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No.27
あなたがいて、私がいる
エンドレス・ワルツ

【シナリオデモ開始】
ジャブロー 管制室
マリーメイア「リリーナさん、三輪長官、どうしても承諾していただけないのですか?」
三輪「当たり前だ! 貴様のような小娘を、地球圏の最高位として認める宣言を地球圏すべてに放送するなど、そのようなマネができるか!」
リリーナ「私もです。それに私たちがそのようなことをしたところで・・・」
マリーメイア「まだわかっていないようですね。三輪長官、平和主義者としてコロニーからの信頼も厚いリリーナ・ドーリアン外務次官」
デキム「二人がそろってマリーメイア様を支配者として認めれば、地球圏の人民のほとんどはそれに従う・・・」
リリーナ「そんなことは・・・!」
マリーメイア「あなた方の発言は、ご自分が思っている以上に強い影響力を持っているのです」
三輪「ぬうう~、地球を守るために戦うわしと、敵と和平を結ぼうなどという小娘といっしょにするな!」
レモン「だからいいのよ、正反対の意見を持った者が、一緒になって賛成する支配者・・・インパクトが違いますもの」
リリーナ「・・・あなたは!」
レモン「私が誰であっても関係ないでしょう? どうなのです?」
デキム「でないと、核を満載したギガノスの機動要塞を地球に落とすことになりますぞ」
リリーナ「くっ・・・」
レモン(もっとも、ギガノス機動要塞はロンド・ベル本隊によって破壊されたけどね。まだ地上にはその知らせは入っていない・・・使いどころは、ここしかないわね)
マリーメイア兵「デキム様! 敵機接近! これは・・・ロンド・ベル隊のガンダムタイプ!」
デキム「やはり来たか。基地内部の制圧は?」
マリーメイア兵「80%ほどです! 今もいくつかのブロックでは戦闘が続いております。しかし、基地の全機能は我が軍の手にあります」
デキム「上出来だ。ジャブロー各ブロックの隔壁をおろせ! ・・・三輪長官、ジャブローは実に素晴らしい基地ですな」
三輪「当たり前だ、ここは連邦軍の総本部なのだぞ」
マリーメイア「ええ、ですから、あのロンド・ベル隊とて、ここを落とすことなどできはしない・・・。そうでしょう?」
三輪「ぐぐ・・・」
デキム「戦闘準備、ロンド・ベルの斥候部隊を迎え撃て!」
リリーナ(ガンダムタイプ・・・ヒイロ・・・?)

ジャブロー 医務室
<<アクセル>>
アクセル「う・・・ここは・・・? ネェル・アーガマ・・・じゃないな。ナデシコでもない」
<<ラミア>>
ラミア「う・・・ここは・・・? ネェル・アーガマでもナデシコでもない・・・」

〔爆発音〕
〔画面、振動〕

<<アクセル>>
アクセル「何が起こっているんだ? 攻撃・・・か?」
レモン「ここは南米ジャブロー。・・・攻撃はロンド・ベルの先行部隊のようよ」
アクセル「・・・レモン? そうか、俺とお前が生きているということは・・・ヴィンデルも?」
レモン「そ。・・・記憶喪失を装っているらしい、とはW17から聞いていたけど・・・本当だったのね」
アクセル「ああ。ヴィンデルがツヴァイザーゲインで現れた時・・・完全ではないが、元に戻った。今も記憶に若干の欠落があるが・・・」
レモン「元に戻ったのに・・・あなたは作戦を無視・・・それどころか、私たちもろとも消えようとした」
アクセル「・・・この世界に俺たちの居場所はなかった。それがわかっただけだ」
レモン「今までのあなたの方が素敵だった。ねえ、記憶も戻ったことだし、戻ってくる気はない?」
アクセル「・・・言うな。もう以前の俺には戻れん。レモン、お前との関係も、な」
レモン「・・・・・・」
アクセル「俺をどうする? 俺がお前なら、捕らえた直後に殺す。それをしなかったということは・・・」
レモン「そう、説得しようとしたのよ。それも、たった今、つっぱねられたけどね」
アクセル「・・・予想はできたはずだ。俺はここを出る」
レモン「ここから、いちばん離れた8番格納庫に、△△△△△△が置いてあるわ。修理は完全、自爆装置は取り除いてあるわ」
アクセル「・・・どういう風の吹き回しだ?」
レモン「味方が寝返る・・・これも戦争の常よ。我々が望んだ世界には、つきもの。・・・ただ、それがあなただったというのは、予想もしなかった」
アクセル「・・・それが戦争だ。俺は行く」
<<ラミア>>
ラミア「攻撃・・・? 間違いないな。状況を把握しなけれ・・・誰だ!」
レモン「ごあいさつね、W17。ここは地球のジャブロー・・・攻撃はロンド・ベルの先行部隊のようよ」
ラミア「・・・レモン様? あなたがここにおられると言うことは・・・ヴィンデル様も? ・・・ん、言葉が・・・?」
レモン「言語中枢は直してあるわ。いつまでもあのしゃべりじゃあ、あなたのイメージがね。・・・さて、聞かせてもらいましょうか」
ラミア「・・・・・・」
レモン「・・・あなたは作戦を無視・・・それどころか、私たちもろとも消えようとした」
ラミア「・・・この世界に我々の居場所はありません。それがわかっただけです」
レモン「それよ。・・・あなたは、いえ、私の創ったWシリーズは・・・指令に対して疑問、ましてや自分自身で物事を決定する能力はなかった」
ラミア「やはり・・・私は狂っているのでしょうか? そこは修正してくださらなかったのですか・・・?」
レモン「するわけないじゃない。・・・今までどうしてもできなかった、自我の形成。成功したのはあなただけよ、W17」
ラミア「ですが・・・」
レモン「そ。目覚めた方向がまったく正反対・・・素直には喜べないわ」
ラミア「私はこれから、どうしたら良いのですか・・・? 私があなたやアクセル隊長なら・・・捕らえた直後に始末するでしょう。それをしなかったということは・・・」
レモン「そう、決めてもらおうと思ったの。どう? 戻ってこない?」
ラミア「・・・レモン様がそうおっしゃるのならば・・・」
レモン「ダメ。・・・あなたが決めなさい。Wシリーズとしての、あなたの自我でね」
ラミア「・・・出ます」
レモン「ふう・・・。ここから、いちばん離れた8番格納庫に、△△△△△△が置いてあるわ。修理は完全、自爆装置は取り除いてあるわ」
ラミア「レモン様・・・」
レモン「味方が寝返る・・・これも戦争の常よ。我々が望んだ世界には、つきもの。ただそれが・・・その世界を支えていくはずだったWシリーズの最高傑作だったというのは皮肉だけれどもね」
ラミア「それが・・・私の戦争です」

レモン「次に会う時は容赦はしない。それから、おまけをしておくわ。・・・次元転移装置・・・もうじき完成するわ」
<<アクセル>>
アクセル「なに・・・!?」
<<ラミア>>
ラミア「なんですって・・・!?」

レモン「設置は・・・おそらく、もっとも安全な場所」
<<アクセル>>
アクセル「ツヴァイか」
<<ラミア>>
ラミア「ということは・・・ツヴァイザーゲイン」

レモン「そ。・・・じゃあね」
<<アクセル>>
アクセル「ああ。・・・レモン、俺もひとつだけ教えておく」
<<ラミア>>
ラミア「・・・レモン様」

レモン「・・・なあに?」
<<アクセル>>
アクセル「この世界だけじゃない。俺たちのようなに・・・どこにも居場所などはない」
<<ラミア>>
ラミア「この世界だけではなく・・・戦いを望む者に・・・どこにも居場所などはないのかもしれません。特に、私のように、そのためだけに生まれた者には」

レモン「どうかしらね。これからの戦いが・・・それを証明してくれるでしょう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「あなたがいて、私がいる」
「エンドレス・ワルツ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

デュオ「結構いるぜ」
ゼクス「もてなしは受けねばな」
カトル「気をつけてください! ドラグーン・・・D兵器の量産型もいる!」
トロワ「・・・ということは、ジャブローは、ほぼ制圧されていると考えていいだろう。ヒイロたちは?」
デュオ「・・・そういや、いねえ。どこ行きやがった!?」
カトル「近辺に反応なし・・・どうします?」
ゼクス「言ったはずだぞ。もてなしは受ける、とな」
トロワ「問題ない」
デュオ「おらおらおら! 死神様のお通りだ! ついでに死にぞこないと疫病神、貧乏神もセットでつけるぜ! かかって来やがれっ!」
カトル「ボクとトロワ、どっちが疫病神と貧乏神なんですかね?」
トロワ「どちらもあまり変わらん」
デキム「貴様ら・・・! どこまでわしに刃向かうつもりだ」
マリーメイア「例えモビルスーツを壊しても、このジャブローを落とすことはできないのに。しょせんは無駄なあがきです」
ゼクス「どうかな・・・! やってみなければわからん!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

デキム「ぬぬ、こざかしい連中め!」
マリーメイア「しょせんは無駄なあがきです」
リリーナ「・・・・・・」
ヴィンデル「だが、その無駄なあがきも、時としてやっかいなことにつながる可能性がある」
マリーメイア「・・・シャドウミラー」
ヴィデル「私の部隊を出そう。・・・憂いは確実に断っておかねばならん。・・・□□□
〔空間転移〕
〔敵ユニット出現〕

<<アクセル>>
ラミア「・・・命令だ。貴様らにはここで死んでもらう」
<<ラミア>>
アクセル「うっとおしい・・・消えてもらうぞ」

デュオ「新手か! ・・・ち、やっかいなのが出てきやがった」
ゼクス「・・・シャドウミラーか! ジャブロー占領の手際・・・お膳立てはすべて、こいつらがやったようだな」
<<アクセル>>
ラミア「その通りだ。闘争を日常とする世界・・・その実現が、私に与えられた使命だ」
<<ラミア>>
アクセル「その通り・・・闘争を日常とする世界・・・その実現のためにな」

トロワ「こいつらは、かつての俺たちと同じだ。・・・自分の存在意義を、戦争を望むシャドウミラーの口車に踊らされているだけだ」
<<アクセル>>
ラミア「踊らされる・・・? 違うな。指令を忠実にこなすことが私の存在意義だ。どんな指令かは関係ない」
<<ラミア>>
アクセル「踊らされる? 貴様らと同じと思ってもらっては困る。俺は俺の意志で、俺の信じるもののために戦っている」

ゼクス「・・・それが貴様らの信じるものなら、私は否定しない。だが・・・ここは退けん。私の信じるもののためにな」
<<アクセル>>
ラミア「無駄な抵抗はよせ。戦力差、見てわからん貴様らでもあるまい」
<<ラミア>>
アクセル「無駄な抵抗はよせ。この戦力差・・・それがわからんのなら、止めはしないがな」

カトル「・・・わかっていますよ。ですが、ここでやめるわけにはいかない」
ゼクス「みんな、撤退しろ。ロンド・ベル隊合流まで、もうしばらくかかる。ネェル・アーガマとナデシコの合流時間を考えれば、あと数時間はかかるはずだ」
カトル「撤退!?」
ゼクス「・・・お前たちはプリベンターの人間ではない。火消しは・・・火消しに任せてもらう」
デュオ「へっ、まあそんなに気にするなよ。これでも負け続ける戦いは得意でね・・・!」
カトル「そして・・・だからこそ、ボクたちはボクたちでいられるんです・・・!」
トロワ「・・・そう、問題はない」
<<アクセル>>
ラミア「意味がわからんな。ただわかるのは、貴様らの・・・」
アクセル「それがわからねえから、お前は人形なのさ」
<<ラミア>>
アクセル「くだらん。貴様らは・・・」
ラミア「それをくだらないとしか感じないのですか?」

〔味方ユニット出現〕
<<アクセル>>
ラミア「あなたは・・・アクセル隊長・・・? 極刑だと聞いてましたが?」
アクセル「ヴィンデルの野郎・・・そんなこと考えてたか。ま、当然か・・・」
ヴィンデル「アクセル・・・なぜ、やつが△△△△△△に乗って出撃している!?」
レモン「さすが私の想い人・・・逃げられたみたいね」
<<ラミア>>
アクセル「なに? お前は・・・W17。解体処分と聞いていたが、のこのこ現れて、なんのつもりだ」
ラミア「戦うつもりです。・・・私の意志で」
ヴィンデル「W17・・・なぜ奴が△△△△△△に乗って出撃している!」
レモン「さすが私の最高傑作・・・逃げられたみたいね」

ヴィンデル「レモン、貴様・・・」
デュオ「おい、○○○さんよ! 生きてたのかよ!」
<<アクセル>>
アクセル「見ての通りさ。ま、俺同様、シャドウミラーの幹部も生きてるがな」
ラミア「・・・レモン様」
レモン「・・・その男は敵よ。始末・・・なさいな」
ラミア「よろしいのですか?」
レモン「・・・くどい」
ラミア「は。・・・アクセル隊長、お許しを」
アクセル「許せんな。・・・自我を持たない人形に、俺が倒せると思うのか? ましてや、ここまで戦ってきたガンダム乗りの連中に?」
<<ラミア>>
ラミア「見ての通りだ。私同様、シャドウミラーの幹部も無事だが」
アクセル「・・・W17、お前は狂ったままのようだな」
ラミア「そうかもしれません。・・・ですが、それが今の私です」
アクセル「ちょうどいい、ここで決着をつける。貴様ら全員まとめてな」
ラミア「できるとお思いですか? ・・・私だけならまだしも、このガンダムたちが相手だというのに」

デュオ「持ち上げてくれるねえ。で、あんたは味方ってことでいいのか?」
<<アクセル>>
アクセル「信じてくれるなら、な。なんといっても前科持ちだ」
<<ラミア>>
ラミア「信じてくれるならば、という条件はつく」

トロワ「・・・この状況下で、無理に俺たちを陥れようというのも不自然だ。邪魔にさえならなければ、俺はなんでもかまわん」
カトル「ボクは信じます。○○○さん、お願いします!」
<<アクセル>>
ラミア「考えられん甘さだ。もし隊長がその気ならば・・・」
アクセル「・・・その甘さがいいのさ。お前にはわかるまい・・・味を感じることができないお前ではな」
<<ラミア>>
アクセル「甘い・・・その甘さが新しい世界の妨げになると、W17・・・人形のお前にはわからんようだな」
ラミア「・・・今までは、わかろうともしなかっただけです。私は指令さえこなしていれば良かった。・・・ただ、その味を知ってしまった。それだけです、アクセル隊長」

デキム「ええい、なにをしておる! かかれっ!」
<<アクセル>>
ヴィンデル「アクセル・・・まさか私と貴様が違う道を行くことになるとはな。残念だ」
アクセル「ああ、これが・・・俺の戦争だ」
<<ラミア>>
レモン「知恵のリンゴを食べたアダムとイブは、楽園から追放されたのよ、W17」
ラミア「・・・承知です。ならば・・・私は自分の足で次の楽園を探しましょう・・・」


<5PP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
五飛「貴様ら・・・っ!」
トロワ「五飛・・・」
デュオ「出やがったな、あんちくしょう! ヒイロはなにしてやがるっ!」
カトル「これは・・・来ます!」
〔味方ユニット出現〕
リリーナ「ヒイロ!」
ヒイロ「・・・リリーナ」
五飛「ここで・・・勝負だ! ヒイロ!」
ヒイロ「五飛、よく見ろ! この世界がお前の正義か? 兵士たちが戦うこの世界が! だからマリーメイアの独裁を許すというのか・・・!」
五飛「それが戦うものの魂のよりどころとなるっ!」
ヒイロ「今はそれでいいかもしれない。だが、マリーメイアは歴史を繰り返すだけだ。哀しく惨めな戦争の歴史をな・・・」
リリーナ「・・・・・・」
ヒイロ「ここで流れをくい止めなければ、また俺たちと同じ兵士が必要となってくる。そうなれば、悲劇という名の歴史がいつまでも続く」
<<アクセル>>
アクセル「そうだ、だからこそ・・・!」
<<ラミア>>
ラミア「そう・・・そうなのだ。だから我々は・・・」

デュオ「・・・平和を手に入れるには苦労がつきものさ。犠牲も出る。・・・だけどよ、やっぱり誰かがやらねえとな」
ヒイロ「五飛、教えてくれ・・・俺たちはあと何人殺せばいい? ゼロは俺に何も言ってはくれない。教えてくれ、五飛・・・!」
五飛「・・・・・・」
デキム「新たな秩序に対して、無駄な抵抗をする愚かな者どもよ! ここで流される多くの血は、どれほどの意味があるのか。よく考えてみることだな!」
ヒイロ「確認する。・・・ジャブローの守備は完璧なんだな?」
マリーメイア「もちろんです。こちらには圧倒的な戦力があるのです。主力でも来ない限り、その程度の数では話になりません。あなたたちの無力さを思い知りなさい」
ヒイロ「了解した」
マリーメイア「え・・・?」
〔味方戦艦出現〕
ユリカ「ってことは、主力がくれば、わからないってことですよね!」
レモン「ナデシコ!?」
万丈「主力といっても半分だけどね」
<<アクセル>>
ラミア「ネェル・アーガマと合流していたのでは間に合わないはず・・・!」
<<ラミア>>
アクセル「バカな、早すぎる・・・! 少なくともあと数時間は・・・」

豹馬「へっ、すぐ追っかけてきたんだよ!」
ルリ「命令違反。修正もんです」
ユリカ「う・・・」
ノイン「ゼクス!」
ゼクス「ノインか!」
デュオ「こりゃラッキーだ! 頼むぜ、お姉ちゃん!」
ユリカ「任務了解っ! みなさん、出撃してください!」
アムロ「わかった。出るぞ」
〈出撃ユニット選択〉
勝平「ん!? おい、あれ!」
<<アクセル>>
アクセル「久しぶり・・・でもないか」
リョウ「アクセルくん!?」
<<ラミア>>
ラミア「また命令違反か。・・・たまらんな」
リョウ「ラミアさんか!?」

ハヤト「お前・・・生きていたのか!? 今度は何を企んでいる!」
デュオ「おお~っと、待った。○○○は俺たちのこと、助けてくれてたんだぜ」
ノイン「・・・だが、○○○はシャドウミラーと呼ばれる組織のスパイだ」
プロスペクター「ジャブローを含めた各基地の占拠・・・この手際の良さは、かなり前から各地にスパイが送り込まれていたと考えるのが妥当ですな」
<<アクセル>>
アクセル「正解だ。・・・そして俺はシャドウミラーのを抜けた」
<<ラミア>>
ラミア「正解だ。・・・そして私は・・・シャドウミラーの命令ではなく、自分の意志で戦っている」

マリア「兄さん・・・信用・・・できる?」
デューク「わからん。だが・・・」
アムロ「ここで僕たちをもう一度だまそうというのも、おかしな話だ」
トロワ「同意見らしい。・・・どうする?」
ユリカ「○○○さん!」
<<アクセル>>
アクセル「ミスマル艦長、俺は信じてくれとしか言えん」
<<ラミア>>
ラミア「ミスマル艦長・・・私は信じてくれとしか言えません」

ユリカ「じゃあ、信じます! 攻撃開始です!」
アキト「おいおい、ユリカ」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「今度こそドカーンってやられたらどうすんだよ!」

エリナ「ちょっと艦長ォ! そんなにあっさり! なんの根拠があって!?」
ユリカ「大丈夫ですよ、私、信じてますから!」
十三「こらあかんわ」
ちずる「ユリカ艦長がこうなったら、てこでも疑わないものね」
<<アクセル>>
アクセル「すまん。ならば・・・証明するしかないようだな」
ヴィンデル「アクセル・・・!」
<<ラミア>>
ラミア「すまない・・・あとは証明するだけか」
レモン「W17・・・」

デキム「ええい、ひるむな! 全滅させろ!」
ヒイロ「リリーナを・・・返してもらう・・・!」
リリーナ「ヒイロ・・・!」

≪主人公がアクセル≫
<アクセルvsラミア>

ラミア「なぜ寝返ったのです! ヴィンデル様の片腕と呼ばれ、闘争の世界をあれほど望んだ男が!」
アクセル「闘争を非日常とする世界・・・それもいいのではないかと思っただけだ!」
ラミア「そんな抽象的なもののために、すべてを裏切ろうというのか・・・!」
アクセル「主義も主張も・・・ましてや自我も持たない人形にはわかるまい・・・!」

≪主人公がラミア≫
<ラミアvsアクセル>

アクセル「W17・・・コロニー落としを阻止、ヴィンデルたちを殺害しようとし・・・それだけに飽きたらず、今度は完全に敵側につくか!」
ラミア「・・・・・・」
アクセル「やはり貴様は始末しておくべきだった。・・・レモンには悪いが、消えてもらう」
ラミア「ここで消えるなら、私もそこまでの存在。その答えを出しましょう、隊長・・・!」

<ヒイロが五飛を説得or五飛撃破>
ヒイロ「五飛・・・! 俺たちの戦いは、もう終わっている!」
五飛「まだ終わってはいない! その証拠に、俺とお前は今も戦っている!」
ヒイロ「聞け、五飛! チャンネルはジャブローの特殊回線だ」
五飛「なに・・・!?」
連邦兵「うおおおおおおっ!」
デキム「どうした?」
マリーメイア兵「今まで監禁していた連邦軍兵が、一斉に抵抗をはじめました」
マリーメイア「・・・え?」
マリーメイア兵「各ブロックで戦闘にはいり、ロンド・ベルへの攻撃ができません!」
三輪「そうだ、戦え連邦軍、地球の敵を皆殺しにするのだ!」
連邦兵「違う、俺たちはそんなことのために戦っているんじゃない!」
五飛「・・・これは・・・」
連邦兵「そうだ、この戦いの先にある、平和のために戦っているんだ!」
三輪「な、なんだと?」
リリーナ「あの人たちは・・・平和解放軍のメンバー!?」
連邦兵「リリーナ様、我々は戦います! 今、立ち上がらずして、いつ立ち上がるというのですか!?」
連邦兵「我々は、もう戦いのための戦いはゴメンです!」
五飛「戦いのための・・・戦いか・・・」
マリーメイア「・・・リリーナ様は兵の一部と組んでいたのですか!? 完全平和主義を唱えるあなたが・・・!?」
リリーナ「平和は、誰かから与えられるものではありません。自分自身でつかみ取るものです」
ヴィンデル「そのために兵士は、軍は切り捨てられる。・・・張五飛、彼らにしょせんは戦争の中でしか生きられない業というものを教えてやったらどうだ?」
<<アクセル>>
アクセル「やはり、お前はわかっていないな、ヴィンデル」
<<ラミア>>
ラミア「わかっておられないようですね、ヴィンデル様」

ヴィンデル「なんだと・・・?」
<<アクセル>>
アクセル「戦いに他人を巻き込み、殺すことでしか己の存在を見いだせない・・・そのあとに何が残る? 生まれることと失われるもの・・・それは等価値ではない。ロンド・ベル隊のひとりが言っていたはずだ・・・!」
<<ラミア>>
ラミア「戦いに他人を巻き込み、殺すことでしか己の存在を見いだせない・・・そのあとに何が残りますか? 生まれるものと失われるもの・・・それは等価値ではない。ロンド・ベル隊のひとりが言っていたはず・・・!」

ヴィンデル「貴様・・・!」
ヒイロ「五飛、これでもわからないなら・・・俺はお前を殺す・・・!」
五飛「戦いは兵士で決するものではない・・・そうなのか・・・?」
アムロ「戦うのは兵士さ。だが、戦いを続けさせるのも、終わらせるのも・・・それは兵士に限らない、人の意志の力だ」
五飛「・・・さらばだ、シャドウミラー。俺たちの戦いは終わっていた。そして、これから新しい戦いが始まる・・・!」
※※ヒイロが五飛を説得の場合のセリフ※※
〔五飛、敵から味方へ〕
※※五飛撃破の場合のセリフ※※
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

デュオ「手間かけさせやがって。ま、おめえらしけどよ、五飛」
五飛「デュオ・・・」
ゼクス「希望は・・・捨てなくても済むようだな。よし、ジャブローは混乱している! 今のうちに残存戦力を片づける!」

<ラミア撃破orHP30%>
ラミア「心変わりしたとはいえ、腕は落ちていないか。・・・隊長、またお会いしましょう」
アクセル「俺は裏切り者だ。・・・隊長とは呼ぶな」
ラミア「了解」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
アクセル「・・・ラミア、ヴィンデル・・・そしてレモン。・・・決着をつけねばな」

<アクセル撃破orHP30%以下>
アクセル「バカな・・・! 仲間がいるとはいえ・・・ここまでやられるとは・・・!」
ラミア「隊長、お覚悟を」
アクセル「図に乗るな・・・! それに、お前は裏切り者だ。隊長などと呼ぶな」
ラミア「・・・了解」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
ラミア(この戦い・・・どうあれ、全員がこの世界からいなくならない限り、決着はありえん・・・)

<敵全滅・勝利条件達成>
マリーメイア「全滅・・・我が軍が全滅したというのですか・・・」
デキム「馬鹿な、我々に敗北はない。我がバートン一族こそ、地球圏の真の支配者なのだ。マリーメイア様、今こそ地球圏すべての頂点にお立ちください」
マリーメイア「私は、勝者・・・」
ヴィンデル「いや、負け犬だ」
デキム「ヴィンデルか!?」
〔空間転移〕
〔敵ユニット出現〕

<<アクセル>>
アクセル「ヴィンデル!」
<<ラミア>>
ラミア「ヴィンデル様・・・!」

デューク「シャドウミラーの首領か!」
ヴィンデル「すばらしい・・・すばらしい力だ、ロンド・ベル隊」
レモン「不確定要素があったとはいえ、半分の戦力でジャブローが落とされるなんてね」
ヴィンデル「この場は素直に負けを認めよう。だが・・・それでは面白くないのでな」
リョーコ「へっ、やりあおうってのか? 相手になってやるぜ・・・!」
勝平「上等じゃねえか!」
ヒカル「許さないんだから!」
レモン「せっかちは嫌われるわよ。労せずして、ジャブローごと消えてもらおうと思って」
カミーユ「なに・・・!?」
<<アクセル>>
アクセル「まさか・・・!」
<<ラミア>>
ラミア「まさか・・・あれを!?」

〔画面振動〕
アキト「この感じ・・・ボソンジャンプ!?」
ルリ「ボソン反応ありません。 違います」
ヴィンデル「その通りだ。ボソンジャンプではない。・・・少し似ているがね」
<<アクセル>>
アクセル「次元転移弾か! ヴィンデル・・・!」
<<ラミア>>
ラミア「やはり・・・次元転移弾・・・!」

カトル「なんですか? 次元転移弾!?」
ユリカ「なんなんです!? それって!」
レモン「以前、木連がヨコスカで自爆攻撃しようとしたことがあったでしょう」
イネス「なるほど・・・このあたりを相転移させてしまおうというのね」
アキト「この前・・・俺がボソンジャンプさせた・・・」
レモン「そ。あれのシャドウミラー版・・・とでも言えばいいかしら。爆発したら、ここを中心に半径50キロの空間は消滅する・・・」
大作「そげんこつ・・・!」
小介「ボクたちを道連れにするつもりですか!」
ヴィンデル「ご心配、痛み入るな。しかし・・・」
<<アクセル>>
アクセル「・・・ツヴァイにとりつけられていた次元転移装置をはずしたか。しかし、空間転移だけは可能・・・そうだな?」
レモン「そ。・・・アクセル、こういうかたちでお別れになるとは、ね」
アクセル「・・・それも戦争ではよくある話だ。その覚悟もなく、闘争を日常とする世界を望むのか? レモン」
ヴィンデル「アクセル、お前と進むべき道が違ってしまった・・・その結末がこれとはな。ようやく完成した次元転移装置・・・仕方あるまい。邪魔が消えたところでゆっくりと造ることにしよう」
<<ラミア>>
ラミア「ツヴァイザーゲインにとりつけられた次元転移装置を、そのまま転移弾に造り替えたか。だが、空間転移だけは可能・・・そうなのですね、レモン様」
レモン「そ。・・・こういうかたちで決着をつけることになるとは思っていなかったけれど・・・仕方ないわね、W17」
ヴィンデル「ようやく完成した次元転移装置仕方あるまい。邪魔が消えたところでゆっくりと造ることにしよう」
○○○
「・・・・・・」
デキム「ま、待て! わしらはどうなるのだ! ヴィンデル・マウザー!」
ヴィンデル「残念だ」
マリーメイア「あ・・・ああ・・・」
<<アクセル>>
ヴィンデル「次元転移弾起動。・・・さらばだ、アクセル」
アクセル「だといいな、ヴィンデル」
<<ラミア>>
レモン「次元転移弾起動・・・さよなら、W17。そしてロンド・ベル隊の半数のみなさん」
ラミア「いえ、まだあきらめてはおりません。また・・・お会いしましょう」

〔空間転移〕
〔敵ユニット離脱〕

アキト「転移した!」
コウ「次元転移弾・・・本当なのか!?」
イネス「おそらくね。 ほら・・・」
〔画面、振動〕
ビューティ「ちょっと! いったいなに!?」
レイカ「万丈!」
〔画面、振動〕
万丈「ふむ・・・○○○くん、わかるかい?」
<<アクセル>>
アクセル「空間が歪みはじめている。爆発は近い」
<<ラミア>>
ラミア「空間が歪みはじめています・・・爆発が近いようです」

リョウ「何か方法はないのか!?」
〔画面、振動〕
ベンケイ「半径50キロ・・・ドラゴンなら抜けられるんじゃないのか!? リョウ!」
ハヤト「俺たちだけ逃げてどうするんだ! しかし・・・」
<<アクセル>>
アクセル「爆発前に止めるしかない・・・! 転移弾の位置は・・・地下の・・・ここか。 基地内に突入する!」
<<ラミア>>
ラミア「爆発前に止めるしかありません・・・! 転移弾の位置は・・・地下のこのポイント・・・基地内に突入を!」

アムロ「地下か。 ・・・宇門くん!」
〔画面、振動〕
デューク「ええ。 ハヤトくん、頼む!」
ハヤト「なるほど、マスドライバーの時と同じ作戦か。・・・よし、いくぞ!」
ノイン「リリーナ・ドーリアンは!?」
ヒイロ「・・・俺が行く」
〔画面、振動〕
デュオ「そういうわけだ。 そっちは任せるぜ!」
ユリカ「わかりました。コン・バトラーチームのみなさん、プリベンターの援護についていってください!」
〔画面、振動〕
豹馬「よっしゃ、まかせろ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ジャブロー 中枢部
ハヤト「ここか・・・! ○○○、たのむぜ!」
デューク「時間がどれくらい残されているのか、わからん・・・!」
<<アクセル>>
アクセル「ああ。 ・・・基本的な構造は俺の知っているものと同じ・・・ということは・・・!」
<<ラミア>>
ラミア「・・・基本的な構造は私の知っているものと同じだ・・・ということは・・・!」


ジャブロー 管制室
マリーメイア「助かった・・・のですか・・・?」
リリーナ「そう・・・もう目を覚ましなさい。マリーメイア。あなたは恐怖というものを知った。そして、だからこそ自分の過ちも認められるようになったはずです」
レディ「その通りです。 人々の心を動かすのは勝者ではないのです。例え負け続けていても、戦う姿勢をやめない姿です」
デキム「レディ・アン!?」
連邦兵「リリーナ様、大丈夫ですか!?」
リリーナ「あなたたちは、まだ表だって活動するのは早いのではありませんか!?」
連邦兵「ここで立ち上がらずに、いつ立ち上がれというのです」
レディ「彼らの思いを止める力は、私にはありませんでした。 リリーナ様」「デキム、もうジャブロー内の兵士で、お前の味方はほとんどいない。シャドウミラーも姿を消した」
デキム「だから、あきらめろというのか? 断る! わしはここから脱出して、また機会を待つ・・・! マリーメイアのかわりなど、いくらでも作れるしな」
マリーメイア「デキム・・・お前は・・・」
デキム「負け犬の娘に用はない。死ぬ前に真理を教えてやろう。民衆は勝者に従うものなのだ!」
リリーナ「あなたという人は・・・!」
デキム「リリーナ・ドーリアン・・・あなたは私の手に余る。 死んでいただく!」
リリーナ「!!」
レディ「しまっ・・・」
マリーメイア「危ないっ!」
〔銃声〕
マリーメイア「うっ!」
リリーナ「マリーメイア!? 私をかばって!?」
デキム「ちっ、リリーナ、今度こそお前が死ぬのだ!」
レディ「デキムッ!」
十三「どかんかいッ! アホンダラッ!」
〔銃声〕
デキム「ぐおっ・・・!?」
小介「十三さん!」
ゼクス「間に合わなかったのか!? 銃声が2回したが?」
豹馬「十三!」
十三「ギリギリセーフや。・・・間におうたわ」
レディ「ありがとう、さすがね、浪花くん。よし・・・早くマリーメイアを医務室へ!」
リリーナ「しっかり! マリーメイア、死んではダメ!」
マリーメイア「・・・私、間違ってました。・・・ごめん・・・なさい」
デュオ「カトル、お嬢ちゃんは・・・どうなんだ!?」
カトル「急所ははずれていると思いますけど・・・!」
ヒイロ「・・・今、楽にしてやる」
リリーナ「ヒイロ・・・!?」
マリーメイア「・・・ありがとう・・・・・・」
カトル「ヒイロ、やめてください!」
トロワ「カトル、かまうな」
ヒイロ「・・・・・・」「マリーメイアは殺した・・・たった今、この俺がな」
トロワ「カートリッジは抜いてある」
デュオ「ったく、やってくれるぜ。 こいつはよ」

ナデシコ ブリッジ
レディ「マリーメイアは破嵐財団の病院に運びました。・・・絶対安静ですが、命に別状はないそうです」
リリーナ「よかった・・・」
プロスペクター「それにしても・・・平和解放軍とは。外務次官も思い切ったことをする。ひとつ間違えば国家反逆罪に問われますよ」
リリーナ「ならば、あなたは今のような戦いが続く世界で良いと思うのですか? ただ相手を憎み、命を奪い合うだけの戦いで」
万丈「そういうこと、僕は案外いいタイミングで表沙汰にできたと思うよ」
アムロ「万丈くん、君はもしかして、平和解放軍のことを・・・」
万丈「うすうすとね。確証はなかった」
ギャリソン「そのあたりは・・・ご兄妹であるマーキス様がお詳しいのでは?」
ゼクス「・・・聞いてはいた」
リリーナ「平和解放軍の目的はこの戦争の終結・・・そして地球人と異星人の平和的共存です」
アカツキ「ほほう、リリーナ外務次官殿は理想家だと聞いていたけど・・・そんなことが可能だと思っているのかい? 理想家というよりは夢想家かな?」
ヒイロ「・・・・・・」
アカツキ「おっとと、失言だった、こりゃ失礼」
ヒカル「怖~。でもイカスゥ」
アムロ「話はとりあえず、ここまでにしよう。あと3時間ほどでネェル・アーガマがこちらに到着するらしい」
ユリカ「いろいろとブライト艦長に報告しなきゃいけないこと、ありますしね!」
ハヤト「○○○のことは特に、な」
○○○「・・・・・・」
【シナリオエンドデモ終了】


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