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ビルドベース/ダリウス界

【シナリオデモ開始】
???
妃魅禍「…壱鬼馬! 壱鬼馬はおるか!」
壱鬼馬「はっ! 何かご用でしょうか?」
妃魅禍「今すぐ、高千穂峰へ向かうのじゃ!」
壱鬼馬「ははっ! かしこまりました!」
壬魔使「妃魅禍様! 壱鬼馬ひとりではなく、我々にもご命令下さい!」
妃魅禍「お前達は必要ない。壱鬼馬に任せるのじゃ」
壬魔使「し、しかし…!」
妃魅禍「わらわの命令に不満があるのか?」
壬魔使「め、滅相もございません! 申し訳ありませんでした!」
阿麿疎「高千穂峰に何があるのです? 妃魅禍様…」
妃魅禍「銅鐸じゃ。高千穂峰の中央部からかすかに銅鐸の波動を感じるのじゃ」
壱鬼馬「銅鐸の波動という事は、まさか…」
妃魅禍「おそらくそこにはにっくきジーグの奴が眠っているはず…」「さあ、壱鬼馬よ! 一刻も早く高千穂峰へ行き、銅鐸を取って参れ!」
壱鬼馬「ははーっ!」

ダンナーベース/司令室
影丸「…全員集まったようだな。では博士、お願いします」
霧子「わかった…。改めて説明する必要もないと思うが、地球は今、崖っぷちに立たされている」「ダリウス軍、邪魔大王国、擬態獣、さらにフェストゥム…様々な侵略者の攻撃にさらされ…」「そいつらの背後から、得体の知れない黒幕が糸を引いているらしい…」「その上、こんな危機的状況にも関わらず、連合軍とザフト軍が戦争を始めちまった…」「今の所、辛うじて持ちこたえてるが、何かのきっかけで、破滅の坂を一気に転がり落ちるかもしれない」
ガリス「我々は、地球の危機を回避するために手を結んだわけだが…」「敵の黒幕が使う時空間ゲートによってあちこちに飛ばされ、まともに戦う事すらできない状態だ」「そこでまず、最大の障害でもある時空間ゲートの秘密を解明する事にした」
霧子「どれだけ戦力を集めて侵略者に戦いを挑んだ所で、ゲートに飛ばされたら手も足も出ないからね」
ミスト「ゲートの秘密を解明って…どうするつもりなんですか?」
サコン「今まで何度かゲートに巻き込まれたおかげで、必要なデータは揃ってきました」「後は、今までのデータを踏まえてゲート内部の構造や原理をもう一度調べれば事は済みそうなのですが…」
ゲイナー「じゃあ、どうするんです? まさか、ゲートの中に入るんですか…?」
サコン「そのまさかを実行するんですよ。内側の事を調べるには、ゲートの中に入って調べるのが一番です」
ガリス「源理がわかれば防衛策も講じられるし、上手くいけば、我々もゲートも使えるようになるかもしれない」「そうなれば、どこへ飛ばされても戻って来られるし、ラ・カンさん達を元の世界に戻す事もできるだろう」
ラ・カン「しかし、ゲートの中に入ると言っても肝心のゲートがどこにあるのか…」
サコン「その点は心配ありません」「大空魔竜が月面へ飛ばされる直前、ダリウス軍がゲートを使って、地上へ大群を送り込んだのを覚えていますか?」
ラ・カン「ええ、覚えています」
サコン「そのゲートがまだ残っているのです」
ダイヤ「ええっ!?」
ルージ「ほんとなんですか!?」
サコン「十分な時間をかけて、ゲートのデータを集めたと言ったでしょう?」「私が解析していたのはそのゲートのデータなんですよ」「プロイストが送り込んだダリウスの大群が出現したと言われている空域に…」「デスクロスポイントによく似た空間のひずみがあるのをレーダーでキャッチしたんです」
甲児「じゃあ、そのゲートに入るって言うのか?」
サコン「はい。大空魔竜ならそれが可能ですから…」
ガリス「ゲートを抜ければダリウス界へ出るはずだ」
つばき「途中でゲートが閉じてしまう危険はないんですか?」
サコン「絶対ないとは言えませんが…ゲートの崩壊時間を計算した所、その可能性は低いようです」
ピュリア「先生が言うんなら大丈夫だよ。なあ?」
ハッチョ「いくら先生の言う事でも今回ばかりはちょっと不安だなぁ…」
ゲイナー「だいたい今開いているゲートだってダリウス界につながっている確証があるわけじゃないんでしょう!?」
ピュリア「情けない事言うんじゃねえ! 男のくせに度胸のない連中だぜ…!」
サコン「観測結果から判断する限りでは変化は見られませんでしたから…」「おそらくゲートの行き先はダリウス界になると思いいます」「それに、もしゲートが閉じたとしても大空魔竜なら地球に戻って来る事が可能です」「時間はかかりますけどね…」
シェルディア(ダリウス界にあんまりいい思い出はないけど、タリポポスの漬け物はおいしかったなぁ…)(また食べたいけど、地上にいたんじゃ食べられないしなぁ…)
ガリス「未知のゲートに飛び込むのがどれほど危険かという事は十分に承知している 」「だが、これを成功させて、ゲートの秘密を突き止めない限り…」「侵略者には勝てない。その事を理解してくれ」
甲児「今さら怖気づくような俺達じゃないですよ、キャプテン!」
パイ「宇宙で戦ってる時は、もっともっと危険な目にあってきたからね。それくらいどうって事ないさ」
カガリ「アークエンジェルも一緒にゲートを調査するのか?」
マリュー「アークエンジェルは、自力で空間転移する事ができませんから、今回の調査は大空魔竜に任せます」
霧子「そのかわり、アークエンジェルにはビルドベースへ向かってもらう」
剣児「ビルドベースへ?」
〔モニターの開く音〕
司馬「ジーグのパワーアップ装備を取りに来るんじゃ!」
剣児「うわあっ! ジ、ジジイ! いきなり顔を出すんじゃねえ! 心臓が止まるかと思ったぜ!」
司馬「黙れ! 貴様のために武器を用意してやったんじゃ! ありがたく思えっ!」
剣児「へいへい…」
さやか「あの…司馬博士。そちらに私の父が…弓弦之助がお伺いしてると聞いたんですが…」
弓「おお、弓君ならここにおるぞ。弓君、お嬢さんだぞ」
弓「さやか! 大空魔竜と一緒に行方不明になったと聞いて心配していたんだぞ」
さやか「心配かけてごめんなさい。いろいろあったけど、私も甲児君もこの通り、無事よ」
弓「そうか。それを聞いて安心したよ」
甲児「先生! マジンガーはもう限界です! 超合金Zの改修をお願いします!」
弓「きゅ、急にどうしたんだね、甲児君。まさか、マジンガーのエネルギーが…?」
甲児「ええ。光子力エネルギーがもうほとんど残ってないんですよ」「このままじゃ、いつマジンガーが動かなくなるかわかったもんじゃありません」「俺が戦えない時にみんながやられちまったら、悔やんでも悔やみきれませんよ」
弓「そうか、わかった。ならば君達もビルドベースへ来たまえ」「ちょうど、新型の大型シューターの開発のために持ってきた超合金Zもある」
さやか「えっ? でも、それを使ってしまっていいの、お父様…?」
弓「なあに、ちょうど計画はとん挫した所だ。それに甲児君達の命には代えられん」「ここなら設備も整っているから作業の方も問題ない。よろしいですか、司馬先生…?」
司馬「無論じゃ! ジーグパーツの開発を手伝ってもらった礼じゃ! ここの設備を好きに使うがいい!」
弓「…という事だ。待っているぞ、甲児君、さやか」
甲児「わかりました! 俺達もビルドベースへ向かいます!」
アンジェリカ「…ビルドベースか。久しぶりに戻ってみんなに会いたいな…」
司馬「さっさと来るんじゃぞ! いいな、剣児!」
剣児「わーったよ! 行ってやるから待ってろ、ジジイ!」
霧子「…というわけで、大空魔竜がゲートの調査をしている間…」「アークエンジェルにはビルドベースへ行ってもらう」
影丸「地上で何かあった場合、アークエンジェルに戦ってもらう必要があるので…」「ある程度の戦力はアークエンジェルと共に地上に残ってもらう」
ゲイナー「…って事は、またチームを二つに分けるんですか?」
マリュー「ええ。その通りよ」
ガリス「ダンガイオーの4人、ラ・カンさん達とゲイナー君達は大空魔竜と一緒に来てもらいたい」
ミア「わかりました」
ラ・カン「ご一緒しましょう」
ゲイナー「了解です、キャプテン!」
ガリス「それからシェルディアも来て欲しい。ダリウス軍の情報を教えてもらいたいからな」
シェルディア「はーい!」
マリュー「アークエンジェルには、ビルドベースのクルーとマジンガーチームの皆さん…」「それに、ダンナーベースのクルーとヴァンさん達に乗ってもらいます」
剣児「おっしゃ! 待ってろよ、ジジイ!」
甲児「待ってろよ、マジンガー! もう少しでお前も元気に戦えるようになるからな!」
静流「了解したわ」
カルメン99「私は問題ないけど…。ヴァン、あなたはどうなの?」
ヴァン「カギ爪のいない世界なんてどこへ行っても同じだ。異存はない…」
アンジェリカ「私もアークエンジェル…でいいんですか?」
つばき「当たり前じゃない。アンジェリカさんは、ビルドベースのクルーでしょう?」
アンジェリカ「でも、私、素性を偽ってビルドベースにいたわけだし…」
柳生「まだそんな事を言っているの? あなたは私達の仲間よ」
アンジェリカ「あ、ありがとうございます、柳生隊長」
ミスト「…って事は、俺もビルドベース行きか。試用期間中の雑用係とは言え、ダンナーベースの一員だからな」「…そうですよね、葵博士?」
霧子選択
 もちろんビルドベース行き
 雑用係はダリウス界行き!

≪「もちろんビルドベース行き」を選択≫

ミスト「わかりました。アークエンジェルでビルドベースへ向かいます」
霧子「司馬博士にご無礼がないように気をつけるんだよ!」
司馬「オッチョコチョイの小僧か! 今度ヘマをしおったら、ステッキで思い切り叩いてやるからな!」
ミスト「…気をつけます」
ウェンディ「ゴオさんと杏奈さんはどうするんですか?」
〔扉の開閉音〕
ゴオ「俺達なら心配いらないぜ」
杏奈「すぐにでも出撃できちゃうわよ!」
つばき「ゴオさん! 杏奈ちゃん! もう大丈夫なの?」
ゴオ「みんなが力を合わせて戦おうって時に俺達だけ寝てるわけにいかないからな」
杏奈「ゴオちんはともかく、私はまだ若いからこれくらいどーって事ないわ」
ゴオ「こら、杏奈!」
キラ「でも、おふたりとも無理はしない方がいいですよ」
鏡「侵略者との戦いは、これからも続くんだからな…」
マリュー「出発は明朝です。今日はゆっくり睡眠をとって、休養して下さい」
杏奈「今日こそ、忍っちのごちそうを食べられそうだね」
ゴオ「ああ…。だけど…」
杏奈「…うん。ルウちゃんも一緒に食べたかったね…」
ゴオ「ルウ…どうしてあんな奴に…!」(俺がふがいないばっかりに…くそっ!)
杏奈「…ゴオちん…」
霧子「…それじゃ、今日はこれで解散。明日からまた頑張るんだよ!」
※※「もちろんビルドベース行き」を選択した場合のセリフ※※
ミスト(ゲートの秘密がわかれば、あいつらの居場所を突き止めれるかもしれない)(大空魔竜のみんな…俺の分まで頑張ってきてくれよ)

≪「雑用係はダリウス界行き!」を選択≫
ミスト「えっ! どうして俺だけダリウス界行きなんですか!?」
霧子「あんたは雑用係なんだから、仕事が多い方に行くのが当然だろ? みんなのためにしっかり働いておいで!」「皆さんもミストをビシビシ使ってやって下さいね」
シズカ「それじゃまず、資材運びでも手伝ってもらおうか?」
ローサ「トイレ掃除の罰もまだ終わってませんからね!」
ミスト「…わかりました」
ガリス「今日の所はこれで解散だ。出発は明朝。今晩はみんなゆっくり休め」「明日からはまた戦いの日々が始まる。ゆっくり眠れるのは、今日が最後かもしれんぞ…」
ディック「次にゆっくり眠れるのは棺桶の中だったりしてな…」
ダイヤ「い、嫌な事言うなよ、ディック」
ディック「ゲートの中に閉じこめられて、棺桶にも入れないかもな…」
ピュリア「もうやめろ! この死神!」
ディック「ふん…」
ミスト(ディックの言う通り、ゲートから生還できない可能性だってある…)(でも、ゲートの秘密がわかれば、あいつらと対等に戦えるはずだ。絶対に秘密を突き止めてやる…!)
【シナリオエンドデモ終了】


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