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第33話
魔神降臨


サブタイトル
「魔神降臨」


【シナリオデモ開始】
ホワイトベース デッキ
〔通信のコール音〕
フラウ「これより、ブリッジにて戦況に関するミーティングを行います」「手の空いている人は至急、ブリッジに集合して下さい」
<<秋水(男)>>
秋水「ミーティングだってさ。どうする? フェアリさん」
<<秋水(女)>>
秋水「ミーティングだってさ。ねぇ、どうする?」

フェアリ「作業は、だいたい終わっています。せっかくですから参加しましょう」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「早乙女研究所での戦いでは複数の敵勢力を相手に、よく戦ってくれた」「だが、我々が早乙女研究所を防衛している間に、ムゲ帝国軍はフィリピンを制圧している」
アイザック「つまり、戦略的には、連邦軍は敗北したということか」
クワトロ「第1段階はな…。真の攻撃目標は、おそらく中国の工業地帯だろう」
ブライト「中国の工場では、例のD兵器のデータを元にした量産型の開発がほぼ完了している」
ケーン「ひゅー! つまり、ドラグナーの量産型ってわけね!」
ライト「これをギガノス軍が潰しに来る事は、目に見えているな…」
クワトロ「それほど、単純でもない。現在のギガノスは星間連合の傘下に収まっている」「したがって、情報は当然、星間連合に知られているという事だ」
タップ「つまり、どういう事?」
エマ「星間連合が攻めて来るって事よ」
クワトロ「その通りだ、エマ中尉。では異次元同盟の狙いは?」
エマ「フィリピンの位置なら、中国を攻撃しようとする星間連合の動きに牽制をかける事ができます」「それゆえ、異次元同盟がフィリピンを陥したのではないでしょうか」
クワトロ「うむ、さすがだな。しかし、問題はその裏に隠されたからくりを洞察できるかだ…」
アムロ「あの…僕は地球のチリや防衛態勢を知り尽くした作戦、というのが気になります…」
クワトロ「気になるか…なるほど…。アムロくんも、やはり地球人が関与していると?」
アムロ「ええ…それもかなり狡猾な人物だと思います」
クワトロ「ララァ、君はどう思う?」
ララァ「アムロと同じですわ」
沙羅「…………」
忍「ん? どうした、沙羅?」
沙羅「なんでもないよ!」「それより、あんた馬鹿なんだからちゃんと、聞いときなよ!」
忍「はい、はい…」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「…という事で、我々も次は中国に行くわけだが、その前に艦隊編成を拡大させる」「その準備のため、もうしばらく日本で待機することになった」「なお、引き続き、日本防衛の任務は継続される。常に臨戦態勢で臨むぞ」
クワトロ「では、解散!」

ホワイトベース 廊下
<<秋水(男)>>
秋水「最後に、艦隊規模が拡大されるって言ってたけど…」
<<秋水(女)>>
秋水「最後に、艦隊規模が拡大されるとかって言ってたけど…」

フェアリ「私達の対抗する敵の規模が次第に大きくなっていますから、それに対応するための処置です」「いずれは、外宇宙に遠征しなければなりませんし」
<<秋水(男)>>
秋水「フェアリさんって、何でも把握してるんだな」「俺なんか、こう複雑になって来るとついていけなくて…」
<<秋水(女)>>
秋水「ふ~ん、要するに着々と準備してくれてるのね?」「それにしても、フェアリさん、何でもよく把握してるよね」「私なんか、ああいう難しいミーティングってついていけなくて…」

フェアリ「もともと秘書ですし、当然です。こんな事でも助けになるなら、いつでもおっしゃってくださいね?」
<<秋水(男)>>
秋水「うん、頼りにしてるよ」
<<秋水(女)>>
秋水「うん! 頼りにしてるね!」


光子力研究所
弓教授「ジュンくん。グレートの修理状況はどうだね?」
ジュン「ええ…応急修理はなんとか、完了しました。出撃には耐えられます」
弓教授「そうか…」
鉄也「機械獣との戦いで、マジンガーZを失い…グレートも酷くやられた…」「なんて、無様な戦い方をしちまったんだ…俺は…」
弓教授「敵も必死なのだ。君一人のせいではない」「こんな時に甲児くんがいてくれれば心強いのだが…」
さやか「お父様…甲児くんはまだ見つからないんですか?」
弓教授「手は尽くしている。しかし、まだ手がかりもつかめていない…」
さやか「そんな…」
〔警報〕
ジュン「機会獣接近! ただちに、緊急警戒態勢に入れ!」
弓教授「やはり、来たか…!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
弓教授「連邦軍の防衛網をこうも簡単に破ってくるとは…」
ジュン「これは…!」
弓教授「どうしたんだ、ジュンくん!」
ジュン「後方からかなりの数の機械獣が接近中です。まもなく、この戦域に現れます!}
弓教授「ジュンくん、他に頼れる部隊をあたってみてくれ!」
ジュン「すでに、そのように…」「ですが、ホワイトベースや民間組織は早乙女研究所での戦いが終わったばかりです!」「こちらに来るまでには、多少、時間がかかるようです」
〔味方ユニット出現〕
ボス「くそっ! 兜がいない時をついてきやがって!」「俺様が相手だ!」
〔光子力研究所周辺に爆発〕
〔画面、振動〕

ボス「うわあああああ!」
ジュン「弓教授! このままでは、バリアがもちません!」
弓教授「うむ…」
〔敵ユニット出現〕
あしゅら男爵「光子力ビーム!
〔光子力研究所周辺に爆発〕
〔画面、振動〕

弓教授「うおお!!」
ジュン「ううっ!」
弓教授「こ、光子力ビーム…!」
ジュン「はっ、弓教授! あれは…マジンガーZ!?」
弓教授「違う! 頭部の人影は…あしゅら男爵!」
あしゅら男爵「はははははははは…! はははははははははは!!」「人類の希望、光子力研究所は、人類に守り神マジンガーZによって破壊されるのだ!」「ゆけい! あしゅらマジンガー!」
弓教授「ジュンくん! バリアーだ!」
ジュン「は、はい…」「…! バリアー装置破損! バリアーがかかりません!」
弓教授「く…」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「人類の守り神は、ここにもいるぞ!
〔味方ユニット出現〕
さやか「ここは通さない!
あしゅら男爵「はははははははは…! さて、どこまで耐え切れるかな?」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方戦艦出現〕
オスカ「戦闘の熱源が、研究所の側です!」
ブライト「そんなに、攻め込まれているのか…」
弓教授「おお! ホワイトベースが来てくれたのか!」
ジュン「なんとか、間に合ったようですね…。ですが…」
弓教授「うむ…依然、状況は厳しい…」
鉄也「わかっています!」「余計な増援を防いでくれるだけでも、ありがたい!」「行くぞっ! 戦闘獣ども!」
ブライト「索敵! 全方位にかけろ!」
〔敵ユニット出現〕
オスカ「新たな敵が現れました!」
ブライト「各機、迎撃せよ! 光子力研究所にこれ以上、敵を近付けるな!」
〈出撃準備〉

<3PP・敵増援2出現>

〔敵ユニット出現〕
アークダーマ「メイワク…メイワク…」
ブライト「くっ…邪悪獣まで出るのか!? フラウ、防衛隊に連絡だ!」
フラウ「防衛隊、聞こえますか? 光子力研究所の空域に邪悪獣が現れました!」
武田長官「なんだと!?」「むうう、邪悪獣め! どこから現れるか、全くわからん!」「…とにかく防衛組を呼び出そう!」
フラウ「お願いします!」
ブライト「ライジンオーが支援に来る。みんな、ここは踏ん張ってくれ!」

<4PP・敵増援3出現>
アークダーマ「メイワク…メイワク…」
〔敵ユニット出現〕
<<秋水(男)>>
秋水「また、出やがった! 邪悪獣ってのは本当に神出鬼没だな」
<<秋水(女)>>
秋水「あ~ん! また、出た~! どこから沸いてるのよ~」

フェアリ「まったくです。これでは、防衛線の張りようがありません…」「特に軍隊にとっては、戦いづらい相手でしょうね…」
<<秋水(男)>>
秋水「だから、防衛組が必要か…。早く来てくれよ、ライジンオー!」
<<秋水(女)>>
秋水「だから、防衛組が必要なのよね…。早く来てほしいな…」


<6PP・味方援軍2出現>
〔味方ユニット出現〕
仁「ライジンオー見参!」
ブライト「よく来てくれた。頼むぞ、防衛組!」
マリア「お任せください!」「さあ、みんな! 行くわよ!」
あきら「おう!」
ヨッパー「行けぇっ バクリュウオー!」

<あしゅら男爵撃破・第3軍増援1出現>
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

あしゅら男爵「フハハハハハ! これしきの事で、このあしゅらマジンガーが倒せるとでも思ったのか!?」「フハハ! さすが超合金Z! 強度が違うわ!」「光子力研究所よ! 自ら作り出した恐怖のロボットで消え去るがよい!」
〔敵ユニット出現〕
鉄也「させるものかーっ!」
あしゅら男爵「む…! まだ、抗う力が残っていたか」「グレートマジンガー、貴様からとどめを刺してくれる!」
〔あしゅら男爵、鉄也へ攻撃〕
[イベント戦闘「鉄也vsあしゅら男爵」]
鉄也「ぐうう…!」
ジュン「鉄也!」
鉄也「うう…負けてたまるか…!」
あしゅら男爵「ははははは! ふはははははは!」「どうした、グレート? もう力尽きたのか!?」
鉄也「く、くそうっ!」
あしゅら男爵「ふはははははは!」「どうやら、そこまでのようだな!」「マジンガーはマジンガーに葬られるのがふさわしい!」「死ね! ブレストファイ…!」
〔敵ユニット撃破〕
あしゅら男爵「な、なにっ!」
〔第3軍ユニット出現〕
あしゅら男爵「ぬわあ! な…何だ!?」「何者かは知らぬが、邪魔はさせん!」
鉄也「あ、あれは…」
ジュン「何?」
弓教授「マジンカイザー!」
ジュン「マジンカイザー!?」
弓教授「一体、誰が造ったのだ…」「もしかして…! いや、そんなはずはない…そんなはずは…」
あしゅら男爵「ええい! しねえい!」
〔あしゅら男爵、???(甲児)へ攻撃〕
[イベント戦闘「あしゅら男爵vs???(甲児)」]
あしゅら男爵「マジンガーZの武器が効かない!」
〔???(甲児)、あしゅら男爵へ攻撃〕
[イベント戦闘「あしゅら男爵vs???(甲児)」]
あしゅら男爵「ぬおあああああ!!」「信じられん…。超合金Zの、このボディーを叩き壊すとは…」「やむをえん…脱出だ!」「この仇は必ず討つ! 覚えておくがいい!!」
〔敵ユニット撃破〕
鉄也「ふう…助かったぜ…」
〔???(甲児)、鉄也へ攻撃〕
[イベント戦闘「鉄也vs???(甲児)」]
〔鉄也にダメージ〕
〔鉄也に爆発〕
〔画面、振動〕

鉄也「うおあああ!」
ジュン「鉄也!」
弓教授「…!!」
さやか「ど、どうして…鉄也さんを…!?」
ボス「やいやい! 何やってんだ! 味方じゃないのかよ!」
弓教授「まさか…! 敵味方の区別ができないのか!」
ジュン「あらゆる呼びかけを尽くしてみましたが、無反応です!」
弓教授「みんな、危険だ! マジンカイザーは、こちらにも攻撃してくるぞ!」
鉄也「なんて事だ…」

<???(甲児)撃破>
〔第3軍ユニット撃破〕
〔第3軍ユニット出現〕
〔光子力研究所に爆発〕
〔画面、振動〕

弓教授「い、いかん! 今度は研究所を…! 全員退避しろ!」
鉄也「や…やめろ!」
ボス「お前! ここがどこだから、わかってんのかよぉ!」
さやか「やめてーっ!」
〔さやか、???(甲児)へ接近〕
さやか「…!!」「…やめて、やめるのよ!」
弓教授「さやか!?」
ジュン「危ないわ! 下がるのよ!」
さやか「お願い、やめて!」「攻撃をやめて!…甲児くん!」
弓教授「なっ! 甲児くん?」
ボス「…ああ! 本当だ! パイルダーの中に兜がいるぜ!」
鉄也「血迷ったか! 兜!」
〔鉄也、???(甲児)へ攻撃〕
[イベント戦闘「鉄也vs???(甲児)」]
鉄也「バ、バカな…! ブレストバーンが効かないのか!」
弓教授「いかん! カイザーがファイヤーブラスターを使うぞ!」「みんな、下がれーっ! 下がるんだ!」
ジュン「鉄也! 逃げてぇっ!」
鉄也「研究所はやらせん! うおおおおお!!」
〔鉄也、???(甲児)へ隣接〕
〔味方ユニット撃破〕
〔第3軍ユニット撃破〕
〔光子力研究所に爆発〕
〔画面、振動〕

フラウ「光子力研究所と新しいマジンガーが共に沈黙しました…!」
オスカ「グレートマジンガーも完全に破壊されています!」
ブライト「な、なんて事だ…」
ジュン「うう…」
弓教授「大丈夫か、ジュンくん…」
ジュン「ええ…」
弓教授「グレートが盾にならなければ…みんな、やられていたな…」
ジュン「鉄也! 鉄也っ!!」
鉄也「うう…俺は大丈夫だ…。それより、今のうちに兜をパイルダーから出すんだ!」
弓教授「わかった!」

<敵&第3軍全滅・勝利条件達成>
鉄也「兜、目を覚ませ!」
さやか「甲児くん! 目を覚まして!」
弓教授「無理はいけない。甲児くんは、ひどく神経をやられているようだ…」「幸い、命に別条はない…。しばらく、このまま安静にしておくんだ」
さやか「ああ…甲児くん…」
フラウ「全敵部隊、撃退しました」
ブライト「よし! ホワイトベースはこのまま、研究所に着陸する。基地の救援に入るぞ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

甲児「これが、マジンカイザー…?」「神をも超えられる…悪魔も倒せる…この俺が…?」

光子力研究所 医務室
甲児「はっ!」「ああ…俺は一体…!?」「マジンカイザーを操縦して気を失い…それで…」「…! さやかさん!」
さやか「甲児くん!」
弓教授「目が覚めたかね? 甲児くん」
甲児「お、俺はどうしてここに」
弓教授「暴走するマジンカイザーは意識を失っていた甲児くんを乗せ光子力研究所に戻ってきたんだよ」
甲児「…そんな事が…俺のために研究所が壊れちまったのかよ…」
鉄也「気にするな、お前らしくもない」「お前が来なければ、もっと完璧に壊されていたさ。あしゅら男爵にな」
甲児「そうなのか…」
さやか「お父様、どうしてマジンカイザーの事を知ってるの?」
弓教授「かつてマジンガーZを開発した兜十蔵博士が造った究極のマジンガーだよ」
さやか「甲児くんのおじいさんが造ったマジンガー…?」
弓教授「マジンカイザー…まさしく、マジンガーを超えたマジンガーだ」
鉄也「究極のマジンガーか…」「だが、なぜホバーパイルダーはカイザーの格納庫まで辿り着けたんだ?」
弓教授「おそらくカイザーはマジンガーZのピンチ…」「いや、甲児くんのピンチに反応するようプログラムされていたんだろう」
さやか「ホバーパイルダーはそのプログラムによって格納庫に誘導されたのね?」
ボス「とにかくよ! 我がボスボロットに加えて、このマジンカイザーさえありゃ…」「天下無敵の鬼に金棒だ! 機械獣なんざ、コテンパンだぜ!」
ヌケ「うん、うん!」
ムチャ「そうですとも!」
弓教授「いや…そう簡単にはいかんぞ?」「我々の調査によればマジンカイザーは操縦方法を誤ると、その制御を失い…」「操縦者の肉体に相当のダメージを与える事がわかったんだ」
甲児「確かに、カイザーの操縦はとんでもなくでかいバイクを転がす感じ…」「いや、それ以上だったような気がするなあ…」
さやか「そのために、甲児くんは気を失い、カイザーは暴走した…」
ボス「…て事は、兜がバッチリ操縦できるようになるまでカイザーは出動できねえって訳か?」
弓巨樹「今のままでは、甲児くんの体はズタズタになり、取り返しのつかないことになるだろう」
甲児「おもしれえ! すぐに乗りこなしてやるさ!」
さやか「無茶しないでよね…」
甲児「おう! わかってるよ!」
弓教授「それと、もう一つ大事な事を伝えねばならん」
甲児「な、なんですか…改まって…」
ジュン「この後、私達はホワイトベースに配属されるの」
甲児「なんだって!?」
弓教授「Dr.ヘルとの決着がついてからと思っていたが、状況が変化した…」「研究所が敵に知られてしまった以上、施設の大部分も破壊されてしまったからな…」
ジュン「中国、その他の地下工場でモビルスーツとメタルアーマーの量産が始まっているのよ」
弓教授「このまま、順調に行けば、連邦軍の戦力は今の数倍になる」「そうすれば、我々は守りから攻めに転じることができる」「その攻撃の要が、ホワイトベースの部隊…」「我々のロボットもその中核を担う事になるのだ」
甲児「なんかよくわからねえが、こっちから攻めるってのが気にいったぜ!」
鉄也「そうだな、守ってばかりでは勝つことはできない」
ボス「やろうぜ! 兜!」
さやか「がんばりましょう! 甲児くん!」
甲児「おう!」

早乙女研究所
隼人「博士…ホワイトベースは中国に向かう予定ですが…俺達はどうすれば?」
早乙女博士「無論行くのだ! 真ゲッターと共にな…」「全ての資材を積み込め! 今後は、更にでかい戦いになるぞ!?」
竜馬「そう来ると思ったぜ! いくぜ? お前ら!」
號「望むところだ! でっかいドンパチの中に突っ込んだ方がおもしれえ!」

5年3組教室
武田長官「皆も知っての通り、この街を、いや地球を取り巻く情勢は大きく変化している」「しかし、我々人類はどんな時もあきらめず戦っていかねばならない…」
仁「前置きはいいからさ、防衛組がホワイトベースに乗るって本当なのかよ!」
あきら「そーだ、そーだ! どうなるのか、説明してくれよ」
マリア「あんた達! 少しは落ち着きなさいよ!」
篠田先生「まあまあ…マリアも それに、みんなも落ち着いて聞いてくれ」「仁の言った通り、防衛組はホワイトベースに入ることになった」
きらら「ええーっ!?」
姫木先生「先生達だって、はじめはとても賛成できなかったのよ」
篠田先生「でも、今は僕らにしかできない事をやるべきじゃないかと思っている」
クッキー「防衛組が学校からなくなっちゃったら、学校、どうなっちゃうの?」
姫木先生「学校は、避難所として全面的に開放されるのよ」
ひでのり「それって、いい事なのかな…」
きらら「そうよね…家がなくて困ってる人、沢山いるわけだし…」
吼児「でも、戦艦に乗るなんてなんか危ないような…」
ヨッパー「そうか? かっこいいじゃねえか?」
ラブ「あんたね~」
れいこ「あのね…私…そういう事は大人がやる事じゃないかって思うの…」
武田長官「そうなんじゃ…。全く、その通りなんだが…」
マリア「長官…」
ラブ「それこそ、そんな事言ってる場合じゃないんじゃ?」
ひろし「どこも大変な状況だってのは、子供の僕達にもわかります…」
勉「そうですね、世界の情勢がこれだけ逼迫してくると、大人だ子供だと言ってられません」
クッキー「う~ん…勉くんの言う事、よく、わからないよ」
飛鳥「とにかく、これは難しい問題って事だよ…」
仁「あーもう! 悩んでもしょうがねえじゃんか! 地球を守る事に変わりないんだろ?」
マリア「仁…」
仁「な、何だよ!」
マリア「そうよね…そうなのよね…」
仁「だから、何なんだよ!」
マリア「エルドランから託された私たちの使命、それは、この地球の平和を守る事」「きっとエルドランも私たちを守ってくれるわ」
ゆう「うん…私、みんなと一緒なら…」
あきら「地球のために旅立つ…いいじゃんか、そういうのも!」
ひでのり「宇宙に行ったら、お星様、いっぱい見えるかなあ?」
大介「俺…兄弟は田舎のじいちゃん家に行かせるよ」
れいこ「私は行きたくない…けど、みんなと別れるのはいや!」
ときえ「私も…怖いけど、みんなと一緒なら…」
ポテト「うん、私も!」
マリア「なら、決まりね?」「先生、長官、防衛組はホワイトベースに行く事に決定しました!」
武田長官「頼んだぞ」
マリア「はい!」

陽昇学園
篠田先生「…ということで、防衛組はブライト艦長にお預けします」「何かとご迷惑をかけるかと思いますが、よろしく頼みます」
仁「ふう…助かったぜ。先生について来られちゃたまんねえからな」
篠田先生「な、何て事言うんだ! 先生はお前達の事を心配しているんだぞ!」
マリア「まあまあ、先生。神は勉強しなくていいと思ってるだけですから…」
柿小路「その事ならご安心ください。乗組員が臨時教員となり、欠かさず授業を行いますので」
仁「な、なんだって~!?」
篠田先生「当たり前だろ。帰ってきたら、テストもしてやるぞ」
仁「ああ…なんてこった…」
姫木先生「ブライト艦長。この子供達の事、よろしくお願いいたします」
ブライト「わかりました。最善を尽くしましょう」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「…………」
クワトロ「ん? 艦長、どうしたのだ?」
ブライト「ライジンオーには運用マニュアルがないんだ…。全て子供達で解決しているらしい」
クワトロ「ほう…それはすごいな。どうやって整備しているんだ?」
ブライト「それについては、あまり深く考えない方がよさそうだ…」
クワトロ「フ…なるほど…」「ともかく、これで、防衛組と光子力研究所が、編入された事になる」「かなりの戦力アップになったと思うが?」
ブライト「ああ…」

地獄城
あしゅら男爵「申し訳ございません Dr.ヘル…」「大切な機械獣を失った上 せっかく強奪したマジンガーZも破壊されるとは…」「それもこれも、あの謎のロボットのため!」「しかし、あのようなロボットが出現するなど全くの予想外で…!」
ヘル「弁解無用! お前の言い訳は聞き飽きたわ!」
あしゅら男爵「お、お待ちください! Dr.ヘル!」
ヘル「メインスクリーン! オン!」「奴らめ、いつの間に、完成させおったのだ、新じいマジンガーを!」
【シナリオエンドデモ終了】


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● 第33話「危機一髪!光子力研究所」 へ進む

● 第34話「グン・ジェム隊来襲」 へ進む


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