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No.28
それぞれの戦う意味
ネオ・ジオン動乱

【シナリオデモ開始】
ジャブロー 一室
ブライト「事情は聞いた。・・・○○○、とにかく、ご苦労だった」
<<アクセル>>
アクセル「・・・ああ」
<<ラミア>>
ラミア「・・・はい」

ユリカ「ほんとうに、よかったです! ○○○さんが戻ってきてくれて!」
アムロ「僕も喜んでやりたいが、さすがにそうもいかない。・・・話してくれるか?」
<<アクセル>>
アクセル「かまわない。・・・何から話そうか」
<<ラミア>>
ラミア「かまいません、・・・何からお話しましょうか」

クワトロ「シャドウミラーとは何か・・・でいこう。君の正体についてもそれでわかる」
○○○「・・・地球連邦軍特別任務実行部隊」
シロー「聞いたことがないな」
コウ「俺もです」
バニング「俺もだ。・・・名前からして特殊部隊の類だろう。ティターンズのようなものか?」
<<アクセル>>
アクセル「こっちの地球連邦軍にはない。・・・だが、俺たちのいた地球連邦軍には存在したんだ、これがな」
<<ラミア>>
ラミア「こっちの地球連邦軍には。・・・ですが、私のいた地球連邦軍には存在したのです」
ケーン「なんか・・・普通のしゃべり方だと違和感あるな」
ラミア「もともと私はこうだ。今までは言語回路が破損していたのだ」
タップ「言語回路ォ!? なんだよ、そりゃ」

万丈「ギャリソン、みんなにお茶の用意を。・・・少し長くなりそうだからね」
ギャリソン「かしこまりました」

アクシズ 司令室
ハマーン「ジャブローが奪還されたか」
マシュマー「はっ。・・・これでギガノス帝国は事実上崩壊したことになります。・・・それから月に根城を持っていた異星人、ベガ星連合軍も基地を捨てて飛び立ったようです」
ハマーン「そろそろか」
マシュマー「はい、仕掛ける時かと。・・・ハマーン様、この私めにご命令ください。今こそジャブローを・・・!」
ハマーン「もう、その命令は出した。マシュマー」
マシュマー「・・・なんと!? ハマーン様っ! なぜです!? なぜ私では!」
ハマーン「地上軍の中から、ジャブロー攻略を志願してきた者がいた」
マシュマー「・・・地上軍? まさか・・・」
ハマーン「そうだ。それに・・・デラーズ艦隊のシーマ・ガラハウ中佐を覚えているか? マシュマー」
マシュマー「話は聞いています。デラーズ艦隊を裏切り、ギガノス帝国に寝返った裏切り者です」
ハマーン「・・・それはなにもデラーズ・フリートに限ったことではない。起こる可能性は我が軍にもある」
マシュマー「ハマーン様の部下には、私をはじめとして、そのような輩はおりません!」
ハマーン「そう信じたいのだがな。だが、現実は甘くないのだ、マシュマー・・・」

ジャブロー 一室
<<アクセル>>
アクセル「・・・地球圏で、大きな戦争があった。異星人の侵略、人類の内紛などから起きた戦争だ」
<<ラミア>>
ラミア「・・・地球圏で、大きな戦争がありました。異星人の侵略、人類の内紛などから起きた戦争です」

アムロ「1年戦争とは違うのかい?」
<<アクセル>>
アクセル「ああ。一時は地球圏が異星人の占領下に置かれた時もあったんだ、これがな」
<<ラミア>>
ラミア「はい。一時は地球圏が異星人の占領下に置かれた時もありました」

京四郎「おいおい、地球が異星人に支配されたことなんて一度もねえぞ」
<<アクセル>>
アクセル「だから俺たちのいた世界の話だと言っている。黙って聞け」
<<ラミア>>
ラミア「我々のいた世界が、だ。聞いていればわかる」

ジャック「続けてドーゾ」
<<アクセル>>
アクセル「それでも地球圏は、持てる力を結集して敵に打ち勝ち・・・平和を手にした。信じられないかも知れないが、この時、連邦とジオンは手を取り合って、敵をせん滅しています。アマダ少尉とアイナさんみたいにだ」
<<ラミア>>
ラミア「・・・それでも地球圏は、力を結集して敵に勝利しました。信じられないかも知れませんが、この時、連邦とジオンは協力体制をとり、敵をせん滅しています。アマダ少尉とアイナさんのように」

シロー「すごい。こっちでは、これで精一杯なのに」
アイナ「ええ・・・」
○○○「その時のジオン総帥は・・・シャア・アズナブル」
アムロ「なに・・・?」
クワトロ「・・・・・・」
ユリカ「でも、シャア・アズナブルって・・・」
<<アクセル>>
アクセル「こっちの世界では、星の屑作戦実行中に行方不明になっているはずだ。だが、俺のいた世界ではそうではなかったんだ、これが」
<<ラミア>>
ラミア「こちらの世界では、星の屑作戦実行中に行方不明・・・ですが、私のいた世界ではそうではありません」

甲児「ちょっと待ってくれよ。お前の話だと、別世界ってわりには・・・知ってる名前がずいぶん出てくるじゃねえか」
<<アクセル>>
アクセル「兜甲児はDr.ヘルを倒したあと、自作でUFOを造れるほどの技術者になっている」
<<ラミア>>
ラミア「兜甲児・・・お前はDr.ヘルを倒したあと、自作でUFOを造れるほどの技術者になってる」

鉄也「どういうことだ?」
万丈「こういう時は説明していただこう」
イネス「説明しましょう。これは平行宇宙・・・いわゆるパラレルワールドね。これを語るには、まずは『シュレディンガーの猫』のお話を・・・」
ジョルジュ「お待ちを。その話は知っていますが、それをしてしまうと・・・いつまでたっても話が進まない可能性があると思います。簡単に」
イネス「う~ん、いけずねえ。・・・わかったわ。詳しくやさしくコンパクトに説明すると・・・世界は常に分岐の可能性を持っているということね。私たちの存在するこの世界とは別の、平行した世界・・・それがパラレルワールドと呼ばれるものなの。おわかり?」
豹馬「・・・・・・」
勝平「・・・・・・」
ドモン「・・・・・・」
健一「もっとわかりやすい・・・たとえみたいなのはないんですか?」
アムロ「そうだな。・・・たとえば僕が1年戦争の時、V作戦に巻き込まれていなかったら・・・たぶん、いま僕はこの場にはいないだろう。その『もしも』の世界のことさ。・・・違いますか? フレサンジュさん」
イネス「概念はあってるわね」
<<アクセル>>
アクセル「そうだ、その『もしも』の世界のうちのひとつから俺たちは来た。・・・その証拠に、シャア・アズナブルは若くして総帥となり、アムロ・レイは・・・宇宙要塞ア・バオア・クーで・・・戦死している」
<<ラミア>>
ラミア「そう、その『もしも』の世界のうちのひとつから我々はやってきた・・・その証拠に、シャア・アズナブルは若くして総帥となり、アムロ・レイは・・・宇宙要塞ア・バオア・クーで生死不明となった。そうデータにある」

バニング「大尉が・・・?」
アムロ「それが、シャドウミラーが僕のことを曹長と呼んだ理由か。あの頃の僕の階級は、たしかに曹長だった」
<<アクセル>>
アクセル「話を元に戻そう。この協力体制によって・・・やがて平和な時代が訪れた。だが・・・」
<<ラミア>>
ラミア「話を元に戻しましょう。戦乱の火は完全に消されました。ですが・・・」

大介「長くは続かなかった・・・違うかな?」
<<アクセル>>
アクセル「おしいな。結果的にそうなったが、流れは違う」
<<ラミア>>
ラミア「結果的にそうなったが、流れは違う」

マリア「どういう意味?」
<<アクセル>>
アクセル「ゆるやかな腐敗さ。戦争はしません、平和に暮らしましょう。その言葉を隠れみのに、連邦は・・・いや、世界は少しずつ腐敗していった」
<<ラミア>>
ラミア「私はよく知らないが、データはある。・・・ゆるやかな腐敗、戦争放棄、平和という安息・・・その言葉を隠れみのに、連邦は・・・いや、世界は少しずつおかしくなっていったという」

プロスペクター「なるほど、たしかに1年戦争が終結してしばらくは、ひどいものでしたな。・・・結果、連邦はティターンズという組織を生み、大きな悲劇につながっていくわけですから」
カミーユ「・・・・・・」
※※フォウが仲間にいる場合、セリフ追加※※
フォウ「カミーユ・・・?」
※※ロザミィが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ロザミィ「お兄ちゃん?」

<<アクセル>>
アクセル「ヴィンデル・マウザー・・・・・・地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー隊隊長は、その世界を憂いた。だから・・・クーデターを起こした」
<<ラミア>>
ラミア「ヴィンデル・マウザー・・・・・・地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー隊隊長は、その世界を憂い、軍事クーデターを起こしました」

コウ「世界が絶えず争っている世界を作るために?」
<<アクセル>>
アクセル「そうだ。戦争の結果は決して出してはならない・・・そのあとに待つのは平和という名の腐敗が待つだけだからだ。・・・闘争が日常である世界なら、それは永遠に起こらない」
<<ラミア>>
ラミア「そう・・・戦争は終結してはならない・・・そのあとに待つのは平和という名の腐敗。・・・つまりは、闘争が日常である世界なら、それは永遠に起こることはない」

ルリ「そんなの、理論上に過ぎないと思いますけど」
<<アクセル>>
アクセル「理論上と言うよりは確率の問題だな。平和な世界より、闘争を日常とする世界の方が、腐敗が起こる可能性は低い。・・・それどころではないわけだからな」
<<ラミア>>
ラミア「理論上と言うよりは確率の問題だ。・・・闘争を日常とする世界の方が、その状況を考えても、腐敗が起こる可能性は低い」

五飛「・・・・・・」
ヒイロ「その考えは間違ってはいないかもしれん。だが・・・正しくもない」
チボデー「無責任な言い方かもしれねえけどよ、それならそっちで勝手にやってくれと思うがね」
サイ・サイシー「そうだよ、なんでこの世界にやってきたのさ? だいたい、どうやって?」
ノイン「・・・次元転移装置・・・というものか?」
<<アクセル>>
アクセル「正解だ、ノイン教官殿。・・・別次元を飛び越せる転移装置の完成。そしてこちらに来た理由は、シャドウミラーは・・・敗れたからだ」
<<ラミア>>
ラミア「正解です、ルクレツィア・ノイン特尉。・・・別次元への転移を可能にする装置の完成。そして我々がこちらの世界に来た理由は・・・シャドウミラーは敗北したからです」

一平「・・・お前がいた世界の・・・連邦軍にか?」
<<アクセル>>
アクセル「・・・ゲシュペンストmkIIIを隊長機とした、ゲシュペンスト隊の前にな」
<<ラミア>>
ラミア「ゲシュペンスト隊・・・ゲシュペンストmkIIIを隊長機とした、連邦の特殊鎮圧部隊によって」

ブライト「ゲシュペンスト隊・・・? そうか、3機しか造られていないはずのゲシュペンストをシャドウミラーが大量に保有している理由は・・・」
<<アクセル>>
アクセル「正確には量産型だが、性能的に大差はない。こっちの正式採用機がドラグーンになのは、向こうでの教訓を生かし、内部工作でゲシュペンストの正式採用を見送らせたからだ、これが」
<<ラミア>>
ラミア「正確には量産型です。性能的に大差はありませんが。そして、こちら側の連邦軍正式採用機がドラグーンになるように内部工作を行った」

タップ「そんなにすごいのかよ、ゲシュペンストって」
<<アクセル>>
アクセル「ドラグーンはコスト面、性能面・・・すべてにおいて優等生だった。だが、数々の失敗作を経て最終的にゲシュペンストシリーズは恐ろしい伸びを見せる」「低コスト、高性能の量産機に1機で戦況を変えられる究極の機動兵器・・・そのほとんどがゲシュペンストをもとにしている」
<<ラミア>>
ラミア「ドラグーンはコスト面、性能面、すべてにおいて初期ゲシュペンストを上回っていた。だが・・・ゲシュペンストシリーズは、フレームの構造上手を加えるのが容易だった」「最終的に低コスト、高性能の量産機に1機で戦況を変えられる究極の機動兵器・・・そのほとんどがゲシュペンストをもとにして造られた」

ライト「だからゲシュペンストを連邦正式採用機にするわけにはいかなかったわけか」
<<アクセル>>
アクセル「そう・・・だが、ドラグーンにも誤算があった。試作D兵器がここまで残ったことによって、こちらの予想よりも、はるかに優れた機体に仕上がってしまったことだ」
ケーン「試作D兵器って・・・俺たちのドラグナー1、2、3だよな? 残ったって・・・どういうことだよ?」
アクセル「試作D兵器は、ろくな戦闘データも取れないまま大破、完全廃棄となった」
<<ラミア>>
ラミア「そう・・・だが、ドラグーンにも誤算があった。試作D兵器の実戦データをもとに、こちらの予想よりもはるかに優れた機体に仕上がった」
ケーン「試作D兵器って・・・俺たちのドラグナー1、2、3だよな?」
ラミア「向こう側の試作D兵器は初陣で大破・・・戦闘データをまったくとれないまま、完全廃棄となった」

リンダ「ケーンは!?」
<<アクセル>>
アクセル「パイロットの名前はケーン・ワカバではなかったはず。他の2機もだ」
<<ラミア>>
ラミア「パイロットの名前はケーン・ワカバではなかった。ライト・ニューマン、タップ・オセアノの名も記録には残っていない」

ライト「なるほどね、俺たちはそっちでは民間人のままってわけか」
ユリカ「それで、シャドウミラー隊ごと、こっちの世界に飛んできたわけですね!」
ブライト「規模は?」
<<アクセル>>
アクセル「ゲシュペンストmk-IIだけで2000機」
<<ラミア>>
ラミア「ゲシュペンストmk-IIだけで2096機」

ヒカル「うそぉ!」
<<アクセル>>
アクセル「・・・と言いたいところだが、実際にこちらに来れた数は1割にも満たない」
<<ラミア>>
ラミア「・・・実際にたどり着いたのは、502機」

リョウ「え? なぜだい?」
<<アクセル>>
アクセル「空間転移ならまだしも、時空転移ともなると、まだまだ不安定で不確定要素も多い。大半は時空のねじれに巻き込まれて消滅した。・・・俺の記憶喪失も、その時の影響だと思う」
<<ラミア>>
ラミア「同次元内での空間転移と異なり、時空転移は不安定かつ不確定要素が多い。大半は時空のねじれに巻き込まれて消滅した。私の言語回路がやられたのも、この時の影響だ」
ハヤト(言語回路?)

カトル「なんてことだ。その程度の数に、地球連邦も異星人もいいように振り回されたというんですか?」
トロワ「しかし、逆に言えば、シャドウミラーは単独では大した力はもっていない・・・」
バニング「今回、ギガノスやマリーメイアと組んだように、他の勢力の力を借りなければ厳しいようだな」
デュオ「寄生虫みたいな組織だぜ。・・・となると、兵士の数もそんなにいないんじゃないのか?」
<<アクセル>>
アクセル「人間でない兵士ならゴマンといる。Wナンバーと呼ばれる、人造人間だ。心を持たず、指令のみ忠実に実行する・・・人形だ」(W17・・・シリーズ最高傑作。いつか決着をつけねばならん)
アキト「連中の目的は・・・この世界を?」
アクセル「最終的な目的ではない・・・シャドウミラー隊、いや、ヴィンデルの真の目的は、この世界をテストケースとして、増強した軍事力を持って・・・元の世界に復讐することだ」
<<ラミア>>
ラミア「兵隊なら問題ない。Wナンバーと呼ばれる・・・人造人間がいる。指令のみを忠実に実行するためだけに存在する・・・隊長の言葉を借りれば人形だ。各組織に入り込んでいるスパイも・・・ほとんどがこのWナンバーだ」
クワトロ「ではロンド・ベル隊に侵入したスパイは?」
ラミア「・・・私です、大尉。・・・W17。ラミア・ラヴレスは本当の名前ではありません。今度はナンバーで呼んでいただいて結構です」
カミーユ「名前が・・・ナンバー。それでいいのか!? いいはずがないだろっ!」
ラミア「・・・カミーユ・ビダン。そうだったな」
アキト「ラミアさん、連中の目的は・・・この世界を?」
ラミア「最終的な目的とは違う。・・・ヴィンデル様の目的は、この世界をテストケースとし、増強した軍事力で再び元の世界に戻ることだ」

日吉「テストケース・・・そのために」
小介「いろんなところに潜入して、情報を操作しているということですね?」
<<アクセル>>
アクセル「そういうことだ。シャドウミラーは、各組織に俺のようなスパイを送り込んでいるんだ、これが」
<<ラミア>>
ラミア「そういうことだ。シャドウミラーは、各組織に私のようなスパイを送り込んでいる」

めぐみ「そのスパイを通して、情報や技術を入手しているってわけね」
<<アクセル>>
アクセル「ああ、ネルガルやアナハイムにも入り込んでいるはずだ」
<<ラミア>>
ラミア「ネルガルやアナハイムにも入り込んでいるはずだ」

エリナ「なんてこと、すぐに連絡して調査しないと!」
ニナ「この騒ぎの中で? とっくに逃げ出しちゃったんじゃないかしら」
○○○「そして・・・リオン大元帥暗殺は小バームに入り込んだ工作員の仕業だ」
一矢「・・・なんだと!?」
<<アクセル>>
アクセル「間違いない。なぜなら、指示をしたのは・・・俺だからだ」
<<ラミア>>
ラミア「間違いない。なぜなら、実行したのはW16・・・もし失敗したならば、私が行くことになっていたからだ」

一矢「お前はっ!」
〔殴打音〕
○○○「ぐっ!」
一矢「お前のせいで、地球とバーム星は・・・! 父さんは!」
ドモン「落ち着け、竜崎!」
レイン「彼女がしなくても、別の人がやるだけよ!」
一矢「かもしれない・・・だけど!」
○○○「・・・・・・」
リリーナ「でも、これで地球とバーム星の戦争が陰謀によるものだと立証されたのです。和平の可能性が出てきました」
ノイン「プリベンターの方で裏付けをとってみましょう」
ボス「ところでよ、こいつをこのままロンド・ベルに参加させていいのか」
マリア「別にいいじゃない。何か問題あるの?」
<<アクセル>>
エリナ「シャドウミラーのスパイだった男よ!?」
<<ラミア>>
エリナ「シャドウミラーのスパイだった女よ!?」

ハヤト「そりゃ、この前までの話だ。それともなにか、俺たちを助けるために自爆したり、今回、助けに現れたのは芝居だとでもいうのか?」
ベンケイ「ハヤト・・・」
<<アクセル>>
ブライト「こうしよう。・・・彼は投降してきたものの、まだ危険性がある。ここはロンド・ベル隊の監視下に置く」
<<ラミア>>
ブライト「こうしよう。・・・彼女は投降してきたものの、まだ危険性がある。ここはロンド・ベル隊の監視下に置く」

アカツキ「やれやれ、どいつもこいつもみんな甘ちゃんだこと」
レイカ「スパイ容疑ということなら、あなたも同罪だってことをお忘れなく」
ビューティ「なにしろ、自分の正体を隠してロンド・ベルに潜入したってことは、○○○と同じだもんね」
万丈「○○○くんと違って、ここまで正体がバレてたスパイも珍しいけどね」
アカツキ「好きにしてくれ。まったく・・・失敗したよ」
<<アクセル>>
アクセル「あいかわらずの部隊だ。・・・だが、それがいい」
<<ラミア>>
ラミア「神・・・お前は私のことが気に入らないのではなかったのか?」
ハヤト「フッ、俺はボインちゃんが好きなんでな。・・・それでいいじゃねえか」
ラミア「・・・素直に受け取っておこう。悪くない・・・そう、悪くない気分だ」


ジャブロー 管制室
ブライト「これまでの報告では、各地で連邦軍基地を襲撃していたマリーメイア軍は、ジャブロー奪回と同時に、ほとんどが連邦軍に投降しています」
三輪「当然だ。連邦に勝てるわけがないのだ!」
ブライト「ただし、シャドウミラーと呼ばれる部隊は、ほぼ全てが撤退、姿を消しています」
三輪「むうう、破壊したメカから何かわからんのか!」
ユリカ「わかりません!」(別の世界の連邦軍製なんて言えないし・・・)
クワトロ「シャドウミラーの動き・・気になるな。奴らは当然ベガ星連合軍や木連にも接触しているだろう」
アムロ「宇門くん、君がベガ星連合軍に囚われている時・・・それらしい動きはなかったのかい?」
大介「ええ、おもてだって動いてはいなかったようです」
ノイン「わかっているのはバーム星との関係だけか。あとは・・・木連だな。しばらく動きがないが」
プロスペクター「・・・ハルカ嬢とレイナード嬢のことも気になりますしねえ」
三輪「なにをこそこそ話しておる! ナデシコの裏切り通信士と操舵士など、もうとっくに殺されておるわ!」
ユリカ「そんな言い方ってないと思います!」
三輪「貴様・・・裏切り者の肩を持つのか!」
万丈「まあまあ、三輪長官。それよりも・・・ちょっと気になる情報を手に入れたんですがね」
三輪「気になる情報?」
万丈「ええ。南原コネクション、ビッグファルコン、そして早乙女研究所・・・各研究所が異星人に襲われたらしいじゃないですか。なぜ僕たちに連絡が回されなかったんです?」
ブライト「なんだって!?」
クワトロ「・・・それが本当なら・・・説明してほしいものですな、長官」
三輪「う・・・当然だ! 地球防衛の要であるジャブローが危機に陥っているのだ! 研究所などより優先に決まっておろうがっ!」
大介「それで見殺しに・・・!? お前・・・!」
ユリカ「わっとと、ちょっと待ってください、宇門さん。・・・三輪長官、今後はこういうことってありませんよね?」
三輪「何度言ったらわかるか! 研究所とジャブローを比べたら・・・」
ユリカ「そのジャブローを守れたのも、スーパーロボットのおかげです。・・・それを邪険にするなら、この件をお父様に報告します・・・!」
三輪「ミスマル提督・・・に!?」
プロスペクター「あの方は恩義にはうるさい方ですからなあ。恩を仇で返すようなことをしたとなれば・・・」
三輪「ええい、うるさい! ブライト大佐! 命令を与える!」
ブライト「なんでしょう」
三輪「被害を受けた研究所へ向かい、被害があればそれを援助しろ! ついでに補給もしてこい!」
ブライト「わかりました。・・・すまんな、ミスマル艦長」
ユリカ「告げ口なんて、かっこ悪いですけど、今回は特別です」

ネェル・アーガマ ブリッジ
〔通信のコール音〕
リンダ「レディ・アンからゲッターチームに連絡です」
レディ「ゲッターチームに告げます。すぐに日本に戻ってください」
リョウ「どうしたんです?」
レディ「この度の攻撃に乗じて、日本の研究所も攻撃を受けたのですが、特に早乙女研究所の被害が大きいのです」
ミチル「なんですって!」
ベンケイ「博士は大丈夫なんですか?」
レディ「重傷です。それで、どうしてもゲッターチームに伝えたいことがあると」
リョウ「わかりました。ブライト艦長、失礼します。ハヤト、ベンケイ、いくぞ!」
ジャック「留守はテキサスマックに任せなサーイ!」
ミチル「待って、あたしも行くわ!」
アストナージ「おいおい、ミチルさんがいなくちゃ、残ったゲッターの整備ができない」
ハヤト「そういうことだ、ここは俺たちにまかせろ」
※※ムサシが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ムサシ「おうよ、ミチルさんはおいらにまかせろ、ハヤト!」
メリー「ムサシさん、そうじゃないでしょう」

ベンケイ「それじゃあ、行ってくるぜい!」
ブライト「レディ・アン、他の研究所も襲われたということですが」
レディ「ええ、しかし、すでにそれを想定していたので、被害はあまりありません。重要な資料などはすでに運び出されたあとでした」
健一「さすがは左近寺博士、ぬかりはない」
豹馬「もっとも、向こうはそうとも知らずに勝利気分に浮かれてるかもな」

地底城 司令室
ハイネル「・・・つまらぬ!」
カザリーン「ハイネル様・・・?」
ハイネル「スーパーロボット・・・ボルテスのいないビッグファルコンをつぶしたところで、勝利したことにはならん!」
〔通信のコール音〕
カザリーン「ハイネル様、通信が」
ブライ「あせるでない、プリンス・ハイネル。地球と宇宙の小競り合いは終わったようだ。疲弊した地上の軍を叩くのならば今だろう」
ハイネル「よくも落ち着いていられる! 早乙女研究所とやらも、ゲッターロボは不在であろうが!」
ブライ「その通りだ。だが研究所の危機にゲッターは駆けつけざるを得まい? そこをつぶせばよい」
ヒドラー「残念ながら研究所攻撃中にはゲッターは現せませなんだが、これで連中もまともな補給、ゲッターの強化もできなくなった。・・・どちらにしても結果は良好でしょう」
ハイネル「その考えが生ぬるいというのだ!」
地獄大元帥「フフフ・・・若いな、プリンス・ハイネル。絡め手は時として有効な手段なのだぞ」
カザリーン「ハイネル様・・・」
ハイネル「わかった。頭に血が昇っておったようだ、ブライ大帝、地獄大元帥よ」
ブライ「生まれた星は違えども、さすがは頭に角を持つ一族の王子。わしらはこれから地底城へ行く。そこで作戦会議といこうではないか」
ハイネル「・・・わかった。待っておるぞ」
ジャンギャル「ハイネル様、よろしいので?」
ハイネル「・・・キャンベル星人、ジャネラに連絡をとれ」
カザリーン「ハイネル様!?」
ハイネル「・・・ベガ星連合軍が月から撤退した今、地上制圧後に百鬼の軍を総攻撃で根絶やしにする作戦は見通しが立たん。消耗戦になるだけだ」
ジャンギャル「たしかに」
ハイネル「ならば、地球連邦軍の戦力の要、ロンド・ベルを叩き・・・あわよくばその戦力を奪わねば、我々は有利に事を進められなくなる」
カザリーン「わかりました。女帝ジャネラにはただちに連絡をいたします」
ハイネル「・・・キャンベル星も和平派が勝利をおさめつつあると聞く。ジャネラたちもあせっているだろうからな」

鬼岩城 三面鬼殿
ジャネラ「わかった。・・・ダンゲル将軍にやってもらう」
ワルキメデス「・・・ジャネラ様、ベガ星連合軍が」
ジャネラ「わかっておる。もう我らにあとはない。ダンゲル!」
ダンゲル「は! お任せください、ジャネラ様! 必ずや!」
ジャエンラ「よかろう、ただし、失敗した時は、お前はもう将軍ではない、マグマ獣に改造してやる!」
ダンゲル「な、なんと!」
ジャネラ「私の計画通りなら、とうの昔に人間は滅びていた。それが遅れたのはひとつはロンド・ベルのため、またひとつは、ダンゲル、お前の無能なため」
ワルキメデス「・・・・・・」(なんというお方だ・・・ダンゲル、哀れなやつ・・・)
ダンゲル「な、なんと申されます! 今までの敗北の責任を、すべてこのわしに押しつける気ですか!」
ジャネラ「そうでないというのなら、先ほど申したとおり、ロンド・ベルを落としてみせよ!」
ワルキメデス「ダンゲル、百鬼帝国やボアザン軍のメカを借り受けてある。それを持っていくがいい」
ダンゲル「すまん、兄貴。・・・ジャネラ様、コン・バトラーもろとも、ロンド・ベル隊をしとめてご覧にいれる!」
ジャネラ「うむ、行けい!」
ワルキメデス(・・・ダンゲルが失敗したら・・・次は私の番か。身の振り方を考えねばならんかもしれんな)

ジオン基地 司令室
ギニアス「フフ・・・フフフ・・・ハハハハハハハ! ついにアプサラスは完成した! 連邦が力を失っている今こそが好機! ハマーン様もわかっておられる!」
ノリス「・・・・・・」
ラル「大佐、いかがなされた?」
ノリス「少し解せないのだ・・・ギガノス帝国の事実上の崩壊はわかる。だが、今ジャブローを攻めろという命令・・・タイミングを逸しているとしか思えん」
ビッター「いいではないか、パッカード大佐。新型を増援で回してもらえるらしい。・・・我々は斬り込みに徹すればいい」
ギニアス「アプサラスの力があれば、ジャブローの壊滅など容易! 増援の必要などない・・・フフ・・・ハハハハハ!」
ノリス(アイナ様、私がたどり着く前に・・・どうかジャブローを離れておられるよう・・・)

ナデシコ ブリッジ
〔警報〕
ルリ「敵です」
ユリカ「シャドウミラーが戻ってきたんですか!?」
ルリ「識別コード、違います。これは・・・ジオン軍です」
ユリカ「ジオン軍!?」
リョーコ「何で今ごろ、ジオン軍が!?」
プロスペクター「大規模な戦闘が終わって、バタバタしてますからなあ。狙われたようですな」
ユリカ「落ち着いてる場合じゃありません! ブライト艦長に連絡! エステバリス隊、出撃準備をしてください!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「それぞれの戦う意味」
「ネオ・ジオン動乱」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
シロー「あれはアプサラス!?」
アイナ「ギニアス兄さん!」
バニング「どこにいく!」
アイナ「ギニアス兄さんを止めます!」
〔味方ユニット出現〕
ギニアス「あれは・・・アイナか!」
ノリス「アイナ様、まさか、このようなことになるとは・・・」
ビッター「ノリス大佐、何を迷っている。敵である以上、排除せねばならん!」
ブライト「出撃だ!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
アイナ「兄さん! ノリス!」
ノリス「アイナ様・・・」
ギニアス「アイナ! 今からでも遅くはないっ! 我が元に戻れ!」
アイナ「・・・いいえ、戻れません。私はここで、地球のために戦います・・・!」
ギニアス「死んでいったジオンの兵に申し訳が立たんと思わんのかっ!」
アイナ「・・・兄さん、これはもう私闘です」
ギニアス「わかったようなことを言うな! これは戦争なんだ!」
アイナ「いいえ、私闘です」
ギニアス「アイナ・・・もうお前とは言葉が通じないようだな」
アイナ「あなたとは、もうずっと前から・・・!」
ドモン「いいのか? 戦う限りは、こちらも手加減はできんぞ」
甲児「おい、そんな言い方ないだろ? なんとか隙を見つけてさあ」
鉄也「・・・できればな。しかし・・・」
大介「これだけの戦力だ。現実的ではない・・・」
アイナ「みなさん、ありがとうございます。でも・・・決めたんです。これが私の戦争です」
アキト「みんな、自分の戦争をしようとしてる・・・止められないんだ」
リョーコ「やるしかねえ」
ノリス「アイナ様・・・強く・・・強くなられた。これで私の役目も終わる」
ラル「・・・我々の戦いにも決着をつけよう、坊や」
アムロ「各個撃破でいく・・・無理はするな!」
<戦闘開始>

<ギニアス撃破or5PP・第3軍増援1出現>

※※ギニアス撃破の場合、セリフ追加※※
ギニアス「私の夢は、まだ終わらん! 私の夢、アプサラス!!」
〔敵ユニット出現〕
アイナ「兄さん・・・こんなものに・・・兄さんは何を夢見たの・・・」

リンダ「12時の方向より未確認飛行物体接近、この反応は異星人?」
〔第3軍ユニット出現〕
ダンゲル「なんだ、先客がいるのか?」
豹馬「あれは・・・キャンベル星人じゃねえか!」
ダンゲル「葵豹馬か! 今日こそ決着をつけてくれる!」
十三「わいらがいない間に南原コネクションを襲ったらしいやんけ!」
ちずる「やることが汚いわ!」
ダンゲル「ワァッハッハッハッハ! 弱いところを攻めるのが、戦いの常道だ!」
健一「ボアザン星のメカもいる・・・! おいっ! ハイネルはいないのか!」
ダンゲル「ハイネル? あんな若造のことなど知ったことか! 捕らえた地球人と遊んでおるわい!」
大作「捕らえた地球人ですと!?」
一平「間違いねえ、健一! まだ親父さんは地球にいるぞ!」
日吉「兄ちゃん!」
健一「うるさいっ!」
大次郎「あんさん!?」
健一「・・・父さんのことなど関係ないっ! 忘れたか、大次郎、日吉っ! 俺たちはボアザン星人を、異星人を追い払うためだけに戦っているんだ! それが父さんの望みなんだ!」
豹馬「剛、お前・・・」
健一「俺たちが父さんのことで心を乱されて、戦いに負けたらどうする! キャンベル星人、そしていっしょになっているボアザン星人をなんとしてでも地球から追い出す! 父さんを助けるのはそれからだっ!」
ケーン「耳が痛えぜ、ちくしょう・・・!」
ドモン「・・・・・・」
豹馬「気に入ったぜ、剛! ダンゲル! いくら攻めてこようと俺たちは負けやしねえ! てめえらの本拠地を見つけだして、一人残らず地球から叩き出してやるからそう思え!」
ダンゲル「ふざけたことを! 今日こそ決着をつけてくれるわい! ぬおおおおおおっっ!!」
〔ダンゲル、気力+30〕
※※まだギニアス健在の場合、セリフ追加※※
ギニアス「キャンベル星人か。あいつらは無視しろ、我々の目的はジャブロー陥落だ」


<第3軍増援1出現の次PP・敵増援1出現>
リンダ「艦長! 上空から降下してくる部隊があります!」
ブライト「なんだと!? 敵の増援か!」
コウ「まだ来るのか!」
〔敵ユニット出現〕
クワトロ「これは・・・ネオ・ジオンの!?」
※※まだギニアス健在の場合、セリフ追加※※
ギニアス「来たか!」

グレミー「異星人もいるのか? ・・・ハマーンめ、どういうつもりだ!」
ラカン「どうするのだ、グレミー」
グレミー「ロンド・ベル隊をつぶす。これは千載一遇の好機かもしれん。ここでロンド・ベルを落とせば、私の発言をハマーンも無視できなくなる・・・。そのためにも、頼むぞ、プル、プルツー」
プル「まかせて!」
プルツー「・・・わかった」
アムロ「娘・・・? あのモビルスーツには・・・」
カミーユ「なんだ!? ジュドー・・・!?」
プル「な、なに・・・? この感じ・・・ジュドーがいる・・・!?」
グレミー「何をしている、プル、プルツー! 攻撃開始だ!」
プルツー「プル、いくよ!」
プル「う、うん・・・ねえ、プルツー」
プルツー「わかってる。・・・でも、あれはジュドーじゃない」
クワトロ「ニュータイプ部隊・・・まさか・・・あの男か?」
アムロ「大尉、知っているのか?」
クワトロ「いや・・・なんでもない」
グレミー(この感覚・・・連邦の白い悪魔はニュータイプだと聞いているが・・・他にも何人かいるというのか?)

<アムロvsラル>
ラル「あの時の坊やが地球の命運を背負うか。時代は変わるものなのだな」
アムロ「いつまでも坊やでいられない事情がある!」

<ダンゲル(グレートマグマI搭乗)撃破・第3軍増援2出現>
ダンゲル「これでかったと思うな!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
〔ダンゲル、棋力+30〕

ダンゲル「グレートマグマIIで勝負だ!」

<クワトロvsギニアス>
クワトロ「ギニアス・サハリンか、あせりすぎだ」
ギニアス「何も知らぬ輩が偉そうに!」

<シローvsギニアス>
シロー「やめるんだ! もう勝負はついてる! これ以上アイナを悲しませるなっ!」
ギニアス「まだ勝負はついていない。このアプサラスで戦況は変わる!」

<シローvsノリス>
ノリス「貴様がアイナ様にふさわしい男か、最後に見極めさせてもらう!」
シロー「最後に!? あんた・・・まさか!」

<アイナvsギニアス>
ギニアス「アイナ、見ろ。私の夢が、アプサラスが完成したのだ!」
アイナ「兄さん、こんなものが兄さんの夢だというの!」

<アイナvsノリス>
アイナ「ノリス、下がってください! 勝負は見えています!」
ノリス「いいえ、私は軍人です。戦いから逃げるわけにはいきません!」
アイナ「ノリス!」
ノリス「人の生は何を成したかで決まる・・・! ギニアス様は夢を成し遂げられた。立派です・・・! アイナ様、あなたはご自分の夢のために戦いなさい。たとえ、その前に立ちふさがるのが私であっても・・・!」
アイナ「ノリス!」(ノリス・・・なんとか・・・なんとかならないの?)
シロー「・・・・・・」

<豹馬vsダンゲル>
ダンゲル「俺が死ぬかコン・バトラーが死ぬか、二つにひとつ。ゆくぞ豹馬!」
豹馬「望むところだ、きやがれダンゲル!」

<グレミー撃破>
グレミー「まさか・・・まさか、この私がこんなところで!? そんなはずがなない、私はジオンの血の王国を・・・!」
クワトロ「はめられたな」
グレミー「なに・・・!?」
クワトロ「お前はハマーンに目をつけられていた」
グレミー「バカな、ではハマーンは私を始末するために・・・!?」
クワトロ「・・・そういう女だ」
グレミー「貴様・・・貴様は・・・!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだプル健在の場合、セリフ追加※※
プル「グレミーが!? グレミー!」
※※まだプルツー健在の場合、セリフ追加※※
プルツー「なんてことだ・・・グレミー・トトが・・・落ちた!?」

クワトロ(ネオ・ジオンも動き出したようだな・・・あまり時間もない)

≪既にグレミー撃破≫
<カミーユvsプル(戦闘後)>

プル「なに!? ジュドー!?」
カミーユ「誰だ!? この感じ・・・子供? ジュドーじゃないけど・・・」
プル「ジュドーを・・・ジュドーを知ってるの!?」
カミーユ「ああ、知ってる。君は?」
プル「プル! エルピー・プル! 会わせて! ジュドーに会わせてよ!」
ブライト「どうした、カミーユ!」
カミーユ「このモビルスーツ・・・ジュドーの知り合いが乗っているようなんです!」
ファ「ジュドーくんの!?」
※※まだプルツー健在の場合、セリフ追加※※
プルツー「何やってる! プル!」

アムロ「無邪気すぎる、この敵意・・・どうするべきなんだ?」
クワトロ「エルピー・プル・・・来ないか?」
プル「え?」
カミーユ「大尉・・・」
クワトロ「君に戦いを強制する存在・・・グレミー・トトは死んだ。我々と戦う理由はあるまい」
※※まだプルツー健在の場合、セリフ追加※※
プルツー「プル!」

プル「・・・でも・・・」
カミーユ「大尉! この子たちはいったい・・・!」
クワトロ「強化人間だ」
カミーユ「!!」
※※フォウが仲間にいる場合、セリフ追加※※
フォウ「カミーユ・・・!」
※※ロザミィが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ロザミィ「カミーユ・・・!」

カミーユ「プル・・・といったね。来るんだ、間違った方向に行っちゃいけない!」
プル「・・・・・・」
カミーユ「ジュドーは自分で決めた道で戦ってる! 命令されて戦っちゃいけない!」
プル「命令・・・された戦い・・・?」
※※まだプルツー健在の場合、セリフ追加※※
プルツー「プル! 耳を貸すな!」
プル「ごめん、プルツー」
プルツー「!?」

プル「・・・私、この人たちと一緒にジュドーを探しに行く!」
※※まだプルツー健在の場合、セリフ追加※※
プル「プル! 私はそう簡単にだまされない! 戦って勝つ・・・それが私の存在意義だ!」
プル「わからず屋ぁっ!」

〔プル、敵から味方へ〕

<プル撃破>
プル「そんな・・・! ジュドーッ!」

<プルツー撃破>
※※プルが撃破の場合のセリフ※※
プルツー「・・・裏切り者! 戦うことが・・・私たちが存在する・・・意味だ! それを忘れたか・・・!」
プル「違うよ! ジュドーは違うって言ったもん! あたしたちだって、ジュドーみたいになれるんだよ! プルツー!」
プルツー「だから・・・手加減したと・・・? ふざけるな、プル・・・!」
〔敵ユニット撃破〕
プル「・・・・・・」
※※プル以外が撃破の場合のセリフ※※
プルツー「まさか・・・こんなところで!?」


<ギニアス撃破>
ギニアス「私の夢は、まだ終わらん! 私の夢、アプサラス!!」
〔敵ユニット撃破〕
アイナ「兄さん・・・こんなものに・・・兄さんは何を夢見たの・・・」

<ノリス撃破>
ノリス「アイナ様・・・先に逝きます。あなたはご自分の夢のために生きてください」
アイナ「脱出して! ノリス!」
ノリス「アマダ少尉・・・アイナ様を・・・アイナ様をよろしくお願いいたしますぞ」
シロー「・・・わかった」
〔敵ユニット撃破〕
アイナ「ノリスーーッ!」

<ダンゲル(グレートマグマII搭乗)撃破>
ダンゲル「お、おおお、まさか・・・まさか、この俺があっ!」
豹馬「終わりだぜ! ダンゲルッ!」
ダンゲル「葵・・・豹馬ぁっ!」
〔敵ユニット撃破〕
豹馬「待ってやがれ、女帝ジャネラも、お前と同じところに送ってやらあ・・・!」

<敵全滅・勝利条件達成>
※※まだノリス健在の場合、セリフ追加※※
ノリス「私が最後の1機か・・・だが・・・まだ負けん!」
アイナ「ノリス! もうやめて、ノリス!」
ノリス「アイナ様・・・私のことは、もうお忘れになってください。あなたの戦いが、無事に終わることを・・・心から願っております」
シロー「あなたの戦いは・・・どうなんだ!」
ノリス「なに!?」
アイナ「シロー・・・?」
シロー「こんなかたちで終わるのが、あなたの戦争なのか! アイナは・・・兄さんとの戦いに勝った。あなたの戦いは・・・こんなかたちで終わってしまっていいのか!」
ノリス「・・・・・・」
シロー「自分の戦いをしている人間が・・・この部隊にはたくさんいる! なのに・・・!」
アイナ「ノリス・・・私を・・・守ってくれるのではないのですか・・・!?」
ノリス「・・・アイナ様・・・」
シロー「ブライト艦長!」
ブライト「・・・私は何も見ていない。敵は全滅させた」
アイナ「ノリス・・・また、戦ってくれますか・・・?」
ノリス「・・・私も・・・私の戦いをいたします・・・!」
※※プルがプルツーを撃破の場合、セリフ追加※※
プル「ねえ、あれ!」
プルツー「・・・・・・」
一矢「コクピットから放り出されたのか?」
勝平「生きてるのかよ!?」
プルツー「・・・う・・・」
ルリ「生命反応を確認。生きてます」
プル「直撃させなかったもん! プルツー!」
ブライト「回収しろ!」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ネェル・アーガマ 一室
アイナ「兄さん・・・」
シロー「アイナ・・・すまない、兄さんを・・・助けられなかった」
アイナ「いいんです、シロー。あれしか・・・なかったんです」
シロー「・・・・・・」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「ノリスはわかってくれました。それで十分です」
ノリス「アイナ様・・・」
シロー「パッカード大佐、ジャブローを出るまでは・・・独房に入ってもらうことになるが・・・」
ノリス「お心づかい、感謝する。生きてアイナ様をお守りできるだけで、私は満足です」
アイナ「ノリス・・・」


≪プルが仲間にいる≫
ナデシコ 医務室
プル「ジュドーはいないの?」
カミーユ「彼は木星に旅立ったんだ。・・・今は連絡が取れない」
プル「なんだ・・・つまんないの」
イネス「検査結果が出たわよ、ビダンくん」
カミーユ「・・・どうなんです?」
イネス「結果はシロ。・・・彼女は限りなく純粋なニュータイプに近い、と言えばいいかしら」
カミーユ「そうですか。・・・よかった」
プル「?」
カミーユ「はやく世の中を平和にして、一緒にジュドーを探そう」
プル「うん!」
イネス「・・・・・・」
※※プルツーが仲間にいる場合のセリフ※※
カミーユ「どうしたんです?」
イネス「問題はこっちの娘ね」
カミーユ「たしか・・・プルツーと」
イネス「・・・この娘は・・・その子のクローンよ」
カミーユ「・・・!?」
イネス「おそらくは、兵士の量産・・・」
カミーユ「なんてことを・・・ジオンめ!」
イネス「とりあえずケガは軽いから、少し安静にしててもらえば、すぐに良くなるわ」
カミーユ「お願いします、イネス先生・・・」


アクシズ 司令室
ハマーン「グレミーは・・・そうか」
マシュマー「・・・はい。例の計画も同様に消滅したことになります」
ハマーン「アプサラス・プロジェクトか。・・・あんな夢物語のような計画で、ジャブローを落とせるとは思えん」
マシュマー「これからの動きですが」
ハマーン「静観だ」
マシュマー「は!?」
ハマーン「あわてるな、マシュマー。今は様子を見るだけでいい」
マシュマー「しかし・・・」
ハマーン「私の言ったこと・・・聞こえなかったのか? ・・・さがってよい」
マシュマー「・・・はい」
ハマーン「気持ちはわからんでもないが、な。・・・さて、話というのを聞かせてもらおうか」
レモン「・・・喜んで。ハマーン・カーン様」

ジャブロー 格納庫
ノイン「日本から客人だ」
左近寺「よぉ、お前たち、しっかりやっているか!?」
健一「左近寺博士!? どうしてここへ」
めぐみ「ビッグファルコンの方は大丈夫だったんですか?」
左近寺「少しばかりやられたが、大したことはない。それよりも、わしは今回、日本の各研究所の代表としてここに来たのだ」
日吉「代表?」
※※No17Bをクリアした場合のセリフ※※
左近寺「そうだ。・・・ボルテスVの強化装置だ」
一平「なんだって!?」
左近寺「超電磁加重砲は知っているだろう? その小型化に成功したのだ」
健一「じゃあ、ボルテスに超電磁加重砲がつくんですか!?」
左近寺「いや、違う。さすがに敵に放射できるほどの出力は出せん。・・・そのエネルギーを天空剣に集め、敵に叩きつける・・・その名も超電磁ボール!」
大次郎「超電磁ボール・・・!」
豹馬「すげえぜ! 良かったじゃねえか、剛!」
京四郎「ダイモスもパワーアップできないのか? 一矢」
一矢「ぜいたく言うなよ、京四郎」
めぐみ「いつの間にそんなものを・・・」
左近寺「こんなこともあろうかと、開発を進めておったのだ」
※※No17Cをクリアした場合のセリフ※※
左近寺「そうだ。・・・ダイモスの強化装置だ」
一矢「なんですって!?」
左近寺「和泉博士から託された、ダイモスの最大の業であるダブルブリザード・・・この威力をさらに上げるための装置だ」
一矢「ダブルブリザードが!?」
左近寺「そうだ、敵を一瞬にして凍りつかせるフリーザーストーム、続けて放つ灼熱のファイヤーブリザード! 冷気と高熱・・・その急激な変化には、いかなる金属もその強度を失う!」
京四郎「そこに烈風正拳突きを食らわせれば・・・!」
左近寺「左様、耐えられるものなどあるまい!」
一矢「フリーザーストームにファイヤーブリザード・・・!」
豹馬「すげえぜ! 良かったじゃねえか、竜崎!」
一平「ボルテスもパワーアップできないのか? 健一」
健一「ぜいたく言うな、一平」
ナナ「でもお父さんったら、いつの間にそんなものを・・・」
左近寺「こんなこともあろうかと、開発を進めていたということだ」

ウリバタケ「くうう~! こんなこともあろうかと・・・! 自然に使ってるぜ、ちきしょお~!」
アストナージ「よくわからん感覚だな」
レイン「まあまあ。じゃ、作業をしてしまいましょう。ゲッターチームとも合流しなくちゃならないし・・・って、あら?」
ニナ「・・・いったいどういう計算式で計算すれば、この装置が載るのかしら・・・絶対爆発するわ・・・」
レイン「あのぉ~、ニナ・・・さん?」
エリナ「ほら、どうせバッチリ装備できるんだから! さっさとしてよ」
ニナ「・・・あなた、慣れるの早いわね」
甲児「パワーアップか・・・! すげえぜ!」
さやか「ここなら設備もあるし、すぐに改造できるものね」
<<アクセル>>
アクセル「シャドウミラーも本格的に動くだろう。・・・強化は必要だな」
<<ラミア>>
ラミア「ここにきて強化か。ありがたい話だな」

左近寺「そうだ、さっそくかかってくれ」
ケーン「じゃ、改造が終わるまで、自室待機としますか」
タップ「おう、思い切って寝ちまうか」
左近寺「何を言っている?」
ライト「へ?」
左近寺「改造が終わるまで、パイロットはわしが鍛えてやる。全員デッキの周りをランニングだっ!」
宇宙太「デッキって言っても・・・広いぜ!?」
左近寺「だからこそ意味がある! どうした、早く行かんか!」
勝平「いまどきそんなの、はやんねえよ!」
左近寺「ムダ口を叩くな! 健全な精神は健全な肉体に宿るとは言わんが、健全な肉体であるのにこしたことはない。さっさと走れ!」
健一「はいっ!」
ジョルジュ「左近寺博士はスポ根博士と聞いてましたが」
アルゴ「スポコン?」
ヒカル「スポーツ根性のこと。・・・っていうか、ジョルジュさん、フランス人なのになんでそんなこと知ってるの!?」
アキト「なんで俺たちまで・・・」
※※ガイが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガイ「基地内を走るなんて、せめて夕陽に向かって走らせろ!」

アカツキ「バカバカしい。ぼくは・・・」
左近寺「そこの髪の長いの! 後ろに縛れ!」
アカツキ「あのねえ、ぼくはネルガルの・・・」
左近寺「会長だろうがスパイだろうが関係ないと言ったァッ!」
アカツキ「う・・・」
<<アクセル>>
アクセル「アカツキ会長、観念しな。元スパイも走るからよ」
<<ラミア>>
ラミア「あきらめたら、どうだ? 元スパイからの忠告だ」

左近寺「所属や階級など関係ないッ! 走れえいッ!」
コウ「このところ、トレーニングさぼってたからなぁ」
アムロ「大尉、打ち合わせをしよう」
クワトロ「名案だ」
マリア「あ! ずるい!」

ジャブロー 通路
クワトロ「話とは? アムロ大尉。あの場を逃れる方便だと思ったが」
アムロ「半分はそうですよ、大尉。・・・なぜ、戻ってきたのです?」
クワトロ「なんのことかな。私はずっとルナツーにいた。戻ってくるもなにもない」
アムロ「確証はなかったが、あのネオ・ジオンの士官との話を聞いてわかった。なぜ、ここにきて、戻ってきた?」
クワトロ「君を笑いに来た・・・そう言えば、君の気が済むのだろ?」
アムロ「・・・多くは聞かない。だが・・・」
クワトロ「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でも、それ以下でもない」
アムロ「僕がもう少し若かったら・・・殴り倒しているところだ。・・・シャア」

ネェル・アーガマ ブリッジ
リンダ「連邦の捜索部隊から、敵の本拠地と思われる地底城への入り口を発見したとの連絡が入りました!」
ブライト「なに? どうやってだ!? 今までもさんざん、捜索は行われてきたはずだぞ?」
リンダ「南原コネクション、四谷博士からです! 熱線追跡カメラで、コネクションを襲った敵を追跡した結果、おおよその位置がつかめたようです」
ギャリソン「聞いたことがございますな。たしか以前、キャンベル星人の斥候部隊であったオレアナと将軍ガルーダの本拠地を突き止めたのも、そのカメラの力だとか」
ブライト「なるほど、さすがは四谷博士、頼りになる。・・・ところで時田さん、皆の姿が見えんが?」
アムロ「走っているよ、ブライト」
ギャリソン「アムロ様は参加されないので?」
クワトロ「そろそろ歳でな。殴られずに済んだ」
ギャリソン「・・・?」
ブライト「・・・まあいい。地上のジオン軍は、先ほどの攻撃でその戦力をほとんど失ったはずだ」
アムロ「ああ、ここを押さえられれば・・・地球に大きな戦力は残らないはずだ」
クワトロ「早乙女研究所の方は大丈夫なのか? 早乙女博士は重体だと聞いているが?」
ブライト「ああ、続報はまだない。リンダくん、連絡を取ってみてくれ。ゲッターチームとは、直接合流する」
【シナリオエンドデモ終了】


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