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No.34A
再会のサンクキングダム

【シナリオデモ開始】
ニナ「ギリアム少佐が到着されました」
ブライト「歓迎します、ギリアム少佐」
ギリアム「よろしく」
○○○「あの、すいません、ちょっとお聞きしたいんですが。ギリアムさんの乗ってきたあれ、もしかしてゲシュペンストじゃないですか?」
ギリアム「君は‥‥○○○じゃないか?」
<<ジェス>>
ジェス「え? 俺のこと‥‥知ってるんですか?」
<<パット>>
パット「え? あたしのこと‥‥知ってるんですか?」

ギリアム「やはりそうか。私は君の父上、○○○○○博士とは古い知り合いでね。あのゲシュペンストmkIIは博士からゆずってもらったんだ」
○○○「ゲシュペンスト‥‥mkII?」
ギリアム「ああ。なんでも、新型機の実験用に試作したものらしい」
<<ジェス>>
ジェス「へえ‥‥親父、また新しい研究をはじめたのか」
<<パット>>
パット「父さん、また新しい研究をはじめたのね」

ブライト「ギリアム少佐、到着早々で申し訳ないがクワトロ大尉のいるコロニーに案内していただけませんか。ことは一刻を争うと思いますので」
ギリアム「わかりました。場所はサイド6、コロニーの名は、サンクキングダムです」
ゼクス「!?」
ノイン「‥‥‥‥」
ブライト「サンクキングダム‥‥どこかで聞いたな‥‥」
ギリアム「13年前に同じ名前のコロニーが存在していました」
ブライト「あ‥‥たしか完全平和主義を唱えた、立憲君主制の‥‥」
ギリアム「そうです。当時の国連を脱退し、独自の路線を歩もうとしていたコロニー国家、それがサンクキングダム」
ノイン「‥‥しかし、国王の突然の暗殺により、消え去った、幻の王国‥‥ですね」
ギリアム「よくご存知ですね。その王国が今、新たな国王を向かえて再生したのです。再び完全平和主義を掲げて」
ブライト「なるほど‥‥しかし、今のような状態ではその思想は実現が難しいでしょう?」
ギリアム「確かに‥‥しかし今はまだ、単なる一国家の戯言としかとらえられていないようですから、たいした妨害もありません。苦しくなるのはこれからでしょうね。では、これからそこへ案内しましょう」
〔カーソル、サンクキングダム方面へ移動〕
アム「ダバ、どうしたの?」
ダバ「いや‥‥ポセイダルがこうも簡単に引き下がった事がね…・気になるんだ」
レッシィ「確かに、腑に落ちないわね。けど、ブライト艦長の話では、単なる一時撤退にすぎないって事だったけど」
ダバ「それはわかるさ。しかし、そうなるとポセイダルとゲストの関係を見直さないといけない」
アム「どうして?」
ダバ「今まで俺は、ポセイダルとゲストは対等の関係にあると思っていた。しかし、今回の休戦はポセイダルの意志が感じられない」
レッシィ「あたしもそう思う。少なくとも、あたしが見た限りじゃ、ゲストに対してポセイダルは対等の条件を持ち出していたはずだ。けど、今回の休戦はポセイダルにとっては大きな痛手になるはず」
アム「? そこんとこ、わかんないんだけど」
レッシィ「山出しはこれだからね~」
アム「あによ! 元13人衆だからってえらそーに!!」
ダバ「つまりこういう事さ。いいかい、今回の戦いはポセイダル軍がおもに前面にでていた、これはわかるだろ?」
アム「そりゃあね。しょっちゅう戦ってたもん」
ダバ「それだけポセイダル軍の功績が大きかったってう事さ。その功績を今回の休戦で台無しにしてしまった」
アム「な~る、大損ぶっこいたってわけね」
ダバ「ポセイダルとしては、かなり不本意だったはずだ。それなのに、休戦に従ったとうことは、何か弱みを握られたか‥‥それとも‥‥」
レッシィ「あのポセイダルがそんなタマとは思えないね。何か裏があるかもしれない」
ダバ「ああ‥‥」
アム「‥‥別に、どうだっていいじゃないの。わからない事でいつまでも悩んでてもしょうがないでしょ!」
ダバ「‥‥そうだな、アムの言う通りだ。今はこの星の人達の手伝いをするのが第一だな。ポセイダルの事はしばらく忘れよう」

トーレス「間もなくサンクキングダムに到着します」
ブライト「レーダーに異常はないな?」
マヤ「はい。今のところ‥‥あ、いえ!! 反応あり!! 的です!! DCと思われます!」
ブライト「総員戦闘配置!!」
ギリアム「私も出よう! 手伝わせてもらう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「再会のサンクキングダム」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〈出撃ユニット選択〉
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ハマーン「まさかな‥‥ロンド=ベルがサンクキングダムのすぐ近くにいる‥‥偶然とは思えん」
イリア「では、やはり‥‥」
ハマーン「やつは元ロンド=ベルのメンバーだ。仲間と接触しようとした可能性は、十分考えられる」
ジュドー「キュベレイ!? まさか‥‥ハマーン=カーンか!?」
ブライト「まさかいきなりDCの摂政と遭遇するとは‥‥」
あむろ「だが、これはチャンスだ。ハマーンをたたけばDCは崩壊する。そうすれば、コロニーの無謀な行為を止めることができるかもしれない」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
クワトロ「ハマーン‥‥どうやら決着をつけねばならんようだな」
ハマーン「このプレッシャー‥‥シャアか!! おのれ、よくも抜け抜けと!!」
ギリアム「クワトロ大尉!? よろしいのですか?」
クワトロ「ああ、黙って見ているわけにもいかん。この戦い‥‥私に責任がある」

<カミーユvsハマーン(ハマーン先攻)>
カミーユ「やめろ! 僕達はわかり合えるかもしれないだろ! ここに来るまで‥‥
ハマーン「俗物が、私に!

<クワトロvsハマーン(ハマーン先攻)>
ハマーン「こんな所で朽ち果てる、おのれの身を呪うがいい!
クワトロ「そうかな!?」

<クワトロがハマーンを説得>
クワトロ「ハマーン!! ザビ家の血の支配が何をもたらす!?」
ハマーン「黙れ!! 私を裏切った男が言う台詞か!!」
クワトロ「今は地球人同士が戦っている時ではないのだ! なぜそれがわからん!!」
ハマーン「貴様を倒せばそれですむ!!」

<10EP・敵増援1出現>
ハマーン「‥‥さすがはロンド=ベル、一筋縄ではいかんという事か‥‥だが」
〔敵ユニット出現〕
マシュマー「ハマーン様、お助けに参りました!」
ハマーン「来たか‥‥マシュマー、あとはお前にまかせる。好きなようにするがいい」
マシュマー「はっ、ハマーン様のおんために、粉骨砕身、努力するしだいです」
ハマーン「頼んだぞ、マシュマー」
〔敵ユニット離脱〕
マシュマー「さあ、ハマーン様の信頼にこたえるため、戦うのだ!!」
ゴットン「やれやれ‥‥」

<マシュマー撃破>
マシュマー「ぬうっ! また失敗か! ハマーン様、申し訳ございません! 次こそは必ず!」

<ゴットン撃破>
ゴットン「あいたた‥‥だから無理だっていったのに‥‥」

<アリアス撃破>
アリアス「くっ! さすがにやる!!」

<イリア撃破>
イリア「バカな!? なんてパワーだ!?」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「お久しぶりです、クワトロ大尉」
クワトロ「‥‥いまさら君達の前の顔を出せた義理ではないのだが‥‥」
ブライト「ある程度の事情は存じています。ですが、今はコロニーと地球の対立を防ぐために協力していただきたいのです」
ギリアム「その前に、まず我々を保護してくださったサンクキングダムの代表の方とお会いください。ぜひ、皆さんにお目にかかりたいとおっしゃっていますので」
ブライト「我々に? わかりました、うかがいましょう」

ブライト「!? この方が?」
リリーナ「はじめまして。リリーナ=ピースクラフトと申します」
ゼクス(!! やはり、リリーナ‥‥)
ノイン「‥‥‥‥」
ブライト「あ‥‥ロンド=ベル司令、ブライト=ノアです」
リリーナ「以前、何度かみなさんのご活躍をこの目で拝見させていただいた事があります。うわざにたがわぬ素晴らしいご活躍ぶりでした」
ブライト「‥‥どうも、ありがとうございます」
リリーナ「私共は完全平和主義という立場いうえ、皆さんのお手伝いはできませんが、ご武運をお祈りします」
ブライト「? あなたがたは戦いを否定されているのでは?」
リリーナ「もちろんです。武力による解決は憎悪を産み出すだけです。決して認める事はないでしょう。ですが、それを人に強要するつもりもないのです」
ブライト「‥‥しかし、現実はそれを許さないでしょう?」
リリーナ「難しい事は承知しております。ですが、現実がこうだから、という事を逃げ道にするつもりはございません。また、その覚悟がなければ完全平和主義を唱える事も無意味です」
ブライト「なるほど‥‥」
リリーナ「ところで、皆さんをここにお招きしたのには理由があります。あなたがたに、ある人物を助けていただきたいのです」
ブライト「ある人物?」
リリーナ「ヒイロ=ユイという少年です。彼はコロニーのために戦ってきました。しかし、今、コロニーは彼を裏切ろうとしています」
ブライト「しかし、どうして我々に?」
リリーナ「パーガン、彼の資料を」
パーガン「は。‥‥これでございます」
ブライト「!? この少年は!」
リリーナ「あなたがたが彼に何度も生命を狙われているのは知っています。しかし、彼は決して悪人ではありません。コロニーと地球の対立は、彼を危機に追いやるでしょう。彼を助けられるのは、あなたがただけだと思ったのです」
ブライト「しかし‥‥」
リリーナ「難しい事は承知しています。チャンスがあれば、でかまいません。どうかお願いします」
ブライト「‥‥わかりました。努力してみましょう。ところで、ひとつだけお聞きしたいのですが‥‥あなたは彼とどういうご関係ですか?」
リリーナ「そう‥‥彼は私を助けてくれました。そして同時に私を殺そうとしているのです」
ブライト「?」
リリーナ「私は、彼からいろいろな事を学びました。彼と出会わなければ、こうしてサンクキングダムの女王となる事もなかったでしょう。私にとって、ヒイロとはそういう人物なのです」

ゼクス(リリーナ‥‥)
ノイン「ご心配ですね‥‥ゼクス」
ゼクス「ん? ‥‥何の事だ?」
ノイン(もっと心を開きなさい、ゼクス‥‥)

パーガン「リリーナ様、本日こられる転校生は大丈夫でしょうか?」
リリーナ「どうして? パーガン」
パーガン「ロームフェラ財団の中心人物、デルマイユ侯の血縁者と聞きました。こう決め付けてはなんですが、サンクキングダムの平和主義をうとましく思っている財団、何か策略があると考えてしまいます」
リリーナ「ロームフェラ財団は、サンクキングダムの平和国家建設の教育方針を学びたい、そのために留学生を転入させたいと言ってきているだけです。心配する事はありません」
パーガン「財団をすべて信用する事は、私にはできませんが‥‥」
リリーナ「人を疑っては何も始まらない、それに私達は何も後ろめたい事はない、その事を理解してもらうのにも、いい機会だと考えています」

リリーナ「当学園の理事長をしております、リリーナ=ピースクラフトです。ようこそ、サンクキングダムへ」
ドロシー「サンクキングダムのプリンセスが、学園の理事もなさっているとは存じませんでした。あらためて、ドロシー=カタロニア、ご尊敬申しあげます」
リリーナ「私一人では、まだ何もできません。父の提唱した完全平和主義の勉強を、一緒に学んでいるところです」
ドロシー「ご存知のとおり、私はロームフェラ財団から参りました。財団は今、この戦乱の世の中で武器まみれです。サンクキングダムの方針に、私とっても興味がありますの。もしそんな連中が攻め込んできたら、どうするのかって。この美しい風景が、あっという間になくなってしまう、そんな事を思う、豊かな心さえも奪われてしまう。誰だってそんな野蛮な愚か者に、黙ってこの国を明け渡したくはありませんわね。そんな時、どうするのでしょうか?」
リリーナ「私は、この世界に愚かな人達はいないと思っています。話し合えばお互い理解できる。それがすべての人に平和を与えてくれると信じています」
ドロシー「リリーナ様、私も愚か者なんです。私は戦争が好き、大好きなの。こんな私はこの国にいたら、お邪魔ですわね‥‥」
リリーナ「いえ、サンクキングダムは、このような議論ができる場所になる事が、第一目標です。これからもいろいろと話し合いましょう、ドロシーさん」
ドロシー「私のことはドロシーで結構です、リリーナ様」
リリーナ「私もリリーナと呼んでください」
ドロシー「それはダメ」
リリーナ「え?」
ドロシー「リリーナ様は時代のヒロイン。リリーナ様は私のあこがれなんですから」

ドロシー(うふふふ‥‥ロンド=ベルが入港し、DCがコロニーをたきつける‥‥ふふ、楽しい事になりそう)「早く戦争にな~れ!
【シナリオエンドデモ終了】


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