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No.13
戦う理由

【シナリオデモ開始】
日本エリア
JUDA/社員寮
森本「今日も元気だ、ご飯が美味い!」
林「元気ッスねぇ、森本。でも、元気なのはいい事ッス!」
シズカ「あたしらが倒れちゃ、みんなが危ないからね」「さ、いつスクランブルがかかってもいいようにさっさと食べて整備を済ませちまうよ!」
ジョニー「…うん、これは美味しい。ぜひ、僕の料理レパートリーに加えたいところです」
芝草「そういや、ダンクーガも俺達で整備する事になるんだが、例によってブラックボックスがありやがる」「おっかなびっくりでの作業になるから気を引き締めとけよ!」
冬子「はいっ!」
くらら「ごめんなさい、何も知らなくて」
芝草「役割分担ってやつだ。気にするな」
ルゥ・リルリ「あの~…」
シズカ「おや、誰だい? ダイヤの友達かい?」
ルゥ・リルリ「カウンセラーを勤めさせていただきますドラゴンズハイヴのルゥ・リルリです。今日からこちらにお世話になります!」
朔哉「ルリルリ、久しぶり。…ってほどでもねぇか」
ルゥ・リルリ「ルリルリじゃなくて、ルゥ・リルリです!」
芝草「こりゃまた若いのが入ってきたな」
ルゥ・リルリ「私はもう15歳と3ヶ月ですよ? 子供じゃありません!」「さっそくお仕事をしたいと思うんですけど、LOTUSのみなさんはどこにいらっしゃるんですか?」
ジョニー「学校にいかなきゃならない人達が多いですからね。今の時間は学校ですよ」
ルゥ・リルリ「そうなんですか…。せっかく、山下サトルさんと碇シンジさんのカウンセリングを準備してきたのに…」
シズカ「あの子達か…。確かにみんなで心配してたところだ」
ルゥ・リルリ「それじゃ、お部屋で待たせてもらいます。私のお部屋はどこですか?」

JUDA/社長室
城崎「本当に…いいんですか? 私が大空魔竜に乗ってみなさんと一緒に戦うだなんて…」
森次「山下の代わりに戦域情報管理をお願いできるのは城崎さん、君しかいない」「山下役割は現状維持だが、前回のような事があった場合の備えを用意しておかねばならない。頼みます」
レイチェル「絵美ならできるよ。頑張って!」
城崎「はい…!」
浩一「城崎が…オペレーター…」
ゴオ「すまなかったな、学校まで休ませちまって」
城崎「いえ…。必要な事ですから」
浩一「どうする、城崎? 今から学校行っても授業、ちょっとしか受けられないけど…」
城崎「行きましょう、早瀬君。こちらの世界の学校…行けるうちは行くべきだと思うんです」
浩一(城崎…。そうだよな、城崎はこの世界の人間じゃなくて、向こうの…)
城崎「学校に行かなければ、あなたは何も学びませんから」
浩一「…へ? 何だよ、それぇ!」
城崎「早瀬君と同世代の男性は成長過程の中で人類から外れると石神さんに聞きました」「早瀬君は少しでも頭を使うようにして、理性を失わず、自制心を保ち続けるように努めてください」
石神「あー、城崎君。早瀬君の年頃が人間じゃないとか、獣になるっていうのはものの例えでねぇ」
緒川「ダメですよ、社長。変な事を教えると誤解されますよ」
城崎「え…何か、間違ってました…?」

JUDA/レストルーム
鉄也「…つまり分析が不可能な相手にはシンプルな打撃が有効な事が多い」「ただ打撃と言っても、無闇な攻撃はいかん」「格闘術をたしなんでいる奴ならわかるかもしれんが、重心移動を極めろ。そして、マシンにもトレースさせるんだ」
アルト(重心…か。舞踊においても重要な要素だな)(って、俺は何を考えてるんだ! 俺はもう歌舞伎の道には…!)
渚「ねえ、アルト君。打撃と重心に何の関係があるの?」
アルト「杏奈に効けよ…。イクサーロボなら、俺達のよりもゴーオクサーの方が特性が近いだろ?」
渚「ダメよ。杏奈ったら居眠りしててぜんっぜん起きないんだもん」
杏奈「………」
アルト「ったく…。おい、杏奈。起きろ、おい…」
杏奈「ゴオちん…元気…出してね…」
アルト「…やれやれ。寝てもめても旦那様、か」
ミシェル「寝かしといてやれよ。それが気づかいってもんだぜ」
つばき「この辺の講義は、杏奈ちゃんもロボット部で習ってるはずだからきっと大丈夫よ」
鉄也「連日の特訓で疲れているのだろう。猿渡杏奈の居眠りだけは不問とする」
渚「え…?」
鉄也「だが、貴様らは私語を続けた罰だ。全員ライニング20週! 渚とナオトだけは5週にしてやる!」
剣児「俺もかよ!?」
鉄也「連帯責任だ。戦場ではひとりのミスが全員の死に繋がることもありうる」
ボス「鉄也、美星学園に行ってから左近寺博士に影響されすぎだぜ!」
鉄也「俺の指導は柔軟なんでな。効果が上がるなら何でも取り入れるぜ」
ダイヤ「こういうのはさっさと済ませよう。それじゃ、お先!」
〔ドアの開閉音〕
剣児「すげぇ勢いで走ってっちまったぜ」
ナオト「ダイヤ君、鍛えてますからね…」
つばき「今日の教習はこれで終わりだし、早く終わらせてゆっくり休みましょ」

第3新東京市立第壱中学校/教室
シンジ(新しい友達が出来るってミサトさんは言ってたけど、そんな事なかった)(LOTUSに参加してるって言ったら、何人かに声をかけられたけど、僕自身に興味があったわけじゃないんだ)
レイ「………」
シンジ(怪我してた綾波って子とも話してない。結局、これから僕は昨日のように訓練をして、頑張って、少し褒められて…)(また…戦いがあって…怖い思いをして…)
ケンスケ「よっ、転校生。ごめん、ちょっと付き合ってくんないかな」
シンジ「………」


第3新東京市立第壱中学校/校舎裏
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

シンジ「うわっ! う、ううっ…」
トウジ「すまんな、転校生。ワシはお前を殴らないかん。殴っとかな気がすまへんのや!」
シンジ「…………」
ケンスケ「悪いね。この間の騒ぎであいつの妹さん、怪我しちゃってさ」
シンジ「…!」
ケンスケ「君のせいじゃないんだろうけど、あいつの怒りをぶつける所が他になくってさ…」「ま、そういう事だから」
シンジ「…僕だって…乗りたくて乗っているわけじゃないのに…」「僕だって、必死でこの街を守ったのに…!」
トウジ「!!」「お前はな…守ってなんかおらへんのや!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

シンジ「うぐっ!」
〔人の倒れる音〕

シンジ(………)(EVAに乗ってたっていうわけでなんで殴られるんだろう…)(僕が頑張らなくても他にも戦える人はいっぱいいるじゃないか…こんな思いをしてまで…僕は…)

JUDA/レストルーム
アリス「学校、お疲れ様でした!」
一鷹「おう、そっちもお疲れさん」
浩一「たまらないぜ、道明寺の奴。何かっつうと早瀬軍団でイベントをやろうって言ってくるんだもんな」
一鷹「いいじゃねえか。新山や降矢も軍団入りした事だし、パーティーでも開くとか、どうよ」
浩一「パーティーねぇ…。南雲、だんだん石神のおっさんに似てきたぜ?」「そのうち、ちらし寿司を作りたいとか言い出すんじゃねえか?」
〔ドアの開閉音〕
美海「浩一君、楽しそうな話してるね」
山下「ただいま」
浩一「お、山下達も帰ってきたか」
一鷹「山下さん。後で俺達の訓練、つきあってくれねえか?」「最近、アリスも俺もかなりいい腕前になってきたと思うんだ。そこでひとつ、山下さんに…」
山下「ごめん、パス。九条さんにでも頼んでよ」
〔ドアの開閉音〕
浩一「山下、昨日よりはマシだけどまだちょっとヘコんでるな…」
一鷹「無理もねえよ。森次さんにああまで言われちゃよ」
美海「大丈夫かな、サトル君。私、サトル君のあんな顔、初めて見る…」
浩一「九条さんは山下とは長いのか?」
美海「うん。話した事はあまりなかったけど…。サトル君とは、ファクターになる前からJUDAの医療機関で一緒だったから…」「話すようになったのはつい最近なんだ」
浩一「医療機関…?」
美海「私、自己で大怪我して…JUDAで治してもらってやっと元気になれたの」「今、マキナに乗って戦ってるのはその恩返しみたいなものかな」
城崎「では、山下さんにもきっと色んな事情が…」
浩一「山下の事情かぁ…」

ダンナーベース/司令室
ルナ「…以上のデータから考えて、世界各地で見られるモビルスーツの暴走事件は擬態獣が原因だと考えられます」
影丸「…擬態獣がモビルスーツに寄生したと言うのか?」
ルナ「信じられない話かもしれませんが…」
霧子「擬態獣がさらに進化したのかもしれないね…」
影丸「進化…ですか?」
霧子「しばらく前に戦った電磁波ジャミング能力を持つ擬態獣を覚えているか?」
影丸「はい」
霧子「5年前、あんな能力を持つ奴はいなかった。巨神戦争を生き延びた擬態獣は新たな力を手に入れ始めているという事だ」
ルナ「彼らの天敵…人類に対抗する手段として、ですか」
四ッ谷「何らかの刺激を与えれば、それに対応すべく進化を開始する…。その進化の速度たるや恐るべしじゃな」
ルナ「北米の連合軍基地から逃走したモビルスーツは日本方面へ向かいました。十分に警戒して下さい」
霧子「わかった。報告ありがとう」
〔通信パネルの閉じる音〕
影丸「博士、この件はすぐにJUDAに連絡しておきます」
霧子「ああ、頼む。擬態獣の進化がこれで終わってくれればいいけどね…」

JUDA社員寮/レストコーナー
山下「…………」
〔ドアの開閉音〕
浩一「お、いたいた。山下、隣いいか?」
山下「うん」
浩一「なぁ、山下。お前、なんでファクターになったんだよ?」
山下「唐突だなぁ…」
浩一「JUDAの病院にいたって聞いたけど?」
山下「…うん。僕、生まれつき体が弱くてね…。色々治療したんだけど、結局ファクターにならなければ生きていく事ができなくて…」
浩一「じゃあ、やっぱその恩返しって感じ?」
山下「それもあるけど…。まだ治療中だった頃、森次さんのデモンストレーションを見せてもらった事があるんだ」「あんな風になりたかった。ひとりでも揺るがない強さを持って真っ直ぐに立って…僕もあんな風邪に強く…」
浩一「ふ~ん…」
山下「まあ、石神社長には感謝してるよ。おかげで今日だって、元気に高校にも通えるんだし」
浩一「でえっ!? こ、高校…!?」
山下「そうだよ、これでも高校一年だよ」
浩一「えーっ!? じゃあ、俺の1コ上!? 俺、てっきり同じか年下だと…! はあ…呼び捨てにタメ口だったよ…」
山下「いいよ、いいよ…僕、そういうの気にしないから」
浩一「…あの…山下…クン…さ…」
山下「呼び捨てでいいって」
浩一「う…うん。で、山下君さぁ…」
山下「だから、気持ち悪いて…。ったく、僕がちょっと落ち込んでるからってみんな気にしすぎだよ」「わかったわかった、もう全然兵器。だから心配いらない。いいかい?」
浩一「…よかった。山下君がいつもの感じに戻ってくれて」
山下「なんだよ、本当に気持ち悪いな。早瀬がそんな心配するなんて悪い物でも食べたんじゃないの?」
浩一「ひどいじゃないか、山下君! 俺を何だと思ってるんだよ!」
山下「ただの馬鹿」
浩一「………」
山下「…冗談だよ。ありがと、早瀬。吹っ切れた」
浩一「山下君…」

JUDA/レストルーム
ダイヤ「そっか…! それじゃ山下さん立ち直ったんだな」
渚「よかったじゃない! やっぱり塞ぎこんでる人って見ててつらいもん」「森次さんももう少しお説教の仕方を考えた方がいいわよね」
一鷹「さて、そういう事ならもう一回、特訓の相手を頼んでみるかな」
豹馬「ずいぶん熱心だな、一鷹」
一鷹「やっぱり、杏奈さんが頑張ってるのを見たら居ても立ってもいられなくてさ」
甲児「杏奈ちゃんか…。根詰めすぎなきゃいいけどな」

JUDA/格納庫
杏奈「いや、ダメ…! あっ、そんな…速い…! 待って…」
静流「何言ってるの。始めたばかりでしょ?」
杏奈「でも…こんなの…」
静流「初めはみんなそう。すぐに慣れるから」
杏奈「そんな事言っても…あっ…」
静流「ほら。手がお留守になってるわよ」
杏奈「でも…すごく敏感で…」
静流「ほら…怖がらずに、もっと強く!」
杏奈「ダメ…これ以上…壊れちゃう…っ!」
〔爆発音〕

静流「ふうっ…」
杏奈「はあ…はあ…。また壊れた…」
ノイン「プラズマドライブの爆発、か。実戦だったら天国行きだぞ」
ゴオ「やはり、ゴーオクサーのプラズマドライブに慣れるには、まだ時間がかかる…」
杏奈「右手でお料理しながら左手でピアノを弾いてる気分…」
ノイン「できないようならミラに代わってもらうか?」
杏奈「やります! 大丈夫です!」
静流「少し休む?」
杏奈「いえ。続けさせて下さい!」
静流「一度の無理をしても身につかないわよ」
杏奈「無理じゃありません! 私にはこれしか残ってないから…」「これができなきゃ、ここにいる資格がないから…!」
ノイン「いい答えだ。静流は大丈夫か?」
静流「…私を誰だと思ってるんです? これでもあなたが子供の頃からロボット乗りなんですよ」
ノイン「フ…これはとんだ失礼をした。では、もう一度レベルAから再開だ!」
〔衝撃音〕
〔爆発音〕

静流「動きが荒いわ! 機体の反応が鋭い分、操縦がそのまま出るわよ」
杏奈「はい! くっ…」
ノイン「杏奈! エネルギーの変換率が下がってる! 気をつけろ!」
杏奈「はいっ!」
ゴオ(杏奈、頑張れよ…。静流…すまん! 俺が戦えないばっかりに…!)
〔センサー反応〕
ゴオ「むっ! 何だ!?」
〔モニターの開閉音〕
緒川「ダンナーベースより連絡のあった擬態獣が寄生したモビルスーツ群の反応をキャッチしました」「総員、警戒態勢に入って下さい。繰り返します…」
ゴオ「来たか…!」
ノイン「猿渡さんは大空魔竜へ! 我々は出撃準備に入る!」
静流「モビルスーツに寄生か…。また、厄介な能力を手に入れたものね」
杏奈「でも、みんなが力を合わせればどんな敵だって倒せるよ! それじゃ行ってくるね、ゴオちん!」
ゴオ「…頼むぜ、杏奈、静流…」

NERV本部/零号機ケイジ
ミサト「零号機とそのパイロット、確かに受領しました」
リツコ「よろしく頼んだわよ、ミサト。レイ、しっかりね」
レイ「はい…」
ミサト「さて、もうじく大空魔竜も来るはずだし、あとはお出迎えの準備をするだけね」
リツコ「…ねえ、ミサト。シンジ君、大丈夫なの?」
ミサト「心配ないわよ。LOTUSには同世代の子もたくさんいるし…」「若者の悩みは若者同士で解決してくれると思いたいわ」
〔NERVのモニターの開閉音〕
シンジ「目標をセンター入れて…スイッチ。目標をセンター入れて…スイッチ…」
リツコ「彼、転校初日からクラスメイトに殴られたそうじゃない? パイロットのセキュリティ、大丈夫なの?」
ミサト「諜報部の監視システムに問題はないわ。大した怪我じゃないし…」「それにプライベートにはなるべく干渉しない方がいいもの」
リツコ「あなた、LOTUSでは結構、干渉してるって聞いたわよ?」
ミサト「…さじ加減、間違えちゃったのよ。彼、思ったよりナイーブで難しい…」
リツコ「シンジ君、どうも友達を作るには不向きな性格かもしれないわね。ヤマアラシのジレンマって知ってる?」
ミサト「ヤマアラシ? あの柔道技の?」
リツコ「残念ながら動物の方よ。ヤマアラシの場合、相手に自分のぬくもりを伝えたいと思っても…」「身を寄せれば寄せるほど、体中のトゲで互いを傷つけてしまう。人間にも同じことが言えるわ」「今のシンジ君はこころのどこかでその痛みに怯えて臆病になっているんでしょうね」
ミサト「思春期…ってやつかしらね」
〔警報〕
〔NERVの通信モニターの開閉音〕

マヤ「未確認の移動物体を光学で捕捉。分析パターン青!」
リツコ「パターン青…つまり、第5の使徒!」
ミサト「総員、直ちに戦闘配備! EVA初号機、零号機、発進準備。レイ、いけるわね?」
レイ「はい…」
ミサト「シンジ君も、聞こえる? 出撃よ!」
シンジ「…………」
ミサト「シンジ君、すぐにみんなも来てくれるわ。第3新東京市を守るために力を貸して。お願い!」
シンジ「…わかりました」
ミサト(シンジ君…)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「戦う理由」


【戦闘マップ2開始】
〔味方ユニット出現〕
シンジ(なんでまた乗ってるんだろう。人に嫌われてまで…)」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
森次「本部からの報告によると例の擬態獣モビルスーツもこちらに向かっているらしい」「状況が状況だけにここで要撃する事になる。各員、使徒だけに気を取られるなよ」
剣児「食後の運動にしちゃあ、ずいぶんとヘビーな内容だぜ」
柳生「軽口を叩けるうちは大丈夫ね。気持ちに余裕がある証拠よ」
ローサ「城崎さん、初めての実戦になるけど大丈夫?」
城崎「はい。よろしくお願いします」
〔レーダー反応〕
シゲル「第5の使徒、戦闘エリア内に入ります!」
〔敵ユニット出現〕
ジェフリー「現れたか…!」
ルカ「前回の戦闘データがどこまで使えるのかわからないのが厄介ですね」
一鷹「シンジ、使徒へのトドメはお前がやるしかねえ。今日もいいとこ、見せてくれよ!」
シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ…目標をセンターに入れてスイッチ…目標をセンターに入れてスイッチ…。…頑張ります」
朔哉「LOTUSでのデビュー戦だ。しっかり決めてくれよ、葵!」
ジョニー「僕達も気を引き締めてかからないといけませんね」
くらら「相手にとて不足はないわ!」
葵「さあ、やってやろうじゃん!」
<戦闘開始>

<2PP・敵増援1出現>

ケンスケ「す、凄い! これぞ本物の迫力! シェルター抜け出してきた甲斐があったよ!」「ああ~、マキナにマクロス! 見た事のない新型ロボットもいる! 夢にまで見た光景だ!」
トウジ「…お前ホンマ自分の欲望に素直なやっちゃなあ…」
ケンスケ「この時を逃したら、今度いつまた敵が来るかわかんないし…今しかないでしょ!」
トウジ「たく、しゃあないなあ…。…で、あの紫のツノついとる奴に転校生が乗っとんのか?」
ケンスケ「ああ、エヴァンゲリオン初号機!」
トウジ「ホンマに街を守っとrかどうか、見せてもらおうやないか!」
〔敵ユニット出現〕
ナオト「あれは連合軍!? 助けに来てくれたんだ!」
ピュリア「落ち着け、ナオト。静流さん、反応はどうなんだ?」
静流「擬態獣反応…どうやらあれが寄生されたモビルスーツらしいわね」
鉄也「随分とお早い到着だ。擬態獣がせっかちだとは知らなかったぜ」
サコン「寄生されてる以上、機体性能は未知数と考えるべきです。十分に気をつけて下さい!」
森次「最優先ターゲットはあくまでも使徒だ。それを忘れるなよ」
光司「オッケー! さあ、いくぜっ!」

<4PP・第3軍増援1出現>
〔ステルス作動〕
〔味方ユニット出現〕

一鷹「ああっ! あれは…!」
アリス「間違いありません! ストレイバードです!」
一鷹「悠兄さんっ!」
甲児「あれが一鷹の言ってたロボットか!」
悠「…………」
〔一鷹、悠へ隣接〕
一鷹「兄さん、博士は…? いや、それよりも今は目の前の敵だ。力を貸してくれ、悠兄さん!」
アリス「ハルノ、あなたが手伝ってくれれば、私達は使徒や擬態獣を…!」
悠「…その程度の気構えか」
一鷹「え?」
〔悠、味方から第3軍へ〕
〔悠、一鷹へ攻撃〕
[イベント戦闘「一鷹vs悠」]
悠「…ハルノ、覚悟はいいな」
ハルノ「はい、悠さん。始めましょう…」
悠「自分の無力さを思い知れ…!」
ハルノ「イマジナリィロードに突入します」
悠「いくぞ、一鷹…!
ハルノ「やはりアリスのサポートでは、この程度か」
一鷹「な…!」
アリス「ハルノ! 何をするの…!?」

一鷹「ぐあっ!? に、兄さん!?」
ミシェル「何だ? 兄弟喧嘩か?」
悠「…一鷹、お前はもう戦うな」
一鷹「な…どういう事だ、兄さん…?」
ハルノ「お前達ではラッシュバードを使いこなす事はできない」「半人前のパイロット…そして不完全なAIしか持たぬアリス、お前ではな…」
アリス「ハルノ? あなた、何を言っているの?」
ハルノ「ラッシュバードを降り、明け渡せと言っているのだ。その程度の推測もできないのか?」
一鷹「ラッシュバードを明け渡すなんて、できるもんか! 俺にはこいつが必要なんだ!」
悠「そうか。ならばもう話す事はもうない」
ハルノ「交渉決裂…実力行使に移ります」
一鷹「な、何考えてんだ! 使徒が目の前にいるんだぞ!? 知らないなら説明するよ!」
悠「話す事などないと言った」
森次「…LOTUS各機に告ぐ。現時刻をもって、ストレイバードを本作戦の障害と認定する」「通常の敵性体と同様の対処を行なえ。これは命令だ」
オズマ「やむを得んな。この作戦には人類の存亡がかかってるんだ。邪魔者は排除するしかあるまい」
一鷹「そんな…! 兄さんを撃てってのかよ!? せめてもう一度説得のチャンスをくれよ!」
森次「交渉の余地はない…向こうがそう言っているんだ」
一鷹「だけど! 兄さんにだってきっと何か事情があるんだ! それを撃墜しろだなんて!」
森次「南雲、貴様は他人の心配をしている余裕があるのか? ストレイバードは貴様を狙っているんだ」「くだらない事で迷っている暇があるなら目の前の作戦に集中しろ!」
一鷹「くだらないだって!?」
森次「集中できないというなら…辞めてしまえ。LOTUSに戦えない人間は不要だ」
一鷹「も、森次さん…!」
浩一「森次さんっ! そんな言い方はないんじゃないですか!?」
鉄也「早瀬! ごちゃごちゃ言っている暇はない!」
浩一「いいや、言わせてもらう! 南雲は家族同然に育ってきた兄貴を心配してんだぞ!」「家族を心配する気持ちもわかんねえのかよ! くだらないの一言で片付けんなよ!」
ディック「………」
一鷹「浩一…」
浩一「それとも、森次さんのような人はやっぱり他人の痛みも感じないんですかねぇ?」
森次「…使徒への対応が最優先だ。初号機を中心にフォーメーションを組め」
浩一「待てよっ! 俺は今、嫌味を言ったんだぞ!」
森次「そのようだな」
浩一「くっ…上等だ。やってやるよ…!」「南雲、お前の兄さん…つーか、あの博士の孫か。絶対に撃墜するなよ!」
一鷹「ええ…?」
浩一「戦いながら探すんだ。撃墜しなくていい方法を!」「そして、あいtに見せつけてやるんだ! 俺達の正義を!」
一鷹「…すまねえ、浩一…!」
アリス「だけど、どうしたら…。ストレイバードの性能は私でも把握しきれていないんです」
渚「だったら、みんなで考えようよ!}
豹馬「能力のわからない相手には格闘戦が有効だって聞いたぜ?」
十三「アホ! それは相手が特殊装甲やバリアを持っとるかもしれへん場合や!」
一鷹「いや…悪くねえ考えだ。格闘戦なら手加減だってできるしな!」
ダイヤ「けど、使途を相手にしながらあいつを捕まえるのは骨だぜ」
ディック「ミスターらしくねえな。諦めない方が勝つ、だろ?」「そんな甘ったれた姿勢じゃ、ダリウスにさらわれたっていうミスターの父親も助けられないぜ」
ダイヤ「ディック…。そうだな、諦めたらそこで終わりだもんな!」
ゴオ「いけ、みんな! 俺の二の轍だけは踏むな!」
森次「…………」
アリス「ストレイバードのスピードは尋常ではありません。みなさん、気をつけて下さい!」
一鷹「いくぜ…兄さん…!」

<一鷹vs第5の使徒>
アリス「使徒である以上、中途半端な攻撃は無意味ですから、気をつけて下さい」
一鷹「ああ。一発入魂でいくぜ!」

<一鷹vs悠>
一鷹「兄さん、せめて協力してくれよ! って言っても、聞いてくれねえんだよな」
悠「…………」
アリス「悠さん、ハルノ! 私達は戦いを望んでいません!」
ハルノ「戦いたくなければラッシュバードから降りろ。単純な事だ」
一鷹「博士、ごめんよ…! ちっとばかし、ストレイバードに手荒な真似をさせてもらうぜ」

<甲児vs第5の使徒>
甲児「見た目で気味悪がらせようったってそうはいくかよ!」「こっちは悪霊だろうが爬虫類だろうが構わず倒してきたんだ!」

<甲児Vvs悠>
ハルノ「私達の目的はラッシュバードだけ! 怪我をしたくなければ、退きなさい!」
悠「貴様に用はない」
甲児「黙って聞いてりゃ、何なんだよ! そんな態度じゃ、兄貴失格だぜ!」

<豹馬vs第5の使徒>
豹馬「小介! A.T.フィールドの強度は前の使徒と同じくらいなのか?」
小介「はい。攻撃する時は全力でやって下さい!」

<豹馬vs悠>
小介「豹馬さん! あの機体の機動力はかなりのものです。警戒して下さい!」
豹馬「へっ、いきなり出てきたどこの馬の骨かもわからないような奴にでかいツラされてたまるかよ!」
ハルノ「実戦データの取得だけしておきましょう。役に立てられるかもしれません」
悠「ああ、だがそれも、すべてはラッシュバードを奪ってからだ」

<健一vs第5の使徒>
めぐみ「なぜ、使徒はわざわざ迎撃要塞都市であるこの街に向かってくるのかしら…?」
健一「理由の詮索は後だ。被害が拡大する前に、この使徒を倒すぞ!」

<健一vs悠>
一平「てめえ、ラッシュバードが欲しいからって、やって良い事と悪い事の区別もつかねえのかよ!」
悠「…………」
大次郎「黙ってないで答えるでごわす!」
悠「答える義理はない。やるぞ」
ハルノ「了解。対コン・バトラーVパターンのCアレンジにて対応します」

<葵vs第5の使徒>
くらら「ジョニー君、使徒については特に知識を披露しないの? 『月刊男のUMA』とか、ないわけ?」
ジョニー「残念ですが、定期購読してませんし、さすがに使徒は載ってませんよ」
朔哉「雑誌自体はあんのかよ!」
葵「どっちにしろ、私達にとってはいつものミッションと同じよ…。プロとしての対応、見せてやりましょ!」

<葵vs悠>
朔哉「高機動型で鳥人型のロボットか。R-ダイガンとのリターンマッチの前哨戦にちょうどいいかもな」
ジョニー「ちょっと安直ですが、経験を積むのは悪くないですね」
ハルノ「こちらのデータを無闇に与えるわけにはいきません。悠さん、決着を急ぎましょう」
悠「ああ」
葵「無駄に熱いヤツよりは戦いやすいわ。いくわよ、みんな!」

<シンジvs第5の使徒>
シンジ「目標をセンターに…あとは…」
リツコ「そう、練習通りよ。大丈夫ね?」
シンジ「はい…」

<シンジvs第5の使徒(戦闘後)>
シンジ「はあっ、はあっ、はあっ…」
ノイン「なんて戦い方だ…」
アルト「い、いくら何でもデタラメに戦いすぎじゃないのか? あいつだって訓練は受けたんだろ?」
オズマ「…新兵がよくかかる病気だな。普通ら出撃は許可せんが…」
トウジ「なんや? 転校生のロボット、ヨロヨロになっとるやないかい」
ケンスケ「あっちゃあ…やっぱ殴られたのが効いてるのかなぁ…?」
トウジ「う、うるさいわ!」

<シンジvs悠>
シンジ「…邪魔しないで下さい」
悠「邪魔をしているのはお前だ…。そこをどけ!」

<ダイヤvs第5の使徒>
ローサ「ダイヤ、使徒の攻撃手段は触手に限られているようだけど、何があるかわからないわ。気をつけて!」
ダイヤ「何があるかわからねえ、か…。へへっ、燃えてきたぜ!」

<ダイヤvs悠>
ダイヤ「お前の事は一鷹から聞いてる…けど、邪魔するなら相手をしなきゃならねえ。お願いだ、そんな事させねえでくれ!」
悠「LOTUS…思った以上に甘ちゃんの集まりらしいな」

<アルトvs第5の使徒>
アルト「原生生物って感じの見た目だな。相変わらずタフそうだが、弱点が見えるだけバジュラよりマシか…!」

<アルトvs悠>
アルト「こいつ…ブレラ並に動けるのか!?」
ミシェル「なら、あの時と同じ要領でやるだけさ。油断するなよ、姫!」
アルト「誰が姫だっ! お前に言われなくても、油断なんかするか!」
悠「…来い!」

<剣児vs第5の使徒>
剣児「いくら切れ味が自慢かしらねえが、俺のジーグをバラバラにしても意味がねえって事を教えてやる!」

<剣児vs悠>
剣児「へっ。敵が強けりゃ強いほど、闘志が沸いてくるぜ! さあ来い、鳥野郎!」
悠「直感と本能で戦うタイプか」
ハルノ「あればかりは私も学習できません。ですが、相手をしてみる価値はあるかもしれません」

<浩一vs第5の使徒>
浩一「花道は作っといてやるぜ、碇! 城崎、サポートを頼む!」
城崎「私はあなた専属のオペレーターではありません! 勘違いしないで下さい!」「…ですが、碇君を励まそうというその姿勢は評価されるべきものです。花の道作り…素晴らしいです」
浩一「何か勘違いしてるっぽいけどツッコんでる余裕はないんだ。いくぜ、ラインバレル!」

<浩一vs悠>
浩一「なんで戦ってんだよ、あんた! 言いたい事があるんだったらちゃんと伝えた方がいいって!」「でないと、いつか取り返しがつかない事になって後悔するぜ…!」
悠「伝えてどうなるものでもない」
浩一「やってみもしないで、よく言うぜ!」

<杏奈vs擬態獣>
杏奈「ゴオちんが戦えない今、私が頑張るしかない!」「静流さんとノインさんに鍛えてもらった成果を見せてやるわ!」

<ミラvs擬態獣>
ミラ「…杏奈ちゃん、見てなさい」「あなたがどんなに成長してもパイロットとしての腕では私に勝てないって事を見せてあげる!」

<静流vs擬態獣>
静流「ゴオから預かったダンナーだもの。評判を落とすわけにはいかないわ」

<光司vs擬態獣>
光司「意表を突いたつもりだろうが、俺はモビルスーツとも戦い慣れてるんだ! いつも通り退治してやるぜ!」

<第5の使徒撃破>
ダイヤ「やったか!?」
〔第5の使徒、回復〕
イクサー1「ダメです! まだ活動停止まで追い込んでいません!」
〔第5の使徒、シンジへ隣接〕
ミサト「いけない! シンジ君、避けて!」
シンジ「えっ!?」
〔第5の使徒、シンジへ攻撃〕
[イベント戦闘「シンジvs第5の使徒」]
シンジ「うわあああっ!」
[イベントデモ「アンビリカルケーブル切断」]
〔シンジにダメージ〕
〔シンジトウジのいる地点へ隣接〕

カトル「シンジ君! 大丈夫ですかっ!」
シゲル「アンビリカルケーブル、断線!」
マコト「EVA、内部電源に切り替わりました!」
ミサト「初号機へのダメージは?」
マコト「問題なし。いけます!」
シンジ「う、ううっ…!」
〔第5の使徒、シンジへ接近〕
ナオト「キャプテン、あのままじゃ碇先輩が危ないです!」
ルル「ゾルマニウム貫通弾の用意を! 使徒の注意をこちらに向けさせてください!」
ローサ「待って、ルル! エヴァンゲリオン初号機の横に…」
トウジ「あ…あああ…!」
ケンスケ「ひいい…」
シンジ「!! …あのふたりは…!」
リツコ「シンジ君のクラスメイト!? なぜこんな所に? あの子達がいたら、戦えないわ!」
〔第5の使徒、シンジへ隣接〕
シンジ「くっ!」
〔第5の使徒、シンジへ攻撃〕
〔シンジにダメージ〕

トウジ「なんで戦わへんねや…!? LOTUSの連中かて黙って突っ立っとるだけやないか!」
ケンスケ「僕らがここにいるから自由に動けないんだ…!」
マヤ「初号機、活動限界が近づいています!」
ミサト「シンジ君、そこのふたりを操縦席へ! ふたりを回収したのち、初号機は退却。使徒はレイに任せて!」
シンジ「!?」
ミサト「そこのふたり! 聞こえてる? EVAに乗って! 早く!」
トウジ「の、乗れ言うたかて…」
ケンスケ「トウジ! 早く!」
トウジ「うっ、なんや! こん中、水やないか!」
ケンスケ「カメラが、カメラがっ…!」
ミサト「乗ったわね。シンジ君、後退して! レイ、連携…できるわね」
レイ「はい」
トウジ「転校生、逃げろ言うとるで! 転校生っ!」
シンジ「逃げちゃ駄目だ…逃げちゃ駄目だ…逃げちゃ駄目だ…!」
ケンスケ「え?」
〔第5の使徒にダメージ〕
〔第5の使徒、後退〕

甲児「あいつ、使徒を投げ飛ばしやがった!」
サコン「火事場のクソ力…という奴でしょうかね」
ミサト「もういいわ、シンジ君! 回収ルートは34番、後退して!」
シンジ(戦うのが怖いんだ。人に嫌われてまでEVAに乗るのがつらいんだ)(でも、ここで逃げたらもっとつらいんだ。みんなだってつらい思いをするんだ。綾波って子もまた怪我しちゃうんだ)(逃げたらLOTUSのみんなも僕を認めてくれないんだ。父さんだって…だから…)「逃げちゃ…駄目だ!」
〔シンジ、第5の使徒へ隣接〕
ミサト「シンジ君、命令を聞きなさい! 退却よ! シンジ君っ!」
マヤ「初号機、まもなく活動限界ですっ!」
シンジ「うわあああああっ!!」
〔シンジ、第5の使徒へ攻撃〕
[イベント戦闘「シンジvs第5の使徒」]
〔使徒殲滅〕
〔敵ユニット撃破〕

マヤ「EVA初号機、活動停止」
マコト「目標は完全に形象崩壊しました」
シンジ「はあっ、はあっ、はあっ…」
トウジ(碇…お前、こんな怖い思いして戦っとったんか…)
浩一「やったぜ、碇!」
シンジ「うっ…うううっ…」
浩一「お、おい…碇?」
ゼクス「葛城二佐、強制回収を。民間人の保護もあります」
ミサト「わかっているわ。初号機の回収、大至急よ!」
〔味方ユニット離脱〕
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
森次「各機、残存敵勢力の掃討にあたれ!」
※※まだ悠健在の場合、セリフ追加※※
悠「あのパイロット…なかなかの覚悟だ」
ハルノ「これで後顧の憂いはなくなりました。こちらも全力でいきましょう」
鏡「ストレイバード…まだ仕掛けてくる気なのか」
一鷹「来い、兄さん!」


<悠撃破orHP30%以下>
悠「さすがに全部は避けきれんか…」
ハルノ「長期戦ではこちらが不利です。ワンポイント攻撃で仕留めましょう」
悠「了解だ」
〔悠、回復〕
悠「出力上昇…安定」
〔悠、後退〕
ピュリア「なんだ? 逃げようってのか?」
葵「いえ…違うわね」
朔哉「俺も葵に一票。ありゃあ、攻撃の下準備だ」
一鷹「って事は…。アリス、攻撃予測!」
アリス「は、はいっ!」
悠「遅いな」
〔悠、一鷹へ隣接〕
〔悠、一鷹へ攻撃〕
〔一鷹にダメージ〕
〔一鷹、HP減少〕

一鷹「ぐっ! 反応がおっつかねえ!」
ハルノ「満足な戦闘用AIもなく、何もかも中途半端なお前達が私達に勝てると思うのか!」「お前達が日常にかまけている間も私達は博士を救う事だけを考えている!」
〔悠、後退〕
ジェフリー「モニカ君!」
モニカ「有人機としては桁外れの機動性と加速性です!」
森次「やはり、加減をしていてはこちらに危険が及ぶか…」「南雲、力の程度がわかっただろう。後は我々に任せろ」
一鷹「くっ…俺には無理なのかよ…!」
浩一「いや、まだだ!」
一鷹「いいよ、浩一…! 考えてみりゃ、いつだって兄さんは正しかったんだ…」
浩一「ふざけんな! お前はどうしたいんだ? こんな事で諦めて、それでいいのかよ!」
一鷹「浩一、お前…」
浩一「俺達の正義が間違ってねえって森次さんに見せつけてやるんだろ!?」
一鷹「あ、ああ!」
悠「茶番劇はそこまでだ」
〔悠、一鷹へ隣接〕
〔悠、一鷹へ攻撃〕
〔一鷹にダメージ〕
〔一鷹、HP減少〕
〔悠、後退〕

一鷹「うぐっ…! だが、あのスピードを捉えられねえ事には手の打ちようがねえ…!」「アリス、何か対抗策はねえのか!?」
アリス「攻撃開始前のチャージ期間中に接敵できれば、あるいは…」
一鷹「こいつの足じゃ、すぐに逃げられちまうよ!」
ハルノ「悠さん、次で終わりにしましょう。構いませんね?」
悠「ああ。この一撃で奴の心を折る!」
ハルノ「では、チャージを開始します」
小介「…アリスさん、ラッシュバードのバリアをマニュアル操作できますか?」
アリス「は、はい。エネルギー吸収機能の調整はどうにか…」
小介「その機体でストレイバードを超えるスピードを得るには、輻射圧を利用したビーム推進しかありません」「僕の計算ではラインバレルのエグゼキューターを利用するのが最適ではないかと…」
ルカ「そうか! バリアで熱エネルギーを吸収して運動エネルギーだけを抽出すれば…!」
ディック「ずいぶん荒っぽい事を思いつきやがる。…面白いじゃないか」
浩一「さすが天才、北小介! 南雲、やろうぜ!」
一鷹「おう! 一世一代の大勝負だ!」
アリス「………」
一鷹「どうした、アリス? バリアの調整は任せる。俺は組み付く事だけを考える!」
アリス「バリアの調整に失敗したら私達は死ぬかもしれません…」「バリアが強すぎれば、速度が出せずに悠さんの攻撃を受ける事になり、弱すぎればエグゼキューターの直撃です」「エネルギーをちょうど受け止めるなんてプロでも難しいんです。素人の私にはできません…!」
杏奈「泣き言を言うなぁっ!」
アリス「!!」
杏奈「できるか、できないかじゃないよ。やるしかないんだよ」「私だって、右手でお料理しながら左手でピアノ弾いてる気分だけど、プラズマドライブの制御、やってるよ!」
アリス(作業の並列化…置き換え…料理…。これはもしかしたら…)「わかりました。ありがとうございます、杏奈さん。私…やってみます」
ゴオ(泣き言を言うな、か…。あの一言に俺もやられたんだったな…)
浩一「どうやら腹は決まったみたいだな。それじゃ、いくぜ!」
〔一鷹、悠へ接近〕
〔浩一、前進〕

城崎「早瀬君、エグゼキューターの出力は97%で固定して下さい。発射タイミングはこちらで指示します」
浩一「げっ、こっちにもそんな制約があるのかよ。…だが、見得切った以上やってやるさ!」
ハルノ「チャージ完了まで、8…7…」
一鷹「頼むぜ、浩一。アリス…」
アリス(焦がさないように強火にしすぎず、かといって弱火にしすぎず…)
悠「…終わりだ」
城崎「今です! 早瀬君!」
浩一「いっけえええええっ!!」
〔ビームの放出音〕
〔画面、黄色に発光〕
〔ビームの放射音〕

一鷹「きたああああっ!!」
〔一鷹、悠へ隣接〕
〔一鷹、悠へ攻撃〕

[イベント戦闘「一鷹vs悠」]
アリス「ストレイバードに急接近!」
一鷹「サンキュー、浩一! 悠兄さん、これが俺達の覚悟だぁぁぁ!!」
アリス「私だって負けません、ハルノ!」
一鷹「ライトニングフィスト!」「うおおおおおっ!!」
悠「なにっ…!!」

悠「…!」
一鷹「やったな、アリス! 見たか、浩一!」
浩一「ああ!」
森次「…………」
ハルノ「少々見くびっていたようです。ここは出直す必要があるかと」
悠「くっ…」
一鷹「待ってくれ、兄さん! 博士は…博士はどうなったんだ!? 何かつかんでるのか!?」
悠「お前には関係ない…! 次に会う時はラッシュバードを渡してもらう…」
〔ステルス作動〕
〔敵ユニット離脱〕

一鷹「兄さん…!」
城崎「反応、ロスト…」
ジョニー「発つ鳥、あとを濁さず…ですか」
森次「いつまでも好き勝手に飛び回らせるわけにはいかない。今後の対応を検討せねばな」

<敵&第3軍全滅・勝利条件達成>
ルル「敵の全滅を確認。警戒態勢を解いても大丈夫です」
一鷹「兄さん…どこに行っちまったんだよ」
光司「聞いてた話とはずいぶん違ったな。協力的じゃないにしても、まさか攻撃してくるとは思わなかったぜ」
健一「まずはこの場を離れよう。このまじゃシェルターに避難してる人が出て来れない」
ミサト「大空魔竜もマクロスもNERVのドックへ誘導するわ」「ちょっち窮屈かもしれないけど、よろしくね」
ルル「了解しました」
ナオト「あの…碇先輩は大丈夫なんですか?」
ミサト「外傷という意味絵は大丈夫だけど…精神的にちょっと…ね」
剣児「そういや、あいつ…ちょっと様子がおかしかったもんな」
ミサト「ごめんね。色々あったみたいで、彼」
森次「葛城二佐。パイロット数名のNERV本部への立ち入りを許可していただきたいのですが」
ミサト「ん~、こればっかりは碇司令に聞いてみないとちょっと…」
ゲンドウ「許可する」
ミサト(…! 碇司令…)
森次「ありがとうございます。追って、メンバーを連絡します」
ゼクス「フッ…そういう事か」
剣児「あ? どういう事だよ?」
浩一「ちょうどいいぜ! なら、碇の様子も見に行けるな!」
つばき(そのために森次さんは許可をとったっていうのに…)
静流(ま、あの子達じゃ気づかないか)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

日本エリア
NERV本部/シャワールーム
ミサト「どうして私の命令を無視したの?」
シンジ「ごめんなさい」
ミサト「しかも、友達がEVAに乗っている状態で戦うなんて、危険極まりない行為なのよ!」
シンジ「はい」
ミサト「今後、こういう事のないように」
シンジ「はい」
ミサト「あんた、本当にわかってんでしょうね?」
シンジ「わかってますよ、ちゃんと。…もういいじゃないですか、勝ったんだから」「言われれば乗りますよ。乗ればいいんでしょ。どうせ僕はEVAに乗るしかないんですよね…」「そのためだけに父さんに呼ばれたんだから…」「いいですよ、乗りますよ。それでみんながいいんだったら、僕はいいですよ」
ミサト「みんなって、あなたはどうなの?」
シンジ「僕には無理だって事はわかってるんですよ。みんなもわかってるんだ、きっと…」「それでも怪我した綾波や、ミサトさんや父さんが…」
ミサト「いい加減にしなさい! 人の事なんか関係ないでしょ!?」「EVAのパイロットを続けるかどうか、あなた自身が決めなさい」「嫌ならここから出て行ってもいい。すべてあなたの自由よ。好きにすればいいわ」
シンジ「…………」
〔扉の開閉音〕
シンジ(僕が自由に決めていい…?)(…僕は…)

NERV本部/通路
ゲンドウ「すまないね、ここから先はちょっと通せないんだ」
カトル「そうですか…。わかりました、お手数おかけしました」
浩一「まいったな、俺達が行けそな所はもう行き尽くしちまったぞ」
ダイヤ「どこいっちまったんだ、シンジ」
シンジ「今の声…早瀬先輩…?」
浩一「せっかく山下君が立ち直ったのに今度は碇が情緒不安定だってんだからな」
山下「何だよ、早瀬。終わった話だろ。そりゃ森次さんの子千葉にショック受けてたのは本当だけどさ」
ダイヤ「森次さん、言葉キツいもんな。でも、いちいち説明しないだけで俺達の事を思っての発言だと思うぜ?」
カトル「ノインさんも、部下を死なせたくないからこそ厳しく教育するって言ってました。それと同じですよ、きっと」
浩一「そういえば、碇の父さん…あの人もぶっきらぼうで何考えてるかわかんねえよな」
山下「あの人も同じじゃないかなぁ。そうでなきゃ、僕らに立ち入り許可なんか出さないって」
ダイヤ「やっぱ司令として毅然な態度をとらなきゃならないけど、息子を心配する気持ちは隠せないんだな」
カトル「碇司令の思惑はわかりませんが、そう思いたいですね」
ダイヤ「そうに決まってるさ。子供を心配しない親なんていないよ」
シンジ(父さんが…僕を…)
浩一「…だからって、俺は森次さんのあの言い方はないと思うんだ」
シンジ「あの…みんな…」
ダイヤ「シンジ! よかった、探してたんだ!」
浩一「今日も碇に助けられたな。やっぱり碇がいないと使徒には勝てねえよ」
シンジ「でも、僕は…クラスメイトの妹を怪我させてしまったんです。この前の戦闘で…」「僕がEVAに乗ったせいで…」
カトル「違いますよ、シンジ君。君がEVAに乗ってくれたおかげで、その子は怪我だけで済んだんだ」
浩一「お前が乗らなきゃ、俺達だって全員死んでたかもしれないもんな」
山下「僕さ、前に言ったろ? 失敗すれば非難を浴びるし、割に合わない仕事だと感じるかもしれない、って」「早瀬みたいに、街を壊してもケロっとしろとは言わないけど、少し気持ちを楽にしなよ」
ダイヤ「あの頃の浩一はひどかったよなぁ。俺達の事を偽物とか言っちゃってさ」
浩一「う、うるさいな…! 俺だってあの時の事は反省してるぜ!」
カトル「壊した街や怪我した人を思いやる気持ちはとても大切だと思います」
シンジ「違うんだ…。僕は自分が傷つくのが怖いだけで…!」
カトル「シンジ君…」
シンジ「そんな僕が、みんなと一緒に戦っていいだなんて、あるわけがない…」
カトル「そんな事はありませんよ」
シンジ「………」
浩一「碇はどうしたいんだ?」
シンジ「僕は…僕は…」「僕はみんなと一緒にいたい…! EVAに乗って、そして父さんに…!」
ダイヤ「だったら、シンジは俺達の仲間さ」
シンジ「はい…!」

NERV本部/中央作戦司令室
冬月「やはり、お前の息子は予定外の行動をとったな。これも不確定要素の存在ゆえか」
ゲンドウ「スケジュールが前倒しになっただけだ。次はもう少しレイに接近させる。計画に変更はない」
冬月「いまだ見えぬシナリオを目に運命を仕組まれた子供達、か。過酷すぎるな」

NERV本部/ロビー
〔NERVのモニターの開閉音〕
マヤ「葛城二佐。シンジ君おお友達が、検査を終えて帰宅の準備が整ったそうです」
ミサト「了解。家まで車で送るように手配してもらえる?」
マヤ「はい。でもその前に、シンジ君に面会を求めているそうなんですが…」
シンジ「…面会? 僕に?」
ダイヤ「なんだろう? その友達って今朝、シンジを殴ったやつなんだろ?」
カトル「何でしたら、僕達も一緒に行きましょうか?」
浩一「まだ文句を言うようだったら、俺が話をつけてやるぜ!」

シンジ「え? 君を…殴るの?」
トウジ「手抜きはナシや。せやないとワシの気持ちもおさまらん!」
ケンスケ「ま、こうい実直な奴だからさ、頼むよ」
シンジ「でも…」
浩一「ほら、やれよ。本人がああ言ってんだから。お前が嫌なら、俺が代わりに殴るか?」
トウジ「なんや、自分! ワシは碇に詫びを入れにきたんや! 横から首突っ込むんやない!」
カトル「そうだよ、早瀬君。それに君はファクターなんだから…」
トウジ「碇! ええから早うせい!」
シンジ「う…。えいっ!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

トウジ「つうっ…! これで貸し借りチャラや! 殴ってすまんかったな、碇」
ケンスケ「じゃあ、また! 今日は助けてくれて、ありがとな!」
シンジ「待って! 名前、教えてよ」
トウジ「トウジ…鈴原トウジや!」
ケンスケ「相田ケンスケ、よろしく!」
シンジ「トウジ、ケンスケ…。うん!」
トウジ「ほな、またこっち来れる事があったら声かけてや!」
ケンスケ「平和を守る仕事、頑張れよ!」
〔扉の開閉音〕
ダイヤ「よかったじゃないか、シンジ。誤解が解けてさ」
シンジ「うん」(いつか父さんともああやって話せる日が来るのかな…)

マクロス・クォーター/ブリーフィングルーム
森次「今日の作戦における命令違反は猿渡作戦参謀のたっての希望により、特別に不問とする」「だが、次はない。憶えておけ」
オズマ「素人相手に無茶を許しちゃ、出なくていい犠牲まで出ちまうんだ。無理を通したきゃ、腕を上げるんだな」
一鷹「はい…!」
渚「あのロボットのパイロットが一鷹君の知り合いなのは間違いなかったんでしょ?」「なんで襲ってくるか、心当たりはないの?」
一鷹「はい…。いまらに信じられないッスよ…」
アリス「ラッシュバードを渡せっていう要求だけはハッキリしてるんですけど…」
シズナ「ラッシュバードを奪ってどうするつもりなんや?」
小介「もしかして、博士を探し出す手がかりが隠されてるんじゃないですか?」
一鷹「だったら、牧さんやレイチェルが気づいてていいと思うんだ。正直、さっぱりわかんねえ」
アリス「悠さんとハルノしか知らない情報があるのかもしれませんね」
一鷹「とにかく今度会った時は絶対、兄さんから情報を聞き出さなきゃな」
オズマ「今日のような手は二度と使えんし、許可するつもりもないぞ」
一鷹「わかってます。今度は正面から相手をしても負けないよう、腕を磨いときます」
アリス「私もサポートします!」
ノイン「よし…ならば、JUDAに戻ったらすぐに訓練開始だ。遅れるなよ」
アリス「はい!」(私と違い、ハルノは完全な戦闘用…今回怯ませられたのは運が良かっただけ…)(ストレイバードに勝ち、悠さんやハルノに話を聞くためには私はお荷物でしかない…)(一鷹さんが勝つためには…私は…)
渚「どうしたの、アリス? ぼーっとしちゃって。悩み事?」
アリス「は、はい? 何でもありませんよ?」
渚「杏奈と似たような反応しちゃって、バレバレだぞ」「悩みがあるなら聞くわよ? 私でわからない話なら、ロペットでもイクサー1でもいるじゃない」
アリス「ありがとうございます、渚さん」
渚「あなたには感謝してるんだからね。毎日診察があるせいで、嫌でも体重がわかっちゃうし」「…あ~あ、鏡もちずる達と焼き芋ダイエットかなぁ…」

NERV本部/初号機ケイジ
マヤ「…以上で初号機の再調整、完了です」
リツコ「お疲れ様、シンジ君。もう降りていいわよ」
シンジ「はい」
〔NERVのモニターの開閉音〕
シンジ「…ん? あそこにいるのは…父さんだ。それに綾波?」「ふたりで何か話してるな。ずいぶん楽しそうだけど…」「父さんはなんで笑ってるんだろう。なんで僕には笑わないんだ…?」

大空魔竜/格納庫
シズカ「よーし、EVA初号機および零号機の搬入完了! キャプテン、いつでも出発できるよ!」
ルル「わかりました。お疲れ様です、シズカさん」
ヤンマ「エヴァンゲリオンが2体か。これで使徒が出てきても怖いもんなしだな」
ボス「パイロットはどこだ? 確か、薄幸の美少女って感じの…」
ムチャ「何やってんですか、ボス! 向こうですよ!」
めぐみ「あなたがEVA零号機のパイロット?」
レイ「…はい。綾波レイです」
ディック「やあ、クールな瞳が魅力的なお嬢さん。俺はディック・アルカイン。君に似合う花は…白百合かな?」
レイ「…………」
ディック「花言葉は『純潔』『無垢』…。お嬢さんにはちょうどいいと思ったが、お気に召さなかったかな…?」
ダイヤ「やめろよ、ディック。レイが困ってんだろ?」
アルト「ミシェルと一緒に営倉にでも入れときゃ、少しは女性陣も安心できるんじゃないか?」
ディック「おっと、そいつは勘弁だぜ」
ピュリア「だったら黙ってろ、死神め。ごめんな、レイ。気を悪くしないでくれよな」
レイ「…気にしてませんから」
シンジ「あ、あのさ、綾波…」
レイ「…なに、碇君」
シンジ「さっき、父さん…あなくて、碇司令と何を話してたの?」
レイ「…さっきって?」
シンジ「大空魔竜に乗り込む前だよ。なんか、楽しそうに話してたから…」
レイ「LOTUSでしっかり任務を果たすように言われただけよ」
シンジそ、そうなんだ…。父さん、僕には何にも言ってくれなかったのに…」
レイ「…………」
シンジ「もうひとつ、聞いてもいいかな…?」
レイ「なに?」
シンジ「…綾波は怖くないの? エヴァンゲリオンに乗るのがさ…」
レイ「どうして?」
シンジ「前の実験で大怪我したって聞いたから。それなのに平気なのかなって思って…」
レイ「そう。平気…」
シンジ「でも、またいつ暴走して危ない目に遭うか…使徒に負けて殺されるかもしれないんだよ、僕らは」
レイ「…あなた、碇司令の子供でしょ? 信じられないの? お父さんの仕事が…」
シンジ「…信じようと思った。でも、まだよくわからない…」
レイ「どうして?」
シンジ「どうしてもないよ…。あんな父親なんて…!」
レイ「…………」
〔平手で叩く音〕
シンジ「あ…」
ピュリア「いっ?」
レイ「…………」
〔扉の開閉音〕
シンジ「あ、綾波…」
ミシェル「な、なんだ、今の音は? 結構、格納庫中に響き渡ってたぜ」
ボス「レイちゃんがシンジのほっぺたをひっぱたいたんだよ」
ミシェル「こりゃ意外だな。チェックした時はおとなしい子だと思ってたけど…」
十三「意外とお転婆やったっちゅうわけやな」
イクサー1「いえ、今のはシンジがレイにとって許せない言葉を言ってしまったように見えました」
豹馬「碇司令が…父親が信じられるかどうかシンジがはっきりしなかった事か?」
美海「でも、どうしてレイちゃんが怒ったのかしら? シンジ君とお父さんの問題なのに…」
ダイヤ「そりゃわかんねえけど、父親が信じられないってのは悲しすぎるぜ」「周りにどんな風に思われても息子くらいは父親を信じてなきゃ…」
ディック「聞けば、シンジは小さい頃に父親と離れ離れになってからずっと疎遠だったって言うじゃないか」「それでいて感動の再会もナシだろ? そりゃ、信じられないのも無理はないさ」
朔哉「ディック・アルカイン…あんたんトコも父親とは不仲だて聞いてたけど、その様子だと本当だったのか」
ディック「加門朔哉…新入りにしてはよくご存知じゃないか」「…待てよ、加門…? そうか、あんたも…」
朔哉「悪い、気に障ったんなら謝る。だから俺の事や今回の事はノータッチで頼むぜ」「何せ、他人に無関心な都会派ホームレスで通ってたんでね」
ディック「…ミスターを否定するつもりはないが、親子なんてもんは一度離れちまえば、心の距離はどんどん離れていくもんさ…」
健一「いや! どんなに遠く離れてたって決して引き裂かれないのが親子の絆だ。シンジとお父さんだって、きっと…」
ダイヤ「健一の言う通りだよ。きっと、碇司令はシンジを信頼しているからこそ…!」
アルト「信頼なんて言い方をすりゃ聞こえはいいが、実際、シンジは父親から無茶な押しつけと感じたわけだろ?」
シズカ「…何だか、あっちはあっちで盛り上がり出しちゃったみたいだね」
シンジ「すみません、僕のせいでみんなを騒がせてしまって…」
シズカ「謝る事はないんだよ。どっちにしろ、あの子達には必要なガス抜きだったのさ」
シンジ「え…?」
シズカ「あそこで騒いでる連中は、大なり小なり父親に関する事で思うところがあるのさ」「そこにさっきのあんたの事件だからね。ちょうどよかったんだよ」
ルゥ・リルリ「碇シンジさん! ちょっといいですか?」
シズカ「話をすればカウンセラーのご登場だ。あんたの悩み、あの子に全部ぶつけてきな」
ルゥ・リルリ「こう見えても私はプロなんです。ご安心下さい!」
シンジ「は、はぁ…」

???
ハルノ「悠さん、最優先はあくまでもラッシュバードの奪取…変更はありませんね?」
悠「ああ」
ハルノ「第二に、南雲 一鷹に完全敗北を味わわせる事…。よろしいのですね?」
悠「ああ」
ハルノ「…わかりました。今回取得したデータを元にもう一度、戦術プランを練りましょう」
悠「任せる」(ラッシュバードは俺のものだ…!)
【シナリオエンドデモ終了】


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