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No.40A
復讐の刃

【シナリオデモ開始】
マサキ「グランゾン! てぇことは‥‥シュウか!」
シュウ「お久しぶりです、ロンド=ベルのみなさん」
マサキ「シュウ、てめぇ、今度は何を企んでやがる!?」
サフィーネ「あらあら、相変わらず短気なお馬鹿さんね」
マサキ「サフィーネ! てめぇはすっこんでろ!!」
サフィーネ「あら、いい情報を教えてあげようとしてるのに、いらないってワケね?」
マサキ「へっ、どうせロクでもねえ事を俺達にたきつけようってんだろうが! その手に乗るかよ!」
テュッティ「マサキ、よしなさい!」
マサキ「うるせえっ!!」
リューネ「‥‥‥‥」
マサキ「‥‥ちっ、わあったよ。おとなしく聞いてやらあ」
サフィーネ「あらら? 坊や、ちょっとは成長したのね」
マサキ「あんたと違って若いんでね」
サフィーネ「な‥‥三つしか違わないわよ!」
シュウ「‥‥どうも、話が横道にそれてばかりいるようですね。以前にも言いましたが、私は今、あなたがたと敵対する意志はありません。死んだはずのザビ家の三兄弟が生き返った‥‥この真相を知りたくはありませんか?」
マサキ「‥‥てめぇがそれを知っているとでも言うのか!?」
シュウ「少なくともそちらより私は真相に近い所にいると思いますよ」
ブライト「‥‥わかった。話を聞こう」
シュウ「では、今からそちらへ向かいます」

≪No39Aで「断じて許可しない」を選択≫
イーノ「ねぇ、やめときなって。勝手に出ていったら修正ぐらいじゃすまないかもしれないよ‥‥」
ビーチャ「艦長だって戦利品を持ってかえれば許してくれるさ」
モンド「絶対あの中にはお宝が眠っているはずだよ。完成品がなくったって予備のパーツとかわんさかね」
エル「なんかあったってこんだけ近いんだから、機体を捨ててでも脱出できるよ」
ルー「そういうことね」
イーノ「ね、ねぇ、ジュドー、まさか君も行くなんて言わないよね?」
ジュドー「うーん‥‥」
行く
行かない

※※「行く」を選択した場合のセリフ※※
ジュドー「お宝を前に退いたとあっちゃあ、ジャンク屋のプライドが許さねぇ。よし! 行くぞ!」
モンド「そうこなくっちゃ!」
ビーチャ「イーノ! 絶対しゃべるんじゃねぇぞ!」
イーノ「どうなっても知らないからね!」
※※「行かない」を選択した場合のセリフ※※
ジュドー「やっぱやめた」
ビーチャ「おい、どうしちまったんだよ!」
ジュドー「そんなことしたらリィナが悲しむ。そういうの、やだからな」
エル「う~ん、じゃあたしも、や~めた!」
ルー「仕方ないかな?」
モンド「おい、どうする?」
ビーチャ「ちぇっ! 今回はジュドーの為にやめとくよ!」


マヤ「グランゾンとウィーゾル改、着艦しました」
タシロ艦長「シュウ=シラカワ‥‥本当に生きていたのか」
ブライト「ご存じなのですか?」
タシロ艦長「ああ。面識はある。彼のグランゾンに使用されている技術のもう一つの形が、ヱクセリヲンとガンバスターだからな」
ブライト「グランゾンと同じ‥‥ですか?」
タシロ艦長「もっともこちらのほうが完成度は高いと自負しておるがな。それより、出迎えに行かんでよいのかな?」
ブライト「そのつもりです。よろしければご同席願えませんか?」
タシロ艦長「それはかまわんが、ここでの指揮官は君だ。私はあくまで君の指揮下にある。オブザーバーとしてでもよいのなら同席させてもらおう」
ブライト「それで結構です」

シュウ「これはタシロ提督。ご無沙汰しております。するとあの艦がヱクセリヲン‥‥無事完成していたのですね」
タシロ艦長「完璧じゃよ。君のグランゾンにも引けは取らんよ。とくにガンバスターはな」
シュウ「ほぅ‥‥それは頼もしい」
マサキ「うわべだけの挨拶はそれぐらいにして、さっさと本題に入ろうぜ」
シュウ「相変わらずせっかちな人ですね、マサキ=アンドー。君の事はだいたい思い出しましたよ」
テュッティ「やっぱり記憶が完全じゃないようね、シュウ?」
ヤンロン「それより、先程の話しとやらをしてもらおう」
シュウ「テュッティ=ノールバックと、ホワン=ヤンロンですか? 無事、合流できたようですね」
ミオ「あたしもいるよ!」
シュウ「それはよかった。では、本題に入らせてもらいましょう。あのザビ家の三兄弟のことですが、彼等はクローンです」
リツコ「!?」
ブライト「クローンだと!?」
シュウ「ええ。たしかに彼等は前の大戦で死亡しました。私同様にね。そしてゲストによって蘇らされたのです。正確にはゲストの総司令官ゼゼーナンによって、ですがね」
テュッティ「でも、あなたは‥‥」
シュウ「私は違いますよ。それよりも何故ゲストの連中がそんなことをしていたのか、気になりませんか?」
ブライト「‥‥やはり戦争を長引かせて、我々を疲弊させ、その後一気に攻め込む。そんなところでないのか?」
シュウ「前半は正解ですが、ゼゼーナン卿は我々をそれほど評価してませんよ」
万丈「それはどういう意味だい?」
シュウ「彼にとって我々はいつでも始末できる存在ということですよ。ですが、ザビ家の3人を復活させたのは明らかにこちらの混乱を長引かせるためです。おそらく誰かの入れ知恵でしょう。たしかゲスト側についた人物がいましたね? シャピロ=キーツ中佐でしたか?」
ブライト「よく知っているな。すると、彼が‥‥しかし‥‥」
ミサト「でもクローニングには対象のパーソナルデータが必要のはず、彼がザビ家三兄弟のそれを持っていたとは思えないけど‥‥」
シュウ「DCでもその技術研究はやっていたのでしょう」
アムロ「プルとプルツーか‥‥」
シュウ「ならば彼等が自分自身のデータを残していたことも考えられます。DCがどれほど関与しているのかはわかりませんが、事実、ザビ家の3人が復活しているのですからね。そして、クローン技術はネルフも進めている。そうですよね、赤木博士?」
リツコ「ええ。コン・バトラーチームの豹馬君の腕を再生させたのもウチの技術です」
シュウ「それだけですか?」
リツコ「‥‥どういう意味かしら?」
シュウ「ふふふ、そんな怖い顔をしないでください。別にあなた方が何を造りだそうが私には興味ありません。私がここにいるのは復讐の為なのですからね」
マサキ「復讐だと?」
シュウ「‥‥少ししゃべりすぎたようですね。では我々はこれで失礼させていただきます。これからいろいろと片付けなければならないこともありますので‥‥」
サフィーネ「それじゃね」
テュッティ「クリストフ‥‥いえ、シュウをあのまま行かせてよかったの?」
マサキ「‥‥今はな。今のあいつにゃ、以前みてえな邪悪なプラーナが感じられねえ。少なくとも、今やらなきゃならねえのは、あいつを追いかけることじゃねえしな」
ヤンロン「ふむ、おのれを捨てて人に従うか。すこしは僕のいうことを理解できるようになったな、マサキ」
マサキ「あたりめえよ! 呉下のアホウにあらずってな!」
ヤンロン「‥‥それは『呉下の阿蒙』だ」
ランシャオ「どうやらもう一度教育が必要な気がしますな」
マサキ「わ、わざとだよ、ギャグ、ギャグ!」
アムロ「しかし、あの3人がクローンだったとは‥‥」
ブライト「赤木博士、ネルフの技術でも完全なクローンを造ることは可能なのですか?」
リツコ「‥‥理論的には可能です。ただし、それが人間として正しく活動できるかどうかは疑問ですが」
ミサト「それって心がないってこと?」
リツコ「人間の中でもっとも解明が困難なのが、ヒトの心、つまり精神よ。その問題をクリアできればまったく同じ個人を造りだすことは可能なの。もっともただの人形でもいいのならウチじゃなくてもすぐにでも造れるんじゃない?」
ミサト「まぁ、人道にはずれるからって公にされてないけど研究をつづけてる所はあるでしょうね。まぁ、ウチも公とは言いがたいし、心を持ったクローンなら人道に外れないのか? といったら甚だ疑問だもんねぇ。神の領域に人間が踏み込むべきじゃないのかもね」
タシロ艦長「‥‥ここからはオフレコでお願いしたいがよろしいかな?」
ブライト「それはかまいませんが‥‥」
タシロ艦長「先程、グランゾンの技術とヱクセリヲンそしてガンバスターは同じ技術が使用されていると言ったが、実はその技術の提供先がゲストなのだ」
副長「艦長!」
タシロ艦長「かまわん。事態は思った以上に進んでいる。我々だけでなんとかできるレベルを超えているのだ」
副長「艦長がそうおっしゃるなら‥‥」
タシロ年前、我々はゲストと接触し、いくつかの技術提供をうけることになったのだ。一つはクローン技術。そして、もう一つはブラックホール機関だ。これが我々の造りあげた縮退炉の基本概念となっている」
マサキ「南極で行われてた、条約調印か‥‥」
ブライト「私も過去にゲストと接触していたことは知っていたのですが、すべて機密事項でしたから‥‥それより、マサキ、君のほうが詳しそうだが?」
マサキ「いや、似たようなもんさ。けど俺がそこにやってきたときはゲストも政府軍もなにも残骸以外残っていなかった。そしてその中心にあのグランゾンがいたんだ‥‥」
タシロ艦長「しかし、あれはシュウがやったワケではない。そう、あれは事故だった‥‥いや、必然だったのかもしれん」
マサキ「おい、じーさん、そりゃどういうことだ!?」
ヤンロン「マサキ! 口を謹め!」
タシロ艦長「いや、かまわんよ。我々地球人類はゲストから技術を提供してもらい、その実験結果を逐次提供することで合意していた。だが、愚かな上層部の高官どもは技術の独占をはかり、そして、実行に移した‥‥その時、突然、大地が激しく揺れ、次の瞬間、閃光に包まれた。我々はそこを脱出することがやっとだった。それからどうなったのかわからん。だがゲストの技術は地球に残り、彼等は何処ともなく姿を消した‥‥」
ブライト「なんてことだ‥‥それではこちらが一方的な加害者ではないですか」
タシロ艦長「ああ。そしてこの事件の真相を知るものが、ゲストの総司令官、テイニクェット=ゼゼーナンなのだ」
アムロ「しかし、それならなぜ彼はそのことを公にせずポセイダル軍と手を結んだり、ザビ家の三兄弟を復活させたりと、遠回りな方法をとるのですか?」
タシロ艦長「そこまではわからん。それが先程シュウの言っていた、復讐に関係するのかもしれん」
マサキ「たしかに自分を利用しようとした奴等がどうとか言っていたが‥‥」
ミサト「ちょっとすみません。先程、クローン技術もゲストからもたらされたとおっしゃりましたが、それはもしかして‥‥」
タシロ艦長「ああ。ネルフのクローン技術がそうだ」
リツコ「‥‥」
ミサト「あんた、知ってたのね!?」
リツコ「それがどうかした? 技術は技術が。あそこまで完成させたのは我々よ。そのおかげでエヴァが完成できたといっても過言じゃないわ」
ミサト「そこまでしてエヴァを完成させる必要があったの!? 使徒ってなんなのよ!」
リツコ「そのことを知っているのは碇司令だけよ。私もただの駒にしか過ぎないわ‥‥あなたもね」
ミサト「‥‥」
ブライト「駒、とはどういう意味だ?」
リツコ「ネルフは碇司令の思惑ですべてが動いているということです」
万丈「なんだかややこしい話になってきたな。しかし、今、我々がやることはこの地球を守ることじゃないのか? それにゲストの動向も不自然だ。今悩んでも何も解決しない。真相は自ずと明らかになってくるよ」
ブライト「たしかにな‥‥」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

アムロ「なんだ!?」
マヤ「ア・バオア・クー内部で爆発が起こったようです!」
※※ビーチャ達のア・バオア・クー行きを許可している場合のセリフ※※
ミサト「あの子達がまだ内部に!」
シゲル「ア・バオア・クーよりモビルスーツの機影を確認。‥‥機数4!」
ブライト「4機? たしか6機だったはずだぞ!」
マコト「まちがいありません。4機です。うち一機はDCの識別コードです」
ブライト「どういうことだ? よし、とにかくハッチを開け! 回収作業をいそげ!」
※※ビーチャ達がア・バオア・クーへ勝手に行った場合のセリフ※※
リィナ「ブライト艦長! お兄ちゃんの姿が見えないの! ビーチャやエルも」
ブライト「‥‥まさか」
シゲル「ア・バオア・クー上に機影確認! 機数2!」
ブライト「‥‥識別コードはどうだ?」
マコト「コード確認。‥‥艦長。正解です」
シゲル「どうやらいつの間にか抜け出していたようですね」
ブライト「あいつら‥‥」
マコト「なにかコンテナのようなものを牽引していますが‥‥」
ブライト「ハッチを開けろ。回収作業急げ!」
※※ビーチャ達がア・バオア・クーへ行っていない場合のセリフ※※
ブライト「‥‥おさまったか?」
シゲル「はい。今のところは‥‥」
ビーチャ「危ねぇ~、あんな爆発に巻き込まれたら、ただじゃすまなかったよなぁ‥‥」
マヤ「あっ、艦長。通信が入っています」
ブライト「誰からだ?」
マヤ「サリィ=ポォ大尉です」
甲児「ああ、あの元軍医さんか。ジェットスクランダーの時、世話になって以来だな」
ブライト「しかし、発信源は月だな‥‥よし、つないでくれ」
サリィ「お久しぶりです、ブライト大佐。DCを倒したご活躍はこちらでも話題になっていますよ」
ブライト「我々だけの力ではありませんよ。コロニーの人々の協力があったゆえんです。それより、何かあったのですか?」
サリィ「ええ。ゲスト=ポセイダル軍についてです。現在、地球での戦況は膠着状態にあるのですが、それをいいことにポセイダル軍の一部隊が月への侵攻を開始してきたのです」
キャオ「けっ、奴等が考えそうなことだぜ」
アムロ「しかし、考えてみればチャンスかもしれないぞ。向こうから戦力を分散してくれているのだからな」
ダバ「しかし、わざわざそのような危険を冒してまで月に侵攻する理由があるのでしょうか?」
サリィ「それはわかりません。ですが、このままでは月の被害も黙視できるレベルを超えてしまいます」
ブライト「そうですね、わかりました。これよりそちらへ向かいます」
サリィ「はい。ではお待ちしております」


≪No39Aで「許可する」を選択≫
ジュドー「だぁー、危うく死ぬとこだったぜ」
アム「ダバぁ! 大丈夫!? どこも痛くない?」
レッシィ「コラ、離れなさい!」
アム「いやよ!」
レッシィ「きーっ!!」
リリス「大丈夫、ダバ?」
ダバ「ああ、大丈夫だよ。みんなも無事さ」
ビーチャ「ほんと、ダバさんがいなけりゃ、俺達ここにいなかったぜ」
ブライト「みんな無事のようだな」
モンド「あたりまえですよ!」
エル「あたし達がそう簡単にくたばるもんですか!」
ルー「この戦利品、びっくりしたでしょ?」
ニナ「あっ! 私のガンダム!」
コウ「GP-02じゃないか!」
ジュドー「まぁ、こっちは3機のモビルスーツを失っちまったけどな‥‥」
ビーチャ「これってやっぱり、艦長の修正をくらうのか?」
エル「許可をもらったといっても、こんだけモビルスーツを壊したんじゃねぇ‥‥」
ルー「GP-02持ってかえってきたとはいえね‥‥」
アムロ「‥‥みんな無事でよかったじゃないか」
ブライト「ああ。今回は許可をだした私の責任だな‥‥」
ビーチャ「え!? 艦長! 今なんて言った?」
ブライト「だから、私の責任だと‥‥」
エル「うふふふふ‥‥責任、そうだよねぇ、責任はちゃんととらないとねぇ‥‥」
ブライト「な、なんだお前ら‥‥おい、やめろ、やめんか!」
ビーチャ「ええーい! 修正だ! みんな押さえろ!」
モンド「よっしゃ!」
ブライト「どわぁぁぁ! やめろ! やめろといっているだろうが!」
ミサト「‥‥やれやれ」

≪No39Aで「断じて許可しない」を選択≫
リィナ「お兄ちゃん!」
ジュドー「よお、リィナ。いや、まったく、死ぬかと思ったぜ!」
リィナ「お兄ちゃんのバカバカ! バカァ!!」
ブライト「‥‥全員無事のようだな」
ビーチャ「まったくえらい目にあったもんだ! せっかくいいものを拾ってきたのに半分以上置いてきちまったぜ‥‥」
モンド「これだけでも大収穫だよ!」
エル「ほんと、命をかけた宝さがしって感じだね!」
ブライト「‥‥」
ルー「ねぇ、艦長、みてみて!」
ブライト「!!」
〔殴打音×5〕
ブライト「馬鹿者っ! お前ら、自分がなにをやったのかわかっているのか!?」
ジュドー「いってぇ~、殴ることないだろ~たしかに無断で出ていったのは悪いけど‥‥」
ブライト「そんなことを言ってるんじゃない! お前たちが冒険者を気取るのは勝手だ。だが、それによって待っているものにどれだけの心配をかけたのか、考えたことがあるのか!? まずはその者に謝るべきではないのか!?」
ジュドー「すみませんでした!」
ブライト「謝る相手が違うな」
ジュドー「は、はい! ‥‥リィナ、心配かけて悪かったな」
リィナ「ううん。お兄ちゃんが無事でよかった‥‥」

※※No39Aで「許可する」を選択した場合のセリフ※※
マヤ「あ、艦長、先程から通信‥‥ど、どうしたんですか、その顔!?」
ブライト「‥‥スキンシップだ」
マヤ「は、はぁ‥‥」
マコト「艦長もまだまだ若いということですね」
ブライト「で、その通信とは誰からだ?」
※※No39Aで「断じて許可しない」を選択した場合のセリフ※※
マヤ「あ、艦長。先程から通信が入っています」
ブライト「誰からだ?」

マヤ「サリィ=ポォ大尉です」
甲児「ああ、あの元軍医さんか。ジェットスクランダーの時、世話になって以来だな」
ブライト「しかし、発信源は月だな‥‥よし、つないでくれ」
サリィ「お久しぶりです、ブライト大佐。DCを倒したご活躍はこちらでも話題になっていますよ」
ブライト「我々だけの力ではありませんよ。コロニーの人々の協力があったゆえんです。それより、何かあったのですか?」
サリィ「ええ。ゲスト=ポセイダル軍についてです。現在、地球での戦況は膠着状態にあるのですが、それをいいことにポセイダル軍の一部隊が月への侵攻を開始してきたのです」
キャオ「けっ、奴等が考えそうなことだぜ」
アムロ「しかし、考えてみればチャンスかもしれないぞ。向こうから戦力を分散してくれているのだからな」
ダバ「しかし、わざわざそのような危険を冒してまで月に侵攻する理由があるのでしょうか?」
サリィ「それはわかりません。ですが、このままでは月の被害も黙視できるレベルを超えてしまいます」
ブライト「そうですね、わかりました。これよりそちらへ向かいます」
サリィ「はい。ではお待ちしております」

コスモ「なぁ、ベス。俺達がここにいるのは戦う為なのか?」
ベス「そんなことを聞かれてもこまるが‥‥たしかにこの時代は戦いに明け暮れすぎているな。だが、それはあのゲストが元凶だ。それを叩くことでこの戦いが終わるのであれば我々は戦うだけだ。もしかしたら我々はその為にこの時代へやってきたのかもしれないな」
カーシャ「戦うために? ただそれだけのために? ならイデオンだけでも出来るんじゃないの? だって、無限の力があるんでしょ?」
カララ「我々が解決させてしまえばこの時代の人々は何もかわらないとおもいます。自分自身で変わろうとしなければ‥‥」
カーシャ「じゃ、今までと同じようにロンド=ベルの一員として命令に従えっていうの!?」
ベス「今のところそれ以外に方法がないならな」
カーシャ「人の言いなりになるのはイヤよ!」
コスモ「なら、運命に身をゆだねるんだな」
カーシャ「そんなものにまかせるなんて、もっとイヤよ!」
ハタリ「ベス、そろそろ出発の時間だぞ」
ベス「わかった。よし、議論はここまでだ。イデの意志であろうとなかろうと、いま我々はここにいる。そして時代が異なろうと、ここは母星であることにはかわりない。ならば我々の意志としてここを守るために戦おう」
コスモ「それしかないのか」

カララ「ねぇ、ロッタ。これはここでいいの?」
ロッタ「ええ。カララさんって家事もテキパキこなせそうですね」
カララ「そんなこと‥‥ウッ!」
ロッタ「カ、カララさん! どうしたの!? 気分が悪いの?」
カララ「い、いえ、大丈夫よ‥‥でも、少し休ませてもらうわ‥‥」
ロッタ「ええ、ここは任せて」
カララ「ごめんなさいね」「まさか‥‥いくらなんでも早すぎるわ‥‥」
〔カーソル、月付近へ移動〕
マヤ「間もなく月の重力圏へ入ります」
マコト「レーダーに反応!」
シゲル「データ照合‥‥ヘビーメタルです!」
ブライト「さっそくか‥‥よし、総員戦闘配置!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「復讐の刃」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ヘッケラー「ネイ様、本当によろしいのですか?」
ネイ「これもギワザ様の為。奴らにとってよい死に場所だ」
〈出撃ユニット選択〉
ヘッケラー「ぬうっ! あれは、ロンド=ベル!」
ネイ「‥‥やっと来たか」
ギャブレー「ハッシャ、あの娘、大丈夫なのであろうな?」
ハッシャ「まかせてくださいよ、かしらぁ。ちゃぁんと言いくるめていますって」
ギャブレー「ミヤマ=アスフィー‥‥操縦もさることながら、同時に4機ものヘビーメタルをコントロールするとは‥‥しかしなぁ‥‥本当のカタキがお前だと‥‥」
ハッシャ「だあーっ!! 聞かれでもしたらどうすんですか!?」
ギャブレー「まぁ、いい。アスフィーのことはお前に任せたぞ」
〔アスフィー、前進〕
ネイ「ギャブレー! 何故勝手に行動させる!?」
ギャブレー「わ、私は知りません!」
アスフィー「私の名はミヤマ=アスフィー。ダバ=マイロード! そこにいるのであろう!」
キャオ「女!?」
アスフィー「どうした!? 怖くて出てこれないのか!?」
〔味方ユニット出現〕
ダバ「俺はここにいる!」
アスフィー「お前がダバ=マイロードか‥‥母のカタキ、討たせてもらうぞ」
ダバ「母の、カタキだって? なんだ?」
アスフィー「その胸に聞きな」
ダバ「俺は女子供を殺した覚えはない」
アスフィー「母の名前はミヤマ=リーリンだ! そう聞けば思い当たろうが!
ダバ「リーリン‥‥あの盗賊の女親分か!? よせ、間違いだ! 俺はリーリンさんを殺してはいない!」
アスフィー「言い逃れを言うか、ダバ=マイロード! あの気の強かった母が命乞いをするのを無視して、お前が殺したと聞いている」
レッシィ「本当なの!?」
アム「本当のワケないでしょ!」
リリス「そうよ、何言ってるのよ!」
アスフィー「やってないと言うのならその証拠をみせてもらいたい」
ダバ「誰から聞いたか知らないけど、俺は君の母さんを殺してはいない」
アスフィー「証拠をみせてもらいたいといっている! やはり本当だったようだな。ならば‥‥死ね!」
〔敵ユニット出現〕
キャオ「なんだぁ? あのバッシュ、ヘンテコなワイヤーが繋がっているが‥‥もしかして、ヘビーメタルを操っているのか!?」
ブライト「とにかく、発進だ!」
〈出撃ユニット選択〉
ネイ「ワザン=ルーンならびにチャイ=チャーの両名は月の占拠を。我々がロンド=ベルを引き受ける」
ワザン「‥‥了解した」
チャイ「ワザン、本当に‥‥」
ワザン「言うな。我々は軍人だ。そしてこの作戦の指揮官はあのネイなのだ」
チャイ「ワザン‥‥」
ワザン「よし! 我が隊は月面都市の占拠に向かう!」
ダバ「あの子は僕に任せてください。みんなは他の奴を頼みます!」
ブライト「わかった。我々はアスフィー以外を狙う」
〔カーソル、ワザンを指定〕
ブライト「どうやら月に向かう部隊もいるようだな。月に侵入されれば何をされるかわからん。なんとしてでも阻止するぞ!」
<戦闘開始>

<3PP・第3軍増援1出現>>

〔第3軍ユニット出現〕
五飛「戦いは己の力で決するべきだ。それを‥‥」
ブライト「あのガンダムは‥‥」
五飛「正しき戦いを拒否するもの、それはすなわち悪だ。俺は‥‥悪を倒す!」

<ダバvsアスフィー>
アスフィー「母のカタキ!! ダバ=マイロード覚悟!!
ダバ「やめるんだ、アスフィー!」
アスフィー「うるさいっ!」
ダバ「誤解だと言っているだろ!」
アスフィー「危なくなると人はウソをいう!

<ダバがアスフィーを説得>
ダバ「何度言えばわかるんだ! 俺は君の母さんを殺したりなんかしていない!」
アスフィー「お前が殺していないというのなら、誰が殺した? お前は知っているのか!?」
ダバ「それは言えない、言えば君はそいつを殺しに行くだろう。そんなことをしても何にもならないんだ!」
アスフィー「はははは! オルドナ=ポセイダルが親のカタキだというあんたはどうなのさ? 自分はよくて、あたしにはやめろっていうの!?」
ダバ「そうだ!」
アスフィー「話にならないな! ダバ=マイロード、覚悟!!」
ダバ「よせ! 人を殺すと、もう普通の娘には戻れないんだぞ!」
アスフィー「黙れ!」
ダバ「不確かなままで人を殺す‥‥後悔するぞ。それでよければ‥‥殺りな」
アム「ダバ!」
レッシィ「ダバ! 死ぬ気!?」
※※既にハッシャ撃破の場合のセリフ※※
アスフィー「そんなことしたって無駄だ!! 死ね!」「母のカタキ!! ダバ=マイロード覚悟!!
ダバ「やめるんだ、アスフィー!」
アスフィー「うるさいっ!」
ダバ「誤解だと言っているだろ!」
アスフィー「危なくなると人はウソをいう!
[イベント戦闘「ダバvsアスフィー」]
※※まだハッシャ健在の場合のセリフ※※
アスフィー「なぜだ、ここであたしが撃てば死ぬのだぞ!? なぜ、そんなことができる!?」
ダバ「これが君に見せることができる証拠だ。信じられなければ、その引き金を引けばいい」
アスフィー「‥‥くっ!」
〔アスフィー&リモコンバッシュ、敵から第3軍へ〕
ハッシャ「なんかヤバイ展開だな。あの調子じゃ、俺がカタキだってことがバレちまうな。あんなのにつけねらわれちゃ、かなわんし‥‥可哀想だが、死んでもらうか‥‥」
アスフィー「!? ハッシャがあたしを‥‥仲間を、攻撃するというのか!」
〔アスフィー、第3軍から味方へ〕
〔第3軍ユニット離脱〕
アスフィー「‥‥ダバ、あんたを信じるよ」


<チャイ撃破>
チャイ「こんなところで‥‥お、おのれ‥‥ギワザァァァァッ!」

<ネイ撃破>
ネイ「つ・・・強い・・・ギワザ様・・・」

<ワザン撃破>
ワザン「うぉぉぉぉっ! ミ、ミザァァァン!」

<アントン撃破>
アントン「こんな奴らにおれが落とされるのか!?」

<ヘッケラー撃破>
ヘッケラー「なんだと?!」

<アスフィー撃破>
アスフィー「く、くそぉ‥‥まだカタキを討っていないのに‥‥それなのに‥‥ママぁぁぁぁぁ!!」

<チャイ&ワザン撃破・敵増援1出現>
ネイ「任務完了か‥‥よし、撤退する!」
※※まだアスフィー健在の場合、セリフ追加※※
アスフィー「あたしは退かない!」
ネイ「ちっ! 勝手にしな!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕

五飛「異星人‥‥だが、やつらの敵はロンド=ベル‥‥俺が手出しする必要はない‥‥」
〔第3軍ユニット離脱〕
ハルル「巨神はいないのか‥‥まぁ、いい。貴様等を倒してからゆっくりとさがすとしよう‥‥」

<敵が月へ到達>
ブライト「しまった! 間に合わなかったか!」
(→GAME OVER

<ダミド撃破>
ダミド「この俺がこんな奴に‥‥ちっ! 脱出する!」

<ハルル撃破orHP40%以下>
※※撃破の場合のセリフ※※
ハルル「くっ‥‥撤退する!!」
※※HP40%以下の場合のセリフ※※
ハルル「なぜだ!? なぜ勝てぬのだ!」

〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「よし、なんとか片付いたな‥‥」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ダバ「アスフィー。わかってくれてうれしいよ」
アスフィー「いや、こちらこそすまなかった。奴等の言葉を信じたばかりに‥‥迷惑でなければこれからも共に戦わせてほしい」
ダバ「しかし、君はまだ若い。それに、一度、戦いの中に自分を置けば、もう後戻りはできないんだぞ」
アスフィー「その覚悟はできているよ。あたしも役に立ちたいんだ」
アストナージ「ちょっとまってくれ。あのバッシュ、あんたが操っていたんだろ?」
アスフィー「え? そうだけど?」
アストナージ「あんた、うちでメカニックやってみる気ないか? 電子系の専門家の手が足りないんだ。赤木博士はなにやら黙々と作っていたりするし、ニナさんはガンダムが専門だし、シェリルさんもいろいろ忙しそうなんだ。あんたならそっちのほうも大丈夫だろ?」
キャオ「おいおい、なんで俺に声をかけねぇんだよ!? 俺じゃ、役不足ってか?」
アストナージ「お前、電子系は専門外だろ?」
キャオ「俺だってそれぐらいできる! なんかすごくプライド傷ついたぜ」
アストナージ「しかし、パイロットの片手間にできる仕事じゃないぞ。つまり専属のメカニックになるようなものだ。それでもいいのか?」
キャオ「うっ‥‥そ、それでもいい!」
アスフィー「あたしはパイロットのほうがいいけどどうしてもって言うなら、そっちでもいいよ」
ダバ「個人的にはアスフィーには戦ってほしくありません。しかし、ここの指揮官はブライト艦長です。判断はお任せします」
ブライト「そうだな‥‥」
キャオをメカニックにする
アスフィーをメカニックにする

※※「キャオをメカニックにする」を選択した場合のセリフ※※
ブライト「それじゃ、キャオ、君に頼む。君なら他のところでも力になれそうだ」
キャオ「へっ! そうだろ、そうだろ? 最初からそう言ってくれればいいのによ! よっし! 電子系でもなんでももってこいってんだ!」
※※「アスフィーをメカニックにする」を選択した場合のセリフ※※
ブライト「さきほどの腕をみるかぎり電子系ではアスフィーのほうが適任だろう。それにキャオにはヘビーメタルの整備を手伝ってもらわなければならない。キャオもメカニックだけに束縛されるのは嫌だろ?」
キャオ「ま、まぁな。いや~、やっぱりひとつの仕事に専念させるには惜しい男なんだよなぁ。ああ、自分の才能が怖いぜ‥‥」
アスフィー「‥‥まぁ、ボスのあんたがそう言うんならあたしはかまわないけど‥‥」

ブライト「よし、決定だ。これでいいな」
ダバ「わかりました。では、キャオもアスフィーも頑張ってくれ」
アム「リーリン姐さんの娘か~。似ているようで似ていないわね」
アスフィー「あんた、ママを知ってるのか!?」
アム「昔ちょっとね」
レッシィ「何言ってるのよ。元仲間でしょ? まっ、途中で見捨ててダバについていったんだけどね~」
アスフィー「なにっ!」
アム「レッシィ! あんた!!」
アスフィー「‥‥」
アム「え、その、いや‥‥そういうこともあったかなぁ‥‥って‥‥それじゃ、そういうことで‥‥」
アスフィー「ちょっと待て! コラ!」

≪No39Aで「断じて許可しない」を選択≫
アストナージ「おい、このパーツ‥‥」
モンド「どうです? 一応使えそうなものをもってきたつもりなんですが‥‥」
モーラ「こいつはたまげたね。あんた、本格的にメカニックの勉強してみる気ないのかい?」
モンド「え?」
アストナージ「こいつはあのガトーが乗っていたノイエ・ジールの予備パーツだ。これだけそろってりゃ、ほとんど同じモンを組み立てられるぞ。それにパーツの収集にほとんど無駄がない」
モンド「アストナージさんや、モーラさんにほめてもらえるなんて光栄です」
アストナージ「専属になれとはいわないが、手が空いた時は手伝ってくれないか?」
モンド「俺でよければよろこんで!」

≪ガトーが仲間にいる≫
ガトー「‥‥失礼する」
ブライト「もう身体のほうは大丈夫なのか?」
ガトー「‥‥ああ。この程度の傷は傷のうちに入らん。で、私の処分でも決まったのか?」
万丈「ああ。一度は共に戦った仲間とはいえ、今の君はDCの将校だ。連邦規約に照らし合わせてもその処置は軽いものではない」
ガトー「‥‥当然だな」
ミサト「でも、残念ながらそれを決めた連邦議会はトレーズ元准将が代表になった段階でなくなっちゃったのよねぇ~」
ブライト「そこでだ。我々は独立部隊の戦時特権として君をロンド=ベルの一員として迎え入れることを決定した」
ガトー「私を‥‥袂を分かった私を再び仲間として招き入れる、そういうのか‥‥」
万丈「我々には君の力が必要だ。ぜひ、力を貸してくれないか?」
ガトー「‥‥そこまで言われて断るワケにはゆかぬ。この命、貴公らにあずける。存分に使ってくれ」

マヤ「サリィ=ポォ大尉から通信が入っています」
ブライト「つないでくれ」
サリィ「ありがとうございました。フォン・ブラウンの市長に代わり、お礼を申し上げます」
ブライト「いえ、当然のことをしたまでです。それよりも現状がどうなっているか教えてもらえませんか?」
サリィ「ええ。でも、それはフォン・ブランに着いてからにしませんか? 直接お伝えしたいし、補給のほうも必要でしょう?」
ブライト「直接? ‥‥わかりました。こちらもフォン・ブラウンに寄るつもりでしたので」
サリィ「ではお待ちしています」
【シナリオエンドデモ終了】


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