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No.12A
燃える砂塵の中で


サブタイトル
「燃える砂塵の中で」


【シナリオデモ開始】
〔カーソル、アフリカ大陸北東部を指定〕
陸上戦艦レセップス/デッキ
ディアッカ「なんだよ、ひでぇとこだな。ったく足つきを追うためとはいえ、なんで俺たちがこんなところに」
ニコル「しかたないですよ。クルーゼ隊長はヘリオポリスの件で評議会に出頭しなくてはなりませんでしたし、アスランは・・・」
イザーク「ぐだぐだ言うな。足つきの追撃は俺たちが隊長に進言したことだ」
ディアッカ「にしてもさ。くそっ、砂が口に入りやがった」
バルトフェルド「砂漠はその身で知ってこそ。ようこそレセップスへ。指揮官のアンドリュー・バルトフェルドだ 宇宙からわざわざ大変だな。歓迎する」
イザーク「 ありがとうございます」
バルトフェルド「あの3機がそうか。なるほど、同系統の機体だな。あれとよく似ている」
イザーク「バルトフェルド隊長はすでに交戦されたと聞いていますが」
バルトフェルド「ああ、僕もクルーゼ隊を笑えんよ」
ディアッカ「足つきの動きはどうなんです?」
バルトフェルド「さて、そろそろ動き出すとは思うがね。ま、しばらく休んでいたまえ」

アークエンジェル/ブリッジ
ナタル「それで、どうします」
マリュー「修理は終わったのだから、行くほかはないわ」
ナタル「しかし“砂漠の虎”の部隊が散開しているのですよ」
ムウ「とは言っても、強行突破するしかないでしょう。向こうはこっちがいるってこと知ってるんだしさ」
マリュー「そうね。エイジくんや統夜くんたちがいてくれるとはいえ、厳しい戦いになるわ。2人とも頼むわね」
統夜「・・・わかりました」
ムウ「ま、なんとかするさ」
マリュー「総員に通達して。アークエンジェル、発進するわ」

アークエンジェル/食堂
エイジ「・・・・・」
デビッド「エイジ。・・・おい、エイジ」
エイジ「あ、ああ、デビッド。どうしたんだ」
デビッド「どうしたじゃないだろう。ぼーっとしちまって。食わないと冷めちまうぜ」
エイジ「ああ・・・」
アンナ「エイジ・・・」
ノアル「まったく、エイジもキラも、戻ってからずっとこの調子かよ。危うくザフトに捕まりかけたとはいえ、いったい何があったんだかな。言わないからわかりゃしないぜ」
キラ「・・・・・」
デビッド「シモーヌに聞いてもそうですよ。カガリはその話になると怒り出して取りつくしまもないとくる」
Dボウイ「・・・この食い物は何なんだ」
アキ「ドネルケバブって言うらしいわ。現地調達してきたのよ」
ムウ「2人とも食が進んでないようだな。何を考え込んでるのか知らないが、俺たちはこれから戦わなきゃならないんだぜ 食っとかないと力が出ないじゃないの。ほら、ヨーグルトソースの方がうまいぞ」
キラ「え・・・?」
フェステニア「・・・・」
メルア「テニアちゃんどうしたの?」
フェステニア「・・・悔しいけどおいしい」
カティア「なによそれ」
ムウ「どうした?」
キラ「いえ・・・“虎”もそう言ってたから。ヨーグルトソースの方がうまいって」
ムウ「・・・ふうん、味のわかる奴じゃないの。けど、敵のことなんか知らない方がいいんだ。忘れちまえ。これから命のやり取りしようって相手のことなんて、知ってたってやりにくいだけだ」
キラ「・・・・・」

アークエンジェル/居住区/個室
キラ「・・・・」
〔扉の開閉音〕
フレイ「キラ、いい?」
キラ「フレイ・・・」
フレイ「キラ・・・大丈夫? またすぐ戦いになるんでしょう?」
キラ「・・・うん。大丈夫だよフレイ。僕は戦える。戦わなくちゃいけないんだ。フレイの想いの分まで」
フレイ「・・・・」
キラ「戦わずに済めばいいけど、でもしょうがないんだ。戦わなきゃ、僕たちは・・・」
フレイ「キラ・・・」
キラ「フレイ?」

アークエンジェル/居住区/個室
フレイ「キラは私たちを守って戦ってくれる。なら、私の想いはあなたを守るわ・・・」
キラ「フレイ・・・」

アークエンジェル/ブリッジ
マリュー「救難信号ですって?」
サイ「はい。弱いのでかなり拾いにくいですが、そうだと思います。進行ルートに近い町からのようですけど・・・」
マリュー「どういうことかしら」

アークエンジェル/ブリッジ
カガリ「その町なら知ってる。ホントに救難信号が出てるのか?」
ナタル「そうだ」
マリュー「何かわかることがあったら聞かせてもらいたいのだけど」
カガリ「あの町はラダム樹にすっかり覆われてしまっている。とっくの昔に住人などいるはずがない」
マリュー「ラダム樹に?」
カガリ「ああ。私がアフリカに入るよりもっと前からだ」
ムウ「第一次迎撃戦の時か」
ナタル「住人がいない町からの救難信号か。何かの罠・・・でしょうか」
ムウ「わかるが、誰がそんな罠を張るんだ? ザフトがそんなことするわけないし、木星トカゲやラダムだって、そんな話は聞いたことがないぜ」
ナタル「確かにそうですね。艦長、いずれにしても、我々が関わるべきではないと考えます。我々には他者を気づかう余裕などないのですから」
マリュー「・・・そうね」
アキ「でも、もしかしたらそこへたどり着いて助けを待っている人たちがいるかもしれません」
カガリ「その可能性はある。ラダムや木星トカゲに襲われた奴らか、ザフトにやられたレジスタンスが逃げ込んだのかも」
ノアル「ザフトの奴らなら、お仲間に助けを求めるだろうしな」
アキ「もし助けを求めている人がいるのなら、救助にいかなくては」
マリュー「・・・わかりました。どうせ近くを通過するのだし、確認だけはしておきましょう」

〔カーソル、アフリカ大陸北東部を指定〕
ラダム樹に覆われた町
統夜「ここか・・・。ひどいな」
ノアル「ああ、すっかりラダム樹に占領されちまってるぜ。本当にこんなところにわざわざ入ろうなんて奴がいるのかね」
アキ「わからないから確認しにきたんでしょう? でもDボウイ、あなたまで来てくれるとは思わなかったわ」
Dボウイ「・・・・・」
ノアル「チッ、まぁいい。それでどうする。この様子じゃ中まで入っていかなきゃ確認はできないぜ」
デビッド「降りていくんですか。気持ち悪いな」
ロアン「今のところ無害とはいっても、本当にそうなのかわかったものじゃないですからね」
Dボウイ「俺がいく。お前たちはここにいろ」
アキ「待ってDボウイ。みんなで行った方が・・・」
Dボウイ「1人の方がいいさ」
ノアル「どういうことだ。俺たちは邪魔だってのか。確かに何かあってもお前はテッカマンになりゃいいだろうがな。それに助けを必要としてる連中のいる場合だってある。それとも、こんなことは興味がないってか」
Dボウイ「そういうわけじゃない」
ノアル「なら1人だろうが大勢だろうが、関係ないだろうが。ま、お前さんは俺たちを仲間とは思ってないらしいが・・・」
Dボウイ「1人の方がいい。1人なら・・・失うものもない」
ノアル「なに?」
アキ「Dボウイ・・・?」

〔カーソル、アフリカ大陸北東部を指定〕
ラダム樹に覆われた町
デビッド「ホントに1人で行っちまったけど、大丈夫かよ」
エイジ「そうだな・・・」
アキ「いい、Dボウイ。通信機のスイッチは入れておいてね。そうすればこちらでも状況が把握できるわ」
Dボウイ「わかった」
ノアル「おい、お客さんの前で不用意にテッカマンになるなよ。化け物と同じに見られるからな」
アキ「ノアル」
ノアル「嘘を言ったわけじゃないだろ」
ロアン「そう思います。目の前でいきなり見せられたら、逃げてしまうかもしれませんしね」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方ユニット出現〕
Dボウイ(この感じは・・・間違いない。やはり奴らだ。誰だ。誰がきている・・・)
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
フリッツ「ほう、1人か」
Dボウイ「・・・フリッツ」
フリッツ「フッ、なつかしい名だ。だがその名前はもはや過去のもの。そうだろう、ブレード」
Dボウイ「生きていたのか」
フリッツ「そう簡単には死なんよ。死ぬのは貴様の方だ。裏切り者ブレード」
アキ「え・・・?」
ノアル「こいつは・・・」
エイジ「何かあったんですか」
アキ「Dボウイが誰かと話をしているの。でも相手もDボウイを知ってる・・・? これって・・・」
Dボウイ「救難信号もお前か」
フリッツ「ああ。貴様があの人間の艦に乗っているのはわかっていた。貴様なら来ると思ったよ。そしてここが貴様の墓場となる。テックセッター!」
〔Dボウイのいる地点から光の広がり〕
ダガー「テッカマンダガーッ! ブレードよ、今日こそ貴様の最後だ! 干渉スペクトル装置作動」
〔画面、発光〕
※※カティアがサブパイロットの場合のセリフ※※
カティア「なに、あれは・・・」
※※フェステニアがサブパイロットの場合のセリフ※※
フェステニア「なんだ? ねぇ、なんか変なのが出てきたよ」
※※メルアがサブパイロットの場合のセリフ※※
メルア「あれは・・・なんでしょう?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔カーソル、干渉スペクトル装置を指定〕
アキ「・・・何か特殊なエネルギー反応が出ているわね」
Dボウイ「それはこっちのセリフだ。 いくぞダガー! テックセッタァァーッ!!」
〔Dボウイのいる地点に光の収束〕
〔Dボウイのいる地点にスパーク〕

Dボウイ「ぐわぁぁぁぁぁーっ!」
ダガー「フハハハハッ!!」
Dボウイ「うぅっ、バカな。テックセットできない・・・? ダガー、貴様何をした!?」
アキ「ダガー・・・? ダガーって、あの敵のテッカマン!?」
統夜「なんだって? あいつが生きていたんですか!? じゃあ、これは・・・」
ダガー「かかったな、ブレード。残念だったな。干渉スペクトル装置により、テックシステムは妨害されている。貴様がテックセットしようとしても、エネルギーは拡散し自分を傷つけるだけよ」
Dボウイ「くそっ、そんな・・・」
ダガー「ハハハハッ! 楽に死ねるとは思うな、裏切り者よ!」
〔Dボウイのいる地点に爆発〕
〔画面、振動〕

Dボウイ「うわあぁぁぁーっ!!」
ノアル「Dボウイの奴、変身できないってのか」
アキ「Dボウイ、Dボウイ! 返事をして! 逃げてDボウイ!」
デビッド「どうすりゃいいんだ。敵がいるったって、攻撃しようにもどこにいるかわからないんじゃ、どうにもならないぜ」
アキ「Dボウイ!」
Dボウイ「く・・・聞こえているか。これは罠だ。気をつけろ、周りにもラダムが潜んでいるはずだ。俺はなんとかして町の外へ出る。そうすれば奴の装置の影響も届かないはずだ。テックセットできればなんとかなる」
!」
〔Dボウイのいる地点にダメージ〕
〔Dボウイのいる地点に爆発〕
〔画面、振動〕

Dボウイ「ぐうぅぅっ」
アキ「Dボウイ! Dボウイ! 通信がとだえた・・・? まさか・・・」
ノアル「あいつがそう簡単に死ぬようなタマかよ」
アキ「・・・何かの装置のせいで変身できないって言ってたわ。もしかして、さっきの」
統夜「あれが・・・?」
アキ「だとしたら、Dボウイがなんとか町の外へ逃げられても、変身できない・・・?」
ノアル「チッ。あの野郎、世話やかせやがって。みんな、俺たちはあいつを全部ぶち壊すぜ。まったく、生身でラダムと戦うとはデンジャラスな奴だ」
〔敵ユニット出現〕
ロアン「ラダム獣です!」
デビッド「砂の中に潜ってやがったのか!?」
統夜「時間がない! Dボウイが出て来る前に、あれを破壊しなくちゃ!」
エイジ「わかった!」
<戦闘開始>

<味方が干渉スペクトル装置へ到達(1回目)>

〔干渉スペクトル装置のある地点に爆発〕
ダガー「貴様を逃がしたおかげで、俺は役立たず呼ばわりよ。この恨み、じっくり晴らさせてもらうぞ。そらそらそらっ」
〔Dボウイのいる地点にダメージ〕
〔Dボウイのいる地点に爆発〕
〔画面、振動〕

Dボウイ「くそっ・・・」

<味方が干渉スペクトル装置へ到達(2回目)>
Dボウイ「なんとか町の外へ出なければ・・・」
ダガー「ハハハハッ!! 逃げろ逃げろ。はいつくばってどこまでも逃げるがいい!」
〔Dボウイのいる地点にダメージ〕
〔Dボウイのいる地点に爆発〕
〔画面、振動〕


≪まだ敵健在≫
<4PP>

ダガー「トドメだブレード。裏切り者にふさわしい末路をたどるがいい!」
〔Dボウイのいる地点にダメージ〕
〔Dボウイのいる地点に爆発〕
〔画面、振動〕

Dボウイ「うわあぁぁぁぁぁぁーっ!!」
(→ GAME OVER

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>
ノアル「ラダムは片付けだ。いそぐぜ!」
デビッド「やったぜ!」
統夜「アキさん!」
アキ「ええ! Dボウイ聞こえる!? 待ちの外にあった装置はすべてあたしたちが破壊したわ!」
Dボウイ「なんだって・・・?」
アキ「テッカマンに変身して、Dボウイ!」
ノアル「さっさとしやがれ!」
Dボウイ「お前たち・・・わかった! うおぉぉぉぉーっ! テックセッタァァァーッ!!」
[イベントデモ「テックセッター(A)」]
〔味方ユニット出現〕
ブレード「テッカマンブレェェェドッ! ダガー、今度こそ逃がさんぞ!」
ダガー「バカな。まさか貴様が仲間の協力でテックセットするとはな。とんだ計算違いだったわ。だが!」
〔敵ユニット出現〕
ダガー「ならば貴様も人間どもも、まとめて葬り去るだけのこと! ゆくぞブレード!」
〔味方戦艦出現〕
ナタル「なんだ、いったいどうなっている」
マリュー「これは・・・ラダム!?」
ムウ「なんでこんなことになっちまってるんだ。ムウ・ラ・フラガ出る! 坊主遅れるなよ!」
キラ「は、はい!」
〔味方ユニット出現〕

<敵6機以下>
サイ「これは・・・艦長、ザフト軍が接近中です!」
マリュー「どのみち強行突破する他はなかった。やるしかないわね」
ミリアリア「全員聞いてください! ザフト軍が接近中です! ラダムを倒しても気を抜かないでください!」

<ダガー撃破>
※※エイジが撃破の場合のセリフ※※
ダガー「なんだと!? くそっ、奴め地球人ではないな」
※※ブレードが撃破の場合のセリフ※※
ダガー「くそっ、ブレード! 貴様またしてもこの俺を!」
※※エイジ&ブレード以外が撃破の場合のセリフ※※
ダガー「なんだと!? くそっ、地球人ごときに・・・」

ブレード「逃げる気か、ダガー!」
ダガー「ブレード、このままで済むと思うなよ。貴様は気づいていない。もはや貴様には我々と戦うことなど出来んということをな。いずれじっくりとなぶり殺してやる」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・敵増援2出現>
ブレード「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
アキ「Dボウイ、大丈夫なの?」
ブレード「あ、ああ・・・」
ナタル「ザフト軍のモビルスーツ隊がくるぞ。注意しろ!」
キラ「ザフト軍・・・」
エイジ「・・・」
マリュー「これが“砂漠の虎”の部隊なら、どこかにレセップスがいるはずよ。探して!」
サイ「・・・確認しました。12時の咆哮に艦影!」
〔敵ユニット出現〕
バルトフェルド「エイリアンと戦っていたのは予想外だったが、逃がすわけにはいかないんでね。ここで仕留めさせてもらう。・・・あの少年たちも出ているようだな」
アイシャ「・・・つらいわね、アンディ。ああいう子たち、好きでしょ」
バルトフェルド「彼らが投降すると思うか?」
アイシャ「いいえ」
バルトフェルド「僕もそう思う」
エイジ「・・・レセップス」
キラ「バルトフェルドさんか!」
統夜「やっぱりあの人が来たのか・・・」

<大型地上戦艦撃破・味方援軍2&敵増援3出現>
バルトフェルド「やってくれたな。だが、まだ終わりではない! ラゴゥ、出るぞ!」
〔敵ユニット出現〕
アイシャ「熱くならないでアンディ」
バルトフェルド「わかっている!」
ダコスタ「くっ・・・た、隊長、申しわけありません」
バルトフェルド「ダコスタくん、無事か。退艦命令をだせ。勝敗は決した。兵を率いて引き上げろ!」
ダコスタ「・・・了解です。隊長、ご無事で」
〔敵ユニット離脱〕
バルトフェルド「君も脱出しろ、アイシャ」
アイシャ「そんなことするくらいなら、死んだ方がましね」
バルトフェルド「フッ、君もばかだな。ではつきあってくれ」
アイシャ「ええ!」
キラ「バルトフェルドさん!」
バルトフェルド「まだだぞ、少年!」
キラ「もうやめてください! 勝負はつきました。降伏を!」
バルトフェルド「言ったはずだぞ。戦争には明確な終わりのルールなどないと」
統夜「だからって、そこまでやらなきゃいけないっていうんですか!?」
キラ「バルトフェルドさん!」
バルトフェルド「戦うしかなかろう。互いに敵である限り。どちらかが滅びるまでなぁ!」
〔敵ユニット出現〕
ディアッカ「なんだよ、これってもしかしておされてるんじゃないの?」
ニコル「でも、アークエンジェルを沈めれば終わりです。イザークにまかせましょう」
マリュー「敵!? 回り込まれたの!?」
サイ「バスターとブリッツを確認!」
ナタル「なんだと!? 我々を追ってきたというのか! 奴らを近づけさせるな!」
キラ「バスターとブリッツ!? アスランもきているのか・・・?」
〔敵ユニット出現〕
イザーク「そこだぁぁぁっ!」
〔イザーク、マリューへ接近〕
マリュー「しまった、デュエルが!?」
[イベント戦闘「マリューvsイザーク」]
マリュー「うっ」
キラ「アークエンジェルが!? 居住区に被弾したのか!? だめだ、あそこにはフレイやオーブの人たちがいるんだッ!」
マードック「おい嬢ちゃん!」
カガリ「出さないでこのまま沈められたいのか!? こいつで出る! ハッチ開けろ!!」
〔味方ユニット出現〕
カガリ「このおぉぉーっ!!」
イザーク「邪魔をするなぁっ!!」
[イベント戦闘「カガリvsイザーク」]
カガリ「あうぅっ、くそぉっ!!」
ムウ「2号機だと? おい誰が乗っている!」
ミリアリア「パイロットはカガリさんだそうです!」
キラ「カガリ!?」
デビッド「ホントかよ」
〔イザーク、マリューへ接近〕
イザーク「もらったぞ足つきィッ! 今度は人質などいなければ、甘ちゃんのニコルと違って俺は降伏勧告もしない! 一気に沈めてやるッ!!」
マリュー「くっ・・・」
キラ「フレイッ! やめろぉぉぉぉぉぉぉぉーっ!!」
〔キラ、気力上昇〕
[イベントデモ「キラ、SEED覚醒」]
〔キラ、イザークへ隣接〕
[イベント戦闘「キラvsイザーク」]
イザーク「なんだとッ!? くそぉっ、ストライクぅぅぅーっ!!」
キラ「アークエンジェルを沈めさせはしないっ!!」
[イベント戦闘「キラvsイザーク」]
イザーク「なにぃぃぃっ!?」
ディアッカ「イザーク!」
ニコル「イザーク、イザーク! 大丈夫なんですか!? それ以上は危険です。引き上げてください!」
ディアッカ「後は俺達にまかせろ! ここは退けイザーク!」
イザーク「くそぉぉぉっ! 痛い痛い痛いぃぃぃぃーっ!!」
〔敵ユニット離脱〕
ムウ「ひゅ~、すごいもんだな」
統夜「なんだよ・・・今のあいつの動き・・・」
キラ「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
マリュー「キラくん・・・?」
カガリ「あいつ・・・」
バルトフェルド「あれが、あの少年か。なんて奴だ。まるでバーサーカーだな」

<統夜vsディアッカorニコル>
統夜「またこいつらか! いい加減しつこいんだよ!」

<統夜vsバルトフェルド>
統夜「どこまで戦い続けるのかなんて、今の俺にわかるわけがない。だけど俺は、もう戦うって決めたんだ!」
バルトフェルド「なるほど、この機体は君だったのか。火星にいった少年!」
統夜「俺は、あいつらとだって戦って、俺がこいつに乗れる意味を知らなくちゃならない。だから、今はこうするしかっ!」
バルトフェルド「どうやら何か事情があるようだな。だが今日は見逃すわけにはいかん。この戦場で、敵として出会ったからにはな!」
※※カティアがサブパイロットの場合のセリフ※※
統夜「俺だって、黙ってやられはしない! カティア!」
カティア「ええ、いつでもいけるわ」
※※フェステニアがサブパイロットの場合のセリフ※※
統夜「俺だって、黙ってやられはしない! テニア!」
フェステニア「わかってる、まかせて!」
※※メルアがサブパイロットの場合のセリフ※※
統夜「俺だって、黙ってやられはしない! メルア!」
メルア「は、はい!」


<キラvsディアッカ>
キラ「バスターか! やらせはしない!」
ディアッカ「ストライク! 今日こそ墜としてやる!」

<キラvsニコル>
ニコル「今日こそ仕留めてみせます!」
キラ「ブリッツ!?」

<キラvsバルトフェルド>
バルトフェルド「君の相手は私だよ。バーサーカーくん」
キラ「隊長機!? あの人かっ!」

<ムウvsディアッカ>
ムウ「ええい、うるさいんだよ! こんなとこまで追いかけてきやがって!」
ディアッカ「せんとうき如きが、邪魔なんだよ! 墜ちろ!」

<ムウvsバルトフェルド>
ムウ「くそっ、こいつはやっかいだぜ」
バルトフェルド「そうか、ナチュラルの戦闘機にしては手ごわいと思ったが、こいつが“エンデュミオンの鷹”だな。面白い!」

<カガリvsバルトフェルド>
カガリ「“砂漠の虎”め! お前らにやられたみんなの恨み、ここで晴らしてやる!」

<ディアッカ撃破>
ディアッカ「チッ、ここまでかよ。くそっ、引き上げる!」
〔敵ユニット離脱〕

<ニコル撃破>
ニコル「これ以上は無理か。撤退します!」
〔敵ユニット離脱〕

<バルトフェルド撃破>
アイシャ「アンディ!」
バルトフェルド「クッ・・・」
〔敵ユニット撃破〕
※※キラが撃破の場合のセリフ※※
キラ「僕は・・・僕はっ! 死なせたくなんてないのにぃっ!!」
※※キラ以外が撃破の場合のセリフ※※
キラ「バルトフェルドさん! くっ・・・僕は・・・僕は、誰にも死んでほしくなんかないのにっ!」

エイジ「・・・・・」
統夜「あの人が・・・くそ」
※※カティアがサブパイロットの場合のセリフ※※
カティア「統夜・・・?」
※※フェステニアがサブパイロットの場合のセリフ※※
フェステニア「・・・・」
※※メルアがサブパイロットの場合のセリフ※※
メルア「どうしたんですか?」


<敵全滅・勝利条件達成>
ナタル「艦長。どうやら我々は、かろうじてザフト軍を退けることが出来たようです」
マリュー「みんな無事? 艦の被害状況は?」
ナタル「確認中です。ですが、航行に支障があるほどではないでしょう」
マリュー「・・・ぐずぐずしてはいられないわね。みんなを収容したら、このまま紅海へ向かうわ」
ナタル「了解しました」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔カーソル、アフリカ大陸北東部を指定〕

アークエンジェル/格納庫
キラ(バルトフェルドさん・・・僕は・・・)
カガリ「あ~、まいったまいった」
ムウ「おいおいお嬢ちゃん、勘弁してくれよ。なんとか無事だったからいいようなもんだけどさぁ」
カガリ「私はお嬢ちゃんじゃない。カガリだ。でもこれで一安心だろ。もうこの辺りにはあいつ以上に手ごわい敵はいないはずだ」
ムウ「とにかく、あんな無茶はもうやめてくれよ」
カガリ「うまくいったんだからいいじゃないか」
キラ「・・・だけど、もう少しでデュエルに撃墜されてた。ちょっと間違えば死ぬところだったんだ」
カガリ「私だってずっと戦ってきたんだ。ちゃんと覚悟はしている」
キラ「そういうことじゃないだろ。君は何もわかっていない。死んでしまったらおしまいじゃないか!」
カガリ「じゃあなんだ。私だって、この艦やお前たちのために必死で戦ったんだぞ! そんな言い方はないだろう!?」
キラ「気持ちだけで・・・」
カガリ「え?」
キラ「気持ちだけで、何が守れるっていうんだ」
カガリ「お前・・・」
フレイ「キラぁっ!」
キラ「・・・フレイ? 良かった、無事だったんだね」
フレイ「私、すごく怖くて・・・」
キラ「大丈夫だよ。もう、大丈夫だから」
カガリ「・・・・」
シモーヌ「あれ、どういうこと?」
ロアン「ええ・・・確かフレイはサイの婚約者だって聞いてましたけど・・・」
デビッド「ややこしいことにならなきゃいいけどな・・・」
エイジ「・・・・・」
アンナ「エイジ・・・あの、何を落ち込んでいるか私にはわからないけど、でも・・・」
エイジ「・・・ありがとうアンナ。大丈夫だ。僕はまだ死ぬわけにはいかないんだ」
シモーヌ「エイジ・・・」

アークエンジェル/格納庫
ブレード「・・・・・・」
アキ「Dボウイ、大丈夫なの?」
ノアル「おい、俺たちがお前を助けたのはこれで二度目だぜ。何か言うことがあるだろうが」
〔画面、光の収束〕
Dボウイ「うっ・・・」
〔クリスタルの砕ける音〕
統夜「なんだ、今のは」
アキ「え・・・? あっ、Dボウイ! あなたのクリスタルが!」
カティア「砕けた・・・?」
Dボウイ「そんな・・・そんなバカな。ダガーが言っていたのは、このことか!?」
ノアル「お前、それは・・・」
Dボウイ「俺は・・・俺はもう、テッカマンになれない!」
フェステニア「なんだって!? ねえ、それってどういうことなの!?」
ムウ「そいつはまた・・・困ったな」
Dボウイ「俺は奴らと・・・奴らとどうやって戦えばいいんだ! くそっ・・・」
アキ「Dボウイ・・・」

アークエンジェル/ブリッジ
マリュー「どうにか、ザフトの追撃もなくここまでこれたわね」
ナタル「はい。紅海まで出てしまえば、インド洋へもさしたる障害なく出られるでしょう」
マリュー「バルトフェルド隊だけだったのは、やっぱりナデシコが敵の注意をそらしてくれたおかげね。また生きて彼らと再会することがあればいいのだけれど」
ナタル「仮に互いに無事だったとしても、恐らくもう会うことはないでしょう」
マリュー「たぶんね。でも、オーブまでたどり着けたら、お礼くらいはいいたいわね」
ナタル「あの紫雲 統夜という少年はネルガルから派遣されています。彼らに言づてを頼めばそれで事足りるでしょう」
マリュー「・・・そういえばあの子たちともオーブでお別れだったわね」
ナタル「まだインド洋にすら出ていないのです。当分先の話でしょう。次の問題は、オーストラリア大陸北岸のカーペンタリア基地がどう動くかです。まだ我々は安全になったとは言い難い状況です」
マリュー「わかっているわ」
〔扉の開閉音〕
アキ「失礼します。マードック軍曹から、修理状況についてのレポートをあずかってきました」
マリュー「ありがとう。悪いわね」
アキ「いえ」
マリュー「・・・彼の様子はどうなのかしら?」
アキ「それが・・・食事もとっていないみたいで・・・」
マリュー「そう・・・」
ナタル「本当に彼はもうテッカマンになれないのか?」
アキ「わかりません。でも彼の様子を見る限りでは、たぶん本当のことだと思います」
ナタル「・・・では今の彼はただの地球人、それも民間人と変わらないということか。次にラダムが現れた場合、彼がいったいどうするつもりなのか、確認しておいてもらいたい」
アキ「どういうことですか?」
ナタル「ブルーアース号に同乗して戦闘に出るのならばいいが、そうではないならば待遇を変えねばならんのでな」
マリュー「ナタル」
ナタル「お分かりでしょう、艦長。役割に応じた扱われ方というものが正しくなされないようでは、他の者が不満を抱きます。それでは艦内の風紀や規律が保てないばかりか、士気にも関わります」
アキ「・・・・・」
【シナリオエンドデモ終了】


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