TOP PAGEへ

No.7
ドランクヒーロー・スウィフトガール

【シナリオデモ開始】
大空魔竜/ブリッジ
ガリス「コース変更をする?」
サラ「はい。本当はエヴァーグリーンで補給をした後…」「まっすぐゾネットへ向かうつもりでしたけど、エヴァーグリーンで補給ができず…」「その上エヴァーグリーンの人達を収容したせいで、予定変更するしかなくなったんです」
ガリス「我々は別に構わない。ゾネットまで都市ユニットを牽引するという約束だからな」
ローサ「それで、どのような変更を?」
サラ「グローリアの街へ向かいます。そこならエヴァーグリーンで補給する予定だった薬も手に入ります」「コースの見取り図はこちらです」
ガリス「わかった。ロンゴ、見取り図を見てくれるか」
ロンゴ「はい」
ガリス「その図に従って、グローリアへ向かってくれ」
ロンゴ「了解!」
ゲイン「実は最近、シベ鉄の連中がグローリアを支配下に置こうとちょっかいを出しててな」
ローサ「シベリア鉄道が?」
ガリス「しかし、グローリアはドームポリスではないのだろう?」
サラ「確かに、エクソダスに成功した街はシベ鉄の管理下からは解放されますけど…」「流通手段をシベ鉄に頼らざるを得ない事も少なくないんです」
ゲイン「で、そうなった街では、またシベ鉄の連中がつけあがるってわけさ…」「エクソダスに成功しても、そこからシベ鉄に大きな顔を刺せないようにし続けるのは至難の業なんだ」
サラ「警備隊の武装も加速度的に強化されてきてますし…」
ゲイン「おかげでエクソダス請負人も用心棒まがいの連中が増えてな。俺も商売あがったりってわけだ」
サラ「ママドゥ先生の話では、武力に訴えだしているのは一部の部隊だけらしいですけど…」
ローサ「それでは、グローリアが再びシベリア鉄道の管理下に置かれるのも…」
ゲイン「今もグローリアにいる部隊は我が物顔で闊歩していると聞く。動き出すのも時間の問題かもしれんな」
ローサ「そうなのですか…」
ゲイン「そう、そこで一つ相談なんだが…」

大空魔竜/格納庫
ピュリア「聞いたか? コース変更してグローリアって街に行くらしいぜ」
ヤンマ「グローリア?」
ピュリア「噂によると、グローリアにはシベ鉄がウジャウジャいるらしいぜ」
ハッチョ「そ、そんな街に行って大丈夫なんですかい?」
ブビィ「俺、すごく不安…」
ローサ「嘘を教えちゃダメでしょ、ピュリア」
ピュリア「ロ、ローサ副長!」
ヤンマ「今の話は嘘なんですか? 副長?」
ローサ「シベリア鉄道がウジャウジャいるなんて大嘘です」「シベリア鉄道が、グローリアを狙っているのは事実だけど…」
ハッチョ「姉御ってば、勘弁して下さいよ~」
ブビィ「勘弁して下さいよ~」
ピュリア「お前達を脅かしてやろうと思って大げさに言っただけじゃないか」「この程度でビビってんじゃないよ! だからお前達は3バカなんて呼ばれるんだ!」
ヤンマ「そ、そんなぁ~」
ダイヤ「リチャードさん。自分の嘘を棚に上げてヤンマ達に八つ当たりするなんて…」「ちょっとひどいんじゃない?」
ピュリア「誰がリチャードさんだ! リチャードソンだって言ってるだろ!」
ダイヤ「も~、すぐそうやって怒鳴るんだから…」「ルルみたいにおしとやかにしてればもっとかわいく見えるのに…」
ピュリア「何だと! アタシを侮辱する気か!」
ダイヤ「ぶ、侮辱なんかしてねえよ」
ピュリア「かわいく見えるって事はほんとはかわいくねえって事じゃねえか!」
ダイヤ「も~、細かい事気にすんなよ」
ピュリア「何だとッ!」
ローサ「やめなさい! これ以上ケンカを続けるならふたりとも甲板掃除よ!」
ダイヤ「ひええっ!」
ピュリア「ふん!」
さやか「もう! ピュリアちゃんったらどうしてそんなにダイヤ君に突っかかるの?」
ピュリア「知るか! こいつのツラを見てるだけで気にさわって仕方ねえんだ!」
甲児「もしかして一目惚れか?」
ピュリア「んなわけあるか!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

甲児「いてっ! 何で蹴っ飛ばすんだよ!」
さやか「今のひと言はデリカシーなさすぎ。蹴飛ばされて当然よ、甲児君」
甲児「そ、そうなのか?」
ローサ「はい、無駄話はそこまで! これから任務を言い渡すわ…」「名前を呼ばれたメンバーは前に出てきなさい」「ミスト、アンジェリカ、それからダイヤとピュリア」
ミスト「はい!」
アンジェリカ「はい」
ダイヤ「俺も?」
ピュリア「はい…」
ローサ「今呼ばれた4名は、私と一緒に、ひと足先にグローリアに行ってもらいます」
ダイヤ「ええっ! ローサ副長と一緒?」
ローサ「何か不満があるのかしら? ダイヤ君…?」
ダイヤ「い、いえ! とんでもない!」
ローサ「任務を説明します」「私達はこれからグローリアに駐留しているシベリア鉄道を偵察に行きます」
ミスト「シベリア鉄道の偵察?」
ローサ「シベリア鉄道が、グローリアに大部隊を送り込んでいるとしたらうかつに近づくのは危険です」「ですから、先にグローリアへ行ってシベリア鉄道の様子を探ります」
ミスト「メンバーは、俺達5人だけですか?」
アンジェリカ「ヤーパンの天井からは誰も参加しないんですか?」
ローサ「ゲインさんやガウリ隊のメンバーはシベリア鉄道に顔を知られています」「ですから、まだ顔を知られていない私達がこの任務を遂行するんです」
ミスト「なるほど…」
ピュリア「ダイヤと一緒tってのが納得できねえけど、これも任務だしな」「それじゃさっそくスティンガーのスタンバイを…」
ローサ「待って。ダイヤとピュリアは私と一緒にトラックで行ってもらいます」
ダイヤ「ええっ? ガイキングで行くんじゃないの?」
ローサ「まずガイキングは大きすぎてダメ。スティンガーは飛行機ですからこの世界では目立ちます」「ですからトラックで移動する事にしたんです」
ダイヤ「ミストさんと、アンジェリカさんは?」
ローサ「レヴリアスとセリウスならヨロイに偽装しやすすいでしょ?」
ピュリア「ええっ? そうかなぁ…」
ローサ「ミストとアンジェリカはヨロイ乗りという事で…」「私達とは別ルートでグローリアへ入ってもらいます」
ミスト「わかりました」
ローサ「今回の任務はあくまでも偵察が目的です…」「戦闘はできるだけ避けるようにして下さい。いいですね」
ミスト「はい!」
ローサ「では、偵察部隊のメンバーは出動の準備を始めて下さい」
シズカ「ローサ。ちょっといいかい?」
ローサ「どうしたの、シズカ?」
シズカ「これを見てくれないか…」
ローサ「これは…?」
シズカ「大空魔竜が空間転移するために必要な物資のリストだ」「この星がどこなのか、どうしてこんな所に来ちまったのか、何にもわかってないけどさ…」「元の世界に戻るためには大空魔竜を空間転移させる必要があるのは間違いないよ」
ダイモン「偵察に行くなら、このリストの物がこの世界で手に入るかどうかを調べてきて欲しいんじゃ」
ローサ「…地球やダリウス界にいてもなかなか手に入らない物もあるわね…」
シズカ「ああ。もしも金を出して買わなきゃならないとなったら大変な事になるよ」
ローサ「この世界のお金なんて持っていないものね…」
シズカ「とにかくまず、手に入るかどうかを先に調べて欲しいんだ」「どうやって手に入れるかは、その後で考えよう」
ローサ「わかったわ。任せておいて」
ミスト(…そうか、ここは地球じゃないから、俺達全員、お金を持ってないって事になるのか…)(それってヤバいよな…。俺も地球に飛ばされた時、お金がなくて行き倒れちゃったわけだし…)
アンジェリカ「どうしたの、考え事?」
ミスト「あ、いや。ちょっとね…」

バッハクロン/格納庫
アンジェリカ「…こんなに!?」
ベロー「しょうがないでしょ、こっちだって人が増えて困ってるんだから」
ダイヤ「だからって…ねえ?」
アンジェリカ「化粧品、本、玩具…ほとんどが嗜好品の類じゃないですか! 生活用品ならまだしも…」「それに私達、偵察に行くんですよ? こんな大荷物、買って帰ったら目立っちゃいますよ…」
ベロー「ヤーパンの天井だけでなく、エヴァーグリーンの皆さんが今までとの生活の違いに苦しんでるんスよ」「暴動が起きるとは言わねえけどあんまり空気が悪いのも困り物なんで…」
ダイヤ「わかったよ。トラックに積める物は買って来れるよう、ローサ副長に頼んでみるよ」
ベロー「よっしゃあ! 恩に着るぜ! ところで、コナはいいのか? 何か欲しかったんじゃないの?」
コナ「あたしの方で必要な物といえばメカニック関連だからね。グローリアだと怪しまれると思うから、遠慮しとくよ」
早乙女「本当なら、荷物持ちとしてついて行ってやりたい所だけど…」
柳生「グローリアに行くのは買い物のためじゃないのよ。諦めなさい」
アンジェリカ「ごめんなさい、私ばかり」
身堂「遊びで行くんじゃないのは皆、わかってるさ。気にするな」
アンジェリカ「それにしてもミスト…バッハクロンの前に迎えに来るって言ってたのに…」
ダイヤ「そういや、何かうなってたなぁ。『何か手はないかな…』って」
アンジェリカ「まったく…! また余計な事を考えてるのね、きっと!」
〔機体の飛行音〕
〔機体の着地音〕

ミスト「お、お待たせ!」
ダイヤ「おっ、準備ができたみたいだ。行こう、アンジェリカさん!」
アンジェリカ「ええ!」
〔画面、南西へ移動〕
グローリア/シベ鉄事務所
ケジナン「貴様! 用心棒のくせに戦いたくないとはどういうつもりだ!」
レイ「俺は強い相手としか戦わない。ザコはお前達が自力で片づけろ」
エンゲ「金で雇われた用心棒のくせに何を言ってやがんだ!」
ケジナン「腕が超一流って言うから大金払ったんじゃねえか! 払った分は働きやがれ!」
レイ「だったら俺にふさわしい敵を連れてこい。そしたら戦ってやる」
ケジナン「くぅ~っ! ちきしょう…!」
〔木製の扉の開閉音〕
ジャボリ「失礼します! ヤッサバ隊長! グローリア占領作戦についての…」「…あら? ヤッサバ隊長は?」
ケジナン「ここにはいねえよ! アデット姐さんとはぐれてから、隊長はフヌケになっちまった!」「あんな男なんざ、もう隊長でも何でもねえよ!」
エンゲ「ケジナン殿、あまり軽率な事は言わない方が…」
ケジナン「うるせえってんだっ!」
レイ「骨のある奴が現れたら呼べ。俺はヴォルケインの整備をしている」
〔木製の扉の開閉音〕
エンゲ「あの野郎、行っちまいやがった! いいんですか?」
ケジナン「ほっとけ。どうせ金を払うのはキッズ・ムント様だ!」
エンゲ「でも、無駄な経費がかさむっと、俺達の給料を下げられちまいますぜ?」
ケジナン「だったらその分、客から巻き上げりゃいいんだ!」「料金の値上げだ! 食堂車の値上げだ!」
ジャボリ「あの~、ヤッサバ隊長の居場所は…」
ケジナン「だから、俺は知らねえよっ!」
ジャボリ「そんな! アスハム様がお待ちなのに…」
ケジナン「ロンドンIMAのキザ野郎なんざ知った事か! 1週間でも1ヶ月でも待たせとけ!」
エンゲ「やれやれ、こんな事でグローリアの占領ができるのかねぇ…」

グローリア/ピンクアミーゴ
ネロ「なんて言った、ホセ!」
ホセ「耳にまでヤキが回ったか、ネロ。あの時、俺のフォローがなかったら…」「このグローリアの街はやられていたんだ」
ネロ「俺の一撃はカンペキだ。どんなヨロイもしとめ損なった事はない!」
ホセ「フン! 俺の力があってこそだ。いい加減、お前の尻ぬぐいは引退したいな…!」
ネロ「何だと!」
ホセ「ほう、やる気か?」
ネロ「お前がその気ならな!」
ユキコ「ふたりとも、やめて下さい!」
ネロ「止めるな、ユキコ!」
ホセ「ああ。心配無用だ」
フランコ「誰も、あんたらの心配なんてしてねえよ!」
ユキコ「フランコ…」
フランコ「こっちは大事な話し合いをしてるんだ! どうでもいい昔話は外でやってくれ!」
ホセ「どうでもいい昔話だと?」
ネロ「若造! 俺達はお前が生まれる前からこのグローリアを守って…」
バリヨ「座れよ、ふたりとも!」
ネロ「ぐっ…」
ホセ「…悪かったよ」
バリヨ「すまねえな、フランコ。話を続けてくれ…」
フランコ「ふん…」
カルロス(Zzzz…)
フランコ「いいですか。シベ鉄はグローリアに対する圧力をさらに強めてきてるんです。今こそ俺達が…」
〔木製の扉の開閉音〕
フランコ「んっ?」
ジョシュア「うわ~! 何か暗い雰囲気の食堂ですねえ~」
フランコ「おい、準備中の看板が見えなかったのか?」
ジョシュア「えっ? そうでしたか?」
フランコ「さっさと出て行け! こっちは取り込み中なんだ!」
ウェンディ「それじゃ、せめて水だけもらえませんか? バケツ一杯…」
ユキコ「え?」
ウェンディ「目が覚めた、ヴァン? お腹空きすぎて倒れるなんて迷惑よ!」
ジョシュア「そうですよ! ここまで運ぶのにどれだけ苦労したか…」
ヴァン「あ…ううっ…」
カルメン99「あら? そこに倒れてるのはヴァンじゃない!」
ヴァン「え?」
カルメン99「さすがは寝場所を選ばない男ヴァンね」
ヴァン「む、昔の名前だ…」
ウェンディ「ほら、ヴァン! いつまで道に寝っ転がってるつもりなのよ!」
ヴァン「あ、ああ…」
ユキコ「あの~、よかったらお食事なさいますか? お腹がすいてらっしゃるんでしょ?」
フランコ「おい、ユキコ。今はそれどころじゃ…」
ユキコ「放っておくわけにもいかないでしょ?」
ヴァン「あの…店員さん…」
ユキコ「はい?」
ヴァン「一番安い料理と調味料を…ありったけ」

グローリア/市街
アンジェリカ「遺跡があるなんて、素敵な街ね」
ミスト「うん。街を歩いてる人達も遺跡目当ての観光客がほとんどのようだね…」
アンジェリカ「シベリア鉄道がこの街を欲しがるのは観光収入を独占しようとしてるからかしら…?」
ミスト「たぶん、そうじゃないかな…。あれだけ立派な遺跡があれば、お客はひっきりなしだろうからね」
アンジェリカ「それで、あれは何の遺跡なの?」
ミスト「観光案内のパンフレットによると、その昔、この世界はザウルス帝国って悪い国に支配されていて…」「人間は悪夢のような日々を送っていたらしい」
アンジェリカ「ザウルス帝国って、すっごく悪そうな名前ね…」
ミスト「あの遺跡にはザウルス帝国と戦って、この世界に平和をもたらした勇者の魂が祭られてるらしいよ」
アンジェリカ「へえ…」
ミスト「ザウルス帝国は何十年か前に突如として復活したらしいけど…」「その時にも、遺跡から勇者が現れてザウルス帝国をやっつけたらしい」
アンジェリカ「何十年か前って言ったら比較的最近じゃない?」
ミスト「ああ。でも、その頃はまだ鉄道も通信網も発達してないから情報が外に伝わらなくて…」「ザウルス帝国と勇者の戦いの事を覚えている人はほとんど死んじゃって、事実かどうかはわからないんだってさ」
アンジェリカ「ふうん…。でもさ、ミスト この遺跡の形、どこかで見た事ない?」
ミスト「アンジェリカもそう思う? 実は、俺も見覚えがあるんだよね…」
アンジェリカ「アトリームのエニティ山脈にあったザラン遺跡じゃないかしら…?」
ミスト「そうだ、それだ! スクールの世界史の教科書に載ってた! それで見覚えがあるんだ」「しかし、そっくりだな…」
アンジェリカ「この星には、ザラン文明人と似たような感性を持った人間がいたって事ね…」
ミスト「不思議と言うか…宇宙の神秘を感じるね」
アンジェリカ「ええ…」
ミスト「ところで、ローサ副長達との集合場所はどこだっけ?」
アンジェリカ「グローリアの駅前。噴水があるって言ってたわ」
ミスト「あった! グローリア駅と…噴水だ」
アンジェリカ「それじゃ、ここで待ってましょ。ローサさん達はトラックだからもう少し時間がかかると思うわ」
ミスト「ん?」
アンジェリカ「どうしたのミスト?」
ミスト「あそこに張ってあるポスター、見てみなよ」
アンジェリカ「ポスター? 『B-1グランプリ』本日開催…」「王者ブラウニーの連覇を阻止すするのは誰だ!? 飛び入り参加大歓迎!」「…これがどうしかしたの?」
ミスト「優勝金額を見てみなよ。通貨単位はわからないけどゼロがいっぱいだろ?」
アンジェリカ「そうみたいだけど…だから何なの?」
ミスト「これに飛び入り参加して、優勝賞金をいただくのさ!」
アンジェリカ「馬鹿な事言わないで! お忍びで偵察に来てるのよ?」「目立つ行動したらダメに決まってるじゃない!」
ミスト「木を隠すなら森の中…。思い切り目立ってしまえば逆に目立たない!」
アンジェリカ「ワケのわからない事言わないで!」
ミスト「実はさ、出掛ける前に聞いちゃったんだよ。シズカさんとローサ副長の話…」「今、大空魔竜はお金がなくて困ってるみたいなんだよね…」
アンジェリカ「えっ?」
ミスト「見知らぬ星に飛ばされて、この星のお金がないから、物資を買う事ができないらしいんだ」「このままだと、大空魔竜は地球に戻れないって言ってたよ。それじゃ困るだろ?」「だから俺が、『B-1グランプリ』で優勝して、賞金を持って帰るんだ!」
アンジェリカ「だからって、勝手に出場するのは…」
ミスト「みんなのためなんだから、きっと許してくれるよ!」「それに、もうすぐ参加申し込みの締め切り時間だから急がないと! じゃあ、行ってきます!」
アンジェリカ「ちょっと、ミスト! 待ちなさい!」

グローリア/ピンクアミーゴ
カルメン99「それで、どうしってグローリアにいるの?」
ヴァン「…奴を追ってる」
カルメン99「カギ爪の男ね…」
ヴァン「ああ」
カルメン「それで誰なの、これは?」
ウェンディ(こっ…! 『これ』とは何よ!)
ヴァン「ついてきた。前の街から…」
カルメン99「連れなの? 名前は?」
ヴァン「えーっと…」
ウェンディ「ちょっと、忘れたの!? 私の名前!」
ヴァン「うっ…」
カルメン99「相変わらずねぇ。ま、相手はおチビちゃんだし…」
ウェンディ「むっ! …ヴァン、それでこれは誰なの?」
カルメン99「…『これ』ですって!?」
ヴァン「えーっと…」
カルメン99「ちょっと、ヴァン! あんた、私の名前も?」
ヴァン「すみません…」
ジョシュア「僕の名前はジョシュア! ジョシュア・ラング…」
カルメン99「あんたはちょっと黙ってて」
ジョシュア「は、はい…」
カルメン99「それで、おチビちゃん。お名前は?」
ウェンディ「私の名前はウェンディ・ギャレットです。…あなたは?」
カルメン99「私は情報屋のカルール・メンドーサ。人呼んで、カルメン99…」
ウェンディ「情報屋さん…」(99って、まさか、あの大きな…)
カルメン99「うふっ」
ウェンディ(何よ…私だってあと3年も経てばきっと…)
ジョシュア「え~っと、僕の名前はジョシュア…」
カルメン「それでヴァン カギ爪はどこにいるの?」
ヴァン「ゾネットに向かっているらしい。もしかしたら、ここで列車に乗ったかもしれん」
カルメン99「なるほどね…」
ジョシュア「あ、あの~」
ヴァン「店員さん、調味料、追加…」
ユキコ「は、はい…」
カルメン99「おチビちゃんはどうしてヴァンと一緒に?」
ウェンディ「ウェンディです! 私は兄を探しているんです…」「カギ爪の男と一緒にゾネットに向かったらしいから…」
ジョシュア「あ、あのですね…」
カルメン99「…って事は、あなたもカギ爪を追ってるの?」
ウェンディ「はい」
ジョシュア「ぼ、ボクウの名前はジョシュ…」
ヴァン「からーーーーーいっ!」

グローリア/市街
アンジェリカ「ミストってば! 命令違反よ!?」
ミスト「だからこれは、みんなのためなんだってば!」
アンジェリカ「もう! 知らないわよ!」
ミスト「それじゃ、行ってくる! 賞金を楽しみにしててくれよ!」
アンジェリカ「まったくもう…!」

グローリア/ピンクアミーゴ
ヴァン「で、お前は何でここにいるんだ?」
カルメン99「私? 私はこの街の青年団のリーダーに危険を知らせに…」
ホセ「邪魔していいかな?」
ヴァン「え? はあ…」
ネロ「俺はネロ」
ホセ「ホセだ」
バリヨ「バリヨ。こいつはカルロス」
カルロス(Zzzz…)
ヴァン「はあ…」
ネロ「若いの、名前は?」
ヴァン「ヴァンです。人呼んで、ダリウス狩りのヴァン…」
ネロ「なにっ!」
ホセ「お前か、エヴァーグリーンで空飛ぶヨロイと戦ったってのは!」
ヴァン「はあ、おそらく…」
ネロ「気に入った!」
バリヨ「食え! タコスは体にいい!」
ヴァン「あ、でも、俺、金が…」
ホセ「金なら任せろ!」
ウェンディ「あの~、お爺さん達は…?」
ネロ「俺達もヨロイ乗りでな。シベ鉄なんかが来るずーっと前からこの街を守ってたんだ」
ウェンディ「何から守ってたんですか?」
ネロ「ザウルス帝国だ!」
ジョシュア「うわ~。いかにも悪者っぽい名前ですね」
ホセ「奴らは獣の形をしたヨロイに乗って攻めてくるんだ!」
ネロ「ずいぶん苦戦させられたもんさ」
ジョシュア「へえ~」
ホセ「この街がこうやって栄えているのも、俺達の活躍があったからで…」
フランコ「ホラ話はその辺にしなよ、爺さん達!」
ネロ「ホラ話だと?」
フランコ「ああ、そうだ。何がヨロイだ! 爺さん達がヨロイ乗りなわけないだろ!」
ホセ「若造! 貴様…」
ユキコ「やめて、フランコ! お爺ちゃん達も!」
カルメン99「フランコ? あなた、青年団のリーダーのフランコさん?」
フランコ「え? ええ、そうですが…」「私、あなたを探してたのよ!」

グローリア/B-1グランプリ会場
〔歓声〕
シベ鉄隊員「キッズ・ムント杯ヨロイバトル! B-1グランプリ! ファイナルカードッ!」「挑戦者! 飛び入り参加で見事な5人抜き! 決勝に勝ち進んだ謎のヨロイ!」「レヴリアス!」
〔歓声〕
ミスト「ついにここまで来た! 後は優勝あるのみ!」
シベ鉄隊員「対するチャンピオン! チーム・シスターママ! おなじみ、ブラウニーッ!」
〔歓声〕
プリシラ「はじめまして! お手やわらかにねっ!」
アンジェリカ「とうとう決勝にまで進出しちゃった…」
ダイヤ「いや~、すっごいなあ。ミストさん! 飛び入りで決勝進出だもん!」
アンジェリカ「ダイヤ君! それにローサ副長達も! どうしてここが?」
ピュリア「そんなの、目立ってるからに決まってるだろが。街中の噂になってるぜ?」
アンジェリカ「やっぱりそうよね…」
ローサ「こんな事して、許されると思ってるの!?」「大空魔竜に戻ったら1ヶ月間、トイレ掃除よ! ミスト!」
アンジェリカ「ローサ副長、カンカンだわ…」
ピュリア「そりゃそうだろ。こんな勝手な事したんだからさ」
ダイヤ「あ~あ、俺も出たかったなあ。B-1グランプリ…」
ローサ「ダイヤ君?」
ダイヤ「あ、いや。冗談! ほら、試合が始まるよ!」
シベ鉄隊員「それでは試合開始!」
〔ブザー〕
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕

ミスト「な、何だ、こいつ! これまでの相手とはレベルが違うぞ!」
プリシラ「少しはやるようだけど…。ブラウニーの動きにはついて来れないみたいね!」
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕

ミスト「わあああっ!」
アンジェリカ「ミスト!」
シベ鉄隊員「勝負ありっ! 勝者、ブラウニー!」
〔歓声〕
プリシラ「やったあ!」
ミスト「くっそー!」

グローリア/ピンクアミーゴ
フランコ「ええっ!? シベリア鉄道がグローリアを武力制圧しようとしてる!?」
カルメン99「先週、グローリアの役人がシベ鉄のキッズ・ムント総裁に会いに行ったでしょ?」
フランコ「はい」
カルメン99「その人達、みんな殺されたわ」
フランコ「ええっ!」
カルメン99「ひとりだけ生き残ったけど、私にグローリアが狙われている件を伝えた後、息を引き取ったわ…」
フランコ「シベ鉄め…! 話し合いで解決しようと言ってたくせに!」
カルメン99「最近、コンテナ列車の数が多くなかった?」
ユキコ「言われてみれば、いつもより多かったような…」
カルメン99「シベ鉄の奴ら、オーバーマンやシルエットマシンを列車で搬入してたのよ」
ユキコ「何ですって!?」
カルメン99「作戦決行まで時間がないわ。対抗する準備はできてる?」
フランコ「そ、そんな準備、できてるわけないでしょ!」
ネロ「おい、ホセ!」
ホセ「ああ…」
バリヨ「俺たちゃ失礼するぜ。さあ、カルロス。お前も行くぞ」
カルロス(Zzzz…)
ユキコ「お爺ちゃん達…?」
ホセ「ちょっとヤボ用だ」
ネロ「あばよ…」
〔木製の扉の開閉音〕
フランコ「どうしたんだ、爺さん達…?」
ユキコ「わからないわ…」
カルメン99「ねえ、フランコ。用心棒を雇う気はない?」
フランコ「用心棒?」
カルメン99「そう。とっても頼りになる用心棒」
ヴァン「何でこっちを見る…?」
カルメン99「ねえ、ヴァン。ひと仕事しない?」
ヴァン「なに?」

グローリア/市街
ミスト「くっそー! 優勝する自信があったのに!」
アンジェリカ「決勝まで進めたんだからいいじゃない」
ミスト「あんな強い奴がいるなんて誤算だったなぁ…」
アンジェリカ「絵の中の革靴だったわね」
ミスト「絵の中の革靴?」
アンジェリカ「日本のことわざよ。絵に描いた革靴ではどこにも行けないから…」「世間知らずだって意味よ」
ミスト「へえ…」
ローサ「残念ながら、そんなことわざはダリウス界にも存在しないわ」
ミスト「ああっ! ローサ副長!」
アンジェリカ「ええっ? 間違ってましたか?」「…おっかしいなぁ…?」
ローサ「ずいぶん勝手な事をしてくれたわねミスト!」
ミスト「いや、あの、その…この世界のお金が必要なんじゃないかと思って、B-1で賞金を稼ごうと思ったわけで…」
ローサ「お金だったら、やーパンの人達から借ります。心配ありません!」
ミスト「え、そうなんですか…?」
ローサ「こんな所をシベリア鉄道やダリウス軍に見つかったら、どうするつもりなの!」
ミスト「その時は、俺がやっつけて…」
ダイヤ「ひとりで戦うつもりだったの?」
ミスト「いや、アンジェリカもいるし…」
アンジェリカ「そんな! 私も巻き込むつもりだったの!?」
ピュリア「やれやれ…。いろんな意味でダメダメじゃんか…」
ローサ「とにかく大空魔竜に戻ったら厳しい罰を受けてもらいます!」
ミスト「ううう…優勝できないし、お説教されるし、その上罰まで…最悪だぁ…」
アンジェリカ「自業自得でしょ。しっかりしなさいよ!」
ミスト「はい…」
アンジェリカ「それにしても、あなたの動きを軽くかわすなんて…」「ブラウニーってヨロイのパイロットは、かなりの腕前ね」
ミスト「そう思うだろ? 俺が弱かったわけじゃないよな?」
アンジェリカ「あなたが弱いなんて、誰も思ってないわよ」
ミスト「そっか、よかった…」

グローリア/ピンクアミーゴ
ヴァン「…嫌だね」
カルメン99「どうして?」
ヴァン「助ける理由がない」
カルメン99「タダとは言わないわ。ねえ、フランコ?」
フランコ「え?」
カルメン99「街を守るためですもの。用心棒代くらい出すわよねえ?」
フランコ「しかし…」
カルメン99「ヴァンも、お金がもらえるならやるでしょ?」
ヴァン「嫌だね。面倒な事に巻き込まれるのは…」
ウェンディ「もう、ヴァンったらまたそんな冷たい事言って…!」
ジョシュア「そうですよ、ヴァンさん。助けてあげましょうよ!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

フランコ「なっ、何だ!」
ユキコ「外でものすごい音がしたわ!」
カルメン99「行ってみましょう!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ドランクヒーロー・スウィフトガール」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ヤッサバ「グローリアの市民よ! シベリア鉄道警備隊長、ヤッサバ・ジンである!」「いいかよく聞け! たった今、この街の自治権はシベリア鉄道によって剥奪された!」
ケジナン(ヤッサバの野郎…。ひょっこり帰ってきたと思ったらいきなり出撃かよ!)
ヤッサバ「何か言ったか! ケジナン!」
ケジナン「いえ、何も!」
ヤッサバ「グローリアの市民どもよ! 今日からこの街はシベリア鉄道の管理下に入る!」
フランコ「シベリア鉄道め! 勝手な事を言うな!」
ヤッサバ「何だ!? 逆らう者がいるのか!?」「いいだろう! シベリア鉄道に逆らえばどうなるか、みせしめにしてやる!」
〔ヤッサバ、ピンクアミーゴへ攻撃〕
〔ビームの発射音〕
〔ピンクアミーゴに爆発〕
〔画面、振動〕

ウェンディ「きゃあっ!」
カメオー「クェー!」
ジョシュア「いきなり撃ってくるなんてひどすぎます!」
ヤッサバ「シベリア鉄道に逆らうからだ! 次は命中させるぞ!」
カルメン99「ヴァン! 何とかして!」
ヴァン「どうして俺が…」
ヤッサバ「どうした! この街を引き渡す気になったか!」
フランコ「俺達は、お前達の暴力に屈しない! グローリアは、俺達の街だ!」
ヤッサバ「そうか。ならば死ねっ!」
〔味方ユニット出現〕
ネロ「好き勝手にはさせんぞ! シベリア鉄道!」
ヤッサバ「な、何だこいつは!」
ネロ「五体合体、エルドラフォーッ!」
ホセ「邪悪な連中から、この街を守るために造られたヨロイだ!」
バリヨ「この街は、俺達が守ってみせる!」
カルロス(Zzzz…)
ユキコ「お爺ちゃん達!」
フランコ「ヨ、ヨロイの話は本当だったのか!」
ヴァン「あの爺さん達か…」
ユキコ「お爺ちゃん達、いつも言ってたわ。エルドラVは、お婆ちゃんと5人…力を合わせて無敵のヨロイになるって…」「お爺ちゃん達4人だけで大丈夫なのかしら…」
ヴァン「なに…?」
ネロ「ザウルス帝国に比べれば、オーバーマンなど敵ではないわ!」
ホセ「俺に尻ぬぐいさせるなよ!」
ネロ「黙れ! バリヨ、カルロスのフォローを頼む!」
バリヨ「わかった!」
カルロス(Zzzz…)
エンゲ「あ、あんなヨロイ、見た事ないですよ、ケジナン殿!」
ジャボリ「なんて大きさなの…」
ヤッサバ「あんなのはコケ脅しにすぎん! 見ていろ!」
〔ヤッサバ、ネロへ攻撃〕
〔ビームの発射音〕
〔ネロに爆発〕

ネロ「ぐわああっ!」
ホセ「何をやってる! ネロ!」
ネロ「だ、黙れ! 久しぶりで調子が出ないだけだ!」
ヤッサバ「ほら見ろ! あんなのは見てくれだけだ! ケジナン、エンゲ、ジャボリ! さっさと攻撃しろ!」
ジャボリ「わ、わかりました!」
〔ジャボリ、ネロへ攻撃〕
〔ビームの発射音〕
〔ネロに爆発〕

ネロ「ぐあああっ!」
ホセ「ネロ! どうした!」
バリヨ「これ以上の直撃は危険だぞ!」
ネロ「やはり5機合体しないとダメか…!」
ケジナン「何だ、ただのデク人形じゃねえか! だったら怖がる事はねえ! おらあっ!」
〔ケジナン、ネロへ攻撃〕
〔ビームの発射音〕
〔ネロに爆発〕

ユキコ「きゃーっ! お爺ちゃんっ!」
カルメン99「一方的ね…かなりヤバいんじゃない?」
ウェンディ「このままじゃ、やられちゃうわ! ヴァン! 助けてあげ…えっ? ヴァンはどこ?」
ジョシュア「あれ? ついさっきまでここにいたのに…」
〔鈴の音〕
[デモムービー「ダン・オブ・サースデイ召喚」]
〔味方ユニット出現〕
ヴァン「ウェイクアップ! ……ダン!」
〔ヨロイの起動音〕
ウェンディ「ヴァン!」
ヴァン「爺さん! あんた達の心意気に打たれたぜ! ほら! コイツを受け取りな!」
ネロ「お、お前…ヴァンか!」
ヴァン「うおりゃああっ!」
〔カーソル、ネロへ移動〕
〔ネロ、変化〕

ホセ「こ、これはピンクアミーゴ!」
ネロ「チヅルが…チヅルが帰ってきた!」
バリヨ「エネルギー全回復! いけるぞ、ネロ!」
ネロ「おうっ! いくぞ、エルドラV!」
ホセ「これからが本当の戦いだ!」
カルロス(Zzzz…)
ヴァン「俺も手伝うぜ、爺さん!」
ヤッサバ「相手はたかだか2機だ! 総攻撃で一気に片づけるぞ!」
〔味方ユニット出現〕
プリシラ「2機だけじゃないわ! 私も戦うわよ!」
ケジナン「むむっ? あのピンクのヨロイ、どこかで見た事があるぞ…?」
エンゲ「ブラウニーですよ! ケジナン殿! B-1グランプリのアイドル、プリシラちゃんの愛機じゃないですか!」
ケジナン「ああ、そうだ! ブラウニーだ! プリシラだ!」「…って、ちょっと待て! B-1で優勝して、シベリア鉄道から山ほど賞金をもらってるプリシラが…」「どうして俺達に逆らうんだ!? こっちの味方をするのが筋ってもんだろう!」
プリシラ「馬鹿な事言わないで! 街を占領しようとしている人達の味方なんてするわけないでしょう!?」「私はこの街を守るために戦うわ!」
ヤッサバ「小娘が! 生意気な口をきくなっ!」
プリシラ「小娘ですって…? 私を甘く見てると痛い目にあうわよ!? そーれっ!」
〔プリシラ、ヤッサバへ隣接〕
〔プリシラ、ヤッサバへ攻撃〕

[イベント戦闘「プリシラvsヤッサバ」]
〔プリシラ、後退〕
ヤッサバ「ぐわあっ!」
ヴァン「ほう。速いな…」
エンゲ「す、すごい攻撃だ…。さすがはプリシラちゃん!」
ケジナン「感心してる場合かっ!」
プリシラ「どう? 高いお金を出して取り付けてもらった新装備の味は!」
ヤッサバ「お、おのれ…! 許さんぞ!」
ホセ「頼もしいお嬢ちゃんの登場だな」
ネロ「ヴァン! それにお嬢ちゃん!」
プリシラ「お嬢ちゃんじゃないわ! プリシラよ!」
ネロ「わかった! ヴァン! プリシラ! この街からシベ鉄を追っ払うぞ!」
プリシラ「まっかせといて!」
ヴァン「…了解だ、爺さん!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
〔通信のコール音〕
〔モニターの開く音〕

ローサ「ミスト! アンジェリカ! 何してるの!」「勝手な事はやめなさい!」
ミスト「すいません、ローサ副長! でも俺、シベリア鉄道の横暴が許せないんです!」
ローサ「これはこの街の問題よ! あなたが首を突っ込む事じゃないわ!」
ミスト「すみません! さっき命令違反をしたばかりだっていうのに…」「でも、嫌なんです! 暴力で街を支配しようとする連中を目の前にして黙っているなんて!!」
アンジェリカ「私も同じ気持ちです。ごめんなさい、ローサ副長!」
ダイヤ「ミストさんの言う通りだ! 思う存分戦ってくれ!」
ローサ「ちょっと、ダイヤ君!?」
ダイヤ「ローサ副長。大空魔竜を呼ぼう! 俺達も戦うんだ!}
ピュリア「あたしも賛成だ。シベ鉄どもをこの街から追い出そうぜ!」
ローサ「あなた達…。…わかったわ、責任は私がとります。思う存分、戦いなさい!」
ミスト「はいっ!」
アンジェリカ「ミスト、今度は実戦よ! さっきみたいにドジらないでよね!」
ミスト「んな事、わかってる! シベ鉄なんかに負けるかよ!」
アンジェリカ「自分ひとりで戦おうとしないで、ヴァンさん達と上手く連携を取ってよ!」
ミスト「了解! 前に出る!」
ネロ「ん!? 何だ、お前達は?」
ミスト「俺はミストです! 一緒にシベ鉄と戦います!」
プリシラ「あなたはさっきB-1で戦ったミストじゃない!」
ミスト「プリシラ!」
プリシラ「どうしてあなたが…?」
ミスト「話すと長くなるからかいつまんで話すけど…」「俺の故郷は、侵略者の攻撃を受け、そして滅んだ…。守れなかったんだ!」「だから、自分の手の届く所くらいは守ろうって…」
ホセ「おい、小僧! どこのどいつか知らんが俺達の味方をするってのか?」
ミスト「はい!」
ネロ「いいだろう! お前の心意気に免じて、仲間にしてやる!」「だが、足手まといになるんじゃねえぞ!」
ミスト「了解!」
ネロ「いくぞ、シベ鉄! エルドラVの本当の力を見せてやる!」

<3EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
レイ「あの白いヨロイ…素晴らしい戦闘力だ。あいつこそ、俺の敵にふさわしい」
ジョシュア「ああっ! あれはヴォルケイン!」
カルメン99「知ってるの?」
ジョシュア「知ってるも何もあれは兄さんのヨロイです!」
ウェンディ「ええっ?」
ジョシュア「兄さーんっ!」
レイ「馬鹿な! どうしてジョシュアがここに?」
カルメン99「ジョシュア、ダメよ! あっちに逃げましょう! ウェンディもユキコさんも! さあ!」
ジョシュア「兄さん! どうして兄さんがシベ鉄なんかと…!」
レイ「ジョシュア…」「お前の知っている俺はもういない…今の俺はただ…戦うのみ!」

<4PP・味方援軍2&敵増援2出現>
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ネロ「な、何じゃありゃ!」
ヴァン「あれは確か…エヴァーグリーンで一緒に戦った連中か…!」
ゲイナー「街の武力制圧なんて鉄道会社のやる事かよ!」
ゲイン「この街をお前らに渡すわけにはいかんのでね。とっとと帰んな!」
〔敵ユニット出現〕
アスハム「ゲイン・ビジョウ! 今日こそお前を生け捕りにしてやる!」
ゲイン「アスハムは! まだ俺を追っていたのか?」
アスハム「貴様を捕らえ、カリンの下へ連れて帰るまでは地の果てまでも追ってやる!」
ゲイン「やれやれ、ご苦労な事だな…」
サッキ「ゲイン・ビジョウ! 特務大尉殿はな、任務そっちのけで貴様を追いかけるあまり…」「本部からいろいろと文句を言われて大変な事になっているん…」
アスハム「ザッキ! 余計な事は言うんじゃない!」
ザッキ「し、しかし…」
アスハム「鏡ここでこいつを捕らえればいいだけの話だ! さあ、いくぞ、ゲイン!」
ゲイン「やむを得ん。相手になってやる。来い、アスハム!」

<ゲインvsアスハム>
アスハム「ゲイン! 貴様のせいでカリンがどれだけ悲しんでいるかわかるか!」
ゲイン「その事は全てが終わってからケジメをつける!」「今はヤーパンのエクソダスを成功させる事に専念させてもらう! 悪いが捕まるわけにはいかんな!」
アスハム「貴様という男は…! 首に縄をつけてでも貴様を連れ帰るからそう思え!」

<アスハム撃破・敵増援3出現>
〔アスハムに爆発〕
アスハム「ええい! またしてもゲインを捕らえ損なったか!」」「だが、私は執念深い! 逃げられると思うなよ、ゲイン・ビジョウ!」
〔敵ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕

???(シンシア)「だらしないねえ。あれだけの数がいるのに街の一つも占領できないなんてさ」
ゲイナー「新手か!」
ゲイン「あの機体…オーバーマンなのか?」
???(シンシア)「オーバーマン、ヨロイ、それに見た事もないマシンがいっぱい!」「ちょっとは楽しめそうね。さあ、いくわよ! ドミネーター!」

<ミストが戦闘>
ミスト「ここで一発いいとこ見せてローサ副長に許してもらうぜ!! …きっとダメだろうなぁ」

<ネロが戦闘>
ネロ「ヴァンのおかげでピンクアミーゴも揃った!」
ホセ「ああ、久しぶりにチヅルと一緒に戦えるんだ!」
バリヨ「今こそ見せてやるぜ! エルドラVの真の力を!」
カルロス(Zzzz…)

<プリシラが戦闘>
プリシラ「この街を武力で支配しようとするなんて絶対に許せないんだから! ブラウニーで懲らしめてあげるわ!」

<ゲイナーvs???(シンシア)>
ゲイナー「こ、このオーバーマン…いったいどうやって戦えばいいんだ?」
???(シンシア)「よさそうなオーバーマンじゃないか。少しは楽しませてくれるんだろうね? さあ、ゲームスタート!」

<ゲインvsザッキ>
ザッキ「ゲイン・ビジョウ! 本来ならば、貴様のような危険な男は生かしておくべきではないのだが…」「特務大尉殿から、生け捕りにせよとのご命令だからな…」「命だけは助けてやるから、おとなしく投降しろ!」
ゲイン「あいにく俺はエクソダスの最中でね。この仕事が終わるまではお前達に捕まるわけにはいかない」「どうしても捕まえたいなら、ヤーパンに着いてからにしてくれ!」
ザッキ「ふざけた事を…! ならば力ずくで捕らえるまで…!」

<ヴァンvsレイ>
レイ「お前の戦いぶり、見せてもらった。久しぶりに倒しがいのある相手に出会えてうれしく思うぞ…」
ヴァン「…ああ、そうかい。俺はてめえにやられるつもりなんか、これっぽっちもねえぜ!」

<ヤッサバ撃破>
〔ヤッサバに爆発〕
ヤッサバ「余計な邪魔が入らなければ街を占領できたものを…! この礼は必ずするからな!」
〔敵ユニット離脱〕

<ケジナン撃破>
〔ケジナンに爆発〕
ケジナン「くそっ! またやられちまった…! まあいい。今回の失敗でヤッサバが失脚すれば、次の隊長は俺だからな!」「喜んで撤退してやるぜ! あばよっ!」
〔敵ユニット離脱〕

<エンゲ撃破>
〔エンゲに爆発〕
エンゲ「またこの展開かよ…。これ以上は戦えそうもねえな。仕方ねえ、撤退させてもらうぜ」
〔敵ユニット離脱〕

<ジャボリ撃破>
〔ジャボリに爆発〕
ジャボリ「またやられてしまった…。アデット姉さんの代わりに大活躍しようと思ったのに…」「私って、才能ないのかしら…」
〔敵ユニット離脱〕

<ザッキ撃破>
〔ザッキに爆発〕
ザッキ「ええい! あんな得体の知れない連中にやられたと言うのか!」「何という屈辱だ! 次に会ったらこうはいかんぞ!」
〔敵ユニット離脱〕

<レイ撃破>
〔レイに爆発〕
レイ「この俺をここまで追いつめるとは…こいつらはいったい何者だ…? 奴の一味とも思えんが…」「まあいい。決着は次に会う時まで預けておくぞ…!」
〔敵ユニット離脱〕

<???(シンシア)撃破>
〔???(シンシア)に爆発〕
???(シンシア)「このドミネーターにダメージを与えるなんて、なかなかやるじゃない…」「いいわ、今日の所は見逃してあげる。また遊びましょ!」
〔敵ユニット離脱〕
ガウリ「何だったんだ? あのオーバーマンは…?」
ゲイナー「あの戦い方、どこかで見たような…」

<敵全滅・勝利条件達成>
ホセ「よし! シベ鉄の連中を追い払ったぞ!」
ネロ「それにしても、この街のために一緒に戦ってくれる仲間がこんなにいたとはな…」
ゲイン「それだけシベ鉄が嫌われもんだって事さ」
ヴァン「シベ鉄の連中はどこに行った! カギ爪の居場所を吐かせてやる!」
甲児「みんなとっくに逃げちまったぜ。逃げ足の早さは超一流だな」
ヴァン「…ちっ。ひとりくらい、とっ捕まえておくんだったぜ…」
サラ「シベ鉄の連中、戻ってきたりしないかしら?」
ゲイン「あれだけ叩きのめしてやったんだ。当分の間、この街にちょっかいを出す事はないだろう」
ガウリ「だといいがな…」
ネロ「なあに、シベ鉄が攻めてきたら俺達が戦うだけだ」
ホセ「ああ、そうだ。なあ、ヴァン?」
ヴァン「ちょっと待て! どうして俺が…!?」
ネロ「お前には後で、ヨロイ乗りの心得を一から叩き込んでやるからな!」
ヴァン「勘弁してくれよ…」
プリシラ「ねえねえ、ミスト。ちょっといいかな?」
ミスト「えっ? なに?」
プリシラ「味方の中の白いヨロイがいたでしょ? あれ、なんて言うの?」
ミスト「あれはダン。ダン・オブ・サーズデイだよ」
プリシラ「ふうん、ダンって言うんだ…。パイロットは?」
ミスト「パイロットはヴァンさん。いつもタキシードを着てるからひと目でわかるよ」「…でも、どうしてダンの事を?」
プリシラ「今まで見た事ないタイプのヨロイだからね。それにものすごく強かったし…」
ミスト「ふうん…」(ヴァンさんの事を見たらきっと驚くだろうな…)
プリシラ(ヴァンさん、か…どんな人なんだろう…?)
ゲイナー「それにしても、あの赤いオーバーマン…いったい何者でしょうね、ゲインさん?」
ゲイン「さあな…。今日の所はすぐに引き上げてくれたが…」「まともに戦ったらかなりやっかいな相手だぞ」
ゲイナー「そうですね…」「…それにしてもあの戦い方…どこで見たんだっけ…?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

グローリア/市街
ウェンディ「お疲れさま、ヴァン」
ヴァン「まったく…骨折り損だぜ…」
ユキコ「お爺ちゃん達を助けて下さってありがとうございました!」「用心棒のお金はちゃんと払いますから!」
フランコ「いや、俺が払う。ヴァンさんは、この街を守ってくれたんだからな!」
ヴァン「別に守ったつもりはねえ。金なんか受けとれねえよ…」
ユキコ「ヴァンさん…」
フランコ「無愛想だけど、あんた、いい人なんだな…」
ヴァン「いい人か。それ、いいな…」
ジョシュア「ヴァンさんっ! 兄さんは! 兄さんはどこに行ったんですか!?」
ヴァン「兄さん?」
ジョシュア「ヴォルケインですよ、ヴォルケイン! シベ鉄の部隊の中に1体だけヨロイがいたでしょう!」
ヴァン「ああ、そういえばいたような…」
ジョシュア「兄さんもヴァンさんと同じようにカギ爪の男を追ってるんです!」
ヴァン「なに?」
ジョシュア「兄さんはカギ爪の男にシノさんを殺されたんです!」
カルメン99「シノさんって?」
ジョシュア「兄さんの奥さんです。兄さんはとても穏やかな人だったのに…」「シノさんを殺されてから復讐で頭がいっぱいになって…」
カルメン99「それでカギ爪の男を追っているのね?」
ジョシュア「はい。でも僕、兄さんの復讐を止めたいんです!」「相手を殺しても、傷が癒されるわけがないじゃないですか!」
ヴァン「くだらねえ…」
ジョシュア「えっ?」
ヴァン「復讐をやめさせるとか、癒されないとか、そんな口先だけで片づけようとするんじゃねえ!」「そんな口先だけの野郎は俺の前から失せろ!」
ジョシュア「そ、そんな…」
ウェンディ「そんな言い方ってないと思うわ! お兄さんが心配なのは当たり前じゃない!」「それに、みんながみんなヴァンみたいに強いって思わないで!」
ジョシュア「ウェンディさん…」
ヴァン「ふん…」
杏奈「お~い、ウェンディちゃ~ん」
ウェンディ「杏奈さん! それに大空魔竜の皆さん!」
甲児「よお、ウェンディさん。元気だった?」
ウェンディ「ええ。おかげさまで…ねえ、カメオ?」
カメオ「クェーッ!」
杏奈「タキシードさん、今日も大活躍でしたね」
ヴァン「タキシードさんじゃない。ヴァン・ザ・ナイスガイだ!」
カルメン99「ねえ、ヴァン。大空魔竜って…?」
ヴァン「あそこにある馬鹿でかい竜のヨロイだ。こいつらが乗ってきた…」
カルメン99「ああ、あれ…。いかにもって名前ね」「私はカルール・メンドーサ、人呼んで、カルメン99…。よろしくね、皆さん」
剣児「99…すっげえ…!」
つばき「剣児、そのだらしない顔、みっともないわよ」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

剣児「あいたたた…」
ウェンディ「大空魔竜がここにいるって事はヤーパンの天井も近くに?」
杏奈「うん。ちょっと離れた所で私達の帰りを待ってるわ…」「大空魔竜がいないと都市ユニットが動かせないから」
ユキコ「ヤーパンの天井? あなた達、エクソダスしてるの?」
ℋ甲児「話せば長くなるけど、俺達は今、エクソダスの手伝いをしてるんだ」
ミスト「ゾネットまで、ヤーパンの天井を引っ張っていくんです」
ウェンディ「えっ? 皆さんはゾネットに行くんですか?」
杏奈「うん。そうだよ」
カルメン「だったら、あんた達もゾネットまで一緒に行けばいいじゃない」
ジョシュア「それはいいアイデアですね!」
ウェンディ「あの、私達も一緒に行っていいですか?」
杏奈「もちろんよ! ねえ、サラさん?」
サラ「ええ。構わないわよ」
カルメン99「それじゃ、私も乗せてもらおうかしら。タンダーの燃料の節約にもなるし…」
ウェンディ「ヴァンも行くでしょ?」
ヴァン「あ…? 俺はいい。自分の足で行く」
カルメン99「ヤーパンの天井に行けばカギ爪の情報をしてる人がいるかもしれないのに…」
ヴァン「なにっ!」
カルメン99「カギ爪の男がゾネットに向かったって話だけじゃ心細いでしょ?」「ヤーパンの天井で聞き込みすれば、もっといい話が聞けるんじゃないかしら?」
ヴァン「それもそうだな…。よし、俺も行くぞ!}
カルメン99「やれやれ、世話が焼けるわねぇ…」
ウェンディ「すいません、カルールさん…」
カルメン99「カルメン99よ」
ヴァン「そうと決まれば、さっさと行こう。爺さん達に捕まる前にな…」
フランコ「皆さん本当にありがとうございました」「これからは、俺達の手でグローリアを守っていきます!」
ウェンディ「お爺さん達によろしく伝えて下さいね」
ユキコ「ええ。わかったわ」
プリシラ「ミスト!」
ミスト「やあ、プリシラ!」
プリシラ「話は聞いたわ。エクソダス、頑張ってね」
プリシラ「ところで、ヴァンって人はどこ?」
ミスト「ヴァンさんなら…ほら、あそこにいるよ」
プリシラ「あの人? へえ…ほんとにタキシード着てるのね…」「教えてくれてありがとう、それじゃね!」
アンジェリカ「ずいぶんモテるじゃない」
ミスト「げっ! アンジェリカ!」
アンジェリカ「いいわねえ、ラブラブで」
ミスト「ラ、ラブラブなんて…。ちょっと話をしただけじゃないか」
アンジェリカ「別にいいのよ誰と仲良くなったって。私には関係ない話だし!」「じゃあね!」
ミスト「ちょ、ちょっとアンジェリカ! 何でそんなに怒ってるんだよ」「待ってくれよ!」
プリシラ「あの~、ヴァンさん、ちょっといいですか?」
ヴァン「…あ? 誰だ、お前…?」
プリシラ「私はプリシラ。ブラウニーのパイロットです!」
ヴァン「ブラウニー?」
プリシラ「さっき一緒に戦ったピンク色のヨロイです!」
ヴァン「ピンク色…? ああ、あの動きの速い…」
プリシラ「はい!」
ヴァン「なかなかの戦いぶりだったぜ…。…プリシラ」
プリシラ「ありがとうございます!」「ところで、ヴァンさん。私と勝負してくれませんか?」
ヴァン「…勝負?」
プリシラ「ブラウニーとダン、どっちが強いか腕試しがしたいんです! お願いします!」
ヴァン「…無理だ」
プリシラ「ええっ? どうしてです?」
ヴァン「…俺はこれからエクソダスにつきあわなきゃならん。お前に構ってる暇はない」「それに、グズグズしてたら爺さん達に捕まっちまうからな。じゃあな…!」
プリシラ「ああっ! 待って! あ~あ、行っちゃった…」「今度会ったら、絶対、勝負してもらうんだから! 覚悟しなさいよ!」

グローリア/ピンクアミーゴ
ネロ「ユキコ…。若造どもはどうした?」
ユキコ「お爺ちゃん達! どこにいたの?」
ホセ「エルドラVを基地に戻すのに手間取っちまってな」
ネロ「それで、あいつらはどこに?」
ユキコ「あの人達なら、ついさっきゾネットへ向けて出発したわ」
ホセ「何だ…。せっかくヨロイ乗りの神髄を教えてやろうと思ったのに…」
ネロ「それにしても、あいつら、若いくせになかなかのモンだったな…」
バリヨ「熱いスピリットを持った若者が揃っていた…」
ホセ「あいつらなら、俺達の志を継いでくれるかもしれんな…」
ネロ「馬鹿言ってんじゃねえよ!」
ホセ「何だと?」
ネロ「俺達だってまだ戦えるじゃねえか!」
バリヨ「エルドラと共にな!」
ホセ「フッ。それもそうだな。俺達ゃまだまだ現役だ!」
カルロス「ん、んん…」
ユキコ「あら、カルロスさんが…」
バリヨ「おう! 起きたか、カルロス!」
カルロス「やあ、みんな…。いやあ、楽しい夢を見ていたよ」
ホセ「どんな夢だった?」
カルロス「みんなと一緒に街を襲った悪人と戦ったんだ。そうだ、チヅルも一緒だったよ!」「本当にいい夢だったよ…」
バリヨ「カルロス…」
カルロス「ん?」
バリヨ「そりゃあ、夢じゃないぞ…!」
【シナリオエンドデモ終了】


● No6「タキシードを着たボンクラ野郎」 へ戻る

● No8「宿命のターミナル」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦K」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。