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D-4
恐怖の宇宙病 ベムボーグを捕獲せよ


サブタイトル
「恐怖の宇宙病 ベムボーグを捕獲せよ」


【シナリオデモ開始】
タワー
司令所
ヤマザキ「司令、お連れしました」
隼人「よく合流してくれた、ブルー・スウェア。状況は聞いていると思う。事態は一刻を争う。次に真ドラゴンがあらわれた時には、なんとしてもしとめたい。よろしく頼む」
ブライト「了解です。こちらこそ、お願いします」
隼人「このタワーの設備は、すべて自由に使ってかまわん。紹介しよう、ネゴシエイター、ロジャー・スミスだ」
ロジャー「ロジャー・スミスです。あなた方のお噂はお聞きしていますよ。こちらは私の執事ノーマンと、アシスタントのドロシー」
ノーマン「お初にお目にかかります、みなさま」
ドロシー「R・ドロシー・ウェインライトよ。よろしく」
ゼクス「・・・アンドロイドか」
ドロシー「そうよ」
隼人「ロジャーには、最初にトレーズとの交渉を依頼したのだ。その後トレーズに雇われ、今はトレーズの代理人として同行してもらっている」
ロジャー「これは本来の私の仕事ではないが、事態の深刻さを見抜けぬほど、私の目は節穴ではない。幸い、私にはビッグ・オーがある。協力させていただきましょう」
ブライト「助かります」

タワー
格納区画
シュワルツ「フン、戻ってきやがったか」
オリファー「少佐、大変だったようですね」
シュワルツ「ああ・・・状況はよくねぇ。せっかく再建したロボット部隊も、またごっそりやられちまった。奴ら、どんどん強くなってやがる。ブルー・スウェアのことは聞いてるぜ。ネオ・ジオンの奴らが、加わったそうじゃねぇか。あいつらがそうなのか」
マーベット「はい」
シュワルツ「そっちは異星人とやったんだったな。どうだった」
ジョッシュ「エリオスを滅ぼしたギシン星間帝国と、バロータ軍・・・恐ろしい連中だった」
シュワルツ「そうか・・・。そういや、上で妹が見つかったそうじゃねぇか」
ジョッシュ「あぁ・・・リム、シュワルツ少佐だ」
リム(クリス)「あ、あの、少し会っただけだから覚えてないかもしれませんけど、クリアーナ・リムスカヤです」

タワー
休憩室
ウッソ「それで、ここが休憩室です。食事をしたりもできます」
ファ「へぇ、結構ひろいのね」
スージィ「あっ!! オデロ! ウッソ! みんなお帰り!」
オデロ「スージィ!?」
おちゃめ「わーい! お兄ちゃんたち、みんな帰ってきたでちゅ!」
剣人「おちゃめ!?」
次郎「あにき、宇宙はどうだった?」
田之助「う、うまいもん食えただか」
甲児「おっ、トン助、相変わらずうまそうな奴だな。元気にしてたかよ」
トン助「ブ、ブヒー!」
デュオ「ブ・・・ブタぁ?」
ガムリン「な、なぜこんなところにブタが・・・」
次郎「なんではないだろ。トン助はおれっちの大事な友達なんだ」
弾児「お前ら・・・なんでいるんだ」
ウォレン「そうだよ。みんな、カサレリアにいるんじゃなかったの?」
早苗「交戦地域になりそうだからって。みんなが戻ってくるってわかって、ロジャーさんが連れてきてくださったの。ウッソくん、シャクティもいるわよ」
ウッソ「シャクティもいるの!?」
リム(クリス)「お兄ちゃん」
ジョッシュ「ああ。みんな、妹のクリアーナ・リムスカヤだ。仲良くしてやってくれ」
リム(クリス)「えへへ、よろしくね」
早苗「こちらこそ。仲良くしてくださるとうれしいわ」
スージィ「あたし、スージィ・リレーンっていうんだ。スージィでいいよ。よろしくね、リム」

タワー
休憩室
ジュン「お祭り? なぁにそれ」
ウッソ「偵察にいったとき、そういう話を聞いたんです」
甲児「湖のほとりにある街で、聞いたんだ。なんでも発電施設の修復が終わって、何ヶ月ぶりに街に灯りが戻るんで、それを祝うんだってさ」
ヒルデ「へぇ、お祭りかぁ」
おちゃめ「お祭り、いきたいでちゅ!!」
スージィ「あたしも!」
ボス「おう、楽しそうじゃないの」
剣人「いいねぇ。オレそういうの、大好き」

タワー
作戦室
ブライト「なんだと? 祭り?」
マーベット「ええ、近くの街で。発電施設の復旧を祝うんだそうです」
アムロ「それに、いきたいといっているのか?」
隼人「いまは、それどころではない。わかっているはずだ」
ノイン「よいのではないですか? 数時間のことですし、それで彼らの気が晴れるというのなら」
ロジャー「確かに。このところ、無理をさせているのだからな」
隼人「・・・」
〔扉の開閉音〕
ノーマン「みなさま、お茶が入りました。一休みされてはいかがですかな」
ロジャー「ありがとう、ノーマン。ん? ノーマン、このタルトはどうしたんだ」
ノーマン「はい、早苗さまとシャクティさまが、おつくりになったようです。みなさまにお食べいただきたいと」
ロジャー「それはすばらしい。ありがたくいただくとしよう」

タワー
作戦室
ゼクス「なるほど・・・よいタルトだ」
ノイン「ゼクス?」
ノーマン「はい、わたくしもいただきましたが、すばらしゅうございます」
ノイン(早苗とシャクティか。後でつくり方を教わる時間があるだろうか・・・?)
ヤマザキ「あの、司令。私もいただいてよろしいでしょうか」
隼人「かまわんだろう」
ヤマザキ「ありがとうございます」
ブライト「祭りか・・・許可してやってもよいのでは?」
隼人「・・・いいだろう、行かせてやれ。ただし、3時間だけだ。その間、他の者は即応態勢で待機だ」
アムロ「まぁ、しかたないな」
ドロシー「ロジャー、あたしも、お祭りにいきたいわ」
ロジャー「おやおや。どういう風の吹き回しだ」
ロドシー「興味があるの。他に理由が必要かしら」
ロジャー「興味ね。なるほど、いいとも。いってきたまえ」

湖のほとりの街
デュオ「しっかしヒイロ、お前までくるなんてなぁ」
ヒイロ「任務だ。お前たちの監視をしろとな」
ヒルデ「監視?」
カミーユ「はめをはずしすぎないようにってことだ。俺とヒイロは、艦長たちから頼まれてきてるんだ」
甲児「どうりで、珍しいと思ったぜ」
ファ「でもカミーユ。せっかくなんだから、楽しまないと損よ」

湖のほとりの街
シャクティ「ほら、カルル、見てごらん。お祭りやってるのよ」
ウッソ「すごいや。みんな、なんでこんなに元気なんだろ」
ジュン「そうね、街の人たち、すごく活気づいているみたい」
甲児「みんな、一生懸命なんだ。がんばって生きてるから、こういう時に騒いでさ。それでまたがんばろうって思うんだ」
さやか「そうね・・・家があって、人がいて、みんなの生活があって・・・いいわね、それって」
剣人「なにいってんだよ。オレたちが戦ってんのは、そういう暮らしってのをするためじゃないのかよ」
デュオ「ま、そういうことなんだけどな」
ボス「おう剣人、たまにはいいこというじゃねぇの」
剣人「ボス、お前だけにはいわれたくないぜ、それ」

湖のほとりの街
ドロシー「街に灯りがついたわ」
学「お祭りは、ここからが本番ですよ」
スージィ「わぁ! ね、シャクティ、あっちいこう!」
おちゃめ「あ~待つでちゅ! あたちたちもいくでちゅ!」
田之助「う、うまいもん、食いにいくだ」
トン助「ブヒブヒッ」
次郎「あにき!」
剣人「よぉし、いくぜ、お前たち」
弾児「剣人、わかってるだろうが、かっぱらいはなしにな」
カミーユ「何の話だ?」
弾児「いや、こっちの話だ」
オデロ「カミーユさん、あそこ、何かおかしくないか」
ウォレン「ホントだ。なんだか倒れてる人たちがいるよ」
カミーユ「あれは・・・ヒイロ」
ヒイロ「ああ・・・何かあったな」

湖のほとりの街
剣人「おい、どうしたおちゃめ!?」
ウッソ「カルル!? シャクティ、スージィ、どうしたの!?」
デュオ「チッ、次々と人が倒れてるぜ。どうやら、今のところ子供だけらしいが・・・」
ヒルデ「そんな、デュオ、何が起きてるの!?」
次郎「あ・・・あにきたち・・・苦しい・・・」
ウッソ「ぼ、僕も気持ち悪くなってきた・・・」
オデロ「オレもだ。くそ、なんだこれ・・・」
ドロシー「どうしたの?」
ヒイロ「敵の攻撃の可能性がある」
デュオ「お、おい、まさか細菌兵器か何だってのか?」
カミーユ「くっ・・・こんな街でか」
ヒルデ「うぅ・・・」
デュオ「ヒルデ!? ・・・やっべえ、俺も頭がクラクラしてきたぜ」
カミーユ「タ、タワーに・・・戻るんだ」
弾児「そりゃいいが・・・この状況じゃ・・・くっ、ちくしょう」
ヒイロ「あの車を使う。・・・アンドロイド、かつげるだけかつげ」
ドロシー「いいわ。残りはどうするの」
ヒイロ「俺と・・・デュオで、なんとかする」
デュオ「お、俺もかよ。まぁ・・・しゃあねぇ・・・か。しかし、こりゃきついぜ」
カミーユ「すまない・・・ヒイロ、君は大丈夫なのか・・・」
ヒイロ「ああ・・・タワーまでは、もたせてみせる」

タワー
メディカルルーム
アムロ「なんてことだ。いったい何があったんだ」
ドロシー「わからない。ノーマン、どうなの?」
ノーマン「はい、どうやら地球の病気ではないようですな」
学「アール博士に血液のデータを確認してもらったところ、間違いなく宇宙からきたウィルスだそうです」
アムロ「ウィルス? なら俺たちも危険ではないのか」
学「いえ、長い間空気い触れていると、感染力が極めて低くなるそうです。ですから、僕たちは大丈夫でしょう。ですが、これは死病だそうですから、深刻なことにはかわりありません」
マーベット「死病!?」
学「はい。数日以内に脳がやられてしまうそうです」
ドロシー「どうしたら助けられるの」
学「それが、博士がいうには、ウィルスの発生源を調べる必要があるそうです」

タワー
司令所
隼人「死病だと!?」
弁慶「なんてこった・・・」
敷島「ふむ・・・早急にその原因となったものを、探さねばならんな」
ロジャー「私がいこう。防護服は」
ヤマザキ「ゲッター線用ですが、クローズドサーキットですので、使えるはずです」
ロジャー「それで十分だ。ドロシー、いくぞ」
弁慶「ロジャー、ゲッターの3人を連れていけ。体力だけはある」

湖のほとりの街
ケイ「ひどい・・・立って歩いている子供が一人もいないわ」
ガイ「大人もかなり倒れているみたいだな」
ロジャー「楽しい祭りが、一転して地獄絵図というわけか。ドロシー、何かあったか」
ドロシー「わからないわ」
エンジェル「はぁい、ネゴシエイター。どうやらあなたは、何が起きているのか答えてくれそうね」
ロジャー「エンジェル。妙なところで会うものだ。ウィルスだよ、宇宙の。君もその様子では、感染しているな」
エンジェル「な・・・なんですって!? ちょっと、血清は!?」
ロジャー「残念ながら、ない。死にたくなければ、君も倒れるまでは協力するんだな」
エンジェル「・・・最低な男だわ、あなたは」
ロジャー「それはいわれなれている」
ケイ「ゴウ、どうしたの? なにかあった?」
ゴウ「・・・敵がきた」
ロジャー「なんだと?」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
ベック「へっへぇ。発電施設さえ抑えちまえば、後は好き放題だぜ」
〔カーソル、発電所を指定〕
ケイ「インベーダー・・・じゃないわね」
エンジェル「・・・神・・・」
ロジャー「なんだと?」
エンジェル「この辺りにはそういう噂があったわ。発電すると神が怒るって。お祭りには、それを鎮めるという意味もあったの。どうやら、発電施設に向かっているみたいね」
ロジャー「私は無神論者ではないが、電気を流して怒る神などに納得できるほどナイーブではない。いま電気が止まれば、助けられる街の人たちも、助けられなくなる。発電施設への侵入を、阻止しなければならない。君たち、やれるか」
ケイ「もちろん」
ロジャー「よろしい。ドロシー、タワーへ連絡を」
ドロシー「もう終わったわ」
ロジャー「そ、そうか。では始めよう。ビッグ・オー、ショータイム!」
ゴウ「ゲッタァァァァァァァァァァァーッ!!」
〔味方ユニット出現〕
ベック「なに? ネゴシエイター、このカラスヤロウ、また貴様か!」
ロジャー「ベック!? そうか、ダストンが脱走したといっていたな。宇宙ウィルスも、お前の仕業か」
ベック「あん? ウィルスゥ? なんお話だか知らないが、そいつは俺とは関係ないね。ひゃっひゃっひゃっ、だぁが、お前にしかえしできる機会は、逃さないぜ」
ロジャー「この小悪党が! 私の忍耐にも、限度がある。ビッグ・オー、アクション!」
<戦闘開始>

<敵5機以下or3PP・味方援軍1出現>

〈出撃戦艦選択〉
トロワ「はやくなんとかしなければ、みんなや街の人たちが・・・」
ヒイロ「く・・・ゼロは、どこだ・・・」
トロワ「ヒイロ? 無理だ、そんな体で。・・・ウイングゼロを借りるぞ」
カトル「トロワ!? 無茶だよ!」
トロワ「大丈夫だ、なんとかやってみる。俺にも、援護くらいはできるだろう」
〔敵ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉

<ロジャーvsベック>
ベック「ヒャハハハハッ! カラス野郎にふさわしい死に方をさせてやるぜ!」
ロジャー「ベック・・・これからの戦いに、交渉などないと思え!」

<ロジャーvs-ル>
ロジャー「人につくられた神、か。永遠に眠っていたまえ!」

<ベック撃破>
ベック「なんだと!? くそっ、またかよ! お前ら、覚えてやがれ!」

<敵全滅・敵増援1出現>
カッチ「フフフフッ、ここか」
〔母艦に爆発〕
〔画面、振動〕

ブライト「うっ、なんだ!?」
カッチ「出てこい、マーズ!}
タケル「くっ、ギシン星人がか!? とうっ!」
学「あっ、待ってください、タケルさん!」
チェーン「タケル、待ちなさい!!」
カッチ「ギシン星超能力者カッチ。マーズよ、貴様はズール皇帝の子として、一刻も早く、地球を破壊しろ」
タケル「黙れ! 俺は、どんなことがあっても、絶対に地球を犠牲にはしない!」
カッチ「皇帝は、逆らう者は許さん。もちろんお前もだ、マーズ。いくぞ、マース!」
〔超能力の衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

タケル「ぐうぅぅぅっ!」
カッチ「フフフッ、どこまで耐えられるか、マーズ。凍り付いて死ぬがいい!」
〔味方ユニット出現〕
隼人「なんだ、あれは」
ベルトーチカ「艦長、ガイヤーです!」
ブライト「くっ、タケルか・・・」
〔ガイヤー、タケルがいる地点へ移動〕
〔タケル、前進〕

カッチ「くそう、あらわれおったな! こい、コールガッチ!」
〔敵ユニット出現〕
〔カッチ、タケルへ接近〕

[イベント戦闘「タケルvsカッチ」]
カッチ「ファーハハハハハッ! どうした、もう終わりか、マーズ! さぁ、死ね!!」
タケル「お、おれは・・・死ねない!」
〔五神ロボ召還〕
〔タケル、合体〕

カッチ「な・・・なんだ、あれは!? あんなものがあるなど、聞いていないぞ!」
タケル「な・・・何が起こったんだ・・・」
???(マーズよ・・・それらのロボットは、お前の守り神だ。ガイヤーが危機に陥ったとき、あらわれる)
タケル(なに? お前は、誰だ)
???(そのうちわかる。5神ロボは、ガイヤーの反陽子エネルギーを吸収して動くのだ。ウラヌス、タイタン、シン、ラー、スフィンクス。マーズよ、これらの合体した姿を、ゴッドマーズと呼ぶがよい)
タケル(俺の守り神、ゴッドマーズ・・・)
〔カッチ、後退〕
カッチ「くそぉっ、やむをえん。カブト将軍!」
〔敵ユニット出現〕
カブト「ええい、マーズ暗殺は失敗か! こうなったら、マーズもダルタニアスも、まとめて葬ってくれる!」
ヤマザキ「司令、ギシン星間帝国軍です」
隼人「あれが・・・」
敷島「ふ・・・ふはははっ、すでに地上へも来ていたか。実に興味深い!」
ケンジ「ブライト艦長、タケルは・・・」
ブライト「やむをえん、そのままやらせろ! ただし、絶対にタケルを死なせるな!」
〔モニターの開閉音〕
アール「ん? ・・・あれだ!」
敷島「いったいなんだね、アール博士」
アール「あのベムボーグだ」
〔カーソル、ベムボーグ・グルゾンを指定〕
アール「あれは、例のウィルスがある惑星の生物をもとにしておる。恐らくウィルスの発生源もあれだろう。ならば、抗体を持つはずだ。お前たち、あれを生きたまま捕獲するのだ。そうすれば、剣人さまたちをお助けできる!」
隼人「・・・全機、聞こえたか。あの敵は血清作製に必要らしい。攻撃はするな。他の敵をすべて排除したのち、捕獲する。いいな」
デューク「ギシン星間帝国連合軍・・・僕は、この地球をフリード星のようにさせはしない!」
カブト「あれは・・・まさか、ベガ艦隊が逃したという、フリード星のグレンダイザー!? デューク・フリード・・・奴までもが地球にきていたとは!」

<敵5機以下orトロワが撃破された>
トロワ「うぅっ・・・ああぁっ!! はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
カトル「トロワ!?」
トロワ「・・・敵・・・敵はすべて、消滅させる」
カトル「トロワ、まさか・・・だめだ、トロワ! 目を覚まして! 僕のおかした過ちをただしてくれたのは、君じゃないか!」
トロワ「う・・・うあぁっ」
カトル「その君が、同じ過ちを繰り返すの? ゼロのシステムに惑わされないで! 君は、そんな弱い人間じゃないはずだ! ゼロにまかせては、僕たちが守るべき大切な仲間や、街の人たちまで巻き込んでしまう。トロワ、君はそれでもいいの!?」
トロワ「お・・・俺たちの、守るべきもの・・・」
カトル「トロワ、大丈夫なのか、トロワ!?」
トロワ「そう・・・そうだな、カトル。お、俺たちは、そのために戦うと、決めたのだったな・・・」
カトル「ト・・・トロワ? 君、記憶が・・・」
トロワ「ああ・・・戻っている」
※※敵5機以下の場合のセリフ※※
カトル「トロワ・・・よかった」
トロワ「カトル、す、すまなかった。もう大丈夫だ」
※※トロワが撃破された場合のセリフ※※
カトル「よかった・・・トロワ、早く退避して。その機体ではもう無理だ」
トロワ「ああ・・・わ、わかった。そうさせてもらう」


<デュークvsタケル>
カブト「ベガ艦隊などにまかせるまでもない。グレンダイザー、我が師団が倒す!」
デューク「お前たちに、地球をやらせはしないぞ!」

<タケルvsカブト>
カブト「こいつが、皇帝陛下が送り込んだマーズか。このカブトが葬ってやるぞ!」
タケル「くっ・・・ギシン星間帝国め!」

<タケルvsカッチ>
カッチ「おのれマーズめ! 死ねぃ!!」
タケル「ゴッドマーズ! 俺の脳波で動くというのなら、奴を倒せ!」

<ベムボーグ・ダルゾン以外の敵全滅>
ヤマザキ「敵、ベムボーグを残し、沈黙しました」
隼人「よし、特殊作業班を出せ。奴を捕獲し、細胞と血液を採取しろ」
〔カーソル、母艦からベムボーグ・ダルゾンへ移動〕
〔画面、暗転〕
〔カーソル、ベムボーグ・ダルゾンから母艦へ移動〕

ヤマザキ「作業班、帰還しました」
隼人「お前たち、もういい。奴を倒せ」

<敵全滅・勝利条件達成>
ベルトーチカ「戦闘終了しました」
ブライト「よし、全機帰還しろ」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕

タケル「ゴッド・・・マーズ・・・」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

タワー
司令所
ゼクス「それで、どうなのだ、状況は」
ヤマザキ「ひあ、現在アール博士の指示のもと、敷島博士と軽井学、ドクトルが、血清の作製にとりかかっています」
アムロ「敷島博士も?」
隼人「博士はゲッター線のみではなく、バイオテクノロジーの権威でもある」
弁慶「・・・」
ノイン「なるほど・・・」
ジョッシュ「クリフもそっちにいっているのか・・・」
隼人「今は待つほかない。それで、あのロボットはなんなのだ」

タワー
作戦室
ブライト「それで?」
タケル「俺にもわからないんです。ズールもガイヤーのことしか、いっていませんでした」
ゼクス「そうだな。敵もその存在をしらなかったように見えた」
シュワルツ「しかし・・・すげぇロボットだったな」
ナオト「冗談じゃありませんよ。いつそのロボットが、俺たちを襲ってくるか、わかったもんじゃないんだ」
タケル「ナオト・・・」
ミカ「ナオト、あなたまだそんなこといってるの!?」
アムロ「そうだな。タケルが敵なら、俺たちはとっくにやられている」
隼人「わかった。問題は、明神タケルをどうするかだな」
オリファー「タケルには、このままやらせる他はないのでは?」
マーベット「ええ、あたしもそう思います」
弁慶「ああ・・・こりゃ、タケルの奴をどこかに隔離しておけば済むって問題じゃねぇ」
ケイ「親父、どういうこと?」
ノイン「敵はタケル1人を殺すだけで、地球を吹き飛ばせる。現にタケルは、すでに2度襲われているのだ」
ガイ「なるほど・・・」
大介「ええ、ギシン星の超能力者がいるかぎり、安全な場所などないでしょう」
ブライト「どこにいても襲われるなら、まだ我々と一緒に戦わせたほうがいい、ということか」
ロジャー「そうすれば、あのロボットもこちらの戦力に数えることができる、と。なるほど」
アムロ「タケル、どうだ」
タケル「はい、やらせてください! 俺は、絶対にこの地球を破壊させはしません!」
ケンジ「よし、タケル。我々はお前を信じる。つらいだろうが、がんばてくれ。ナオト、アキラ、お前たちも、いいな。タケルは、我々の仲間だ」
ミカ「よかったわね、タケル!」

タワー
作戦室
タケル(しかし、俺にゴッドマーズのことを教えてくれた、あの声はいったい・・・)

タワー
メディカルルーム
ドロシー「どうなの? あの子たち、大丈夫なの?」
ロジャー「これは驚いたな。アンドロイドの君が、それほど彼らを心配するとは・・・あぁ、いや、すまない。失言だった」
ドロシー「気にしてないわ」
ロジャー「助かる」
学「1日がかりで、アール博士の指示通り、血清をつくりました。たぶん、大丈夫だと思うんですが・・・」
クリフ「そのようだ。モニターを見たまえ、回復しつつある。もう1日も寝ていれば、大丈夫だろう」
ひかる「よかった・・・みんな大丈夫なのね」
ガムリン「では、急いで街の人たちにも投与しなくては。血清はまだあるのか」
学「はい、たくさん作ってあるから、大丈夫です」
鉄也「なら、すぐに始めよう。幸い、街の明かりは灯ったままだ。作業もやりやすいし、彼らも安心できるだろう」
ケイ「オッケイ。じゃ、手分けしてやりましょう。ガイ、ゴウ、いいわね」
ガイ「おう」
ゴウ「・・・ああ」
ロジャー「・・・エンジェルがいないようだが」
学「あの女の人なら、血清をうったらすぐに出ていってしまいました」
ロジャー「そうか・・・」

ギシン星
宮殿
ズール「なんだと、ガイヤーを守る5体のメカ? ワシはそんなものは知らん」
ワール「シルバー戦線はクロッペン司令の報告では、ガイヤーと合体し、かなり強力なロボットとなったと。さらには、フリード星のグレンダイザーまでもが地球にあらわれたとの報告が。また、ダルタニアスの搭乗者、エリオス皇帝の血をひくと思われる楯剣人についても、報告がきております。クロッペン司令は、地球が消えていたのは、これらの事実を隠すためではないかと申しております」
ズール「うぅむ、あの遺跡の記録によるまでもなく、地球は銀河にとって危険な星となりつつあるようだな。次は誰だ」
???「は、グールめにございます」
ズール「よいか、ベガ艦隊とともに地球へ向かい、なんとしてもマーズを抹殺するのだ。それがかなわぬのなら、せめて5体のロボットの秘密を探れ」
???「ハッ、おおせのままに。おまかせください、皇帝陛下」
ワール「まもなくベガ艦隊が太陽系へ到達する。うまくやってくれればよいが・・・む、なんだ貴様」
マーグ「あっ、トリ・・・待って」
ワール「邪魔だ、どけっ!」
マーグ(ズールは、本格的に地球への侵攻を開始するのか。マーズ・・・お前に、会いたい・・・)

タワー
格納区画
カトル「これは・・・」
アストナージ「おう、お前たち、きたか。さっき、OZからこいつが届いてな」
トロワ「ヘビーアームズ・・・」
チェーン「これが、あなたのガンダムなのね」
トロワ「ああ・・しかし、こいつは・・・」
カトル「ええ、改造されています」
アストナージ「もとは陸戦仕様だろ? 空間戦闘対応型にしてあると聞いた」
トロワ「俺が地上に放棄したこいつを、OZが回収していたのか」
ノイン「そういうことだ。その話を聞いて、こちらへ送ってもらう手続きをしておいた。喜んでもらえたかな」
トロワ「感謝する。これで、俺も戦いに加われる」

タワー
作戦室
ジョッシュ「クリフとオレに?」
隼人「そうだ。トレーズは、第5次南極調査隊を編成している。ドクトルはもちろんだが、ジョシュアにもドクトルの護衛として、加わってほしいとのことだ」
クリフ「なるほど。むろん私は構わないが・・・ジョッシュ、どうするのだ?」
ジョッシュ「オレは・・・」
シュワルツ「こいつはオレたちの重要な戦力だ。OZにまかせるわけにはいかないのか」
ブライト「確かにな・・・ではどうする」
リム(リアナ)(・・・クリス、ほら)
リム(クリス)(う、うん、わかってる)「あ、あの・・・」
隼人「なんだ」
リム(クリス)「あの、わたしがいきます。わたしも、クリフやあそこと関わりがありますし・・・」
ジョッシュ「ダメだ、リム。調査隊はまた、ルイーナの襲撃を受けるかもしれないんだぞ」
リム(クリス)「で、でも、お兄ちゃんがブルー・スウェアからはずれるよりは、わたしの方が、いいと思うの。大丈夫、わたしだって、あの子がいれば、戦えるわ」
ジョッシュ「しかし・・・」
ゼクス「いや、ジョッシュ。君がいくよりは、彼女がいってくれた方がいい」
アムロ「そうだな・・・君が、リムのことを心配するのはわかるが・・・」
ジョッシュ「・・・わかりました。リム・・・お前は、強くなったな。でも、気をつけろよ。クリフ、リムのことを頼んだぞ」
クリフ「逆だとは思うが、もちろん、できるかぎりのことはするとも」
隼人「では決まりだ。トレーズにはそう伝えておく。すぐに出発してくれ」
【シナリオエンドデモ終了】


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● D-5「アイスドール グラキエース」「運命の風」 へ進む


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