No.４Ａ
ジオン再臨
【シナリオデモ開始】
現在位置 連邦軍極東支部
連邦軍兵「岡長官、グルンガスト弐式が到着しました」
岡「うむ。パイロットをここへ連れて来てくれ」
連邦軍兵「はっ！」
岡（………）（あれほど選考が難航していたグルンガスト弐式のパイロットが…一介の高校生だとはな…）（偶然だと思いたいが、あまりにもタイミングが良すぎるな）
岡「諸君、ご苦労だった。私は連邦軍極東支部基地長官の岡だ」
甲児「光子力研究所の兜甲児です」
さやか「同じく、弓さやかです」
ボス「ボスだわさ」
隼人「早乙女研究所、ゲッターチームの神隼人です」
甲児「長官、○○○の出頭理由を聞かせて下さい！」
岡「…理由はグルンガスト弐式の無断使用だ」
甲児「○○○は街や人の命を助けるためにグルンガスト弐式へやむなく乗ったんです！」
岡「それはわかっている」
甲児「じゃあ、何で○○○がここに来なきゃいけないんです？ マシンだけ返せば済むことでは!?」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「甲児君…もういいわ。これは私の問題なんだから…」
甲児「何言ってんだ！ 軍のいいなりになる必要なんかねえんだ！」
岡「…君が○○○○＝○○○○○君か？」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「はい。クスハと呼んで下さい」
岡「君には感謝している。おかげで多くの人命が救われた」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「いえ…無我夢中でやっただけですから」（でも…私は…あの人を助けられなかった…）
岡「だが、我々は軍の秘密景気を無断で使用した君への処遇を考慮しなければならない」
甲児「長官！」
岡「グルンガスト弐式はトップシークレット扱いの機体だ」「民間人がその詳しい情報を知った以上、しかるべき措置が必要となる」
甲児「だったら、俺が○○○の代わりに処罰を受けます！」「俺が機械獣を一人で片づけていたら、○○○はグルンガストに乗ることはなかったんです」「だから、俺にも責任はあります！」
さやか「甲児君…」
岡「話を最後まで聞きたまえ。○○○君を処罰するわけではない」
さやか「どういうことですか？」
岡「我々極東支部とＤＣ日本支部はこれまでの戦いで○○○君が見せた資質に注目した…」
甲児「資質？」
岡「そうだ。グルンガスト弐式を起動させ、さらに戦闘を行うには特別な力が必要なのだ」
隼人「なるほど…それがグルンガスト弐式の特殊システムに必要な力というわけか」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「その力って何なんですか？」
岡「それはまだ…教えられん」
甲児「ここまで引っ張っておいてオチは軍事機密ですか？」
隼人「フッ…軍のお約束だな」
甲児「そんなに大事な物だったら、簡単に撃墜されるような輸送機に乗せるのたあないのに…」
岡（………）
さやか「甲児君、それは言い過ぎよ」
岡「…グルンガスト弐式は誰にでも操縦出来る機体ではない」「そのため、軍では今まで満足な戦闘データが取得出来なかった」
さやか「なるほど。それでマジンガーＺと模擬戦をやることになってたんですね」
岡「そうだ。もっとも、グルンガストはベーシック・モーション・プログラムを使い、無人で起動させる予定だったが」「だが、そこに○○○君が現れ、見事にグルンガストを動かした」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「…偶然です…」
岡「しかし、我々はその偶然に頼らなければならんのだ」「○○○君…勝手な申し出だが、グルンガストのテストパイロットになってもらえないだろうか」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「!! それって、軍に入れということなんですか？」
岡「そうではない。今後、グルンガスト弐式は光子力研究所の協力を得て各種テストを行う予定だ」「そこで君の身柄を光子力研究所に預け、テストパイロットとして我々に協力してもらおうと考えている」「この条件を受けてもらえるのなら、軍は君の罪を問わない。また、戦闘が起きてもそれに参加する必要はない」
ボス「じゃ、兜や俺様と似たような立場になるのか」
さやか「ボスは所属っていうより、居候っていった方がいいと思うけど…」
甲児「光子力研究所に所属ってことになるなら、俺達も一緒だしな」
隼人「そして、グルンガスト弐式の機密も保持されるというわけか」
○○○（………）
岡「どうだろう？ 私はこれが最善の処置だと考えているのだが…」
○○○（………）
「申し出を受け入れる」
「もう少し考える」
※※「申し入れを受け入れる」を選択した場合のセリフ※※
＜＜クスハ＞＞
クスハ「わかりました。ですが、敵が現れた時は私も戦います」「上手く言えませんが、それが私に定められた使命のような気がするんです…」
岡「…そうか。では、よろしく頼む」
甲児「やれやれ、一件落着かな」
※※「もう少し考える」を選択した場合のセリフ※※
＜＜クスハ＞
クスハ「…もう少し考えさせてくれませんか…？」
岡「…そうか。ならば、とりあえず君の身柄は光子力研究所に預かってもらうことにする」
隼人「岡長官、よろしいですか？」
岡「何かね？」
隼人「早乙女博士からこの計画書を長官に渡すように言付かってきました」
岡「うむ…」（………）「…これは…新ゲッターロボの開発計画書か…？」
甲児「新ゲッターロボ？ 新しいゲッターのことですか？」
隼人（ゲッタードラゴンのことか。いや、待てよ。それならば、何故今頃計画書を渡す必要があるんだ？）（ゲッタードラゴンはすでに開発が終わっているのに…）
岡（………）（早乙女博士は奴らに対抗するため、さらなるゲッターを開発するつもりなのか…？）
〔基地の警報〕
岡「どうした!?」
連邦軍兵「岡長官！ 衛星軌道上に例の艦隊が現れました！ 地球の降下してくる模様です!!」
岡「何だと!?」
隼人「長官、例の艦隊とは？」
岡「ジオン軍の艦隊だ…」
甲児「ジ、ジオン軍だって!!」
さやか「そ、そんな…どうして今頃…」
岡「正確には、ネオ・ジオン軍。ここ最近、彼らは地球圏へ帰還し不穏な動きを見せていたのだ」
甲児「ネオ・ジオン軍!? ７年前の戦争で連邦軍に負けたジオン軍が復活したっていうんですか!?」
岡「そうだ」
甲児「何てこった…ジオン軍なんて、とっくにいなくなったと思ってたのに…」
隼人「だが、一年戦争は巨大隕石の落下が原因で中断されただけだ。奴らが完全に壊滅したわけじゃない」
岡「その通りだ。ジオン軍の残党は小惑星アクシズに逃亡し、そこで復興の機会を狙っていたのだ…」
隼人「だが、連邦軍にはティターンズとか言うジオン残党狩りの特殊部隊がいるはずでは？」
岡「…もちろんティターンズも動いている。だが、こうも簡単に地球への降下を許す結果になろうとは…」
甲児「まさか、また地球を制圧しようとか考えているんじゃねえだろうな？ 一回失敗したくせに懲りねえ連中だぜ」
岡「いや、今回のジオンの動きには不可解な点が多い…。艦隊の降下ポイントを割り出してくれ」
連邦軍兵「はっ！」
岡「それと、第１級戦闘態勢を発令しろ！」
〔サイレン〕
連邦軍兵「降下ポイントが判明しました。大きく４つに分かれています！」
岡「どこだ？」
連邦軍兵「オーストラリア地区、中央ヨーロッパ地区、南太平洋地区、それに極東地区の小笠原諸島沖です！」
岡「極東地区へ降下してくる部隊の規模は？」
連邦軍兵「ザンジバル級の巡洋艦が１、モビルスーツが１０です！」
岡「むう…極東地区を制圧するには少なすぎる戦力だ。何か別の目的があるとでも言うのか？」
甲児「なら、俺達が偵察を兼ねて出撃します!!」
岡「しかし、君達は…」
甲児「なあに、日本は俺達のスーパーロボットが守ってるってことをジオン軍に思い知らせてやりますよ！」「それに地球へコロニーを落とすような連中を許すわけにはいきません！」
※※「申し入れを受け入れる」を選択した場合のセリフ※※
＜＜クスハ＞＞
クスハ「じゃあ、私も行く！」
岡「それは許可出来ん。グルンガスト弐式は完全に機体の調整を終えたわけではない」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「でも、グルンガストはこんな時のために開発されたスーパーロボットなんでしょう!?」
岡（………）
＜＜クスハ＞＞
クスハ「仲間が出撃するのに、私だけが安全な所にいるなんて…」
岡（………）
※※「もう少し考える」を選択した場合のセリフ※※
○○○（………）
岡「わかった。では、頼むぞ。我々は情報を集め、しかるべき対応を行う」「ジオン軍が攻撃して来たら、すぐに撤退し、後は我々にまかせたまえ」
甲児「わかりました」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「ジオン再臨」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕
マ＝クベ「いまいましいエゥーゴめ…奴らとの戦闘で我が艦の大気圏突入角度がずれてしまった…」
さやか「モビルスーツが出撃してるわ！ 岡長官に連絡して引き返しましょう！」
甲児「何言ってんだ、さやかさん！ こんな状況でケツをまくれるかよ！」
※※「申し入れを受け入れる」を選択した場合のセリフ※※
ガイア「マ＝クベ大佐！ 俺達は奴らを迎撃するぞ！」
マ＝クベ「大尉、我々は戦闘を目的としてここにいるわけではないのだぞ」
ガイア「腕がなまっていた所だ。悪いが、好きにさせてもらうぞ！」
マ＝クベ「………」（例の連中との接触まで時間を稼がねばならん…やむをえんか）「ならば、黒い三連星の実力を見せてもらおうか…」
ガイア「まかせろ。地上戦用にも対応したリック・ドムIIの調子も見ておきたいからな」
甲児「ほら見ろ！ 奴ら、攻撃してくるつもりだぜ！ 俺は一人でも戦うからな！」
※※「もう少し考える」を選択した場合のセリフ※※
マ＝クベ「大尉、例の連中との接触まで時間を稼ぐのだ」
ガイア「了解だ」
オルテガ「あれはどう見ても軍の機体じゃないな」
マッシュ「俺達が出るまでもないか」
甲児「俺は一人でも戦うからな！」
隼人「フッ…俺も付き合おう」
ボス「俺様も協力するわよん！」
さやか「何言ってんのよ！ レーダーを見なさいよ、新たな反応が出てるんだから！」
隼人「確かに、水中から接近してくる物体がいる。あと１分でここへ来るぞ」
ボス「て、敵の増援かよ！？」
甲児「構うもんか。そいつが敵なら一緒に叩くまでだ！」
※※「申し入れを受け入れる」を選択した場合、セリフ追加※※
ガイア「オルテガ、マッシュ！ 奴にジェットストリームアタックをかけるぞ！」
オルテガ「おう！」
マッシュ「おう！」
甲児「な、何だ！？ あいつら！！」
隼人「ドムが３機…？ まさか、黒い三連星か！？」
〔黒い三連星、フォーメーション〕
ガイア「行くぞ！」
甲児「あいつら、グルンガストを狙う気だ！ 防御しろ、○○○！」
〔ガイア、主人公へ隣接〕
〔オルテガ、ガイアへ隣接〕
〔マッシュ、オルテガへ隣接〕
[イベント戦闘「ガイアvs主人公」]
〔ガイア、主人公から離れる〕
〔オルテガ、主人公から離れる〕
〔マッシュ、主人公から離れる〕
＜＜クスハ＞＞
クスハ「な、何とか大丈夫…！」
隼人「あれが…ジェットストリームアタックか！」
ガイア「チッ…モビルスーツ相手の戦闘とは勝手が違うようだな！」
＜戦闘開始＞
＜２ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
甲児「あれはブード！」
さやか「ジオンがいる所に現れるなんて…どういうことなの！？」
あしゅら「マ＝クベとやら…ここは取り決めてあった合流地点とは違うぞ」
マ＝クベ「こちらにも都合がある。それより、例の物は用意できたか？」
あしゅら「ドラゴノザウルスか。ぬかりはない、今からそちらへ送る」
マ＝クベ「…機能は停止させてあるのだろうな」
あしゅら「…もちろんだ」
マ＝クベ「では受け入れ作業を開始する」
甲児「くっ…あいつら、何をしようってんだ！！」
＜３ＰＰ・味方援軍１出現＞
〔味方ユニット出現〕
隼人「リョウ！ ムサシ！ 来てくれたのか！」
竜馬「岡長官から連絡を受けた。遅くなってすまない！」
甲児「ありがてえ！ ゲッターロボが加われば心強いぜ！」
武蔵「ようし、水中の敵はゲッター３の大雪山おろしでぶん投げてやるからな！！」
＜３ＥＰ＞
あしゅら「よし、ドラゴノザウルスの受け渡し作業は終了したぞ」
マ＝クベ「では、我々はここで失礼する。この後、南アタリア島へ向かった本隊と合流しなけれならないのでね…」「例の物は有効に使わせてもらう」
あしゅら「では、約束通りマジンガーＺどもの始末は私達にまかせてもらうぞ」
マ＝クベ「ああ。極東支部の制圧は貴公らに任せる。せいぜい、尽力するのだな…」（こんなに使い勝手の良い駒も珍しいものだ…）
〔敵ユニット離脱〕
あしゅら「フン、宇宙人どもが。貴様を利用しているのは我々の方だ」
≪「もう少し考える」を選択≫
＜４ＰＰ・味方援軍２出現＞
〔味方ユニット出現〕
甲児「○○○！ どうしてここに！？」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「みんなが戦っているのに、私だけ何もしないわけにはいかないよ！」「だから、私も戦うわ！ それに、これが私の運命のような気がするの！」
甲児「運命って、お前…」
隼人「甲児！ この際、戦力は多い方がいい。あいつを信じよう」
甲児「あ、ああ！」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「ありがとう、神くん」
隼人「構わんさ。その代わり、自分の面倒は自分で見ろよ」
あしゅら「あのロボットは…！ ちょうどいい、この間の借りを返してくれるわ！！」
＜主人公vsマ＝クベ＞
マ＝クベ「単機で戦艦に突撃してくるとは…無謀だな」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「グルンガストを甘く見ないで！」
＜主人公vsガイア＞
ガイア「ほう…少しは手応えがありそうな奴だな」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「ああっ…き、来た！？」
≪３ＥＰ以後≫
＜主人公vsあしゅら＞
＜＜クスハ＞＞
クスハ「！ あなたは！？」
あしゅら「あの時のロボットか！」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「あの人の…ッあの人の仇をとらせてもらいます！」
あしゅら「な、何だ？ こいつの気迫は！？」
＜甲児vsガイア＞
甲児「日本に攻めて来ても無駄だってことを教えてやらあ！」
ガイア「ふん。ならば、お前達の実力を見せてもらおう！」
＜甲児vsマ＝クベ＞
マ＝クベ「これが地球のスーパーロボットか。無粋だな」
甲児「バカヤロウ！ スーパーロボットをツボか何かの美術品と一緒にするんじゃねえ！」
≪３ＥＰ以後≫
＜甲児vsあしゅら＞
甲児「ジオンなんかとつるみやがって！！ 何が目的だ！？」
あしゅら「フン、私の目的は貴様を地獄に叩き込むことだ！！」
≪３ＥＰ以後≫
＜さやかvsあしゅら＞
さやか「あなたもこりないわね！ 何度やっても私達には勝てないってわからないの！？」
あしゅら「黙れ！！ そのへらず口も今日までだ！」
＜ボスvsガイア＞
ガイア「俺達もなめられたものだ。素人…しかも民間人のお出迎えとはな」
ボス「何だと！ 俺様を甘く見ると火傷するぞ！！」
≪３ＥＰ以後≫
＜ボスvsあしゅら＞
ボス「行くわよ～ん！！」
あしゅら「ええい、緊張感のない奴め！」
≪３ＥＰ以後≫
＜竜馬vsあしゅら＞
竜馬「お前達はジオン軍と手を組んで何を企んでいる！？」
あしゅら「それを教える必要などない！」
＜隼人vsマ＝クベ＞
隼人「戦艦一隻で日本に攻め込んで来るなんざ、無謀だぜ」
マ＝クベ「それはこちらの台詞だよ」
＜隼人vsガイア＞
ガイア「そんな戦闘機で俺達にかなうと思っているのか！」
隼人「フッ…ゲットマシンを甘く見るなよ！」
≪３ＥＰ以後≫
＜隼人vsあしゅら＞
隼人「ジオンの連中とつるむとはな…お前ら、焦りが見えるぜ！」
あしゅら「若造が！ ほざくな！！」
≪３ＥＰ以後≫
＜武蔵vsあしゅら＞
武蔵「へへへ…水中戦でおいらにかなうと思うなよ！！」
あしゅら「ほざいたな！ 返り討ちにしてくれる！」
＜マ＝クベ撃破＞
マ＝クベ「くっ！ …まあいい。キシリア様に壷を献上する約束もある。ここは退くぞ」
＜ガイア撃破＞
ガイア「やむをえん、撤退だ！」
＜オルテガ撃破＞
オルテガ「うおっ！ こいつら並じゃないぞ！ 脱出する！」
＜マッシュ撃破＞
マッシュ「くっ！ 俺達をここまで追いつめる奴がいるとは！」
＜あしゅら撃破＞
あしゅら「ええい、またしても！ だが、今回の目的は達成したわ！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
現在位置 移動中
竜馬「Ｄｒ．ヘルとネオ・ジオンは何らかの関係があると見て間違いないようだな」
甲児「厄介な連中が手を結びやがったぜ…。それにチタンだか、タイタンズだかは何やってんだ!?」
さやか「ティターンズよ、甲児君」
甲児「そうそう、そいつらってジオン軍と戦うのが役目なんだろ？」
隼人「ああ。だが、今回は姿を見せなかったな…」
甲児「ちぇっ…戦いは俺達まかせかよ。何か、軍に利用されてるだけって気がするなあ…俺達、一応民間人なのに」
さやか「とりあえず、極東支部へ戻りましょうよ」
隼人「そうだな。別の部隊が降下している可能性もあるからな」
【シナリオエンドデモ終了】
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