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No.46A
ファイナル・オペレーション-完結-


サブタイトル
「ファイナル・オペレーション-完結-」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔第3軍ユニット出現済み〕

〈出撃ユニット選択〉
ブライト「こんなときに‥‥」
アムロ「どうする、ブライト?」
ブライト「シロッコは後回しにして、まずはバッフクランをなんとかしなければならんな‥‥」
カララ「うっ‥‥こ、ここは‥‥」
ハルル「!? お、お前は‥‥カララ!」
カララ「ハルル姉さん‥‥それじゃ、ここはドロワ・ザンの中‥‥」
ハルル「‥‥なるほど、イデの意志か‥‥」
カララ「イデ‥‥そう、私に‥‥」
ハルル「‥‥」
カララ「イデが私に何をさせたいのかわかりません。ですが、ここにいることの意味は理解したつもりです」
ハルル「‥‥何が言いたい?」
カララ「私はイデの使者としてここにいます」
ハルル「はははは! 異星人に寝返ったお前がか? あのような奴等と馴れ合うなど、恥を知れっ!」
カララ「ロゴダウの異星人といってもバッフクランと全く同じです。必ず理解しあえます」
ハルル「バカな‥‥異星人どもなどに感化されおって‥‥」
カララ「そうではありません。わかりあえる、その証拠に私のお腹の中では新しい命が育っています‥‥」
ハルル「‥‥児を身ごもったというのか? 異星人の‥‥栄えあるアジバ家の者であるお前が、異星人の児を身ごもったというのか!?」
カララ「そうです。私はベスを心から愛しています。それが二つの民族がわかりあえるという確かな証だと思っています」
ハルル「‥‥そこまで堕落したか、カララ!」
カララ「姉さん! まだおわかりになりませんか? 憎しみは滅びに道です。それがすべての始まりだったのです」
ハルル「二つの民族が出会い、そして憎みあわなければイデも目覚めはしなかった‥‥そう言うのか?」
カララ「そうです。我々の出会いはあまりにも不幸すぎたのです」
ハルル「フッ‥‥自分の軽はずみな行動がすべての元凶であることを棚に上げ、よく言う‥‥」
カララ「姉さん!」
ハルル「お前に姉呼ばわりされるいわれはない! アジバ家の名誉のためだ、死んでもらう!」
〔銃を構える音〕
カララ「‥‥名誉、ですか‥‥姉さんはいつまでそのようなことで自分の心をごまかしているのですか?」
ハルル「‥‥なんだと?」
カララ「ギジェから聞きました。姉さんが愛した人を私たちが殺したと。その人の死が姉さんをそこまで変えたのですね?」
ハルル「‥‥」
カララ「私にもその気持ちはわかります‥‥」
ハルル「わかる‥‥だと? お前にこの悲しみのなにがわかるというのだ! お前は好きな男の児を宿せたのに私はダラムと心を通じさせることもできなかった‥‥失ってはじめて自分の心に気づいたのだ‥‥しかし、ダラムはもう二度とかえらぬ! 私はお前が憎い。私は父上の期待に応えなければならなかった‥‥私は男であることを強要されたのだ!」
カララ「姉さん‥‥わかりました。私を撃つことで姉さんの気持ちが少しでもはれるのなら引き金をひいてください。私もベスを殺されれば、姉さんと同じようになっていたでしょう。人を愛するという気持ちは私もわかるつもりです」
ハルル「‥‥私は本気だぞ」
カララ「私も本気です。姉さんに撃たれるのならそれでもかまわないと思っています」
ハルル「‥‥」
カララ「‥‥」
〔銃を構える音〕
ハルル「‥‥強くなったな。そのベスという異星人はそれほどの男なのか?」
カララ「はい。やさしく、しかも強いひとです」
ハルル「フッ‥‥いいだろう。この戦いで我々と異星人どもがわかりあえるということをみせてみよ」
カララ「姉さん‥‥ありがとう」
ハルル「勘違いするな。我々は進んで攻撃をしないだけだ。まずはそちらの誠意というものをみせてもらう‥‥」
バッフクラン兵士「申し上げます! ガドモア・ザンの砲塔が本艦へ回頭しております!」
ハルル「なにっ! ‥‥ハンニバル=ゲンめ、どういうつもりだ?」
ハンニバル「フン! このワシがいつまでも小娘の言いなりになるとは思うなよ‥‥ハルル‥‥恨むのなら貴様を司令とした父を恨むのだな!」
〔ハルル、第3軍から味方へ〕
バッフクラン兵士「ハ、ハルル様! 本艦以外はすべて命令を無視しております!」
ハルル「おのれ‥‥ハンニバル‥‥」
カララ「姉さん! いけませ‥‥うっ‥‥ま、また‥‥」
ハルル「!?」
ベス「カ、カララ!」
カララ「ここは‥‥ソロシップ‥‥?」
シェリル「いったいどうしたの?」
カララ「イデの意志です。イデの力によって私は姉に会ってきました。あの、ドロワ・ザンに転移して‥‥」
ベス「なんだって!?」
カララ「説明している暇はありません。姉は我々に理解をしめしてくれました。あのドロワ・ザンを救ってください!」
シェリル「ハルル=アジバが? 理解を?」
ベス「ブライト艦長!」
ブライト「ええ、聞こえていました。我々にも詳しいことはわかりませんが、カララさんの言葉を信じましょう。よし! ドロワ・ザンを守る! ソロシップは後方で待機していてください!」
ベス「いえ、我々も戦います!」
マサキ「もっとカララさんの身体のことを心配してやりなよ」
甲児「そうそう。せっかく授かった新しい命なんだからよ」
ベス「みんな‥‥」
ブライト「我々を信じてください。必ず助けてみせますよ」
ベス「‥‥わかりました。お願いします!」
〔ベス、後退〕
〔味方戦艦離脱〕

マヤ「レーダーにあらたな反応!」
甲児「今度はなんだ!?」
〔敵ユニット出現〕
アムロ「デビルガンダム‥‥まだ生きていたか‥‥」
ウルベ「聞けぇっ、愚かな虫けら共よ! 見よぉっ!! この無限の力を! 今まさに私は世界の覇者となるぅ!!」
ドモン「ウルベ!」
ウルベ「くくくく、貴様らなどいつでも倒せる。さぁ、デビルガンダムよ、ザコどもなどにかまうことはない! その力を愚民どもにみせつけてやるのだっ!!」
万丈「奴ら地球に降下するつもりか!? そうなれば、またこの前のくり返しになってしまう!」
ドモン「そんなことはさせん!」
〔味方ユニット出現〕
ドモン「ウルベ!、貴様、何をするつもりだぁっ!」
ウルベ「何、だと? そんな事は見ていれば解るさ‥‥そう‥‥見る! ただそれだけでいい‥‥思えば私もそうだった‥‥あの日、私は地球に逃れようとするアルティメットガンダムを捕獲しようとし、その時、見た! そうっ! まさしく悪魔をっ!! だが、私にはこう思えた‥‥彼はあの瞬間、私との再会を契約したのだ‥‥この顔を真っ赤に染めた血を、その印として‥‥そして私は手に入れた! この姿、形となった、力そのものをっ!! 最高の生体ユニットとともになっ!」
ドモン「ウルベ‥‥!!」
ウルベ「くくくく‥‥まったくもって、君は楽しませてくれる‥‥」
ドモン「何ぃ!?」
ウルベ「私とミカムラ博士の仕組んだことを何の疑いもなく信じ、かつての師とも死闘を繰り広げ、そして実の兄をその手にかける‥‥楽しく見させてもらったよ」
ドモン「貴様ぁぁぁぁっ!」
レイン「ウウッ‥‥」
〔ドモン、レインへ接近〕
ドモン「レ、レイン! 大丈夫か!?」
レイン「いや‥‥いや! こないでぇぇぇ!」
ドモン「レ、レイン‥‥?」
ウルベ「くくくく‥‥ムダだ。実の父が自分の愛する男を苦しめていた元凶であったのだからな。君にあわす顔などないのでろう。今の彼女の心はいわば殻に閉じこもった状態。ただ君を拒絶するだけだよ‥‥くくくくく」
ドモン「‥‥貴様ぁっ!!」
ウルベ「ふふふふ‥‥父親の開発した理論が、恋人の体を使って君を倒す‥‥なんとも皮肉な話じゃないか‥‥えぇ?」
ドモン「貴様っ!!」
ウルベ「無駄だよ‥‥レイン君を失った君に勝ち目は無い‥‥君は安らかに眠りたまえ‥‥レインと、共に‥‥」
レイン「‥‥」
ドモン「レイィィィィンッ!!」
ウルベ「さあっ! 夢も終わりだぁっ!!」
甲児「こりゃ、二手にわけるしかねぇな‥‥」
ブライト「とにかく奴らをなんとかしなければならない! 総員、第一種戦闘配置!」
〈出撃ユニット選択〉
〔味方ユニット出現〕
トレーズ「気をつけたまえ、まだシロッコはアクシズの中だ。あまり戦力を分散させるのは危険だ」
ブライト「わかりました! トレーズ代表もお気をつけて!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
ミリアルド「間に合ったか‥‥いまだ、垣間見た未来への決断はつかめぬが‥‥サンクキングダムでの借りをここで返させてもらおう」

<4EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ミサト「なに? あのいかにもって感じの機体は?」
アムロ「ヴァルシオン!」
シロッコ「待たせたようだな。ロンド=ベルの諸君‥‥」
カミーユ「シロッコか! いや、お前はいったい誰だ!? パプティマス=シロッコはたしかにルナツーで死んだはずだ!」
シロッコ「すると私は幽霊ということになるな。だが、こうしてちゃんと足はついているぞ」
カミーユ「ふざけるなっ! お前がここにいるということはあれは偽者だったということか!?」
シロッコ「偽者か‥‥たしかにそうとも言えるな。肉体の構成はまったく同一であるが、本物でないことはたしかだな‥‥」
カミーユ「!? まさか、クローン‥‥」
シロッコ「そう。あれは私の意志で造りあげた私自身のクローン‥‥まあ、欠陥品であったがな」
アムロ「お前が本物というワケか‥‥」
シロッコ「くくくく‥‥本物‥‥ふふふふふ」
カミーユ「何がおかしい!?」
シロッコ「‥‥シャピロも余計なことをしてくれたものだ。最後の最後に真実を教えるとはな‥‥」
カミーユ「真実‥‥? どういうことだ、シロッコ!?」
シロッコ「ふふふ、さて、おしゃべりはここまでだ」
カミーユ「シロッコ! いったい何を考えている!?」
シロッコ「くくくく‥‥この行動は後世へ語り継がれる。そして私の名は人々の記憶に残るだろう。ふふふふ‥‥ははははははっ!」
カミーユ「シロッコ‥‥!」
シロッコ「さて、そろそろはじめるか‥‥」
アムロ「シロッコ! 何をする気だ!?」
シロッコ「ふふふ、このアクシズを止めたとおもっているのだろうが、では、この力場を崩壊させればどうなるかな?」
リツコ「!? まさか、爆発させる気!?」
さやか「そんなことになればアクシズの破片が地球へ‥‥」
シロッコ「くくくく、もう手遅れだよ。すでに時限装置は作動している。爆発は止められんよ‥‥」
ブライト「くっ‥‥」
トレーズ「!!」
〔トレーズ、シロッコへ隣接〕
レディ「トレーズ様!」
トレーズ「レディ、あとは頼む‥‥」
レディ「トレーズ様っ!」
シロッコ「ふっ‥‥甘いな‥‥その程度の機体でこのヴァルシオンを倒せると思うなっ!」
ミリアルド「トレーズ‥‥そうか、お前もか‥‥」
〔ミリアルド、シロッコへ隣接〕
トレーズ「ミリアルドか‥‥」
ミリアルド「最後まで君の友人にはなれなかったな」
トレーズ「何を言う。今でも君は心の友だと思っている」
ミリアルド「友‥‥そうか、私はいつのまにかエピオンの見せた未来からひとつの道を選びとっていたのか‥‥フフフフ‥‥」
トレーズ「そうだ。そして君の選んだ道は間違っていない。あとは彼らに託そう。次の時代を担うであろう、彼らに‥‥」
シロッコ「貴様ら、正気か!?」
ミリアルド「無論だ。私の手は血にまみれすぎた。次の時代には私のような人間は必要ないのだ。リリーナ‥‥父の、そして私の理想を、その灯火を消さないでくれ! シロッコ‥‥共に旅立ってもらうぞ!」
トレーズ「あとは頼む‥‥レディ‥‥」
〔シロッコ、前進〕
〔アクシズ、消滅〕

シロッコ「お、おのれ‥‥だが、これでおわったわけではない! たとえ破片であろうと地球に落とせば‥‥くくくく‥‥その傷跡こそ私がここに存在していたというたしかな証となろう‥‥ふふふふふ」
ハルル「!? 自らの手で母星を傷つけるというのか!?」
シロッコ「それがどうした?」
ハルル「たとえ異星人のものとはいえ、母星が傷つくのを黙ってみることなどできぬ」
シロッコ「フッ‥‥ムダなことを。あの質量をそんな艦で止めれると思っているのか?」
ハルル「やってみせる!」
カララ「姉さん!」
ハルル「フッ‥‥私はどうかしたのかもしれんな。こんなことに命をはろうという気になっている。何故かな?」
ブライト「我々も協力する。赤木博士、装置はまだ積み込んだままでしたね?」
リツコ「ええ」
ブライト「良し!もう一度あの装置を使う! なんとしてもアレを止めるんだ!」
シェリル「こんなときにイデの力がつかえたら‥‥」
ジョリバ「なんとかならないのかよ!」
ハタリ「‥‥イデは純粋な防衛本能に反応する。もしかしたらそれはつまり、純粋な想いのことなんじゃないか?」
ロッタ「でも、純粋な想いって‥‥」
カララ「!! あの地球を救う。そのことだけを考え、祈るのです!」
ベス「祈る!」
カララ「そうです。祈り、想いつづけることでイデが応えてくれるかもしれません」
ベス「可能性があるならそれにかけてみよう。かならずイデは応えてくれる、そう信じて!」
〔敵ユニット出現〕

<DGレイン(デビルガンダム搭乗)撃破・敵増援2出現>
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ドモン「なにっ!」
ウルベ「見よ! これがデビルガンダムの真の姿! ククククク‥‥人間などぉ、滅びてしまえぇっ! ワーハッハッハッハッ!! ハーハッハッハッハッ!!」
ドモン「デビルガンダムが‥‥レインっ!」

<カミーユvsシロッコ>
カミーユ「シロッコ! もう逃がしはしない!」
シロッコ「そうだ。もっと憎め。そして、私の名をその心に刻み込むがいい!」
カミーユ「ああ、それが望みならそうしてやる! そして、俺はお前を‥‥倒す!」

<DGレインが地球へ到達>
ウルベ「わははははは! これで地球はもらった! さぁ、デビルガンダムよ、思う存分、暴れまわるがいい!!」
(→GAME OVER

<味方がアクシズの破片へ到達>
ブライト「よし、今だ!」
〔フィールド生成〕
ブライト「失敗か!?」
リツコ「あの破片、爆発の反動で動いているのではなかったのね‥‥しかし、動かしている力がこちらの干渉する力よりも大きいというの? そんなこと考えられないわ‥‥」
ミサト「うそでしょ‥‥」
ブライト「くっ! もう、我々にはどうすることもできないのか‥‥」

<アクシズの破片が地球へ到達>
ブライト「アクシズが‥‥落ちてゆく‥‥」
ハタリ「やっぱりダメだったのか‥‥」
シェリル「イデが私達を拒絶したの?」
カララ「いえ、そんなことはありません! イデは迷っているのです」
ベス「カララそれはどういうことだ?」
カララ「理由はありません。ただ、そう感じるのです。このお腹の赤ちゃんを通してイデの意志を感じることができる‥‥そんな気がするのです‥‥」
シェリル「メシア‥‥」
カーシャ「そうよ! イデの伝説の中に出てくる、救世主メシア。ベスとカララの赤ちゃんがあたし達をまもってくれるわ!」ベス「メシアか‥‥カララ」
カララ「ええ。いきましょう、ベス」
〔味方戦艦出現〕
ブライト「!? 何をする気だ!?」
ベス「心配はいりません。我々が止めて見せます!」
〔ハルル、アクシズの破片へ接近〕
カララ「‥‥姉さん?」
ハルル「ここまで来たのだ。最後まで付き合わせてもらう」
カララ「姉さん‥‥わかりました。共にいきましょう!」
ブライト「待て! 危険だ!」
マコト「アクシズ周辺の空間に坊だなエネルギーが集束していっています!」
ミサト「何? いったい何がおころうとしているの?」
〔コスモ、アクシズの破片へ接近〕
ベス「カララ、大丈夫か?」
カララ「ベス、しっかり抱きしめてください‥‥強く、離さないで‥‥」
ベス「ああ。大丈夫だ。どんなことになろうと離しはしない。ずっと一緒だ‥‥」
ハルル「わかりあうか‥‥もうすこし早くその事に気づいていれば‥‥いや、だからこそ理解できるのかもな‥‥ふふふふ、ダラム、もう一度、逢いたかった‥‥」
ベス「イデよ! お前が何をもとめているのかわからない。しかし、お前の導きによって我々はここに来た。そして今、心からこの星が救われることを願う! だから、だからもう一度お前の力を! すべての未来と過去に可能性があるかぎり、俺は信じつづける! 人はわかりあえるということを!」
マコト「エネルギー値、さらに増大! 測定不能!」
カララ「感じます‥‥イデの意志‥‥ ‥‥戻りましょう。私たちの時に‥‥」
〔イデオンゲージ、第6段階〕
〔ベスにイデの輝き〕
〔アクシズの破片、消滅〕
〔ベス&ハルル&コスモ、消滅〕

シゲル「アクシズ、完全に消滅しました‥‥」
ブライト「いったい何が‥‥」
マコト「周辺のすべての計測値は正常に戻っています」
ミサト「あの子達は?」
シゲル「反応ありません。空間の残留反応も同様です。完全に消え去っています」
リツコ「あれがイデの力? もしそうだったら、私達はとんでもないものと一緒にいたのね‥‥」
レディ「トレーズ様‥‥地球は守られました‥‥」

<シロッコ撃破>
シロッコ「ふふふふ‥‥これでいい。これで。所詮、私は偽りの存在。これでやっと‥‥」
〔敵ユニット離脱〕

<DGレイン(デビルガンダム最終形態搭乗)HP50%以下>
〔ドモン、DGレインへ隣接〕
ドモン「レイン! 頼む、目を覚ましてくれ!」
レイン「イヤ‥‥」
ドモン「レイン!」
レイン「こないでっ!」
ドモン「レイン‥‥やっぱり俺にはレインを救うことはできないのか‥‥くっ‥‥」
〔水の滴る音〕
ドモン「‥‥感じる‥‥レインの心‥‥俺を拒絶する‥‥そして深い悲しみ‥‥!? これは‥‥そうか‥‥レイン‥‥すべてを一人で背負うつもりだったのか‥‥そこまで自分を追いつめて‥‥レイン‥‥俺は、少しもお前の苦しみに気づかなかった‥‥だが、今はわかる。だからレイン‥‥もう一度、もう一度、戻ってくれ‥‥レイィィィィン!!」
レイン「‥‥!」
ドモン「レイン‥‥聞こえるか‥‥レイン‥‥」
レイン「‥‥」
ドモン「返事はしなくてもいい‥‥ただ聞いていてくれればいい‥‥。すべてはウルベと君の父さんの陰謀だったんだな‥‥でも、そんなことはもういいんだ! ‥‥いいんだよ‥‥それとも、そのことで俺がお前をせめるって思っているのか?」
レイン「‥‥」
ドモン「なぁ‥‥俺達は今までいったい何をしてきたんだ? ともに過ごした日々は‥‥一体何だったんだ? まだ何も答え何かでてないじゃないか‥‥ ‥‥覚えてるか? あの時‥‥母さんの墓前で十年ぶりに遭った俺達は‥‥偽りの真実を頼りに地球というリングに降り立った。俺は! 無我夢中で戦った!! そして‥‥勝利してきた。でもそれは全てお前がいつも一緒にいてくれたおかげなんだ‥‥そうだよ‥‥お前と俺とで戦ってきた勝利なんだ‥‥だから、これからも一緒でなくちゃ、意味がなくなるんだ‥‥」
レイン「‥‥」
ドモン「なぁ、レイン‥‥俺は臆病だったのかもしれにあ。お前の気持ちを知りながら、たった一言がいえなかった俺は、情けない男だった‥‥そして、俺は、戦うことしか出来ない不器用な男だ‥‥だから、こんなふうにしかいえない‥‥俺は‥‥お前が‥‥お前が‥‥お前が好きだぁ!! お前が欲しぃぃぃっ!! レイィィィィィィィィィィン!!」
レイン「ドモォォォォン!!
ドモン「レイィィィン!!
レイン「ドモォォォォォォォォォォォォン!!」
ドモン「レイン!!」
レイン「ドモン! ごめんなさい‥‥でも、私もう離れない‥‥」
ドモン「離しはしない‥‥」
レイン「ずっと、ずっと一緒よ‥‥」
[デモムービー「石破ラブラブ天驚拳」]
〔敵ユニット撃破〕
ドモン「さぁ、これが俺達の門出だ!」
レイン「うん‥‥!」

<ウルベ撃破>
ウルベ「ふん! そのような攻撃‥‥なっ! なにっ!? 再生しない‥‥どういうことだ!? そんな‥‥私は‥‥ぐあぁぁぁぁぁっ!」

<ハンニバル撃破>
ハンニバル「な、なんだと‥‥そんな‥‥ぐおぉぉぉぉ!」

<敵全滅&アクシズの破片が地球へ到達>
【戦闘マップ終了】



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