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P-1
“破滅”の意味


サブタイトル
「“破滅”の意味」


【シナリオデモ開始】
ラー・カイラム
艦橋
〔フォールド音〕
〔画面、フラッシュ〕

ブライト「う・・・」
アムロ「どうなったんだ」
ベルトーチカ「地球圏です! 間違いないわ、アムロ!」
隼人「フン、ワープカタパルトか。便利なものだ」
ブライト「やれやれ・・・ようやく、地球に戻ってくれたか・・・」
ケンジ「はい。しかし、ルイーナのことが心配です」
ロジャー「それに、バトル7のこともある」
ガスコン「うむ・・・バロータ軍とやらとぶつかったのかどうか。無事ラクスの調査を終えて、戻っておればよいだが」
シャア「ミカ、バルジを呼びだせ。まずは状況を確認したい」
ミカ「はい、大佐」

ラー・カイラム
作戦室
シロー「うわぁっ」
甲児「おーっ、みろよ、地球だ! ホントに地球だぜ!」
剣人「ああ・・・地球だ。オレたちの、地球だ。ちきしょう、なつかしくて涙が出てくるぜ」
ボス「なにいってやんがんだよ」
スージィ「地球ってさ・・・やっぱりキレイだよね・・・」
おちゃめ「うん、キレイでちゅ!」
さやか「でもよかった・・・地球は、まだ大丈夫みたいね・・・」
オデロ「本当にそうなら、いいんだけどな」
トマーシュ「まぁね。でも、ようやく戻ってこれたな」
カトル「はい。僕たちは、帰ってきたんです。地球圏へ」
弾児「ああ、よく生きて帰ってこれたもんだぜ」
ナオト「まったくだ」
ロゼ「・・・」
タケル「みんな、感傷に浸るのは後だ」
ケイ「そういうこと。あたしたちは、早く地球のみんなにあいつらの危険性を知らせて、すぐなんとかしなきゃならないんだからね」
鉄也「ああ・・・まだ間に合えばいいが」
ジョッシュ「そうだな・・・」

ラー・カイラム
艦橋
ブライト「なんですって?」
隼人「バカな・・・奴らが、地上の各地を攻撃して回っているというのか・・・」
〔モニターの開閉音〕
マックス「その通りだ。我々が帰還する少し前からだ。ケープタウン基地にいたトレーズたちも、敵の攻撃を受け負傷したそうだ。すでに5つのOZ基地と、いくつもの街が、壊滅的な被害を受けている」
シャア「・・・遅かったか」
アムロ「マックス司令、詳しい報告は後でしますが、我々はズールを倒し、あのリーナ・・・“破滅の王”が異次元からの存在に間違いないこと、そしてその危険性について、情報を得たのです。あれは、やはり全力で排除しなければなりません」
ゼクス「ズールはあの南極にいるモノの存在ゆえに、地球を破壊しようとしていたようなのですよ」
マックス「そうか・・・そちらもか。我々もゲペルニッチたちから、あの敵については聞いた。どうやら、危険性に対しての認識は、同じ様だな」
シャア「ゲペルニッチだと?」
マックス「プロトデビルンだ」
隼人「なんだと? そいつはいったい、どういうことなんです」
マックス「彼らとは、和解が成立したのだ」
ブライト「なんですって!?」
マックス「詳しい話は、後ほど。我々は地球へ降下して、タワーに収容されたトレーズたちと、合流しようとしていた所なのだ。帰還したばかりですまないが、君たちも急いでこちらへ来てもらいたい」
ブライト「地球へ・・・。わかりました。我々は事情があり、十分な休息をとっています。すぐにでも、作戦行動にはいれます」

ラー・カイラム
展望室
ルー「ちょっと、みんな大変よ、大変!!」
ジュドー「どうしたんだ、ルー。血相かえてさ」
ヒルデ「なにがあったの?」
甲児「まさか、地球でなにかあったのか!?」
ルー「それが、ルイーナが大規模な攻撃を開始して、地上がすごいことになっちゃってるらしいのよ!」
鉄也「なんだと!?」
ジュン「トレーズ特佐たちも、攻撃を受けて、負傷したそうよ」
ケイ「ちょっと、それホントなの!?」
トマーシュ「いま、アムロ大尉に聞いたばかりなんだ」
デュオ「なんてこった・・・」
鉄也が「奴らが・・・くそっ!」
剣人「くっそぉ、オレたちが遅かったってことかよ・・・」
タケル「バカなことをいうな。まだ、そうと決まったわけじゃない」
さやか「あ、それで、バトル7は、もう戻ってるそうなの。あたしたちも、すぐに合流して地球へ降りることになるみたいよ」
カミーユ「バトル7が? それで、どうなったんだ、向こうは」
オデロ「それがさ、すごいんだよカミーユさん。なんとプロトデビルンと和解して、親玉のゲペなんとかってのが、地球圏に来てるんだそうですよ」
甲児「な、なんだってぇっ!?」
ケイ「あの、プロトデビルンと、和解!?」
デュオ「おいおい、ウソだろ。いったい何だって、そんなことになっちまうんだ?」
ヒルデ「信じられないわ」
ルー「ウソいってどうすんのよ。詳しいことはまだわからないんだけど、ホントみたいよ」
大介「それは・・・すごいな」
トロワ「ああ」
マリア「なんだぁ。せっかく、あたしたちがズールやあの悪魔たちをみんなやっつけて、それでハーリン皇子たちがギシン星で銀河連邦をつくろうとしてるっていって、みんなを驚かせようと思ってたのにぃ」
ボス「おう、こっちがたまげさせられただわさ」
ウッソ「それで、ルーさん。地上はどうなっているんですか?」
ルー「かなり被害が大きいそうよ。バトル7と合流すれば、詳しいことがわかると思うwあ」
ジョッシュ「ルイーナが・・・」
グラキエース「思ったよりも、早かったな」
鉄也「・・・やれるのか、お前は。奴らを相手に」
グラキエース「そのつもりだ」
タケル「しかし・・・地球へ戻った早々、戦うことになるのか。ズールが地球を破壊してまで、阻止しようとしていた、敵と・・・」
ロゼ「マーズ・・・」
マーグ「ズールがあれほどまでに危険視した存在か・・・」
甲児「へん、上等じゃねぇか。まってやがれ、イグニス・・・ルイーナめ! オレたちがいるかぎり、お前らの好きにさせないぜ。なぁ、鉄也さん」
鉄也「ああ・・・わかっているさ、甲児くん」

バトル7
作戦室
マックス「そうか、やはりズールとの和解は無理だったか」
ブライト「努力はしたのですが、ズール皇帝は我々の言葉に耳を傾けることはありませんでした」
ロジャー「残念ですが、しかし、ズール皇帝のものの考え方では、どうやっても、そうならざるを得なかったでしょう。それに、結果的にはその方が地球にとっても他の星々にとっても、よかったようです」
アムロ「そうだな・・・そう思う」
ケンジ「結局我々はギシン星までいき、ズールと戦わざるを得ませんでした。ズールはギシン星をも犠牲にして我々を攻撃してきましたが、かろうじてこれを退けることができたのです」
大介「ええ。ズールは倒れました。ギシン帝国は分裂し崩壊することでしょう」
マックス「それで、ハーリン皇子が、エリオス帝国の再興ではなく、銀河連邦共和国をつくろうというわけか」
ブライト「時間はかかるでしょうが、すこしずつ加盟星系を増やしていくおつもりのようです。それで、そちらは」
マックス「ラクスでプロトカルチャーの遺跡が発見された。それによって、プロトデビルンが何者であるのか、明らかになった」
エキセドル「彼らはプロトカルチャーが、我々ゼントラーディを排除するためにつくった、強力な戦闘兵士エビルに、異次元からのエネルギー体がとりついた存在だったのだ。彼らはスピリチアなくしては生きてゆけず、それゆえにスピリチアを吸収し続ける必要があった」
ブライト「それが、なぜ?」
マックス「プロトカルチャーがアニマスピリチアと呼んだ存在、それが、バサラたちの歌だったようだ。それによってプロトデビルンたちは、スピリチア再生能力を得ることにより、他の生命体からスピリチアを奪う必要がなくなったというわけだ」
甲児「へぇ、あの連中の歌でねぇ。そりゃすごいや」
エキセドル「まったく、驚く他はありませんな。それで、彼らはこの宇宙から去ろうとしたのですが、地球に出現したものについて我々に助言してくれるとのことで、同行したとおいうわけですな」
〔モニターの開閉音〕
ゲペルニッチ「地球人よ、聞こえるか」
マックス「ゲペルニッチか・・・いま、君たちの話をしていた所だ」
タケル「あれが、ゲペルニッチ・・・」
ゲペルニッチ「確認した。やはり、間違いないようだ」
マックス「では、彼らの大規模攻撃は・・・」
ゲペルニッチ「恐らく、あれがこの世界へ移りくるための、最後の段階に来ているのだろう。地球全域に蔓延する無数の人間たちの死と、絶望と恐怖、憎悪と悲哀を、そのための糧となす行動と考えてよかろう」
隼人「なんだと」
〔モニターの開閉音〕
ガビル「まさに驚愕美! あれが、無数に連なる宇宙の中で、この我らと同じ宇宙に出てくるとは」
シャア「それで、どうすればいい」
ゲペルニッチ「お前たちがいっていた南極の力場の中に、時空のゆらぎを感じる。そこが接点となっているのだろう。あれがこの世界へ完全に侵入する前に破壊すれば、あるいは止めることができるやもしれぬ」
竜馬「止められるのか、奴らを!?」
クリフ「しかし・・・あのエネルギーフィールドは、突破できん」
ゲペルニッチ「それは、我らが中和しよう。“歌”によって無限のスピリチアを獲得した我らであれば、お前たちを送り込むことくらい、造作もない」
剣人「ホントかよ!?」
甲児「ありがてぇ。これで、奴らの本拠地にいけるってわけか」
隼人「ついに、か・・・」
ジョッシュ(親父・・・ようやく、戻るぞ。あそこに)
アムロ「どうやら、それで決着をつけるしか、ないようだな」
ゲペルニッチ「しかし、それであれが抑えられるかどうかは、わからぬ。残された時の滴は、付きかけている。成功の見込みは、せせらぎのごとき、わずかな時の流れに乗るに等しい」
ウッソ「そんな・・・」
ゲペルニッチ「破滅という名の暗黒が、すべてを消し去る前に、この惑星を星くずと成せばよい。それでこの宇宙の安全は、保たれよう」
ロゼ「地球を、破壊する・・・」
タケル「ズールがいっていたのは、そういうことか・・・」
マーグ「く、まさかそれほどのものとは・・・」
省吾「絶対に、地球を犠牲になどさせない。オレたちが死んでもだ!」
ガイ「省吾、お前・・・」
隼人「そう・・・その通りだ。残された手があるならば、全力でそれをするのみ」
シャア「南極か・・・」
〔通信のコール音〕
マックス「私だ。どうした」
〔モニターの開閉音〕
サリー「艦長、タワーより救援要請が入りました! メリオルエッセと思われる指揮官の率いるルイーナ軍に、捕捉されたそうです!」
シュワルツ「タワーが!?」
シャア「まだトレーズたちがいたはずだな」
マックス「総員、戦闘配備につけ。このまま大気圏へ突入する。ブライト艦長、そちらも頼む」
ブライト「了解です。ただちにラー・カイラムへ戻ります」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方戦艦出現〕
〔敵ユニット出現〕
〔ルイーナ襲来〕

ヤマザキ「く、ルイーナめ。これ以上は無理か。やむを得ん、応戦だ。各機、発進しろ!」
〔味方ユニット出現〕
[イベント戦闘「VF-11Cサンダーボルトvsイグニス」]
〔味方ユニット撃破〕
イグニス「ハハハッ、あまりにももろいじゃないか。恐怖に抱かれて、死んでいけ!」
[イベント戦闘「ヤマザキvsイグニス」]
ヤマザキ「く・・・」
イグニス「トレーズ・クシュリナーダという名の人間よ。出てくるがいい」
ヤマザキ「なんだと?」
レディ「ルイーナが、なぜトレーズ様を・・・」
イグニス「貴様を殺せば、多くの人間どもは精神的支えを失う。そうすれば、恐怖と絶望はより深く、大きくなる。我らの得る力も、より大きくなるというものだ」
〔味方ユニット出現〕
レディ「トレーズ様!? おやめください! 機体は修復されても、トレーズ様ご自身のお体が・・・」
トレーズ「レディ、私は退かない。私は、人に必要なのは絶対的な勝利ではなく、戦う姿勢、その意思こそが重要だと思っていた。そうであるならば、敗者もまた、美しいと。だがそれは、人類の歴史がこれからも続いていくという、その前提があってのこと。しかしこれからの戦いでは、絶対的勝利、ただそれのみが、我々人類と地球に許された、唯一の未来への道なのだ。私は退かない。そして、敗者となるわけには、いかない」
レディ「トレーズ様・・・」
イグニス「ハハハハッ、いいぞ、人間! お前が敗れる時の憎悪と後悔は、さぞ大きいだろう! 死して我らの糧となれ!」
トレーズ「メリオルエッセのイグニスとやら。お相手願おう。トレーズ・クシュリナーダ、参る!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>
〈出撃戦艦選択〉

ヤマザキ「ブルー・スウェア!? まにあってくれたか・・・」
レディ「ブルー・スウェア・・・よく・・・」
トレーズ「フッ・・・きたか。さすがはブルー・スウェアだ」「タワーはもう限界のようだ。ヤマザキくん、君は下がっていたほうがいい」
ヤマザキ「ハッ! トレーズ閣下」
〔味方戦艦離脱〕
イグニス「あれは・・・そうか、奴らか。戻ってきたのか。ハハハッ、いいぞ、それでこそやりがいがあるってもんだよ! さぁ、出てこいよ! 貴様たちの怒りを、憎しみを、このオレに与えるために!」
ゼクス「どうやら無事のようだな、トレーズ」
シャア「トレーズ、よい覚悟だが、いま死なれては、我々が困るのだ。無茶はやめてもらおう」
五飛「そうだ、トレーズ! 貴様は勝手に死ぬな! まだ俺との決着が、ついていないのだぞ!」
トレーズ「そうか・・・それは失礼した」
ブライト「パイロット各員は、ただちに発進しろ! 急げ!」
マーグ「あれが、ルイーナか。ズールが地球ごと消し去ろうとした存在の、手先・・・」
タケル「ああ、そうだマーグ。奴らを倒さなければ、地球も、ギシン星も、無事ではすまなくなる。そんなことは、絶対にさせない!」
ジョッシュ「あれは、イグニスか・・・」
グラキエース「・・・」
鉄也「奴め・・・いくぞ、甲児くんッ!!」
甲児「おう!」
ヒイロ「怒りと憎しみは、奴らの力となる。感情のコントロールだ。忘れるな」
甲児「そ、そんなこといったってよ・・・」
ゴウ「心に抱け。ただ、勝つことだけを。信じるんだ、自分を。マジンガーを。オレたちの力を」
鉄也「ゴウ・・・」
〈出撃ユニット選択〉
※※グラキエースが出撃した場合、セリフ追加※※
イグニス「なんだ・・・あの機体。まさか、ファービュラリス・・・ラキだってのか」
グラキエース「・・・そうだ」
イグニス「だが、どうしたんだ。なぜ、人間どもと一緒にいる」
グラキエース「イグニス・・・わたしは、もうペルフェクティオのコントロール下にはない。わたしはもう、“破滅”の導き手ではない。わたしはメリオルエッセ・・・だが、いまは人とともに、かりそめの生を生きるものだ」
イグニス「そうか・・・なら仕方がねぇや。お前も、人間どもとともに、滅びろ。ラキ・・・ともに生まれたオレとお前だ。せめてオレの手で、死を与えてやる」


<敵10機以下・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
〔ルイーナ襲来〕

ウンブラ「これが、アクイラがいっていた人間たちか・・・」
サリー「敵、増援です!」
マックス「く、応戦しろ!」
クリフ「奴だ・・・南極に現れた奴だ」
グラキエース「ウンブラか・・・」
ジョッシュ「奴が、リムを・・・」
クリフ「そうだ」
ウンブラ「人よ・・・受け入れるがいい。己の運命を」
ブライト「なんだと?」
ウンブラ「・・・悲しみの涙と赤き血は、すばらしき美酒となり・・・苦しみのうめきと轟く絶叫は、美しき調べとなる。絶望にうちひしがれる心は、我らの大いなる糧。そして、幾千万の魂の憎悪と恐怖、幾千万もの命の死と滅びを受けて、“破滅の王”はこの世界へいずる。生きとし生けるものすべてを・・・滅びへ導くために」
鉄也「貴様たちの好きになど、させない! 勝つのは、俺たち人間だ!」
ウンブラ「もう遅い。もはや止められぬ。この星の破滅をもって、“破滅の王”が真にきたる道を開くのだ」
シャア「どうかな。ならばまず、我々を倒してみるがいい。全機、メリオルエッセに戦力を集中しろ! 全力で叩くぞ!」

<ジョッシュvsイグニス>
ジョッシュ「イグニス・・・俺たちは、南極へ、あそこへ、行かせてもらう!」
イグニス「フン・・・貴様は、ここで死ねよ!!」

<シャアvsウンブラ>
ウンブラ「赤き血よ・・・燃えよ。肉よ、腐れ」
シャア「ちいっ、こいつは・・・」

<トレーズvsイグニス>
イグニス「チッ、奴らが戻ってきたんじゃ、貴様1人をやっても、意味がない。さっさと片付けてやるぜ」
トレーズ「残念だが、私もここで負けるつもりはない。全力でお相手しよう!」

<甲児vsイグニス>
甲児「お父さん・・・見ていてくれ。オレは戦うぜ。復讐のためじゃなく、みんなを、地球を、守るために・・・」
イグニス「どうした、兜甲児! ハハハッ、貴様の憎しみが感じられんぞ! 破滅の運命を受け入れるのか!」
甲児「黙れ! オレたちは、絶対に“破滅の王”とやらを、止めてみせるぜ!」

<鉄也vsイグニス>
鉄也「イグニス・・・」
イグニス「こいつ・・・どうした。もっと怒りをこめろ! もっとオレを憎悪しろ! どうした、剣鉄也!! それとも、無残な死を受け入れるか。ならば、殺してやる!」
鉄也「俺は・・・俺たちは、勝つ! この地球を守るために、お前たちになど負けはしない!」

<イグニス撃破>
イグニス「チッ、人間のくせに、しぶとい奴らだぜ。まぁいい、どうせもう、貴様らは終わりなんだ。ここは、引き上げるぜ。貴様らがあそこまでこれるのなら、また相手をしてやるよ! ハハハハッ!」

<ウンブラ撃破>
ウンブラ「・・・なるほど、ワタシをもやぶるか。だが、無駄なこと。すべては、美しき滅びの中にあり・・・我らとともにあるのだから。再びまみえることあらば、相手をしてやろう。さらばだ、滅びを定められし者たちよ」
※※まだ敵が残っている場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


<イグニス&ウンブラ撃破・勝利条件達成>
ベルトーチカ「敵、撤退していきます」
ブライト「そうか・・・」
美穂「艦長、周囲に敵影、ありません」
マックス「よし、戦闘終了だ。各機、帰還させろ」
トレーズ「どうやら、敵を退けたようだね」
シャア「だが、厳しいのは、これからだ。トレーズ、南極へいくぞ」
トレーズ「ほう・・・どうやら、何か解決策がみつかったようだね」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

バトル7
作戦室
トレーズ「・・・そうか、プロトデビルンが」
隼人「そういうことだ。もう一刻も猶予はない。南極へ突入し、勝つ以外に、地球を、いやこの宇宙そのものを、守る方法はない」
レディ「そこまで、状況は切迫しているのですね。万が一のことがあります。ただちに、OZ全軍に、地上にいる者たちを退避させる作戦を指示いたしましょう。コロニーや月にも、可能な限り対応の用意をさせなくてはなりませんね」
トレーズ「・・・」
マックス「どうかしたのか」
トレーズ「あの選択が・・・バトル7をラクスへ、ラー・カイラムをギシン帝国へと向かわせた、あの選択が、このような結果を招き入れることになるとは。この地球圏の女神のきまぐれは、実に興味深い」
アムロ「なんの話なんだ、特佐」
トレーズ「考えても見たまえ。そうでなければ、プロトデビルンの助力は得られず、我々はあの南極のエネルギーフィールドを突破する術を、もちえぬままだった。ズール皇帝が倒れていなければ、我々はその対応にも追われ、ズールは全力で地球の破壊に取りかかっていたことだろう」
弁慶「だがそいつは、結果論にすぎねぇ」
トレーズ「そう・・・つまり、運命の女神は我々に期待しているのだ。我々が戦って、そして勝ちとることを。この地球圏と、人類の未来を」
シャア「人類の、未来か・・・」
アムロ「・・・」
竜馬「ふん・・・まったく、せこい女神だぜ。なにしろ、オレたちが勝てる可能性なんて、ろくにねぇときてやがる。どうせなら、もっと分のいい賭けをさせてもらいてぇもんだ」
ロジャー「そう思う。・・・オール・オア・ナッシング、負ければこの宇宙のすべてが、滅びの道を歩むとなれば」
ドロシー「ロジャー、その前に、“地球”という保険があるわ」
ケイ「ドロシー、変なこといわないでよ! そりゃ、確かに地球を犠牲にすれば、他は助かるのかもしれないけど・・・」
トレーズ「それがルイーナ・・・“破滅”というその名が意味するもの、というわけだね」
隼人「考えてみれば・・・早乙女博士やスティンガーたちが最後にいっていたのは、このことだったのかもしれんな」
竜馬「確かにな。あいつらは気づいていたのかもしれねぇ。南極にいるのが、そこまでヤバイ存在だってことにな」
ミリア「とにかく、いま重要なことは、戦力を整え、南極へ向かうことでしょう。あなた方は、何をのんびりしているのです」
エキセドル「左様ですな。我々文化を手に入れたゼントランにとっても、この星はモニュメントとして重要です。破壊されてしまうのは、しのびない」
マックス「そうだな・・・どうせ、結論は1つしかない。諸君、ただちに南極へ向かうことを提案する」
ブライト「それしか、ないでしょう。すぐに準備に・・・」
〔モニターの開閉音〕
イヴ「まってください、みなさん」
省吾「イヴ? いったい、どうしたんだ」
イヴ「たったいま、分析によって得られた場所の1つに、エネルギー異常が感知されました。極めて危険な兆候と思われます。バハムートは、南極よりも優先して処理する必要があると、判断しています」
シャア「なんだと?」
敷島「・・・いかん、いかんぞ!」
カミーユ「博士、いきなりなんです」
カトル「いったい、どうしたんですか」
敷島「お前たち、忘れたのか。そもそもの初めに、この地球がどういう状態になっていたのか。考えてもみろ、あれは、いったい何のためだったのかを」
ウッソ「そもそもの初めって・・・」
ジュンコ「あのことかい、博士」
隼人「まさか・・・」
マーベット「閉じた空・・・」
アムロ「消えた地球か・・・」
敷島「そうとも」
クリフ「そうか・・・あれが、奴らがやっていたことだとすると、つまり・・・いかん!」
ルー「今度はこっち? だから、いったい何なのよ!」
ジョッシュ「クリフ、説明してくれ!」
クリフ「わからんのか。奴ら・・・いや、奴には、あれが、あの状態が、都合がよかったのだ。そうとも・・・そうに違いない」
鉄也「おい、どういうことなんだ、そいつは」
学「わかりました! 恐らく、次元間の移動には、その方が向いた状態になる。抵抗がへり、必要とされるエネルギー量が低下すると考えられます。つまり・・・彼らは再び、この地球を閉ざそうとしているんです!」
敷島「そうだ、そういうことだったのだ!」
剣人「な、なんだってぇ!?」
〔画面、フラッシュ〕
シャア「なんだ? ・・・ゲペルニッチか」
ゲペルニッチ「その者たちのいうことは、恐らく正しい。この惑星をとりまく空間に、ゆらぎが生じ始めている。始まるのだ。あれの、この宇宙への本当の侵入が」
【シナリオエンドデモ終了】

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