TOP PAGEへ

No.35B
友と誓ったこの平和
すべてはバームの民のために

【シナリオデモ開始】
小バーム星
ジュン「ふう・・・注意して戦ったつもりだけど、小バーム内部をかなり壊しちゃったわね」
マリア「でも、これ以上被害が広がらなくてよかったじゃない」
大介「仕方ないさ。それよりも、出発までにできるだけ小バームの復興を手伝わなければな」
甲児「どいてくれ! コンテナをこっちに移すぞ!」
鉄也「甲児くん、もっと丁寧にやってくれ」
ボス「はいよ! オーライ、オーライよ〜ん!」
さやか「ボス! つぶされるわよ!」
バーム兵「倉庫の中の資材はこれが最後です」
ナナ「本当、まだまだ足りないわよ?」
ルー「他の倉庫も当たってみるわね」
ジュドー「じゃあ俺はこっちを見てみるわ!」
デュオ「お、やってるな。・・・へへ、破壊工作ばっかだったからな。復興を手伝ったりなんか・・・いいじゃねえか」
トロワ「五飛、ガンダムで手伝わないのか」
五飛「ナタクは土木用機械じゃない。それに人に言うくらいならば、自分でもやったらどうだ?」
トロワ「・・・近寄るなと言われた。全身に火薬を詰めたモビルスーツでは、不安らしい」
ヒイロ「・・・ゼロは羽が邪魔らしい」
デュオ「だめだ、こいつら」
カトル「デュオ、デスサイズもアクティブクロークを開かなくては作業できないのでは?」
デュオ「・・・う、そういやそうだ」
豹馬「それにしても、まさかゾンネカイザーと一緒に作業するとは思わなかったな」
十三「あとで記念撮影でもしよか? コン・バトラーとゾンネカイザーが肩くんでVサインしとるやつ」
ひかる「もう、復興作業は遊びじゃないのよ!」
大作「ばってん、なんかよか雰囲気、いい気分ですたい」
一平「ボルテスやコン・バトラーが土木作業をやらされてるってのが、ちょいとひっかかるがな。ボスボロットならともかく」
ボス「なんだよ、そのボスボロットならともかくっていうのわさ」
めぐみ「もう、一平! でも・・・ボロットの頭のハチマキ、似合ってるわよ」
ボス「うるせい! これは気合い入れてんだわさ!」
ちずる「戦争よりもいいじゃない」
アイナ「皆さん、お茶が入りました。一休みしませんか? バーム星の人たちもどうぞ」
バーム「これはこれは。それでは遠慮なく」
健一「・・・そうか」
大次郎「あんさん、どぎゃんしたと?」
健一「いや、父さんがボアザン星に行きたいという気持ちが、少しわかったような気がする」
日吉「ボアザン星でも、こういうことしたいんだね。みんな一緒に新しい世界を作るって・・・!」
健一「ああ。どうだみんな、この戦争が終わったら・・・俺たちも父さんと一緒にボアザン星に行くっていうのは」
日吉「賛成!!」

ラー・カイラム ブリッジ
アムロ「復興作業の手伝いも、一段落・・・といったところだな」
ブライト「ああ。・・・ところで竜崎、小バームに残らなくていいのか?」
一矢「ええ、もうしばらくロンド・ベルと行動を共にさせてください」
京四郎「無理すんなって。小バームに残ってエリカを手伝ってやれよ」
ゼクス「彼女一人で背負うには、バーム10億の民は重すぎる」
ナナ「さびしい・・・けど・・・」
ノイン「お前が支えてやれねばならん・・・そう思うが?」
一矢「大丈夫です。エリカは・・・強い女性だから」
京四郎「ふう、こいつは一度決めたら、なにを言っても無駄だからな。・・・それはそうと、連邦の方は大丈夫なのか?」
リリーナ「はい。三輪長官が失脚したため、強硬な排除策はとられないと思います。それに、和平への道筋が示された以上、なおさらです」
ラミア「私は三輪元長官の容態の方が気にかかるがな」
一矢「・・・あれは・・・やりすぎたと思ってる」
ラミア「責めているわけではない。・・・それに、気分は悪くなかった」
一矢「フッ・・・ありがとう」
アムロ「これでナデシコのメンバーが木連との休戦条約を締結できれば・・・」
ブライト「そういえば、ナデシコの方はどうなっている?」
ロペット「イマダ、通信ガツナガリマセン。音信不通デス」
ゼクス「どうなっているのか・・・」
〔通信のコール音〕
ブライト「ん? 現場の方から?」
ケーラ「ブライト艦長、すぐに小バームのコントロール・ルームに来てください。地球から通信が入っているんです!」
ブライト「地球から?」

キング・オブ・ベガ ブリッジ
ベガ大王「なに? 小バームが木星に落ちなかっただと?」
ズリル「はっ、どうやら、ロンド・ベル隊・・・デューク・フリードどもが落下前にコントロールを取り戻したようで」
ベガ大王「こしゃくな地球人どもめ・・・!」
レディガンダル「ベガ大王様、かくなる上は一度ベガ星へ戻り、再起を図るべきです」
ベガ大王「・・・ならん」
ズリル「なぜです!? それに地球圏は今、コロニー移民と地球との間で一触即発の様子・・・ここは連中のつぶし合いを静観するのが常套手段かと」
ベガ大王「・・・ベガ星はもうない・・・!」
ガンダル「は・・・!? な、なんと・・・!?」
ベガ大王「先程、偵察隊から連絡が入った。・・・我らがベガ星は、ベガトロン放射能の影響で・・・」
レディガンダル「ま、まさか・・・」
ベガ大王「・・・滅亡した」
ズリル「・・・!!」
ガンダル「ば・・・馬鹿な・・・」
ベガ大王「もう、わしらにあとはない! 総攻撃だ。総攻撃の準備をせよ! わしが先頭に立って指揮をとる! 小バームもろともロンド・ベルを葬り、地球圏を一気に掌握する!」
ガンダル「わかりました・・・! 大王様、シャドウミラー隊の姿が見えません。至急探しだし・・・」
ベガ大王「よい! もともと得体のしれん連中よ。どのみち始末するつもりであった! 協力してくれるならばそれでよし、邪魔だてをするようなら・・・」
ズリル「かしこまりました・・・!」

小バーム星 コントロール・ルーム
レディ「ブライト艦長、至急地球に戻ってください」
ブライト「何があったんです?」
レディ「ネオ・ジオンが・・・地球連邦政府に宣戦布告をしてきました」
ブライト「なんと・・・!?」
アムロ「ネオ・ジオンだと!?」
甲児「馬鹿な、ジオンはデラーズと、ギニアスたちをぶっ飛ばして全滅させたはずだぜ」
シロー「いや、連中はあくまで表立って動いていた部隊にすぎない。・・・アクシズにはジオンの残存勢力が残っているんだ。おそらく誰かが、それをまとめ上げたんだろう」
レディ「その通りです。ミネバ・ザビを総帥にした組織ですが、実際に権力を握っているのは、折衝のハマーン・カーンでしょう」
ジュドー「ハマーン!? ハマーン・カーンが!?」
レディ「戦力はギガノス帝国に比べれば少ないですが、今の地球連邦にはそれに対抗する戦力すらありません」
大介「この大事な時に・・・!」
ラミア「いや、むしろこの状態だからだろう。タイミングのよすぎる宣戦布告・・・おそらく・・・」
ヒイロ「・・・シャドウミラーか」
アミア「間違いあるまい。ナデシコの方は、どうかわからんが・・・仕掛けるならば、もうここしかない」
レディ「和平交渉中のあなた方を呼び戻すのは心苦しいのですが・・・」
ブライト「いえ、ちょうどバームとの交渉が終わったところです。すぐに地球へ戻ります」
レディ「お願いします。連邦幹部の中には、またコロニー落としをされるのではないかと心配する声が出始めています」
デュオ「妥当な線だろうな」
ブライト「ナデシコと合流はできんかもしれんな。・・・レディ・アン、すぐに出発の準備をします」
レディ「お願いします。こちらもドラグーンを中心に迎撃部隊を出し。なんとか時間を稼ぎます」
ナナ「小バームを空っぽにしちゃうの? どっちか残った方が・・・」
ジュドー「ハマーンが動くなら、今の俺たちが戦力を分散して勝てるほど・・・甘くないよ」
一矢「・・・くっ」
エリカ「私たちは大丈夫よ、一矢。バリアはなくても、メカ戦士は残っていますし」
バーム兵「小バームを守り通すぐらいはできます」
一矢「・・・わかった。すまない、エリカ。リヒテルにも話をしておかなければ。・・・エリカ、リヒテルは?」
エリカ「お兄さまは・・・自室にずっとこもっているわ」
ラミア(プライドの高さが災いしているのか。・・・そう簡単に割り切れるものではないのかもしれんな)
〔警報〕
ノイン「警報? どうした!?」
バーム兵「小バームのレーダーに無数の敵反応。・・・ベガ星連合軍です!」
大介「・・・来たか・・・!」
マリア「す、すごい数よ、兄さん! 太陽系中の戦力をかき集めたみたい・・・!」
大介「関係ない・・・! ベガ大王、今度こそ・・・今度こそは!」
ブライト「総員戦闘配置! ベガ星連合軍を迎え撃つ!」

小バーム星 リヒテル自室
ライザ「リヒテル様・・・」
リヒテル「わかっておる。・・・ライザ、迎撃の準備と、市民をシェルターに先導するのだ。・・・急げ!」
ライザ「は、はい!」
リヒテル「それからギメリアに、例の処理は施してあろうな?」
ライザ「はい・・・仰せのままに。ですが、リヒテル様・・・あんなものをどうされようと・・・」
リヒテル「なんでもよい! ライザ、早く行け。1人でも多くのバームの民を避難させよ!」
ライザ「はっ!」
リヒテル(・・・もう余にできることはいくつもない。・・・エリカ、馬鹿な兄を許してくれ・・・)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「帰れぬ道」
「タイムリミット」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
デューク「来い・・・! ベガ星連合軍!」
〔敵ユニット出現〕
アムロ「なんという数だ・・・!」
ブライト「これで一斉攻撃をかけられたら・・・」
日吉「僕たちだけで大丈夫なの!?」
健一「弱音を吐くな、日吉!」
ブラッキー「小バームのバリア装置は修復されていないはず! 地球人どもを滅ぼし、バーム星人も木星に叩き落とせ!」
甲児「ちきしょう。連中、話し合う気なんかこれっぽっちもないみたいだぜ」
ジュドー「予測はしてたけどさ!」
カトル「やるしか・・・ないようですね」
エリカ「みなさん、逃げてください。あなたたちまで犠牲になることはありません!」
デュオ「撤退するぐらいなら、最初から逃げてるぜ」
一矢「エリカ、君と、バーム星人10億の魂・・・俺たちが預かる・・・!」
エリカ「一矢・・・!」
〔味方ユニット出現〕
リヒテル「よくぞ言った!」
一矢「リヒテル!?」
ブラッキー「リヒテル提督か。ふん、地球侵略もできず、最後には我らに刃向かう。とことん役立たずだな! ベガ大王はお怒りだ!」
リヒテル「そうかもしれんな。余はオルバン、そしてシャドウミラー隊に踊らされ、理解ある多くの地球人を殺し、妹のエリカまでも危険にさらした・・・!」
小介「ん!? あのメカ戦士から、高エネルギー反応です! こんな・・・こんなものすごいエネルギー! このままでは耐えきれず爆発します!」
豹馬「なんだってぇっ!?」
一矢「リヒテルッ! 脱出しろ! そのメカ戦士には、異常が・・・!」
リヒテル「知っておる。・・・わざとそうしておるのだ」
ヒイロ「なに・・・?」
リヒテル「このメカ戦士ギメリアには、小バームの動力に使われているエネルギーを注入しておる。機体が耐えられんのは当然だ」「・・・だが、だからこそ爆発時にはすさまじい破壊力を生み出すことができる」
ゼクス「自爆する気か!?」
リヒテル「バーム10億の民を助けてくれた地球人に許しを請うには、余はあまりにも多くの地球人を殺しすぎた。・・・余は自らの手で・・・自らを裁く」「少しでも、そなたらの未来のためになる形で、な」
一矢「リヒテル、やめろ!」
エリカ「お兄さま! そんな!」
リヒテル「さらばだ、エリカ。竜崎一矢・・・エリカをお前に託す・・・!」
〔味方ユニット出現〕
ライザ「リヒテル様!」
リヒテル「ライザ!? ・・・そなたは生き延びろ! 裁かれるのは余だけで十分だ」

ライザ「いいえ、リヒテル様の罪は私の罪、最後までリヒテル様についていきます・・・!」
リヒテル「ライザ・・・。すまに、余がもっと広くものを見ることができていれば。・・・いや、言うまい。ゆくぞ!」
ライザ「はい!」
デューク「やめろ、やめるんだ! ベガ星連合軍は、必ず倒す! 無駄に命を散らすな!」
シロー「責任を感じているのはわかる! だが!」
ラミア「・・・アマダ少尉、おそらく・・・無駄です・・・」
アイナ「そんな! なぜです!?」
ラミア「・・・リヒテル提督。・・・あの男が優れた戦士であればあるほど・・・そのプライドが自分を許せない・・・」
リヒテル「・・・その通りだ、元シャドウミラーのスパイだった女よ。これが余の戦い方だ」
ブラッキー「なにを話している? ええい、たかだか一機や二機、増えたくらいで!」
リヒテル「竜崎一矢、そしてロンド・ベル隊のすべての者たちよ。そなたたちはあまたの戦士の中でもひときわ秀でた勇者たちだ」
一矢「リヒテルッ! やめろぉぉぉぉぉぉっ!」
リヒテル「そなたらの勇気ある行為を無駄にはせん。・・・汝らの未来と、バーム星10億の民にとこしえの栄えあれぇっ!」
エリカ「お兄さまぁぁぁぁぁっ!」
〔リヒテル&ライザ、前進〕
ブラッキー「ひっ!? な、なんだ、このエネルギーは!?」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕

ブラッキー「うぐぐ、リヒテルめ、バーム星人の分際でよくも・・・」
ノイン「な、なんという・・・破壊力・・・」
エリカ「あ、ああ・・・お兄さま・・・う・・・ううう・・・」
一矢「馬鹿野郎・・・! リヒテル・・・!」
デューク「・・・絶対に・・・絶対に無駄にしてはならん・・・! ベガ星連合軍・・・!」
ブラッキー「ここまでの打撃をこうむるとは・・・! 後続部隊に救援を要請しろ!」
エリカ「う・・・う・・・うううう・・・」
一矢「エリカ、泣くな。・・・兄さんが作ってくれたチャンス、平和な宇宙を作るための道だ。俺たちは目を背けちゃいけない・・・! エリカ・・・!」
エリカ「一矢・・・わかったわ。・・・勝って・・・!」
一矢「デューク・フリード!」
デューク「ああ。その想い、受け取った。こんな悲劇は二度と繰り返させはしない・・・! いくぞ!」
一矢「リヒテル、見ていろ。・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
〔一矢、気力+30〕
<戦闘開始>

<敵が7機以下・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ガンダル「なんと!? あれだけの数が・・・ここまで!?」
デューク「ガンダルか!」
ガンダル「ええい、デューク・フリード! すぐにズリルめもやってくるわ! 勝てるなどとは思うなよ!」
マリア「兄さん!」
デューク「大丈夫だ、マリア。増援数は、さほど多くない。押しきるんだ!」
ガンダル「攻撃開始!」

<敵増援1出現後、敵が6機以下・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ズリル「デューク・フリード!」
一矢「まだ来るかっ!」
デューク「あわてるな、一矢くん! 連中もあせっている。ここが正念場だ!」

<ズリル撃破or敵増援2出現後、敵が7機以下・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
〔ベガ大王、気力+50〕

ベガ大王「まさか、本当にわし自ら手を下さなくてはならないとはな」
ブライト「戦艦!?」
デューク「あれは・・・キング・オブ・ベガ! ついに現れたか、ベガ大王っ!」
ラミア「・・・シャドウミラー隊の機体もか。・・・だが、数から見て、あれで残りすべてか」
ルビーナ「お父さま、これはどういうことです。いったい何をしようというのです!」
ベガ大王「決まっておる。わしの意に逆らう者どもを滅ぼすのだ!」
ルビーナ「バーム星人も、地球の人々も・・・みんな平和を求めているのです! これ以上、地球や小バームを攻撃するのは止めてください! 同じ宇宙に生きるベガ星人として・・・恥ずかしくないのですか!」
ベガ大王「何を言う、ルビーナ! ベガ星はベガトロン放射能により滅んだ! 我々には、地球征服しか望みはないのだ!」
ルビーナ「・・・!!」
マリア「ベガ星が・・・!?」
甲児「なんてこった・・・」
デューク「悪魔の星が・・・まさか!?」
ルビーナ「・・・母星が滅びたとは哀しいことです・・でもお父さま、その哀しみを広げてはなりません!」
ベガ大王「他の星を探せというのか、ルビーナ」
ルビーナ「そうです。そして新しい、平和のベガ星連合をつくるのです」
ベガ大王「ならん! ならんならんならんッ! 地球征服をすること以外に我々に道はないのだ!」
※※まだズリル健在の場合、セリフ追加※※
ズリル「ルビーナ様、わがままを言わず、お戻りください」
※※まだガンダル健在の場合、セリフ追加※※
ガンダル「ルビーナ様はベガ星連合軍の次期女王となられるお方なのですぞ」

ルビーナ「次期女王だからこそ、ベガ星連合を変えようとしているのです」「この地球やバームをはじめ、キャンベル星やルビー星も平和を望む人たちが勝利し、ボアザン星でも差別と戦っている人たちが力をつけています」「お父さま、もはや戦争で相手を支配する時代は終わろうとしているのです。どうして、それがわからないのですか!」
ベガ大王「黙れ、ルビーナ! ・・・攻撃開始だ。ルビーナよ、邪魔をするならば・・・実の子といえど撃ち落とす!」
ルビーナ「お父さま・・・!」
鉄也「なんてやつだ!」
デューク「ルビーナ、すまん。・・・君がどう言おうとも、ベガ大王は倒すべき敵だ。・・・僕は戦うしかない」
ルビーナ「デューク・・・」
ベガ大王「よくぞ言った、デューク・フリード! わしもお前を生かして帰すつもりはない!」
デューク「僕もそのつもりだ・・・! 決着をつけるぞ、ベガ大王ッ!」

<ガンダル撃破・敵増援4出現>
ガンダル「うおおおおお!?」
〔敵ユニット撃破〕
デューク「ガンダル! 最期だ!」
レディガンダル「そうはいかん!」
ひかる「え!?」
〔敵ユニット出現〕
〔レディガンダル、気力+30〕

レディガンダル「まだ負けたわけではない!」
甲児「往生際が悪いぜ!」
デューク「何度出てこようが同じ事だ! レディガンダル!」

<ベガ大王撃破>
ベガ大王「わしは、わしは宇宙の大王、ベガ大王だぁぁぁぁっ!」
〔敵ユニット撃破〕
ルビーナ「お父さま・・・」

<レディガンダル撃破>
レディガンダル「まさか・・・私が! おおおおおおっ!」
〔敵ユニット撃破〕
デューク「・・・終わりだ、ガンダル!」

<ブラッキー撃破>
ブラッキー「ぎゃああああああっ!」
〔敵ユニット撃破〕
デューク「ブラッキー、今まで犯してきた罪、その身に受けろ!」

<ズリル撃破>
ズリル「なぜだ・・・なぜ、そこまで戦える・・・! デューク・フリード!」
デューク「お前たちとは背負っているものが違う。地球だけでなく、いまや宇宙の友、バーム星人たちの未来も僕たちの肩にのっているのだ、ズリル!」
ズリル「理解できん・・・! そんな・・・そんな不確かなもののために!」
〔敵ユニット撃破〕
デューク「そして、それこそが強さだ、ズリル」

<敵全滅・勝利条件達成>
一矢「これで、小バームは救われた・・・!」
デューク「悪魔を・・・ついに倒した・・・! これでベガ星連合軍の悪政に苦しめられていた星々も解放に進むだろう・・・」
マリア「兄さん・・・」
マリア「・・・終わったよ、マリア」
ルビーナ「・・・お父さま・・・」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

小バーム星
ブライト「エリカさん、それでは我々は出発します。地球の危機を救わねばなりませんので」
エリカ「本来ならば、私たちも兵を出したいのですが」
ナナ「心配しなくて良いわよ。小バームの復興で忙しいんだから」
一矢「そういうことだ。地球の戦争を終わらせたら・・・また来るさ」
リリーナ「あなたのお兄さまのためにも、和平を実現しなければなりませんし」
エリカ「はい・・・」

ラビアンローズ 一室
〔通信のコール音〕
ノイン「ナデシコと連絡が取れました」
ユリカ「ブライト艦長。小バームの方はどうでしたか?」
ブライト「邪魔は入ったが、うまくいった。木連との休戦協定の方はどうだった?」
ユリカ「・・・・・・」
アムロ「ミスマル艦長?」
クワトロ「会談は失敗し、白鳥少佐は・・・暗殺された」
リリーナ「え!?」
ユリカ「それだけじゃありません。木連は白鳥少佐を撃ったのは・・・私たちだって・・・」
アカツキ「まんまと、はめられたってわけ」
一矢「同じだ、かつてリオン大元帥が暗殺された時と・・・!」
バニング「そういうことだ。しゃくだが・・・俺たちの完敗だ」
ブライト「ということは・・・木連とは、また戦争状態に?」
イネス「・・・とりあえず、それはありません。和平の必要なし、と判断されるに至った、火星古代遺跡の重要ユニットを外宇宙に放出することに成功しました。・・・木連はその捜索に大わらわなはずです」
アキト「問題を先延ばしにできただけで・・・木連の方は・・・やり直しになっちまいましたけど・・・」
万丈「火星のメガノイドも・・・なんとかなった」
京四郎「けどよ、リオン大元帥の時と同じなら、木連の大半は事実を知らないってことだよ?」
リリーナ「まだ和平の芽は完全につみ取られたわけではないということです」
ユリカ「ブライト艦長ォ・・・」
ブライト「そんな顔をするな、ミスマル艦長。艦長に必要な能力・・・前に教えたはずだぞ」
ユリカ「はい・・・」
ブライト「ともかく、合流地点であるラビアンローズに向かってくれ。・・・伝えねばならんこともある」

ラビアンローズ
ユリカ「・・・・・・」
ブライト「まさか火星まで行っていたとは・・・こちらの休戦協定は無事、結べた。・・・大きな犠牲を払ったが・・・」
プロスペクター「大きな・・・犠牲?」
アムロ「・・・リヒテル提督。お互いに理解できたのに、僕たちを助けるために・・・」
ドモン「こちらも犠牲者を出してしまった。・・・白鳥九十九、あっぱれな男だったが」
ジョルジュ「我らがついていながら・・・面目ありません」
アキト「シャッフル同盟のみんなのせいじゃない・・・木連が・・・悪いんだ」
ラミア「ひとつ聞きたい・・・木連には・・・」
チボデー「シャドウミラーか? いや、ちょっかいはかけてこなかったぜ」
ラミア「アクセル隊長・・・もしくはヴィンデル様、レモン様たち幹部・・・誰一人としてか?」
クワトロ「現れなかった。・・・メガノイドに使われていたマシンは確認したが、木連には直接関わっていないと見ていいだろう」
鉄也「・・・敵に様づけは、いいかげんにやめたらどうだ?」
ラミア「・・・すまん」(・・・あと、大きな力を持った組織は・・・ジオン軍か。仕掛けられるチャンスは、ここしかないはず・・・ふさわしい舞台とは・・・このことなのですか、アクセル隊長・・・)
リョウ「あれ、見たことのないメンバーが?」
ブライト「ああ、紹介する。ジュドー・アーシタとルー・ルカだ」
ルー「はじめまして。小バームに捕まってたんだけど、平和解放軍の人たちに助けられたの」
ジュドー「そういうこと、よろしくな」
ベンケイ「ルビーナさんもいるのか?」
ルビーナ「ええ・・・」
ハヤト「ん? ・・・元気がないようだが?」
甲児「仕方ないさ。やむを得ないとはいえ・・・父親であるベガ大王を倒すことになっちまったんだからな」
大介「大丈夫、ルビーナは強い人だ。きっと経ち直る」
ルビーナ「・・・・・・」
ブライト「話を戻すぞ。通信ができなかったナデシコのメンバーには伝わっていないと思うが・・・ネオ・ジオン、ハマーン・カーンが動き出した」
ユリカ「え!?」
ラミア(・・・やはり)
クワトロ「・・・ハマーンか」
アムロ「全員を集めよう、ブライト。・・・おそらくこの戦いで、すべてが決まる」

???
ヴィンデル「まさか、ここまでとはな」
レモン「そうね、これが失敗したら、私たちが立ち直るのにどれだけかかるのやら」
ヴィンデル「勝たなければならん。・・・でなければ、この世界も我々の世界と同じになる可能性が高い」
レモン「W17が言っていたわね。・・・我々のような存在に、居場所などないのかもしれない・・・ってね」
ヴィンデル「ならば造ればいい。それだけだ」
レモン「あいかわらずね、あなたは」
ヴィンデル「・・・レモン、W17が気になるのか? あれは欠陥品にすぎん。それとも、奴同様・・・お前も心変わりしたならば、ここを去れ。そんな者は私に必要ない」
レモン「W17のことは、科学者としては喜ばしいわね。限りなく人間に近い、偽りの命・・・。だけど、居場所のない世界に耐えられるほど、強くないのよ、私はね」
ヴィンデル「ならば・・・いくか。完成した『あれ』・・・ジョーカーは手中にある。あとは手を見せるだけだ」
レモン(W17・・・いよいよね。賭け金は・・・世界と、互いの命・・・)
【シナリオエンドデモ終了】


● No34B「帰れぬ道」「タイムリミット」 へ戻る

● No36「運命に向かう者たち」「メン・オブ・ディスティニー」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦A」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。