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No.18
奪還への想い

【シナリオデモ1開始】
日本エリア
邪魔大王国/本拠地
壱鬼馬「妃魅禍様、こちらがジーグヘッドにございます」
妃魅禍「壱鬼馬よ、よくぞ持ち帰った! 褒めてつかわすぞ」
壱鬼馬「ははあっ! もったいないお言葉、恐れ入ります!」
阿麿疎「たかがジーグの頭を手に入れるのにずいぶん時間がかかったじゃねえか。俺が行ってりゃ、1日かからずににだな…」
壱鬼馬「ジーグヘッドは高千穂…ジーン内部にあったのだ」「ゾーンの内部には通常空間と比べて時の流れが非常に遅い。忘れたわけではあるまいな?」
阿麿疎「あ…そうだった。すっかり忘れてたぜぇ」
壬魔使「まったく…お前という奴は…」
妃魅禍「フフ、では銅鐸を頂くとするか…」
〔光の放射音〕
〔画面、紫に発光〕

妃魅禍「ぬううう…! はあああ…!」

JUDA社員寮/つばきの部屋
つばき「はっ…! 夢…? でもなんか…普通の夢じゃないみたい…」「あの人、何かを手に入れようとしてた…。あれは…何だったの…?」

JUDA社員寮/エントランス
渚「おはよ~」
城崎「おはようございます、みなさん」
葵「あら、城崎さんに加納さん。今日はずいぶん遅いお目覚めじゃない?」「シンジ君や浩一君なんかもう朝の訓練に行っちゃったわよ?」
城崎「すみません…。どうも疲れが残っていて…」
クラン「むりもないな、夜更かしがつづいては。ヤシマ作戦後のデータしょりも膨大だったのだろう?」
城崎「はい…。小介君やサコン先生にも手伝ってもらったのですが…」
浩一「加納さんも城崎を手伝ってたのか?」
渚「う…。私はただ深夜放送に夢中になって寝坊しただけで…」
一鷹「静流さんも言ってたけど、夜更かしは肌に悪いっつーし、控えめにした方がいいんじゃないッスか?」
渚「戦いの事は忘れてゆっくりした時もあるじゃない。私はそれが昨日だったのだ」「休むのは私達、学生の特権でしょ?」
一鷹「学校行ってりゃ、そうですけど…。あー、俺達もホントならもう少しで長期休暇があったんだよなぁ」
道明寺「そういう休みこそい槍や綾波に少しくれてやりたいけど…」
クラン「ヤシマ作戦ではかなりのふたんを彼らに強いてしまったからな」
鉄也「碇も見事だったが、綾波が身を挺さなければ作戦は成功しなかった…」
甲児「あんな風に仲間を守るなんて並大抵の覚悟でできる事じゃねえ」
鉄也「絆…だな。自らの命をかけらるほどの…」
一鷹「シンジも体張って綾波を助けたし…ありゃ、俺も見習わなきゃなって思うぜ」
くらら「歳相応の熱さを持ってたって事よね、ふたりとも」
葵「ジョニー君は私やくららさんが危ない目に遭ってたら助けてくれる?」
ジョニー「助けますが、きずなかどうかっていうのはノーコメントで」
葵「何よそれ、半端な回答」
甲児「ジョニーさんらしいっちゃらしいけどな」
剣児「俺だってつばきがピンチの時にはぜってー命がけで守るぜ! な、つばき!」
つばき「………」
剣児「…つばき?」
つばき「あ…ああ。剣児、何…?」
剣児「どうした? さっきから元気がねーみたいだけど」
つばき「実はね、今朝…減んな夢を見ちゃって…」
剣児「変な夢…?」

JUDA/社長室
司馬「おそらく、それは夢ではない。本当に起きている事を見たんじゃ…!」
つばき「えっ!?」
司馬「つばき、その夢で女が狙っていたのは『銅鐸』ではなかったか?」
つばき「…そうだわ! 銅鐸が手に入るって言ってた!」
司馬「やはりそうか…!」
浩一「銅鐸って、邪魔大王国の奴らがいつも狙ってるヤツだよな…」
ボス「そもそも銅鐸って何なんだ?」
鏡「全員あつまっているし、いい機会だ。みんなにも説明しておこう」「銅鐸は俺達にはなくてはならないものだ。古代のエネルギーでパワーの源…剣児の雷鋼馬にも入っている」
剣児「えっ! そうなのか?」
鏡「ああ。そして銅鐸はかつての戦いであの妃魅禍を封じた力でもある」
めぐみ「それって…どういう事?」
司馬「妃魅禍らが侵攻した50年前…当時の国連軍は敵の本拠地の阿蘇に打って出る作戦を決行したのじゃ」
美和「その作戦において先代ジーグである司馬宙が銅鐸を使って妃魅禍を封じ込めたのです」「復活した妃魅禍達はさらなる力を得るために銅鐸を狙っているのでしょう」
シンジ「もし、銅鐸が邪魔大王国の手に渡っちゃったら…」
ミサト「50年前、世界中の総力をあげて戦った時よりも強力になるのは必至でしょうね…」
司馬「うむ…」

邪魔大王国/本拠地
妃魅禍「はああああ…はああああ…!!」
〔光の放射音〕
〔画面、紫に発光〕

妃魅禍「ぬう、なぜじゃ! なぜ銅鐸を取り出せぬ…!」
〔発光音〕
〔画面、黄色に発光〕

妃魅禍「……っ!」
壱鬼馬「妃魅禍様! いかがなされました!」
妃魅禍「…わらわを覗いた者がおる」
阿麿疎「ええっ!? 誰だぁ!?」
妃魅禍「あの小娘だ…!」
壱鬼馬「……!」
妃魅禍「…そうだ! あの小娘の力さえあれば、銅鐸を取り出せる!」
阿麿疎「小娘って誰だぁ!?」
壱鬼馬「…妃魅禍様、我に妙案がございます」
妃魅禍「…ほう、申してみい」

JUDA/社長室
司馬「おそらく妃魅禍はジーグヘッドを手に入れたのじゃ」
ダイヤ「ジーグヘッドってジーグの頭の事だろ? 雷鋼馬ならガレージに…」
美和「司馬博士の言うジーグヘッドとは先代ジーグのジーグヘッド」「司馬宙そのもので、その中にもう一つの銅鐸が隠されているのです」
ゴオ(司馬宙そのもの…。そうか…司馬宙は…)
ヤンマ「そんなもん、どこで手に入れたんだろうな?)
ハッチョ「そうだよ。50年前に行方不明になった前のジーグの頭なんだろ?」
司馬「おそらく『ゾーン』の中じゃろうな」
アルト「ゾーン? それって確か…」
美和「もうひとつの地球から来た方々も知っておいてもらえているようですね。50年前に九州を覆った結界です」「宙さんは妃魅禍を封印した代償として今もそのゾーンの中に閉じ込められているはず…」
剣児「でも、どうしてつばきが見た夢が現実だってわかるんだ?」
美和「つばきには、粋ながらにそのような能力が備わっているのです。『銅鐸の巫女』としての力が…」
つばき「銅鐸の…巫女…?」
美和「………」
つばき「どういう事ですか、おばあさま!? 教えて下さい!」
ルル「落ち着いて、つばきさん」
つばき「あ…ごめんなさい…」
美和「恐れる事はありません。誰かを想う気持ちがきっかけとなり、あなたはさらなる力を得る事でしょう」
つばき「…よくわかんない…」
つばき「けど…それが私の使命であるなら…この力をもって戦います…!」
〔緊急シグナル〕
司馬「む…? 大変じゃ! 邪魔大王国の大軍がビルドベースに接近しておる!」
さやか「なんですって!?」
レイ「罠…だな」
ルカ「つばきさんの夢から察するに、邪魔大王国は銅鐸を手に入れるのに苦戦している様子。となれば…」
シン「もうひとつの銅鐸を持っている俺達をおびき寄せようっていうのか!」
アスラン「だが、例え罠であってもこれを見過ごすわけにはいかない」
ミサト「珠城司令、LOTUSは直ちにビルドベースの援護に向かいます!」
美和「よろしくお願いします!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「奪還への想い」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔壱鬼馬、新ビルドベースへ攻撃〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

所員「ハニワ幻神の攻撃、止みません!」
司馬「ぐっ…! このままでは!」
壱鬼馬「さあ、出てこい鋼鉄ジーグ! 今日こそは息の根を止めてやる!!」
???(剣児)「そこまでだ!」
〔味方ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃準備〉
美和「LOTUS! 間に合ってくれましたか!」
剣児「無事か、ばあちゃん! ジジイ!」
司馬「あ、この通りじゃ!」
〔カーソル、壱鬼馬を指定〕
〔カーソル、壬魔使を指定〕
〔カーソル、阿麿疎を指定〕

オズマ「空母級を複数投入、か…!」
甲児「3将軍お揃いたぁいよいよ本腰って事かよ…!」
壱鬼馬「現れおったな、鋼鉄ジーグ! そしてLOTUSよ!」
阿麿疎「今日こそ銅鐸もらっちゃうもんね!」
ミサト「敵の狙いは銅鐸よ! 守りを緩めずに敵を撃破して!」
一鷹「剣児さんを守りゃいいんだな。よし!」
剣児「少しばかり暴れにくいが、やてやるぜ!」
<戦闘開始>

≪第3軍増援1出現前≫
<剣児が戦闘>

剣児「銅鐸はここだぜ! 返り討ちにしてやるから、全員まとめてかかってきやがれ!」

≪第3軍増援1出現前≫
<鏡が戦闘>

鏡「つばき、俺達の役割は剣児のサポートだ。いつも以上にな」
つばき「う、うん」
鏡「…銅鐸の巫女の力の事なら今は忘れろ。いずれ、すべてを知る時が来るはずだ」
つばき「鏡君…。…そうだよね、今は戦わなくちゃ!」

≪第3軍増援1出現前≫
<柳生が戦闘>

柳生「地の利はこちらにある。身堂、早乙女。手早く片付けるよ!」
身堂「了解!」
早乙女「久々の地元だ。暴れてやるぜ!」

<剣児vs壱鬼馬>
剣児「残念だったな、壱鬼馬! 今日もてめえの負けだ!」
壱鬼馬「そうはいかん! 今日こそ銅鐸を手に入れるのだ!」(そう…我々の標的はジーグの首ひとつ! ジーグのな…!)

<剣児vs壬魔使>
剣児「俺達が留守にしてる間にビルドベースを狙うなんざ、いい度胸してるじゃねえか!」
壬魔使「それもこれも、すべて貴様の銅鐸のためよ! この好機、逃すものか!」

<剣児vs阿麿疎>
阿麿疎「この前とは違う! 今日は命令どおりに銅鐸をもらって妃魅禍様に褒めてもらうんだ!」
剣児「見た目はトゲトゲのくせに中身は花畑だったとはな…!」
阿麿疎「花畑? どこだぁ?」
剣児「てめえの頭の事だ、阿麿疎! 何でも思い通りにいくと思ってんなら大間違いだってんだよ!」

<敵3機撃破>
ルル「あの敵の動きやっぱり敵の狙いはふたつめの銅鐸なんだわ」
城崎「では、草薙さんを中心にフォーメーションを適時組みなおせば、こちらの思惑通りに事を運べますね」
ミサト「そのはず…だけど…」
ローサ「葛城一佐、何か?」
ミサト「…ううん、気にしないでちょうだい。当初の作戦通り進めましょう」
ルル「わかりました。各艦に再度通達を!」
ミサト(何か大切な事を見落としているような…そんな気がしたんだけれどね)

<壱鬼馬or壬魔使or阿麿疎撃破・第3軍増援1出現>
剣児「やったぜ! 俺達の力、思い知ったか!」
壱鬼馬「フフフ…それはどうかな?」
〔壱鬼馬、鏡へ隣接〕
〔鏡にダメージ〕

つばき「きゃあっ!」
鏡「なっ、何をする!」
〔味方ユニット離脱〕
ミサト「ビッグシューターが捕獲された!?」
剣児「つばき! 鏡っ!!」
壱鬼馬「小娘はもらった! 妃魅禍様はもうひとつの銅鐸よりこの小娘をお望みだ!」
ジュン「敵の狙いは銅鐸ではなかったの…!?」
阿麿疎「てめえ! 俺達にも教えねえで!」
壬魔使「手柄を独り占めしようってのか!?」
壱鬼馬「うぬらがジーグを狙ったからこそ、機会をうかがえたのだ。文句は後で聞く。退くぞ!」
壬魔使「ぬう…!」
〔壱鬼馬&壬魔使&阿麿疎、マップ端へ移動〕
つばき「剣児ぃぃぃっ!」
〔敵ユニット離脱〕
剣児「待てっ! つばきを! 鏡を返せっ!!」
〔剣児、新ビルドベースへ隣接〕
〔第3軍ユニット出現〕

浩一「…! あいつは御崎町にも現れた…!」
クラン「魔獣神破瑠覇(バルバ)とかいう奴か…!」
剣児「破瑠覇! どきやがれ!」
破瑠覇「ガルルル…! グオオオオ!」
〔剣児の前の地点に衝撃〕
剣児「ぐっ…! どけ! 邪魔すんじゃねえ! つばき達を助けなきゃならねえんだ!」
破瑠覇「グオオオオ!」
イクサー1「剣児どうやら鏡の言っていた通り、、力を見せなければ通してはくれないようです」
剣児「…そうみてえだな、どかねえなら…倒すのみ!」

<甲児vs破瑠覇>
甲児「こいつが、俺達が宇宙に残った時に現れたっていう魔獣か…!」
破瑠覇「………」
甲児「悪い奴じゃねえって話だが、邪魔をするなら容赦はしねえ!」

<葵vs破瑠覇>
ジョニー「餌付けができれば手間が省けるんですが…」
くらら「ダメね。あの子、プライド高そうだもの」
朔哉「その前にエサがねえよ!」
破瑠覇「………」
葵「リラックスするのはそこまでにしましょう。あいつ…楽させてくれそうにないわ」

<剣児vs破瑠覇>
剣児(待ってろよ…鏡、つばき。俺はこのケダモノに力を見せる! すぐに助けてやるからな!)
破瑠覇「ガァァァァッ!!」

<イクサー1vs破瑠覇>
破瑠覇「………」
イクサー1「…そう…あなたにも使命が…。しかし、こちらも引き下がれないのです」
渚「イクサー1、あの子が何を考えているかわかるの?」
イクサー1「うっすらとではありますが…。とにかく、早くこの戦いを終わらせましょう!」

<破瑠覇撃破>
破瑠覇「グルルルル…」
光司「相変わらずタフな奴だぜ!」
剣児「破瑠覇! 俺はお前を倒して先へ行く! 俺は命をかけてでも、つばきを守るんだ! 命をかけて! 命をかけて…!」「命をかけてええぇぇっ!! 守るんだああああぁぁっ!!」
〔剣児、破瑠覇へ隣接〕
〔剣児、破瑠覇へ攻撃〕

[イベント戦闘「剣児vs破瑠覇」]
破瑠覇「…グルルルル」
健一「あれだけの攻撃を受けてまだ戦おうというのか!」
朔哉「いや、違う…!」
〔破瑠覇、第3軍から味方へ〕
破瑠覇「………」
剣児「破瑠覇、お前…」
鉄也「どうやら敵じゃないとわかったらしいな」
ダイヤ「俺達の力を認めたって事か?」
イクサー1「そのようです。もはや、破瑠覇から敵意は感じられません」
剣児「破瑠覇、お前もついてくるか?」
破瑠覇「…グル」
〔味方ユニット離脱〕

<敵&第3軍全滅・勝利条件達成>
ローサ「敵の全滅を確認!」
アーサー「艦長、どうやら伏兵もいないようです」
タリア「葛城一佐、ここはひとまずビルドベースへ帰還し、救出作戦の要綱を練るべきでは?」
ミサト「そうね…」
剣児「んなもん、待ってられっかよ! 待ってろよ! つばき、鏡! 今すぐに助けに行く!」
〔味方ユニット離脱〕
ノイン「な…待てっ! 剣児!」
シズナ「あのアホ、ひとりで邪魔大王国を探して乗り込む気かいな!」
一鷹「俺、剣児さんを止めてきます!」
オズマ「ああ、殴ってでも連れ戻してこい!」
一鷹「了解!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ1開始】

日本エリア
ビルドベース/司令室
鉄也「剣児達の行方はまだわからないのか?」
カトル「はい…。一鷹君から連絡は、まだ…」
ディック「ミイラ取りがミイラにならなきゃいいがな」
浩一「よしてくれよ、ディックさん。いたずらに不安がらせるのは…」
レイ「だが、ジーグが向かった方角は邪魔大王国の勢力圏…」「ジーグを手早く連れ戻さなければ、最悪の事態もありうるんだ」
アルト「くそっ、こんな事なら俺が行っておけば…!」
〔扉の開閉音〕
甲児「おい! みんな、モニターを!」
さやか「何? どうしたの?」
甲児「デュランダル議長が全世界に向けて演説を始めようとしてんだ!」
アスラン「議長が?」
〔モニターの開閉音〕
デュランダル「皆さん、私はプラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルです」「私は今こそ皆さんに知っていただきたい。こうして未だ戦火の収まらぬわけ…」「そもそもまたもこのような戦争状態に陥ってしまった、本当のわけを…!」
シン「本当の…わけ…?」
デュランダル「まずは、この映像をご覧下さい」
杏奈「こ、これは…ベルリンの!?」
デュランダル「これは過日、ユーラシア中央から西側地域の都市へ向け、連合の新型兵器が侵攻した時の様子です」「この巨大破壊兵器は何の勧告もなしに突如攻撃を始め、逃げる間もない住民ごと3都市を焼き払ったのです!」
タリア(まさか…! 議長はこの状況を作るためにあえて我々の進軍を遅らせた…?)(いえ…そんなはずは!)
デュランダル「なぜですか!? なぜ、こんな事をするのです!」「平和など許さぬと! 戦わねばならないと! 誰が! なぜ言うのです!?」

地球圏エリア
アークエンジェル/ブリッジ
キラ「………」
デュランダル「我々人類は手を取り合い、優しさと光の溢れる世界へ帰らなくてはなりません」「なのに、どうあってもそれを邪魔しようとする者がいるのです。それも、古の昔から!」
カガリ「議長はいったい何を言おうとしているんだ…!?」
ラクス「………」

日本エリア
ビルドベース/司令室
デュランダル「常に敵を作り上げ、常に世界に戦争をもたらそうとする軍需産業複合体…死の商人!」「その名は、ロゴス! 彼らこそが平和を望む私達すべての真の敵なのです!」
レイ「ギル…ついにロゴスの事を世界に…」

地球圏エリア
ジブリール邸
ジブリール「クッ! デュランダルめ! よくもぬけぬけと!」
ロゴスメンバー「ジブリール…これは明らかに君の責任問題だ。どう責任を取るつもりかね?」
シブリール「心配はいりませんよ。こちらには切り札があります!」
ロゴスメンバー「切り札だと?」
ジブリール「奴らは人類のためとほざきながら、陰では異世界の者達とまで手を組んでいるのです」「それはあなたもご承知のはず…」
ロゴスメンバー「………」
ジブリール「その事実を世界に公表すれば、逆に追いつめられるのは奴らです!」
デュランダル「そして、もうひとつ、皆さんに知っていただきたい事があります」
ジブリール「ん…?」
デュランダル「件の移民船団、マクロス・フロンティア…彼らは異世界からの来訪者なのです」
ジブリール「!? デュランダル…まさか!?」
デュランダル「フロンティア船団は我々と手を取り合うため、この地球へとやってきました」「その友好的な異邦人ですら、ロゴスは自らの利益だけのために滅ぼそうとしているのです!」
ジブリール「バ、バカな…! これではまるで我々が…!」
デュランダル「世界の真の敵、ロゴスこそを滅ぼさんと戦う事を私はここに宣言します!」
ジブリール「お、おのれデュランダル! おのれえええぇぇぇッ!」

大統領府/補佐官執務室
三島「議長があのような発表をするとはな…。彼の事だから勝算があっての事だろう…」
〔ハッチの開閉音〕
新統合軍士官「失礼します。ランカ・リーさんがお見えです」
三島「通してくれ」
ランカ「あ、あの…」
三島「これはこれはランカ・リーさん。今をときめく超時空シンデレラにお越しいただき光栄だよ」
ランカ「は、初めまして。政府の偉い方が私に何のご用でしょう…?」
三島「実は君がバジュラにさらわれた件を調査していたのだがね…」「君の歌がバジュラに対する切り札になるかもしれないという事が判明したんだ」
ランカ「えっ!? 私の歌が?」
三島「ああ。まだ調査中だが、政府は近々これを実証するための特殊プロジェクトを立ち上げる予定だ」「君にはそれに協力してもらいたい」
ランカ「で、でも私何をしたらいいのか…」
三島「大丈夫。そのための専属マネージャーをこちらで用意した」
グレイス「は~い、ランカさん」
ランカ「グレイスさん!?」
グレイス「今日から私があなたのマネージメントを引き継ぐ事になったの。よろしくね」
ランカ「え…? それじゃ、エルモさんはどうなるんですか?」
グレイス「この件は政府との調整が必要だから私じゃないと難しいのよ」「あなたが大きなチャンスをつかむためだと伝えたら、エルモさんも引き継ぎを快諾してくれたわ」
ランカ「そうだったんですか…。で、でもグレイスさん、シェリルさんのお仕事とかあるし…」
グレイス「シェリルはまだ入院してるわ。戻って来ても、ふたりまとめて面倒見るくらいへっちゃらよ」「マクロスのみんなのためにも彼女の分まであなたに頑張ってもらえると嬉しいわ」
ランカ(みんなのために…シェリルさんの分まで…)
三島「要人としてボディガードもつけよう。その他の待遇も保証する。頼めるね?」
ランカ「…わかりました。私、やります! やらせてください!」
三島「すまないね。では、早速打ち合わせに入ろうか」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現〕
〔剣児&破瑠覇、前進〕

剣児「くっ! 影も形もねえな。あいつら、どこいった!」
〔味方ユニット出現〕
一鷹「剣児さん! 待ってくれ!」
〔一鷹、剣児へ接近〕
剣児「一鷹…! お前まさか、俺を止めに…!?」
一鷹「追いかけるにしても、ひとりは無茶だ! いったんビルドベースに戻って万全の準備を整えねえと!」
アリス「それに、破瑠覇さんだって傷が癒えているわけでは!」
剣児「そうはいくか! 俺は…俺はすぐにでもつばきを助けなきゃいけねえんだ!」
一鷹「つばきさんを助けたいのはみんな一緒なんだ!」「どうしても行くってんなら力ずくでも連れて帰る…!」
剣児「くっ! お前とやりあってる時間なんかねーんだよ! 破瑠覇ッ!」
破瑠覇「グォォォォッ!!」
〔破瑠覇、一鷹へ隣接〕
一鷹「うわっ!?」
〔剣児&破瑠覇、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

一鷹「剣児さん!」
〔一鷹、前進〕
〔一鷹に爆発〕

一鷹「ぐっ、何だ!? レーダーには何も…!」
〔ステルス作動〕
〔敵ユニット出現〕

悠「…やはりその程度か」
アリス「ストレイバード!?」
一鷹「悠兄さん! どうしてこんな事を…!」
悠「話す事はない。そして、お前達に鋼鉄ジーグを邪魔する権利などない」「彼は自分の目的のためだけに突き進んでいる。俺も同じだ」
ハルノ「悠さん、作戦の第一目的はラッシュバードの奪取です。余計な時間はかけられません」
悠「わかっている。ハルノ、カウント8で出す。いいな?」
〔悠、活性化〕
一鷹(またアレをやってくる気か…! だが、今回は浩一も誰もいねえ…! 間に合うのか…!?)
悠「これ以上、先には行かせない。いや、もう誰とも戦わせない!」
〔悠、一鷹へ隣接〕
〔悠、一鷹へ攻撃〕

[イベント戦闘「一鷹vs悠」]
〔一鷹に爆発〕
〔一鷹にスパーク〕

一鷹「うわあああっ!!」
アリス「一鷹さん、出血を!?」
悠「これでわかったか。仲間と群れなければお前やアリスの力などこの程度」「目先の事にとらわれ、志を忘れたお前はあの部隊に相応しくもなければじいさんを救う事もできん」
ハルノ「命を無駄にするな」
一鷹「なっ…何だと…!?」
悠「もうよせ、一鷹! ここでラッシュバードを降りるんだ!」
〔悠、一鷹へ攻撃〕
[イベント戦闘「一鷹vs悠」]
ハルノ「アリス、抵抗するな!」
悠「ラッシュバードは、俺達が頂く!」
ハルノ「今回は味方の支援はない。お前達に勝ち目はないぞ!」
悠「クロウ、プラヴァー、斉射!」「終わりだ、一鷹!」
ハルノ「コネクト!」
悠「ヴァルチャーカノン、発射!!」
一鷹「ぐぅっ…!」
アリスきゃああああっ!!」

一鷹「ぐっ! ぐあああああっ!!」
アリス「一鷹さん! しっかりして下さい!」
悠「…折れたか…?」
ハルノ「AL-3 アリス、お前ひとりでは何もできない。一鷹を連れて降りろ」
一鷹「く…くそ…っ。何か…手はねえのか…?」
悠「ラッシュバードの能力はよく知っている。付け焼刃でどうにかできると思うな」
アリス(ラッシュバードの能力はメーザーアイ…)(そして、腕部のエネルギー放出機構とラプラスウォール用のエネルギー吸収装置……これだけで、どうしたら…!)
一鷹「現実はそう甘くねえってか…。テレビじゃあるまいし、ヒーローなんてそうそう現れちゃくれねえんだよな…」
アリス(! …ヒーロー? そういえば一鷹さんや博士が好きだったヒーロー番組にも似たようなものが…)(…もしかすると…!)
〔ゲージの発光音〕
アリス(…やはり! このエネルギー系の機構を応用すれば…!)
〔ハッチの開閉音〕
一鷹「アリス、お前何を…?」
〔ハッチの開閉音〕
アリス「………」
〔ゲージの発光音〕
一鷹「お前、また過熱状態に!? よせ、何考えたってどうにかなる状況じゃねえ!」
アリス「まったく問題ありません…! それよりも、簡単に諦める一鷹さんが問題だらけです!」
一鷹「!!」
アリス「ここは私に任せて下さい。私の計算が正しければこの状況を打破できるんです!」「一鷹さんは私の言う通りに機体制御をお願いし明日。私はエネルギー制御を!」
一鷹「わかった…! アリス、指示をくれ!」
〔機体の稼働音〕
悠「まだ動くか。あれで心を折らんとはな」
ハルノ「恐らく、ラプラスウォールとライトニングフィストを併用した突撃を敢行する気でしょう」
悠「いや、待て。あれは…!?」
アリス「ううううぅぅぅっ!」
〔一鷹、悠へ攻撃〕
[イベント戦闘「一鷹vs悠」]
アリス「一鷹さん! 行きますよ!!」
一鷹「ああ、アリスに任せる!」「こ、これは…!?」
アリス「亜空間からのエネルギー流出、ラプラスウォール吸収開始…っ」「制御開始! 一鷹さん、ラッシュバードの腕を…!」
一鷹「わかった! こうだな!?」
アリス「これで…次元エネルギーは…!」
悠「ぐっ…! こ、これは…!?」
ハルノ「まさか…アリスが、これほど高度なオペレーションを!?」

悠「な…何だ…ッ!?」
ハルノ「空間構造を変化させ、亜空間から直接純エネルギーを…!? あの機体にそんな機能は…!」
アリス「うまく…いきましたね…」
一鷹「アリス…お前…」
〔悠にスパーク〕
ハルノ「…完全に想定外のダメージです。悠さん、このままではこちらも…」
悠「………。撤退するぞ、ハルノ。ストレイバードを失いわけにはいかない」
〔ステルス作動〕
〔敵ユニット離脱〕

一鷹「アリス、さっきのは一体…? それにお前の髪…」
アリス「………」
一鷹「…アリス? どうしたんだ?」
〔システムダウンの音〕
アリス「………」
一鷹「どうしたんだよ!? おい、返事しろよ! アリスーーーーーー!!」
【戦闘マップ2終了】


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