TOP PAGEへ

第18話
ソロモン攻略戦(前編)


サブタイトル
「ソロモン攻略戦(前編)」


【シナリオデモ開始】
サイド3 公王庁舎
デギン「数百万の一般国民を疎開させソーラ・レイを使う…それは軍人の無能を示す事だ」
ギレン「連邦の侵攻を許す前に、ソーラ・レイで敵艦隊を討つ…」「この作戦の利点は、我が国の密閉型コロニーを用い…」「経費も時間もかからず、効果を得られる点にあります」「閣下…。この計画に、ご認可を…」
デギン「やっておいて今更…」「ギレンよ。勝ってどうするつもりだ…?」
ギレン「せっかく減った人口です。これ以上増やさず、優良な人種のみを残します」「そのコントロールには、船頭は少ない方がよろしいかと…」
デギン「貴公、ヒットラーを知っておるか?」
ギレン「ヒットラー? 旧世紀の人物ですな? それが、何か?」
デギン「貴公、ヒットラーの尻尾だな」
ギレン「連邦の絶対民主制が何を生みます? 人類はとうに限界を超えていますよ」「では、私は作戦の指揮をとりますので、これで失礼します」
デギン「…………」

サイド3
ジオン士官「デギン様…グレート・デギン1隻でどうされるおつもりです?」「「実際の作戦指揮は、ギレン閣下が押さえておいでです」
デギン「外宇宙の勢力が、地球圏に攻め込もうとしておる時に、連邦と争っている場合ではない」「今の有利な立場を活かし、連邦と不可侵条約を結ぶ事が得策なのだ…」
ジオン士官「ある程度の工作は出来ますが…」
デギン「連邦がソロモンなり、グラナダなりに攻め込む前に…道を切り開くしかない」

ア・バオア・クー
ジオン兵「グレート・デギン! 出港いたしました!」
ギレン「ふん…老いたな、父上…。時、すでに遅いのだがな…」

ホワイトベース ブリッジ
ミライ「ホワイトベース、暗礁宙域に入りました」
ブライト「サイド6を出港してから、ここまでジオンは来なかったな」
シャピロ「戦力の余裕がないのだろう。全てソロモンの防衛に回しているのだろうからな」
オスカ「連邦の艦隊を捕捉。ワッケイン大尉です」
シャピロ「予定通りだな」
ブライト「よし、合流するぞ」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「では、やはり我々もソロモンに…?」
ワッケイン「うむ、君達は私の艦隊と共にソロモン攻略の先鋒を務める」
カイ「ソロモンって言ったらジオンの宇宙要塞だよな?」
隼人「しかも、先鋒とは…。フフフ、こりゃ、死ぬな…」
號「へっ! 面白そうじゃねえか。ここんとこ暴れ足りなかった所だ」
セイラ「よくも、そんな事を…。うれしそうに…」
ワッケイン「そう心配するな。すぐに主力艦隊が駆けつける。それまで持ちこたえればいい」
ブライト「では、これより本艦は突入準備を始めます」
ワッケイン「頼むぞ」

ホワイトベース 個室
フェアリ「いよいよ要塞攻略戦です…。これまでとは、戦いの規模がまるで違いますよ」
<<秋水(男)>>
秋水「あ、ああ…わかってるよ…」
フェアリ「秋水様、しっかりしてください」「今、サリーの事をとやかく考えても何にもなりません。戦いの後で、話し合いましょう」
秋水「フェアリさん…どうして、そう割り切れるんだ」
フェアリ「たとえ一時でも、秋水様とサリーが打ち解けられたという事は、説得できる希望があるという事です」
秋水「そうだよな…」「ありがとう、フェアリさん。俺も気持ちを切り替えるよ」
<<秋水(女)>>
秋水「あ…そ、そうね…わかってるわ…」
フェアリ「秋水様? しっかりしてください」「今、ジークの事をとやかく考えても何にもなりません。戦いの後で、話し合いましょう」
秋水「フェアリさん…どうして、そんな風に割り切れるの?」
フェアリ「たとえ一時でも、秋水様とジークが打ち解けられたという事は、説得できる希望があるという事です」
秋水「そうよね…」「ありがとう、フェアリさん。私も気持ちを切り替えるわ」

フェアリ「戦闘配備です。デッキに行きましょう」
<<秋水(男)>>
秋水「よっしゃ! 気合入れてくぞ!」
<<秋水(女)>>
秋水「了解!」

〔走り去る足音〕

ザンジバル 艦内
シャア「ソロモンが救援を欲しがっている?」
ジオン兵「はい、暗号電文で詳しい事は解りませんが、キシリア閣下のご命令です」
シャア「…どう思う?」
マイヨ「あの木馬…連邦の白い艦が、ソロモンに向かったのならば、我々も進むべきでしょう」
シャア「激戦になるぞ? ギガノスの蒼き鷹ともあろう者がこのまま、私の配下で良いのか?」
マイヨ「今の私は、一介の復讐者に他なりません」「あの艦には、私の人生を変えたD兵器がおります」
シャア「そうか…」「…最大戦速! 目標、ソロモン!」

ソロモン
ドズル「グラナダのキシリアは何と?」
ジオン士官「キシリア様自ら、援軍を率いて急行中だそうです」「それと、サイド6方面から、シャア大佐の部隊がこちらに向かっています」
ドズル「ふん…あの無能者か。到着したら最前線を張らせろ!」「ソーラ・レイはどうなっている?」
ジオン士官「デギン公王が、難色を示しているらしく…」
ドズル「父上はソロモンに落ちろというのか!?」
ドズル「万一のこともある! 女どもは退避カプセルに移せ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ワッケイン「ホワイトベース、見せてくれよ!」「ルナツー以来のひよっこが、どう一人前になったのか…」
連邦兵「司令! 作戦時間です!」
ワッケイン「全艦! 一文字隊形で突撃!!」
ブライト「作戦開始だ! ミライ、ホワイトベース前進!」
ミライ「ホワイトベース、戦闘速度へ!」
シャピロ「突撃しつつ、機動兵器、発進!」
〈出撃準備〉
ジオン兵「敵艦隊、突っ込んできます!」
コンスコン「ふふ、そう簡単にやらせるかよ」「敵の先鋒が来るぞ! 叩き潰せ!」「リック・ドム、全機発進!」
〔敵ユニット出現〕
<戦闘開始>

<2PP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
クランプ「ハモン様。なんとか、戦いに間に合いましたね…」
ハモン「これも、あの人の導きによるもの。戦運は私達にあります」「ランバ・ラル隊の名誉にかけて、必ずや木馬を仕留めるのです」
クランプ「クランプ隊! 出るぞ!!」
〔敵ユニット出現〕
ハモン「三連星の方々も、お願いできますか?」
ガイア「あの木馬には、俺達も煮え湯を飲まされてきた」
マッシュ「まったくだ、傷がうずくぜ…」
オルテガ「ここで、決着をつけてやる!」
〔敵ユニット出現〕

<4PP・敵増援2出現>
ドズル「ぬう…おかしい…。敵の主力がいるはずだ」
ジオン兵「新たな敵艦隊を発見しました! サイド1の空域より、連邦の主力艦隊が侵攻中です!!」
ドズル「連邦め! なめおって! このまま好きにはさせんぞ!」
ジオン兵「ドズル様! キシリア閣下より通信です!」
ドズル「よし、つなげ!」
〔通信のコール音〕
キシリア「ドズル中将、連邦の主力を発見したとはまことか?」
ドズル「ふん! 連邦もやりおるわ。我が軍の数倍の艦隊を引き連れてきおった!」
キシリア「しばし、待たれよ。私の艦隊が、そちらへ行く」
ドズル「助かる! 姉上が来れば、俺は前線に出て兵の士気を鼓舞できる!」「到着と同時に、要塞の指揮権を姉上に回す!」
キシリア「わかりました。健闘を祈ります!」
〔通信を切る音〕
ドズル「温存している艦隊を、サイド1方面に対応させろ!」「俺はビグ・ザムで出る!」
ジオン兵「了解!」
〔敵ユニット出現〕
ドズル「ゆくぞ! 連邦の主力が到着する前に、敵の先鋒部隊を片付ける!」「全機、突撃! 我に続けぇぃぃぃ!」
ジオン兵「うおおお!」
ジオン士官「ジーク! ジオン!!」
<<秋水(男)>>
秋水「えらく、でかいのが出てきたな…」
<<秋水(女)>>
秋水「なんか、すごいのが出てきたわよ」

アムロ「艦隊のビーム砲が弾かれている!?」
シャピロ「ビームコートだ。遠距離からのビームは効かないぞ」
※※アムロ&スレッガーがマップ上にいる場合、セリフ追加※※
スレッガー「アムロ、突っ込むぜ!」
アムロ「スレッガーさん! いきなり無謀です!」
スレッガー「時間との勝負だろ? 無茶は承知さ!」
アムロ「そんな…」
スレッガー「悲しいけど、これ戦争なのよね」


<ワッケインがダメージ>
ワッケイン「弾幕薄いぞ! ひるむな!」
〔ワッケイン、ダメージ〕
〔画面、振動〕

連邦兵「うわああぁっ!」
ワッケイン「ううっ…まだだ! まだ沈んではならん! ミサイルを撃ち尽くすまでは!」

<ハモン撃破>
ハモン「く…これまでね…」(あなた…私は何度でも立ち向かいます…)「脱出を!」

<コンスコン撃破>
ジオン兵「モビルスーツ部隊! 突破されました!!」
コンスコン「12機のリック・ドムが、もうやられたというのか?」
ジオン兵「来ます!」
コンスコン「化け物め…」「撃ち落とせ!」
ジオン兵「機関部に被弾! ば、爆発します!」
コンスコン「うわああああああ!!」

<ドズル撃破・勝利条件達成>
ドズル「このビグ・ザムが、やられるだと!?」「貴様らごときに、ジオンの栄光! この俺のプライド!」「やらせはせん! やらせはせん! やらせはせんぞぉぉっ!」
〔敵ユニット撃破〕
ブライト「やったか…!」
ミライ「こちらも、かなりやられたみたいね…」
オスカ「残敵は降伏、ないしは撤退を始めました!」
ブライト「ホワイトベースをソロモンに上陸させる」「本艦を中心に全部隊を集結させるんだ」
ミライ「了解」
シロー「よし、全機帰艦だ。このタイミングで補給を済ませるぞ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース デッキ
シロー「補給、修理を進めながら部隊の再編成を行う!」「みんな疲れているだろうが、あと少し頑張ってくれ!」
クリス「了解!」
秋水「あの、シローさん? ソロモン要塞は、陥ちたんですよね…?」
シロー「まあね…。だけど、味方の主力艦隊が到着するまでは油断できない」
<<秋水(男)>>
スレッガー「要塞の中に敵が潜んでいるかも知れん。まだ気を抜くなよ、少年!」
<<秋水(女)>>
スレッガー「要塞の中に敵が潜んでいるかも知れん。まだ気を抜けないぞ、お嬢さん」

フェアリ「秋水様、整備を始めますよ」
<<秋水(男)>>
秋水「OK!」
<<秋水(女)>>
秋水「りょーかい!」

【シナリオエンドデモ終了】


● 第17話「茶色の瞳に映るもの」 へ戻る

● 第17話「ポケットの中の戦争」 へ戻る

● 第19話「ソロモン攻略戦(後編)」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦GC」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。