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支援ルート/追撃ルート

【シナリオデモ開始】
日本エリア
ビルドベース/司令室
所員「プラントの映像回線、開きます」
〔モニターの開閉音〕
デュランダル「そちらも大変だという時に、すまない」
美和「議長、どうなさったのですか?」
デュランダル「ロード・ジブリールの居場所が判明したのだ」
ミサト「!! それでは、ついに…」
デュランダル「有史以来の人類同士の戦争の歴史についに終止符を打つ事ができるとまでは言わないが、大きな前進になるのは確かだ」「ジブリールはロゴスの構成メンバー複数名と共にヘブンズベースにいる」
シン「ヘブンズベース…。旧連合軍の司令部がった基地…」
レイ「未だ、ブルーコスモス派の軍が国連からの解体要請に応じず、立てこもっている基地でもある」
デュランダル「そうだ。こちらは穏便に事を運びたいが、相手が相手だ。かなりの抵抗が予想される」
ミサト「そこで、我々の力も借りたいと…」
デュランダル「いや、そちらの状況も聞いている。ここで妃魅禍を撮り逃がせば、世界は破滅への一途を辿る事になる」「ヘブンズベース攻略のため、ミネルバをこちらに回して欲しいのだ」
ミサト「元々、ミネルバはLOTUSに正式参加といった形ではありませんし、議長の要請ならば断わる理由もありません」
デュランダル「この機を逃せば、次はいつになるやもしれん。レディ・アンにも話は通してある。すまないが、頼む」
〔警報〕
司馬「むっ!? 何事じゃ!」
所員「これは…銅鐸反応!? 銅鐸反応が宇宙へ向かっています!」
美和「妃魅禍なのですか!?」
所員「確認できませんが、おそらくは…」「…! 銅鐸反応、衛星軌道上でロスト…」
鉄也「フン、お得意の呪術で行方を眩ませやがったか」
剣児「鏡から連絡は!?」
所員「銅鐸反応の感知と同時に呼びかけていますが、まだ何も…!」
剣児「ちきしょう…ダメだったのかよ、鏡…!」
ダイヤ「…剣児さん、落ち込んでる暇はねえ」
甲児「ああ…。俺達がやらなきゃならねえのは妃魅禍を追う事だそうだろ、ミサトさん」
ミサト「そうね。レディ・アンに連絡を!」

レディ「現場の状況は把握できた。…妃魅禍の行方が確定できない以上、全戦力を向かわせるわけにはいかん」「また、ジブリール本人がいるのなら諸君らでなければ対応できない事態が発生するかもしれん」
ミサト「では、ミネルバの支援には我々NERV、ダンナーベース、チームD、マジンガーチームにバトルチーム…」「それにプリベンターの3名を向かわせます」
レディ「では、妃魅禍の追撃と捜索にはビルドベースのメンバーに加えて…」「S.M.S、JUDA特務室、大空魔竜、イクサー1を向かわせる事になるな」
ミサト「はい。そちらの指揮はキャプテン・ルルとワイルダー艦長に執ってもらおうと考えています」
レディ「確かに大空魔竜とマクロスならば、そのラングーンという宇宙船と戦う事になっても、生還率は高いだろうな」
ミサト「それと、ラッシュバードですが…」
ミサト選択
 ミネルバの支援メンバーへ
 妃魅禍追撃メンバーへ

≪「ミネルバの支援メンバーへ」を選択≫

ミサト「ミネルバの支援に回そうと思っています。彼も地上の方が戦いやすいでしょうし…」
レディ「了解した。では…頼むぞ」
ミサト「はい」

≪「妃魅禍追撃メンバーへ」を選択≫
ミサト「妃魅禍の追撃メンバーに回します。今は友人と一緒の方が情緒面も安定するでしょうし…」
レディ「少年達の保護者としての意見…か。了解した。あとはキャプテン・ルルを信じるしかないな」
ミサト「はい」

ミサト「…というわけで、LOTUSはこの事態に対し、部隊を二分割してあたります」「メンバーも先ほど発表した通り。どちらも世界の命運をかけた一大作戦になるのは間違いないわ」
カナリア「つばきももうじき目を覚ます。マクロスに乗せて構わないんだな?」
司馬「無理をさせてばかりじゃが、それが宿命じゃからな…」
タリア「葛城一佐、ミネルバは一度、JUDAに向かうとの事ですが?」
ミサト「はい。デュランダル議長からミネルバに合流したいとの連絡がありましたので…」「指定された時刻に間に合う形で少しでも補給物資を積み込みたいと考えたのですが」
タリア(ギルバートが合流…? まさか、アークエンジェル撃墜の虚偽報告の件で…?)
レイ「艦長、顔色が優れないようですが?」
タリア「心配しないで、レイ。この時期に地久へ降りてくる議長の積極性に少し驚いただけよ」
レイ「………」
タリア(仮に彼が真相に気づいていたとしても、ギルバートがあの艦を討つのに反対していたのもまた事実…)(とはいえ、命令違反である事に変わりはない…か。さて…どうなるかしらね)

≪「ミネルバの支援メンバーへ」を選択≫
ビルドベース/展望室
一鷹「俺達はヘブンズベースか…。ジブリールって奴を捕まえられりゃ戦争がなくなるってのもピンとこねえな」
アスラン「何も、捕まえてすぐに世界が平和になるわけじゃない」
ミラ「そう。私達にできるのは戦争を裏から煽っていた人間を捕まえる事だけ…」
ノイン「もし、ジブリールを捕まえて事実上、ロゴスが壊滅したとしても戦争の根絶は難しいだろう」
葵「第2、第3のロゴスが今も動いているかもしれないし…」
ジョニー「人間に闘争本能がある以上、ロゴス関係者を全員取り締まったとしても争いはこの世からなくなりませんよ」
カトル「それでも、今よりはるかに平和な世界は実現できるはずです。人間には理性があるんですから」
豹馬「そうだぜ。人間様には学習能力ってのがあるんだ」
十三「擬態獣かて進化しとるんや。ワイら人間が成長でけへんなんてあるわけないやろ」
アリス「そうですよ。目的があるなら何もしないよりも、何かした方が絶対いいに決まってます」
〔扉の開閉音〕
ゴオ「お前達、まだこんな所にいたのか。そろそろJUDAに向かう時間だ。早くミネルバに乗り込んどけよ」
一鷹「了解!」「…ミサトさんの命令にも慣れてきたけど、やっぱ猿渡さんに言われると一段と身が締まるぜ」
ゴオ「そう言ってもらえると嬉しいがな…。本音を言えば、指揮官稼業なんかやめて早いとこパイロットに復帰してえよ」
豹馬「ダンナーも寂しそうにしてるしな…。そうだ、アリス。静流さんの容態は、やっぱりまだ…?」
アリス「はい…。あとは奇跡を待つしか…」「JUDAえ治療を受けているエクステンデッドの方は少しずつ体質改善に成功しているそうですが…」
アスラン「そうか…」
〔扉の開閉音〕
シン「何やってんです、みんなで。シンジや甲児さん達はもう出発準備済ませてるんですよ?」
ゴオ「っと、話をしている場合じゃなかったな」
シン「猿渡さん…みんなを呼びに行ったあなたがしゃべってちゃ意味ありませんよ」
ゴオ「…面目ない」

≪「ミネルバの支援メンバーへ」を選択≫
ミネルバ/ブリッジ
では、キャプテン・ルル…ご武運を祈ります」
ルル「はい。そちらもお気をつけて…」
〔通信モニターの閉じる音〕
メイリン「大空魔竜及びマクロス・クォーター、五島列島を離れます」
タリア「こちらも出るわ。アーサー」
アーサー「了解。FCSコンタクト、パワーバスオンライン。ゲート開放」
タリア「ミネルバ発進する。微速前進」
アーサー「ミネルバ発進! 微速前進!」
【シナリオデモ終了】

≪「妃魅禍追撃メンバーへ」を選択≫

マクロス・クォーター/ブリーフィングルーム
オズマ「全員、準備は整っているな」
渚「なんだか緊張するな、宇宙に行くだなんて」
イクサー1「宇宙はとても広く、神秘的…ですが、恐ろしい所でもあります。気を引き締めていきましょうね、渚」
一鷹「オズマ隊長、反応消失後の妃魅禍の情報は今のところ、何もないんスよね」
オズマ「ああ…。宇宙に上がれば、もう少し状況が変わるかもしれんがな」
〔ハッチの開閉音〕
つばき「すみません、ご心配をおかけしました」
イズナ「珠城さん! もう体調は大丈夫なんですか?」
つばき「うん…。まだちょっと頭痛がするけど大丈夫だよ」「妃魅禍の手下が現れたらすぐにでも出られるんだから」
宙「無理はするな、つばき」
剣児「そうだぜ。鏡もいねえし、ジーグも出られないんじゃ、お前が無理してビッグシューターに乗る事はねえよ」
つばき「でも、私は…」
オズマ「命令だ、つばき。休んでおけ」
クラン「そうだよ。鏡の言った事がほんとうなら、いずれおまえの力が必要になる時がくるはずだ」
浩一「戦えないからって気負う事はないですって。まずはとにかく宇宙へ上がる! それが大事なんじゃないッスか」
山下「珠城さん、早瀬みたいに単純に考えろとは言わないッスけど、あまり気に止まず元気出して下さい」
つばき「ありがとう、みんな」

≪「妃魅禍追撃メンバーへ」を選択≫
マクロス・クォーター/ブリッジ
ラム「せっかくの地球とのお別れなんて寂しいです」
ボビー「大げさよ、ラム。別にこの星系を出るわけじゃないんだし、またすぐに戻って来れるわよ」
ミーナ「ボビーさんは艦外任務があったからそう思うかもしれませんけど、私達はずーっとブリッジ勤務だったんですから」
〔ドアの開閉音〕
ジェフリー「ミーナ君、艦内ステータスは問題ないな」
ミーナ「わっ、艦長! はい、オールグリーンです!」
ボビー「いつでも出せるように暖めておいたわよ」
ジェフリー「よし…。反応炉出力5分の1! 微速前進!」
ボビー「微速前進!」
ジェフリー「LOTUS、マクロス・クォーター、発進!」
【シナリオデモ終了】


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