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No.10A
目覚めよ、勇者

【シナリオデモ開始】
現在位置 妖魔帝国

〔轟音〕
ベロスタン「いざ降り立てよ、悪霊よ…ライディーンを討つために、地より目覚め、化石獣となって現れよ…」「いでよ、化石獣バストドンとなりて!!」
〔轟音〕
ベロスタン「命さずけよ~!」
〔雷鳴〕
平祭官「シャーキーン…」「シャーキーン…」
シャーキン「ベロスタンよ、一度倒された化石獣を再生させて何とする!?」
ベロスタン「憎きライディーンにとどめを刺すためでございます」
シャーキン「…作戦を説明せよ」
ベロスタン「プリンス・シャーキン、ライディーンめは先日の戦いでボロボロになっております」
シャーキン「うむ。ひびき洸は化石獣の複合攻撃を受けて重傷を負っているはず…」
ベロスタン「さらに奴の仲間、マジンガーZやゲッターロボは現在日本にはおりませぬ」
シャーキン「何と! あやつらが日本におらぬのか!?」
ベロスタン「今こそ、宿敵ライディーンを倒し、ムートロンを手に入れる好機にございます…」
シャーキン「なるほど。だが、化石獣バストドンを再生させた理由は何だ?」
ベロスタン「バストドンへ宿る悪霊にはライディーンへの恨みが満ちております」「そして、恨みのエネルギーはバストドンを再生させるだけではなく、その力を何倍にも強くしております」「それに、人間共も一度倒した化石獣なら、油断をするはずでございます…」
シャーキン「よかろう。余も直々に大魔竜ガンテで出撃し、ライディーンの最期をこの眼でしっかと見届ける!!」「そして、今度こそ…ムートロンを手に入れてみせようぞ!!」
平祭官「シャーキーン…」「シャーキーン…」
〔雷鳴〕

現在位置 連邦軍極東支部

イングラム「岡長官。SRXチーム、実戦訓練を終え、ただ今帰還しました」
岡「リュウセイ少尉とライディース少尉の適正はどうかね?」
イングラム「ライはともかく、リュウセイは実戦経験が不足しています」
岡「仕方あるまい…彼は半年前まで普通の高校生だったからな」
イングラム「それは問題ではありません。例の○○○は訓練や実戦経験なしで驚くべき戦果を上げています」
岡(………)「○○○君もリュウセイ少尉同様、秘密裏に行われた適正調査の結果、君達が選んだ人材ではないのか?」
イングラム(………)
岡「○○○君がマシンに乗った経緯も偶然とは思えないのだが…」
イングラム(………)「○○○の選抜は全くの偶然です」
岡(………)

リュウセイ「ただいま…アヤ。いやあ、今回の連続実戦訓練はきつかった…」
ライ「リュウ…まずは帰還報告だろう?」
リュウセイ「いけね。ええと…アヤ大尉! リュウセイ少尉並びにライディース少尉、実戦訓練を終え、只今帰還しました!」
アヤ「はい、ご苦労様」
リュウセイ「それにしても何だか頭がフラフラするぜ…」
アヤ(………)
ライ「コクピットの中であれだけ武器の名前を連呼していれば、頭痛の一つや二つ起きて当然だ」
リュウセイ「何言ってんだ。魂の叫びはロボット乗りにゃ必要不可欠なんだぜ!」
ライ「…横で聞いている俺の身にもなれ。戦闘中、気が散って仕方がない」
リュウセイ(じゃあ、通信機のスイッチを切っとけよな)
万丈「Rシリーズの調子はまずまずのようだね」
リュウセイ「誰だ、あんた?」
アヤ「リュウ、失礼よ! この人は…」
万丈「気にしなくていいよ、大尉。僕の名前は破嵐万丈。以後、お見知り置きを、リュウセイ少尉」
ライ「破嵐万丈…? もしかして、あの破嵐財閥の…」
万丈「ご名答。僕は破嵐財閥の当主だ。君のお父上もよく存じ上げているよ、ライディース=F=ブランシュタイン君」
ライ(………)
アヤ(そうね…ライは名門の軍人一族、ブランシュタイン家の出身だったわね)
リュウセイ「ま、待てよ…。破嵐万丈とったら、あのメガノイドの反乱を鎮圧したスーパーロボットの…」
万丈「ああ、そうだ。僕はダイターン3のパイロットでもある」
リュウセイ「!! 装甲は特殊鋼Da、動力源はパルス・イオン・エンジン、必殺技はサン・アタック…」「さらに全長は120メートル、重戦車形態と飛行形態に変形する…あのダイターン3のパイロット!!」
万丈「何だ、やけに詳しいね」
アヤ「ごめんなさい、この子はスーパーロボットが大好きなんです」
万丈「…なるほど」
リュウセイ「ば、万丈さん! ぜ、是非ダイターンを見せてくれ…いや違った、見せて下さい!!」
万丈「すまない。今日はダイターンを持って来ていないんだ」
リュウセイ「ええっ!? だってダイターンって、呼べばどこにいても飛んで来るんだろ!?」
万丈「やれやれ、妙なことに詳しいんだな」
アヤ「リュウ、万丈さんがこの極東支部へ来たのは、あなたにダイターンを見せるためじゃないのよ」
リュウセイ「…わかってるよ、そんなこと」
ライ「それでは、何のために?」
万丈「僕の財閥が出資しているSRX計画について、イングラム少佐と話をしようと思ってね」
〔基地の警報〕
リュウセイ「な、何だ!?」
ライ「司令室へ行ってみよう」

〔扉の開閉音〕
アヤ「長官、何が起きたんです?」
岡「ムトロポリス方面に妖魔意帝国の軍団が向かっている」
万丈「ムトロポリス…確か、ライディーンの基地だったな」
リュウセイ「ああ。ライディーンがいれば、化石獣の一体や二体、何てことはねえ」
岡「いや…ムトロポリスの東山所長から、ライディーンは出撃できないという連絡が入っているのだ…」
リュイセイ「ええっ、何で!?」
岡「前回の化石獣との戦いで、ライディーンは大破したそうだ」
リュウセイ「………!」
「すぐに出撃する」
「こっそり出撃する」

≪「すぐに出撃する」を選択≫

リュウセイ「こうしちゃいられねえ! リュウセイ=ダテ、R-1で出撃します!!」
アヤ「ええっ!?」
ライ「待て、リュウセイ!!」>
【シナリオデモ終了】

≪「こっそり出撃する」を選択≫

リュウセイ(今の内に…こっそりと…)
ライ「リュウセイ…」「! あいつは!?」
万丈「リュウセイ少尉なら、ついさっき出ていったぞ」
アヤ「ええっ!! あ、あの子ったら!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「目覚めよ、勇者」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔基地の警報〕

猿丸「き、来ました! 妖魔帝国の軍団です!!」
東山「くっ…ライディーンと洸君は動けないというのに…!!」
神宮寺「見ろよ、ご丁寧にガンテまでいやがるぜ!」
麗「彼らは…ここで決着をつける気です」
神宮寺「どうせなら、ライディーンがいる時に決着をつけに来いってんだ!」
マリ「こ、このままじゃ、ムトロポリスが…」
神宮寺「猿丸大先生よ! ライディーンは出撃できねえのかい!?」
猿丸「む、無理です…前回の戦いでライディーンの損傷率は90%を超えているんですよ!」
マリ「そうよ、ミスター! 洸だってまだ意識を取り戻していないんだから!」
神宮寺「チッ…しょうがねえ! 麗、コープランダー隊出動だ!!」
麗「了解!!」
〔味方ユニット出現〕
シャーキン「クックック…ライディーンなしのムトロポリスなど、貝殻も同然!!」「ライディーが眠る人面岩ごと粉々にしてくれるわ!!」
東山「連邦軍極東支部に救援を要請した! それまで何とか持ちこたえてくれ!!」
神宮寺「どうせなら、連邦軍じゃなくマジンガーとかゲッターを呼んでくれ!」
東山「彼らは今、日本にはいないそうだ」
神宮寺「な、何だって!?」
麗「無理を言っても仕方ありません。行きましょう」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
東山「あ、あのロボットは!?」
猿丸「み、見慣れない機体ですね…」
麗「あれは…この間の…」
リュウセイ「こちらは極東支部SRXチームのリュウセイ=ダテだ!」「これより援護する!」
神宮寺「ありがてえ、助かるぜ!」
※※「すぐに出撃する」を選択した場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット出現〕
アヤ「リュウ! あなたって人は…勝手に出撃するなんて!」
リュウセイ「ゲッ…ライにアヤ! 俺をつけてきたのか!?」
ライ「何を馬鹿なことを言っている。岡長官から正式に出撃命令を受けたんだ」
リュウセイ「で、でも…アヤ! お前、R-3で出撃して大丈夫なのかよ! 機体の調整はまだ終わっていないんだろ?」
アヤ「…私だってSRXチームの一員よ。通常戦闘ぐらい、こなして見せるわ」
リュウセイ「ホントに大丈夫か? また、T-LINKシステムのブレーカーが落ちて気絶すんじゃねえだろうな」
アヤ「もし、そうなったら…2人とも、私に構わず戦いのよ」
ライ「その命令は聞けません」
リュウセイ「ああ、ライの言う通りだ。戦いは俺達にまかせろ!」
アヤ「………」
シャーキン「フン、雑魚が増えた程度で! このガンテで蹴散らしてくれるわ!!」
ライ「フッ…『手』で蹴散らすとは面白いことを言う…」
リュウセイ「冗談言ってる場合か! 行くぜ、ライ!!」
アヤ「二人とも、敵らしき物体を感知したわ! あと1分で接触、十分に気をつけて!」


≪「こっそり出撃する」を選択≫
<3PP・味方援軍2出現>

〔味方ユニット出現〕
万丈「ふむ…まだ何とかなりそうだな」
リュウセイ「万丈さん! ダイターン3は…?」
万丈「おやおや…もう僕の助けが必要かい? 君の実力はそんなものじゃないだろう?」
リュウセイ「!!」「わかったよ! 空飛ぶ手袋やクラゲぐらい、この俺とR-1で叩き落としてやる!」
万丈「そうそう、その意気だ。それから、敵らしき物体が接近している。あと30秒でこっちと接触するから十分に気をつけるんだ」
リュウセイ「了解!」

<3EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
シャーキン「フハハハハ! 一気にとどめを刺せい!!」
麗「またガンテが!?」
神宮寺「くっ…こいつはまずいぜ!」
リュウセイ「いつぞやの時と同じだ。数で攻めて来られたら、こっちが不利だ!」
マリ「ああ…こんな時に…洸が、ライディーンがいてくれたら…!!」
※※「こっそり出撃する」を選択した場合、セリフ追加※※
リュウセイ「チッ…こんなことなら、ライとアヤにも声をかけりゃあよかったぜ…」


<4PP・味方援軍3出現>
謎の声「ライディーン…」
洸「…う、うう…」
謎の声「ライディーン…」
洸「うう…誰だ…俺を呼ぶのは…?」
謎の声「ライディーン…ライディーン…目覚めよ、勇者…ライディーンが待つ…」
洸「…こ、この声は…俺が初めてライディーンに乗った時に聞いた声…?」
謎の声「悪魔の復活に続き、虚空の彼方から破壊神が迫っている…」
洸「は、破壊神…!?」
謎の声「ライディーンはその破壊神と戦うため、古の世より遣わされたもの…」
洸「ラ、ライディーンが…!?」
謎の声「さあ…目覚めよ、勇者。真の使命を果たす時が来た…」「そして再び唱えよ…ネンシンキリキ…」
洸「…ネンシンキリキ…」
謎の声「コウショウコンライ…」
洸「…コウショウコンライ!」
謎の声「フェード…」
洸「フェード…!!」
麗「!! これは…洸!?」
リュウセイ「な、何だ!? この感覚は!?」
※※「すぐに出撃する」を選択した場合、セリフ追加※※
アヤ「こ、この念の力は…!!」

〔人面岩に落雷〕
猿丸「ム、ムートロンのエネルギーが増大しています!!」
マリ「あ、洸…」
東山「…ライディーンが復活するというのか!?」
[デモムービー「ライディーン出撃」]
〔味方ユニット出現〕
〔洸、精神コマンド「気合」2回使用〕

マリ「洸!!」
麗「ライディーンが…復活した!?」
神宮寺「ヘッ…やっこさん、ようやくお目覚めか!」
リュウセイ「あ、あれが…勇者ライディーンか!!」
シャーキン「おのれ、ライディーンめ!!」
麗「洸…大丈夫なのですか?」
洸「マリ、麗、ミスター…心配をかけちまったな」「俺もライディーンもこの通り復活した。さあ、行くぞ、シャーキン! マニュアル・パワーオン!!」
シャーキン「調子に乗るな! 返り討ちにしてくれるわ!!」

≪「こっそり出撃する」を選択≫
<洸vsシャーキン>
洸「行くぞ、シャーキン!」
シャーキン「前回のように再起不能にしてくれるわ!」

≪「こっそり出撃する」を選択≫
<神宮司vsシャーキン>
神宮寺「俺達がいる限り、妖魔帝国の復活なんざさせるかよ!」
シャーキン「ククク…悪魔世紀はすぐそこまで迫っているのだ」

≪「こっそり出撃する」を選択≫
<麗vsシャーキン>

麗「私達とライディーンがいる限り、悪魔世紀の到来はありえないわ!」
シャーキン「人間ごときが…大きな口を叩くな!」

≪「こっそり出撃する」を選択≫
<万丈vsシャーキン>

万丈「妖魔帝国の復活は僕達が阻止してみせる!」
シャーキン「貴様らにバラオの大いなる意志が止められるものか!」

≪「こっそり出撃する」を選択≫
<リュウセイvsシャーキン><

リュウセイ「ライディーンの力を借りるまでもねえ! 俺がお前を倒してやる!!」
シャーキン「新参者の貴様に何が出来るというのだ!?」

<シャーキン撃破・勝利条件達成>
シャーキン「うぬぬ…覚えておれ!!」
〔敵ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

※※「すぐに出撃する」を選択した場合のセリフ※※
万丈「さすが、SRXチームとライディーン…僕の出番はなかったようだね」
リュウセイ「ちぇっ…もう少し早く来てくれればダイターン3も見られたのに…」
※※「こっそり出撃する」を選択した場合のセリフ※※
リュウセイ「何だよ、今頃…敵はもう片づけちまったぜ」
ライ「命令に違反しておいて、よく言う…」
アヤ「何はともあれ、無事でよかったわ…」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 ムトロポリス

マリ「洸! 無事で良かった…!」
洸「心配かけてごめん。でも、すっかり元気になったぜ」
神宮寺「でも、何でいきなりライディーンは復活したんだ?」
猿丸「確かに。以前にもムートロンの力でライディーンが修復されましたが…今回は特に凄かったですね」
洸「ライディーンが俺を呼んだんだ。空の彼方から破壊神が来る、そいつと戦うのが俺の本当の使命だって…」
万丈(………)
アヤ(………)
マリ「本当の使命? ライディーンって妖魔帝国と戦うために造られたんじゃなかったのかしら?」
神宮寺「麗、何かわからないのか?」
麗「…いえ、わかりません…」
東山「何はともあれ、みんな無事で良かった。それに万丈さん、SRXチームの皆さん、ありがとうございました」
万丈「いえいえ。もっとも、僕はあまり協力出来ませんでしたが…」
リュウセイ「俺はこの目でライディーンが見られただけで幸せだぜ。こっちが俺を言いたいぐらいだよ」
洸「はあ…」
リュウセイ「それよりさ、お願いがあるんだけど…」
洸「?」
ライ「待て、リュウセイ。ライディーンとR-1の写真は俺のR-2のカメラで撮影しておいた」
リュウセイ「え? そうなの?」
ライ「これから先、スーパーロボットが出てくる度にその調子じゃこちらが恥ずかしい」
リュウセイ「もしかして…一緒に並んでるところを撮ってくれたとか?」
ライ「不本意だったが、ぬかりはない」
リュウセイ「…お、お前…いい所あるじゃん。見直したぜ!」
ライ「…一応、皮肉のつもりなんだが」
万丈「では、東山所長。我々はこれで失礼します」
東山「くれぐれもお気をつけて…」
洸「また、会えるかな?」
リュウセイ「俺達は地球の平和を守るために戦っている仲間だ。いつか共に戦う日が来るさ」
洸「じゃあ、その日を楽しみにしているよ」
リュウセイ「ああ! またな!」
【シナリオエンドデモ終了】


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