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B-3
悪夢!インベーダー早乙女!


サブタイトル
「悪夢!インベーダー早乙女!」


【シナリオデモ開始】
タワー
司令所
隼人「・・・状況は?」
ヤマザキ「作業準備が完了したと、報告がありました」
隼人「ゲッター線レベルは」
ヤマザキ「現在、アルファ・グリーン」
隼人「よし、炉心解体班に作戦を開始させろ」

タワー休憩室
ジョッシュ(あの空・・・やっぱりあれが原因なのか・・・? くそっ、何がどうなってるんだよ。リム・・・お前は生きているのか。生きているなら、どこにいるんだ・・・)
〔扉の開閉音〕
オデロ「なんだ、ジョッシュさんもか」
ジョッシュ「何がだ?」
オデロ「真ドラゴン見てんだろ。炉心解体作業が始まってるっていうからさ」
ジョッシュ「いや・・・ちょっと考えごとをしていただけだ」
スージィ「ウォレン、見て見て。真ドラゴンの中に入ってくよ」
ウォレン「あの人たちよく怖くないなぁ。すごいや」
ウッソ「ゲッター線の炉心って、いったいどんなのなんだろ」
ジョッシュ「・・・ウッソ、まだ出てなかったのか?」
ウッソ「え、ええ。その・・・」
オデロ「カテジナさんがいるから、悩んじまうんだよな」
ウッソ「違うよ! 僕は、ここの人たちがたくさんやられちゃって、少なくとも真ドラゴンがなくなるまでは、いたほうがいいかなって思って・・・」
オデロ「お前は顔に出すぎんだよ。ま、そいつがウソだともいわないけどさ」
ウッソ「・・・あれが終われば、インベーダーは退治できるんですか?」
ニュング「そうだな。ゲッター線汚染も徐々におさまりつつある。あの炉心がなくなれば、かなりインベーダーも少なくなっていくはずだ」
ウッソ「でも、OZやベスパとは戦うんですよね」
ニュング「それは、インベーダーとはまた別の問題だからな。だが他にも問題はある。地球が閉ざされているこの状態は、決して自然のものではない。いまはまだいいが、その原因をつきとめ、解決しなくては、やがて作物が育たなくなり、大勢の餓死者がでることだろう」
ジョッシュ「・・・」
オデロ「そりゃ、冗談じゃないよなぁ。いつまでたってもこんな状態だったら、オレたちどうなっちまうんだろう」
スージィ「あっ・・・」
オデロ「どうした、スージィ」
スージィ「う、うん、いま変なのが動いてたような気がしたんだけど・・・」
ウッソ「ロボットじゃないの? 警備に出てるみたいだし」
スージィ「そうかなあ・・・」
ジョッシュ「ウッソ、シャクティはどうなんだ?」
ウッソ「あ、はい、大丈夫みたいです。いまはカルルを連れて、外に散歩に出てます」
ジョッシュ「そうか。よかったな」
ウッソ「はい、ありがとうございます」

タワー
司令所
ニュング「ヤマザキくん、何か・・・様子がおかしくはないか?」
ヤマザキ「はい・・・いま確認して・・・」
〔モニターの開閉音〕
研究員「な、何だ!? ・・・うわあぁぁぁぁっ!」
ヤマザキ「あっ! 真ドラゴンからの映像、切れました!」
隼人「作業班、応答しろ! どうした!?」
敷島「・・・ふむ、応答がないな」
隼人「なんだ・・・何が起こっている・・・」

タワー
メディカルルーム
弁慶「真ゲッターロボか・・・できれば乗せたくはなかったな。ケイだけは」
〔扉の開閉音〕
ガイ「大将、炉心解体作業が始まってるそうですよ」
弁慶「おう、モニターをつけてくれ。・・・どうした、ケイ」
ガイ「こいつ、リガ・ミリティアの連中にいわれたこと、気にしてんですよ」
ケイ「だって、悪いのは早乙女じゃない。どうしてあたしたちが、あんな奴の罪をかぶんなきゃいけないのよ。親父だって、ガイの親父さんだって、被害者じゃない。あんな奴がいなければ、こんなことにならずに済んだのに」
弁慶「・・・」

タワー
司令所
ヤマザキ「偵察班からの映像、入ります」
ニュング「こ、これは・・・インベーダー!?」
隼人「ばかな、奴らどこから出てきた!?」
ヤマザキ「・・・炉心解体班、警備に出ていた戦闘部隊、ともに被害甚大です」
隼人「く・・・打つ手なし、か。いや、あるいは彼らなら・・・」
ヤマザキ「ソナーに感あり。真ドラゴン付近の地下に、異常反応です」
隼人「なんだと!?」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ヤマザキ「メタル・ビースト出現。・・・上部に人影らしきものがあります」
隼人「ズームしろ」
敷島「ま、まさか・・・あれは・・・」
〔モニターの開閉音〕
早乙女「フフフ、ひさしぶりだな、諸君!」
隼人「貴様・・・貴様まで生きていたのか」
早乙女「フハハハハッ、この早乙女、そう簡単には死にはせん。そう、お前たち人類と、地球最後の日を見届けるまではな」
隼人「・・・ミサイル、メタルビーストを狙え」
早乙女「ハハハッ、やめておけ。ワシはただ、我が子に会いにきただけなのだからな」
隼人「なに?」
早乙女「さぁ、ワシのもとへこい。我が子、元気よ。いや・・・ケイよ!」

タワー
メディカルルーム
ガイ「な・・・なんだって!?」
ケイ「はぁ? あたしが早乙女の子供? そんなわけないじゃない。なにバカなこといってんの。な、親父。・・・親父?」
弁慶「うぅ・・・」
ケイ「ウソだろ、親父。なぁ、ウソだといってくれよ! 頼む、頼むよ、本当のことをいってくれよ、親父ッ!」
弁慶「・・・元気にとっては、つらいことばかりだった。ずっと、13年前のあの日・・・あのショックで、ついに心をなくしてしまった」
ケイ「親父・・・?」
弁慶「博士の子供だと知れれば、怒り狂った人々に、元気は殺されてしまう。そう思った俺は、元気が男の子として育てられたことを利用し、俺の娘として育てることにしたんだ・・・」
ケイ「違う! そんなの作り話だ! ウソだ、ウソだウソだ!」
早乙女「ワーハハハハッ!! 真実とはいつも、つらく、悲しいものよな。さぁ元気、ワシのもとへこい。親子水入らずで、地球最後の日を迎えようではないか」
〔扉の開閉音〕
ジョッシュ「おい、いまのはいったい、どういうことだ!?」
〔画面、フラッシュ〕
ケイ「あっ・・・」
〔画面、フラッシュ〕
ケイ「ミ・・・チル、お姉ちゃん・・・? ・・・あたしは・・・早乙女・・・早乙女・・・元気・・・?」
早乙女「どうやら、思い出したようだな、元気よ」
ケイ「うわあぁぁぁぁぁっ!! 殺してやる! この手で、お前を殺してやるッ!!」
弁慶「ま、待て、ケイ!」
〔扉の開閉音〕
シュワルツ「・・・」
ケイ「どいて!」
シュワルツ「死ぬのは、てめぇからだ。早乙女の一族は、このオレが皆殺しにしてやる!」
ケイ「ッ!!」
ジョッシュ「シュワルツ待て、銃をおろせ!」
シュワルツ「黙ってろッ! ・・・死ね」
ケイ「く・・・」
シュワルツ「・・・」
ケイ「・・・」
シュワルツ「・・・」
〔銃声〕
ケイ「え・・・?」
シュワルツ「・・・く・・・」
ジョッシュ「シュワルツ・・・」
シュワルツ「なぜだ・・・」
ケイ「え?」
シュワルツ「なぜ、てめぇは人間なんだよ!? 人間じゃなけりゃ、いますぐ撃ち殺してやるってのに! クソッ!」

タワー
発進デッキ
ケイ「くそぉっ、バケモノめ!」
ゴウ「いってはいけない」
ケイ「ちょっと、はなしてよ!」
ゴウ「いってはいけない」
ケイ「はなして! あんたいったいなんなの!?」
ゴウ「オレは・・・お前を守る」
ケイ「あたしを? なぜ? ・・・フン、笑わせないでよ。大きなお世話だわ!」

タワー
発進デッキ
弁慶「ゴウ、ケイは!?」
ゴウ「発進した」
弁慶「くそ、ゴウ、俺たちも出るぞ!」
ガイ「大将、その体じゃ無理ですよ!」
弁慶「う、うるせぇ・・・このくらい。くっ・・・麻酔が切れてきたか・・・」
ゴウ「・・・お前が乗れ」
ガイ「えっ!?」
ゴウ「お前しかいない」
ガイ「し、しかし・・・」
弁慶「くそ・・・どうやらそれしかないようだな。頼む、ガイ・・・乗ってケイを助けてやってくれ・・・」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

早乙女「さぁ、来るのだ。我が腕の中へ。いとしき娘、元気よ」
ケイ「お前はあたしの父親なんかじゃない! 地球を荒廃させた悪魔め!」
〔ケイ、早乙女へ接近〕
ゴウ「・・・いけない」
〔ゴウ、ケイへ隣接〕
ケイ「ゴウ・・・?」
〔画面、フラッシュ〕
〔空間歪曲音〕

ケイ「なに!?」
〔画面、フラッシュ〕
〔味方ユニット消失〕

ガイ「えっ・・・!?」
早乙女「真ドラゴンか・・・」
ヤマザキ「ゲットマシン1号機、2号機、消失」
隼人「なに?」
敷島「なんと・・・ゲッター線の作用で、時空のゆがみが生じたとでもいうのか・・・」
ヤマザキ「ゲットマシンの反応確認」
隼人「どこだ」
ヤマザキ「真ドラゴン内部です。・・・スキャン不能になりました」
敷島「フ、ハハハハッ、ゴウだ。はじまったのだ、ゴウと真ドラゴンの、進化が!」
ヤマザキ「真ドラゴン周囲のゲッター線レベル、急速に低下していきます」
隼人「どういうことだ・・・?」
敷島「ゲッター線のすべてが必要なのだ。奴が進化するために」
隼人「・・・稼働可能な戦闘ロボットは何体だ」
ヤマザキ「ほとんど残っていません。シュワルツ少佐のステルバーとエール・シュバリアー、2機のVガンダムだけです」
隼人「それでいい、出撃させろ。真ドラゴンを叩く。この機を逃して、勝利はない」
早乙女「フハハハハハッ、ゲッターは使えなくなったようだな。いまこそ、我らが勝利のとき!」
〔味方ユニット出現〕
シュワルツ「戦力はほとんどない・・・だが、この命と引き換えにしても、ここでケリをつけてやる! バトルモォォォドッ!!」
〔シュワルツ、変形〕
〔味方ユニット出現〕

シュワルツ「全機、オレに続けえっ!」
ガイ「いったいどうすりゃいいんだ、オレはよぉ」
弁慶「ガイ・・・いったん帰還するんだ。お前一人じゃ無理だ。帰還しろ」
ガイ「わ、わかりました」
〔ガイ、隼人へ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕

<戦闘開始>

<敵9機以下>

ガイ「大将、無茶しないでください」
弁慶「邪魔だ、はなせ。く・・・隼人、ケイは、ケイはどこへいったんだ。知ってるんだろう、お前は?」
隼人「・・・」
弁慶「隼人!」
敷島「彼女はいま、真ドラゴンの中にいる。ゴウと一緒にな」
弁慶「な、なんだと? くそっ、隼人、真ドラゴンへの攻撃をやめさせろ!」
隼人「うるさい! わからんのか、これが地球を救う戦いだということが!」
弁慶「そのためにケイが犠牲になるというのなら、地球なんぞ滅びてしまえ!」
隼人「・・・」
弁慶「だいたい、あのゴウってのは何者なんだ。ケイとなんの関係があるというんだ」
敷島「・・・彼も早乙女の血をひくもの。そして・・・」
ゴウ(オレは・・・お前を、守る・・・)
ケイ(・・・誰なの・・・)
ゴウ(オレは・・・お前を、守る・・・)
ケイ(あなたは・・・誰・・・)
ゴウ(オレは・・・お前を、守る・・・)

<敵8機以下>
弁慶「バカな・・・あいつが、ゴウが、クローン人間だというのか」
敷島「ククククッ、ただのクローンではない。早乙女博士と早乙女ミチル、つまりケイの姉の細胞をあわせ、ゲッター線を照射した、新人類なのだ。インベーダーの復活に気づいた早乙女博士は、人類の希望、真ドラゴンを建造した。そして彼自身と死んだミチルの細胞を、わしに託した。真ドラゴンの起動キーとなる、ゴウを完成させるためにな」
弁慶「それがあのとき、俺たちが運んでいたカプセル・・・だ、だがカプセルはあと2つあったぞ」
隼人「・・・俺と、竜馬のクローンのはずだった。失敗だったがな」
弁慶「なんだと!? お前ら、いったい何を・・・」
敷島「すべては真ドラゴンを完成させるため。ケイの遺伝子コードを読み取り、進化したゴウの力によって」
弁慶「き、貴様ら・・・」
隼人「だが、もはや真ドラゴンは人類の希望などではない。ゲッター線レベルの低下しているいまこそ、奴を破壊するチャンスなのだ」

<敵7機以下・味方援軍1&敵増援1出現>
〔味方ユニット出現〕
オリファー「こちら、オリファー・イノエとジュンコ・ジェンコだ。これより攻撃を開始する」
マーベット「オリファー!? 間に合ってくれたのね!」
オリファー「マーベットか。大丈夫か」
マーベット「ええ」
隼人「オリファー、作戦目標は真ドラゴンの破壊だ」
オリファー「了解。ジュンコ、いくぞ」
ジュンコ「了解!」
〔オリファー、前進〕
〔ジュンコ、前進〕
〔オリファー、真ドラゴンへ攻撃〕
〔真ドラゴンに爆発〕
〔画面、振動〕

オリファー「なんだ・・・?」
〔振動音〕
〔画面、振動〕
〔画面、フラッシュ〕
〔味方ユニット出現〕

ジュンコ「なに、いったい!?」
ヤマザキ「ゲットマシン出現。真ドラゴン周辺のゲッター線レベルが、もとに戻っていきます」
敷島「・・・進化できず、か」
早乙女「おのれ、あと少しのところで・・・リガ・ミリティアめ、ゆるさんぞ!」
〔敵ユニット出現〕
シュワルツ「くそっ、まだ出やがるのか!?」
ケイ「う・・・あたし・・・ここは・・・」
弁慶「ケイッ! 無事か!?」
ケイ「親父・・・? だ、大丈夫。なんともないわ。ゴウは?」
ゴウ「いくぞ」
ケイ「わかったわ。ガイ、どこ!?」
〔味方ユニット出現〕
〔ガイ、真ドラゴンへ移動

ガイ「うわあぁぁぁぁっ!!」
ケイ「しっかりして、ガイ! 合体よ!」
ガイ「だ、だめだ! できねぇ!!」
ゴウ「ゆだねろ。お前のすべてを」
ガイ「あぁっ!? な、なにわけのわかんねぇことを・・・」
ケイ「ガイ、ぐだぐだいってるヒマはないわ。とにかく合体して、奴らを倒すのよ!」
ガイ「く、くそ・・・オレの、すべてを・・・」
ケイ「チェェェェンジゲッタァァァ2!!」
ガイ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
〔ゴウ&ケイ&ガイ、フォーメーション編成〕
〔ケイ、合体〕


<ジョッシュvs早乙女>
ジョッシュ「早乙女博士・・・いや、インベーダーめ!」
早乙女「ほう、面白いマシンに乗っておるな。だが、勝てると思うな!」

<ウッソvs早乙女>
ウッソ「こ、これが、早乙女博士・・・?」
早乙女「フハハハッ、そのガンダム程度で、ワシに勝てるか!」
ウッソ「う、うわあぁぁぁぁっ!!」

<ゴウorケイorガイvs早乙女>
ケイ「お前だけは、あたしがこの手で!」
早乙女「フフフフッ、無駄なことややめるがよい」

<シュワルツvs早乙女>
シュワルツ「うおぉぉぉっ! 悪魔め、くたばりやがれっ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ヤマザキ「インベーダー、沈黙」
隼人「よし、全機、真ドラゴンを破壊しろ!」
ヤマザキ「待ってください。真ドラゴンの周辺に、特殊な磁場が発生しています」
隼人「なに?」
〔画面、フラッシュ〕
〔衝撃音〕

ヤマザキ「真ドラゴン中心部に、特異点発生」
隼人「いかん、これは・・・全機、緊急退避!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

タワー
司令所
隼人「くそ、奴め・・・」
弁慶「なんだ、どうしたってんだ。おい、真ドラゴンが・・・」
敷島「次元の地平へ消えてゆく・・・いったいどこへいくというのだ、真ドラゴンよ・・・」

タワー
格納庫
シュワルツ「また・・・生き残っちまった。今度こそ、お前のもとへいけるはずだったんだがな・・・」
ケイ「ちょっと、大丈夫? なにそれ、誰の写真?」
シュワルツ「ふん、てめぇには関係ねぇ」
ケイ「なによ、せっかく気にしてやってんのに! いいよ、もう!」
シュワルツ「フッ・・・ゲッター線を使うのは、悪魔だけじゃないらしいな」
ジョッシュ「・・・そう思う」
シュワルツ「オリファー、よく戻ったな。助かったぜ」
オリファー「OZの勢力圏を、全力で突っ切ってきたからな。間に合ったよかったよ。ジョッシュ、久しぶりだな」
ジョッス「いろいろ、事情がありましてね」
オリファー「ああ、聞いている。親父さんやリムが、はやく見つかるといいが。ジュンコ、ちょっと待て」
ジュンコ「はい、オリファー隊長」
オリファー「ジュンコ、戦い方がまだ甘いぞ。攻撃をかけるときは、突っ込みすぎるな。俺もフォローしている。まわりをよく見るんだ」
ジュンコ「はい!」
マーベット(色男ぶって!)
オリファー「マーベット、もう1人のヴィクトリーのパイロットは、どこだ?」
マーベット「彼よ」
ウッソ「僕、ウッソ・エヴィンです。よろしくお願いします」
オリファー「あ、ああ・・・オリファー・イノエだ。よろしく頼む」
ジュンコ「あたしはジュンコ・ジェンコ。君の活躍は聞いてるわよ。よろしくね、坊や」

タワー
格納庫
ウッソ「あれ、オリファーさん、あのヴィクトリーは・・・」
オリファ「戦隊指揮用の機体だ。Vガンダムヘキサ、頭部以外は、ほかのヴィクトリーと同じだがな」
ジュンコ「コアファイター、改修したんですか」
オリファー「ああ。ヴィクトリーの運用データもそろってきた。オプション・パーツの開発もしているらしい」
マーベット「ヴィクトリータイプのオーバーハングキャノンのことね」
ウッソ「オーバーハングキャノン・・・」

タワー
格納庫
オリファー「まいったな・・・まさかあんな子供だったとは」
マーベット「オリファーが驚くのも、無理はないわ。ウッソはスペシャルなのよ。ニュータイプかもしれない」
オリファー「ああ・・・。マーベット、無事でよかった」
マーベット「あら、そう? あたしのことより、他のパイロットの方が大事そうに見えたけど」
オリファー「ジュンコのことをいっているのか? そりゃ君の考えすぎだよ」
マーベット「だといいんだけど」

タワー
司令所
ヤマザキ「ソナーに反応なし」
敷島「完全に見失ったか・・・」
ニュング「どうするのかね」
隼人「・・・真ドラゴンは復活した。となれば、必ずどこかに出現する。捜しだし、なんとしても叩かねばならんでしょう。奴を解体しなければ、閉じた空による影響よりももっと早く、人類は死滅する」
ニュング「OZと戦いながら、か。ベスパも勢力圏を拡大しつつある。あの空の謎もいまだにわからん。やっかいなことだな・・・」
隼人「・・・」

タワー近く
ハロ「ハロッ、ハロッ」
カルルマン「きゃっきゃっ」
ハロ「カルル、ゲンキ、シャクティ、ゲンキカ?」
シャクティ「ハロ、あんまりはねまわっちゃだめよ。カルル、そろそろ戻りましょうね」
カルルマン「あ~う」

タワー近く
カテジナ「シャクティ、もうすぐ移動よ。そう何度も、外へでないでちょうだい」
シャクティ「はい・・・でも、カルルがむずがるから・・・」
マーベット「あらシャクティ、外へ出ていたの? ・・・ごめんなさい、あたしたちのロボット部隊は壊滅状態で、まだしばらくはウッソにいてもらわなければならないの」
シャクティ「はい・・・」
ウッソ「あ、シャクティ。後でいくから、部屋でまっててよ。ハロ、お前も手伝えよ」
ハロ「ハロ、テツダウ、ナニ?」
ウッソ「マーベットさん、僕のコアファイターの調整、やりますよ」
マーベット「ええ、頼むわね」
ウッソ「じゃ、後で、シャクティ。ハロ、こい」
シャクティ(・・・モビルスーツで戦うのが怖いって、ウッソはわかったはずなのに。あのヴィクトリーというモビルスーツに、ウッソはとりつかれてしまったのかもしれない・・・わたしたち、これからどうなるの・・・ウッソ・・・)
【シナリオエンドデモ終了】


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