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第31話
発進!無敵の戦士!


サブタイトル
「発進!無敵の戦士!」


【シナリオデモ1開始】
ホワイトベース ブリッジ
ミライ「ホワイトベース、日付変更線を越えました」
オスカ「周辺に敵影なし」
ブライト「航路はこのままで良さそうだな。順調にいけば、あと数刻で入港できる」
ミライ「ええ、船のエンジンもそれまでは、なんとかもつと思うわ」
ブライト「フラウ、日本の状況は?」
フラウ「沿岸部全域が攻撃を受けています。特に光子力研究所に敵の攻撃が集中して苦戦しているそうです」
クワトロ「この分だと、連邦軍は各戦線の収拾で手一杯だろう…」
隼人「研究所の連中が心配だな…」
シロー「俺達が直接、救援に向かえば、なんとかなるんじゃないですか?」
ブライト「そうだな…」「ミライ、船速を速められるか?」
ミライ「ええ…やってみるわ」
ブライト「よし! ホワイトベースは戦場に急行する! 機動兵器はスタンバっておけ!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

鉄也「いよいよ、攻めて来るぞ」
ジュン「グレートも他の機体も応急修理しかしていないわ。だから、無理をしないで!」
鉄也「わかっている…だが、研究所を失うわけにはいかない!」
さやか「そうね…甲児くんが帰ってくるところだもの。絶対に守って見せるわ!」
ボス「とっととかかってこいってんだ! ボスボロットが相手してやるぜ!」
<戦闘開始>

<2PP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
デスガイヤー「こんな、極東の小国に我が軍が攻め入るなど…」「ジャブローに戦力を集中しておれば、星間連合などに掠め取られることはなかったのだ!」
シャピロ「それは違うな、デスガイヤー将軍」
デスガイヤー「なにい!」
シャピロ「ジャブローは囮だ。連邦軍の本隊は極東に移っている」「外宇宙からの攻撃が激化した時、連邦軍の基地を極東に移す計画になっていたのだ」
デスガイヤー「フン! なぜ、そのような事がわかるのだ?」
シャピロ「フ…私は地球連邦軍の中核にいたからな…」
デスガイヤー(く…シャピロ・キーツ…! のうのうと、我が軍の参謀ヅラしやがって!)(ムゲ帝王のご意向がなければ、貴様など…とうに殺しておるわ)「ゼイ・ファーを発進させろ! 連邦の息の根を止めるのだ!」
〔敵ユニット出現〕
ファルゼブ「ムゲ帝国軍も来たようね」
ベルゼブ「ムゲ帝国との共同戦線も悪くはない…」「指向性に欠ける邪悪獣をうまくフォローしてくれる…」
ファルゼブ「でも、ベルゼブ? ムゲ帝国の連中を、手助けする事になってない?」
ベルゼブ「まあな…しかし、星間連合とやらを牽制するのに、今のところ、奴らは好都合なのだ」
ファルゼブ「確かに、そうかもね…。地球制圧に邪魔者が多すぎだわ」
タイダー「…ベ、ベルゼブ様! いらっしゃっていたのですか?」
ベルゼブ「タイダー…お前は、未だに日本を制圧できていないようだな?」
タイダー「はわわ…お許しを…! ライジンオーの奴が、邪魔ばかりするんです」「どうか、ベルゼブ様! お力をお貸しください…!」
ベルゼブ「フン! タイダー、お前に今一度チャンスをやろう」「まだ持っているだろ? アークダーマを貸せ!」
タイダー「は、はいですダー!」
ベルゼブ「おお…これだ アークダーマ…これが必要なのだ」
タイダー「どうするんですダー?」
ベルゼブ「ふふ…こうするのさ…」「ライジンオーは迷惑だ…」
アークダーマ「メ・イ・ワ・ク…ライジンオーハ、メ・イ・ワ・ク…」
ベルゼブ「さあ、出でよ! ジャークライジンオー!」
〔敵ユニット出現〕
タイダー「おお! こ、これはすごいですダー!」
ベルゼブ「このジャークライジンオーなら、ライジンオーと互角以上い戦えるはずだ」
ファルゼブ「タイダー? もう、失敗は許されないよ?」
タイダー「頑張りますダー!」

<3PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
仁「お待たせ! 剣王、参上!」
弓教授「おおっ! 防衛組の諸君か!」
ボス「バカ野郎! 来るなら早く来やがれい!」
吼児「ご、ごめんなさい…」
鉄也「いや、助かった。敵が多くて困っていたところだ」
仁「やっぱ、早目に飛び出してきて良かったぜ!」
吼児「じ、仁くん…! ライジンオーみたいのが、暴れてるよ!」
仁「ハッハッハ! なんだありゃ? ライジンオーに似せりゃ、勝てると思ったんじゃねーの?」「さあ、行くぞ! 吼児! あんなの、返り討ちにしてやろうぜ!」
吼児「うん!」

<4PP・味方援軍2出現>
〔味方ユニット出現〕
飛鳥「ごめん、みんな! 待たせた!」
吼児「飛鳥くん!」
仁「おっせーぞ? 飛鳥!」
飛鳥「宿題やってないやつに言われてたくないよ! 僕は塾の途中だったんだぞ!」
仁「おまえなあ…! 今は勉強なんて後回しなんだよ!」
飛鳥「僕らはまだ、子供なんだ! もっと勉強して賢く戦えるようにならなきゃ負けちゃうんだよ!」
仁「くそっ! 屁理屈、並べやがって!」
吼児「言い争っている場合じゃないよ! 早くやっつけなきゃ!」
マリア「吼児くんの言う通りよ! 仁! ライジンオーを合体させるわ!」
仁「わかってらい!」
〔敵ユニット出現〕
仁「うおっ! なんだ!?」
ベルゼブ「フフフ! 合体などさせるものか!」「ワルーサ皇帝より授かったこのジャークサタンで、お前達の息の根を止めてくれる!」
〔ベルゼブ、仁へ攻撃〕
〔仁にダメージ〕

仁「うわああーっ!」
吼児「仁くん!」
飛鳥「仁! …くそ、こいつ、強いぞ!」
勉「謀られました!」
マリア「どういう事なの!?」
勉「敵は剣王、鳳王、獣王を引き離す作戦だったのです!」
クッキー「このままじゃみんな、やられちゃうよー!」
勉「そうだ…! 例のコマンダーの新機能を使えれば…!」
〔キーボードを叩く音〕
仁「そういえば、出撃前に勉とマリアが何か調べてたな…」
吼児「本部に何かあるらしいね…」
飛鳥「敵の数が多い…。しばらく合体はあきらめて、3機で戦おう!」
仁「おう!」

<5PP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
飛鳥「く…! この分じゃ、まだまだ敵が来るぞ!」
仁「勉! まだなのかよ! 何かあるってんなら、早くしてくれーっ!」
〔キーボードを叩く音〕
勉「も、もう、だめです! 最後の起動コードが、見つかりません!」
マリア「勉くん!?」
勉「ううう…悔しいけど、僕にはわからない…うう…」
マリア「あんた、それでも男なの!?」「途中であきらめないで、男なら最後までやってみせなさいよ!! わかった!?」
勉「う…うん…」
〔キーボードを叩く音〕
ひろし「頼むぞ、勉!」
ヨッパー「仁達が待ってんだ!」
あきら「お前なら、きっとできるぜ!」
ゆう「がんばって!」
ときえ「しっかり!」
ラブ「勉くん!」
きらら「がんばってーっ!」
勉「うう…みなさん…」
マリア「仁、吼児くん、飛鳥くん! もう少し、持ちこたえて!」
仁「勉! お前にかかってんだからな! しっかりやれよ!」
勉「はい! 頑張ります!」
〔キーボードを叩く音〕

<6PP・味方援軍3出現>
〔味方戦艦出現〕
仁「ホワイトベース…! 来てくれたのか!」
吼児「これで、何とかなりそうだね!」
飛鳥「気を抜くな! 敵はまだ、沢山いるんだ」
秋水「よう! 久しぶりだな!」
仁「ちっ! 秋水か…。今回ばかりは助かったぜ!」
秋水「あいかわらず、生意気な奴だな…」「それにしても…俺達が日本に帰ってきたら、いつも戦闘になってるな…」
フェアリ「私達が旅立った時と比べると…随分、被害が出ているようですね」
秋水「ああ…」
隼人「大丈夫か? 鉄也!」
鉄也「神大佐!? お久しぶりです!」
隼人「ああ! 甲児はどうした?」
さやか「甲児くんが…甲児くんが…」
鉄也「戦闘中に行方不明になりました…。目下、連邦軍が捜索中です」
隼人「そうか…」
ブライト「各機、発進! 敵部隊を一掃する!」「対空監視、怠るなよ!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉

<8PP・味方援軍4&敵増援4出現>

〔敵ユニット出現〕
ギルドローム「シャピロの策に乗るのはシャクだが…ムゲ帝王のご意向なれば致し方ない」「ここで私が戦果を上げておかねば、ますます奴の増長を許すことになる」「戦闘部隊を発進させろ!」
飛鳥「また、新しい敵が出て来た!」
仁「勉! マリア! まだなのか!?」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

マリア「勉くん!?」
〔キーボードを叩く音〕
勉「頼みます! 動いて…!」
〔コマンダーの稼働音〕
勉「あ…こ、これは!」
〔プログラムの動作音〕
クッキー「何これ…」
マリア「コマンダーに写っていた絵だわ!」
〔パネルの開く音〕
マリア「私の机に何か出てきたわ! なんなの? このレバー!?」
勉「マリアさん! そのレバーを引くんだ!」
マリア「わかったわ! 引けばいいのね!?」
勉「おお…! これは…!」
マリア「一体、何が起こったの!?」
きらら「わっ! 校舎から、大っきなロボットが出て来たわ!」
れいこ「ほ、ほんとだ…」
〔画面、発光〕

〔プログラムの動作音〕

勉「コントロール画面に…文字が…こ、これは…」「バクリュウオー! このロボットの名前はバクリュウオーです!」
ひろし「バクリュウオー!」
ひでのり「わああ!」
ときえ「うっそー!」
ヨッパー「すっげええ!」
マリア「バクリュウオー…これが、新しい味方!」「…勉くん! どうすれば動いてくれるの? 急がないと仁達が危ないわ!」
〔キーボードを叩く音〕
勉「この司令室から、操縦できるみたいです!」
マリア「私達が!?」「あ! このボタン、これを押せばいいんだわ!」「バクリュウオー、発進スタンバイ」「発進!
〔秒を刻む音〕
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現〕
マリア「ここから先は、このバクリュウオーが相手よ!」
仁「マリア! その声はマリアか!?」
マリア「そうよ、仁! 私達がコントロールしてるのよ」
〔敵ユニット出現〕
きらら「早速、敵機接近よ!」
マリア「勉くん! 何か武器はないの?」
勉「攻撃の担当はあきらくんです!」
あきら「お、俺かよ!」
〔バクリュウドラゴン、邪悪獣エキゾーストへ攻撃〕
[イベント戦闘「バクリュウドラゴンvs邪悪獣エキゾースト」]
〔敵ユニット撃破〕
仁「す、すっげえパワー…!」
吼児「あれが…僕達の新しい力…」
勉「そうです! 防衛組の新しい力! バクリュウオーです!」
飛鳥「バクリュウオー!?」
吼児「やったね! 勉くん!」
勉「いえ、皆さんが励ましてくれたおかげです!」
ヨッパー「俺にも何かやらせてくれよ」
〔ボタンを押す音〕
勉「な、何を!?」
吼児「ああ、見て! バクリュウオーが!」
〔バクリュウオー、変形〕
あきら「わああ…人型になった!」
仁「変形したぜ…!?」
マリア「勉くん!」
勉「はい! 武器はバクリュウカノンです!」「あきらくん!」
あきら「おう!」
〔バクリュウオー、ゼイ・ファーへ攻撃〕
[イベント戦闘「バクリュウオーvsゼイ・ファー」]
仁「す、すげえ…!」
マリア「ほらあっ! ボーっとしてないで、チャッチャとやっつけなさい!」
仁「おう! 行くぜ!」
マリア「みんな! 合体よ!」
仁「ライジンオー! 無敵合体!
[イベントデモ「ライジンオー無敵合体!」]
〔仁、合体〕
タイダー「あんなの初めて見ましたダー!」
ファルゼブ「むう…まさかライジンオーの新しい力ではあるまいな!?」
ベルゼブ「こうなれば、まとめて片付けてやる!」

<10PP・味方援軍5出現>
〔味方戦艦出現〕
葉月博士「こちら、ガンドール。ホワイトベースを支援します」
ブライト「助かります。協力して、敵を一掃しましょう!」
葉月博士「秋水くん! 最上重工から預かりものがある 受け取ってくれ!」
秋水「え? 俺に…?」
フェアリ「開発中だった、新装備かもしれません。ガンドールに向かいましょう」
〔秋水、葉月博士へ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕

陣風「お! 秋水! 久しぶりだな!」
秋水「陣風のおっさん!」
陣風「随分、立派になったじゃないか」
フェアリ「陣風さん、戦闘中ですよ?」
陣風「わかってるよ! ほら、こいつがセイバーブースターだ」
秋水「セイバーブースター…?」
陣風「ソウルセイバーの強化パーツだよ」
フェアリ「では、早速試しますね?」
陣風「おう! 整備はバッチリしてある! 思う存分、使ってくれ!」
秋水「え? フェアリさん、ちょっと!」
フェアリ「システム、オールグリーン! セイバーブースター発進!」
〔味方ユニット出現〕
秋水「ああ、行っちゃったよ…俺はどうすれば…」
陣風「ソウルセイバーで出てくれ! 空中でドッキングだ!」
秋水「ドッキング!?」
陣風「セイバーブースターがソウルセイバーの背中に合体するんだ!」
フェアリ「秋水様! 私がフォローします。発進してください!」
秋水「お、おう!」
〔味方ユニット出現〕
フェアリ「ドッキングします! セイバーブースター、モードチェンジ!」
〔秋水、合体〕
秋水「すげえ…ほんとに合体したよ…」
陣風「驚いたか? スーパーソウルセイバーだ!」
秋水「スーパーソウルセイバー?」
フェアリ「ソウルセイバーに組込んだC.U.B.E.を制御するためのユニットです」
秋水「じゃあ、今まではC.U.B.E.の力を使ってなかったのか?」
フェアリ「余剰エネルギー分しか使っていませんでした。ですが、これからは違いますよ」
陣風「秋水、そのマシンは化け物だ。扱いには気をつけろよ」
秋水「了解…」「よぉし! 行くぜ!」
〔秋水、気力上昇〕

<デスガイヤー撃破>
デスガイヤー「ぬうう…何をしておるか! 我が軍が押されておるではないか!」
シャピロ「艦の被害も馬鹿になりません。ここはひとまず、撤退の準備を…」
デスガイヤー「おめおめと、逃げ帰れるか!」
シャピロ「めに、言ったはずだ。極東に連邦軍の主戦力が集まっていると…」
デスガイヤー「く…!」
シャピロ「今回の攻勢で、敵の布陣も読めてきた」「ここで、作戦を立て直す方が現実的ではないかな?」
デスガイヤー「わかっている! 後退だ!」

<ベルゼブ撃破>
タイダー「ありゃあ…やられてしまったダー」
※※味方援軍4出現以降の場合、セリフ追加※※
ベルゼブ「むうう…ライジンオーの奴らに…あのような武器があったとは!」
ファルゼブ「一体、なんなの!? あいつは!」

ベルゼブ「ええい! あと、一息というところで!」

<敵全滅・勝利条件達成>
弓教授「皆、よくやった。敵は撤退したぞ」
さやか「お父様! 甲児くんは!?」
弓教授「まだ、行方不明のままだ…」
さやか「そ、そんな…!」
ジュン「パイルダーすら、見つかっていないのよ?」
ボス「だったら、大丈夫だ! へっ! あいつが、そう簡単にくたばるかよ!」
鉄也「パイルダーが見つかっていない? 一体、どういう事なんだ…」「あの時、確かに戦場から離脱したはず…」
弓教授「とにかく、君達は光子力研究所に戻ってくれ…」
ジュン「次の敵が来るかもしれない。研究所で修理しなければ…」
鉄也「そうだな…悔しいが…捜索は他に任せるしかない…」
〔味方ユニット離脱〕
仁「ふう…やっと片付いたか」「よっ! 勉? さっきは助かったぜ」
飛鳥「勉がバクリュウオーを見つけてくれたおかげだよ」
吼児「ほんと凄いよ、勉くん!」
勉「いいえ、もっと早くバクリュウオーの事がわかっていればよかったのですが…」
吼児「そんな事ないよ!」「勉くんがいなきゃ、バクリュウオーは動かせなかったんだもの!」
勉「皆さんのおかげです…。うう…僕は…」
マリア「ほら! しっかりしなさいよ!」「勉くんは、防衛組の頭脳なんだからね!」
勉「は、はい!」
マリア「さ、みんな! 帰ってきて! 今日は特別に、軍から食べ物が支給されたわよ!」
仁「うお! マジ!?」
きらら「フフ! よっとしたパーティーの準備して待ってるわよ!」
あきら「おう! 仁!! バクリュウオーの記念パーティーだ!」
れいこ「飛鳥くーん! おいしい料理作って、待ってるからねー!」
美紀「そうよ! 私達、女子は飛鳥くんのために作るのよ!」
飛鳥「ありがとう。楽しみにしてるよ」
仁「チッ…やってらんね!」
吼児「はは…」
クッキー「ねえ、マリア…? 少し…お母さんに持って帰ってもいい?」
マリア「もちろんよ! 後で、難民キャンプの人にも配ろうね?」
クッキー「うんっ!」
仁「よし! 帰ろうぜ!」
〔味方ユニット離脱〕
ブライト「各機、着艦せよ! すぐにドックに向かうぞ」
クワトロ「了解した」
秋水「すげえじゃんか…この機体…前とは次元が違うぜ…」「これが、C.U.B.E.の力を引き出した結果なのかよ…」
フェアリ「とんでもない…。C.U.B.E.の力はこんなものではありません」「とにかく、制御するのが大変なんです…」「ですから、今はまだリミッターをかけています」
秋水「マジ…?」
フェアリ「まだまだ、調整が必要です。すぐに最上重工本社に戻り、作業を始めましょう!」
秋水「え? このまま行くの?」
フェアリ「ええ、もちろんです」
秋水「…………」
フェアリ「秋水様?」
秋水「わ…わかったよ」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

最上重工 社長室
〔ドアノブを回す音〕
秋水「よう! 親父、生きてたか?」
瑞雲「ふふ…世の中の荒波にもまれ、少しは成長したようだな?」
秋水「まったくだ! 太陽系どころか、銀河の果てまで行ってきたからな」
瑞雲「ふむ…、少しは話を聞く素養は出てきたようだな?」
秋水「うれしいよ! 親父は何にも変わってねえみたいだしな!」
陣風「まあ、そう噛み付くな、秋水…。久しぶりに会ったんじゃねえか」
秋水「それより、フェアリさんは?」
陣風「研究室に行ったっきりだ。色々、やる事があるんだとよ」
瑞雲「彼女は必死だ! 秋水、お前はもっと見習うべきだ」
秋水「わかってるよ…」
瑞雲「…………」
秋水「ちょっと、行ってくる」
〔ドアノブを回す音〕
瑞雲「あいつ…本当に、成長したな…」
陣風「当たり前だ…俺達には想像もつかねえような修羅場をくぐって来たんだぜ…?」「ま、秋水は、あいかわらず軽い言動してっから、そうは見えないだろうがな」
瑞雲「ああ…」「…………」
陣風「ん? どうした、瑞雲?」
瑞雲「もう、私が面倒を見てやる必要はないのかもしれんな…」
陣風「なに、しおらしい事言ってんだよ。お前にゃ、似合わねえぞ?」
瑞雲「フ…そうだな!」

最上重工 研究室
〔扉の開閉音〕
秋水「フェアリさん。あまり、無理しないでくれよ」
フェアリ「お気遣い、ありがとうございます。でも、私は大丈夫ですよ?」
秋水「今日は休もうぜ? あ、そうだ。夕食、付き合ってくれよ?」
フェアリ「秋水様…? 戦時下ですし、贅沢なレストランは閉まっていますよ?」
秋水「そ、そうなのか?」
フェアリ「もう、この街だけ特別ではなくなっているんです」
秋水「…………」
フェアリ「これからはますます、戦闘は激化していきます」「そして、私達はすぐにでも出撃しなければならない…」「私がここで研究できる時間はあまりにも限られているんです」
秋水「フェアリさん…あのさ…何か手伝う事…ないかな?」
フェアリ「これは私の仕事です。秋水様は、お休みになるのが仕事ですよ?」
秋水「フェアリさんだって、俺と同じじゃないか! 俺だけ休めなんて…!!」
フェアリ「…………」「私は、皆さんの想いに報いなければなりません」「瑞雲様と陣風さん…そして、最上重工の沢山のスタッフ…」「みんなが、私の機体に未来を託して、ここまで仕上げてくれたんです」「だから、私は…」
秋水「そうだよな…俺達の帰りを待ってみんなも戦っていたんだ…」「わかったよ、フェアリさん。でも今日は、俺も最後まで付き合わせてもらうぜ!」
フェアリ「秋水様! 困ります、そんな!」
秋水「夜食を調達してくる! 俺にできることって、そんな事しかないもんな!」
〔扉の開閉音〕

最上重工
秋水「フェアリさんの頑固にも困ったもんだけど、たまにはこういうのもいいよな」「…………」「この公園…そういえば…サリーとはここで、会ったんだっけ…」「あいつら…今頃、どうしてるかな…」

竹尾ゼネラルカンパニー
ワッ太「久しぶりに帰ってきてかおるちゃんに会ってきたけど…」「学校も街も、戦争の影響が、いろいろ出てるみたいだね」
柿小路「私も町内会に久しぶりに出てきましたが…」「復旧作業や、避難民への対応やらなにやら…。皆、疲れて果てておりましたなぁ…」
郁絵「こんなに状況が悪くなってるだなんて…」
木下「ねえ…このまま本当にホワイトベースに戻るんですか?」
柿小路「何を言ってるんですか? 戻らないと、今月の給料すら払えませんよ?」
木下「ええ~っ!?」
ワッ太「木下さん、地球を守るためなんだよ?」
木下「そりゃ、そうですが…」
柿小路「おう、おう…ご立派ですぞ、社長!」
ワッ太「そんな…当たり前の事じゃないか」
厚井「そうですな…ですが、少々スケールが大きくなり過ぎですなあ…」
郁絵「ええ…」
ワッ太「どうって事ないよ! ホワイトベースのみんなと一緒なんだからさ!」「ほら、ほら! みんな、元気出してよ!」
郁絵「はい、社長!」

地獄城
鉄仮面兵「あしゅら男爵、お着きになられました!」
ヘル「うむ…」
あしゅら男爵「フフフ…お喜びください、Dr.ヘル!」「ついに、マジンガーZを倒し、その捕獲に成功しました」
ヘル「おお! でかしたぞ、あしゅら男爵!」「あしゅら男爵! このマジンガーを我らに忠実なしもべとして復活させるのだ!」
あしゅら男爵「ははーっ! 仰せのままに!」
ヘル「次は光子力研究所を叩き、グレートもろとも、奴らを全て始末するのだ!」
あしゅら男爵「はい、もうじき光子力研究所への攻撃の手はずは整いまする!」「このあしゅら男爵。必ずや、朗報をお待ちいたしましょうぞ!」
【シナリオエンドデモ終了】


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