・! それが僕がいま、戦う意義だ・・・!」
五飛「きれいごとを!」
ヒイロ「違うぞ、五飛・・・! 兵士は、平和のために戦っているはずだ。彼らが創ろうとしている世界を信じてみろ・・・! シャドウミラーが生むものを考えてみろ!」
五飛「・・・!」
ヒイロ「五飛、もう一度言う・・・自爆スイッチを押せ・・・!」
五飛「くぅぅっっっ!」
〔敵ユニット離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

ルリ「ガンダム2機、地球へ降下していきます」
ユリカ「ルリちゃん、モニターよろしく! 資源衛星の残存部隊全滅が最優先です!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ルリ「敵残存兵力・・・反応ありません」
ユリカ「よし、こっちは抑えたみたいね」
プロスペクター「とは言うものの・・・主力を逃がしてしまったのでは、当初の目的は半分くらいしか達成しておりませんなあ」
デュオ「その半分・・・片づけにいこうかね!」
ノイン「待て! ネェル・アーガマとの合流を待って・・・」
ゼクス「そんな時間はない。・・・それに我々プリベンターは、軍とは独自に動いている。・・・すまん、ノイン」
カトル「ボクたちは行きます!」
トロワ「話しているだけで、時間のロスになる」
〔味方ユニット離脱〕
勝平「ちょっと! 追わねえのかよ、ユリカ姉ちゃん!」
ユリカ「う~ん・・・合流してからでないと・・・」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ジャブロー 管制室
連邦兵「地球各地の連邦軍基地に、敵の降下部隊を確認! ギガノス軍、マリーメイア軍・・・所属不明の機体もあります!」
三輪「うぬぬ、連邦をなめおって! すべて撃破しろ、うち落とせいっ!」
〔通信のコール音〕
ヴィンデル「それは無理だな」
三輪「なに!?」
連邦兵「電波介入です!」
ヴィンデル「地球連邦軍長官・・・三輪防人殿とお見受けする」
三輪「何者だ、貴様! 所属と姓名を言わんか!」
ヴィンデル「私が何者かなどより、もっと重要なことがある。・・・ただいまより、ジャブローはマリーメイア・クシュリナーダ配下の軍によって占拠させてもらう」
三輪「なんだと!?」
連邦兵「三輪長官、各地の基地から救援の要請が!!」

トリントン基地 管制室
シャドウミラー兵「報告します、トリントン基地の制圧を完了」

キリマンジャロ基地 管制室
シャドウミラー兵「キリマンジャロ基地、完全に沈黙しました」

ジャブロー 管制室
三輪「そんなバカな・・・! いくら戦力が衰えたとはいえ、誇りある連邦軍がこんなにも、たやすく・・・」
ヴィンデル「抵抗は自由だ。賢明な判断を期待する・・・」
三輪「待て、貴様! おいっ!」

???
ヴィンデル「各基地、各軍で工作員が活動を開始している。・・・ジャブローの全コントロールを手にするのも、時間の問題だ」
レモン「・・・ふふ、異星人、地底人たちは、ベガ星連合軍を通して、連絡がいっているはず・・・これで各スーパーロボット研究所もおしまい・・・」

プリベンター本部
連邦兵「ジャブロー基地の半数以上が制圧されています」
レディ「このままでは・・・しかし、まだロンド・ベルが残っている・・・」
連邦兵「しかし、いくらロンド・ベルが連邦最強といっても」
レディ「信じるしかない・・・彼らは、希望と共にいる部隊なのだから・・・」

ナデシコ ブリッジ
ルリ「ギガノス機動要塞の破壊を確認」
アムロ「やったか、ブライト」
ユリカ「さっすがブライト艦長! あとはチャッチャと合流して、地球降下作戦にゴーです!」
コウ「合流までにどれくらいかかるんです?」
ルリ「おそrかう20分ほどです。機動要塞破壊の際に発生した電磁波の影響で回線が開けないので、あくまでオモイカネが予測したデータですが」
アキト「中途半端にイヤな時間だな・・・」
万丈「仕方ないさ。ここは・・・」
〔通信のコール音〕
???「・・・正統なる後継・・・は・・・マリーメ・・・ナーダ」
宇宙太「なんだぁ?」
大作「・・・急に・・・なんとね?」
ユリカ「ルリちゃん!?」
ルリ「強力な介入電波です。・・・スクリーンに出します」
マリーメイア「・・・繰り返します。我々マリーメイア軍は、地球連邦政府に対し宣戦布告をいたします。私は失われた世界国家元首の正当なる後継者・・・私の名はマリーメイア・クシュリナーダ」
ノイン「なんだと・・・!? たかが数十機の部隊で、戦争ができるなどと・・・!」
アムロ「いや、あのシャドウミラーという組織がバックにあるとしたら・・・今回の降下作戦は引き金にすぎない。地上制圧部隊がすでに準備されているとしたら・・・」
万丈「そうか、アクセルくんが僕たちを宇宙で始末しようとした理由もうなずける」
ハヤト「ゲシュペンストってのを地上で見かけたのも・・・まさかこの時のためにか?」
マリーメイア「人類は戦ったこそ意義ある存在です。地球圏に必要なのは、軍人の軍人による軍事国家・・・それこそが、人類の進化と革新を促せるのです」
カミーユ「バカな、なんてことを・・・!」
大介「・・・マリーメイア軍の裏にシャドウミラーがいることは明白だな」
マリア「こんな子供をだましているのね。・・・頭くるわね!」
マリーメイア「すでに連邦軍本部ジャブローと、各地の主要基地は、ほぼ我々の制圧下にあります。抵抗を続ける連邦軍部隊に忠告します。・・・無駄なことはお止めなさい。自ら哀れな存在になることはありません」
十三「けっ、言ってくれるやないか、こんガキ!」
イネス「・・・本人の言葉かどうかは疑わしいけれどね」
ユリカ「ルリちゃん! ブライト艦長に連絡を!」
ルリ「・・・通じません。電磁波の影響がまだ出てるみたいです」
ヒカル「艦長ォ、どうするの?」
ユリカ「・・・降下します!」
エリナ「ええ!? ちょっと、勝手に! それにジャブローは占拠されてるのよ!?」
ユリカ「ほぼ制圧した、と言ってました。ということは、まだ完全じゃない・・・」
リョーコ「そうか、やつらは各地の連邦軍を制圧するために、戦力を分散しているわけか」
アムロ「それに、ジャブローにはまだ抵抗をしている兵や、反撃のチャンスをうかがっている兵がいるだろう」
大介「我々が戦うことで、彼らの決起を促すわけか」
ユリカ「そうです、そうすれば我々にも勝ち目は十分にあります!」
アキト「やるしか・・・ないか!」
※※ガイが仲間にいるばあい、セリフ追加※※
ガイ「敵の卑劣な攻撃により、全滅寸前の本部を救うべく乗りこむ。燃えるシチュエーションだぜぇ!」

エリナ「冗談じゃないわ! そんないいかげんな勝機にかけるなんて。会長、ナデシコは参加すべきではありません!」
アカツキ「・・・う~ん」
勝平「ナデシコは高みの見物決めこんで、勝った方につこうってハラかよ!」
恵子「ずるいわ!」
エリナ「どこがいけないのよ! ロンド・ベルと心中なんてゴメンですからね」
ユリカ「エリナさん、ナデシコの艦長は私です。いま、ナデシコはネルガルの物ではなく、連邦軍の物だということをお忘れなく! プリベンターの人たちが真っ先に降りていったんですよ? 私たちが味方のピンチに駆けつけるのは当然ですっ!」
アカツキ「というわけだ、エリナくん」
ベンケイ「そうこなくっちゃ!」
ギャリソン「ほっほっほ、なんとなくブライト艦長に似てこられたようですな」
ユリカ「はいっ、あこがれですから!」
アムロ「・・・見習うべきないところも多い男だがな」
ユリカ「ブライト艦長にはあとで謝っておきます! それじゃあ降下ぁっ!}
ルリ「久々ですが・・・バカばっか」
【シナリオエンドデモ終了】


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