No.11
使徒、再び
【シナリオデモ開始】
ブライト「結城少尉、事情を説明してもらえるかね？」
沙羅「‥‥‥‥」
ブライト「キーツ中佐とゲストが接触し、その、つまり‥‥」
沙羅「‥‥シャピロは行っちまったよ。あたしを置いてね‥‥」
ブライト「我々を、地球を裏切ったという事か」
沙羅「ああ‥‥男なんて、みんなそうさ。一人の女を征服しただけじゃ飽きたらず、すべてを征服したくなるんだ！」
ブライト「‥‥事情はわかった。結城少尉、君にはしばらく独房に入ってもらう事になるが‥‥」
沙羅「‥‥なんでクビにしないんだい？ あたしはシャピロについていこうとしたんだよ」
ブライト「だが、ついていかなかった」
沙羅「それは！ ‥‥忍のやつがじゃまをして‥‥」
ブライト「経過はどうあれ、君はここに残っている。ならば君は、まだ我々の仲間だ」
沙羅「‥‥‥‥」
ダバ「不自由でしょうが我慢してください。すぐに出る事ができますよ」
沙羅「‥‥皮肉なもんだね」
ダバ「なにがです？」
沙羅「だってそうだろう？ あんたはペンタゴナを裏切って地球についた。あたしはシャピロと一緒に地球を裏切ろうとして‥‥失敗したんだからね」
ダバ「僕は、ペンタゴナを裏切ったつもりはありません。ポセイダルのやっている事が、ペンタゴナにとってよい事だと思えませんから」
沙羅「‥‥ご立派だよ。ま、そんな風だからあのレッシィって女もあんたにくっついてきたんだろうけどね」
ダバ「‥‥トゲのある言い方ですね」
沙羅「気に障ったんだったら悪かったよ。けど、あたしはあんたと違って、信念で戦ってるわけじゃない。だから、地球を裏切ろうとしたんだ」
ダバ「‥‥僕だって、そんな立派な信念があるわけじゃないかもしれませんよ。結局、戦う理由なんて人それぞれでしょう」
沙羅「ああ‥‥そうだね‥‥あたしは‥‥なんのために戦ってるんだろう‥‥」
〔カーソル、ＮＥＲＶ本部へ移動〕
ブライト「エヴァンゲリオン弐号機、及びそのパイロットの輸送任務、完了しました」
ゲンドウ「ご苦労様でした。では‥‥」
ブライト「待ってください！ あの使徒について、少しでも情報を‥‥」
ゲンドウ「諸君らには関係ない事だ。知る必要はない。用がすんだのなら、お引き取り願おう」
ブライト「‥‥わかりました」
アムロ「どうだった？ 何か情報は？」
ブライト「ダメだな。やはり、使徒に関しては、我々は傍観者を決め込むしかないようだ。有効な手だてがない以上、どうすることもできん」
アムロ「やはり、まずはポセイダルとゲストをなんとかするのが先決か‥‥」
トーレス「敵機接近！」
ブライト「またか！ 急いで戦闘配置に移れ！！」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「使徒、再び」
【戦闘マップ１開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕
ブライト「付近の住民の避難はすんでいるんだな？」
トーレス「はい。シェルターに避難しています」
ブライト「よし、迎撃体制に入れ！」
〈出撃ユニット選択〉
ブライト「ネルフの碇司令に連絡。場合によっては協力を要請するかもしれないと伝えてくれ」
マヤ「ロンド＝ベルから協力要請があるかもしれないとの事ですが、どうしましょう？」
冬月「碇、ここは、貸しを作っておくのもいいのではないか？」
ゲンドウ「‥‥了解した。要請があれば応じよう」
シンジ「僕達、出撃しなくていいんですか？」
ミサト「今のところ、命令は出ていないわ。何かあったら連絡するから、チョッチ待っててね」
アスカ「な～んだ、つまんないの」
シンジ「綾波は、もう大丈夫なの？」
レイ「‥‥ええ、大丈夫」
アスカ「あ～あ、退屈。加地さんに会いに行こうかなぁ」
レイ「待機中よ」
アスカ「わかってるわよ！ 言ってみただけ！ なによ、優等生ぶって」
＜戦闘開始＞
＜敵全滅or４ＥＰ・味方援軍１＆第３軍増援１出現＞
〔第３軍ユニット出現〕
マヤ「敵襲！！」
シゲル「データ照合、パターン、青。使徒です！！」
冬月「来たか」
ゲンドウ「総員、第一種戦闘配置。初号機と零号機を発進させろ」
ブライト「また使徒か！」
※※まだネイ健在の場合、セリフ追加※※
ネイ「何だいありゃ？ 敵の新兵器か！？」
アントン「データにはありません」
ネイ「ふん、じゃまになるようならたたきつぶしゃあいいさ」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔味方ユニット出現〕
アスカ「信じられなーいっ！ なんであたしが留守番なワケ！？」
ミサト「弐号機はまだ調整が完全じゃないの。この前いきなり使ったからよ」
＜アントン撃破＞
アントン「何っ！？ 何てパワーだッ！？」
＜ヘッケラー撃破＞
ヘッケラー「ぬうっ！ こやつら！！」
＜ネイ撃破＞
ネイ「バカなっ！？ こいつら‥‥ちっ、撤退するよ！」
〔敵ユニット離脱〕
≪まだネイ健在≫
＜味方援軍１＆第３軍増援１出現の次ＥＰ＞
アントン「ネイ様、ここは無理をせず、いったん退いて体勢を立て直した方が‥‥」
ネイ「‥‥そうだね、こういう正体不明のやつを相手にするのは、不利か‥‥いったん退くよ！」
〔敵ユニット離脱〕
＜シャムシェル撃破orＨＰ６０％以下・勝利条件達成＞
〔第３軍ユニット離脱〕
※※ＨＰ６０％以下の場合、セリフ追加※※
シンジ「逃げた！？」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔第３軍ユニット出現〕
シュウ「どうやら片付いたようですね」
甲児「シュウだと！？」
冬月「碇、あれは‥‥」
ゲンドウ「ああ、わかっている」
甲児「シュウ！ てめえ、なにしに来やがった！？」
シュウ「今日はあなたがたに会いに来たわけではありませんよ。ネルフ本部に用があるのです」
ブライト「ネルフに？」
ゲンドウ「シュウ＝シラカワか」
シュウ「ええ、お久しぶりですね、碇司令。３年ぶり‥‥ですか」
ゲンドウ「なんの用だ」
シュウ「もうご存知でしょう、ゲストが地球に対し宣戦布告を行ったことは」
ゲンドウ「それがどうかしたかね」
シュウ「そのゲストの総司令官が‥‥３年前のあの男‥‥だとしたら」
ゲンドウ「‥‥‥‥ほう」
シュウ「３年前の借りを返すいいチャンスだと思いますよ。あれが手に入った以上、もうスケジュールに従う意味もないわけでしょう？」
ゲンドウ「‥‥了解した」
シュウ「では、私はこれで。こちらも準備が必要ですからね」
〔第３軍ユニット離脱〕
ブライト「何の事だ、一体‥‥？」
ゲンドウ「ブライト大佐、後で私のところまで来てくれたまえ」
ブライト「あ、え、ええ。かまいませんが‥‥」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アムロ「ブライト、早かったな。何の話だったんだ？」
ブライト「エヴァンゲリオンとそのパイロットを、ロンド＝ベルに出向させたいといってきた」
アムロ「どういう事だ、いきなり‥‥」
ブライト「わからん。さっきのシュウの言葉が、ネルフの態度を変えさせたのは間違いなさそうだが‥‥」
アムロ「シュウはゲストがどうとか言っていたな‥‥ネルフも、あのゲストの事件とかかわりがあるという事か。碇司令から何か説明はなかったのか？」
ブライト「いや、相変わらずの秘密主義だ。エヴァに関してもメンテナンスその他はすべてネルフのスタッフにやらせるつもりらしい」
アムロ「‥‥まあ、これで使徒に対する対策もたてられるようになったわけだ。少しはまし‥‥と、考えるしかないな」
ブライト「そうだな‥‥」
リツコ「やれやれ、大所帯の引っ越しになりそうね」
ミサト「ねえ、リツコ、ペンペン連れていっちゃダメかしら」
ペンペン「クェーッ」
リツコ「‥‥うれしそうね、ミサト」
ミサト「まあねー。けど、いきなり出向なんてどういうことかしら。あたし達がいない時に、本部が使徒に襲われたらどうするんだろ」
リツコ「大丈夫よ。使徒は、もう本部には来ないわ」
ミサト「‥‥それってどういう意味？」
リツコ「今後は、ロンド＝ベルが使徒に襲われる事になるでしょうね」
ミサト「ちょおっと待ってよ！！ 使徒は、本部のセントラルドグマに接触しようとしてたんじゃないの！？ あれはウソだったワケ！？」
リツコ「ウソじゃないわ。使徒の優先目的が変わるだけよ」
ミサト「説明してよ！！ それだけじゃわかんないでしょ！」
リツコ「‥‥あたしもくわしい説明は聞いてないのよ。碇司令から、そう聞いただけ」
ミサト「作戦部長のあたしにも説明できないって言うの！？」
リツコ「‥‥‥‥」
ミサト「‥‥そう、わかったわ」
ミサト「本日づけでロンド＝ベルに出向になります、特務機関ネルフ作戦部長、葛城ミサト大尉です」
アムロ「よろしく、葛城大尉」
ミサト「レイ以外はみんなご存知ですよね。この子が綾波レイ。エヴァンゲリオン零号機のパイロットです」
レイ「‥‥よろしく」
加持「あれ？ 俺は紹介してもらえないのかな？」
ミサト「自分でやれば？ 大体なんであんたまで一緒に来るのよ」
加持「仕事だからね。ネルフ監察部所属、加持リョウジです。いやあ、ロンド＝ベルはお美しい方が多くてうれしいかぎり」
マヤ「伊吹マヤ少尉です。オペレーター任務を勤めさせてもらいます」
シゲル「同じく青葉シゲル少尉です。オペレーターとナビゲーター要員です」
マコト「日向マコト少尉です。ナビゲーターとデータ分析を担当させていただきます」
ミサト「今は格納庫に行ってる赤木リツコ博士とメンテナンススタッフは、あとで紹介させていただきます」
シンジ「ミサトさん‥‥僕達、あの異星人とも戦わなきゃいけないんですか？」
ミサト「そうね、本来のエヴァの使い方とは違っちゃうけど慣れるしかないわね」
シンジ「いえ、そうじゃなくて‥‥あのヘビーメタルとか言うロボットにも、人は乗ってるんでしょ？」
ミサト「ええ、そうよ。それがどうかした？」
シンジ「僕‥‥人間と戦わなきゃいけないんですか？」
ミサト「大丈夫よ、ダバって子も言ってたけど、ヘビーメタルも、こっちのモビスルーツとかとおんなじように脱出装置が完備されてるみたいだから。よっぽど運が悪くない限り、脱出してるわよ」
シンジ「けど‥‥失敗する事だってありますよね」
ミサト「それが戦いってものでしょ。条件はこっちだって同じなんだから」
シンジ「でも‥‥」
アスカ「あ～っ！！ もうっ！！ さっきから黙って聞いてりゃウジウジと！！ 向こうは問答無用で攻撃してきてんのよ！！ やらなきゃこっちがやられるの！！」
シンジ「‥‥人を殺すのはよくないよ」
アスカ「じゃあ、あんたは黙って殺されたほうがいいっての！？」
シンジ「‥‥‥‥」
ミサト「シンジ君、今は余計な事は考えないで。そうでないと、あなたが死ぬ事になるのよ」
シンジ「‥‥‥‥」
【シナリオエンドデモ終了】
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