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第48話
オリビー・クライシス


サブタイトル
「オリビー・クライシス」


【シナリオデモ開始】
ホワイトベース ブリッジ
〔戦艦の警報〕
セムージュ「む…ついに来たか!」
クリス「さっきより艦隊編成は大きいみたいですね」
ブライト「各部隊、発進スタンバイ!」
フラウ「ブライトさん! 敵艦から、全軍に向けて通信が入っています!」
〔通信のコール音〕
クワサン「私は、ポセイダル近衛軍総司令官、クワサン・オリビー」「反乱軍に告ぐ! すみやかに武装を解除し投降せよ!」「どう抵抗しようとお前たちに勝ち目はない!」「すみやかに武装を解除し投降せよ!」
ブライト「近衛軍だと!?」
レッシィ「ポセイダル直属の部隊よ。ゴワハンド宙域戦の時より、数が多いようね…」
マイヨ「よほど、自信があると見えるな」
レッシィ「一般兵に至るまで精鋭揃いよ」
ダバ「…………」
アム「どうしたの? ダバ?」
ダバ「…………」
〔通信のコール音〕
クワサン「返答はまだか? もう一度だけ言う! すみやかに武装を解除し投降せよ!」
ダバ「…この声…間違いない…オリビーだ…」
キャオ「あ! そうだよ! あのオリビーだ! クワサン・オリビーだろ?」
ダバ「でも、なぜ…」
アム「ねぇ、ダバ! 誰よ、それ!」
キャオ「ダバの義妹で、幼馴染なんだよ!」
アム「ええーっ!?」
キャオ「ダバ、どうする!?」
ダバ「打って出る!」
アム「わあっ! 待って、ダバ!」
ダバ「よし! 出るぞ!」
キャオ「ダバ! 本当にやるのか?」「お前…昔、あの子と結婚の約束までした仲なんじゃないかよ!」
アム「ええーっ!!」
リリス「け、け 結婚の約束したの?」
ダバ「昔の事さ…」
アム「本当なの? ダバぁー!!」
ダバ「発進する!!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
キャオ「ダバ! カッカして出んのはよくないよぉ!」
アム「ああーん! 待ってよ、ダバ~!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
アム「ダバは戦えっこないわ…。幼なじみを撃てるわけないもの! そんな冷たい人のはずない!」
リリス「ダバ!」
シロー「みんな! ダバを援護するんだ! このままじゃ、危ない!」
クワサン「愚かな…抵抗するというのか」
リョクレイ「ギャブレー、やれるか!?」
ギャブレー「私は、あの艦隊に借りがある! やらせてもらう!」
クワサン「ギャブレーとやら、貴公の働きを疑っている者がいる。見事、働いてくれねば私が困る」
ギャブレー「もちろん、その覚悟であります!」
〔敵ユニット出現〕
ギャブレー「ダバ・マイロード。私の宿敵…反乱軍の旗頭か…。しかし、私とて!」「ハッシャ! 遅れるなよ!!」
ハッシャ「へい! 頭!」
クワサン「全機、突撃! ポセイダル様に楯突く者どもを誅滅せよ!」
<戦闘開始>

<リョクレイ(サージェ・オーパス搭乗)撃破・敵増援1出現>

ポセイダル兵「更に被弾!! これ以上は戦闘不能です!」
リョクレイ「…奴らの力がこれ程とは!」
クワサン「旗艦は撤退し合流地点で待機! ヘビーメタルを用意しろ! 私が出る!」
リョクレイ「では、私もお供致します」
クワサン「頼むぞ、リョクレイ。敵の戦力を把握するための出撃だ。無理はするな?」
リョクレイ「承知しました」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

リョクレイ「反乱軍の戦士よ…どう出てくる?」
クワサン「敵の本陣に興趣をかける! 腕に自信のある者はついて来い!」

<ダバvsクサワン>
ダバ「オリビー!!」
クワサン「お前が、反乱軍のリーダー、ダバ・マイロードか! 何故、ポセイダル様に逆らう!」
ダバ「オリビー! 俺だ! わからないのか!?」
リリス「ダバ! 撃って! オリビーはもう、ダバの知ってるオリビーじゃないのよ!?」
ダバ「……!!」
リリス「ああ! なぜ、撃たないの? 死んじゃうーっ!!」
クワサン「ダバ・マイロード! ヤーマン族のその匂い! ここで消してやる!」
ダバ「ううっ! やめるんだ、オリビー!!」

<ギャブレー撃破>
ギャブレー「ぬううう!! またしても、不覚!」「ええい! 次こそは必ず!」

<ハッシャ撃破>
ハッシャ「おっと、やべえ…。ここいらで、ずらかるぜ!」

<クワサン撃破>
クワサン「う…なんて事だ…。こんなダメージを…」
ダバ「オリビー! 聞こえるか! オリビー!!」
クワサン「く…!?」
ダバ「オリビー! 聞こえないのか!? オリビー!!」「お兄ちゃんだよ! なんで、俺とお前が戦わなくちゃならないんだ?」
クワサン「ううう…」
ダバ「オリビー! 聞こえないのか!?」
クワサン「うう…お…おにいちゃん…?」「ううう…………」
ダバ「どうしたんだ、オリビー!」
クワサン「世が乱れれば悪意がき出る」
ダバ「な、なに!?」
クワサン「世の中が混乱すれば悪しきウミが吐き出される」「新たな世界をつくるため常に混乱の渦は起こさねばならんのだ」
ダバ「こ、これは…ポセイダルの意思…?」
リリス「ダバ! オリビーの中にポセイダルがいるよぉ!」
ダバ「くっ! どうなっているんだ!」
クワサン「世を治めるためには常に正義だけを振りかざしているわけにはいかぬ!」
ダバ「ヤーマン族を根絶やしにするのも、そのためだというのか!」
クワサン「ヤーマンは我々種族を抑圧し多くの民を、殺した!」
ダバ「ウソだ!!」「神の名をり、人々をコントロールするならば! お前は完全な独裁者だ!!」「ポセイダル! いや、オリビー!」「ポセイダルの言葉は使うな! お兄ちゃんのところに帰れ!!」
クワサン「はっ…お兄ちゃん…?」
ダバ「オリビー! お前はポセイダルの生贄はさせない! 連れて帰る!!」
クワサン「ああっ!!」「…私はいったい…」
ダバ「気が付いたのか? オリビー!!」
クワサン「なにを…私はいったい…」
ダバ「オリビー!」
クワサン「うう…ううううう!」「私は近衛隊、総司令官クワサン・オリビー…」「ダバ・マイロード! お前の指図は、受けない…!」
〔クワサン、前進〕
ダバ「オリビー!!」
〔ダバ、クワサンへ接近〕
キャオ「ダバ! 戻れ! ダバ!!」
アム「ダバ! 退いて! この場は退いて!!」
ダバ「ダメだ!! オリビーが!!」
レッシィ「ダバ! あなたは、反乱軍のリーダーなのよ! しっかりして!!」
アム「ダバ! 退いて! これ以上、追っちゃダメぇっ!!」
〔アム、ダバへ隣接〕
ダバ「離せっ!!」
リリス「戻って! ダバ!」
ダバ「オリビーーーー!!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース デッキ
忍「ダバの奴、大丈夫かよ?」
ミト「あんな顔したダバは初めて見たよ…。ちょっと、心配だなぁ」
弾児「こんなご時世だ。奴にも事情があるんだろうさ…」
剣人「今は、そっとしとくしかないって事か?」
弾児「まあな…」

ホワイトベース ブリッジ
アール「ポセイダルめ…! ダバ殿が反乱軍のリーダーと見るや、心理攻撃に来たか…」
レッシィ「近衛軍のクワサン・オリビーが出て来た事…偶然ではないって事ね」「そこが、ポセイダルの恐ろしいところよ…」
セムージュ「しかし、反乱軍の動きは今更止められん」「ダバくんには、申し訳ないがここは踏ん張りどころだ」
クワトロ「ああ…高まった士気を落とすわけにはいかないからな」
ブライト「では、スヴェート攻撃の作戦計画は、このまま実行するとう事でいいですね?」
セムージュ「うむ…」
プラート博士「ダバくんには、しばらくホワイトベースから出ないようにしてもらう」「反乱軍のメンバーに、会わせてはならんぞ?」
ブライト「みんな、聞いての通りだ。各自、部署に戻てくれ」

ホワイトベース 廊下
アム「ダバ! ダバ! 開けてよ!」
キャオ「よせって! 今はそっとしておいてやれよ!」
アム「うう…でも…」
キャオ「レッシィだって、何も言わずに作戦のために動いてる!」「いよいよ、ポセイダルとの決戦なんだぞ!? アムもしっかりしてくれよ!」
アム「うう…そうだね…こんな時だからこそ私達がダバを支えないと…」
キャオ「そうだ、アム! 格納庫行って、整備始めるぞ!」
アム「ラジャー!」

ホワイトベース 個室
ダバ「…………」
リリス「ダバ…オリビーさんは気づいてくれたと思う?」
ダバ「教えなければ何にもならない…」
リリス「ダバ…」
ダバ「…………」

サージェ・オーパス ブリッジ
ネイ「ギワザ様? 反乱軍の動きが、気になるのですか?」
ギワザ「いよいよ、反乱軍どもがスヴェートに向けて動く…」「これに乗じて、我が部隊をスヴェートに展開するぞ!」
ネイ「味方への援軍という事であれば、不自然ではありませんね」
ギワザ「そういう事だ」「ガストガルに到着するのは戦端が開かれてからだ」「この間に、少しでも多くの戦力を動員しろ」
ネイ「はっ!」

スヴェート
クワサン「申し訳ありません。ポセイダル様」「ダバ・マイロードを取り逃がしました…」
ポセイダル「もうよい…。世界の情勢は我の思う方向へと動いている」「もうじき、反乱軍どもと私に反旗を翻そうとする愚かな野心家がここに来る」「これを迎え撃ち、我が意に背く愚か者どもを誅滅するのだ」
クワサン「はい…」
ポセイダル「オリビー…お前は、ヤーマンの王族として汚名をそそぐのだ…」「やがて、厚く遇されるお前の姿は、ヤーマンのみならず、他の残党の恭順をも誘う事になる…」「民も我が寛容なる心をうかがい知る事になろう」
クワサン「ポセイダル様のご意志のままに…」
【シナリオエンドデモ終了】


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