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第34話
グン・ジェム隊来襲


サブタイトル
「グン・ジェム隊来襲」


【シナリオデモ開始】
一月前、ギガノス帝国本部

ギガノス月面基地
ギルトール「地球はここから見る景色が一番美しい…」
ドルチェノフ「元帥閣下、情勢はすでにご理解いただいていると思いますが?」
ギルトール「お前達が何を考えているのか、よくわかるつもりだが…」
ドルチェノフ「では、星間連合との条約締結を…そして、マスドライバーの使用許可をお与えください!」
ギルトール「外宇宙の星間連合が、どう動くかまだわからん…。プラート大尉の報告を待て」
ドルチェノフ「もはや、プラート大尉の作戦行動では限界です。今こそ、我らの力を示す時!」
ギルトール「だが、親衛隊の連中は、彼と共に出撃したいと言う者が多いと聞くぞ?」
ドルチェノフ「プラート大尉の父親は、ドラグナーの設計者、ラング・プラートです」「裏切り者の息子とあらば、いつ反逆するとも知れません」「重ねて、お願いします! マスドライバーによる地球への全面攻撃の許可を!」
ギルトール「…………」
ドルチェノフ「閣下、ご決断を!」
ギルトール「私が地球攻撃を許すと思っているのか!?」「私は地球がいとおしい。あの星は我らの故郷でもあるのだ」「あの美しい星には、選ばれた者が住むべきなのだ」
ドルチェノフ「なればこそ! 不適格者を一刻も早く、絶滅しなければならんのです!」
〔銃を構える音〕
ギルトール「ドルチェノフ…貴様…!」
ドルチェノフ「ギルトール閣下が情勢をお考え下さらぬのなら、仕方がありません」「我らは星間連合軍と手を組み、一挙に地球を制圧します!」「その後に、選ばれし民の結束をもって星間連合をも駆除する所存!」
ギルトール「…貴様では、兵を統べる事などできぬ」「私が席を譲るのは、プラート大尉と決めておる」
ドルチェノフ「黙れっ!!」
〔銃声〕
ギルトール「…………」

ドルチェノフ(あれから、一ヶ月…)(星間連合が地球侵攻に躍起になっている間、我がギガノス軍は、着々と戦力を整えつつある)(全てはワシの計画どおり、何の問題もないではないか…)
〔扉の開閉音〕
グン・ジェム「おう! 入るぜ!」
ドルチェノフ「グン・ジェム大佐、よく来た!」
グン・ジェム「ほう? 偉くなったもんだな、ドルチェノフさんよ!?」
ドルチェノフ「貴様! ワシはギガノス軍の最高司令官なんだぞ!」
グン・ジェム「ギルトール暗殺の汚名をマイヨ・プラートに着せ、奴を軍から追放した事…」「世間様に、公表してもいいんだぜ?」
ドルチェノフ「くっ! 要求通り、地上は貴様に任せたはずだ」
グン・ジェム「へっへ! わかってるよ!」
ドルチェノフ「そういう事だ…。地上はお前が、そして宇宙はこのワシで治める…」
グン・ジェム「じゃあ、地上での戦いは好きにさせてもらうぜ? ドルチェノフさんよ!」
ドルチェノフ「わかっている…!」
グン・ジェム「ぐふふふふ!力が支配する時代が来るってわけだ!」

最上重工 社長室
瑞雲「ホワイトベースは出発したか…」
陣風「心配なら、ついて行きゃいいだろうに」
瑞雲「俺達は、ここでやる事がある。あいつらが、安心して戦えるように地球の守りを万全とするんだ!」
陣風「そのための無人兵器開発か…」「お前は、そういうのが嫌いだと思ってたがな…」
瑞雲「それを言わんでくれ…。物は造れても、パイロットの熱い魂は創れない!」「これ以上、若者の血が流されるのは見ておれんのだ!」
陣風「そうだな…」
瑞雲「スーパーマシンを造る夢にかけた俺達の事業が、いつの間にか、兵器開発になってしまった」「お前には、本当にすまないと思っている」
陣風「よしてくれ。この戦いが終わったら存分に腕を振るうつもりだ」「かといって、今だって手は抜いちゃいねえよ。いつでも全力だぜ」
瑞雲「ああ…わかってるよ」

連邦軍 重慶基地
ミライ「ホワイトベース、着底しました」
隼人「ここが連邦軍の重慶基地か」
デビッド「ひょー!すげえ! いつの間に、こんな基地を作ってたんだよ!」
アラン「地上に出ている施設は氷山の一角だ」「地下には巨大プラントが建設されている」
ブライト「早速だが、戦力強化プランのある部隊は指示された部署に出頭してくれ」
クワトロ「他の者は哨戒任務だ」「ジュドー、カミーユ、お前達は訓練込みだ。ついて来い!」
カミーユ「はい!」
ジュドー「マジですか?」
リィナ「文句、言わないの!」
ジュドー「へい、へい!」
ルー「エマ先輩! 私達はショッピングでも楽しみましょう?」
エマ「え、ええ…」
エル「ああ、あたしも行くよ! ね? リィナも行くでしょ?」
リィナ「もちろん! みんなからリクエストを聞いておいたの。はい、これ買出しリストよ」
エル「うわっ、こんなに?」
リィナ「自分だけ楽しもうなんてダメに決まってるじゃない」
エル「そうね」
セイラ「あなた、しっかりしているのね」
リィナ「あ、ありがとうございます」
ジュドー「んじゃ、行こうぜ! 俺、荷物持ちすっからよ」
カミーユ「ジュドー! 早く来い!」
ジュドー「トホホ…」

重慶基地 空港
エリザベス「私とエイジは、これからドールの生産工場に行くわ。みんなもついて来る?」
デビッド「もちろん、行きますよ!」
アンナ「ねえ、ドールって?」
エリザベス「地球製SPTよ。レイズナーを元に密かに開発していたの」
シモーヌ「私とデビッドが乗っていたじゃない?」
アンナ「ああ、あれがそうだったのね?」
エイジ「さあ、行こうか」

基地 格納庫
デビッド「ほお…こりゃ、すごい。レジスタンスの設備とは大違いだぜ」
エリザベス「生産ペースも上がっているそうよ」
シモーヌ「やっと、グラドスに対抗できる武器を与えられたって訳ね」
エリザベス「ええ、ホワイトベースにも、新たにドールが配備されるわ」
アンナ「…………」
エイジ「ん? どうしたんだ、アンナ?」
アンナ「あ、ごめんなさい。なんでもないの…」
エイジ「…………」
エリザベス「ところで、エイジ。レイズナーの強化型も完成しているのよ」
※※エイジ撃墜数20機以上の場合、セリフ追加※※
エリザベス「2体のレイズナーを用意したわ」「変形機構を組み込んだMk-IIと今までのレイズナーをもとに基本性能を上げた強化型よ」「『レイ』の移植の件もあるからどちらかに決めてくれるかしら?」
Mk-IIにする
強化型にする

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

エリザベス「調整をお願いするわね?」
エイジ「レイズナーに装備されたコンピュータAIの『レイ』を移植スレbあ、勝手にやってくれます」「ですが問題は、『フォロン』の説得ですね…」
シモーヌ「『レイ』の背後に隠れてる、もう一つのAIって言ってたわよね?」
デビッド「さしずめ、レイズナーのヌシってとこだな」
エイジ「ああ…」

ホワイトベース デッキ
秋水「俺達は、どこか行くとこないのかな?」
フェアリ「クワトロ大尉が帰ってきたら哨戒に出ますよ?」
秋水「じゃあ、コックピットで調整でもしておくよ」
プラート博士「あー君達。すまんが…ケーン達を知らんか?」
秋水「ああ、ケーン達ならさっき、街に出かけましたよ」
プラート博士「おかしいの…」「ドラグーンの生産ラインを見せてやるから、こおで待っておれと言っておいたのだが…」
フェアリ「それにしても、お久しぶりですわ、プラート博士」
プラート博士「そういえばフェアリくんとは、学会以来だったな?」「君の論文は、よく覚えておる。どうやら、新しい機体に活かされておるようじゃな?」
フェアリ「いえ、それより博士の方こそこの状況下で量産可能な設計ができるなんて、さすがですわ」「ドラグーンの開発完了、おめでとうございます」
プラート博士「いやいや、まだ外側だけじゃよ。中身は、これからじゃわい」「さっき、最新の実戦データをインプットしたばかりだ。ドラグーンはもっと強くなるぞ」
フェアリ「ドラグーンは、ドラグナー3機分の戦力を持っているそうですね」「標的を察知するオートセンサーの性能は抜群と聞いています」
プラート博士「でなければ、量産に入った意味がないじゃろう」
秋水「ドラグナーの量産型か…。飛んでるところを見て見てみたいなあ」
プラート博士「はっはっは! すぐに見れる」「そうじゃ! どうせケーン達は、街で羽を伸ばしとるんじゃろうから、代わりに君達を案内してやろう」
秋水「え? いいんスか?」
フェアリ「秋水様、私達は待機中なんですよ?」
秋水「あ、そうか…クワトロ大尉の帰りを待ってるんだっけ…」
プラート博士「そうか、それは残念じゃの」
〔戦艦の警報〕
プラート博士「むっ! これは、敵襲の警報じゃ!」
秋水「フェアリさん! 発進スタンバイだ!」
フェアリ「はい! 秋水様!」
〔走り去る足音〕
プラート博士「さて、ドラグーン隊の初陣じゃな」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方ユニット出現〕
クワトロ「カミーユ、敵が見えるか?」
カミーユ「ええ…あの動き、おそらくメタルアーマーですね」
〔敵ユニット出現〕
ジュドー「重慶には、仲間もいるんだ! ここから先は一歩も進ませねえぜ!」
クワトロ「焦るな! これは敵の前衛部隊だ。後ろに本隊がいるぞ」
カミーユ「そうですね。ここは時間を稼ぎましょう」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方ユニット出現〕
秋水「お待たせ!」
クワトロ「フ…早いな…」
秋水「待機してましたからね!」
フェアリ「敵後続部隊、戦闘エリアに入ります!」
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

ジュドー「あれは、ドラグナー…いや、違うか?」
フェアリ「ドラグーン隊ですね」
クワトロ「ほう…量産機の実力、見せてもらおうか」
連合兵「よいか! 今こそ日頃の訓練の成果を見せる時だ!」「我々にとって初陣であるが、何も恐れる事はない!」「訓練の延長と考え、思う存分、実力を発揮するのだ!」「よし! 行くぞ!」
〔ドラグーン、ガンドーラへ攻撃〕
〔ガンドーラにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕

連合兵「どうだ、見たか! これが、正規兵の戦い方だ!」
クワトロ「なるほど…初陣であれか…。どうやら、使えそうだな」
フェアリ「さすが、プラート博士ですわね」

<3PP>
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

〔警報〕
連邦兵「出撃可能な戦力は全て発進を急げ!」「繰り返す! 出撃可能な戦力は全て発進を急げ!」
ライト「厄介な事になってきやがったな…」
タップ「ああ…」
ケーン「ちっ! 量産機に先を越されちまったようだぜ!」
タップ「んじゃ、行きますか!」
〔走り去る足音〕
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕

<敵全滅or4PP・味方援軍2&敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
〔ドラグーン隊、前進〕

連合兵「敵の増援部隊だ! ドラグーン隊は続け!」
〔ドラグーン隊、グン・ジェムへ接近〕
グン・ジェム「へあはっはっはっは! お出迎えは新型のピカピカか」「んなものは、目じゃねえ! ぶっ叩け!」「ふはははは! ゆるい動きだ! 新兵さんらしいな!」「こいつら、俺一人で充分だ! えへへへへへ!」「てめえらは、基地をぶち壊しに行って来い!」
ミン「了解!」
連合兵「行かせるな! 追え!」
グン・ジェム「俺から逃げられるとでも思ってたのか? 新兵さんよ!」
〔味方ユニット撃破〕
グン・ジェム「ふはははは! 次はどいつだ!?」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

連合兵「敵はグン・ジェムです! グン・ジェム自ら出てきました!」
プラート博士「何!? グン・ジェムだと!?」
連邦士官「何者です? その…グン…なにがしという男…」
プラート博士「我々にとって、不倶戴天の敵じゃよ」「今までにどれだけ、あの男のために連邦軍が脅かされて来た事か…」
連合兵「苦戦を強いられています! 支援を要請します!」「うわああああああ!!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
〔味方ユニット撃破〕

ガナン「隊長、片付いたのかい?」
グン・ジェム「所詮、新兵よ。まるで骨がねえ!」
ガナン「じゃあ、このまま一気に…」
ミン「あんまりなめてると足元すくわれるよ?」「あんたが立ってられるのは、ええメカのおかげなんだからね」
ガナン「へん! 妬いてんのかい?」
ミン「誰が、何に妬いてるってんだい!?」
ゴル「ふがふが…」
ミン「うるさいよ! この提灯ゴリラ!」
ゴル「ちょ…ちょうちん…な、なんだって?」
ジン「ゴリラだってよ?」
ゴル「お、おりゃあ、ゴリラじゃねえやああっ!!」
グン・ジェム「もうやめろい、ゴル大尉! 弾薬を無駄使いすんじゃねえ!」「ぶち込むんなら、敵のケツにしな!」
ゴル「お、おう!」
グン・ジェム「行くぜっ! 野郎ども!」
〔味方ユニット出現〕
ケーン「ちょっと待ったぁっ!」「ギガノスのアホタレめ! ここから先は通さねえぞ!」
タップ「ああ! 実戦なら、任せとけってんだ!」
ライト「見せてやりましょう! 訓練と実戦の違いってやつを!」
グン・ジェム「おう、おう! さっきの新兵さん達よりは手応えがあるようだな!」

<味方援軍2出現の次PP・味方援軍3出現>
〔味方戦艦出現〕
ブライト「敵の本隊は、ホワイトベースの部隊が迎え撃つ!」「消耗した機体は艦に戻り補給を済ませろ!」「迎撃部隊は準備済み次第、発艦しろ!」
〈出撃準備〉
〔味方戦艦出現〕
葉月博士「これより、ガンドールも迎撃に参加する」「補給が必要な機体は、所属は問わない。遠慮なく、着艦してくれ」
ブライト「葉月博士! どうして、ここに!」
葉月「例の艦隊拡充の一環ですよ。まあ、話は後です。今は、目の前の敵を阻止しましょう」

<味方援軍3出現の次PP・敵増援3出現>
オスカ「敵本隊が戦闘エリアに入ります!」
ブライト「混戦になるぞ! 全方位、警戒怠るな!」
〔敵ユニット出現〕
ラカン「フフ…! やはり、木馬が出てきたな」
ロンメル「フフフ…あの艦を沈め、ギレン総帥への手土産としてくれる!」
ラカン「デザート・ロンメル! 貴様はやはり、地上にあってこそ輝きを増す男だな」
プルツー「親父が無駄口叩いてんじゃない! 一気に攻めるよ!」
ラカン「ぬうっ!」
ロンメル「フン! 強化人間など、気にいらんな!」
プルツー「あんたに、気にいられたくもないね!」「私の実力を見せてやるよ!」
ロンメル「フン…!」
プル「ごめーん、おじさ~ん。今度、あたしが遊んであげるから、この子の事、嫌いにならないでね?」
ロンメル「…………」
プル「えへへ、照れてるおじさんも大好きだよ!」
ロンメル「…………」
ラカン「わかったら、少し黙れ、お前ら!」
プル「は~い!」
ラカン「交戦距離に入る! 蹴散らすぞ!」
プルツー「了解…」

<クワトロvsロンメル>
ロンメル「むっ! こやつ、できる!」
クワトロ「デザート・ロンメルか…。さすがだな…」「しかし! ここは、やらせんよ!」

<ジュドーvsプル>
プル「あーっ! うふふ…この人と遊ぶの、楽しそーっ!」
ジュドー「な…何だ!? 殺気を感じない…」
プル「ねえ、ねえ! あたしと遊ぼうよ!」
ジュドー「あ、遊ぶって…何すんの!?」
プル「きゃはははは!! プルプルプルプル!」

<グン・ジェム撃破>
グン・ジェム「ひゃははははは! こいつは、おもしれえや」「う!?」「いかん! はしゃぎすぎだようだぜ…。冷却材が切れる‥」「くそ! 今日はお預けか!」

<敵全滅・敵増援4出現>
〔敵ユニット出現〕
ボイダー将軍「カブト将軍は奴等との戦いで遅れをとったようだが…このボイダーはそうはいかん!」「軽く、ひねり潰してくれるわ!」
〔敵ユニット出現〕
オンドロン「おのれ、ボイダーめ。後から来てでかい面をしおって」「馬鹿な人間どもは、放っておいても勝手に滅ぶとコンピュータが動き出したのに…」「このような戦いに、貴重なロボットを投入しなければならんとは…」「しかし、ザクロン様の命令とあらば仕方がないか…」

<敵増援4出現の次PP・味方援軍4出現>
デスガイヤー「シャピロ、大丈夫なんだろうな? このままでは、星間連合の奴等にいいようにやられてしまうぞ!」
シャピロ「それは、どうかな?」
レジアーノ「星間連合がこのまま重慶を陥せば、すかさず我らが、攻め込み奪う」「そういう事だろう?」
シャピロ「連邦軍の戦力を甘く見ない事だ。星間連合が躍起になって陥したジャブローなど捨て石にすぎん…」
デスガイヤー「なんだと!?」
シャピロ「ああ、見ていろ…」
〔味方ユニット出現〕
デビッド「レイズナー!? エイジ! やったのか!?」
エイジ「ああ…フォロンは受け入れてくれた。新しいレイズナーを!」
シモーヌ「よかったわね、エイジ」
エイジ「さあ、頼むぞ! ニューレイズナー!」
〔ブライトの近くに爆発〕
〔画面、振動〕

リィナ「きゃあ!」
アンナ「大丈夫? 戦闘中は、気をつけるのよ」
リィナ「はい!」
甲児「…ちきしょう! みんなが戦ってるってのに、黙ってられるかよ!」「この俺は! マジンカイザーは! 逃げも隠れもしないぜ!」「カイザーパイルダー! 発進!」「マジィィン、ゴォォッ!」「パイルダー、オォォーン!
〔味方ユニット出現〕
甲児「頼むぜ、マジンカイザー!」
さやか「甲児くん!」
ボス「お前! 操縦できるのかよ!?」
甲児「意地でも動かしてみせるさ!」「行くぞ!」「ルストトルネード!」
〔甲児の近くに爆発〕
〔画面、振動〕

ボス「兜ーっ!」
さやか「きゃあ!」
甲児「くう…効くぜ! 脳天にジンジン響きやがる!」
ボス「うう…」
甲児「おい! ボス! 大丈夫か?」
ボス「人の心配をする前に、カイザーをうまく乗りこなせ!」
さやか「甲児くん! カイザーのパワーは未知数なのよ? もっと慎重に扱って…!」
甲児「へへ! 言われなくてもわかってるよ!」「行くぜ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ケーン「ふう! やっと、片付いたぜ!」
タップ「ひゅー! 俺達、天才!」
ライト「ああ、やったな!」
〔通信のコール音〕
プラート博士「うむ、それでええ! ワシのにらんだ通りじゃて!」
ケーン「はあ?」
プラート博士「君達にはやってもらうぞ! ドラグナーのパイロットとしてな!」
ライト「ええ、そのつもりですが…」
プラート博士「ドラグナーは生まれ変わるのだ! 出力、装甲はもちろん! 火力も大幅に増強させよう!」「ドラグナー3機は生まれ変わって、連邦軍の守護神となるのじゃ!」
ライト「ドラグナーが生まれ変わる?」
タップ「それって、もしかして…」
ケーン「俺達の機体をパワーアップしてくれるのかよ! おっちゃん!」
プラート博士「その通りじゃ! 早く戻って来い!」
ケーン「ひゃっほーい!」
タップ「ああ、待てよ、ケーン!」
〔味方ユニット離脱〕
レジアーネ「シャピロ、あんたが予想したとおりになったねぇ」
デスガイヤー「なんて奴らだ…! 星間連合の大部分を真っ向から押し返しおった…!」
シャピロ「地球人は愚かだが、戦う事に関してはしたたかな連中だ…」「だが、星間連合の戦力を消耗させるには、ちょうどいい」「しばらくは、地上での勢力の拡大を止め、星間連合を疲弊させた方が得策だ」
レジアーネ「狩る前に獲物をじっくり眺めるのもまた一興…。フフフフフフ!」
シャピロ「フフフ…そういうことだ。ハーッハッハッハッハ!」
デスガイヤー(な、なんだ…? こいつら、やけに馬が合うようだな…)
オスカ「敵部隊、撤退していきます!」
ブライト「よし、全機、帰艦してくれ」
フラウ「ブライト艦長。基地より通信です」
〔通信のコール音〕
プラート博士「はっはっは! 諸君の見事な戦い振り、見せてもらった」「重慶基地では、皆が大喜びで待っているぞ」「それとな、ブライト艦長、ホワイトベースもドック入りだ」
ブライト「了解しました。直ちに、重慶基地の宇宙船ドックに向かいます」
プラート博士「うむ! では、また後でな?」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

重慶基地 格納庫
ケーン「やってる! やってる! パワーアップのテスト!」
タップ「すげえ! 今までとはダンチだぜ!」「なんか、こう…前より、頼もしそうになったと思わないか?」
ケーン「あったりきよ!」「博士はちゃんと、俺達の注文に答えてくれたんだ」
タップ「あ? おい! ケーン!」
ケーン「リンダじゃねえか!」
タップ「ローズもいるぜ?」
ケーン「どうなっちゃってんだ?」

ローズ「現在、彼らの戦力を解析中です」
プラート博士「ふうむ…なるほど…」「おぺれーたーとしてはいい線言ってるぞ? ローズくん」
ローズ「はい! ありがとうございます!」
タップ「ローズ! い、いつの間に…」
ローズ「わあ、タップ!」
リンダ「久しぶりね、ケーン」
ケーン「あ、ああ…」
ダイアン「あいかわらず。元気そうね、みんな」
ライト「水臭いなあ。なんですぐに知らせてくれなかったんです?」
ダイアン「もう、あなた達が街に勝手に出かけるからよ?」
ローズ「あはは! 変わってないよね、そういうとこ!」
プラート博士「今後は、このメンバーで後方から支援してやる。後は君達の活躍にかかっているぞ?」
ケーン「わかってるよ。まかせなさいって!」

ホワイトベース 個室
ケーン「しっかい、驚いたなあ。リンダやローズが博士を手伝ってるなんて」
リンダ「私も何がなんだかわからないのよ。急に手伝うように言われて…」
ケーン「こういうの…リンダ、嫌じゃなかったのか?」
リンダ「ケーンの言いたい事はわかるわ」「どうして、あれだけこだわってた父の下で働くかって言うんでしょ?」
ケーン「まあね…戦争に加担するの、あんなに嫌ってたじゃないか」
リンダ「…なぜかしらね?」「理想を単なる理想で終わらせないためにも…」「私も矛盾した環境に自分を置いてみる事にしたの」「きっと、何かが見えてくると思うわ」「父との事を結論出すのはそれからでも遅くないでしょ?」「本当の事を言うと、私、父が好きなの! 中華まんじゅうみたいに!」「ふふ! おかしいでしょ?」
ケーン「ううん、よかったよ、そうなって」
リンダ「とにかく私、やれるだけ、やってみるわ!」
ケーン「ああ!」

ホワイトベース ブリッジ
雅人「それにしても、葉月博士が来るなんて思わなかったなあ」
葉月博士「ガンドールの改装が終わったのでな」
沙羅「改装? 何か、新装備でも?」
葉月博士「装甲、武装の強化はもちろんだが…」「長期戦に耐えられる補給艦数隻分の物資を搭載できるようになった」
忍「なんだよ、なんかパッとしねえなあ」
亮「忍、補給無しじゃ、俺達は戦えねえんだぞ」
葉月博士「そしてガンドールは、ホワイトベースを中心とした外宇宙遠征艦隊の要になる」「ホワイトベースとガンドールを組ませることで様々な作戦に対応できる」「なお、艦隊司令官は引き続き、ブライト中佐だ」「ガンドールが前衛で戦う場合、ブライト中佐は司令官としてガンドールに同乗してもらう」
ブライト「ああ、聞いての通りだ。引き続き、皆には私の指揮下で動いてもらう」
クワトロ「艦長、そろそろ次の作戦について…」
ブライト「そうだな…」「みんな、聞いてくれ。諸君らの活躍により、重慶は守られた」「これにより、ドラグーン、ドール、ジムを中心に大量生産態勢が整う事になる」「連邦軍の反撃の準備は、着々と整いつつあるのだ」「この流れを更に推し進めるため、次の作戦が立案された」
アラン「では、私から作戦の概略を説明する」「まず、作戦地域は、北米から中南米にかけてだ」「ここでは、新たなレジスタンスグループが組織されている」
エマ「北米のレジスタンスはこの間、脱出させたばかりでは?」
アラン「君達が、まがりなりにもグラドスとの戦いに勝利したため抵抗活動に拍車がかかったのだ」「だが、今のままでは、組織的な活動にはほど遠い」「当然、ル・カインの締め付けに合い、多くの同志が毎日消されている…」「我々の目的は、彼らを大陸から救い出し、各地の連邦の秘密基地に集結させる事だ」
クワトロ「各基地で、レジスタンスを訓練し、生産した機動兵器を随時与えていく」
忍「要するに、人集めして連邦軍の戦力をアップしようってんだろ?」
アラン「そういう事だ」「今回の戦いで勝利した事で世界中でこの動きが始まった」
隼人「我々はその中でももっとも敵の層が厚いところに行かねばならん」「全員、心してかかれよ!」
號「けっ! いつでも全力だぜ!」「たるんでる奴ぁ、俺がぶっ飛ばしてやる!」
マリア(うう…すごい迫力…防衛組は私だけが代表で来ててよかった…)
ブライト「質問がなければ、以上だ!」
秋水「また忙しい事になりそうだな」
フェアリ「そうですね」
【シナリオエンドデモ終了】


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● 第34話「重慶基地防衛戦」 へ進む

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