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第51話
銀河の虎ガスコン


サブタイトル
「銀河の虎ガスコン」


【シナリオデモ開始】
ホワイトベース ブリッジ
アム「あ~あ。もうペンタゴナから離れちゃったのよね。戻って来たばっかだってのにさ」
キャオ「なぁ、ダバ。反乱軍の連中だけで大丈夫なのかよ?」
ダバ「ポセイダルの圧政にも耐え抜いてきた人達だ。彼らを信じよう」
レッシィ「私が手がけた組織よ。そんなにやわじゃないわ」
キャオ「へい、へい」

ホワイトベース 個室
早苗「アール博士…。ザールの人達とは、話し合う事はできないんですか?」
アール「ドルメン大帝を倒さぬ限り、和平を持ちかける余地はない」「奴の野望は、全宇宙を支配下に置く事…」「星間連合が勝利した暁には、盟友を裏切るに違いない」「確かに、ザール帝国の支配下にある星々には、話し合いの通じる、普通の人々が住んでおる」「だが、ドルメンは反抗する者があれば見せしめのために、容赦なく民族ごと、惑星ごと、滅ぼして来た」「どれだけ多くの命が失われてきた事か…」
弾児「その恐怖で、民衆を押さえつけてるって訳か…」
剣人「ああ…俺達と同じような目にあった奴らも、大勢いるに違いないぜ」
アール「さあ、もうすぐグラドスに到着しますぞ。ブリッジに参りましょう」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「我々は、エドン、ペンタゴナを星間連合の圧力から解き放つ事に成功したわけだが…」「これからは、広大な宙域を守るために、大きな兵力と強力な組織が必要になる」
クワトロ「そのためには、求心力のある人物を集め、組織の中心に置く必要がある」
ライラ「とは言っても、ミト王子やダバのような人物は、簡単に見つかるわけではないわよ?」
クワトロ「そこまで大きく考える必要はない。地域単位に限定してもいい」
プラート博士「なにしろワシらは、こちらの文化圏の事が、さっぱり、わからんからな…」
ケーン「要するに、こっちの宇宙の有名人を探せって事か?」
クワトロ「まあ、そういう事だ」
アール「う~ん…そうですな、では、ガスコン殿はいかがかな?」
剣人「ガスコン?」
ディーゴおお! 『銀河の虎』の異名を持つあのガスコン殿か!」
ブルース「そうですね。あの者ならば、広く銀河に名が知れ渡っています」
シュテッケン「あの男の強力が得られれば、多くの武人に影響力がある」「新惑星系の不平分子や元ポセイダル軍との間に残るわだかまりも減るだろう」
剣人「ガスコンって…そんなに、すごい奴なのか?」
アール「そうですとも! 銀河系広しと言えど、彼ほど武勇に秀でた者はなし!」「味方になってくれれば、それこそ百万の軍団を手に入れたも同然ですぞ?」
剣人「へぇ~そうなのか」
弾児「どんな男か、会ってみたいもんだな」
ミト「ええ、スケさんは知ってた?」
スケード「ええ、ガスコン殿なら存じております」「度々、エドン国にもやってきて悪質なアウトロー達を成敗していると聞きます」
カークス「どの勢力にも属さず、勝手気ままに飛び回っているようですが、決して悪い者ではござらん」
ミト「へぇ~そんな人がいたのか…」
スケード「まあ、気まぐれな武人ですから…エドン国の法律に触れる事もあって、公にはできなかったんですよ」
シノブ「国王陛下も、ガスコンさんの行為は世のためになると、全て黙認されていたんです」
ミト「な~んだ…。知らないのは僕だけかぁ」
アール「ガスコン殿は、神出鬼没の豪傑。いつ戦場で出会うとも限りません」「剣人様! その時は、くれぐれも失礼のないようにするのですぞ?」
剣人「わかったって! せいぜい、うやまい奉ってやるよ!」
マーカー「艦長、そろそろグラドスの宙域に差し掛かります」
ブライト「よし、これより警戒レベルを上げる。各員持ち場に戻ってくれ」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〈出撃準備〉

ミライ「グラドスの領空に侵入します!」
ブライト「監視員は、警戒を厳にしろ!」
エイジ「…………」
オスカ「前方に、熱源発生!」
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「グラドスの自動兵器か…」
忍「出やがったな、人形ども!」
ルー「領海侵犯した途端にこの反応…さすがはグラドスの本拠地ね」
〔敵ユニット出現〕
剣人「見ろよ…ザールの監視ロボもいるぜ?」
弾児「こんなとこまで網を張ってやがったか…」
エイジ「グラドスの無人警戒網だ。あれとやり合っている間に、グラドス軍の本隊が駆けつける」
アラン「我々は、非公式に訪問している。どの道、交渉をするなら、その本隊と接触するしかない」
號「早い話が、派手に暴れてやりゃ、本命が出て来んだろう?」
甲児「なら、手っ取り早く目の前の木偶人形を片付けちまおうぜ!」
隼人「よし! 出撃だ! 思う存分、暴れて来い!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
<戦闘開始>

<敵全滅・敵増援1出現>

クワトロ「よし、無人部隊は片付いた」
甲児「見たか! 俺達の強さを!」
さやか「甲児くん。相手は無人機なんだから、聞いちゃいないわよ?」
甲児「ははははは! そう言うなよ、さやかさん!」
アムロ「気をつけてください。すぐに、次が来ます!」
セイラ「今のうちに、態勢を整えましょう」
オスカ「新たな敵部隊、捕捉!」
リンダ「左右に展開しながら急速接近中です」
〔敵ユニット出現〕
ブライト「グラドス軍の本隊か…」
フラウ「通信、入ります!」
グラドス士官「我らは、グラドス軍所属の国境警備隊だ!」「侵入者に告げる! 速やかに停船し、我々の取調べを受けろ!」
エイジ「艦長、停戦してください。こちらから、和平を呼びかけるんです」
隼人「少々、危険だが仕方ないな…」
ブライト「わかった。敵との距離を保ちつつ、艦隊を現宙域に固定する」
エイジ「僕は元グラドス兵のエイジだ! 地球人とグラドス人の血を引く者として、和平を訴えに来た!」
グラドス士官「元グラドスのエイジ…? グラドスを裏切った、あのエイジ・アスカか!?」
エイジ「…確かに、僕は軍を脱走した…。そう思われても仕方がない…」「だが、それは地球との和平のため…。僕は祖国を裏切ったつもりはない!」「頼む! 話を聞いて欲しい!」
グラドス士官「何を言うか! 貴様の言葉など聞く耳を持たん!」
アラン「待ってくれ! 非公式ながら、我々は地球の代表としてここにいる」「せめて政府の外交官と掛け合い、政治的判断を下して欲しい!」
アール「左様、この艦には、エドン国のミト王子をはじめ、各勢力の代表者がおる」「国境警備隊のそなたが判断を下せるような方々ではありませぬぞ!」
グラドス士官「ぬうう…」
グラドス兵「た、隊長…これは、本部に問い合わせた方が…」
〔敵ユニット出現〕
ガスコン「ハーッハッハッハ! ハーッハッッハッハッハ!」
グラドス士官「…!?」
エイジ「…!?」
ガスコン「貴様らがホワイトベース隊か! ペンタゴナを滅ぼした上、グラドスの国境で好き勝手に戦いおって!」「そんな貴様らが和平だと!? ぬけぬけとまあ、言えたものよな?」
アール「まさか、あれはガスコン殿!?」
スケード「あの特異な機体のシルエット! 間違いない!!」
剣人「噂をすればってか?」
ミト「でも、なんだか様子が変だ…」
ガスコン「騙されてはならんぞ! グラドスの諸君!!」
グラドス士官「貴様こそ、何者だ! お前も勝手に国境をまたいでいるではないか!」
ガスコン「わっはっはっは! ワシはガスコンだ!!」
グラドス士官「ガ、ガスコン…!? 銀河の虎、ガスコンか!?」
ガスコン「いかにも! クロッペン総司令との盟約により、グラドス軍に加勢させてもらう!!」
グラドス士官「なんと、クロッペン殿は、ガスコン殿をも味方にしたのか!」
ガスコン「わっはっはっは! その通りだ! じきにザールの援軍も到着する!」「さあ、共に戦おうぞ! 目の前のホワイトベース隊こそ、地球から来た侵略者だ!!」
グラドス士官「やはり、そうであったか!」
ガスコン「グラドスの地球遠征部隊を全滅させたのも奴らだ!」「地球を攻められた腹いせに、グラドス本星に逆襲しに来たんだろうよ!」
グラドス士官「く…仕返しのつもりか! 奴らを本星に行かせたら、何をされるかわからん!」「奴らをグラドスに近付けてはならん!!」
ガスコン「わっはっはっはっは! 正義を騙る悪党ども! このガスコンが成敗してくれる!」
アール「ガスコン殿! 誤解ですぞ! クロッペンの言う事など、信用してはなりませぬ!!」
エイジ「グラドスの人々と戦う気はない! 頼む! 話を聞いてくれ!!」
グラドス兵「裏切り者が何を言うか!」
エイジ「確かに、地球はグラドス人によって深刻な被害を受けた…。グラドスを憎む人も大勢いる」「だが、少なくとも僕達は、グラドスに復讐しようとは思っていない!」
ミト「エイジの言っている事は本当だ! 信じて欲しい!!」
ガスコン「惑わされてはならん! これは奴らの常套手段だ!」「そうやって、油断したところを奇襲するのが奴らの手口!」「あのスヴェートも、それで陥とされたのだぞ!」
グラドス士官「ターミネーターポリス発進! 奴らを叩きのめせ!」
〔敵ユニット出現〕
ローズ「敵部隊、突っ込んできます!」
エイジ「く…どうして…!」
シロー「戦うしか、ないのか…」
クワトロ「戦争とは、非情だよ…。こういう事もある…」
ジュドー「くっそー! ガスコンってのが、出てこなけりゃ…!」
剣人「おい、じいさん! あのガスコンって野郎…聞いた話と随分違うじゃねえか!」
アール「おおお…なんという事…。あの誇り高きガスコン殿が、事もあろうに…」「…事もあろうに…ザール軍の手先に成り下がっていようとは…!」
ディート「俺には信じられん…。あれほどの男が、クロッペンの軍門に下るなど」
シュテッケン「時代が一人の漢を変えちまったようだな…」

<ガスコン撃破・敵増援2出現>
ガスコン「むうう…! クロッペン総司令のおっしゃる通り、侮れん奴らだ…」「だが、総司令は、奴らの戦力を正確に分析した上で、作戦を練られている」「ここは作戦通り、一旦引き揚げるとするか!」
〔敵ユニット出現〕
グラドス士官「なんと…ガスコン殿がやられたのか!?」
グラドス兵「いえ、シグナルは生きていました。一旦、修理に向かわれたのでしょう」「おそらく、ザールの援軍が近くに来ているのです」
グラドス士官「よし! ならば、押しの一手だ! こちらも増援を出す!!」
ワッ太「わっ! また新しいのが出て来た!」
エイジ「グラドスの兵力は、こんなものじゃない…。まだまだ、来るぞ!」
ブライト「く…交渉にならない以上、このまま戦う意味はない。機を見て一旦、後退するぞ!」
リンダ「ああ…背後に敵部隊が!」
〔敵ユニット出現〕
グラドス士官「グラドスの軍事力をなめるな! ペンタゴナのようには、やらせんぞ!」「奴らは袋のネズミだ! 全機、かかれーっ!!」
エイジ「やはり…来たか…」
プラート博士「退路を断たれたな…。さすがは、グラドス軍…機動力が違うわい…」
隼人「撤退も至難の業か…」
號「へっへっへ! 上等だ! 実力で食い破るしかねえな、こりゃあ!」
剣人「かかって、来やがれ! まとめて相手してやらあ!!」

<敵増援2出現の2ターン後PP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
ガスコン「おお…! ホワイトベース隊とやらが、グラドス軍とドンパチしておる!」「やっとる、やっとる! わっはっはっはっは!! クロッペンからの情報通りだ」「ほう…それに、あのロボットを操縦する者がパルミオン皇帝の血を引く、楯剣人とか言う者か…」
剣人「おら、おら! 次は、どいつが相手だ!!」
ガスコン「ほ~う! なかなか、やろのう!」「ほれ! そこだ!思い切ってゆけぇっ! いや、一発食らわせろ!」「ガーンとやれ、やれ!」「いや、こりゃいかん…。このままでは、ただtの潰し合いだ。戦いを止めさせねば…!」
〔ガスコン、前進〕
ガスコン「両者とも退け退けぃ! この勝負、ワシが預かる!」
ブライト「な、なんだ!?」
剣人「おい! ガスコン! さっきは、よくもやってくれたな!」
ガスコン「ん? 何の事だ?」
剣人「うおおおおおおおお!!」
〔剣人、ガスコンへ隣接〕
〔剣人、ガスコンへ攻撃〕
〔ガスコンにダメージ〕

ガスコン「むおおお!? なんだ、何をする気だ!?」
剣人「何をする気かだと? 自分の胸に聞いてみろってんだ!」
ガスコン「う~む…いや…わからんぞ?」
剣人「とぼけやがって、タコ入道! 銀河の虎だかなんだか知らねえが、ザールの手下になりやがって!!」「てめえなんか、タコ焼きになるのがオチだ!!」
ガスコン「うわはははは! 恐らく奴はワシがクロッペンから情報を得た事が面白くないのだ」「見損なったぞ、小僧! パルミオン皇帝の血を受け継ぐ男と聞いていたが…」「もう少し、骨のある奴だと思ったぞ!」
剣人「なんだと?」「お前の方こそ、銀河の虎とか格好つけて、ザールに肩入れしやがって!」
ガスコン「フン! ぬかしおったな!」「虎は群れを作らず」「10万光年の世界を一人で行きぬいてきた男の恐ろしさを見せてやるわい!
剣人「お前が銀河の虎なら、俺や焼け跡の雑草よ!」「焼けた野原で、すっからかんよ!!」「そいつの恐ろしさも知ってもらおうじゃねえか!

≪敵増援3出現後≫
<剣人vsガスコン(戦闘後)>

ガスコン「肝っ玉の小さい男よ」
剣人「な、何だと? 俺の命を狙いやがったくせに!」
ガスコン「ん? 今なんと言った? ワシには覚えの無いことだ!」
剣人「とぼけた事、言いやがって! しらばっくれる気か!」
ガスコン「ぬう! ワシを本気で怒らせたな?」「いわれもないことを言われ、話も聞かぬとは!」

<ガスコン撃破orHP50%以下・敵増援4出現>
※※撃破の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

※※※※※※※※※※※※※※※※

ガスコン「ぬあああ! し、しまった!」
剣人「どうだ! 俺達の力を思い知ったか!」
ガスコン「ぬうううう! 確かに、お前達はワシが出会ってきた中で最強よ!」「だが、まだ戦いが終わったわけではないぞ!」
剣人「へっ! そのメカに、戦う力が残ってるのかよ?」
ガスコン「甘いぞ、小童!」「うおおおおおおおおお!!」
剣人「うわああああ!!」
ガスコン「ふっはっはっは! これで、貴様も動けない!」
剣人「は、放せっ!!」
ガスコン「油断したな、小童! このままひねり潰してくれる!」
剣人「ぐあああああああ!!」
ミト「ああ、ダルタニアスが!」
〔剣人に爆発〕
〔画面、振動〕

アール「ああ! 剣人様!!」
早苗「剣人くーん!!」
剣人「ぬううううう…!!」
〔敵ユニット出現〕
クロッペン「フフフフ…バカめ! 虎と獅子を噛み合わせる作戦にまんまと、はまりおったわ!」
〔敵ユニット出現〕
偽ガスコン「ぬあっはっはっはっは! クロッペン様の前では、赤子同前だわい!!」
アール「おおっ!? あれは、ガスコン!?」
ガスコン「ああ…あれは!?」「お、お、ワシのとそっくりの機体が!? ど、ど、どういう事だ、これは!」
偽ガスコン「驚いたか! 俺がお前に代わって楯剣人を攻撃しといてやった!! お前がいない間にな!!」
ガスコン「なにっ!? くう! さては貴様、計りおったな!」
偽ガスコン「ふっはっはっは! 今頃気付いても、もう遅い!」「ホワイトベース隊とお前を噛み合わせる作戦はうまくいった! とどめは俺がやる!!」「俺が貴様の後を継ぎ、この銀河にその名をとどろかせてやる!」「安心して、あの世にゆけい!!」
ガスコン「ぬう、くうう! おのれーっ!」
剣人「くそ~!! さっきから、聞いてりゃ…! みんな奴のせいだったのかよ!」「すまねえな、ガスコンさんよ! 俺の早とちりが、原因で…」
ガスコン「ふふ! お互い様だ!」
クロッペン「フッハッハッハッハ! 一気に押しつぶせ! 奴らを血祭りにあげろ!」
〔敵ユニット出現〕
偽ガスコン「邪魔だ! 死ね!」
〔剣人の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

剣人「うわああああ!」
ガスコン「むうう!」
〔ガスコンの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

剣人「ガ、ガスコン!」
ガスコン「なんのこれしき!」「早く、ワシのロボットに乗れ! 動くだけなら、充分、間に合いますぞ!」
剣人「ありがてえ! これで、船に戻れる!」
偽ガスコン「逃がすか!!」
〔鉄也、偽ガスコンへ隣接〕
鉄也「おっと! ここは、たった今から通行止めだ!」
〔甲児、偽ガスコンへ隣接〕
甲児「さっきは、よくも騙してくれたなあ!
〔號or翔or剴、偽ガスコンへ隣接〕
號「俺達を怒らせちまったら、おしまいだぜ、偽者さんよ!」
偽ガスコン「ぬうう…!!」
剣人「すまねえな、みんな!」
ガスコン「いい仲間に恵まれているな、小童!」
剣人「おうよ! 後は、あいつらに任せようぜ!」
ガスコン「では、参るぞ!」
〔剣人&ガスコン、ブライトor葉月博士へ隣接〕
ブライト「ダルタニアスが緊急着艦する! メカマンは最優先で修理しろ!」
ガスコン「世話になるぞ、ホワイトベース隊の諸君! わーっはっはっは!」
〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット離脱〕

シロー「さあ、敵が来るぞ! 母艦をみんなで守るんだ!」
アムロ「了解!!」

<クロッペン撃破>
クロッペン「ぬう! 強い! 奴らがこれほどとは…!」「く…これでは、ガスコンを奴らの仲間に加えてやっただけではないか!」「ぬうう…覚えておれ…! この私に恥をかかせた事を後悔させてやる!」
〔敵ユニット撃破〕
ガスコン「わっはっはっはっは! クロッペンめ! 尻尾を巻いて逃げおったわ!」
アール「これでもう、ザール軍の増援はありますまい。あと、一押しですぞ!」

<偽ガスコン撃破>
偽ガスコン「ぬおおおお! な、なんて奴らだ…!」「クロッペン総司令の作戦は全てにおいて完璧だったはず…」「その完璧な…作戦が…」「ぐわあああああああ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
オスカ「敵部隊、壊滅しました!」
仁「ふう…ようやく片付いたぜ」
マリア「こっちも、へとへとよ…」
ブライト「すぐに、新手が現れるぞ! 今のうちに後退する!!」
エイジ「出直すしかないのか…」
〔敵ユニット出現〕
デビッド「早速、おいでなすったな!」
ブライト「相手にするな! 全力で後退する!!」
グラドス士官「奴らを逃がすな! 敵の後方に部隊を回り込ませろ!」
グラドス兵「ですが、隊長! 戦力の余裕がありません!」
グラドス士官「むう…」
〔敵ユニット出現〕
グラドス士官「おおっ! 友軍か!? これで勝ったぞ!!」
グラドス兵「隊長! あれは、ちがいます!」
ゲール「私はアーマス・ゲイル! 元グラドス正規軍のパイロットだ」
エイジ「……!!」
ゲイル「全グラドス軍に告げる! ただちに戦闘をやめるのだ!」
グラドス士官「貴様、もしや…反対派勢力か!」
ゲイル「星間連合にくみして侵略戦争をする事が、お前達の正義なのか!?」「これ以上、グラドスの同胞が傷つけ合い、失われるなどあってはならない!!」「我らグラドスは勇気をもって、星間連合を脱退し、平和と繁栄に力をそそぐべきだ!」
グラドス士官「黙れっ! 政府の決定に反するなど、言語道断!!」「反対派の言う事に耳を傾けるな! ホワイトベース隊を追撃する!!」
ゲイル「彼らは、退こうとしている。わざわざ追って、いたずらに損害を増やすつもりか?」「どうしても戦うつもりなら、こちらも容赦しないぞ!」
〔敵ユニット出現〕
グラドス士官「むっ!? 奴らも、反対派か!?」
グラドス兵「た、隊長! 敵の数が、我々を上回っています!!」
グラドス士官「く…これほどの大部隊が奴らの同調しているのか!?」
ゲイル「多くの兵士は、戦いに疲れている。これが、人々の本音だ」
〔敵ユニット出現〕
グラドス士官「おのれ…まだ、来るのか…!」
グラドス兵「付近に、奴らのアジトがあるのかもしれません!」
グラドス士官「反対派勢力が、これほどとは…早急に対処せねばならん!」「本部に戻て、対策を練る! 全機、撤退だ!!」
〔敵ユニット離脱〕
オスカ「敵部隊の一部が、撤退していきます!!」
ブライト「では、残った部隊は…!?」
フラウ「味方だと言ってきています!」
フェアリ「秋水様、グラドス部隊同士の通信を聞きましたか?」
秋水「グラドスにも、反乱軍があったとは驚きだ」
フェアリ「そのようですね…」
仁「とにかく、助かったぜ」
飛鳥「そうだね。あのまま戦ってたらいつまで持ちこたえられたか…」
エイジ「アーマス・ゲイル…本当にゲイル先輩なのか?」
シモーヌ「ゲイル中尉って、エイジが前に話していた、お姉さんの婚約者よね?」
エイジ「そうだ…。だが、以前の戦いで戦死したはずだ…」
デビッド「エイジがグラドスにいた頃の教官だって言ってたよな…」
エイジ「ああ…」
ゲイル「久しぶりだな、エイジ」
エイジ「ああ…ゲイル先輩! 生きていたんですね!」
ゲイル「ああ…お前も元気そうだな」「しかし、こんな形で、会えるとは思っていなかったぞ」
エイジ「僕もです、先輩…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「では、ゲイル中尉。あなたの組織は我々と協力体制にあると考えてよろしいのか?」
ゲイル「無論です。我々の目的は、グラドスを星間連合から脱退させ、侵略戦争をやめさせる事です」「今、グラドス国内は長引く戦争で疲弊し、戦争終結を望む声が高まっています」「私は、この闘争を、グラドス人の手によって成し遂げるつもりです」
ダバ「ペンタゴナに続き、グラドスが和平路線に向かえば、星間連合の一角を大きく突き崩す事になる」
キャオ「そうすりゃ、平和に一歩近づくってわけか」
アール「左様。後は一刻も早く、話の通じぬ邪悪な者どもをこの宇宙から取り除く事です!」
忍「当然そのつもりだぜ、じいさんよ!」
ブライト「ゲイル中尉。我々に手伝える事は?」
ゲイル「あなた方には、直接ザール星間帝国を叩いてほしい」「ザール帝国が衰えれば、星間連合の勢力は衰え、連合は有名無実となります」「グラドス政府も方針を転換せざるをえなるでしょう」
アラン「なるほど、いい作戦だ」
ゲイル「我々はこれから、グラドスが、他の星系に攻め込まぬよう、活動します」
ブライト「では、グラドスの事は中尉にお任せする!」「我々は、直ちにザール攻撃に向けたプランを練るぞ」
ゲール「この近くの宙域に、軍が廃棄した古いステーション衛星があります」「それを使えば、ザール帝国への侵入は比較的、容易です」
葉月博士「ほう…それはすごい」
ゲイル「今は我々が、諜報活動に使っている秘密ルートです。ご案内しましょう」
キッド「なるほど。奇襲攻撃には、もってこいだな」
シュテッケン「だが、急いだ方がいい。グラドスの正規軍にかぎつけられたら終わりだ」
葉月博士「よし、そうと決まれば早速、準備に取り掛かるとしよう」

ホワイトベース ブリッジ
ガスコン「アール博士! このガスコン、ここに来た甲斐がありもうした!」
アール「それでは、我らのお味方に!」
ガスコン「もちろんですとも! 味方にでも何にでもなりましょうわい!」
剣人「ところで、おっさん! クロッペンのところに行ったのかよ?」
ガスコン「いや~招待されればどこへでもぬけぬけと出かけて行くのが、ワシのまた可愛いところよ!」「うはっ! うはははははは!」
剣人「なんて野郎だ…」
號「へへ…こりゃ、かなわねえや…。俺よりイカれた根性してやがる!」
隼人「まったくだ。また馬鹿が一人増えるな」
アール「はわわ…神大佐まで…。ガスコン殿に、失礼ではありませぬか」
ガスコン「わっはっはっ! 構わん、構わん! 皆、ワシと気が合いそうじゃわい!」
アール「ガスコン殿?」
剣人「ま、戦った男同士でなきゃわからねえ事だよな?」
ガスコン「わっはっはっはっは! その通りよ! わっはっはっはっは!」
剣人「ぬあっはっはっはっは!」
ガスコン「わはははははははは!」
號「へへへ…」

ホワイトベース 個室
秋水「フェアリさん? 空間跳躍にC.U.B.E.を応用する研究、どこまで進んでるんだい?」
フェアリ「…理論的な事はわかっているのですが、きっかけが何かつかめなくて…」
秋水「あと一歩ってとこ?」
フェアリ「ええ…」「…? どうぞ?」
〔扉の開閉音〕
ゲイル「失礼する」
フェアリ「ゲイルさん!?」
秋水「ああ、エイジの先輩の? どうして、この部屋に?」
ゲイル「渡したい物がある」
フェアリ「データディスク…? このディスクに何が…?」
ゲイル「古代グラドスの技術に関するあらゆるデータだ」「ここにあるデータは、まだ人類には過ぎた技術だ…」「だが、君達が調べているC.U.B.E.の手がかりがあるかも知れない」
秋水「なんだって!?」
フェアリ「C.U.B.E.の事をご存知なのですか?」
ゲイル「ガディソードの件は、我々も調査しているからな」
フェアリ「そうだったんですか」
ゲイル「では、私はこれで失礼する」「そのデータが、人々の未来のために役立つ事を祈っている」
〔扉の開閉音〕
秋水「フェアリさん、これでC.U.B.E.の解析が、進むといいよな?」「うまく行けば、刻印の力を使わずに、空間跳躍できる方法が見つかるかもしれないんだろ?」
フェアリ「そうですね…。ですが、よく調べてみない事には…」

ホワイトベース デッキ
エイジ「ゲイル先輩、もしよかったら、俺達と共に戦いませんか?」
ゲイル「いや…私はグラドスの正常に目を光らせねばならない」「それに、星間連合との同盟関係を断ち切るという大仕事が残っている」
エイジ「そうですか…」
ゲイル「エイジ…ジュリアの事は何かわからないか}
エイジ「安心してください。ジュリア姉さんは生きていますよ」
ゲイル「本当か!?」
エイジ「刻印を発動させ、グラドスと地球の空間を分けたのが姉さんなんです」
ゲイル「やはり、そうか…」
エイジ「先輩、刻印を知っているんですか?」
ゲイル「アスカ家の古い資料を調べさせてもらった」「その中に、刻印の事が書かれていたのでな…」
エイジ「姉さんは、今も僕とは違う方法で戦っています。人々に平和を呼びかける戦いを…」
ゲイル「そうか…彼女が…」「エイジ、戦う場所は違えど私の目指す道は同じだ。ザールとの戦い…頼んだぞ!」
エイジ「はい…全力を尽くします!」
【シナリオエンドデモ終了】


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