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No.9
訣別(前)

【シナリオデモ開始】
アムロ「ここで間違いないのか? なんか場違いな気がするな‥‥」
ミサト「最高級ホテルですよ。ゴータ・インダストリーってお金持ちねぇ~」
支配人「お待たせいたしました、こちらでございます」
アムロ「あ、ああ」
ギャリソン「お久しぶりでございます、アムロ様」
アムロ「ギャリソンさん!? どうしたんです、こんなところで‥‥」
ギャリソン「盗聴の恐れがございましたので、非常手段をとらせていただきました。ここならば盗聴される心配はございません」
アムロ「盗聴?」
ギャリソン「現在ロンド=ベルは厳重な監視下に置かれておりますでな。こうでもせねば連絡がとれない次第でございまして」
ミサト「どういう事です?」
ギャリソン「順をおってお話しした方がよろしいようですな。一般には知られていませんが、ゴータ・インダストリーは破嵐財閥の系列会社のひとつなのでございます。皆様方がこちらに連絡をとっていただけたのは幸いでございました。どうしても皆様方にお伝えせねばならない緊急事態がございまして」
アムロ「緊急事態? なんです?」
ギャリソン「ティターンズがドレイクたちと手を結びました」
ミサト「!? そんな‥‥ドレイクって、あのバイストンウェルの軍勢の首謀者でしょ!? そんなのってアリ!?」
ギャリソン「我々の情報網が、ジャミトフ中将の腹心、バスク大佐とドレイクが接触したのを確認しております。また、確実な証拠が、ここ、沖縄にございます」
アムロ「証拠?」
ギャリソン「はい。この沖縄の連邦軍ドックに、ドレイクのウィル・ウィプスが停泊しております」
アムロ「まさか‥‥しかし、一体なぜ!?」
ギャリソン「これは推測でございますが、おそらく両者の利害が一致したためでしょうな」
アムロ「ドレイクが地上での補給線の確保に苦しんでいるのはわかる‥‥だからドレイク側にとっては渡りに船だったんだろう。しかし、ティターンズ側にメリットがない」
ギャリソン「ティターンズのメリットは、一気に戦力の増強ができること、でしょうな」
ミサト「戦力の増強って‥‥そんな危険な手段で戦力を増強しなきゃならないほど、切羽詰まった状態じゃないはずでしょ!?」
ギャリソン「左様ですな。平時であれば、それほど戦力は必要ではありません。しかし‥‥」
ミサト「まさか‥‥」
アムロ「戦争‥‥か?」
ギャリソン「おそらくは‥‥それも、ごく近いうちに」
ミサト「相手がいないわよ! ポセイダル=ゲスト連合軍は撤退したのよ!?」
アムロ「‥‥コロニーか‥‥」
ギャリソン「はい。十中八九、間違いございません」
ミサト「え!? で、でも、確かトレーズ准将がコロニーに親善大使を派遣したはずでしょう?」
アムロ「‥‥トレーズ准将は、ジャミトフ中将とは反目していると聞いている。トレーズ准将の行動が、逆にジャミトフの計画を促進させた‥‥そういう事か」
ギャリソン「いかがなさいますかな、アムロ様。このまま上海に向かえば、間違いなくロンド=ベルは反逆罪に問われますぞ」
アムロ「‥‥そこまでご存知でしたか。確かに、今のティターンズの行動から考えれば、シャンハイに向かうのは自殺行為に等しいが‥‥」
ミサト「ブライト艦長ともう一度相談したほうがいいでしょうね」
アムロ「そうだな。ギャリソンさん、有益な情報をありがとうございます。早速隊に戻って相談してみます」
ギャリソン「まあまあ、それほどお急ぎにならずとも。そろそろ夕食の用意も整っておるはずです。お忘れですかな? 私は皆様を晩餐にご招待したのですぞ」

リョウ「ジャミトフめ! そこまで腐っていたか!」
ショウ「ドレイクと手を結ぶなんて‥‥」
シーラ「ドレイクは、地上を我が手におさめようと考えています。そのドレイクと手を組むとは、ジャミトフという男、ドレイクと同質であるといえます」
アムロ「ブライト、ギャリソンさんも言っていたが、このままシャンハイに向かうのは危険すぎる」
ブライト「‥‥コーウェン中将かイゴール准将に連絡がとれれば、少しは事態の打開策もあるんだが‥‥」
甲児「ジャミトフの言いなりになってる連邦軍なんかに所属してる必要なんてねえぜ!! やめちまえばいいんだよ!」
ブライト「気楽に言ってくれるな、甲児。そんな事をしてみろ、我々は反逆者になる」
甲児「このまま上海に行っちまっちゃあ、おんなじ事だろうが!」
ブライト「だが、我々だけの問題じゃない。協力してくれている君達や、各研究所にも迷惑が及ぶことになるんだぞ」
さやか「お父様なら、理解していただけると思うわ
豹馬「おっちゃんだってそうだぜ! これ以上ティターンズのやつらの横暴を、許しておけるかってんだ!!」
クワトロ「ティターンズの悪事の証拠を手に入れれば、何とかなるかもしれんな。それを議会に提出できればジャミトフを失脚させる事もできるはず」
ミサト「けど、議会にだってジャミトフは影響力を持ってるんでしょ? 握り潰されたりしないかしら‥‥」
クワトロ「連邦議会も、そこまで腐りきってはいまい。ジャミトフの影響を受けていない議員に連絡をとれば可能性はある」
カミーユ「なら、連邦軍のドックに停泊しているというウィル・ウィプスを見つけましょう。動かぬ証拠になります」
ブライト「‥‥それしか手はなさそうだな。よし、少数部隊で調査にでてもらう。ティターンズとドレイク軍の癒着を証明する物的証拠を手に入れる」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「訣別(前)」


【戦闘マップ開始】
〈出撃ユニット選択〉
〈出撃ユニット選択〉

ブライト「ドックの数は7、このうちのどれかにウィル・ウィプスがいるはずだ。時間がかかると逃げられる恐れがある。急げ!」
ガディ「ん? なんだ‥‥ロンド=ベルの連中か? 何をやっている!? ブライト大佐を呼び出せ!!」
ブライト「なんでしょう、ガディ中佐」
ガディ「なんだあれは? どういうつもりだ?」
ブライト「通常の演習ですが、何か問題でも?」
ガディ「演習だと!? ここは我々の管轄だ! 勝手な行動は許さん!!」
ブライト「演習を行うのに、ティターンズの許可が必要だという話は聞いておりませんが」
ガディ「ぬう‥‥」(ロンド=ベルめ、独立権をカサにきて勝手な事を‥‥しかし、なぜ演習などと‥‥! まさか!?)「演習だといったな、ブライト大佐。ならば、その演習、我々ティターンズも共同で行おう」
ブライト「う‥‥それは‥‥」
ガディ「なに、遠慮はいらん。諸君らをアグレッサーと仮定した、実弾演習でいかがかな?」
ブライト「!? それは危険すぎます!! ここは市街地です!」
ガディ「ほう、そいの市街地で、先に演習を行ったのは諸君らではないのかな? 心配せずとも、諸君らの破壊された機体の修理くらいは引き受けてやる」
ブライト「ガディ中佐!」
ガディ「こちらも本気でやらせてもらう。健闘を祈るよ」
マコト「通信、切れました!」
ブライト「くっ‥‥こちらの意図に気付いたか? 探索に出ているメンバーに気をつけるように伝えろ!」
ガディ「ふん、ロンド=ベルめ、小賢しいマネを。この機会に一気に葬ってくれるわ。総員、出撃せよ!」
〔敵ユニット出現〕
ガディ「さて、あとは連中を退避させるだけだが‥‥連絡はとれたか?」
兵士「は。あと10分かかるそうです」
ガディ「急がせろ。ロンド=ベルにかぎつけられてはまずい事になる」
兵士「はい」
※※シンジが出撃した場合、セリフ追加※※
シンジ「いいのかな‥‥こんな事って‥‥」
アスカ「バカ!! やらなきゃこっちがやられるのよ!! よけいな事考えてちゃダメでしょうが!!」
シンジ「けど‥‥」
ミサト「シンジ君、アスカのいう通りよ。けど、できればあまり戦わずにすませたいところだけどね」
アスカ「何よ、自分が戦わないからって、気楽にいってくれるわね!!」

<戦闘開始>

<味方がドックへ到達(1回目)>

マコト「異常ないようです」
ブライト「残るは6つか‥‥」

<味方がドックへ到達(2回目)>
マコト異常なし」
ブライト「違ったか‥‥」

<味方がドックへ到達(3回目)>
マコト「まだ発見できません!」
ブライト「またか‥‥」

<味方がドックへ到達(4回目)>
マコト「ダメです! いません!」
ブライト「あと3つ‥‥急げ!」
ガディ「ちいっ! やはりやつらの狙いは例のやつらか!! 急いで待避させろ!!」

<味方がドックへ到達(5回目)>
マコト「ここも違うようです!」
ブライト「‥‥どういう事だ?」

<味方がドックへ到達(6回目)>
マコト「またです! ここも違います!」
ブライト「くっ! 運が悪かったというのか!? 残りのひとつを急いで調査!!」

<甲児(マジンガーZ搭乗)が特定位置へ到達>
キミコ「きゃっ! ノリコぉ、やっぱり危ないわよ。寮にもどろうよ」
ノリコ「‥‥キミコ、今週の乙女座は?」
キミコ「六日はラッキー、素敵な出会いが待っている‥‥」
ノリコ「ほんと‥‥! 今日は人生最良の日だわぁ‥‥あのマジンガーZをこの目で見れるんだから‥‥」
キミコ「あ、どこいくの! 踏み潰されちゃうよ、ノリコってば!」
甲児「ん? あれは‥‥人じゃねえか!」
ノリコ「すごい! 本物のマジンガーZだ!」
〔叩く音〕
ノリコ「へぇー、これが超合金Zかぁ‥‥」
甲児「お、おい、あぶねぇだろ! 離れろ!」
キミコ「あ、ごめんなさい! ほら、行くよ!」
ノリコ「あーっ! もうちょっとだけ~」
キミコ「ダメ!」
甲児「‥‥なんだったんだアレは?」

<10EP>
兵士「ウィル・ウィプス、撤収完了したそうです!」
ガディ「ふ、終わったな、ロンド=ベルのやつらめ。ふ、ふふふふ」
(→GAME OVER

<ブラン撃破>
ブラン「なかなかやるな‥‥だが、次はこう上手くいくと思うなよ!」

<ロザミア撃破>
ロザミア「ちっ! こんな奴に‥‥撤退する!」

<味方がドックへ到達(7回目)・勝利条件達成>
マコト「ウィル・ウィプス発見!!」
ブライト「よし!! 証拠写真を撮れ!! 作戦終了、撤収!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「この写真さえあれば、ジャミトフを失脚させられるな」
ミサト「けど、あのティターンズがこのまま黙って見逃してくれるかしら? こっちの意図には気付いていたんでしょ?」

ガディ「おのれ、ロンド=ベルめ、姑息な手を使いおって‥‥このままではすまさん! 付近の各部隊に連絡!! ロンド=ベルを追撃する!!」
兵士「は? し、しかし‥‥」
ガディ「名目はなんとでも付く!! やつらにあれを握らせておくわけにはいかんのだ!!」
【シナリオエンドデモ終了】


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