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B-4
飛ばせ鉄拳!ダブルマジンガー!!


サブタイトル
「飛ばせ鉄拳!ダブルマジンガー!!」


【シナリオデモ開始】
タワー
司令所
隼人「真ドラゴンが消えてから、すでに5日・・・いまだなんの痕跡も見つからんとは」
敷島「だが、奴がこの地上のどこかにいることは、間違いない。ゲッター線反応を、しらみつぶしにしていくしかあるまい」
ニュング「それとて、我々には限界があるがな。失った戦力の再建には、少なからず時間が必要だ。欧州の方はどうなのだね」
ヤマザキ「はい、欧州で探知されたものに関しては、OZが動いているという情報が入っています。しかしそちらも今のところ、真ドラゴンの発見にはいたっていないようです」
隼人「OZか・・・」

タワー
休憩室
〔扉の開閉音〕
ジュンコ「あ~疲れた」
ジョッシュ「・・・奴は?」
ジュンコ「ダメダメ。真ドラゴンなんか、影も形もありゃしないんだから」
オリファー「どうやらそっちも違ったようだな。あとはマーベットとゲッターチームか」
ジュンコ「あら、戻ってきたみたいですよ」

タワー
休憩室
ケイ「あ~もう、やんなっちゃう」
オリファー「マーベット、ケイ、何かあったのか?」
マーベット「真ドラゴンは確認できず。でもインベーダーと交戦中に、OZの偵察隊と出くわしたわ」
ケイ「それがさ、こっちが真ゲッターに合体したら、悲鳴あげて逃げちゃったのよ。まったく何なのよ、あいつら」
オリファー「ゲッターロボはインベーダー戦争で活躍した伝説のマシーンだが、一方で13年前の早乙女の反乱の際には、無数のゲッターが人類に敵となった。それを知っているパイロットだったのかもしれないな。OZがそれで退いてくれるなら、無駄な戦いをしなくてすむ」
ジョッシュ「しかし・・・OZが展開しているとなると、やっかいだな・・・」
ガイ「なんでなんだ。真ドラゴンを放っておいたらまずいには、OZだって同じだろう」
オリファー「そりゃそうだが、そんな理屈が通る相手なら、クーデターなんか起こさんよ。インベーダーは排除したい、だが敵対する我々も排除したい。それが連中だ」
〔扉の開閉音〕
オデロ「あれ、みんな戻ってるのか」
マーベット「どうしたの、オデロ」
オデロ「いや、ウッソの奴がいないみたいなんでさ」
マーベット「ウッソが?」
ケイ「たしかにあの子のコアファイターってやつ、なかったね」
スージィ「ねぇ、シャクティとカルルもいないよ」
ウォレン「まさかウッソ、カサレリアへ帰る気なんじゃ・・・」
マーベット「・・・」

タワー
休憩室
スージィ「あ、どうだった、マーベット」
マーベット「カテジナさんが知っていたわ。あたしたちが出ている間に、ゲッター線反応が確認されたみたい。ウッソはそれの偵察にいったらしいわ」
オリファー「なんだと? 偵察は必ず2機以上で、交代でやるといっておいたはずだぞ」
ケイ「誰もいなかったから、いっちゃったんだよ、きっと。あの子、そんな感じだもんね」
スージィ「ウッソ、ときどきとまらなくなっちゃうって、シャクティがいってた」
ガイ「ケイみたいな奴だな」
ケイ「なによ」
オリファー「インベーダーどころかOZも出ているってのに、あいつめ、先走って、単機で出たのか」
ジュンコ「それにしても、ガールフレンドまで連れて出るとはねぇ。度胸があるんだか考えなしなんだか」
オリファー「伯爵やマーベットたちが調子にのせすぎるから、こうなる。マーベット、ジュンコ、ジョッシュ、きてくれ。当該エリアへ向かう。ゲッターチームは待機、少佐に事情説明を頼む」

山岳地帯
シャクティ「お日様が出ていたら、きっとキレイな景色なんでしょうね」
ウッソ「そうだね。シャクティ、少しは元気が出た?」
シャクティ「うん・・・ありがとう、ウッソ」
ウッソ「いいんだ。シャクティが元気になってくれないと、僕だって嫌だもの」
ハロ「ハロ、ゲンキ」
ウッソ「ハロはいいんだよ。真ドラゴンも見えないし、インベーダーはいないなぁ。そろそろ帰ろう」

山岳地帯
クロノクル「まさか真ドラゴンなどというものが、現存しているとはな。いや、OZやリガ・ミリティアがそちらに戦力をとられているからこそ、我々もやりようがあるということか・・・」
ザンスカール兵「中尉、リガ・ミリティアのものと思われる、攻撃機を発見しました」
クロノクル「ほう。何機だ」
ザンスカール兵「1機のみです」
クロノクル「1機・・・偵察にしても、妙だな。他に反応はないのだな?」
ザンスカール兵「ありません」
クロノクル「・・・しかけてみるか」

山岳地帯
〔レーダー反応〕
ウッソ「なに?」
シャクティ「ウッソ、どうしたの?」
ウッソ「あれ・・・ベスパのモビルスーツ隊じゃないか。なんでこんなところにいるんだ!? まずいよ・・・」
シャクティ「ベウパがきたの?」
ウッソ「そうだよ。シャクティ、しっかりつかまっててよ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔味方ユニット出現〕
ウッソ「だめだ、ふりきれない」
シャクティ「うっそ・・・」
〔ウッソ、後退〕
ウッソ「シャクティ、はやく降りて。ここで待っててよ」
シャクティ「え、ええ・・・」
カルルマン「うあぁぁぁ~」
シャクティ「カルル、ごめんね。ちょっとだけ我慢してね」
ハロ「シャクティ、オリロ、オリロ、ハヤク」
シャクティ「ウッソ・・・気をつけてね」
ウッソ「大丈夫、まかせて!」
〔ウッソ、前進〕
シャクティ(ウッソは戦場に立てば、戦士になってしまう。どんどん私から離れていってしまう・・・)
〔敵ユニット出現〕
クロノクル「間違いない。あのときと同じ機体だ。パイロットも同じなのか・・・? ならば奴らの追跡を買って出た意味もあろうというものだが・・・全機、散開してあれを包囲しろ」
<戦闘開始>

<敵3機以下or3PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
オリファー「ウッソめ、よりによってベスパのイエロージャケットとはな」
マーベット「ウッソ、大丈夫?」
ウッソ「マーベットさん? みんな、きてくれたんですか!?」
ジュンコ「坊や、まだやれるの?」
ウッソ「は、はい、大丈夫です」
※※まだクロノクル健在の場合、セリフ追加※※
クロノクル「クッ、リガ・ミリティアの増援か」


<ウッソvsクロノクル>
クロノクル「素人のような子供に!」

<Vガンダムvsクロノクル>
クロノクル「統合軍のガンダムを真似ただけのモビルスーツなどにッ!」

<クロノクル撃破>
クロノクル「クッ、こんなところでやられるわけには・・・」

<敵全滅・味方援軍2&敵増援1出現>
オリファー「どうやらベスパは退いたらしいな」
マーベット「オリファー、10時の方向、何かくるわ」
〔味方ユニット出現〕
ジョッシュ「モビルスーツじゃない。どこのマシーンだ・・・」
オリファー「そこの2機、OZでもベスパでもないな。何者だ!?」
甲児「そっちこそ、何者なんだよ! 人に聞くときは自分から名乗って、教わらなかったのかよ!」
ジュンコ「あら、威勢がいいわね」
鉄也「こちらグレートマジンガー、剣鉄也。もう一人はマジンガーZ、兜甲児だ。所属はない。俺たちはOZの部隊に追撃を受けている。仲間を逃すため囮になったが、ここいらで撃退したい。手伝ってくれないか」
甲児「お、おい鉄也さん、何いってんだよ!? どうかしちまったのか!?」
鉄也「どうかしているのは君のほうだ、甲児くん。さっきの通信を聞けば、彼らがOZでもベスパでもないことはわかる。ならば少なくとも俺たちの敵じゃない。冷静に考えれば、すぐにわかるはずだ」
甲児「なにぃ」
マーベット「オリファー、どうするの」
オリファー「今度はOZか・・・」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

甲児「うわっ、なんだ!?」
鉄也「あれは・・・まさか、“タワー”か」
シュワルツ「OZの部隊が接近しているぞ! フォーメーションを組め、迎撃する!」
隼人「あれは・・・マジンガーか」
ヤマザキ「データ照合します。・・・間違いないようです。マジンガーZと、グレートマジンガーです」
敷島「ハハハッ、兜が開発した光子力の戦闘ロボットだな。実物は見たことがなかった。戦闘まで見られるとは、これは面白い」
隼人「オリファー、その2機は味方と考えていい。OZに対応しろ」
オリファー「了解」
甲児「なんだよ、こっちにわかるように説明してくれよ!」
鉄也「やめろ、甲児くん。あれは、リガ・ミリティアだ」
隼人「そう、その通りだ。そこの2人、事情は後で聞く。OZの部隊がくるぞ」
〔敵ユニット出現〕
鉄也「もう追いついてきたか。いくぞ、甲児くん。敵も数が増えているが、これでなんとかなる」
甲児「わかってらぁ! リガ・ミリティアだかなんだかしらないが、マジンガーのパワーをみせてやるぜ!」
※※まだウッソ健在の場合、セリフ追加※※
ウッソ「オデロさん、ブーツ射出してください!」
オデロ「おう! じいさん、出すぜ!」
ニュング「やってくれ」
オデロ「いくぞ、ウッソ!」
〔味方ユニット出現〕
〔ブーツ、ウッソへ隣接〕
〔ウッソ、合体〕

ウッソ「よぉし」


<敵4機以下>
クロノクル「ふう、まったく、地上とはなんと面倒なところだ。おかげで命を失わずにすんだとはいえ・・・これがリガ・ミリティアの“タワー”か。聞いていたよりも大きいな」【戦闘中とはいえ、なんと無用心な。しょせん民間人がほとんどでは、この程度か・・・」

<敵全滅・勝利条件達成>
ヤマザキ「OZ部隊、徹底しました」
隼人「すぐにこのエリアを離れる。全機、帰投させろ。マジンガーも収容してやれ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

タワー
司令所
甲児「いやぁ、ありがてぇ。助かったぜ。おまけにさやかさんや、弟たちまで拾ってくれるなんて、感謝してもたりないぜ」
さやか「ありがとうございます。おかげで助かりました」
ジュン「ほんと、もうどうなるかとおもっちゃった」
ボス「おう、まったくだぜ」
敷島「いやいや、光子力のロボットの戦闘力、しかと見せてもらった。実に興味深い。こんな状況でなければ、じっくりと調べて見たいところだ」
甲児「マジンガーを知ってるんですか!?」
敷島「知っておるとも。兜十蔵や剣造、弓くんのこともな」
さやか「お父さまのことも?」
敷島「蛇の道は蛇というだろうて。フハ、フハハハハ」
ニュング「彼がここの指揮官、神・・・ジン・ジャハナムだ」
鉄也(ジン・ジャハナム・・・あの神隼人かと思ったが、思い違いか?)「・・・俺からも礼をいわせてもらいます。俺たちだけでも撃退はできたかもしれませんが、それではこの先がつらくなる」
隼人「かまわん。かわりにお前たちには、この“タワー”の戦力となってもらう」
甲児「な・・・なんだって!?」
ジュン「ちょっと、助けてもらっといて悪いけど、いきなりどういうこと?」
隼人「ちょうど、戦力を補充しなければならんと思っていたところだ」
甲児「それはそっちの都合じゃないかよ!」
隼人「そうだ。だが、どうせお前たちにはいくあてもあるまい」
甲児「なっ・・・」
鉄也「なぜ、それを?」
隼人「お前たちがこんなところをうろついているのは、何かあったからだ。攻撃を受け、逃げのびてきた。そんなところだろう。相手はなんだ。OZか、インベーダーか、それともベスパか。どれだけやられた」
鉄也「やれやれ・・・全部お見通しってわけか」
ニュング「事情を聞かせてもらえるかね、君たち」

タワー
司令所
鉄也「・・・それで、俺たちを逃すために、所長は・・・」
敷島「そうか・・・剣造くんが死んだか・・・」
甲児「本当のお父さんだとわかったと思ったら、こんなことになるなんて・・・」
シロー「お兄ちゃん・・・」
ジュン「・・・」
甲児「くそっ、やつら絶対に許さねぇ!」
隼人「気になるのは、そのお前たちを襲った敵だな。聞いたかぎりでは、どうやらOZでもベスパでも、ましてやインベーダーでもないようだ」
鉄也「何者かわからないと?」
敷島「ありていにいえば、そうだ。ワシらも聞いたことがない」
隼人「確認はさせてみよう。その話が本当ならば、そいつらは恐ろしい敵となるかもしれん」

タワー
格納区画
オリファー「ウッソくん」
ウッソ「はい」
オリファー「なぜ呼ばれたのか、わかっているな」
ウッソ「・・・はい」
オリファー「いいか、今後、勝手な行動は一切許さん!」
ウッソ(父さんが怒っている時の顔と一緒だ・・・)
オリファー「単独行動は、他の者たちの命をも危険にさらすことだということを、君は知らなければならない。今回無事であったからといって、次も無事である保障などはない」
ウッソ「はい!」
オリファー「歯を食いしばれ。手を後ろに組んで、脚をふんばる」
ウッソ「・・・」
オリファー「よし、顔をあげろ! いまいったこと、よく覚えておけッ!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

ウッソ「ウッ・・・」

タワー
格納区画
シュワルツ「ガキ相手に、手加減くらいしてやれ」
オリファー「それでは彼のためにならない」
マーベット「オリファー・・・」
オリファー「俺は、彼に死んでほしくない。そのためには、はやく一人前のパイロットにしてやることが、俺がしてやれるせめてものことなんだ」
シュワルツ「・・・例のマジンガーZとやらのパイロットも、ずいぶん若かったな。おまけに変なロボットで、弟も戦うらしいじゃねぇか。あの小僧ほどの戦闘センスはないだろうにな。仲間が死んじまうのはつらいが・・・ガキを戦いに出さなきゃならねぇオレたちも、情けねぇもんさ」

タワー
休憩室
ケイ「で、マジンガーZに乗ってるのが兜甲児。グレートマジンガーが剣鉄也、ダイアナンAが弓さやか、ビューナスAが炎ジュンっていうんだってさ」
スージィ「あと、甲児の弟のシローも、なんかロボットに乗ってるっていってたよ」
オデロ「ああ、あの変なのか。あれ、でも変なのは2体あったぜ」
ケイ「あ、そうそう。あとボスってのがいるのよ。こいつがまた変な奴でさぁ」
ガイ「ボス? ・・・名前は? まさかそれが名前ってわけじゃないんだろう」
ケイ「・・・さぁ?」
弁慶「やられた分にはずいぶん足りないだろうが、にぎやかになってきたな」

タワー
ジョッシュの部屋
ジョッシュ(光子力の戦闘ロボットか。これで戦力の増強・・・オレの時も似たようなものだったな。最初は、リムを保護してもらうつもりで、リガ・ミリティアに手を貸したんだ。いまはリムを捜してもらうかわりに、ここにいる。インベーダーと戦い、OZと戦い、ベスパと戦い・・・くそっ、オレはいったい、何をやってるんだ・・・)

タワー
格納区画
クロノクル(あのガンダムタイプが3機・・・パーツは他にもあるか。ステルバーの他にも3機・・・それとOZの追撃を受けていたロボットか。情報どおり、リガ・ミリティアが主力としていたロボット兵器群は壊滅状態のようだが、それでもこれほどの戦力があるか・・・)

タワー
居住区通路
クロノクル(さきほど整備の指示を出していた伯爵と呼ばれる老人が、リーダー格の一人だな。ロームフェラ財団を追われたという、オイ・ニュング伯爵か。リガ・ミリティアの指導者といわれるジン・ジャハナムもいるらしいが・・・本物だろうか? 確認しておきたいところだが、さすがに令所の付近には近寄れんか・・・)「!」
シャクティ「カルル、そろそろおねむの時間ね。お歌を歌ってあげましょうね」
クロノクル(あんな少女や赤子まで乗っているのか。ん・・・この歌は・・・)
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

シャクティ「きゃぁっ」
クロノクル(いかん)「君、大丈夫か」
シャクティ「え、ええ・・・」
クロノクル「どうやれ揺れが大きくなっているようだ。危ないから、部屋に戻っていなさい」
シャクティ「はい、ありがとうございました」
クロノクル「いや・・・」(あの歌・・・姉さんが歌っていた歌を、なんであの少女が・・・)
【シナリオエンドデモ終了】


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