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No.31
コロニーの反逆

【シナリオデモ開始】
トレーズ「現在オペレーション・レコンキスタは順調に進んでいる。敵のもっとも激しい抵抗が予想されるポイント、ダカールにおいて、我々は本隊と合流する予定だ」
ブライト「つまり、ダカールまでの護衛が我々の任務ですか」
甲児「なんだよ、そんなのティターンズの部隊にやらせりゃいいじゃねえか。わざわざ俺たちが出向くほどの任務かよ」
レディ「貴様! トレーズ閣下に対してなんという口に聞きかただ!!」
トレーズ「レディ、気にしてはいけない。彼は民間人なのだろう? ならば彼と私は個人として対等なのだ」
甲児「へえ、意外と物分かりがいいじゃん。気に入ったぜ」
トレーズ「君達に苦労をかけるのは心苦しいが、我々ティターンズも今回の作戦に戦力の大多数を投入している。私の護衛にまわせる戦力をも惜しむほどにね」
ブライト「了解しました。ロンド=ベル隊はトレーズ准将のダカールまでの護衛任務につきます」
〔カーソル、ダカール方面へ移動〕
マヤ「間もなく合流予定地点です」
ブライト「作戦はすでに開始されているんですか?」
トレーズ「いや、ダカール基地は敵戦力が集中しているとの報告があるため、私が直接指揮をとる事になっている。作戦開始は私が合流してからだ」
マヤ「!? レーダーに反応!!」
ブライト「敵襲か!?」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「コロニーの反逆」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〈出撃ユニット選択〉
〈出撃ユニット選択〉

ブライト「ゲスト軍か!!」
セティ「ほ~ら、ゼブ。あたしの言った通りでしょ。このあたりが怪しいって」
ゼブ「ほ~んと、い~いカンしてるわ、セティはよ。ど~やらダカールに向かってるみたいだな、こいつら」
セティ「他の基地も襲撃されてるってうし、やっぱりダカールも危ないみたいね」
ゼブ「けんど、お~れ達にゃあか~んけいないね」
セティ「ま、そういう事。ポセイダル軍のお手並み拝見ってとこね。あたし達はあたし達で、この新型の性能テストと行きましょう」
<戦闘開始>

<8EP・敵増援1出現>

セティ「そろそろね‥‥」
〔敵ユニット出現〕
セティ「来た来た。さあて、これからが本番よ」

<ゼブ撃破>
ゼブ「あいてて‥‥やーられちまったよ」

<セティ撃破>
セティ「な、何なのよ、こいつら!?」

<10EP>
セティ「!? これは‥‥どういう事?」
ゼブ「? ど~かしたかい、セティちゃんよ?」
セティ「‥‥大変な事になってるみたいね。こんなとこで時間をつぶしているひまはないわ。急いで戻りましょう、ゼブ!」
ゼブ「お~いおい、ちょ~っとくらい説明してくれてもい~んじゃないの?」
セティ「つべこべ言ってないで!! 撤退よ!!」
ゼブ「へ~い、しょ~がね~な~」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

トレーズ「ゲスト軍がここに来ていたということはやはりダカールに対する防備はかたいな」
レディ「作戦は中止ですか、トレーズ閣下?」
トレーズ「いや、予定通り行う。この程度の抵抗は予想していたよ。それに、ダカールに敵戦力が集中しているとなれば、他の地域は手薄だという事だ」
マヤ「ブライト艦長、ティターンズのガディ中佐から連絡が入っていますが」
トレーズ「どうやらお迎えが来たようだ。ありがとう、諸君のおかげでなんとか作戦開始に間に合いそうだ」
レディ「では、我々はこれで失礼します」
ブライト「作戦の成功を祈ります」
トレーズ「ありがとう。君達もがんばってくれたまえ」

アムロ「トレーズ准将か‥‥話の通じそうな人物のようだが‥‥」
ブライト「しかし、ジャミトフ中将とはうまくいっていないとも聞いている。ティターンズ内部もいろいろとあるようだな」
マヤ「!? 艦長!! 大変です! コロニーが‥‥コロニーが独立を宣言しました!!」
ブライト「独立? ‥‥コロニーが独立だと!?」
カミーユ「どういう事です!?」
マヤ「たった今入ってきた臨時ニュースです!! コロニーは『コロニー連合』の設立を表明、地球連邦に対して独立を宣言したと!!」
ブライト「バカな!? こんな時にか!?」
アムロ「もっと具体的な事はわからないのか? 参謀本部に問い合わせてみろ」
マヤ「はい‥‥‥‥ダメです、回線が混雑しすぎていてつながりません」
アムロ「一体なぜ、今になってそんな事が‥‥」
マヤ「? 専用回線を通じて通信が入りました」
ブライト「専用回線だと? 誰からだ?」
マヤ「送信者は‥‥カイ=シデンとなっていますが」
アムロ「カイが?」
ブライト「しかし、彼は今軍をやめて、ジャーナリストになっていると聞いていたが‥‥ともかく、つないでくれ」
カイ「よう、久しぶりだなブライトさん」
ブライト「カイ、どうしたんだ? 何かあったのか?」
カイ「何かあったのかじゃねえだろう? そっちだって聞いてるんだろ、コロニーの独立の話さ。ちょいどタイミングが遅れちまったが、それについての情報があるんでね。連絡をとらせてもらった」
ブライト「何か知っているのか?」
カイ「ああ、いろいろと調べていたんでね。今、すぐ近くにいる。これから合流させてもらいたいんだが、いいかね?」
ブライト「ああ、よろこんで。頼むよ」

カイ「ほう、ロンド=ベルのメンバーもかなり様変わりしたみたいだな。新顔がいっぱいいるぜ」
ブライト「カイ、早速で悪いんだが、コロニーの独立について、知っている事を教えてもらえないか?」
カイ「事の始まりは、クワトロ大尉さ。クワトロ大尉が軍から追い出されたのは知ってるよな?」
ブライト「ああ‥‥我々も手をつくしたが、上からの圧力でな‥‥」
カイ「そのクワトロ大尉が中心になって‥‥というか、中心に祭り上げられてできた組織、『エゥーゴ』については?」
ブライト「いや、初耳だな」
カイ「だろうな。エゥーゴってのは、反地球連邦組織の頭文字をとった略称だ。その名のとおり、地球連邦の政策に反対する人間の集まりってわけだ。その実体は、はっきりとはわかっていない。ただ、連邦軍の内部にもエゥーゴの賛同者は大勢いたという話だ」
アムロ「すると、今回のコロニーの独立宣言にはエゥーゴが深くからんでいるということなのか? あのシャアが‥‥」
カイ「ところが、事はそう簡単なもんじゃねえ。エゥーゴの内部にも対立があってな。急進派と保守派に分裂していた。急進派はともかく一刻も早いコロニーの独立を望んでいた。保守派は、それに対して時期尚早とブレーキをかけていた。その保守派に属していたのが、クワトロ大尉さ。で、今回の独立宣言は、急進派の暴走と考えられる。きっかけは、コロニーに対して圧力をかけていたティターンズの大部隊が、地球に降下したからってのが正直なとこらしいがね」
ブライト「よくそこまで調べていたな」
カイ「これでもジャーナリストの端くれだぜ。これで飯を食おうってんだ、それくらいは当然さ」
アムロ「エゥーゴの急進派か‥‥コロニー側の不満は以前から感じてはいたが‥‥これほど急激に動き出すとは予想していなかったからな」
カイ「そこだ。その急進派の動きが妙なんでね、ずっと調べてたんだよ。ここまで強硬な態度をとる理由はなんなのか、また、急速にその勢力を拡大した理由は? どう考えても、どこかから裏金が流れているとしか思えないふしがあるんだな。秘密のスポンサーがいるってわけだ」
カミーユ「‥‥コロニーの独立を支援する組織‥‥つまり、コロニーが独立して利益を得る組織、ですよね」
カイ「そう、いい線ついてるぜ。俺の今までの調査からすると、それは‥‥‥‥DC、ハマーンだ」
ブライト「ハマーン=カーンか!」
カイ「ハマーンはDC再興のため、その足場としてコロニーを選んだってわけだ。資金と、そして軍事力を提供する事によってな」
アムロ「そして、その影響力を利用して、やがてはコロニー連合をDCに吸収する、そういうシナリオか」
カイ「ああ、そうなると、じゃまなのは保守派の代表格、クワトロ大尉という事になる。今、クワトロ大尉は同じく保守派の代表、ブレックス准将と共に行方不明になっているらしい。ハマーンによって追い出されたわけだな」
ブライト「その、コロニー連合とDCの関わりを示す証拠はないのか?」
カイ「そこまでは、いくら俺でも無理だ。ハマーンだって表に立っているわけでもないしな。ただ、このままいくと以前のDC戦争の二の舞になるのは間違いない」
ブライト「‥‥ポセイダル=ゲスト軍との戦いの最中だというのに、地球圏での内部対立か‥‥」
アムロ「ブライト、とにかく宇宙に上がろう。コロニー側の状況を確かめてみない事には、手のうちようがない」
リョウ「さいわい、地球でのポセイダル=ゲスト軍との戦いは、ティターンズの介入のおかげで、こちらに有利になっているからな」
ミサト「だけど、そのティターンズのおかげでコロニーの独立騒ぎが起きたんでしょ? 複雑な感じね~」
カイ「俺はもうしばらくいろいろと探ってみるつもりだ。何かわかったら、また知らせるぜ」
ブライト「ありがとう、カイ。いろいろと助かったよ」
カイ「なあに、いいって事よ。じゃあな」
【シナリオエンドデモ終了】


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