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G-6
壮絶!巨大ローラー作戦!


サブタイトル
「壮絶!巨大ローラー作戦!」


【シナリオデモ開始】
ラー・カイラム
艦橋
ヤマザキ「お待ちしておりました、神司令、閣下」
隼人「ご苦労。状況はどうなっている」
ヤマザキ「目下リガ・ミリティアとOZ地上軍が、モトラッド艦隊の発見に全力をあげています。しかし、いまだ発見にはいたっておりません。モトラッド艦隊は海中を航行していると思われます」
シャア「いまだ見つからんか。地球クリーン作戦の実体がわからん以上、どこに上陸するかだけでも、つかまねばな。我々も偵察を出させよう」
ブライト「ああ。ラー・カイラムの修理の方はどうだ」
ヤマザキ「はい、手配してあります」

ラー・カイラム
デッキ
由唯「これが、地球なのね・・・」
省吾「ああ、由唯。オレたちの、じゃないけど、これが本物の地球だ」
〔モニターの開閉音〕
イヴ「そう。だいぶ環境破壊が進んでしまっているけれど、地球よ。だから、これ以上この世界の地球を、荒らさせてはいけないわ。がんばってね、省吾」
省吾「ああ。オレにできるだけのことは、してみるつもりだ。できたらさ、ここに住みたいからな」
チェーン「省吾くん、あなたはタワーの方にまわって。由唯さん、そろそろ偵察に出た人たちが、戻り始めるの。悪いけど、ファやシローたちと、ランチパックの用意をしてもらえる?」
由唯「あ、はい。わかりました」
シロー「由唯さん、こっちこっち」
省吾「じゃ、ガーランドでひとっ走りいってくるか。由唯、がんばってな」

ラー・カイラム
デッキ
オデロ「お、もどってきたな。おーい鉄也さん、どうだった」
鉄也「だめだ。影も形もみえやしない。ゴウ、そっちはどうだ」
ゴウ「いや」
ケイ「こっちもダメよ。成果なし」
ジュン「いったい、どこにいるのかしらね」
アストナージ「おーい、ダイヤモンドフォースとカミーユたちが戻ってくるぞ。場所をあけてくれ!」

ラー・カイラム
デッキ
ルー「あ~疲れたぁ」
ドッカー「やれやれだぜ。ま、久々の惑星上飛行の訓練をしたと思えば、無駄にはならなかったが・・・」
金竜「敵は発見できず、だ」
ガムリン「マーベットさん、そちらはどうでした」
マーベット「ダメね」
ウッソ「かなりの数が、地球に降りたはずなのに・・・」
ハロ「ミエナイ。カクレテル」
カミーユ「それはわかってるよ、ハロ」
ファ「ご苦労さま」
由唯「ランチパックです。どうぞ」
金竜「おう、すまんな」

ラー・カイラム
デッキ
トマーシュ「オデロくん、次は僕たちも出よう」
オデロ「だ、だけどさ。まだ大気圏内になれちゃいないし・・・」
トマーシュ「なれるためでもあるだろ。戦闘するわけじゃない。それに人手は多い方がいいはずだ。アムロ大尉、僕らも偵察のローテーションに入れてください」
アムロ「・・・わかった。戻ったらオリファーの隊に入ってくれ。ただし」
トマーシュ「わかっています。無理はしません」

ラー・カイラム
デッキ
ノイン「そうか、やはりまだ見つかっていないか」
ケンジ「そのようだ。お前たち、一休みしたら、また出るぞ」
アキラ「まだ行くのかぁ」
ミカ「アキラ、ぶつくさいわないの。ヒイロを見なさいよ。補給だけですぐに出ていって、文句一ついわないんだから」
ナオト「ありゃ、文句があっても口に出さないタイプだけどな」
アキラ「いえてる。そのかわり、いきなり行動するけどね」

タワー
司令所
ヤマザキ「オリファー隊のオデロ・ヘンリークが、メキシコ湾でモトラッド艦を発見しました。3隻です」
シャア「いたか。しかし3隻となると・・・」
隼人「最低でも、もう3隻の分艦隊がいるはずだな」
シャア「そうなるな。だが進路はOZの報告とも一致する。連中はメキシコに上陸する気とみて、間違いないだろう」
ゼクス「では、我々も向かいますか」
シャア「ああ。ブライト、モトラッド艦隊を発見した。そちらの状況はどうだ」
〔モニターの開閉音〕
ブライト「だましだまし使っていたからな。ライフシステム以外にも、手をいれにゃならんところが多い。まだ時間がかかるようだ。出るのか」
シャア「そうだ。ラー・カイラムはそのままでいい。艦長は残っていてくれ。我々は、タワーでべスパの頭を抑える」
ブライト「了解だ。偵察に出していない機体も、そちらへ搬入させる」
隼人「偵察隊をすべて呼び戻せ。ヤマザキ、ラー・カイラムからの移送作業が終わり次第、タワーを発進させろ」
ヤマザキ「はい、司令」

モトラッド艦隊
ピピニーデン艦
ピピニーデン「モトラッド艦隊による初手を私にまかせるとは、クロノクルもいいところがある。艦を浮上させろ。上陸するぞ。地球クリーン作戦、開始である。総員、陸戦用意」
ザンスカール兵「地球クリーン作戦開始! 全艦浮上!」
ルペ「・・・」
ピピニーデン「どうだ、ドゥカー・イク少佐」
〔モニターの開閉音〕
ドゥカー「は、感激であります。重力下で、モトラッド艦の実戦が開始されたのでありますからな」
ピピニーデン「これでブルー・スウェアを叩ければ、いうことがないか?」
ドゥカー「おっしゃる通りであります。しかしいまは、地球をキレイにして、女王を受け入れる準備をするのが、最優先であります」
ピピニーデン「もちろんだ。モトラッド艦隊の将兵たちに告ぐ。地球を汚染せずに、腐りきった地上の街や人間たちを消し去り、地球をクリーンにするのが、この作戦の目的である。それらすべてを、このモトラッド艦で押しつぶし、地ならしをするのだ。つらい作戦ではあるが、マリア主義によって地球を再生するためである。諸君らもその覚悟をもって作戦にあたってもらいたい。以上だ」
ルペ「クロノクル艦隊も、浮上を開始したようですね」
ピピニーデン「そうか。OZやリガ・ミリティアの抵抗があるだろう。モビルスーツ隊はいつでも出られるようにしておけ」

モトラッド艦隊
クロノクル艦
クロノクル「ピピニーデンの艦隊が交戦を開始したか。我が艦隊も侵攻するぞ」
カテジナ「前方に小さな街があります。よろしいのですか」
クロノクル「このような大地を、もう一度人が住めるようにするためには、街や人ごと、リガ・ミリティアやOZの抵抗をつぶさんかぎり、できんのだ」

モトラッド艦隊
クロノクル艦
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

スージィ「な、なに、この振動」
カルルマン「う・・・うあぁぁぁっ、だぁぁっ」
早苗「カルル、どうしたの?」
ミューラ「こ、これは・・・」
スージィ「え? おばさん、何が見えるの?」
ドロシー「この艦は、街を踏みつぶしているわ」
早苗「そんな・・・本当なの? あぁ・・・なんということを・・・」
おちゃめ「おちゃめも窓の外が見たいでちゅ」
早苗「ダメ、見てはダメよ。・・・ザンスカールは、また私たちのような子供を増やそうというの・・・どうして・・・」
ミューラ(私たちの体重も街をつぶし、人をつぶすのを手伝っているというの・・・ウッソ・・・)
スージィ「シャクティ・・・大丈夫かな・・・」

モトラッド艦隊
クロノクル艦
〔扉の開閉音〕
シャクティ「なにをしているんですか!? ここから出して、外をみせてください!」
ザンスカール兵「申し訳ありません。部屋からお出ししてはならないと、クロノクル司令が」
シャクティ「おじさまが?」
ザンスカール兵「地ならしをしているのだとだけ、お答え申し上げます」
シャクティ「戦艦が地ならしって、どういうことです!? おじさまにあわせてください!」
ザンスカール兵「姫さま、ご容赦を」
〔扉の開閉音〕
シャクティ「開けて! 恐ろしいことをしているのは、わかっているわ! やめなさい! やめてください!」

タワー
司令所
ヤマザキ「先行しているOZ地上軍から、緊急通信が入りました。モトラッド艦隊は、船体下部の車輪状のローラーを使い、戦艦自体をもって進路上の街を押しつぶしつつ、進撃しているとのことです」
隼人「な・・・なんだと!?」
ノイン「街を・・・住人ごと踏みつぶしているというのか!?」
弁慶「くそっ、ザンスカールの奴ら、正気か」
アムロ「く・・・さっきから感じていた人のうめき声のようなものは、それか」
ゼクス「バカな、なんということを」
シャア「地球クリーン作戦・・・そういうことか。カガチめ、よくも考える」
ゼクス「核の冬を起こさず、街をつぶし、地上の人々を虐殺する。非効率的ではありますが、確かに地球にとってはクリーンではありますな」
アムロ「冗談じゃない! 貴様たちがやろうとしたことと、たいした違いなどありはしない! シャア、貴様まさか、このままやらせようなどと、考えているんじゃないだろうな!?」
シャア「そう見えるか?」
アムロ「見えるから、疑っている」
シャア「アムロ、私がここにいるのは、いまがそのような時ではないと感じているからだ。それは信じてもらいたいものだな?」
アムロ「・・・」
隼人「進行を止められんのか」
ヤマザキ「OZとリガ・ミリティアの防衛線は、次々と突破されています。モトラッド艦隊は3隻づつ2艦隊にわかれ、進軍中です」
金竜「全部で6隻・・・我々は、先に上陸した艦隊の前へでるべきしょう」
隼人「その通りだ。これ以上やらせてはならん。ヤマザキ、最大戦速で、モトラッド艦隊の頭を抑える位置へ進出しろ」
ヤマザキ「は。タワー、出力最大。進路、ポイントKX33108、全速前進!」

タワー
格納区画
〔モニターの開閉音〕
シャア「総員に告げる。モトラッド艦隊は、その特異な形状自体を兵器として、街を破壊する作戦に出た。我々ブルー・スウェアは、なんとしてでもこれを止めねばならん。パイロット各員は、発進準備のまま待機しろ」
甲児「な・・・なんだって!?」
ウッソ「そんな、あの人たちは、街も人も踏みつぶそうっていうの!?」
五飛「べスパめ、正気か! なんという汚い戦いをする奴らだ!」
ヒイロ「それが事実なら、奴らがやっているのは戦いなどではない、五飛」
デュオ「ああ、ただの虐殺だぜ」
シュワルツ「ちぃっ、ふざけやがって! おかしな戦艦だとは思ったが、まさかそんなことをするとはな。くそったれが!」
ケイ「全部まとめて、撃沈してやるわ!」
学「いえ、それはダメです」
剣人「なんだと、学! お前奴らの味方をするつもりかよ!」
学「そうじゃありません。あのクロスの戦艦を、こんなところで爆発させたら・・・」
ケイ「どうなるのよ」
ゴウ「ケイ、周辺一帯はゲッター線汚染よりひどいことになる」
ケイ「そ、そんな・・・」
ジュドー「それはわかるけど、じゃあどうすりゃいいってのさ!?」
オリファー「せめて洋上か、砂漠地帯ならよかったんだがな。ベスパめ、計算ずみってわけだ」
ウッソ「それに、母さんやシャクティたちが、捕まってるんですよ!」
弾児「そういうこった。剣人、そいつを忘れんじゃねぇ」
剣人「いけねぇ、そうだったな」
カミーユ「ああ・・・なんとか足を止めるか、進路を変えさせる他はない」
鉄也「く、ベスパめ・・・」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

OZ兵「くそぅ、冗談じゃないぞ! なんとしてもあの艦隊は止めるんだ!!」
OZ兵「し、しかし隊長、あんなもの、どうやって・・・」
OZ兵「ブルー・スウェアがきてくれる! 我々は、少しでも時間をかせぐんだ! 接近戦で砲台と艦橋をつぶせば・・・いくぞっ!」「うおぉぉぉぉーっ!!」
〔トーラス、ピピニーデンへ攻撃〕
〔ピピニーデンにダメージ〕
〔ピピニーデン、トーラスへ攻撃〕
〔トーラスにダメージ〕
〔味方ユニット撃破〕

ピピニーデン「フン、無駄なことを。構うな、そのまま進め」
〔ピピニーデン、進路を爆発させながら前進〕
〔味方ユニット撃破〕
〔ドゥカー、進路を爆発させながら前進〕
〔味方ユニット撃破〕
〔アドラステア、進路を爆発させながら前進〕

OZ兵「う、うわぁぁぁぁぁーっ!!」
〔味方ユニット撃破〕
〔味方戦艦出現〕

シャア「ザンスカールめ、よくやる」
カトル「遅かった・・・」
アムロ「くっ、こ、これは・・・」
さやか「ひどい・・・」
ミカ「どうして・・・どうして、あんなことができるの!?」
デュオ「くっそぉ、なんて奴らだよ!」
剣人「あいつら・・・あいつら、なんてことしやがるんだ!」
鉄也「くそ、なんてザマだ。異星人じゃなく、同じ地球人にここまでやられるとは」
省吾「じょ・・・冗談じゃないぜ! あれを同じ地球人がやってるってのか!? あんなの、戦争よりもっとひどいじゃないか。ただの、人殺しじゃないか!」
ジョッシュ「ベスパのクロノクル・・・これ以上は、やらせはしない!」
ヤマザキ「攻撃隊は順次発進せよ。敵艦隊の進路上にはまだ街がある」
〔カーソル、街を指定〕
ヤマザキ「これをつぶさせてはならない。当方はモトラッド艦にダメージを与え、足を止めるか進路を変えさせる作戦をとる。ただし、撃沈しないよう、パイロット各位は最大限に注意せよ」
〈出撃ユニット選択〉
ピピニーデン「ほう、ブルー・スウェアがきたか。ドゥカー・イク、モトラッド艦隊の威力を、連中にみせてやろう」
ドゥカー「了解であります」
ピピニーデン「モビルスーツ隊、発進しろ」
〔敵ユニット出現〕
ルペ「まったく、しつこい奴らだよ。ゴズ・バール、艦隊に敵を近づけなけりゃいいんだ。わかってるね」
ゴズ「了解、ルペ・シノ隊長」
<戦闘開始>

<ドゥカーHP20%以下・敵増援1出現>

ドゥカー「ダメージを受けすぎたか。さすがはブルー・スウェア。それくらいでなくては張り合いがない。おい、あれを出せ!」
ザンスカール兵「はっ!」
〔敵ユニット出現〕
レンダ「月の巨大船で手に入れた兵器、いよいよ使うのですか」
ドゥカー「あれは地上で使うのがふさわしい。フフフ、バイク乗りの血が騒ぐのだろう、レンダ?」
レンダ「は、あの走りには魅了されます」
ドゥカー「私もそうだ。あれを見たときには、体がふるえたものだ」
ジョッシュ「あれは・・・まさか、ガーランドか?」
省吾「な・・・ガーランドだと!? なんで奴らが、ガーランドを持ってやがる!」
〔モニターの開閉音〕
イヴ「どうやら、先日メガゾーンを襲撃したのは、彼らだったようね」
省吾「チッ、やってくれるぜ、あいつら」
B・D「フン・・・我々が開発したものをどこまで使えるのか、見てやろう」

<ピピニーデンHP20%以下・敵増援2出現>
ピピニーデン「く、ブルー・スウェアめ。ここで我が艦が沈んだら、近くの街もろともに吹き飛ぶということを、わかっているのか?」
〔敵ユニット出現〕
クロノクル「リガ・ミリティアのタワーか? いや・・・ブルー・スウェアだな」
ピピニーデン「きたか、クロノクル司令。この連中、なかなかしぶといぞ」
クロノクル「そうでありましょう。我が艦も前へ出します」
カテジナ「ブルー・スウェアでも、この作戦をとめることはできない。おとなしく降参しなさい!」
ウッソ「その声は・・・カテジナさん!? カテジナさんが、こんなことを!? 許せません、こんなことに手を貸すなんて!」
ミューラ「あれは・・・ブルー・スウェア? 止められるの、この艦隊を・・・」
スージィ「え、みんなが来てるの?」
シャクティ「ウッソが・・・ウッソたちがいるんだわ。ウッソたちが、ベスパがこの艦隊でやろうとしていることを、止めようとしてくれている? ウッソ・・・」
ウッソ「・・・!? シャクティ・・・? やっぱりいるんだ、あそこに!」

≪リガ・ミリティアルートを通った≫
<ジョッシュvsクロノクル>

ジョッシュ「クロノクル・アシャー、お前たちは、それでも人か!」
クロノクル「あいつか。もうお前たちなどに邪魔はさせん! 地球は浄化しなければならないのだ!」

<ウッソvsクロノクル>
ウッソ「やめろぉぉっ!」
クロノクル「ウッソ・エヴィン、あの坊やか。対空砲火、何をやっている!」
ウッソ「くっ、母さんとシャクティがこの艦に乗っているはずなんだ。どこにいるの!?」

<ウッソvsカテジナ>
ウッソ「カテジナさん! 何をやっているかわかっているんですか!? 戦艦で人を踏みつぶして街を壊すなんて、ギロチン以下じゃないですか!」
カテジナ「腐らすものは腐らせ、焼くものは焼く。地球クリーン作戦の意味も、わからないくせに! 邪魔をするならば、撃つ!」

<マーベットvsカテジナ>
カテジナ「邪魔をするな、マーベット・フィンガーハット!」
マーベット「やらせはしない! お嬢さんは引っ込んでなさい!」

<弾児vsクロノクル>
弾児「くっ、すぐそこに早苗さんがいるってのに! どうすりゃいいんだ、いったい!」
クロノクル「なんだ、こいつは。墜とせ!」

<アドラステア撃破orアドラステアが街へ到達>
シャア「ええい、作戦は失敗か・・・!」
(→ GAME OVER

<クロノクルHP20%以下・勝利条件達成>
クロノクル「くっ、いかん。これ以上ダメージを受けては、作戦の継続に支障がでるか」
ピピニーデン「どうします、クロノクル司令」
クロノクル「モビルスーツ隊を収容しろ。全艦、飛行形態へ移行。戦域を離脱する」
ピピニーデン「正しい判断です。了解であります、司令」
〔アドラステア隊、変形〕
〔敵ユニット離脱〕

ベルトーチカ「敵艦隊は上空へ退避。離脱していきます」
ヤマザキ「く、足を止めるというわけには、いかなかったか・・・」
ウッソ「母さんとシャクティがいっちゃう・・・!? ダメだ、進路を変えさせるだけじゃいけないんだ。足を止めなくちゃ、母さんたちが・・・!」
アムロ「ウッソ・・・? ウッソ、落ち着け。無理な追撃は、犠牲を増やすだけだ!」
ウッソ「く・・・」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

タワー
作戦室
アムロ「ひとまずは、モトラッド艦隊の作戦を止められたが・・・」
ケンジ「ええ、あれは重点目標というのを持たない作戦であると、感じました。地球クリーン作戦を失敗させるところまでは、いっていないでしょう」
シャア「モトラッド艦隊は、北上したのだな?」
ヤマザキ「はい。ロッキー山脈方面へ向かったと思われます」
弁慶「しかし、なんて作戦を考えるんだ、連中は」
シャア「・・・ロッキー山脈か。補足できれば、撃沈してしまうべきだな」
隼人「大佐、本気でいっているのか?」
シャア「他に手はない。敵艦を叩けないというハンデを負ったままでは、あれは止められんよ」
アムロ「しかしな・・・」
ゼクス「現状の戦術では、敵の戦力をけずりとっていくという、消耗戦しかできない。OZ地上軍の戦力があるとしても、我々にはそれほどの物量、時間の余裕はないと思うが」
ノイン「ですがゼクス、それは・・・」
隼人「・・・だめだ。結論を出すのは、早すぎる」
シャア「まぁいい。ならば、もう一度しかけてみるだけのことだ」
アムロ「ベルトーチカ、ラー・カイラムの方はどうなっている?」
ベルトーチカ「間もなく修理は完了するみたい。終わり次第、こちらに合流するそうよ」
弁慶「そいつを待って、追撃するか」
シャア「いいだろう。パイロットたちは、少し休ませてやったほうがいいのは、確かだ。レディ・アンも降りているはずだ。それまでの時間かせぎくらいは、OZにやってもらうよう手配しよう」
アムロ「ああ・・・このところ余裕がなかったし、モトラッド艦隊のあれは、衝撃が大きすぎた。士気もあがっていないし、いい状態じゃない。子供たちは、特にね」
弁慶「そうだな。ウッソのこともある。少しは気分転換をさせてやらにゃ、つぶれちまうかもしれん」
オリファー「・・・」
ノイン「イノエ大尉、どうかしましたか?」
オリファー「ああ・・・実は1つ、考えていることがあるんだ」
アムロ「気分転換か? なんだい?」
オリファー「ええ、実は・・・」

?????
アクイラ「この強き波動・・・この死と絶望のうめき・・・面白い。これを、人が自ら呼び込んだとはな」
イグニス「クククッ、まったく、人間どもはな。慌てなくても、いずれオレたちが端から殺してやるってのに」
アクイラ「フン・・・だが、人がそれをするというのなら、それを手伝ってやるのもよかろう。苦しみと憎しみ、絶望と悲しみを、より深いものとするために」
イグニス「ハハハハッ! そいつはいい。オレとラキでやらせてもらうぜ。止めやしねぇだろうな、アクイラ」
アクイラ「よかろう。いくがいい。我らルイーナと、“破滅の王”のために」

?????
グラキエース(怒り・・・悲しみ・・・これは、あの男の感情か。奴らが戻ってきたのか、ブルー・スウェア・・・ジョシュア・ラドクリフ。なぜ私はそれがわかる。私の機能を損なうこの現象の意味・・・確かめなくてはならぬ・・・)
イグニス「どうした、ラキ。いくぜ。コンターギオが、新しい連中を作り終えた頃だ」
グラキエース「ああ・・・わかった。いくとしよう」

タワー
休憩室
ウッソ「えっ!? それ、ホントなの!?」
オデロ「ああ、どうやらそうらしいぜ」
ウッソ「そんな、マーベットさんとオリファーさんが・・・。おかしいですよ、そんなの」
剣人「だよな。こんな時に、何考えてんだ?」
ファ「でも、前から考えてたっていってたわよ」
甲児「まったくなぁ。形だけったって、タワーで、結婚式やろうってのは、どうかと思うぜ」
ナオト「まったく、上の連中もよく許可したもんだよな。なにも、いまやらなくたっていいだろうに」
カトル「いまだから、じゃないでしょうか」
マリア「どういうこと?」
大介「明るい話題をつくろう、というのかもしれないな。僕からみても、みんな少し精神的に疲れすぎているように見える。他のスタッフの人たちもね」
カトル「ええ。僕たちは、あのモトラッド艦隊のやりかたに、恐怖や嫌悪を感じていますけど、そういう威圧感や無力感を与えることを計算して作られていると思うんです」
デュオ「それに乗ってやることは、ないってわけか」
甲児「なるほど、そういうことか。さっすが大介さん」
ルー「あはっ、じゃあパーティーとかやってさ。パーッと盛り上げちゃうってわけ?」
ケイ「へぇ、それっていいじゃない」
鉄也「冗談じゃない。とてもそんな気分には、なれそうもない」
ジュン「鉄也、だから、やるんでしょ。それにせっかくやるんなら、みんなでちゃんとお祝いしてあげなきゃ」
さやか「結婚式かぁ・・・素敵ねぇ」
甲児「なんだよ、さやかさんもそういうのってあるんだ」
ファ「バカね、当たり前でしょ」
ヒルデ「でも、ドレスとかどうするのかしら」
ミカ「余っている布とかわけてもらって、あたしたちで作ってあげましょうよ。ちゃんとしたものは無理だけど」
ルー「うん、ないよりはマシよね」
ケイ「あ、あはは、悪いけど、あたしは手伝えないから。でも、マーベットもずっと苦労してきたんだから、幸せになってほしいよね」
ひかる「ええ。でも、ちょっとうらやましいなぁ。ね、大介さん」
大介「え? あ、ああ、なんだいひかるさん」
ひかる「もう、聞いてなかったの? あ~あ、大介さんって意外ね。もう少し夢を見てくれる人かと思ってたわ」
大介「え? ひ、ひかるさん、僕が何を・・・?」
さやか「でもこんな時に、シャクティや早苗さんがいてくれたら、よかったのに・・・」
甲児「さ、さやかさん」
さやか「あっ・・・ごめんなさい、ウッソくん」
ウッソ「いえ・・・」
ナオト「そ、そういえばさ」
オデロ「なんだよ」
ナオト「いや、ジュンコさん、どうなのかと思ってさ」
ケイ「う~ん、あの3人の関係って、よくわかんないだよねぇ」
ヒイロ「・・・」

タワー
大食堂
ウッソ「あ、マーベットさん」
マーベット「どう、ウッソ? みんながつくってくれたんだけど・・・少しは、花嫁らしくみえるかしら」
ウッソ「いやですよマーベットさん。マーベットさんが、オリファーさんと結婚するなんて」
マーベット「ウッソ、そんなこといわないで、おめでとうっていってちょうだい。ね?」
ウッソ「でも・・・」
オリファー「どうしたんだ、マーベット」
ウッソ「オリファーさん・・・ジュンコさんはどうするんですか!?」
オリファー「な、なにをいうんだ。ジュンコは関係ないさ。マーベットとは、もう2年も前から・・・」
ウッソ「ならいいんです!」
マーベット「あっ、ウッソ!」
オリファー「頭でっかちのくせに、単純で嫉妬深いんだよな・・・。ああいうところは、まだまだ子供なんだが・・・」

タワー
大食堂
マーベット「まぁ、どうしたの、このブーケ」
ミカ「みんなで、お花一生懸命さがしたんです」
さやか「マーベットさん、キレイ」
マーベット「ありがとう。うれしいわ」
ノイン「おめでとう、マーベット」
チェーン「おめでとう。よかったわね」
マーベット「ありがとう。あなたたちも、がんばってね」
ノイン「い、いや、私は・・・その・・・ゼクスがその気になってくれれば、いつでも・・・」
ノーマン「え~ごほん。では、お集まりのみなさま。せんえつながらわたくしが、牧師役をつとめさせていただきます」
ロジャー「はまり役だな、ノーマン」

タワー
大食堂
ボス「ありゃりゃ? なんか飛んできたけど、この花束はなんなのよ?」
ジョッシュ「お、おいボス、それはまずい・・・」
さやか「ボスッ!! なんてことするのよ!! それは、女の子が取るものなのよ!?」
ジュン「ちょっとこれは、許せないわよね」
ノイン「ああ・・・許せないな」
ベルトーチカ「そうよ、許せないわ」
ボス「あ、あら? みなさん怖いお顔で・・・」
剣人「あ~あ、しらねぇぞ、ボス」
タケル「これは、当分女性陣から相手にしてもらえないな」
ボス「そ、そんなぁ」
アキラ「自業自得だね」
さやか「こら、待ちなさいボスッ!!」
マーベット「あはははは、もう、何やってるのよ」
トロワ「平和な光景だな」
ガイ「ああ。だが、なんだか気が楽になったような気がするぜ」
ウォレン「あの2人、いいカップルですよね」
ガムリン(ミレーヌさん・・・)
デュオ「ま、俺たちが守るべきものってのは、こういう平和ってやつなんだろうな。なぁ、ヒイロ」
ヒイロ「・・・俺には戦うことしかできない。平和など、戦いが終わった後の結果でしかない」
鉄也「・・・」
デュオ「おいおい。あのお嬢さんが考えてくれるってか?」
甲児「だけどさ、がんばんなきゃいけないよな、やっぱり」
カトル「ええ。つぶれた街にだって、これから結婚したり、子供を産んだり、幸せに暮らそうって人たちが、いたはずなんだ。あんなのは、絶対にとめなきゃいけないんだ」
トロワ「ああ・・・そうだな、カトル」

タワー
大食堂
竜馬「フン、あんたらの思惑通りって感じだな」
アムロ「そういわないでくれ」
竜馬「別に、否定してるわけじゃないぜ。よぅ、オリファー。おめでとうよ」
オリファー「すみません、ありがとうございました」
アムロ「いや、みんなの気持ちもほぐれたようだからね」
シュワルツ「ケッ、おいオリファー。こういうことをやったからにはよ、てめぇ、絶対に死ぬんじゃねぇぜ。わかってんだろうな」
オリファー「もちろんそのつもりですよ、少佐」
ゼクス「しかし・・・みな少々うかれすぎだな。まさかノインまでとは・・・」
アムロ「明日にはラー・カイラムがくる。そうしたら、すぐにモトラッド艦隊を追撃することになるんだ。今日くらいは、それでも構わないさ」
ベルトーチカ「アムロォッ! そんなところで何やってるのよ」
チェーン「そうです。ダメですよ、そんな難しい顔してちゃ」
アムロ「わかったわかった。すぐにいくから」

ピピニーデン艦隊
ブリーフィングルーム
ベック「へっへぇ。あんたがこの艦の指揮官さんかい」
ピピニーデン「アルベオ・ピピニーデンだ。それで、どのようなご用件かな」
ベック「いやなにね、ピピニーデン閣下。俺もあんたがたザンスカール帝国って奴に、一つ協力させちゃもらえないかと思ってね」
ピピニーデン「ほう?」
ベック「ブルー・スウェアにゃ、恨みのある奴がいる。ちょっとばかり儲けさせてもらえりゃ、役にたって見せるぜ。悪い話じゃねぇと思うがね」
ピピニーデン(フン・・・クズが。しかし・・・こいつは使えるかもしれんな)「いいだろう。使ってやる」
ベック「そいつは話がはえぇや。さすが、この俺が目をつけただけあるぜ、ピピニーデン閣下どの」
ピピニーデン「ただし、私の作戦に従ってもらうぞ。うまくいけば、我々がつぶした街でもなんでも、好きにあさるがいい。金目のものなどくれてやる」
ベック「へっへぇ。じゃ、交渉成立だ。よろしく頼むぜ、閣下」(ケッ、なぁにがピピニーデンだ。おかしな名前しやがって。まぁいい。見てろよカラス野郎。てめぇらにしかえしするついでに、たっぷり儲けさせてもらうぜ)
【シナリオエンドデモ終了】

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● G-7「聞こえないレクイエム」 へ進む


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